執筆者:水口貴博

食べることを楽しむ30の方法

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高級なものが贅沢ぜいたくな食事とは限らない。贅沢は「値段」ではなく「満足感」で決まる。

高級なものが贅沢な食事とは限らない。贅沢は「値段」ではなく「満足感」で決まる。 | 食べることを楽しむ30の方法

贅沢を「値段」で決めないことです。

「贅沢な食事」と聞けば、すぐ「高級料理」を思い浮かべる人がいます。

たしかに高級レストランで高級料理をいただけば、リッチな気分を味わえ、贅沢に感じるでしょう。

上品な雰囲気で高級料理を堪能できれば、最高のひとときになるはずです。

会計のとき、金額を見て驚けば「今日は贅沢をした!」と実感するでしょう。

値段が高ければ高いほど、おいしくて満足できるに違いないと考えている人もいるのではないでしょうか。

しかし、贅沢な食事とはいえ、高級なものとは限りません。

値段に惑わされないでください。

値段を基準に考えないことです。

値段はあくまで値段です。

大切なことは「いかに満足できるか」です。

贅沢は「値段」ではなく「満足感」で決まります。

贅沢は、値段でするものではなく、心でするもの

食事の値段は、食材の産地や希少性、季節性、調理の手間暇といった要因で変わります。

食事の値段は、いかようにも変わると言っても過言ではありません。

贅沢は、値段でするものではなく、心でするものです。

贅沢な食事をしたいと思ったら、食べたいものを食べるのが一番です。

安いものでも、おいしいものはたくさんあります。

安いものでも、自分の好みに合ったものなら十分満足できます。

大好物であれば、安い牛丼が贅沢な食事ということもあります。

安い牛丼に半熟卵のトッピングが、最高の贅沢という人もいるはずです。

自分がそう思えば、それが正解です。

大切なことは、いかに満足できるかどうか

大切なことは、いかに満足できるかどうかです。

値段が高いからといっておいしいとは限りません。

どれだけ高級で値段が高くても、自分の好みに合っていないなら満足できません。

高価な食材の1つとしてキャビアがあります。

キャビアは「黒いダイヤ」として有名ですが、苦手という人も少なくありません。

一方、値段は安くても、自分の好みに合っているものなら贅沢な食事と感じて満足できるでしょう。

高級フレンチ料理より、半熟卵をトッピングした牛丼のほうが、満足感があって贅沢に感じる人もいるはずです。

大切なのは、心の満足です。

いかに満足できるかです。

自分にとって贅沢な食事とは何か。

正解は、あなたの心の中にあります。

贅沢とは、値段でするものではなく、心でするものです。

食べることを楽しむ方法(6)
  • 贅沢な食事をするときは、値段で決めるのではなく、好みで決める。
料理の写真を撮る人は多くても、食べている写真を撮る人は少ない。

食べることを楽しむ30の方法

  1. 食欲が湧いたから食べるのではない。
    食べるから食欲が湧く。
  2. おいしいものを食べた人が幸せになるのではない。
    おいしく味わった人が幸せになる。
  3. 忙しくて外食できないときは、生活の中に組み込めばいい。
  4. 食べたいものから食べよう。
    後回しにしていると、ろくなことにならない。
  5. なぜ「おいしそう」と思うだけで、おいしく感じやすくなるのか。
  6. 高級なものが贅沢な食事とは限らない。
    贅沢は「値段」ではなく「満足感」で決まる。
  7. 料理の写真を撮る人は多くても、食べている写真を撮る人は少ない。
  8. 食事をいただくときは、まず外観を楽しもう。
  9. たくさん食を楽しみたいなら、たくさん体を動かすこと。
  10. 「ご飯少なめ」は恥ずかしいことなのか。
  11. 小食にコンプレックスを持つ必要はない。
  12. 歯を大切にしてしすぎることはない。
    おいしく食事を楽しめるのは、健康な歯があってこそ。
  13. 甘いものに興味がないふりをしないでください。
  14. なぜたくさん食べても太らない人がいるのか。
  15. 「味音痴」と思ったら、濃い味付けをやめてみる。
  16. お箸の正しい持ち方ができていますか。
  17. 組み合わせの数だけ、食の楽しみもある。
  18. あなたは食のレポーター。
    コメントしながら食べてみよう。
  19. 食事中のときくらい、カロリーのことは忘れてください。
  20. 食事を取らないことが、ミスを増やす原因。
    きちんと食事を取るだけで、ミスが大幅に減る。
  21. 食事中にため息をつくのは、マナー違反。
  22. 飲食店や高級レストランに詳しくないからといって、焦る必要はない。
  23. うっかりまずいものを口にしたとき、飲み込むか吐き出すか。
    それが問題だ。
  24. 便秘になっていると、スムーズに食を楽しめない。
  25. 食べることで、楽しめるようになる。
  26. 苦手な食べ物も、本気でおいしいと思い込んで食べてみよう。
    奇跡が起こるかもしれない。
  27. デスクで食事を取る際、ちょっと華やかな雰囲気を演出する工夫とは。
  28. 食後の余韻を長持ちさせるコツは「思い出すこと」にある。
  29. その食べ物は、あなたに食べてもらうのを待っている。
    だからあなたは、それを食べる。
  30. 私たちは「空腹感との出会いと別れ」を繰り返している。

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