執筆者:水口貴博

「考える力」のある子どもに育てる30の方法

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「どこがわからないの?」と尋ねれば、問題の突破口は見いだせる。

「どこがわからないの?」と尋ねれば、問題の突破口は見いだせる。 | 「考える力」のある子どもに育てる30の方法

「勉強がわからない。自分は勉強に向いていないのか……」

勉強を苦手とする子どもに悩む親御さんは多いことでしょう。

「子どもができない」と言って嘆いたとき、親としては「もっと頑張りなさい」と言います。

「頑張れ」は、精神論です。

応援しているようで応援になっていません。

頑張るのは子どもでも十分にわかっていますし、頑張ってできるなら悩みません。

では、どういえばいいのでしょうか。

「どこがわからないの?」と尋ねてみればいい。

解決を導く言い方です。

子ども1人の力でわからなければ、親も一緒になって協力してあげましょう。

子ども一人の知識や知恵でできないなら、親がサポートしていきます。

なぜうまくいかないのか。

どうすればうまくできるようになるのか。

どうすれば解決するのか。

できなければ、できるようになる突破口はあるはずです。

親の協力が加われば、たいていのことは解決するはずです。

子どものレベルに応じて、わかるまできちんと指導です。

「わかるようになった」という感動があると、子どもは自分からどんどん勉強をし始めます。

子どもに希望を抱かせることが大切です。

うまくいく方法さえわかれば、子どもはまた行動し始めます。

「考える力」のある子どもに育てる方法(25)
  • わからないところを、一緒になって考える。
歩くペースを2分の1にすれば、発見は2倍に増える。

「考える力」のある子どもに育てる30の方法

  1. すべての子どもは勉強したい気持ちがある。
  2. 「今知らなくてもいい」という言葉を、禁句にする。
  3. デパートほど、子どもに社会経験させる場所はない。
  4. 食品売り場は、あらゆる人が元気になれる場所。
  5. お使いとはいえ、いい勉強です。
    子どもの想像力を鍛える、いい機会になる。
  6. 大人と子どもとでは、見える景色が全然違う。
  7. 面倒見の悪い親のほうが、子どもはすくすく育つ?
  8. もたもたする時間は無駄ではない。
    手足の運動神経のトレーニングになっている。
  9. 子どもが理解できないニュース番組は、親がわかりやすく説明する。
  10. 生き物を飼うと、子どもの感情が豊かになる。
  11. 子どもから、赤ちゃんができる理由を質問されたときの答え方。
  12. 重大ニュースは、危険を予知する機会に変えろ!
  13. 朝食のバイキングで、家族全体が引き締まる。
  14. 普段は軽い調子でもいいが、しつけのときだけは厳しくなること。
  15. 親が真面目な表情で語りかけると、子どもも真面目に考える性格になる。
  16. 「物は大事に扱いなさい」という親。
    壊れにくい物を与えられる子。
    ここに重大な矛盾がある。
  17. 本当は、泣かない子より、泣ける子のほうが強い。
  18. 「黙って言うことを聞きなさい」より「黙ってないで、言いたいことを言いなさい」
  19. なぜ、子どもははしゃぐのか。
    大切な初心を忘れていませんか。
  20. 「うるさい」と言うだけでは、子どもの教育にはなっていない。
  21. 気分に流されず、子どものしつけに「一貫性」を持たせる。
  22. 一貫性を保てないときは、理由をつけてつじつまを合わせる。
  23. 信用される人間に育てる2つのポイント。
    「約束を守ること」と「嘘をつかないこと」。
  24. 「いい質問だね」という言葉は、質問を褒めると同時に、質問者も褒めている。
  25. 「どこがわからないの?」と尋ねれば、問題の突破口は見いだせる。
  26. 歩くペースを2分の1にすれば、発見は2倍に増える。
  27. 昆虫たちとの触れ合いは、生と死について考えさせられる機会になる。
  28. 物やサービスがあふれる都会がいいとは限らない。
    田舎には、都会にはない昆虫や大自然に囲まれる環境がある。
  29. 日記をつけると、なぜか子どものテストの結果がよくなる理由。
  30. 過去にあった出来事を思い出すことで、子どもは落ち着いた性格になる。

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