告白は、自分の口から言うべきか。
それとも誰かに手伝ってもらい、代わりに伝えてもらおうか。
ここは特に深く考えてしまうところです。
告白という行為は恥ずかしいだけに、誰かに手伝ってもらいがちになります。
しかし、告白は、必ず自分の口から言うようにしましょう。
自分の口から伝える方法が、一番効果が大きいからです。
告白の成功率を少しでも高めたければ、なおさら自分の口から言ったほうが効果的です。
相手に伝えるのは自分の正直な気持ちだというのに、他人の口から伝えてもらうというのはおかしいのです。
表現は、遠回しにすればするほど、効果が薄れます。
正直な気持ちを強く相手に伝えたいときほど、自分の口から直接に言うほうが明らかに効果が大きいのです。
私が初めて告白をされた経験は、14歳のときでした。
そのときは、直接本人から告白されたのではなく、その女の子の友人が代わりに伝えてくれた経験でした。
もちろん嬉しい気持ちには変わりありません。
しかし、私は気持ちを知ったとき「本人の口から言ってもらいたかったな」と思いました。
恥ずかしくてたまらない気持ちもあるでしょうが、自分の口から気持ちを伝えてこそ「告白」です。
私は初めて告白された経験が、友人が代わりに伝えてくれただけに、自分が告白するときは必ず自分の口から言おうと思いました。
自分の口から言わないかぎり、告白ではないのです。
私の告白経験は、すべて自分の口から直接言っています。
恥ずかしくて倒れそうでしたが、そのおかげで成功率は高いものでした。
中には断られたというケースもありましたが、自分の口から言っただけに全部が自分の成長になっていきました。
失敗したとき「なぜダメだったのか。どこがいけなかったのか」と自分に問いかけるほど、よい成長となる機会はありません。
恋愛での失敗は、自分を鍛えてくれる成長の場にもなるのです。