執筆者:水口貴博

成績が上がる30の勉強法

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音楽を聴きながらする勉強は、効果的なのか。

音楽を聴きながらする勉強は、効果的なのか。 | 成績が上がる30の勉強法

気分を高めるために、音楽を聴きながら勉強する人もいるでしょう。

音楽には、偉大な力があります。

明るい音楽を聴けば、眠気が覚め、明るい気分になります。

お気に入りの音楽なら、テンションも上がり、やる気もめきめき高まるでしょう。

勉強をはかどらせる効果を、音楽に期待する人も多いのではないでしょうか。

さて、実際のところ、音楽を聴きながらする勉強は、効果的なのでしょうか。

結論から言えば、音楽の種類によります。

音楽の種類によって、はかどらせる効果もあれば、妨げになる効果もあり、多種多様です。

まず、集中力を高める音楽ならいいでしょう。

たとえば、落ち着いたクラシックミュージックや、静かな雰囲気のジャズなどです。

アルファ波の発生を促す音楽は、集中力だけでなく、記憶力を高める効果もあることが、科学的に確認されています。

集中力を高める音楽なら、勉強をはかどらせる、強力な助っ人になるはずです。

では、音楽なら何でもいいかというと、そうではありません。

逆に言えば、集中力を妨げる音楽は、すべて不適切です。

たとえば、歌詞が含まれていたり、にぎやかすぎたりする音楽です。

音楽中に聴き取れる言葉が含まれていると、無意識のうちに意味を把握しようとするため、集中力が妨げられます。

賑やかすぎる音楽は、眠気覚ましに効果があっても、興奮によって勉強の妨げになります。

たとえお気に入りの音楽でも、歌詞が含まれていたり賑やかすぎたりする音楽は避けたほうが賢明です。

勉強中に音楽が気になる実感があれば、勉強の邪魔になっていると考えるのが適切です。

判断に迷うようなら、静かな環境が無難です。

勉強は本来、静かな環境でするのが基本です。

試験中も、音楽がありません。

人によっては、静かな環境が適している場合もあるでしょう。

勉強で一番大切なのは、集中力です。

勉強では「集中できるかどうか」を軸に考えれば、正しい判断がしやすくなるはずです。

音楽を聴くなら、集中力を維持したり高めたりする曲を厳選しましょう。

自分にとって静かな環境のほうが集中できるなら、もちろん音楽に頼らない方法も効果的です。

成績が上がる勉強法(29)
  • 音楽を聴きながら勉強をするなら、種類に注意する。
合格した後の自分を想像しながら、勉強する。

成績が上がる30の勉強法

  1. 「ノートに書く1時間」と「記憶に集中する1時間」は、まったく別物。
  2. アウトプットは、インプットが大前提。
  3. まず1冊の教科書を使って、徹底的に勉強する。
  4. どんなに古臭い本でも「王道」と言われる本を1冊は持っておくこと。
  5. 勉強には、王道の5段階がある。
  6. 歴史は、漫画を読んで流れをつかむ。
  7. 100点を目指さない。
    90点も取れれば十二分。
  8. 基本5科目「英国理数社」より、はるかに重要な「自分」という科目がある。
  9. 勉強は、夜より、朝する。
  10. 本当に勉強ができる人は、ノートを取らず、教科書に書き込む。
  11. ノートオタクにならないこと。
  12. 勉強に、生理現象の我慢は禁物。
  13. 効果的な勉強に「音読」は当たり前。
    勉強の達人は「立って音読」をする。
  14. トイレ・お風呂・自室の壁を、最大限に活用する。
  15. 区切りや制限時間を作ると、頭がしゃきっとする。
  16. 試験日は、最初に決めてしまう。
  17. 勉強にお金を惜しむと、成績が伸びない。
  18. 予習より、復習に力を入れよう。
  19. 重要な情報は、もったいぶらずに共有する。
  20. 質を求めた勉強は失敗する。
    スピードのある勉強が成功する。
  21. 復習効果を倍増させるには「1人授業」が効果的。
  22. 睡眠時間を削ってまで、勉強をしない。
  23. 勉強のできる人は、パンよりご飯を食べる。
  24. ガムを噛めば、頭の回転がよくなる。
  25. テストの復習をする最もよいタイミングは、受け終わった直後。
  26. 必要な科目が決まったら、必要ない教科は徹底的に捨てること。
  27. 疲れにくく継続ができる勉強は、耳からしよう。
  28. 「鉛筆とノート」より「ボールペンと紙」のほうがいい。
  29. 音楽を聴きながらする勉強は、効果的なのか。
  30. 合格した後の自分を想像しながら、勉強する。

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