公開日:2008年6月8日
執筆者:水口貴博

成績が上がる30の勉強法

  • 「ノートに書く1時間」と
    「記憶に集中する1時間」は、
    まったく別物。
成績が上がる30の勉強法

「ノートに書く1時間」と「記憶に集中する1時間」は、まったく別物。

テレビ番組の中で、東京大学出身の弁護士が、学生時代の話をしていました。
東京大学といえば、日本で最も合格が難しく、最難関の大学です。
当然、東京大学に合格する生徒は、日本屈指の「勉強のできる人」です。

アウトプットは、インプットが大前提。

テストとは、覚えていることをどのくらいアウトプットができるかを、試す試験です。
今、覚えていること、理解できていることを試し、一般的に0から100のスコアで数値化します。
アウトプットをするために何が必要かといえば、当然、インプットです。

まず1冊の教科書を使って、徹底的に勉強する。

たくさんの参考書を使って勉強すれば、幅広い知識を身につけられると思います。
教科書だけでは物足りず、市販されている参考書、問題集、資料などに手を出します。
たくさんの本を買いそろえ、勉強します。

どんなに古臭い本でも「王道」と言われる本を1冊は持っておくこと。

どんなに古臭い本でも「王道」と言われる本を1冊は持っておくことが、学習の鉄則です。
私が以前受けた、IT関係の資格試験の話です。
本屋へ行った私は、勉強のために教科書を探していました。

勉強には、王道の5段階がある。

勉強には、王道の5段階があります。
次の5つの段階順に勉強を進めるのが、一番効率よく、合格率も高くなります。
ここで紹介するのは、私が今まで研究して見つけた実績のある方法です。

歴史は、漫画を読んで流れをつかむ。

賢い人は、まず漫画を読みます。
サボっているのではありません。
暗記の前に「流れをつかむこと」から始めます。

100点を目指さない。
90点も取れれば十二分。

試験合格を目指すとき、大切なことは「100点を目指さない」という姿勢です。
およそ、80点から90点を目指しましょう。
たいていの各種試験は、合格ラインを70パーセント~80パーセントとしています。

基本5科目「英国理数社」より、はるかに重要な「自分」という科目がある。

大学受験では、早く志望校が決まった人ほど、合格率も高くなる結果があります。
事実、本当です。
合格に必要な科目がわかり、早い段階から試験対策を進めることができますから、合格率も高くなります。

勉強は、夜より、朝する。

合格する人は、勉強を夜より朝にします。
「夜のほうが、静かで勉強しやすい」
おや、本当でしょうか。

本当に勉強ができる人は、ノートを取らず、教科書に書き込む。

本当に勉強ができる人は、ノートを取りません。
あらゆる試験は、教科書の範囲内しか出ません。
本来、教科書をしっかり理解できていれば、十分合格するはずです。

ノートオタクにならないこと。

どうしてもノートが必要なら、ノートを用意してもいいでしょう。
基本は、教科書に書き込むという姿勢です。
しかし、思わぬ大切な情報を、先生が黒板に書き始めるということも少なくありません。

勉強に、生理現象の我慢は禁物。

勉強に、我慢は禁物です。
我慢しないことで、勉強に集中でき、成績が上がります。
勉強中は、とにかく我慢を取り払うことです。

効果的な勉強に「音読」は当たり前。
勉強の達人は「立って音読」をする。

音読は、効果的な勉強には欠かせません。
勉強の本質とは、理解して、記憶することです。
効果的に「記憶」をするためには、たくさんの刺激を脳に送ればいい。

トイレ・お風呂・自室の壁を、最大限に活用する。

効果的な勉強のためには、次の3つを最大限に活用しましょう。
・トイレ
・お風呂

区切りや制限時間を作ると、頭がしゃきっとする。

勉強のためには、トイレ・お風呂・自室の壁を、最大限に活用します。
一生懸命に勉強しようと思えば、誰もが思いつくアイデアです。
しかし、ここで、1つ問題が出てきます。

試験日は、最初に決めてしまう。

私が資格取得のために試験勉強をするとき、まず試験日を決めてしまいます。
試験日を最初に決めてしまい、残り時間が明確になることで、勉強への気持ちが高ぶります。
実際に、それでたくさんの試験に合格してきました。

勉強にお金を惜しむと、成績が伸びない。

勉強のために、お金を惜しむ必要はありません。
勉強のために、お金はどんどん使いましょう。
お金がもったいないと思っていると、勉強に必要な本、文房具など買うことができなくなります。

予習より、復習に力を入れよう。

授業での勉強の前後には「予習」と「復習」があります。
きちんとする人もいれば、まったくしない人もいます。
勉強の本質は「理解と記憶」であることを忘れないでください。

重要な情報は、もったいぶらずに共有する。

ときどき、自分の知っている勉強情報を、他人に教えない人がいます。
たまたま、自分が見つけたわかりやすい問題の解き方、考え方、ためになる参考書、重要な受験情報などです。
大切な情報をほかの人に教えると、ほかの人に真似されてしまい、おいしいところを持っていかれるような気がします。

質を求めた勉強は失敗する。
スピードのある勉強が成功する。

勉強ができる人は、まず、スピードが違います。
一気にやってしまうスピードで、できるように集中力を発揮します。
速さ優先。

復習効果を倍増させるには「1人授業」が効果的。

私は試験勉強のときには、よく「1人授業」をしていました。
先生は、自分。
生徒も、自分です。

睡眠時間を削ってまで、勉強をしない。

「勉強時間が足りない。そうだ。睡眠時間を削って勉強しよう」
勉強する時間がないと、睡眠時間を削って勉強しようとします。
簡単であるため、真っ先に手を出してしまう方法です。

勉強のできる人は、パンよりご飯を食べる。

勉強ができる人は、パンより、ご飯を食べます。
「パンとご飯? それは勉強に関係するのか?」
大いに関係します。

ガムを噛めば、頭の回転がよくなる。

私の職場では、ガムを噛みながら仕事をしている人がいます。
傾向としては、仕事のできる人ほどガムを噛んでいる人が多いようです。
もちろんすべてとは限りませんが、ガムを噛んで気持ちが緩んでいる人は少ないと感じます。

テストの復習をする最もよいタイミングは、受け終わった直後。

高校では、季節の区切りに大学受験に向けた大規模な試験があります。
全国模試です。
頻繁に実施しているわけではありませんが、本番の試験を再現した本格的な試験です。

必要な科目が決まったら、必要ない教科は徹底的に捨てること。

合格という目標まで必要な科目が決まったら、必要のない教科は徹底的に捨てましょう。
試験に合格するためには、科目を絞ると同時に、いらない科目を捨てることも重要です。
大学受験のみならず、一般的な資格試験においても同じです。

疲れにくく継続ができる勉強は、耳からしよう。

効果的な勉強法のために、少しでも隙間の時間を有効に活用することが大切です。
勉強する場所といえば、まず教室や机などを思い浮かべます。
しかし、私たちの生活の中では、意外な勉強場所があります。

「鉛筆とノート」より「ボールペンと紙」のほうがいい。

勉強道具の基本は「ボールペンと紙」です。
「鉛筆とノート」と言いたいところですが「ボールペンと紙」で十分です。
私たちは、小学生のころから鉛筆とノートに親しんでいるために、当たり前だと思っています。

音楽を聴きながらする勉強は、効果的なのか。

気分を高めるために、音楽を聴きながら勉強する人もいるでしょう。
音楽には、偉大な力があります。
明るい音楽を聴けば、眠気が覚め、明るい気分になります。

合格した後の自分を想像しながら、勉強する。

勉強を継続するのは、単調な作業です。
いくら楽しい勉強、面白い勉強とはいえ、毎日インプットが続けば、ため息の1つも出てしまいます。
インプットばかりの勉強だと頭が固くなり、いつの間にかモチベーションも低下してしまいます。

同じカテゴリーの作品

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION