公開日:2023年5月29日
執筆者:水口貴博

頑張らない生き方をする30の方法

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優秀な人材を確保するなら、こちらから出向く。そして簡単には諦めない。

優秀な人材を確保するなら、こちらから出向く。そして簡単には諦めない。 | 頑張らない生き方をする30の方法

「三顧の礼」という故事があります。

中国の三国時代、蜀の劉備が、無位無冠の諸葛亮を軍師に迎えるため、その草庵を三度も訪ね、ようやく承諾を得たという話です。

諸葛亮は当初、乗り気ではありませんでした。

しかし、位の高い劉備が、身分の低い自分のところに三度も足を運んでくれたということで、諸葛亮は心を動かされたのです。

私たちは、三顧の礼から学ぶところがあります。

優秀な人材を確保するなら、じっと待っているだけではいけません。

自分のほうが高い立場であっても、優秀な人材を確保するためなら、こちらから相手のところに出向くことです。

遠く離れていても、足を運びたい。

時間がかかろうとお金がかかろうと、足を運ぶことです。

そして失敗に終わっても、簡単には諦めません。

優秀な人を採用するには「礼儀」と「粘り」が大切です。

留守なら、日を改めて訪問します。

断られても、望みは捨てません。

いったんその場は引き下がり、日を改めて再び足を運びます。

真心を見せ、頭を下げ、礼儀を尽くして、繰り返しお願いをします。

「雇ってやる」という傲慢ごうまんな態度ではなく「何卒お願いします」という丁寧な態度を見せることが重要です。

そうすれば、相手の心は動きます。

「ノー」が「イエス」に変わります。

優秀な人材を確保するためなら、三顧の礼を実践しましょう。

頑張らない生き方をする方法(10)
  • 優秀な人材を採用するなら「三顧の礼」を実践する。
人生で最も使い切ることがないものとは。

頑張らない生き方をする30の方法

  1. 完璧に生きるより、いい加減に生きたほうが、人生は明るい。
  2. みんなと仲良くできなくていい。
    トラブルを起こさないだけでいい。
  3. 日光は、テンションを上げる光。
  4. 本を読みながら大笑いすることも、素晴らしい読書。
  5. 下の人を見ても、向上心は生まれない。
    上の人を見るとき、向上心が生まれる。
  6. ハズレの本を買うことがあっても、無駄にはならない。
  7. 「地味」は「落ち着き」と言い換える。
  8. 素直に道を譲ったほうが、ストレスがたまらない。
  9. 他人を裏切ってはいけない。
    自分も裏切ってはいけない。
  10. 優秀な人材を確保するなら、こちらから出向く。
    そして簡単には諦めない。
  11. 人生で最も使い切ることがないものとは。
  12. 無理なものに出会ったときは「無理なものは無理」でいい。
  13. 私たちは、埋め合わせを忘れがち。
  14. どれだけ外見が良くても、食べ方が汚いと台無しだ。
  15. 笑うと変な顔になると思っているのは、本人だけ。
  16. 話の内容を全然覚えていないのは、おしゃべりを満喫できた証拠。
  17. チャンスの連続に油断してはいけない。
  18. 「失敗すると思っていた」なんて言わないこと。
  19. 嫌なことを無理に忘れようとしてはいけない。
  20. 「あの人は運が良かったから」と言う人は、運に恵まれない。
  21. 1歩が踏み出せないなら、0.5歩で踏み出そう。
    0.5歩が踏み出せないなら、0.1歩で踏み出そう。
  22. 新しい習慣が1年続いたら、お祝いをしよう。
  23. 親しい人とカバンの中身を見せ合ってみると、面白い。
  24. 大切な友人の誕生日は、きちんと覚えておこう。
  25. 悪い噂が流れても、永遠に続くことはない。
    せいぜい75日。
  26. なぜ頑張っている人に、否定的な言葉をかけてはいけないのか。
  27. 故郷を離れてみると、故郷の素晴らしさをよく理解できる。
  28. すべての道は、血と汗の結晶。
  29. 掃除して、初めて汚れていることに気づく。
  30. ご機嫌になるのに、理由はいらない。

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