公開日:2023年12月23日
執筆者:水口貴博

仕事のトラブルをスムーズに解決する30の方法

  • トラブルは、
    小さいうちに対処することが大切。
仕事のトラブルをスムーズに解決する30の方法

トラブルは初動が命。
「大したトラブルではないから大丈夫」と思ったときが危ない。

「大したトラブルではないから大丈夫」と言う人がいます。
これは誤解です。
トラブルはトラブルです。

トラブルは、小さいうちに対処することが大切。

トラブルは、小さいうちに対処することが大切です。
これはあらゆるトラブルにいえます。
仕事のトラブルはもちろん、対人トラブル・金銭トラブル・健康トラブルでもそうです。

トラブルが起こった直後こそ、安全確認を忘れない。

トラブルが起こったときに注意したいのは、二次被害です。
二次被害は、トラブルが起こった直後の油断から起こります。
車で坂を上っている途中、自分の不注意で前方の車に追突する事故を起こしました。

デスクの整理整頓は、トラブル解決のファーストステップ。

トラブルになったら、デスクを整理整頓しましょう。
一見トラブル解決とは無関係に思えますが、ここは大切なポイントです。
デスクの上に、ごみが散乱していていませんか。

良い解決策は、十分な睡眠から生まれる。

トラブル解決のとき「頭が回らない」と言う人がいます。
それは睡眠不足だからです。
知らず知らずのうちに、睡眠不足に陥っています。

かっこいい方法にこだわらない。

「トラブルに取り組むなら、かっこいい方法で解決したい」と考える人がいます。
「かっこいいことはするが、かっこ悪いことはしない」ということです。
これは要注意です。

相手が把握していない問題点があれば、正直に伝えておくのが吉。

トラブルが起こったとき、相手が問題点をすべて把握しているとは限りません。
「まだ相手が把握していない問題点がある」というケースがあります。
たとえば、トラブルが起こったとき、問題点がA・B・Cの3つにあるとします。

トラブルについて話し合うときは、メモが必須。

人間の短期記憶は、あっという間に消えます。
人間は忘れる生き物です。
たった1時間前に話し合ったことでも、あっさり忘れてしまうことは珍しくありません。

トラブルが起こったとき、単に報告するだけでは不十分。

トラブルが起こったとき、上司や責任者への報告が欠かせません。
トラブルは誰にとっても厄介なものです。
大きなストレスがあり、上司への報告には抵抗を感じます。

取扱説明書の確認を忘れていませんか。

トラブルのとき、意外と見落としがちなのは「取扱説明書」です。
取扱説明書の確認を忘れていませんか。
「電化製品が故障=修理に出す」という思考になっていて、取扱説明書の存在を失念していることが少なくありません。

嘘をつくと、ますますトラブルが大きくなる。

トラブルが起こったとき、少しでも罪を軽くしようと嘘をつく人がいます。
嘘をつくのはNGです。
嘘はばれます。

「協力してください」より「お力添えをいただけますか」。

自分だけの力では足りず、人の協力を得たいときがあります。
そんなとき「協力してください」という言い方は、少々ストレートで口にするのがためらわれます。
率直な物言いでわかりやすいのですが、有無を言わさず従わせるような、強制のニュアンスが感じられます。

ブレーンストーミングの場を作る。

プロジェクトで問題が発生したとき、どうするかです。
一般的にはリーダーが解決方針を決め、それに部下が従うというトップダウン方式が採られがちです。
最もシンプルでスピーディーな方法ではありますが、ベストとは限りません。

実績のない方法にも、目を向ける。

トラブルを解決するときには、実績のある方法を選びがちです。
実績のある方法は、手順も要領もわかっているので安心です。
どう進めればいいのか、どれだけの手間暇がかかるのか、どんな結果が返ってくるのかなど、具体的にイメージできます。

スケジュールの見積もりは、甘くなっていないか。

スケジュールを考える際は「見積もりの設定」が重要です。
スケジュールを立てる際は、必要になるであろう工数や費用を算出して、見積もりを立てます。
この見積もりが甘くなっていると、後から痛い目に遭うことがあるのです。

その日のトラブルは、その日のうちに解決したい。

トラブルが起こったら、当日中の解決を目指しましょう。
もちろん「可能であれば」の話です。
その日のトラブルは、その日のうちに解決するのが理想です。

専門的なことは、素直に専門家を頼るのが得策。

トラブルを解決するのに、専門的な知識やスキルが必要になることがあります。
たとえば、法律、税務、労務が関わるケースです。
素人であれば、素直に専門家を頼るのが得策です。

専門家にお願いしているとはいえ、すべて任せきりはNG。

「専門家に依頼しているからもう安心。何もしなくて良い」という人がいます。
たしかにトラブルのときは、専門家が頼りになります。
笑顔で「すべてこちらでお任せください」と言ってくれます。

その仕事は、本当に徹夜でやる必要があるのか。

問題は「その仕事は本当に徹夜でやる必要があるのか」ということです。
もちろん徹夜が必要なケースもあります。
1分1秒を争うトラブルや、緊急性の高いトラブルであれば、日付が変わってでも対応しなければいけないでしょう。

トラブル発生中は、新規の仕事依頼は、断るのが無難。

トラブル発生中に、新規の仕事依頼をいただくことがあります。
依頼を引き受けたい気持ちは山々であっても、ここは注意したい場面です。
トラブル対応中は、いったん受諾を見合わせるほうがいいでしょう。

小さなトラブルにも、本気で取り組む。

小さなトラブルは、中途半端な気持ちで取り組むことが多いもの。
だらだら取り組んだり、適当な解決で済ませたり。
時にはちょっとだけ手抜きをしてみることもあるかもしれません。

その場しのぎの解決は、本当の解決になっていない。

トラブルが起こった際、その場しのぎの解決には注意しましょう。
解決は少しでも早いほうが良いと思われます。
もちろん早いことは正義です。

謝る相手・謝る順番を間違えない。

トラブルのとき、謝る相手・謝る順番を間違える人がいます。
「とにかく謝ればいい」「上司に謝れば十分」という思考になりがちです。
いくらきちんと謝罪ができても、謝る相手・謝る順番が間違っているのは良くありません。

謝罪慣れをするのはいい。
謝罪慣れを見せるのはいけない。

頻繁に起こるトラブルの場合、だんだん謝罪に慣れてきます。
最初はたどたどしかった謝罪の言葉も、すらすら言えるようになります。
最初はおどおどしていた謝罪の態度も、自然な感じになります。

トラブルのやりとりを、お店でおおっぴらに話さないこと。

トラブルのやりとりを、お店でおおっぴらに話す人がいます。
ここは注意したいところです。
大きく2つのパターンがあります。

トラブルは、解決して終わりではない。
再発防止策が必要。

トラブルが発生して、さっそく対処に取り掛かりました。
なかなか大変で苦労はありましたが、集中的に取り組んだり人の力を借りたりして、なんとか無事乗り越えられました。
このときです。

再発防止策は、検討するものではなく、実施するもの。

トラブルを解決する際は「再発防止策」が大切です。
単にトラブルを解決できれば良いわけではありません。
同じことが起こらないよう、再発防止策の策定が欠かせません。

目の前のトラブルを解決するから、次の仕事に集中できる。

次の仕事に進みたいなら、目の前のトラブルをきちんと解決することです。
「目の前のトラブルはほうっておいて、次の仕事に進みたい」という人がいます。
面倒なトラブルで手間暇がかかりそうなら、ほったらかしにしたくなります。

「自分のために」より「人のために」を意識することが大事。

「自分のため」を意識しても、モチベーションは上がりません。
自分さえ我慢すればいいということになるからです。
トラブルによる被害があっても、自分さえ我慢できればいいことになります。

トラブル直後ほど、詐欺に騙されやすい瞬間はない。

トラブル直後は、詐欺に騙されないよう注意してください。
早まった行動を取りやすいタイミングだからです。
トラブル直後は、目の前のことでいっぱいいっぱいです。

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