執筆者:水口貴博

円満に退職する30の方法

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引き継ぎ資料も作っておくと安心。

引き継ぎ資料も作っておくと安心。 | 円満に退職する30の方法

引き継ぎでは、引き継ぎ資料も作っておきましょう。

口頭だけの引き継ぎでは不十分です。

人間は、忘れる生き物です。

そのときは覚えた仕事でも、しばらく時間が経つと、手順や方法を思い出せなくなることがあります。

口頭だけの説明では忘れることがあるため、きちんと引き継ぎ資料を作っておくと安心です。

特に自分の記憶だけで対応していた業務は、手順や方法などをきちんと紙に書き出して、明文化させておきましょう。

「困ったときは、この資料を見ればわかる」という資料があれば、後任者が忘れたときも、すぐ思い出せます。

引き継ぎ資料は、立派なものでなくてかまいません。

誰が見てもわかる内容なら、A4サイズの紙に簡単な箇条書きをしたものでも十分役立つでしょう。

自分が退職してから後任者が決まることもあるため、仕事のポイントなどをまとめた資料があると助かるはずです。

引き継ぎ資料も、資産の1つ。

引き継ぎ資料も引き継げば、後任者がまた変更になったときも再利用ができます。

「配慮が行き届いている。さすが○○さん」

そう言われるような引き継ぎ資料を作れば、退職後にも尊敬されるでしょう。

ただし、引き継ぎ資料を作っても、渡して終わりだけの引き継ぎはよくありません。

引き継ぎ資料は、あくまで補足資料です。

具体的な仕事の引き継ぎは、やはり直接教えていくのが最も丁寧で確実です。

円満に退職する方法(20)
  • 引き継ぎ資料も、忘れずに作る。
退職を周りに告げる時期や方法は、どう判断するか。

円満に退職する30の方法

  1. なぜ円満な退職を目指すのか。
  2. 退職を切り出す前に確認したいのは、退職する意志の強さ。
  3. 円満退職に必要なことは2つ。
    言い方と段取り。
  4. 退職するなら、お金の試算が重要。
  5. 無職の状態では、審査が必要な契約を結ぶのは難しい。
  6. 一般的な退職に適したタイミング。
  7. 退職は、時期やタイミングを見計らうのがマナー。
  8. 退職の相談は、いつまでにすればいいのか。
  9. 退職を切り出すのは、まず誰にすべきか。
  10. 退職について話し合う、適切なタイミング。
  11. 退職を断言した言い方は、マナー違反。
  12. 退職理由を濁したまま「辞めたい」と主張するだけでは、上司の了承を得るのは難しい。
  13. 強く引き止められたとき、どう対処するか。
  14. 退職日の一方的な言い方は、反感を買う。
  15. 退職願を提出する注意点。
  16. ボーナスをもらってから退職したければ、時期が重要。
  17. 退職が決まったとたん、急に仕事の対応が悪くなっていませんか。
  18. 退職が決まれば、引き継ぎ。
  19. 早く引き継ぐことより、確実に引き継ぐことが大切。
  20. 引き継ぎ資料も作っておくと安心。
  21. 退職を周りに告げる時期や方法は、どう判断するか。
  22. 退職するとき、会社に返却するもの。
  23. 退職するとき、会社から受け取るもの。
  24. 退職願が必要ない退職もある。
  25. 業務で知り得た機密情報は、退職後も口外は厳禁。
  26. 念のため、連絡先も伝えておく。
  27. 退職が決まれば、できるだけ新しい仕事は引き受けない。
  28. 転職先を聞かれたときの答え方。
  29. 退職にまつわるトラブルは、1人で抱え込まず、労働基準監督署に相談。
  30. 退職日には、お世話になった方々に挨拶回り。

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