執筆者:水口貴博

食生活を豊かにする30の方法

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1日3食にとらわれない。1日2食以下でもいい。1日4食以上でもいい。

1日3食にとらわれない。1日2食以下でもいい。1日4食以上でもいい。 | 食生活を豊かにする30の方法

あなたの食生活は、1日何食が基本ですか。

最も多く見られるパターンとしては「1日3食」ではないでしょうか。

家庭でも学校でも「1日3食を規則正しく食べましょう」と教わってきました。

幼い頃からの食習慣もあって「1日3食でなければいけない」という常識が刷り込まれています。

周りの人たちの食生活を見ても、1日3食が大半でしょう。

もちろん1日3食は基本ですが、だからといって絶対ではありません。

「1日3食」という食習慣に固執していると、食事回数を減らしたり増やしたりすることが健康に悪いと思えてきます。

ここに誤解があります。

食事回数は本来、自由です。

決められているものではなく、自分で主体的に決めることができます。

1日2食以下も悪くない

あまりおなかがすいていないときがあるものです。

朝食を普段よりたくさん食べたときは、正午になっても空腹を感じないことが多いでしょう。

あるいは昼食を取るタイミングが遅いときは、夕方や夜になってもおなかがすかないこともあるものです。

あまり体を動かさない仕事の場合、カロリー消費が緩やかになり、おなかが減りにくい傾向があります。

無理に食べるとおいしく感じられません。

我慢しながら食べたところでストレスです。

無理やり食べると残してしまいます。

残してしまうと、食事だけでなくお金も無駄になってしまいます。

そんなときは、1回分の食事をスキップするのも選択肢です。

1日2食になってしまいますが、それが合っている人もいるでしょう。

きちんとバランスよく栄養を取っていれば、健康上は問題ないでしょう。

1日4食以上も悪くない

時には1日4食以上も悪くありません。

よく体を動かす人の場合、1日4食以上も悪くないでしょう。

しっかり体を動かすにはそれだけカロリーも必要になります。

肉体労働でなく、頭脳労働でも1日4食以上にしてみるのもありです。

一度にがっつり食べると、体がだるくなったり眠気が襲ってきたりして、仕事に支障が出ることがあります。

1回の食事を軽食にして、4回や5回に分けるのもいいでしょう。

モデルの仕事をしている人には、急激な血糖値の上昇を抑えるため、1日の食事回数が4食以上という場合が多い。

スリムな体型を維持するなら、食事を小分けにしたほうが効果的であることも知られています。

仕事や環境の変化に応じて、食事回数を変えていくのは自然なこと

人によって適切な食事回数は異なります。

「1日3食」という常識にとらわれず、もっと柔軟に考えてください。

1日3食を基本としつつも、自分のライフスタイルに応じて調整するといいでしょう。

1日2食以下も、4食以上も、どちらもありです。

自分のライフスタイルに合った食事回数やタイミングを見つけましょう。

仕事や環境の変化に応じて、食事回数を変えていくのは自然なことです。

食生活を豊かにする方法(19)
  • おなかがすいていなければ、1日2食でもいい。
昨日の食事すべてを思い出せますか。

食生活を豊かにする30の方法

  1. まず食べることに、幸せを感じる。
  2. 食事を味わう時間は、人生を味わう時間だ。
  3. 「おいしい」を口癖にすると、食生活が豊かになる。
  4. 食事をおいしくいただくためのおまじない。
    手を合わせて笑顔で「いただきます」。
  5. 「朝から大好物を食べる」という選択肢もあっていい。
  6. 食事をしながら、携わった人たちの様子を思い浮かべよう。
  7. 「まずい」とは言わない。
    「変わった味」「口に合わない」と言い換える。
  8. 日々の食事は、褒めるトレーニング。
  9. 早食いの癖があるかぎり、豊かな食生活は実現できない。
  10. 不作法な食べ方は、野生の猿と同じ。
    文化的な生き物なら、食事マナーを意識しよう。
  11. あなたの健康運は、食べるもので決まる。
  12. 挨拶を交わせる店員さんを増やしていくことが、食生活の豊かさにつながる。
  13. いらいらしたら料理を作ろう。
    ストレス発散の効果が抜群。
  14. 割引券を使うなら、早めに使おう。
  15. 風習の食べ物は、素直に食べておくほうが、食生活が豊かになる。
  16. あなたの食生活には「大好物ランキング」がありますか。
  17. 腕時計を外してみると、時間を忘れて食事ができる。
  18. 食器のグレードアップは、食生活のグレードアップ。
  19. 1日3食にとらわれない。
    1日2食以下でもいい。
    1日4食以上でもいい。
  20. 昨日の食事すべてを思い出せますか。
  21. 今は食べることができなくても、いつか食べられるようになる希望だけは持ち続ける。
  22. 食事の時間は、人生で最も幸せな瞬間の1つ。
  23. 空腹は、おいしさを高める最高の調味料。
  24. 料理を作る立場を経験すると、もっと料理が味わい深くなる。
  25. 同じものを食べ続けるより、いろいろなものを食べるほうが、豊かだ。
  26. おいしいお店を紹介すると、おいしいお店を紹介される。
  27. 急いでいるときでも、食事マナーをおろそかにしない。
  28. あなたの1週間を決めるのは、日曜日の朝食にある。
  29. 大好物は、気が向いたときに食べるものではなく、定期的に食べるもの。
  30. 食べたものを記録してみよう。
    食日記は、健全な食生活を促す習慣。

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