「乾杯!」
みんなで杯を交わして、手にしているグラスに入ったお酒をぐいぐい飲んで、宴会の始まりです。
「ああ、いい酒だ」
あなたは、会社の人と飲みに行ったとき、仕事の話をするタイプですか。
仕事の話をしてもいいではないかという人もいれば、仕事の話をしないほうがいい人もいます。
どちらがいいのでしょうか。
手酌について、よく聞かれるルールがあります。
「飲み会なら、できるだけ手酌は避けたほうがいい」
「飲み会で手酌をすると、場が白ける」
自分が食べる料理を注文するなら、自分の好みで食べるのが一般的ですね。
数名の友人と、レストランで食事をするときならいいでしょう。
しかし、仕事仲間と飲むときは、異なります。
以前に、付き合いであった宴会で、困った光景を目にしたことがあります。
新年会や忘年会など、切りのいいタイミングで行われる宴会は、多くの社員が出席するものです。
そうした宴会では、普段はお酒が苦手で宴会に欠席している人も、仕事の付き合いで出席をします。
私は飲み会に出席するときは、幹事でなくても、メモ用紙とボールペンはいつも持参するようにしています。
別に幹事だからではありません。
普通に飲みに行くときも、持参しています。
私が新人のころ、最も苦労をしたのはお酌です。
「水口! お酌を忘れているぞ!」
先輩からよく叱られていたものです。
ビールのつぎ方といえば、さまざまあります。
つぐことができれば十分と思いますが、やはりおいしくいただきたいですね。
ご存じですか。
普段、話をしない人と突然話をするとき、話題に困ることがあります。
いいえ、実際は「どんな会話をすればいいのだろう」と不安になる人が多いはずです。
話題の引き出しが豊富な人なら、雑談のような感覚で、話題を出して話をつなげていけます。
宴会があるとわかれば、事前準備です。
せっかくの宴会ですから、食事や飲み物も楽しみたいですね。
そこで、よくありがちな体調管理があります。
会社の宴会や飲み会では、隣の席に上司が座って飲むこともあります。
隣に上司が座ると、緊張しますね。
上司が隣に座ったとき、必ずと言っていいほど聞かれる定番の質問があります。
「腹を割って話そうではないか」
上司に宴会で酔った勢いから、そう言われることがあります。
「そうだな。上司から本音で話してもいいと言われているし、たまには堅苦しい雰囲気は抜きにして、本音で話そうかな」
「タバコを吸ってもいいですか」
飲み会の席で、同席者からタバコを吸ってもいいかと言われました。
もちろんOKです。
意外な場面で、先輩から叱られた印象深い思い出があります。
一般的に、お酌をするのは、目下の人からすることと思います。
しかし、実際は新人なら誰でもいいわけではありません。
以前出席した飲み会で、印象深い出来事がありました。
職場にいる先輩のSさんが、大暴走した出来事です。
Sさんは、50代の男性です。
若い新人から年齢の高い上司まで、さまざまな世代の人たちが、1つの場でお酒と食事を味わいながら話をします。
そういう雑多な状況で、感じることがあります。
世代の違いです。
「気分が悪い。吐き気がする」
お酒を飲みすぎて苦しんでいる人に対して「大丈夫?」と話しかけながら、背中をさする場面をよく見かけます。
みんながしているので、真似をしている人も多いことでしょう。
あらゆる宴会や飲み会などの出席を、完全に拒否をするのも考えものです。
もちろん頻繁に飲みに行くのは難しいでしょう。
しばしば飲みに行けば、仕事に悪影響を出したりお金も底をついたりします。
宴会や飲み会でそれぞれがペアになって話をすると、トイレに行く瞬間があります。
飲み物を飲んでいると、やはり途中でトイレに行きたくなる瞬間があるものです。
1人がトイレに行くと、どうなるでしょうか。
私は、飲み会が苦手です。
初対面の人と話をするとき、緊張するタイプです。
しかも、相手が先輩なら、言葉も選ばないといけないです。
座敷の場合なら足を崩してもいいのですが、テーブル席の場合は気をつけたいことがあります。
足を組まないことです。
偉そうな態度に見えるからです。
ある日、飲み会の誘いがあったのですが、私は断りの連絡をしました。
「ごめん。ちょっと用事があってね」
わざと言葉を曖昧にしました。
宴会や飲み会の場では、上司から説教されることがあります。
仕事中の態度であったり、社会人としてのあり方であったりします。
上司からの説教ほど、つらいものはありません。
お酒の席で、陥りやすいジレンマがあります。
まったくグラスに口をつけないのも、場が白けます。
飲み食いが進んでいないと、不満なのかなと心配になるでしょう。
ある飲み会で、社員同士が乾杯をしていました。
社員の1人の女性が、上品に乾杯をしていました。
最初は、なぜ上品に見えるのかわかりませんでした。
唐揚げが入っている大皿に、レモンがあれば、どう使いますか。
やはり、レモンを搾って唐揚げにかけるのだろうと思います。
一般的に、唐揚げにはレモンを搾ってかけるのが定番ですね。
学生時代、友人同士の飲み会で、わいわい楽しんだことがあります。
仲の良かったマサキ君が中心になり、男女10名くらいで、ホームパーティーをしました。
3時間くらいにぎやかに楽しんだ後、マサキ君が言った言葉が忘れられません。
忘れられない宴会のトラブルがあります。
「さて、どこに座ろうかな」
宴会の部屋を見渡すと、たまたま同僚の男性の隣が空席だったので、座りました。
幹事は、入り口付近にいるのが一般的です。
幹事は全体をまとめる都合上、入り口付近に座っているのが、最も都合がいいからです。
店の人に注文をお願いしたり、料理を受けたり、メンバーをトイレに案内したり、全体を見渡せることができたりなどです。
「家に着くまでが遠足」
私が小学生のころ、先生から耳にタコができるほど言われてきた言葉です。
皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
「乾杯!」
みんなで杯を交わして、手にしているグラスに入ったお酒をぐいぐい飲んで、宴会の始まりです。
「ああ、いい酒だ」
乾杯直後の表情に注目です。
あなたはどんな表情をしていますか。
おいしそうな表情をする人が大半ですが、わずかに意外な表情をする人がいるのです。
沈んだ表情の人です。
せっかくの乾杯にもかかわらず、無愛想はふさわしくありません。
気が乗らないのに参加した場合に見られます。
「仕方なく参加しているのだな」とわかります。
それは見ているのも痛々しいのです。
せっかくの明るい雰囲気に、無表情はふさわしくありません。
乾杯は、やはりおいしそうに飲む姿がふさわしいものです。
感謝、祝福、ねぎらいの気持ちは、乾杯の行為そのものより、飲んだ後の表情に表れます。
たとえ仕方なく参加している宴会であろうと、無理に笑顔をつくるのも必要です。
みんなでおいしそうに飲む姿があってこそ、乾杯です。
乾杯をしてお酒を飲んだ直後は、笑顔になりましょう。
うまいお酒だと言わんばかりの表情をすることで、宴会の良いスタートができます。
その瞬間、仕事の疲れも一気に吹き飛ぶのです。
あなたは、会社の人と飲みに行ったとき、仕事の話をするタイプですか。
仕事の話をしてもいいではないかという人もいれば、仕事の話をしないほうがいい人もいます。
どちらがいいのでしょうか。
個人の好みによるかと思いますが、実ははっきり答えがあります。
お酒の席で仕事の話はタブーです。
社員の仲がいいとか、チームワークがいいとか、そういう問題ではありません。
社外で社内の話をするのは、機密情報の流出の可能性があるからです。
周りには、ほかのお客さんもいますし、店員もいます。
とりわけ居酒屋では、他の会社の人が大勢ひしめいているので聞かれやすい状況です。
事実、私は居酒屋で、他の会社の人たちが、会社の内部情報を言っているのを耳にしたことがあります。
会社や上司の愚痴を聞いたこともありますし、新しい企画の話を耳にしたこともあります。
お酒が入っているせいで、大きな声で話をしているのです。
隣で聞いていて、人ごとながら「この会社は大丈夫なのか」と不安になったくらいです。
居酒屋で仕事の話をする人は、情報流出に対する意識が希薄であると、公言しているようなものです。
社外に出れば、仕事の話は慎むことが社会人としての基本です。
居酒屋で、社長自らが仕事の話をし始めるなら、その会社の経営は危ないと考えていいでしょう。
社長がその意識なら、社員の意識もかなり低いはずだからです。
仕事の話をするなら、仕事中にすればいいことです。
そのための業務時間です。
定時後の飲みの場でも仕事の話をするなら、息抜きの場ではなくなります。
せっかくの息抜きの場であるにもかかわらず、仕事の話をされると、夢から覚めてしまいます。
ストレス発散どころか、余計にストレスがたまります。
仕事を離れて、人間関係を深める場であると、考えましょう。
手酌について、よく聞かれるルールがあります。
「飲み会なら、できるだけ手酌は避けたほうがいい」
「飲み会で手酌をすると、場が白ける」
「みんなで飲んでいるなら、自分が飲むお酒でも、誰かについでもらったほうがいい」
ときどき手酌に関する堅苦しいルールが聞かれます。
1人で飲むなら自分でお酒をつぐしかありませんが、飲み会での手酌に抵抗を感じる人もいるでしょう。
たしかにみんなで飲んでいるにもかかわらず手酌をすると、周りから孤立しているように見えることがあります。
周りの様子を無視して、手酌ばかりしていると、少し寂しい雰囲気が出やすくなるでしょう。
飲み会で手酌をすると「お酒が減っているのに気づいてくれない。気が利かない」という不満の様子に見えることもあります。
「飲み会なら手酌は避けたほうがいい」という考え方も、完全に無意味ではなく、一理あるのも事実。
そのため、できるだけ手酌を控える人も多いのではないでしょうか。
しかし、手酌に堅苦しいルールは不要です。
「飲み会で手酌をしてはいけない」と考えると、気持ちが落ち着きません。
周りからついでもらうのを待つことになり、自由にお酒が飲めなくなります。
気遣いが増えてしまい、かえってお酒を楽しめなくなるのです。
飲み会でも、手酌はマナー違反ではありません。
自分が飲むお酒くらい、自分でつぐのは普通のこと。
無理に手酌を控える必要はなく、自分のコップのお酒が減れば、自分でついでもかまいません。
手酌をしたからといって、誰かの迷惑になることもなければ、場を白けさせることはありません。
にこにこしながら手酌をしていれば、雰囲気を壊すこともありません。
自分でついだほうが、自分で飲む量を自分で調整できます。
無理に手酌を控える必要はありません。
自分で飲むお酒は自由についで、飲み会を楽しむことに集中しましょう。
ただし、手酌はしていいですが、周りへの配慮はあったほうがいいでしょう。
相手のコップのお酒が減ったときは「おつぎしましょうか」と声をかけましょう。
相手が「お願いします」と言えば、お酒をつぎます。
「大丈夫です」と断られたとしても、優しい気遣いが伝わるので、雰囲気を盛り上げるのに役立ちます。
自分が食べる料理を注文するなら、自分の好みで食べるのが一般的ですね。
数名の友人と、レストランで食事をするときならいいでしょう。
しかし、仕事仲間と飲むときは、異なります。
料理を注文するときは、1人用のメニューはできるだけ控えるようにしましょう。
もちろん絶対に注文をしてはいけないわけではありませんが、控えたほうが無難です。
一人前の料理では、本人しか食べられません。
1人用のメニューを頼むと、人も料理も、孤立しやすいのです。
では、どうすればいいのでしょうか。
できるだけ、仲間と一緒に食べられる料理を注文するのが鉄則です。
みんなで食べられる料理を注文することで、みんながいろいろな食事を楽しめるからです。
せっかく仲間と一緒に食事やお酒を楽しむ機会があるわけです。
仲間と一緒に楽しめる料理を注文するほうが、みんなでおいしさを共有できます。
食の話題も共通するので、話が弾みやすくなるでしょう。
また、同じ料理を一緒に頬張ることで、仲間意識が高まりやすくなります。
注文するときにも、仲間と「こういうのどうかな」と、軽く相談をして決めるのがおすすめです。
好みを聞けたり、苦手な料理を避けたりできるのです。
以前に、付き合いであった宴会で、困った光景を目にしたことがあります。
新年会や忘年会など、切りのいいタイミングで行われる宴会は、多くの社員が出席するものです。
そうした宴会では、普段はお酒が苦手で宴会に欠席している人も、仕事の付き合いで出席をします。
やはり体質上、アルコールに弱い人がいます。
しかし、そういう社員を責めようとする人がいるのです。
アルコールを受け付けない体質を知りながら、少しくらいはいいだろうと思い、無理に飲ませようとする人がいます。
「いつも欠席しているんだから、今日くらい飲めよ」
「なぜ飲まないんだよ。付き合いが悪いぞ」
「せっかくだから少しくらい飲もうよ」
これは本当に良くありません。
酔っている人は、酔っている人を増やそうとします。
仲間を増やして盛り上げたいと思っているのです。
飲めない人を責めると、必ず雰囲気が悪くなります。
カラオケで、歌いたくない人を無理に歌わせるのと同じです。
本人が乗り気ではないことを無理に進めても、雰囲気が悪くなるだけです。
すすめられた側は気分を害しますし、そばで見ている側も胸が痛みます。
つくづく思うのですが、飲まない人は雰囲気を悪くさせてはいません。
飲めない人を責めている人こそ、雰囲気を悪くさせているのです。
飲めない人は、少し無理をして出席してくれています。
本人が嫌がることは、意思を尊重させましょう。
無理強いするほうが、よほど雰囲気を悪くさせるのです。
私は飲み会に出席するときは、幹事でなくても、メモ用紙とボールペンはいつも持参するようにしています。
別に幹事だからではありません。
普通に飲みに行くときも、持参しています。
そもそも執筆なので、メモとペンは欠かせません。
メモとペンは、役立ちます。
友人との会話でよくあるのが、理解しづらい話です。
会社の同僚とはいえ、出身地が違っていたり趣味が違っていたりなど、なかなか話が噛み合いにくいことがあります。
先日、飲み会で同僚の中国人と話をしていたときのことです。
出身はどちらですかと尋ねたのはいいのですが、中国の出身地を言われても、ぴんときませんでした。
私は中国の地理は詳しくないので、出身地の名前を言われても、言葉に詰まりました。
そのとき、メモとペンが役立ちました。
中国人の彼に簡単な絵を描いてもらうことで「なるほど。ここなのか」と、理解できたのです。
逆に、私が出身地の話をするときも、中国人にはわかりにくいと思い、メモ用紙に絵を描いて説明しました。
「四国の愛媛県はここにあります」と絵を描きながら説明すると「なるほど」と納得してくれました。
会話は言葉が基本ですが、字を書いたり絵を描いたりするほうが、話が理解しやすい場合もあります。
理解できると「なるほど」と思い、話がわかりやすくなるのです。
「なるほど」という驚きや感動が大切です。
納得があるから、話が盛り上がります。
さまざまな場面で役立つので、常に持参して損はないのです。
私が新人のころ、最も苦労をしたのはお酌です。
「水口! お酌を忘れているぞ!」
先輩からよく叱られていたものです。
飲み物が減れば、お酌は常識ですね。
自分でお酒をついで飲む手酌は、わびしく思うものです。
相手のグラスのお酒が少なくなれば、気を利かせてお酌をしましょう。
しかし、これが難しいのです。
話が盛り上がるほど、話に夢中になり、お酌を忘れてしまうのです。
緊張しますし、会話に夢中になっていると、相手のグラスのお酒が減っていることに気づきにくいのです。
克服に時間がかかりました。
「なんとかいい方法はないだろうか」
そう思いながら、何度か経験していくうちに、名案が浮かんでコツをつかみました。
ポイントは、相手がグラスを飲むタイミングです。
話をするときには、相手の顔を見ながら会話をしますよね。
話をしながら、ときどき相手がグラスに口をつけて飲むことでしょう。
その瞬間、相手が手にしているグラスにも目を向け、量も確認すればいいのです。
視界にグラスが入っているので、相手から視線を外すこともありません。
これは癖です。
最初はなかなかできないのですが、癖になると、自然とできるようになります。
癖になると、お酒の場以外でもできてしまいます。
友人と食事に行くとき、グラスに入った水の量も自然に確かめてしまう自分がいるのです。
ビールのつぎ方といえば、さまざまあります。
つぐことができれば十分と思いますが、やはりおいしくいただきたいですね。
ご存じですか。
ビールは、つぎ方1つで、味が変わります。
一般的なビールのつぎ方は、グラスのふちにビールの先をあてながらつぐ方法です。
こぼれないようにするなら、自然とこういうつぎ方になるでしょう。
ありふれたビールのつぎ方ですが、これはあまりよくないのです。
苦みがあり、なかなか飲めない。
では、どうすればおいしくなるのでしょうか。
おいしくビールをつぐのは、空気に触れさせるのがポイントです。
グラスの10センチくらい上から、まっすぐ下に落ちるようについでみましょう。
ビールは、空気に触れると、まろやかな味になります。
少し高い位置からつぐことで空気に触れる面積が広くなり、ビールの苦みが和らぐのです。
嘘だと思ったら、自宅で試してみましょう。
グラスにビール瓶のふちをつけながらついだビールの味と、グラスから10センチ離してついだビールの味の違いです。
私も最初、半信半疑でした。
実際に試してみると、はっきりわかるほど味が違うので驚きます。
まろやかになったビールは、口当たりが良くなります。
おいしくて、何杯でも飲めてしまうのです。
普段、話をしない人と突然話をするとき、話題に困ることがあります。
いいえ、実際は「どんな会話をすればいいのだろう」と不安になる人が多いはずです。
話題の引き出しが豊富な人なら、雑談のような感覚で、話題を出して話をつなげていけます。
普段から会話上手な人なら、朝飯前でしょう。
しかし、普段から人と接するのが苦手な人がいるのも事実です。
話題の引き出しが乏しいと、会話で何を話していいのか困りますね。
そういうとき、アドバイスがあります。
宴会に向かう前、新聞で最新ニュースをチェックしておきましょう。
最新の時事情報などを頭に入れてから宴会に向かうと、話題になります。
話題の引き出しを増やしておけば、話題として持ち出しやすくなります。
特に新しい情報は、多くの人が興味を持ちやすいので、耳を傾けてもらいやすくなります。
平凡な話題であったとしても「新しい」というだけで、価値があるように思え、興味を持って聞いてもらえるのです。
特に、宴会に出かける直前に触れた最新ニュースは、相手が知らない可能性があります。
何気なく口にした話でも「そうだったの?」と驚いてもらえることでしょう。
いきなり話題の引き出しが豊富になるわけではありませんが、取り急ぎ、引き出しを増やすとき、かなりの効果があります。
宴会があるとわかれば、事前準備です。
せっかくの宴会ですから、食事や飲み物も楽しみたいですね。
そこで、よくありがちな体調管理があります。
あらかじめ昼食を抜いておなかをすかせたり、喉も渇かしたりする人がいます。
食べ放題・飲み放題なら、たっぷり食事を堪能できそうです。
お風呂あがりにビールを飲む感覚に似ています。
お風呂あがりのビールは格別です。
お風呂でたっぷり汗をかけば、喉も渇きます。
お風呂あがりのビールのために生きている、と豪語する人もいるほどです。
しかし、喉が渇いているときに大量のアルコール摂取ほど、危険な飲み方はありません。
喉が渇いているため、アルコールの吸収力がいつも以上に高い状態です。
がぶ飲みをした結果、短時間で大量に飲んでしまいやすい。
宴会で陽気になっていれば、お酒の量もさらに増えることでしょう。
短時間で大量のアルコール摂取は、危険です。
許容量を超えて飲んでしまいやすくなります。
酔ってしまい、ダウンしてしまうのです。
喉の渇きを潤すときに、アルコールはふさわしくありません。
最もふさわしいのは、水やお茶です。
喉が渇いているなら、アルコール抜きの水分から飲み始めるのがベターです。
乾杯のときだけアルコールに軽く口をつけた後、喉の渇きは水やウーロン茶などで潤しましょう。
会社の宴会や飲み会では、隣の席に上司が座って飲むこともあります。
隣に上司が座ると、緊張しますね。
上司が隣に座ったとき、必ずと言っていいほど聞かれる定番の質問があります。
「よくお酒は飲むのか」という質問です。
やはりお酒の席ですから、上司としては部下がどのくらい飲むのか気になります。
あなたはどう答えますか。
もちろん仲間同士で飲むなら、ありのまま答えていいでしょう。
しかし、相手が上司ともなると、答え方にも工夫が必要です。
「まったく飲めません」と言うと、上司としても接しづらくなります。
お酒が飲めないのでは社交性が乏しい印象を持たれ、評価に響くかもしれません。
とはいえ「毎日、水のように飲んでいます」というのも、あまり良い印象を持ちません。
上司としては、部下の健康状態も気になります。
お酒を毎日大量に飲んでいる部下であるとわかれば、自己管理ができていないような印象を受けるでしょう。
お酒に飲まれている印象を受け、評価に響くのです。
正直に答えるとはいえ、難しいところです。
実は、この場面で定番の答え方があります。
「たしなむ程度です」と言えばいいのです。
ここでさっと「たしなむ」というフレーズが出てくれば、スマートです。
「たしなむ」という表現から、お酒の味を楽しみとマナーを心得ている印象を受けます。
上司も「おや。なかなかわかるではないか」と感心するに違いありません。
「腹を割って話そうではないか」
上司に宴会で酔った勢いから、そう言われることがあります。
「そうだな。上司から本音で話してもいいと言われているし、たまには堅苦しい雰囲気は抜きにして、本音で話そうかな」
ここで本当に本音で話そうとする人がいるのです。
相手が親友なら、まだいいのです。
親友とはまさに、本音で話し合える関係です。
遠慮のない、率直に言うことで、本当に信頼し合えます。
もちろん時にはけんかもありますが、本当のことを言ってくれるからこそ、かけがえのない存在なのです。
しかし、いくら本音とはいえ、会社上の付き合いは別です。
よくありがちな失敗は、本音の出しすぎです。
「会社の経営が危ないですよ」
「社長、最近、はげましたか」
「前から思っていたんですが、体臭がひどいですよ」
いくら上司から本音とはいえ、本当に本音をさらけ出しすぎるのは良くありません。
次の日から、出社できなくなります。
出社しても、机がないかもしれません。
いくら本音とはいえ、会社では最低限の人間関係があります。
上司から「本音で話し合おう」という言葉は、うのみにしないことです。
あえて言うなら、本音を言っているふりです。
いつもより少し砕けた口調で話したり、プライベートな話をしたりなどする程度に抑えておきましょう。
会社の付き合いに、無礼講はないのです。
「タバコを吸ってもいいですか」
飲み会の席で、同席者からタバコを吸ってもいいかと言われました。
もちろんOKです。
私は禁煙者ですが、飲み会の席ですから、堅苦しいことを言いたくはありません。
同僚です。
仕事仲間です。
遠慮のない雰囲気は、私も賛成です。
お互いに堅苦しくなりすぎず、リラックスをして飲んだり話したりしたいですよね。
最初は、あまり深く気にしなかったのです。
しかし、吸い始めてからが驚きでした。
タバコを1本吸い終わったと思えば、また次のタバコに火をつけ始めます。
吸い終われば、また次のタバコです。
みるみるうちに、灰皿に吸い殻の山が大きくなります。
そんな姿を見ているうちに、私は不安になってきました。
相手が何本も続けてタバコを吸う姿は「つまらない」という退屈の姿勢に見えてしまったからです。
「もっと面白い話をしてくれよ」と、責められている気がしてきました。
私以外にも、同じように感じた人もいたのではないかと思います。
相手は、そういうつもりではないのでしょう。
しかし、次々とタバコを吸う姿は、客観的に見て、やはり退屈をしている姿として誤解されやすい。
こういうことがあるのです。
タバコを吸うのはいいですが、吸いすぎには注意です。
吸うなら、1本ごとの間隔を取って、余裕を持って吸うようにしたいところです。
意外な場面で、先輩から叱られた印象深い思い出があります。
一般的に、お酌をするのは、目下の人からすることと思います。
しかし、実際は新人なら誰でもいいわけではありません。
それを痛感した出来事がありました。
会社で、季節の変わり目に飲み会がありました。
先輩が手に持っているグラスのお酒が、残りわずかになりました。
グラスを持ち上げながら「誰か、ついでくれ」と、先輩から言われたときです。
「ここは新人である私の仕事だ」
そう思い、すぐお酒をつぎ足そうとしたときです。
たまたま近くにいた若い女性社員も同じことを考えていて、同じ動作がぶつかりました。
お互いが顔を見合わせて、そのとき、つい私が出しゃばってお酌をしようとしたのです。
「おい、水口! そこはお前の出番じゃない」
せっかくお酌をしようとしたのに、逆に叱られてしまいました。
「ええ? ここは新人の仕事じゃないの?」
続けて先輩は言いました。
「男にお酌をされても、酒がうまくない」と。
ショックな一言に、頭を抱えました。
ですが、たしかにそれはあるなとも思いました。
一般的な男性心理としては、やはり若くてかわいい女性からお酌をされたいと思うものです。
男性は女性からお酌をされるだけで、上機嫌になります。
それからというもの、私も反省し、行動パターンを変えました。
もし先輩のグラスのお酒が少なくなれば、近くの女性社員に耳打ちをして「先輩のお酌をお願い」と言うようになりました。
私がサボっているようにも見えますが、そうしたほうが場はうまく回るのです。
あまり大きな声では言えませんが、こういうことを飲み会で心がけておくほうがいいでしょう。
以前出席した飲み会で、印象深い出来事がありました。
職場にいる先輩のSさんが、大暴走した出来事です。
Sさんは、50代の男性です。
奥さんとは同じ職場で知り会い、高校生の息子さんが1人いるそうです。
普段は大変温厚な人です。
しかし、1つ、おかしな部分があります。
Sさんは、お酒を飲むと急変するタイプなのです。
どう急変をするかというと、自分のいやらしいプライベートを暴露し始めるのです。
私は飲み会の席で、たまたまSさんと対面に座りました。
お酒を飲み始めて、たわいない会話をしていたのですが、途中からだんだん話の流れが変わるのです。
新宿の風俗に通っている話。
どういうプレーをしているのかという話。
出張先でも風俗に行った話。
聞いてもいないのに、自分からどんどん暴露します。
聞けば、もっと暴露してくれます。
もちろんお酒の場ですから多少の打ち明けた会話はしますが、Sさんの場合、暴露しすぎるのです。
さらに過激な話も出ましたが、ここには書けません。
奥さんに知られたら離婚になるだろう、という内容です。
当然、いつもと違うSさんに、その場にいたメンバー全員が大笑いで、大盛り上がりです。
暴露し始めるので、別の先輩がSさんに「明日から会社に来られなくなりますよ」と言い始めたくらいです。
最初は笑っていましたが、暴露の内容があまりにひどいので、だんだん引いてしまいました。
普段とは、あまりにかけ離れたSさんの実態に驚きです。
お酒は怖いなと痛感しました。
ほんの2時間の飲み会で、彼の印象が180度変わってしまったのです。
決してそんなふうに見えなかっただけに、ショックがあるのです。
過激なプライベートを打ち明けられると、見る目が変わってしまいます。
いくらお酒の場でプライベートな話をするとはいえ、打ち明けすぎるのは考えものです。
たった一夜にして、信用を失いかねないのです。
ちなみにSさんは、次の日、まったく普通の顔をして出社しました。
若い新人から年齢の高い上司まで、さまざまな世代の人たちが、1つの場でお酒と食事を味わいながら話をします。
そういう雑多な状況で、感じることがあります。
世代の違いです。
学生時代に、はやった歌が違う。
好きなアイドルが違う。
社会経験が違う。
そんなとき、よく耳にする不満があります。
「世代が違うから話が合わない」
「世代の違う人と話をしても楽しくない」
「その人の考えは古すぎる。あの人の考えは若すぎる」
飲み会が苦手な人がいう共通の言葉です。
やはり世代が違うので、話が合いにくく感じてしまうのです。
社会人にふさわしい言葉ではありません。
これを言ったら終わりです。
自分から成長の機会を失う言葉です。
思っても口にはしないようにしましょう。
世代が違えば、話が合わないのは、当然です。
世代が違うなら、違う世代から学ぼうとする姿勢が大切です。
異なる世代だからこそ、学べる話はあるはずです。
年上の人の世代なら、一昔前の話を聞かせてもらいます。
自分より若い人なら、若い世代ではやっていることを聞かせてもらいます。
それは本人に学ぶ姿勢がないだけです。
世代が違うから話ができると考えましょう。
世代の違いは、楽しむのが肝心です。
世代が違えば、学べることがたくさんあり、むしろ話は盛り上がるはずです。
本人に吸収力があるかどうかなのです。
「気分が悪い。吐き気がする」
お酒を飲みすぎて苦しんでいる人に対して「大丈夫?」と話しかけながら、背中をさする場面をよく見かけます。
みんながしているので、真似をしている人も多いことでしょう。
ところで、なぜ背中をさするのでしょうか。
同じ場面に遭遇したとき、特に意識をせず、自分も相手の背中をさすることが多いのではないでしょうか。
「背中をさすれば、気持ちが楽になり、吐き気が消えるからではないか」
曖昧な理由でさすっている人が大半ではないでしょうか。
吐き気を抑えるためにさするのだと思っているなら、とんでもない。
逆です。
背中をさする本来の意味は、吐くのを促すためです。
正式なさすり方は、背中を下から上にさすります。
胃から喉に向かって、吐き気が吹き上げてきます。
背中をさすってもらうことで安心感も得られ、緊張が緩みます。
その結果、吐き気が促され、吐きやすくなるのです。
背中をさするのは、本当に吐いてもいい場所でするものです。
吐き気のある人をテーブル付近で背中をさすると、本当にその場で吐いてしまうこともあります。
テーブルの上で吐いてしまうなんて、考えただけでもぞっとします。
間違いのないよう、注意しましょう。
あらゆる宴会や飲み会などの出席を、完全に拒否をするのも考えものです。
もちろん頻繁に飲みに行くのは難しいでしょう。
しばしば飲みに行けば、仕事に悪影響を出したりお金も底をついたりします。
たまに欠席をするのはいいでしょう。
しかし、常に出席しない部下は、上司や同僚から見て、気持ちいいものではありません。
心証を害します。
会社で仕事をする場合、多少は「チーム」を意識する必要があります。
多くの会社は、やはり団体として動いています。
仕事は人間関係が土台になっています。
完全に出席を拒否していると、上司や同僚たちから、冷たい目で見られやすくなります。
いくら宴会が苦手とはいえ、仕事上の付き合いとして、たまには顔を出しておくほうがいいのです。
せめて新年会や忘年会、歓迎会や送別会くらいは出席したほうがいいでしょう。
そのほうが、上司や同僚から見る目も変わります。
飲み会がどうしても嫌だと言う人は、仕事だと割り切りましょう。
仕事と考えれば、腹をくくって参加できるはずです。
上司からの説教を聞く日。
つまらない仕事を引き受ける日。
特殊な仕事が、ときどき舞い込んでくる。
特別な残業がある日だと考えます。
そう考えれば、少しは嫌な気持ちが、前へと向くはずです。
宴会や飲み会でそれぞれがペアになって話をすると、トイレに行く瞬間があります。
飲み物を飲んでいると、やはり途中でトイレに行きたくなる瞬間があるものです。
1人がトイレに行くと、どうなるでしょうか。
一緒に話をしていた相手は、トイレから戻ってくるまで、待たされることになります。
この瞬間、場の空気が変わります。
1人だけぼうっとしていても、暇です。
暇なので携帯電話をいじり始めたり、タバコを吸い始めたりなど「つまらない」という空気が、漂い始めます。
この瞬間に、気づけるかどうかです。
空気が悪くならないように、防止できるかどうかです。
ぽつんと1人になっている人を見つけたら、あなたがうまく話を振りましょう。
全体の雰囲気を一定に保つようにするのです。
一緒に話をしている人がいても、話を振るくらいならできるはずです。
せめてトイレに戻ってくるまでの間、何か話題を振って話をつなげます。
話しかけられた人は、内心、喜んでいるに違いありません。
こういうフォローができる人は、さりげなくポイントが上がります。
あからさまに気を使っているのはいやらしいですが、さりげなく気を使っているのは好印象です。
「場の空気を読んでいるな」
「さすがだな」
雰囲気が悪くならないように、うまくフォローを入れられる人が、本当に気が利く人なのです。
周りの人は、ひそかに尊敬するのです。
私は、飲み会が苦手です。
初対面の人と話をするとき、緊張するタイプです。
しかも、相手が先輩なら、言葉も選ばないといけないです。
態度にも気を使います。
やはり緊張してしまうのです。
飲み会が苦手なのに、よくこういう話が書けるなと思いますが、苦手だから書けるのです。
苦手なことほど、悪い点や失敗に気づきやすくなるものです。
おそらく私のように、大勢の人とにぎやかにするのは苦手と感じる人もいるでしょう。
気兼ねなく話をしようと思うものの、すぐできれば苦労はしません。
考えるほど、逆に気にしてしまう人もいます。
もし、人と接するときに緊張をするなら、いい方法があります。
早めにお酒を飲んで、酔ってしまうのです。
もちろん飲むとはいえ、酔いつぶれるまで飲むわけではありません。
いち早くほろ酔い加減になり、強制的に緊張を緩めればいいのです。
お酒には緊張感を緩める効果があります。
早めに酔ったほうが、嫌な気分も紛らしやすくなります。
早めに飲んで酔うことで、難局をうまく切り抜けることができるのです。
座敷の場合なら足を崩してもいいのですが、テーブル席の場合は気をつけたいことがあります。
足を組まないことです。
偉そうな態度に見えるからです。
それくらいいいではないかと思うのですが、自分がそう思っても、相手から見るとどうでしょうか。
飲み会で話しかけづらい人を見ると、たいてい、足を組んでいるものです。
大勢が集まる場ほど「自分はほかの人間とは違うのだ」と優劣を意識して、つい足を組みたがる人がいます。
想像してみましょう。
相手が足を組みながら、話しかけている姿です。
どことなく上から見ているような目線を感じてしまい、萎縮してしまいませんか。
いつの間にか、話しかけにくい雰囲気を出してしまい、出会いのチャンスを逃していることがあるのです。
普段から足を組んでいる人も要注意です。
悪気はないにせよ、いつの間にか相手に横柄な印象を与えていることがあります。
ニュースのアナウンサーで、足を組みながらニュースを読み上げている人はいないはずです。
特に、上司やお客さまの前では厳禁です。
お酒を飲んで陽気になると、うっかり足を組みたくなります。
目上の人の前で足を組んでいると、偉そうに見えて、不快にさせてしまいます。
足を組みながらお酌をするなんて、言語道断なのです。
ある日、飲み会の誘いがあったのですが、私は断りの連絡をしました。
「ごめん。ちょっと用事があってね」
わざと言葉を曖昧にしました。
用事があるというのは、嘘です。
単に気が乗らなかっただけです。
私はあまり飲みに行くのが好きではありません。
どうせ愚痴や妬みばかりだろうと思うのです。
ただ「気が乗らないから行きたくない」と正直に言いづらいので、ちょっと用事があるふりをして、断ろうとしました。
しかし、相手は素直に引き下がってくれませんでした。
「どんな用事ですか?」
「何があるんですか?」
「教えてくださいよ!」
しつこく聞いてくるのです。
断る理由を尋ねて、大したことのない理由なら、無理やり参加させようと考えているのです。
わざと言葉を曖昧にした態度から、察してもらいたかったのですが、本当に用事があると信じていないようです。
理由を聞き出すまで、納得しない様子でした。
これには参りました。
出席してもらいたい気持ちはわかりますが、あまりにしつこいと、その人のことまで嫌いになってしまいそうです。
まだ私が男だからいいのです。
特に女性の場合は、生理があって出席したくないこともあるでしょう。
「生理だから飲みたくない」とは、事実でも言いにくい。
そういうとき「ちょっと用事があって」という濁した言い方をするものです。
濁した言葉の意味を察してほしい、と思うのです。
断っているなら、しつこく誘わないのも、良好な人間関係に必要です。
宴会や飲み会の場では、上司から説教されることがあります。
仕事中の態度であったり、社会人としてのあり方であったりします。
上司からの説教ほど、つらいものはありません。
反論するには、理性が必要です。
しかし、お酒が入っていると理性を失い、言いすぎてしまいやすい傾向があります。
お酒が入った勢いで反論をすると、たいてい言いすぎてしまいます。
上司が言いすぎるのはよくても、部下が言いすぎると、後悔するだけです。
「上司の機嫌を損ねてしまった」と、翌日になって後悔します。
職場の人間関係にひびが入り、仕事に支障が出ることもあるのです。
出世に響くこともあり得ます。
では、上司から説教が始まれば、どう対応すればいいのでしょうか。
決まり文句があります。
「勉強になります」です。
上司からの説教は勉強だと思い、ありがたく聞かせてもらうのです。
単なる美辞麗句ではありません。
決まり文句とはいえ、事実、本当に勉強になる場合があります。
私も飲み会の場で、上司から頻繁に説教をされます。
普段の職場では、なかなか羽目を外したことをいえませんが、酔っているときこそ上司の本音がうかがえます。
厳しい言葉が大半ですが、たしかに当たっていることも多いのです。
酔った勢いとはいえ、冷静に聞いていると、正しい内容が多い。
上司が酔ったときに口に出す本音は、耳に痛いですが、勉強になります。
経験豊富な上司から、厳しい指摘を聞かせてもらえるチャンスなのです。
お酒の席で、陥りやすいジレンマがあります。
まったくグラスに口をつけないのも、場が白けます。
飲み食いが進んでいないと、不満なのかなと心配になるでしょう。
とはいえ、飲んでグラスが空になると、お酌をされて、さらに飲まされることになります。
お酌をされると飲むしかありません。
つい、許容量以上に飲まされてしまいやすいのです。
飲まないわけにもいかず、飲みすぎるわけにもいかない。
似たような状況で、困った経験はありませんか。
困った状況です。
さあ、どうしますか。
おすすめなのが、グラスのふちに口だけつける方法です。
お酒を飲めない新人が乾杯のとき、グラスのふちに口をつけて、飲むふりをする光景があります。
この方法は、飲める人でも、意図的にすることがあります。
とりあえずグラスを持って、グラスのふちに口をつけて、飲んでいるふりだけでいいのです。
ちびちび飲みながら、お酒の量を調整できます。
もちろんまったく飲まなくてもいいのです。
相手は酔っていますから、お酒の量が減っていることに気づきません。
飲んでいるような動作を見せることで、盛り上がった雰囲気を保てるようになるのです。
もし「お酒が減っていないじゃないか」と指摘されたら「気のせいですよ。少し酔っていませんか」と、さらりとごまかしましょう。
ある飲み会で、社員同士が乾杯をしていました。
社員の1人の女性が、上品に乾杯をしていました。
最初は、なぜ上品に見えるのかわかりませんでした。
一見、普通の乾杯に見えるにもかかわらず、ほかの社員とは印象の違う乾杯なのです。
「なぜ上品に見えるのだろう」
しばらく彼女の乾杯を見ているうちに、はっと気づきました。
多くの場合、グラスを片手に持って、乾杯をしていることでしょう。
しかし、彼女の場合、グラスに両手を添えて、乾杯しているのです。
たったそれだけですが、丁寧で上品な印象を受けます。
乾杯は、祝福やねぎらいなどの気持ちを込めて、杯のお酒を飲み干すことですね。
両手を添えることで、祝福やねぎらいの気持ちが、より込められている様子に見えてきます。
今後、誰かと乾杯をする機会があれば、ぜひ両手を添えてみましょう。
きっと宴会のいい始まりができるはずです。
唐揚げが入っている大皿に、レモンがあれば、どう使いますか。
やはり、レモンを搾って唐揚げにかけるのだろうと思います。
一般的に、唐揚げにはレモンを搾ってかけるのが定番ですね。
唐揚げとレモンの相性は抜群です。
唐揚げのまったりした味わいが、レモンによってきゅっと引き締まり、いい味わいが生まれます。
しかし、です。
気を利かせて、唐揚げにレモンをかけたところ、叱られることがあります。
「直接レモンをかけるのはやめたほうがいいよ」
唐揚げにはレモンをかけるのが当然と思っていると、驚かされます。
レモンが苦手という人もいるからです。
刺し身と言えば醤油につけて食べるのが一般的ですが、醤油が苦手で、生で食べるのを好む人もいます。
自分が当然だと思っている好みは、必ずしも万人ではないことに注意です。
大勢の人が集まる宴会や飲み会では、こういうトラブルがあるのです。
では、こういう場合どうすればいいのでしょうか。
唐揚げにレモンをかけるなら、周りの人に「レモンを搾ってもいいですか」と言ってからにしましょう。
問題がなければ、レモンを搾っても大丈夫です。
もし嫌がる人がいれば、その人の唐揚げだけ、レモンは控えます。
唐揚げだけとは限りません。
調味料や香辛料などを振りかけるものは、すべて同じです。
自分ではいいと思っても、ほかの人はどうだろうかと考える余裕を持ち、尋ねることです。
これが気遣いです。
自分の常識を見つめ直す、いいチャンスだと考えるのです。
学生時代、友人同士の飲み会で、わいわい楽しんだことがあります。
仲の良かったマサキ君が中心になり、男女10名くらいで、ホームパーティーをしました。
3時間くらいにぎやかに楽しんだ後、マサキ君が言った言葉が忘れられません。
「良かったね。キャバクラだったら2万円くらい、かかっているよ」
真面目な顔をして言うのです。
私は大爆笑です。
なかなか普通の人が浮かばない発想です。
そういう発想をするマサキ君に笑えてしまいました。
しかし、たしかに言われてみれば、そのとおりです。
異性と楽しく飲めて、金額も安上がりです。
たしかにキャバクラに行くくらいなら、友人と男女交えて飲むほうが安上がりだなと思うのです。
マサキ君は、いつもにこにこ顔で飲んでいます。
おそらく彼の中では、男女の友人同士の飲み会でも、キャバクラで飲んでいる感覚なのでしょう。
「得している」と思っているから、笑いが止まらないのかもしれません。
そう思える彼は、幸せだと思いました。
本人が納得すれば、OKです。
ばかばかしい発想とはいえ、楽しんで飲めるなら、それでもいいと思ったのです。
面白い発想をするマサキ君の言葉が、今でも忘れられないのです。
忘れられない宴会のトラブルがあります。
「さて、どこに座ろうかな」
宴会の部屋を見渡すと、たまたま同僚の男性の隣が空席だったので、座りました。
大変なことになったのは、それからです。
隣に座って、すぐ異変に気づきました。
すごかった。
何がすごいのかというと、においです。
隣の男性から、汗臭い激臭が漂ってくるのです。
汗のにおいという軽い程度ではありません。
生ごみが腐ったような激臭で、鼻がつんとします。
ひどいので、私は失礼ながらも「くさいよ」と言ってしまいました。
話を聞くと、忙しい現場にいたため、前の晩から自宅に帰っていないというのです。
当然、シャワーを浴びていません。
夏だったので、汗をたっぷりかいていました。
彼は笑っていましたが、私は笑えません。
特に臭ってくるのは、足元でした。
足の裏は汗をかきやすいので、下から上に向かって激臭がやってきます。
しかも、どうやら彼は、わきがのようです。
足と脇の両方からの激臭が、ちょうど私のど真ん中に向かって来ます。
彼に失礼になると思い「くさいから移動する」とも言えません。
彼は私が息苦しそうにしているのを気遣って少し離れてくれましたが、それでもにおいは漂ってきます。
エアコンの冷風が、彼から私に向かって、流れてくるのです。
勘弁してくれと思いました。
シャワーを浴びていないとわかっているなら、それなりの対策もできたはずです。
お手洗いで、手や足を洗うくらいでもにおいは緩和されます。
コンビニにいけば、新しい靴下も購入できます。
消臭スプレーでもいいでしょう。
とりあえずそのにおいを、なんとかしてほしかった。
仕方なく隣で飲み食いをしましたが、正直なところ楽しめる状態ではありませんでした。
隣から激臭が漂ってくるので、私の表情はずっと険しい表情になっていたはずです。
食事を食べても、激臭のせいで、どれもまずく感じてしまいました。
彼の隣だった2時間は、一生忘れられない思い出でした。
幹事は、入り口付近にいるのが一般的です。
幹事は全体をまとめる都合上、入り口付近に座っているのが、最も都合がいいからです。
店の人に注文をお願いしたり、料理を受けたり、メンバーをトイレに案内したり、全体を見渡せることができたりなどです。
よく見かけるトラブルがあります。
注文内容が決まったのはいいですが、入り口付近に幹事がいるので、店員ではなく幹事に伝えてしまうのです。
もちろん幹事はまとめ役ですから、店員に伝える注文を代わりに受けてくれるでしょう。
しかし、幹事ではなく、できるだけ店員に直接注文するほうがスマートです。
みんなが幹事にお願いしてしまうと、幹事1人に負荷が集中してしまうからです。
たしかに宴会をまとめるのは幹事役です。
ある程度、注文をさばくのに慣れているとはいえ、やはり限界があります。
幹事も、人間です。
幹事に向けて負荷が集中しすぎると、混乱してしまいます。
その結果、注文を聞き間違えたり、店員に迷惑をかけたりしてしまうことになるのです。
メンバーは、お金を払っているとはいえ、ふんぞり返るのは良くありません。
仲間同士ですから、助け合いの精神が大切です。
すべてを幹事に任せすぎないことです。
幹事の様子にかかわらず、自分でできることは、自分でしましょう。
そういう気遣いができる人は、幹事にも喜ばれるのです。
「家に着くまでが遠足」
私が小学生のころ、先生から耳にタコができるほど言われてきた言葉です。
皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
遠足を楽しんだ帰り道は油断をして、事故に遭いやすい傾向があります。
家に着くまでが遠足だと思うことで、緊張感を維持して、事故を未然に防ぐという戒めです。
幼いころの話とはいえ、これは大人になってからも同じです。
いえ、大人になってからのほうが、より大切です。
「家に着くまでが宴会」
宴会で満足してしまうと、帰り道、事故に遭いやすくなります。
お酒を飲むわけですから、車を運転しないのは当然ですが、慣れた帰り道にも危険は数多く潜んでいます。
千鳥足で歩いていると、道で転んで、けがをすることがあります。
ぶつけたところが悪ければ、大けがです。
また、人とぶつかることもあるでしょう。
ぶつかった衝撃で、自分がけがをするだけでなく、相手にけがをさせてしまうかもしれません。
そうなると、さらに話はややこしくなります。
いちばん怖いのは、駅のプラットホームです。
プラットホーム上で近づいてくる電車にぶつかったり、ホームに落ちたりしてしまうと、大変です。
一瞬の不注意で、人生がダメになってしまうのです。
帰り道とはいえ、油断はできません。
幼いころ「家に着くまでが遠足」と言い聞かせていましたが、むしろ大人になってからのほうが、より注意が必要なのです。