化粧品選びでは、どのような情報を参考にしていますか。
雑誌で見かける広告や友人からの評判。
世の中では、さまざまな情報があふれかえり、化粧品選びに苦労している人も多いことでしょう。
皮脂と水分量で肌のタイプを分けると、4種類あります。
「普通肌」「脂性肌」「乾燥肌」「混合肌(脂性乾燥肌)」です。
このほか「アレルギー肌」もよく聞かれます。
普通肌、乾燥肌、脂性肌。
あなたの肌は、どのタイプですか。
普段の状態で触ってもなんとなくわかりますが、自宅でもう少しきちんと確認できる方法があります。
見た目は1枚の皮のように見える肌ですが、厳密には層になっています。
肌の層は、3階層の構造から成り立っています。
上から順に「表皮」「真皮」「皮下組織」です。
美容関連の記事でよく見かける「新陳代謝」。
美容のポイントを押さえる前に、新陳代謝という言葉の意味をきちんと理解しておきましょう。
新陳代謝とは「細胞の活動によって、新しい皮膚が古い皮膚と入れ替わるサイクルのこと」です。
スキンケアの最初のステップは、洗顔ではありません。
洗顔の前の手洗いです。
手洗いとはいえ、単に水で手を洗うだけでは、不十分です。
スキンケアのステップを大きく分けると、5つあります。
クレンジング、洗顔、化粧水、乳液、美容液です。
毎日、スキンケアをしている人には、ごく当たり前の手順ですね。
「クレンジングをしても、なかなかメイクが落ちないんです」
そんな女性によく見られるパターンがあります。
最初に水で顔をぬらした後、クレンジングをしているのです。
メイクを落とすクレンジング。
どれも同じに見えるクレンジング料も、それぞれに違いがあります。
クレンジング料の選択を誤ると、かえって肌を傷めることもあります。
「きれいにメイクを落とそう」
そう思って、顔の隅々まで、時間をかけてクレンジングしていませんか。
たしかにクレンジングは、メイクを落とすのが目的です。
「朝は時間がない」
「化粧水や乳液がもったいない」
「朝は、顔を洗うほど汚れていない」
洗顔をするとき、洗う順番を心がけていますか。
「洗う順番?」
驚かれる人も多いことでしょう。
顔の汚れを落とす目的の洗顔です。
しっかり洗えば洗うほど、よく落ちます。
では、時間をかけるほどいいのかというと、そうではありません。
評判だけを、頼りに洗顔料を選ぶのは良くありません。
洗顔料が自分に合っていないことがあります。
洗顔をしすぎたり、不足したりなど、逆に肌を悪化させることもあり得ます。
多くの美容関係の記事には「洗顔はぬるま湯を使う」というフレーズを見かけます。
しっかりきれいに洗顔をするなら、ぬるま湯が勧められています。
温かい温度によって毛穴が開き、皮脂を溶かしやすくなるためです。
洗顔料を手に取るやいなや、いきなり顔につけていませんか。
できるだけ肌の奥まで洗顔料が行き届くよう、肌をこするように洗っていませんか。
きれいにしようとする心がけは、素晴らしいことです。
スキンケアで、絶対にやってはいけないことは何でしょうか。
いちばん悪いことは1つだけです。
顔をごしごし洗うことです。
コットンを使う場面があります。
化粧水をつけるときやメイク直しの際です。
「コットンでは化粧水がつけにくい」
化粧品売り場に行けば、星の数ほどある化粧品の量に、目まいを感じた経験はありませんか。
たくさんあるのはいいのですが、たくさんありすぎるのも困りものです。
どれを選んでいいのか、迷ってしまうのです。
勝負は、洗顔直後です。
水でびしょびしょになった顔をタオルで拭いた後、肌が乾く前に、化粧水をつけましょう。
洗顔直後は皮脂がまったくないため、あっという間に乾いてしまいます。
美容に気を使っている人なら、季節ごとに化粧品を変えている人も多いことでしょう。
季節ごとに化粧品を買っていると、使い切れないものが出てきます。
化粧品のタイプを使い分けるため、保管を考えることになります。
化粧水を顔につけるとき、2つの方法があります。
「手を使う方法」と「コットンを使う方法」です。
あなたはどちらを使うタイプですか。
「この化粧品、なじみがいいよ。使ってみたら?」
自分と同じ肌質の友人から勧められたから買ってみたものの、効果が感じられない。
「同じ肌質なのになぜなじみが違うのだろう」
細菌やウイルスなどの微生物は、栄養の供給源さえあれば、どこにでも存在します。
地面の上や机の上だけではありません。
何もないように見える空気中にも、実はいろいろな菌が浮遊しています。
あなたは化粧水や乳液などの化粧品を、いつもどこに置いていますか。
浴室に、化粧品を置いていませんか。
「浴室から出るとすぐ肌が乾燥するから、浴室でスキンケアを済ませよう」
食べ物には、賞味期限や消費期限があります。
鮮度を確かめるため、賞味期限や消費期限を参考にしながら買い物をする人も多いことでしょう。
より新しいもののほうが、よりおいしくいただけますね。
化粧品には、規定量があります。
「効果を出すためには、最低限、これくらい使ってください」という量です。
これは化粧品によって異なります。
ほとんどのブランドでは、化粧水と乳液などがシリーズになっています。
メイクで使う化粧品なら、ブランドが異なっていても、腕がよければ、それなりに整えられます。
メイクは基本的に、描くものだからです。
化粧水も乳液も、むらなく塗ることが大切です。
むらなく塗らないと、意味がありません。
塗り忘れている部分があると、乾燥して、肌荒れの原因になります。
クレンジングから最後の乳液までのスキンケアに、どのくらい時間をかけていますか。
「肌の負担になるため、スキンケアの時間は短いほうがいい」
「スキンケアは、時間をかける、効き目が高くなる」
化粧品選びでは、どのような情報を参考にしていますか。
雑誌で見かける広告や友人からの評判。
世の中では、さまざまな情報があふれかえり、化粧品選びに苦労している人も多いことでしょう。
しかし、広告や評判を参考にする以前に大切な大前提があります。
まず、自分の肌の状態を知ることです。
肌の状態には、さまざまな種類があります。
皮脂の分泌がバランス良い「普通肌」。
皮脂の分泌が少ない「乾燥肌」。
特定の物質に肌が触れると、かぶれたり炎症を起こしたりする「アレルギー肌」。
角質が薄くて刺激に弱い「敏感肌」。
皮脂の分泌が多い「脂性肌」。
皮脂の分泌が多いにもかかわらず乾燥している「混合肌」。
にきびが多い「にきび肌」。
目のしわが目立つ。
しみが多い。
色白か、色黒か。
まず自分は、どのような肌の分類に入るかを知ることが大切です。
乾燥肌なら、保湿はヒアルロン酸を重視した化粧品がふさわしいでしょう。
敏感肌なら、低刺激の化粧品が適切です。
にきび肌なら、にきび予防に特化した化粧品がおすすめです。
たるみやしわに悩んでいるなら、コラーゲンが含まれた化粧品です。
自分のことを知ることなくして、スキンケアは始まりません。
自分の肌を知ることで、ふさわしい化粧品のジャンルがわかります。
ふさわしい化粧品のジャンルがわかったうえで、評判やインターネットなどの情報を頼りしながら、化粧品を絞り込んでいきます。
化粧品売り場の試供品で、実際に触れて確かめたうえで、最終的に決めていくのが正解です。
自分の肌の特徴を知っているからこそ、ふさわしい化粧品を選びやすくなるのです。
「あなたは、どのような肌質ですか」
そう聞かれたとき、即答できるようになっておきましょう。
それが、スキンケアでいちばん大切な基本です。
皮脂と水分量で肌のタイプを分けると、4種類あります。
「普通肌」「脂性肌」「乾燥肌」「混合肌(脂性乾燥肌)」です。
このほか「アレルギー肌」もよく聞かれます。
アレルギー肌は特定の物質に反応する特殊な肌質であり、皮脂と水分量の関係と異なるため、ここでは除外します。
自分の肌はどの肌に当たるのか、確認しましょう。
皮脂の分泌が多すぎず少なすぎず、肌がかさついてもいない状態なら、普通肌です。
理想的な肌の状態といわれます。
顔が皮脂で脂ぎってべたついているなら、脂性肌です。
特に額と鼻をつないだTゾーンは、皮脂の分泌が多いため、べたつきやすい傾向があります。
過剰な皮脂はにきびや肌荒れの原因になるため、余分な皮脂を定期的に取る必要があります。
肌が全体的に乾燥していて、かさかさしているなら、乾燥肌です。
肌の皮脂の分泌が少ないため、肌の表面の水分が蒸発しやすい状態です。
乾燥肌が悪化すると、角質がどんどん剥がれて皮膚のバリアー機能が弱くなり、敏感肌になります。
敏感肌は、乾燥肌がさらに悪化して、あらゆる刺激に敏感になった状態です。
乾燥肌は乾燥を防ぐため、油分と水分の両方を与え、保湿力とバリアー機能を高める必要があります。
混合肌とは、1つの顔に脂性肌と乾燥肌の両方が存在している状態です。
たとえば、Tゾーンは皮脂で脂ぎっているにもかかわらず、頬やフェイスラインなどがかさついている状態です。
脂性乾燥肌とも言われます。
脂ぎっている部分は皮脂を取り除きつつ、乾燥しているところは油分と水分をこまめに与える必要があり、手間がかかります。
4つの肌タイプの中で、最もスキンケアで手を焼く肌とも言われます。
普通肌、乾燥肌、脂性肌。
あなたの肌は、どのタイプですか。
普段の状態で触ってもなんとなくわかりますが、自宅でもう少しきちんと確認できる方法があります。
有名な方法ですので、すでにご存じかもしれませんが、あらためてご紹介します。
夜の洗顔をした後、わざと何もつけないで寝ます。
化粧水も、乳液も、美容液もつけません。
肌の突っ張りが気になりますが、あまり気にせず、いったん寝ましょう。
6時間ほど睡眠を取って、寝起き直後が大切です。
まず1枚のティッシュを用意します。
2枚重ねになったティッシュなら、1枚に分けましょう。
ティッシュ1枚を、顔に押し付けます。
正面に向いたまま、ティッシュが落ちてしまうなら、乾燥肌です。
下を向いたときに落ちるなら、普通肌です。
下を向いても落ちないなら、脂性肌です。
最もシンプルに肌質を確かめる方法です。
ぜひ、試してみましょう。
見た目は1枚の皮のように見える肌ですが、厳密には層になっています。
肌の層は、3階層の構造から成り立っています。
上から順に「表皮」「真皮」「皮下組織」です。
この3つの層を正しく理解することが、スキンケアの第一歩です。
少し堅苦しい話になりますが、あらゆるスキンケアにおける基本ですから、しっかり押さえておきましょう。
ここではわかりやすく、肌の状態をベッドに例えてお話しします。
ベッドを想像しましょう。
ベッドに例えると、いちばん上の掛け布団にあたります。
表皮の厚みは、およそ0.2ミリです。
外部からの刺激を守ったり、水分の蒸発を防いだりなど、大切なバリアーの役目を果たしています。
新陳代謝は、この部分のことを言います。
薄い膜ですが、下から上に押し上げられ、毎日古いものと新しいものが入れ替わっています。
およそ28日かけて、1ターンするイメージです。
ベッドに例えると、バネの入ったクッション部分に当たります。
真皮の厚みは、およそ2ミリです。
「コラーゲン」や「エラスチン繊維」と呼ばれるタンパク質によって、肌の弾力や張りをつくり出しています。
紫外線を浴びると、このタンパク質が壊れてしまい、肌の弾力が失われて、しわやたるみの原因になるのです。
また、メラニン色素をつくり出すメラノサイトは、真皮と表皮の間にあります。
メラノサイトや新陳代謝の異常によってメラニン色素がうまく排出されないと、表皮に残り続け、これがしみになるのです。
ベッドに例えると、鉄や木でできた基礎に当たる部分です。
土台です。
実際の皮膚では、血管や神経が張り巡らされています。
皮下組織にある血管から、酸素や栄養分などが真皮へと送られています。
美容関連の記事でよく見かける「新陳代謝」。
美容のポイントを押さえる前に、新陳代謝という言葉の意味をきちんと理解しておきましょう。
新陳代謝とは「細胞の活動によって、新しい皮膚が古い皮膚と入れ替わるサイクルのこと」です。
私たちの体全身を覆っている皮膚。
一見すると1枚の皮に見えますが、実は毎日、少しずつ生まれ変わっています。
20代の肌の新陳代謝は、およそ28日周期です。
肌の奥の基底角で新しい肌細胞が生まれると、肌細胞に影響を与えながら28日間かけて、肌が表面に向かって押し上げられます。
この時間が大切です。
成長期間のようなものです。
生まれたばかりの肌に時間をかけて保湿や栄養分を与え、保湿力やバリアー機能のある肌へと育てていきます。
私たちは、毎日、体を洗います。
体を洗ったとき、肌表面の古い角質が剥がれ落ちて、下にある新しい角質が顔を出します。
次の日、また体を洗ったときに、古い角質が剥がれ落ちて、下にある新しい角質が顔を出します。
肌表面の古い角質と新しい角質は、毎日入れ替わっているのです。
この新陳代謝があるおかげで、傷を負っても回復したり、きれいな肌を維持できたりするのです。
スキンケアの最初のステップは、洗顔ではありません。
洗顔の前の手洗いです。
手洗いとはいえ、単に水で手を洗うだけでは、不十分です。
汗を流す程度では、手にはたくさんの菌が残ったままです。
手を洗うときには、石鹸やハンドソープを使って、しっかり汚れを洗いましょう。
特に「薬用」の石鹸やハンドソープがおすすめです。
「薬用」と名のつく商品は、殺菌や消毒機能を備えているため、手をよりきれいに洗えます。
きれいなスキンケアは、きれいな手があってこそです。
ぜひ、今日から実践していきましょう。
スキンケアのステップを大きく分けると、5つあります。
クレンジング、洗顔、化粧水、乳液、美容液です。
毎日、スキンケアをしている人には、ごく当たり前の手順ですね。
では、ステップごとの役割まできちんと理解しているでしょうか。
「手順」はわかっていても「意味」まできちんと理解している人は少ないのではないでしょうか。
手順だけでなく、意味まで理解することが大切です。
意味まで理解できれば、今まで以上にスキンケアにも意識が向くはずです。
意味を意識しながらスキンケアをすれば、義務的に感じるスキンケアに、面白さが出てくるはずです。
スキンケアの意識を高めるために、いま一度おさらいしましょう。
最初のステップは「落とす」です。
まずクレンジングを使って、メイクをきれいに落としましょう。
ただし、完全なノーメイクなら、この手順を省けます。
次に、洗顔料を使って、顔をきれいに洗います。
顔の余分な皮脂を落として、毛穴に詰まった汚れを取り除きましょう。
ぬるま湯を使えば、温かさで毛穴が開くため、毛穴の奥の汚れまできれいに落とせます。
洗顔料で、顔をきれいに洗ったままの肌は、乾燥しやすい状態です。
乾燥を防ぐため、保湿成分をたっぷり含んだ化粧水で、保湿しましょう。
「水を加える」というより「保湿成分を加える」というほうが、正しい解釈です。
コラーゲン、ヒアルロン酸、セラミドなどの保湿成分を加え、肌の水分の蒸発を防ぎます。
保湿以外に補いたい特別な肌の悩みがあれば、美容液によって補います。
たとえば、しみ、しわ、美白などです。
特に問題がなければ、省略することが可能です。
また美容液の種類によっては、乳液の後に使う場合もあります。
化粧水で肌に水分を与えた後は、油分で膜をつくります。
油分を加えることで、化粧水で与えた水分を逃がさずに保つ働きがあります。
ここで、基本的なスキンケアは終わりです。
「クレンジングをしても、なかなかメイクが落ちないんです」
そんな女性によく見られるパターンがあります。
最初に水で顔をぬらした後、クレンジングをしているのです。
洗顔と同じ感覚で考えているのでしょう。
水で顔を湿らせたほうが、クレンジング料が顔になじみやすくなり、メイクが落ちやすくなると思います。
しかし、逆効果です。
油を落とすために、油を使っています。
水が混ざってしまうと、油同士の接触を邪魔してしまい、メイクが落ちにくくなるのです。
クレンジングをするときは、肌がぬれていない状態で使うのが正解です。
初めは抵抗があるかもしれませんが、水で湿らせていないほうが、きれいに落ちるはずです。
水で洗うのは、クレンジング料でメイクが浮いてからです。
知っている人は知っている当たり前の使い方ですが、いま一度、心に留めておきましょう。
メイクを落とすクレンジング。
どれも同じに見えるクレンジング料も、それぞれに違いがあります。
クレンジング料の選択を誤ると、かえって肌を傷めることもあります。
たとえば、薄化粧や敏感肌の人に、洗浄力の強いクレンジング料は不適切です。
濃いメイクをしっかり落とすときに、洗浄力の弱いタイプでは、きれいにメイクが落ちてくれません。
肌に合ったクレンジング料を選ぶことが大切です。
肌の弱い人には洗浄力の弱いものが向いています。
濃いメイクをしているなら、しっかり洗浄力の強いクレンジング料が必要です。
クレンジング料のタイプに応じて、洗浄力が異なります。
自分の肌に合ったクレンジング料を見つけるために、それぞれの特徴を押さえておきましょう。
一般的に、洗浄力が強いほど、肌にかかる負担も大きくなります。
乾燥肌や敏感肌は、肌への負担の小さい洗顔料の弱いジェルタイプやクリームタイプがおすすめです。
洗浄力が弱い分、刺激を小さく済ませることができます。
ただし洗浄力が弱い分、汚れが残りやすいことにも注意が必要です。
中程度のメイクには、泡タイプやミルクタイプなどがおすすめです。
濃いメイクをしっかり落としたい人には、オイルタイプや拭き取りタイプが向いています。
水に強いアイメイクも、しっかり取り除いてくれるのが特徴です。
拭き取りタイプは、拭き取る刺激で肌を傷めないよう、優しい力で使います。
それぞれのタイプに応じて触感も異なりますから、自分の肌に合ったものを選びましょう。
いずれのタイプにせよ、メイクが浮いたら、さっと洗い流すことが大切です。
クレンジングは、1分以内に終わらせるのが理想です。
「きれいにメイクを落とそう」
そう思って、顔の隅々まで、時間をかけてクレンジングしていませんか。
たしかにクレンジングは、メイクを落とすのが目的です。
油分を含むメイクは、通常の水ではなかなか落ちません。
油を落とすのは油です。
油を含んだクレンジング料を使うことで、メイクを効率よくきれいに落とせます。
しかし、メイクが落ちるまで入念にしたほうがいいのかというと、疑問です。
クレンジング料でメイクが浮き上がっても、時間をかけて落としているうちに、かえって肌にすり込んでしまうことがあります。
しかも、クレンジングを入念にしすぎると、角質層にダメージを与えるため、肌がぼろぼろになってしまうことがあります。
マッサージを兼ねてクレンジングするのは、もってのほかです。
長時間のしつこいクレンジングは、肌の乾燥を招きます。
クレンジングは、さっと済ませるのがコツです。
あまり時間をかけません。
クレンジングは、1分以内が理想です。
顔全体になじませて、メイクの大半が浮き上がったと確認できれば、すぐ洗い流しましょう。
完璧にメイクを落とそうとしないことです。
もし、汚れが落ちきれなくても、その後の洗顔料でも落とせます。
「朝は時間がない」
「化粧水や乳液がもったいない」
「朝は、顔を洗うほど汚れていない」
朝の洗顔を省こうとする女性がいます。
夜、お風呂に入った後は、寝ている間に運動しているわけでもありませんから、汚れが目立っているようにも思えません。
しかし、やはり朝にも洗顔は必要です。
寝ている間、体温調整のため、汗をかいています。
一晩で、500ミリリットルの汗をかくといわれています。
また、夜中は、皮脂の分泌も活発になります。
寝ている間に分泌された大量の皮脂の中で、アクネ菌など、肌荒れに影響する菌が繁殖をしています。
そのうえ、寝ている間はじっとしていますから、部屋の空気中に浮遊しているちりやほこりが、顔の上にたまります。
そうした条件が整うことで、寝ている間も顔は汚れてしまうのです。
見た目はきれいな顔でも、寝起きの顔は、目には見えない汚れや菌がたくさん潜んでいる温床です。
敏感肌や乾燥肌など、肌に何らかの事情を抱えている人を除いて、朝にも洗顔は必須です。
朝に洗顔をすれば、もう1ついいことがあります。
メイクののりが良くなることです。
洗顔で顔をきれいにして、化粧水や乳液で保湿すれば、肌がしっとりして化粧がきれいに決まりやすくなるのです。
洗顔をするとき、洗う順番を心がけていますか。
「洗う順番?」
驚かれる人も多いことでしょう。
顔全体に、べったり洗顔料を満遍なくつけて、洗っていませんか。
むらなく満遍なく塗るのは、一般的であるように思えますが、理想的な洗い方ではありません。
顔には、皮脂の多い部分もあれば、少ない部分があります。
さらに皮膚が厚い部分もあれば、薄い部分もあります。
これらを考慮して、洗うのがポイントです。
すなわち、皮脂の分泌が多いTゾーンから塗り始めるのが正解です。
理想的な順番は「鼻→額→頬→口周り→目の周り」です。
顔の中でも、最も皮脂が分泌されやすい鼻は周りから、洗顔料をつけましょう。
顔の中心である鼻から上へ額へと、洗う領域を広げていきます。
次に口周りです。
口周りを1周させて、左右のえらに向けて洗いましょう。
最後は、目の周りです。
目の周りは、皮脂の分泌量が少ないうえに皮膚も薄い部分であるため、最後に洗いましょう。
この順番を意識することで、上手に皮脂を取りつつ、無駄な乾燥を防げます。
余計な負担をかけることがなくなるのです。
顔の汚れを落とす目的の洗顔です。
しっかり洗えば洗うほど、よく落ちます。
では、時間をかけるほどいいのかというと、そうではありません。
あまり長い時間をかけすぎると、肌の乾燥につながります。
では、短ければいいのかというと、そうでもありません。
洗顔の時間が短すぎるのでは、毛穴の奥の汚れが残ってしまいやすくなります。
洗顔は、短すぎても長すぎてもいけない。
洗顔にはどのくらい時間をかけるべきでしょうか。
個人差はありますが、おおむねの目安があります。
洗顔にかける時間の目安は、泡をつけ始めてから60秒程度です。
この60秒の使い方が大切です。
皮脂の多いところから少ない順番に洗うのが鉄則です。
洗う順番は、次の順です。
6カ所というところに注目です。
6カ所ということは、それぞれに10秒ずつ時間をかければいい計算ですね。
顔を洗いながら、心の中で数を数えましょう。
鼻に10秒、額に10秒、頬に10秒、フェイスラインに10秒、口の周りで10秒、目の周りで10秒。
合計60秒です。
この公式を基準にしつつ、肌の状況に応じて、微調整を加えます。
洗い足りず、洗いすぎず、理想的な順番です。
今まで適当に洗っていた洗顔が、効率的になるのです。
評判だけを、頼りに洗顔料を選ぶのは良くありません。
洗顔料が自分に合っていないことがあります。
洗顔をしすぎたり、不足したりなど、逆に肌を悪化させることもあり得ます。
自分に合った洗顔料を選ぶためには、まず自分の肌の状態を知ることが大切です。
自分の肌を知ることなくして、正しい洗顔料は選べません。
まず、きちんと自分の肌の状態を確認しましょう。
さて、自分の肌の状態さえわかれば、公式のように、ふさわしい洗顔料も見えてきます。
洗浄力が強すぎず、一般的な洗顔料で十分です。
固形石鹸でもOKです。
脂性肌は、しっかり油分を取り除けるよう、洗浄力の強い洗顔料がおすすめです。
相性がいいのが、固形石鹸です。
固形石鹸は洗浄力が強いのですが、脂性肌には、ちょうどいい具合に皮脂を取り除けます。
乾燥肌は、肌と同じペーハーである弱酸性がおすすめです。
洗浄力が強すぎないため、乾燥肌の乾燥を防げます。
保湿成分を含んだ洗顔料のほうがいいのではないかと思いますが、不要です。
むしろ、洗顔料に余分なものが含まれているのは、きれいな洗顔に反します。
洗顔料に保湿成分が含まれていなくても、保湿力の高い化粧水と乳液があれば、十分補えます。
敏感肌ともなると、単に弱酸性では不十分です。
弱酸性でも、ほかに刺激性の物質に反応することがあるためです。
弱酸性であることに加え、刺激性の強い物質などを取り除いた、敏感肌用の洗顔料がおすすめです。
脂性肌で、にきびがひどい人は、単に洗顔料の強いものだけでは不十分である可能性があります。
余分な油を取り除くだけでなく、炎症の元になるアクネ菌の増殖を抑える必要があります。
にきびがひどい人は、アクネ菌を殺菌できる、にきび専用の洗顔料が適切です。
ただし大人のにきびの場合は、にきび用の洗顔料では刺激が強すぎるため、通常の一般的な洗顔料をおすすめします。
多くの美容関係の記事には「洗顔はぬるま湯を使う」というフレーズを見かけます。
しっかりきれいに洗顔をするなら、ぬるま湯が勧められています。
温かい温度によって毛穴が開き、皮脂を溶かしやすくなるためです。
ところで、1つ素朴な疑問が浮かびます。
「ぬるま湯」とは、何度の湯のことでしょうか。
ぬるま湯と言っても、温度に幅がありますし、人によってぬるま湯の捉え方も違うでしょう。
実は、洗顔のぬるま湯の適正温度は、肌質によって異なります。
皮脂は、温度の高い湯に触れるほど溶け出しやすいため、皮脂の分泌量に応じて、温度を調整するのが正解です。
次の3タイプから、自分の適したぬるま湯を確認しましょう。
いくらぬるま湯とはいえ、40度以上の湯を使うのは勧められません。
皮脂だけではなくて、角質まで取りすぎてしまいやすく、肌を傷める場合があるためです。
温度設定に迷ったら、少し低めに設定したほうが、無難です。
ちなみに例外として、重度の乾燥肌、敏感肌、アレルギー肌の場合は、ぬるま湯より水のほうが適していることもあります。
ぬるま湯でさえ肌がひりひりしたり乾燥したりするなどの異常を感じるなら、水で顔を洗ってみて、様子を見ましょう。
特別な肌質ですから、担当の医師と相談するのがいいでしょう。
洗顔料を手に取るやいなや、いきなり顔につけていませんか。
できるだけ肌の奥まで洗顔料が行き届くよう、肌をこするように洗っていませんか。
きれいにしようとする心がけは、素晴らしいことです。
しかし、少し力が入りすぎているようです。
洗顔をきれいにするときには、泡が大切です。
洗顔料を手に取れば、ます両手を優しくこすり合わせて、泡立てましょう。
泡が手のひらいっぱいになるよう、できるだけ大きく泡立てるのがポイントです。
その泡を、顔に滑らせるようにして洗います。
泡は、天然のスポンジです。
肌に無理な負担を与えることもありません。
泡立ちが大きいほど、小さな泡ができるため、肌の奥まで浸透しやすくなります。
気持ちよくて、ふわふわします。
この世に存在する、最高の洗顔用具なのです。
スキンケアで、絶対にやってはいけないことは何でしょうか。
いちばん悪いことは1つだけです。
顔をごしごし洗うことです。
指を肌に滑らせるまではいいですが、指を肌に押し付けて、力任せの洗い方は厳禁です。
力の具合が強すぎると、角質だけでなく、皮下組織までダメージを与えます。
肌が乾燥しやすくなり、バリアー機能が失われます。
バリアー機能が低下するため、赤みや黒ずみの原因になります。
にきびを余計に悪化させ、陥没の跡を残してしまうこともあります。
一瞬、こすった行為が、一生の跡を残してしまうのです。
「大丈夫。自分はやっていない」
おっと、そういう人こそ、要注意です。
多くの場合「癖」になっています。
癖は無意識ですから、自分ではなかなか気づけません。
自分は大丈夫だと思っても、実際はごしごししている場合があります。
次に洗顔をするとき、自分の手元にじっくり注意を向けてみましょう。
あえて、自分を疑ってみることも大切です。
本当にこすっていないでしょうか。
注意を向けて確かめると、怪しい動きになっている場合があります。
コットンを使う場面があります。
化粧水をつけるときやメイク直しの際です。
「コットンでは化粧水がつけにくい」
「コットンでは、メイクをうまく拭き取れない」
そんな経験はありませんか。
そういう人は、コットンが悪いのではなく持ち方が悪い可能性があります。
コットンを指先でつまんで、そのまま肌につけている人が多いのではないでしょうか。
これでは肌に接触する部分に力が入ってしまい、むらが出てしまいます。
スキンケアやメイクの勉強に熱心な人でも「コットンの正しい持ち方」という基本を抜け落としている人が多いのです。
基本的すぎるから、かえって見落としやすくなっているのかもしれませんね。
コットンには、正しい持ち方が存在します。
まずコットンに、化粧水や乳液を浸します。
そのコットンの端を、人差し指と中指で挟みます。
もう一方の端を、小指と薬指で挟みます。
こうして持てば、コットンを肌の平面に沿って、上手に滑らせることができるようになるのです。
化粧品売り場に行けば、星の数ほどある化粧品の量に、目まいを感じた経験はありませんか。
たくさんあるのはいいのですが、たくさんありすぎるのも困りものです。
どれを選んでいいのか、迷ってしまうのです。
自分の美に深く関係する化粧品選びは大切です。
化粧品選びには、コツがあります。
次の3つのステップで進めていけば、自分に合った化粧品をスムーズに選びやすくなります。
まず大切なことは、自分の肌質を知ることです。
普通肌、乾燥肌、脂性肌、脂性乾燥肌、敏感肌、アレルギー肌、にきび肌。
あなたの肌質は、どのタイプですか。
多くの人がここを曖昧にしています。
曖昧にせず、はっきりさせましょう。
化粧品選びの軸となる大切な部分です。
肌質がはっきりすることで、求める化粧品を絞ることができるのです。
肌質によって化粧品を絞れば、次は目的です。
あなたは化粧品に、どのような役割を求めていますか。
要望は何ですか。
顔で悩んでいることを、素直に思い浮かべてください。
にきびを治したいのか。
美白をしたいのか。
しみを消したいのか。
しわをなくしたいのか。
たるみを取りたいのか。
目的をはっきりさせると、さらに対象がしぼられます。
肌質と目的がわかれば、かなり商品数はしぼられている状態です。
最後の絞り込みは、試供品を使ったチェックです。
絞った化粧品の試供品を、1つずつ、チェックしていきましょう。
最後に頼りになるのは、あなたの直感です。
パッケージの形、付け心地、におい、肌触りなどを確認して、直感的に「いいな」と思うものを選びましょう。
気に入ったものを1つに絞って、最後に購入です。
勝負は、洗顔直後です。
水でびしょびしょになった顔をタオルで拭いた後、肌が乾く前に、化粧水をつけましょう。
洗顔直後は皮脂がまったくないため、あっという間に乾いてしまいます。
肌が乾燥すると、角質が硬くなり、化粧水の浸透が悪くなります。
ぬれているうちは、化粧水をつけない。
乾かないうちに、化粧水をつける。
この微妙なタイミングです。
水分が逃げないうちに、化粧水や乳液をつけて、保湿をしましょう。
わずか1分間で、大きな差があります。
1分は短い。
洗顔直後の1分は、あっという間に過ぎてしまいます。
顔でタオルを拭いてから化粧水のふたを開け、コットンへ丁寧になじませているうちに、1分は過ぎてしまうでしょう。
さっとキャップを開けたり、素早くコットンに化粧水をつけたりなど、手際のよさが要求されます。
洗顔直後は、時間との勝負と言っても過言ではありません。
このわずかな1分間で、1日の状態が決まるのです。
美容に気を使っている人なら、季節ごとに化粧品を変えている人も多いことでしょう。
季節ごとに化粧品を買っていると、使い切れないものが出てきます。
化粧品のタイプを使い分けるため、保管を考えることになります。
しっかりふたを閉めて、冷蔵庫など暗くて冷たい場所で保管すれば、日持ちするだろうと思います。
使える場合もありますが、おすすめしません。
できれば、使わないほうが無難です。
あらゆる化粧品は、生ものです。
化粧水、乳液、美容液は、生ものです。
日焼け止めも、生ものです。
ふたを開けた瞬間から、寿命が短くなっていると思ってください。
空気に触れた瞬間から、酸化が始まります。
液体の出入り口から、空気中の菌やほこりが化粧品に混じります。
化粧品には防腐剤が含まれていますが、あくまで進行を遅らせる程度の効き目です。
長期間の保管をしているうちに、成分の効き目がなくなり、化粧品としての効果を失わせるのです。
変色したり独特のにおいを発したりすることもあります。
場合によっては、美肌に効果的どころか、変形した成分によって、しみやしわの原因になる可能性もあります。
「いつか使うかもしれない」と思って保管するのは、もってのほかです。
化粧品の辞書に「保管」という文字はありません。
ふたを開ければ、使い切るまで、毎日使い続けるのが正解です。
できるだけ早めに使い切りましょう。
化粧水を顔につけるとき、2つの方法があります。
「手を使う方法」と「コットンを使う方法」です。
あなたはどちらを使うタイプですか。
まず結論から言えば、どちらでもOKです。
どちらの方法であろうと、化粧水を顔につけることには変わりありませんから、効果は同じです。
ただし、使い心地や化粧水の消費量などに違いはあります。
手のひらを使う特徴は、手軽であることです。
その場ですぐ使えます。
手のひらの温かさによって、化粧水が肌に浸透しやすくなる効果もあります。
手の感触によって、つけ具合も確認しやすくなります。
化粧水を無駄なく使えるため、高級な化粧水の場合は、経済的な面を考え、手のひらがおすすめです。
コットンの最大の特徴は、顔中にむらなく塗れることです。
より丁寧に顔の細かなパーツまでむらなく塗りたい場合は、コットンが適しています。
また多くのメーカーでも、むらなくぬれるため、コットンを使うことを推奨しているようです。
ただし、コットンには1つデメリットがあります。
化粧水を大量に消費してしまうことです。
高級な化粧水の場合は、あっという間に1本を使い切ってしまい、経済的ではないデメリットもあります。
ちなみに一般的には、手を使う場合が多いようです。
特別な事情がないかぎりは、手を使うのがおすすめですが、状況に応じて使い分けるようにしましょう。
「この化粧品、なじみがいいよ。使ってみたら?」
自分と同じ肌質の友人から勧められたから買ってみたものの、効果が感じられない。
「同じ肌質なのになぜなじみが違うのだろう」
そう思った経験はありませんか。
肌質が同じなら、何が違うのでしょうか。
おそらく塗り方が違うのです。
化粧水や乳液を塗るとき、手のひらで顔を叩くようになじませていませんか。
パッティングです。
パッティングをすれば、毛穴を引き締め、血行が良くなるので、顔色が明るくなり、美肌に効果があるといわれています。
しかし、おかしいと気づきませんか。
叩く衝撃によって、毛穴が引き締まるなら、化粧水の浸透も悪くなります。
なにより、顔に衝撃を与えるのが良くありません。
赤ら顔の原因になりますし、肌を傷つけてしまうこともあります。
にきびのある顔なら、無理な衝撃によって炎症を悪化させることもあります。
一昔前では、美容雑誌でパッティングを勧めていましたが、弊害があることがわかり、今では勧められない方法になっています。
では、どういう塗り方がいいのでしょうか。
化粧水も乳液も、手で顔を押さえるようになじませるのがいちばんです。
手のぬくもりによって、化粧水や乳液が温まり、浸透力が上がります。
さらに手で顔を押さえることで、パックのように密閉効果が出て、肌の奥までしっかり浸透していくのです。
じっとしているだけではありますが、浸透力は抜群です。
にきびや傷のある人でも、衝撃を与えることがなく、安全なのです。
細菌やウイルスなどの微生物は、栄養の供給源さえあれば、どこにでも存在します。
地面の上や机の上だけではありません。
何もないように見える空気中にも、実はいろいろな菌が浮遊しています。
これを「空中浮遊菌」と呼びます。
風邪をひくのも、ウイルスが飛び回っているせいです。
花粉症で悩まされるのも、花粉が空気中を飛び回っているからです。
目に見えませんが、確実に存在しています。
鼻や口から吸っても、私たちの免疫システムによって退治するので、大きな問題になることはありません。
問題は、化粧品です。
化粧水や乳液のふたを、開けたままにしていませんか。
ふたを開けたままにしていると、空気中の菌が化粧品の中に入り込んで、品質を落としてしまう原因になります。
空気に触れることは、酸化を促す要因です。
特に気をつけたいのが、浴室です。
便利だからと思い、浴室にスキンケア用品を置いている人も多いことでしょう。
湿りやすい浴室は、菌が繁殖しやすいため、数多くの菌が浮遊しています。
高温多湿という菌にとって絶好の条件は、化粧品にとって最悪の条件です。
浴室で、化粧水や乳液を使うとき、ふたの開け閉めをするときに、菌が入りやすくなります。
あっという間に劣化して、カビが生えてしまうのです。
いくら防腐剤が入っていても、高温多湿の条件では、効き目が半減します。
化粧品を使い終わったら、すぐふたを閉めましょう。
こまめな手間によって、化粧品の高い品質を保つことができるのです。
あなたは化粧水や乳液などの化粧品を、いつもどこに置いていますか。
浴室に、化粧品を置いていませんか。
「浴室から出るとすぐ肌が乾燥するから、浴室でスキンケアを済ませよう」
たしかに手に届く使いやすさから言えば、浴室に置くのがいちばん便利です。
しかし、あまり勧められたことではありません。
浴室は、化粧品が最も苦手とする場所です。
浴室は高温多湿であり、化粧品の劣化につながりやすい条件がそろっています。
また、カビが繁殖しやすい場所でもあります。
浴室で湿度が高くなると、化粧水の入れ物に結露ができてしまい、カビが生えてしまう可能性もあります。
化粧品のキャップをきちんと閉めていたとしても、安心できないのです。
こう考えると、不潔ですよね。
品質劣化につながる条件が、これほどそろっている場所はありません。
おすすめは、浴室から出た部屋です。
多くの場合、洗面所に当たるのではないでしょうか。
直射日光の当たらない場所ですから、管理もしやすいところです。
洗面所なら、洗顔後に手が届きやすいので、普段から使いやすくなります。
お風呂上がりや洗顔後は、肌が乾燥しやすいため、できるだけ手の届きやすい場所にあると好都合です。
洗面所で保管するときも、気温と湿度変化が小さいように、棚に入れたり、カバーをかけたりなど工夫すれば、ベストです。
食べ物には、賞味期限や消費期限があります。
鮮度を確かめるため、賞味期限や消費期限を参考にしながら買い物をする人も多いことでしょう。
より新しいもののほうが、よりおいしくいただけますね。
こうした期限は、食べ物だけではありません。
もちろん化粧品にも、使用期限があります。
しかし、化粧品は食べるものではないので、気にされていない人が多いようです。
そもそも化粧品に使用期限があることすら、知らない人もいるのではないでしょうか。
防腐剤の入っている化粧品であろうと、使用期限を越えてしまうと劣化が進み、品質が落ちてしまいます。
使用期限を越えて使い続けると、場合によっては、肌に悪影響を及ぼすこともあるのです。
ちょうど、この記事を読んでいますし、いい機会です。
自分が使っている化粧品の使用期限を、今すぐ確かめてみましょう。
化粧品のふたや底などに記載されているはずです。
特に乳液や保湿クリームなど油分が含まれるものは、酸化しやすいため、使用期限も短いはずです。
使用期限は、正しい使い方をしているのが前提で定められています。
もし、高温多湿や直射日光の当たる場所に置いたり、ふたを開けっ放しにしたりしていると、話は深刻になります。
保管や使用条件が悪いなら、使用期限は実際の表示より短くなるので注意しましょう。
そういう意味でも、使用期限ぎりぎりまで使うより、できるだけ早く使い切るのが正解です。
化粧品には、規定量があります。
「効果を出すためには、最低限、これくらい使ってください」という量です。
これは化粧品によって異なります。
美白、保湿、アンチエイジングなど、コンセプトによって規定量も異なるのです。
化粧品の説明書に書かれている規定量を、読んだことがありますか。
どきっとしているあなたが、目に浮かびます。
驚くべきことに、ほとんどの人が、説明書を読んでいないのです。
「肌を湿らせることができる量がいいのだろう」
なんとなくという軽い気持ちで、つけていることが多いのではないでしょうか。
今すぐ説明書を取り出し、規定量を確認してみましょう。
驚いてください。
自分が普段使っている量と比べてみて、いかがでしょうか。
おそらく「塗り足りない状態」になっているはずです。
メーカーで推奨する規定量を確かめると、多いことに気づきます。
まずこの事実に気づくことです。
全然塗り足りないことに気づいて、規定量になるよう、もっと使用量を増やしましょう。
規定量を守ることで、初めて効果が発揮されます。
高級な化粧品は、無意識のうちに「もったいない」「長く使いたい」という気持ちが出てくるため、少なめになりがちです。
安物であれ高級であろうと、規定量を守って使うことが大切なのです。
ほとんどのブランドでは、化粧水と乳液などがシリーズになっています。
メイクで使う化粧品なら、ブランドが異なっていても、腕がよければ、それなりに整えられます。
メイクは基本的に、描くものだからです。
腕とセンスがよければ、それなりの結果を出せます。
画家の腕さえよければ、どんな絵の具を使っても、きれいな絵を描けるのと同じです。
しかし、化粧水、乳液、美容液などは違います。
顔に描くメイクとは違い、化粧水などは肌に浸透させて、効果を出すものです。
その効果のために必要な成分が厳選され、特殊な技術が使われています。
技術には、そのブランドしか使えない「特許」が使われていることもあります。
化粧水、乳液、美容液は、組み合わせることで、効果が最大限に発揮する前提でつくられています。
異なるブランドを使っても、肌にトラブルが出にくいでしょうが、化粧品の効果が出にくくなる可能性は考えられます。
ブランドがうたう「美白」や「アンチエイジング」などの効果を期待するなら、やはりブランドを統一させるほうが賢明です。
ブランドを統一させていれば、化粧水、乳液、美容液にも同じ成分や技術が使われているはずですから、効果は断然アップします。
特別な理由がないかぎり、基本的にまずブランドを統一させるようにしましょう。
化粧水も乳液も、むらなく塗ることが大切です。
むらなく塗らないと、意味がありません。
塗り忘れている部分があると、乾燥して、肌荒れの原因になります。
顔全体を、むらなくカバーしましょう。
しかし、むらなく塗るからとはいえ、均一に塗るわけではありません。
ここが大切です。
顔の部分によって、皮脂の分泌の仕方には違いがあります。
もし均一に塗ってしまうと、どうなるでしょうか。
皮脂の分泌が多いところはべたつきやすくなり、皮脂の分泌が少ないところは乾燥しやすくなります。
顔の部分によって、塗る量を変えることがポイントです。
塗る量を変える目安は、2つあります。
TゾーンとUゾーンです。
Tゾーンとは、顔の額と鼻先をつないだ、T字形の部分のことです。
Uゾーンとは、頬と口の周りをつないだ、U字形の部分のことです。
皮脂の分泌量が多いTゾーンは、べたつきやすいため、塗る量を控えめにしましょう。
皮脂の分泌量が少ないUゾーンは、乾燥しやすいため、塗る量を多めにしましょう。
皮脂の分泌量は個人差が大きい点ですが、皮脂の分泌の仕方は、多くの人に当てはまりやすい共通点です。
クレンジングから最後の乳液までのスキンケアに、どのくらい時間をかけていますか。
「肌の負担になるため、スキンケアの時間は短いほうがいい」
「スキンケアは、時間をかける、効き目が高くなる」
美容関連の記事には、両方のアドバイスを目にします。
「どちらが本当なの?」と思う人もいるかもしれませんね。
実は、どちらも正解なのです。
たとえば、スキンケアの時間が短すぎるとどうなるでしょうか。
洗顔が不十分になり、顔に汚れが残ってしまいます。
化粧水や乳液での保湿に、むらもできやすくなるでしょう。
一方、スキンケアに時間をかけすぎるとどうなるでしょうか。
クレンジング料や洗顔料で、しっかり顔の汚れを落とそうとしていると、肌を傷める危険性が出てきます。
スキンケアは、早すぎても遅すぎても、良くありません。
スキンケアは、手際のよさが大切です。
では、どのくらいの時間がいいのでしょうか。
クレンジングから乳液までのスキンケアにかける時間は、5分から10分ほどが理想的です。
短すぎず長すぎず、リズムをつくって、手際よくこなすことが大切です。
あなたはスキンケアに、どのくらい時間をかけていますか。
なんとなくで考えてしまいがちですが、一度、スキンケアの時間を、正確に計ってみましょう。
弱すぎるか強すぎるかを、客観的に確かめる目安にもなります。
時間が短すぎれば、もう少し時間をかけて丁寧にしましょう。
時間が長すぎれば、もう少し時間が短くなるよう、手際を改善しましょう。
時間がわかることで、スキンケアの偏りを発見する手がかりになります。