化粧水の規定量は、化粧品によって異なります。
説明書に書いてある規定量を守ることで、化粧水がうたう効果を発揮できます。
化粧水を使うとき、手を使っても、コットンを使ってもかまいません。
スキンケアのプロと言えば、手際の良い動きを連想します。
お風呂上がりにすぐ化粧品をつけ、すぐ美容液を塗ったかと思えば、さらに乳液を重ねる。
1分1秒を大切にして、無駄な動きがない。
侮れないのが、遺伝的側面です。
あなたが存在しているのは、両親がいるからです。
両親からの遺伝子を、あなたは受け継いでいるということです。
基本的に、クレンジングは必要です。
メイクは洗顔料では落ちにくいため、洗顔前にクレンジングでメイクを落としてから顔を洗います。
基本的なスキンケアですね。
洗顔料で顔を洗う前には、洗顔料で大きな泡をつくることが大切です。
たくさん泡をつくるほど、泡の小さな粒が肌の毛穴に入り、きれいに汚れを落としやすくなります。
泡ですから肌に負担をかけることなく、きれいに顔を洗うことができるのです。
メイクでは「落ちにくいメイク」と「落ちやすいメイク」を同時にする場合があります。
たとえば、アイメイクは落ちにくいメイクの代表です。
マスカラやアイラインなど、汗や水に強いタイプのものがあります。
「肌が怠けないように、高機能の化粧品を使うべきでない」
世間でそうした声を耳にすることがあります。
高機能な化粧品ばかりを使っていると、肌が怠けてしまい、本来の機能が失われるという主張です。
洗顔の後、化粧水で保湿をして、乳液でカバー。
これを毎日続けていると、ときおり面倒で、なんとか効率よくできないかと思います。
ふと、思います。
洗顔直後、化粧水はできるだけ早くつけることが大切です。
洗顔直後は顔に油分がないため、あっという間に乾燥してしまうからです。
肌は乾燥すると、角質が硬くなるため、化粧水のなじみが悪くなります。
本屋に行くと「手作り化粧品」というタイトルの本を見かけることがあります。
そうです、化粧品を自分でつくるということです。
簡易的な化粧水なら、家庭でつくれます。
一昔前まで、皮膚の専門医たちの多くは「塗りものによる効果は乏しい」という主張でした。
理由は、成分が深くまで浸透しないからです。
化粧水をつけても、角質層のバリアーによって、奥に浸透しづらい状態でした。
技術が進歩して、ナノテクノロジーを活用した低分子の化粧品があります。
よく見かけるのは、低分子のコラーゲン、ヒアルロン酸、セラミドなどを使った化粧品です。
分子の大きさを小さくすることで、肌の奥まで浸透させることができるようになる効果があります。
化粧品そのものの効果を上げるのは、品質だけとは限りません。
使い方を少し工夫するだけで、乳液の浸透力を高める方法があります。
それは、乳液を使うときです。
ぱん、ぱん、ぱん。
女性の中には、化粧水や乳液を顔につけるとき、肌を軽く叩きながらなじませている人がいます。
いわゆるパッティングです。
「肌を、きちんと呼吸させないと!」
夜、寝る前にはメイクを落とします。
メイクを落とす理由を、肌に呼吸をさせるためと思っている女性がいます。
毛穴の目立ち方は、個人差があります。
毛穴の穴まで見えるほど目立つ人もいれば、毛穴がまったく目立たない人もいます。
毛穴の数が違うかのようですね。
暑い季節になると、いつもより毛穴が目立ちやすいと感じたことはありませんか。
その感覚、気のせいではありません。
暑い季節は、寒い季節に比べて、20%ほど毛穴が広がります。
洗顔の終わりに、冷たい水で毛穴をきゅっと引き締める美容法があります。
冷水で洗顔する、もしくは、ぬるま湯で洗顔した後、冷水で締めくくる方法です。
効果があるのは、事実です。
毛穴の詰まりは、皮脂と古い角質が結びつき、あぶらとり紙だけでは取り除きにくい。
あぶらとり紙は、皮脂の除去には有効ですが、古い角質の除去までは十分な効果がありません。
さらにほこりや化粧品と混ざれば、余計に黒ずんで見えます。
「皮脂をきれいに取り除く」
そんな言葉に、要注意です。
「顔のべたつき」と聞くと、悪い印象があります。
洗顔で皮脂はきれいに落ちても、なかなかきれいに落ちてくれない汚れがあります。
毛穴の奥の汚れです。
特に皮脂が多い人に起こりやすい悩みです。
洗顔料には、いろいろなタイプが存在します。
クリームタイプの洗顔料、泡のタイプの洗顔料、パウダータイプの洗顔料などです。
それぞれに特徴があるので、選ぶのに迷いますね。
美容パックとはいえ、シートタイプのほか、塗るタイプのものがあります。
クレイパックが代表的です。
シートタイプの美容パックとは違い、塗るタイプは、時間がかかります。
美容パックには、待ち時間があります。
物にもよりますが、数分から数十分ほど待たなければならないものもあります。
美容パックに含まれる成分が肌に浸透するための大切な時間です。
美容パックの特徴は、速攻性です。
バカンスで紫外線を浴びすぎてしまった肌の回復を助けてくれる力があります。
しかし、速攻性がある反面、効果が失われやすいのも特徴です。
わざわざパックを買わなくても、自宅で手軽にパックをつくる方法があります。
必要な物は「化粧水」と「5枚のコットン」だけです。
(ステップ1)コットンに化粧水をつける
「乾燥対策には保湿スプレー」
乾燥した肌には、水分を与えることが大切です。
そんなとき目に付くのが、保湿スプレー。
乾燥した肌に、保湿スプレーを吹きかけるのは注意しましょう。
たくさん吹きかければ、単純に保湿されるわけではありません。
吹きかけた水分が蒸発するときに、肌にもともとある水分まで奪い取ってしまい、肌の乾燥を余計に悪化させてしまうからです。
基本的に、化粧水も乳液も、満面に塗ることが大切です。
塗っていない部分があると乾燥が進み、肌トラブルの原因になります。
しかし、満面に塗れば十分かというと、そうではありません。
ほかの人と美に差をつけるには、みんなと同じことをしているだけでは、差がつきません。
どこかで、ほかの人より、一手間かけることが必要です。
その一手間があります。
化粧水の規定量は、化粧品によって異なります。
説明書に書いてある規定量を守ることで、化粧水がうたう効果を発揮できます。
化粧水を使うとき、手を使っても、コットンを使ってもかまいません。
いちばんよくないのは、ちびちび使うことです。
人間心理から言えば、値段が高い高級なものほど、大切に使おうという気持ちが強くなるため、ちびちび使う傾向が強くなります。
高級・高機能でも、効果を十二分に発揮できていない場合が多いのです。
一般的に化粧水は、多すぎる分にはいいのですが、少なすぎるのは問題です。
ちびちび使うと、効果が半減したり、顔の一部に塗れない部分が出てきたりします。
どんなに高級で高機能な化粧水でも、塗り損ねた部分があると、意味がありません。
無意識というのは、知らずのうちに出てくるものです。
いつも使っている化粧品の使用量と、化粧品に書かれている規定量を見比べてみましょう。
規定量より少なくなっていませんか。
値段が高いから長く使いたい気持ちがあるでしょうが、ちびちび使うのはおすすめできません。
少なすぎるくらいなら、多めに使うほうがまだましです。
少なくて効果が小さくなるくらいなら、少し多めに手に取って、たっぷり塗りすぎるくらいの気持ちを心がけましょう。
化粧品のふたを開けた瞬間から酸化が始まり、どんどん品質が落ちていきます。
もったいないからとはいえ、ちびちびと長く使っていると、効果が半減するだけでなく、化粧品の品質まで落としてしまいます。
化粧品類の減りは早くていいのです。
「もったいない」という気持ちは、私たちの美徳の1つですが、美肌に関しては妨げになるだけです。
もったいない気持ちを捨てるのが、美肌への第一歩。
規定量に罪悪感を抱かず、贅沢に使いましょう。
スキンケアのプロと言えば、手際の良い動きを連想します。
お風呂上がりにすぐ化粧品をつけ、すぐ美容液を塗ったかと思えば、さらに乳液を重ねる。
1分1秒を大切にして、無駄な動きがない。
手際よくこなす姿はかっこいいです。
熟練したプロのようですね。
しかし「手際よくつける」という意味は「急いでつける」という意味ではありません。
焦ると、仕上がりが粗くなります。
きちんと化粧品の結果を出したければ、ステップごとに、なじむのを待つことが大切です。
お風呂から上がれば、汗が引くまで待つ。
汗が引いたら、化粧水をつける。
化粧水が肌になじんだら、美容液をつける。
美容液が肌になじんだら、乳液をつける。
膜を1つずつ重ねるように、丁寧に塗りましょう。
一つひとつの成分が、じっくり肌に染み込むため、化粧品の効果を最大限に引き出すことができるようになります。
焦らずに、なじむのを待ってから進めましょう。
侮れないのが、遺伝的側面です。
あなたが存在しているのは、両親がいるからです。
両親からの遺伝子を、あなたは受け継いでいるということです。
笑い方は、親子間で遺伝すると言われます。
笑い方が遺伝すれば、しわのでき方も親子間で似てきます。
しみのでき方も、遺伝性があります。
肌質も、親子間で遺伝するため、紫外線による影響も親子間で似てきます。
また、遺伝だけでなく、食生活も同じです。
家族では食卓を囲んで食事をするため、栄養バランスが親子間で似てくることもあります。
両親の考え方、教育などが行動パターンで似てくることでしょう。
そこで見てほしいのは、あなたの両親です。
あなたの両親は、どのような顔の状態ですか。
ちょっと顔を思い出してみましょう。
将来の顔の状態は、ある程度、両親に似る可能性があります。
もし、親にしみが多いなら、あなたにも将来同じようなことが起こる可能性があります。
早いうちに、しみ対策をするほうがいいかもしれません。
もし、しわが多いなら、あなたにも将来同じようなことが起こる可能性があります。
早いうちに、しわ対策をするほうがいいかもしれません。
あなたの両親の顔に近い顔つきになる可能性が、あります。
ちなみに父親と母親のどちらに似ていると言われますか。
似ているといわれる側に、似やすくなる傾向があります。
もちろん遺伝とはいえ、すべてが遺伝するわけではありませんが、自分に当てはまりやすい要因の1つであることは、たしかです。
傾向だけでも参考になるはずです。
しみやしわができてからでは遅いのです。
「何を先手に打つべきか」
両親の顔を思い出すことで、美容で心がけるべき点が見えてくるのです。
基本的に、クレンジングは必要です。
メイクは洗顔料では落ちにくいため、洗顔前にクレンジングでメイクを落としてから顔を洗います。
基本的なスキンケアですね。
きれいにメイクを落とすからこそ、洗顔料で毛穴の奥まで汚れまで落とせます。
しかし、例外もあります。
薄化粧の場合です。
そもそも化粧が薄いなら、洗顔料だけできれいにメイクを落とせます。
洗顔料にも多少は、メイクを落とす力があるからです。
そもそもメイクというほどメイクをしていないなら、洗顔料だけで顔を洗ってみてみましょう。
もし、いつも薄化粧を心がけているなら、一度試してみる価値はあります。
薄化粧や洗顔料のバランスによって状況は変わりますが、うまくいけば、洗顔料のみでメイクがきれいに落ちてくれるはずです。
クレンジングを省略できるため、手間を1つ減らせますし、肌への負担も軽くなります。
肌への負担は、できるだけ最小限に抑えましょう。
洗顔料で顔を洗う前には、洗顔料で大きな泡をつくることが大切です。
たくさん泡をつくるほど、泡の小さな粒が肌の毛穴に入り、きれいに汚れを落としやすくなります。
泡ですから肌に負担をかけることなく、きれいに顔を洗うことができるのです。
きれいな洗顔の極意は、泡立ちです。
ただし、泡をつくるのに、苦労をすることがあるのもたしかです。
「うまく泡立ってくれないなあ」
そういう人は、もしかして手洗いを忘れていませんか。
顔を洗った後、洗顔料を手に取って泡立てるのは良くありません。
いきなり洗顔料を手に取って泡立てようとしても、なかなかうまく泡立たないでしょう。
手の汗が混じっていて、泡立ちを妨げるのです。
また、手のひらのばい菌が洗顔料に混じるのも、衛生的ではありません。
洗顔料で顔を洗う前にしておきたいのは、きれいな手洗いです。
単に水で手を洗うだけでは不十分です。
薬用の石鹸やハンドソープを使って、手をきれいに洗いましょう。
洗顔料をハンドソープの代わりに使っても、結構です。
大切なことは、とにかく手をきれいにすることです。
きれいに手を洗った後、再び、洗顔料を手に取って、こすり合わせてみましょう。
泡立ちやすさが全然違うことに驚くことでしょう。
メイクでは「落ちにくいメイク」と「落ちやすいメイク」を同時にする場合があります。
たとえば、アイメイクは落ちにくいメイクの代表です。
マスカラやアイラインなど、汗や水に強いタイプのものがあります。
そんな汗や水に強いアイラインをしながら、落としやすいパウダータイプのファンデーションを使うこともあるでしょう。
肌に適したクレンジング料の選び方に、迷います。
「落ちにくいアイメイクに合わせて、クレンジング料を選ぶべきか。落ちやすいメイクに合わせて、クレンジング料を選ぶべきか」
迷う必要はありません。
異なるクレンジング料を、使い分ければいいのです。
クレンジング料は、強いタイプと弱いタイプの2種類持っていると、便利です。
たとえば、落ちにくいアイメイクだけ、洗顔力の強いオイルタイプのクレンジング料を使います。
もしくは、目元専用のクレンジング料でもOKです。
そのほかの部分は洗顔料の弱いクレンジング料を使います。
こうすれば、肌への負担を最小限に減らせると同時に、メイクを効果的に落とせます。
仕事とプライベートなど、状況によってメイクの濃さを変えることもありますから、さまざまな状況で応用できる方法です。
メイクの落ちにくさに応じてクレンジング料を使い分け、肌への負担を減らすようにしましょう。
「肌が怠けないように、高機能の化粧品を使うべきでない」
世間でそうした声を耳にすることがあります。
高機能な化粧品ばかりを使っていると、肌が怠けてしまい、本来の機能が失われるという主張です。
肌が怠けないように、あえて化粧水や乳液などを使わない日をつくる美容法なども存在するようです。
しかし、私はこの方法に、断固として反対します。
まず前提として、肌はそう簡単に怠けることはありません。
肌の弾力は、コラーゲンとエラスチンなどのタンパク質と水分量によるものです。
汗や皮脂の分泌量は、自律神経が制御しています。
体の恒常性を保つために自律神経を鍛える方法は存在しますが、化粧品の影響を大きく受けません。
毛穴の収縮には筋肉も関係していますが、影響があるとしても、わずかな影響です。
高機能な化粧品を使って、肌が怠けることはほとんどありません。
むしろ、何もしないことによる悪影響のほうが、はるかに大きいです。
洗顔の後に何も塗らなければ、肌が乾燥して、しみやしわの原因になります。
UVケアをしていないと、紫外線の影響によって、肌が大ダメージを受けます。
いくら肌を鍛えるからとはいえ、まったく何もしないのは良くありません。
肌を鍛えるつもりで何も塗らないほうが、余計に肌の悪影響になるのが現実です。
美しい肌を保ちたければ、やはりきちんと肌を配慮することが大切です。
怠けるという言葉に、騙されてはいけません。
洗顔できれいに汚れを落とす。
化粧水で保湿して、乳液でカバーする。
UVケアで紫外線をカットする。
むしろ高機能な化粧品は、どんどん使うべきです。
今は科学技術が発達し、一昔前では実現できなかった機能を備えた化粧品がたくさんあります。
肌に浸透しやすいように、分子を小さくして、浸透力を高めた化粧水。
保湿力を高めた特殊な乳液などです。
こうした高機能の化粧品は、どんどん使うべきです。
どんどん使うからこそ、そこで美肌の差がつくのです。
洗顔の後、化粧水で保湿をして、乳液でカバー。
これを毎日続けていると、ときおり面倒で、なんとか効率よくできないかと思います。
ふと、思います。
「洗顔直後は顔がしっとりしているから、化粧水は不要ではないのか。化粧水を省けるのではないか」
化粧水の存在に疑問を抱くのです。
たしかに洗顔したばかりの肌は、すでに湿っていますから、そのまま乳液をつけても保湿はできるでしょう。
かかるのは、手間と時間ばかり。
必要性を疑ってしまうのです。
しかし、やはり化粧水は必要です。
化粧水をつけた場合と省いた場合とで比較をすれば、状態の違いがよくわかります。
化粧水のいちばんのポイントは「浸透力」と「保湿力」です。
きちんと化粧水を使えば、肌の奥まで保湿成分がしっかり浸透します。
そのうえで、乳液でカバーをすれば、肌は潤い、みずみずしい弾力が生まれます。
単なる水道水だけでは実現できない、感覚です。
「湿っているかどうか」で、判断するのではありません。
「保湿」や「弾力」という面まで考えると、やはり化粧水はなくてはならない存在です。
化粧水をつける人と省く人とでは、習慣として、しわのでき方にも影響します。
手間を省いて効率化を図りたい気持ちはわかりますが、若々しい肌を保ちたければ、普段から化粧水をつけるのが正解なのです。
洗顔直後、化粧水はできるだけ早くつけることが大切です。
洗顔直後は顔に油分がないため、あっという間に乾燥してしまうからです。
肌は乾燥すると、角質が硬くなるため、化粧水のなじみが悪くなります。
さて、もう1つ、似たような状況があります。
お風呂上がりです。
お風呂上がりも、顔に油分がないため、あっという間に乾燥してしまうはずです。
お風呂上がりも、できるだけ早く化粧水をつけたほうがいいのではないかと思うでしょう。
しかし、お風呂上がりに関しては、少し状況が特殊です。
汗が噴き出ています。
お風呂から上がった直後に化粧水をつけても、噴き出てくる汗と混じることになります。
これはこれで問題です。
汗と混じることで、化粧水の濃度が薄まり、機能も低下してしまうのです。
汗が邪魔をして、化粧水の浸透を妨げます。
お風呂から上がり、体から汗が噴き出しているなら、汗が引くまで待ちましょう。
汗が引いてから化粧水を使うのが、正解です。
ただし、軽くシャワーを浴びたときなど、汗をかいていない状態なら、待ち時間は不要です。
早めに化粧水をつけて、保湿しましょう。
本屋に行くと「手作り化粧品」というタイトルの本を見かけることがあります。
そうです、化粧品を自分でつくるということです。
簡易的な化粧水なら、家庭でつくれます。
ヘチマやドクダミなどから抽出される水分は保湿力に優れているため、化粧水として使えるのです。
手作りのほうが、心がこもっているような印象もあり、気になる人も多いのではないでしょうか。
料理のように、好みによって保湿成分などカスタマイズできる点もあります。
植物を育てつつ、その植物から化粧水をつくり、家庭で使うわけです。
しかし「手作り」という響きだけでベストであると思い込むのは、要注意です。
温かみがあり、カスタマイズできるのは大きなメリットですが、デメリットについても知っておくことが大切です。
いちばんのデメリットは、衛生管理が難しい点です。
手作りといえば「つくるのが簡単」という思い込みがありますが、きちんとしたものをつくるなら、実は大変です。
化粧品メーカーでさえ、殺菌や抗菌は、とても気を使う難しい課題の1つです。
化粧品を家庭でつくるとなると、空気中の菌に数多く触れることでしょう。
つくるときには手の汚れにも、十分注意が必要です。
入れ物に使う容器も、古いものは使わず、抗菌性の新品を使う必要があります。
メーカーのように防腐剤を入れず、自然のままでつくるなら、日持ちしにくい覚悟が必要です。
手作りという響きだけで良いものだと過信せず、デメリットがあることを知っておいたほうがいいでしょう。
しかし、家庭で植物を栽培しつつ、化粧品もつくれるわけですから、好みが合う人は挑戦してもいいでしょう。
植物に触れることでリラックス効果もありますし、なにより、つくりものが好きな人にはうってつけです。
植物を楽しめ、自分が育てた植物から化粧水をつくるのは、物語があります。
結果だけでなく、プロセスそのものを楽しめるメリットもあります。
「日持ちしにくい」「衛生管理が大変」などのデメリットすら、楽しみとして考えることができるなら、魅力的な方法でしょう。
一昔前まで、皮膚の専門医たちの多くは「塗りものによる効果は乏しい」という主張でした。
理由は、成分が深くまで浸透しないからです。
化粧水をつけても、角質層のバリアーによって、奥に浸透しづらい状態でした。
普通の成分では、角質のわずかな合間に浸透するのは無理があったのです。
ましてや、真皮に届くことなんてあり得ない。
たとえば、美白化粧水をつけても、深くまで浸透しないから意味がないわけです。
これは当時、実験によっても確認されていました。
皮膚科の医師たちの主張していたとおりに、塗りものによる効果は乏しかったのです。
しかし、時代は変わりました。
2,000年に入り「ナノテクノロジー」という分野が、飛躍的に進歩しました。
これは、成分の分子を大幅に小さくさせる技術です。
「ナノ」という長さの単位は聞き慣れないことでしょう。
1メートルの1000分の1が、1ミリ。
1ミリの1000分の1が、1マイクロ。
1マイクロの1000分の1が、1ナノです。
1メートルを地球とすれば、1ナノはゴルフボールくらいの大きさです。
想像絶する小ささなのです。
この技術によって、これまでは不可能だと言われていた常識が覆されました。
ナノテクノロジーによって、分子が小さくなった成分は角質層を浸透し、真皮まで達することが確認されたのです。
以前は不可能だったことが、可能になっています。
技術の進歩は、一昔前の常識さえ、覆してしまう力があります。
化粧品売り場で「ナノテクノロジー」という表示を見かけますが、浸透力が高いことを意味しています。
あくまで最新技術を使った化粧品の話ですが、今、そういう時代にきているのです。
技術が進歩して、ナノテクノロジーを活用した低分子の化粧品があります。
よく見かけるのは、低分子のコラーゲン、ヒアルロン酸、セラミドなどを使った化粧品です。
分子の大きさを小さくすることで、肌の奥まで浸透させることができるようになる効果があります。
使ったことがある人ならわかると思いますが、本当に驚きます。
あっという間に、肌に染み込んで、消えてなくなるのです。
「これは効きそうだ」
明らかにこれまでの化粧品とは違う効果に感動したのは、私だけではないはずです。
技術の進歩とは、すごいものです。
しかし、こうした低分子の化粧品に、よく起こりがちなトラブルがあります。
むらです。
さっと染み込んでしまうため、顔全体に塗ったつもりが、むらができることがあるのです。
多く塗ったところもあれば、少なく塗ったところもあります。
塗り忘れているところも出やすくなります。
「染み込んで消えたのか。それとも最初から塗り忘れているのか」
なかなか見た目や肌触りで判断しにくいことがあるのです。
低分子であるほど、さっと染み込んでしまい、よくわからなくなるのです。
顔の一部は潤っている一方、別の一部は乾燥していることになりかねません。
低分子の化粧品を使うのはいいのですが、むらがないように塗るようにしましょう。
きちんと顔の隅から隅まで行き渡るように、使い方には注意が必要です。
化粧品そのものの効果を上げるのは、品質だけとは限りません。
使い方を少し工夫するだけで、乳液の浸透力を高める方法があります。
それは、乳液を使うときです。
乳液の使い方は、人それぞれです。
指先を使って、点をつくるように乳液をつけた後、手のひらで広げる方法は、理想的ではありません。
ポイントは、2つあります。
「顔に塗る前」と「塗るとき」です。
まず、乳液を手のひらにとった後、両手を重ね合わせましょう。
手のひらを合わせると、手の温かみによって、乳液の温度が上がります。
油分は温かさが加わると、分子が細かくなってさらさらになり、伸びが良くなります。
その結果、肌への浸透力が向上するのです。
手のひらを合わせるだけでなく、揉んだりこすり合わせたりすると、さらに効果的です。
顔に塗るときは、マッサージのように塗るのではありません。
乳液がついた両手で顔を包み込むように、優しく押し付けます。
その状態を、5秒から10秒ほど、維持しましょう。
浸透力がアップした乳液が、手のひらのぬくもりと密閉効果によって、肌の奥までより浸透していくのです。
この裏技は、乳液に限りません。
保湿クリームや美容液など、油分が含まれる商品はすべて共通する裏技です。
ほんの少し使い方を工夫するだけで、乳液の機能性を高めることができるのです。
ぱん、ぱん、ぱん。
女性の中には、化粧水や乳液を顔につけるとき、肌を軽く叩きながらなじませている人がいます。
いわゆるパッティングです。
化粧水をより深くまで浸透させたり、顔のくすみが取れて透明感が出てきたり、毛穴が引き締まったりするという言い分です。
たしかにそういうメリットがあることも確認されていますが、メリットばかりとは限りません。
実はパッティングには、大きなデメリットが2つあります。
1つ目は「赤ら顔の原因になりやすいこと」です。
上から叩くと、刺激が肌の奥まで伝わります。
その刺激によって、毛細血管が広がり、赤ら顔の原因になります。
顔は皮膚が薄くて繊細な場所ですから、弱い力でパッティングしたつもりでも、強い衝撃になっているのです。
2つ目のデメリットは「しみの原因になりやすいこと」です。
強い衝撃をむやみに与えることで、メラノサイトや新陳代謝に悪影響を与えます。
メラノサイトが異常を起こしたり、新陳代謝のリズムが乱れやすくなったりしてしまい、しみの原因になりやすいのです。
実際、しみが多い人には、パッティングの習慣がよく見られます。
パッティングを習慣にしているなら、今すぐやめましょう。
では、代わりにどうすればいいのかというと、単に両手で顔を優しく包み込むだけでいいのです。
手のひらで顔を包み込むように、頬を優しく押さえます。
その姿勢を5秒から10秒ほど、じっと維持します。
これだけで、成分は肌に十分浸透します。
手のひらのぬくもりと密着効果によって、肌の奥まで浸透します。
まったく肌に刺激を与えないため、安全なのです。
「肌を、きちんと呼吸させないと!」
夜、寝る前にはメイクを落とします。
メイクを落とす理由を、肌に呼吸をさせるためと思っている女性がいます。
呼吸をさせないと新陳代謝が低下して、肌がぼろぼろになると思います。
世間でよく耳にする話ですが、大きな誤解があります。
肌が呼吸するのは、嘘です。
大嘘です。
肌は呼吸しません。
呼吸は、皮膚ではなく、肺で行われます。
本当に肌が呼吸しているなら、水泳で水に浸かる時間が長いほど、肌もぼろぼろになるはずです。
プロの水泳選手ともなれば、年中、水に浸かっているような状況ですから、肌は大変なことになっているでしょう。
しかし、実際はそうではありませんね。
長時間、水に浸かっていても、肌は何も影響ありません。
「では、ばんそうこうを貼った後に肌が白くなるのはなぜ?」
ばんそうこうを貼った後に肌が白くなるのは、呼吸ができないからではありません。
ばんそうこうを貼っていると、体温調節のため皮膚から出る水分の蒸発ができないためです。
皮膚が湿ってふやけているだけであり、皮膚呼吸とは関係ありません。
「でも、メイクをしたまま寝たとき、翌日肌がぼろぼろになったことがある」
もし、メイクをしたまま寝た翌日に、肌の異変が感じられたなら、原因は乾燥です。
ファンデーションやパウダーなどが肌の水分を吸収してしまい、乾燥が進んでしまったのです。
よく化粧品会社で「皮膚呼吸を促そう」という言葉が見られるのは、一種の宣伝です。
好ましい皮膚の状態のたとえとして、うたっているだけです。
したがって、皮膚呼吸のことは忘れ、寝る前には化粧水や乳液などでしっかり保湿は必要です。
たっぷり保湿をすることで、睡眠中に肌の奥まで浸透して、翌日の朝はぴちぴちになっているのです。
毛穴の目立ち方は、個人差があります。
毛穴の穴まで見えるほど目立つ人もいれば、毛穴がまったく目立たない人もいます。
毛穴の数が違うかのようですね。
「毛穴の量は、個人差があるのかな」
毛穴の量は、増えたり減ったりするものなのでしょうか。
毛穴の数は、早い段階で決まります。
まだお母さんのおなかの中にいる妊娠6カ月の時点で、ほぼ完成してしまいます。
その後、数が増えたり減ったりすることはありません。
私たちが生まれたときには、すでに毛穴の数は決まっているわけなのです。
その毛穴の数ですが、人の顔にはおよそ20万個もの毛穴があります。
ただし、個人差は開きがあるようです。
多い場合、35万個以上ある人もいます。
「なるほど、毛穴の目立ち方は、数の問題なのか」
いえ、そうではありません。
毛穴の目立ち方に、毛穴の数は関係ありません。
問題は、数ではなく、大きさです。
たとえ毛穴が多くても、穴が小さければ目立ちません。
一方、毛穴の数が少なくても、穴が大きければ目立ちます。
大切なことは、毛穴のケアです。
洗顔のときに、肌をこすったり日焼けをしたりすると、肌がぼろぼろになり、毛穴が開いてしまいます。
肌を傷めていると、毛穴が広がって、目立ちやすくなります。
毛穴が大きくならないように、日頃からのケアが大切なのです。
暑い季節になると、いつもより毛穴が目立ちやすいと感じたことはありませんか。
その感覚、気のせいではありません。
暑い季節は、寒い季節に比べて、20%ほど毛穴が広がります。
毛穴の大きさは、もともと決まっているものではなく、体温によって変化します。
体温が平温より高いときは、体温を下げようと、毛穴が開きます。
体温が平温より低いときは、体温が逃げないように、毛穴が閉じます。
もともと人間の体に備わる、体温の調整機能の1つです。
ただし、体温だけが原因ではありません。
毛穴の大きさは、日頃からのケアが表れやすいところです。
毛穴のケアを怠っていると、毛穴に汚れが詰まり、大きな毛穴が目立ったままになります。
その状態が、短時間ならいいのです。
顔を洗って、毛穴の詰まりを取り除けば、また自然と引き締まります。
しかし、詰まった状態が長期間続くと、話が変わります。
元に戻りにくくなるのです。
毛穴は、ゴムのようなものです。
伸びた状態がずっと続いていると、毛穴の弾力が次第に失われ、元に戻りにくくなります。
そうならないためにも、普段から毛穴の詰まりを取り除くケアが大切です。
皮脂が目立てば、毛穴に詰まりつつある皮脂を、あぶらとり紙で取り除きましょう。
家に帰れば、すぐクレンジングをして、メイクをきれいに落とし、洗顔料で毛穴を清潔に保ちます。
普段から定期的に毛穴の汚れを取っていれば、毛穴の弾力が失われるのを防げます。
あなたが若く、肌に弾力があるほど、その効果は期待できます。
そうした当たり前のスキンケアを身につけたうえで、毛穴を引き締めるローションや美容液を使うと、さらに効果的です。
洗顔の終わりに、冷たい水で毛穴をきゅっと引き締める美容法があります。
冷水で洗顔する、もしくは、ぬるま湯で洗顔した後、冷水で締めくくる方法です。
効果があるのは、事実です。
冷たい水の刺激によって、毛穴がきゅっと引き締まったり、顔の筋肉や自律神経などを鍛えたりするなど美容効果があります。
ただし「毛穴が引き締まる」という言い方に、誤解が生じている部分があります。
毛穴の引き締め効果が1日中持続するようですが、そうではありません。
毛穴が引き締まるのは、あくまで冷水を浴びた直後だけです。
持続するとしても、30分ほどと考えていいでしょう。
洗顔を冷水で締めくくると、気持ちよくて美容効果もある一方、デメリットもあります。
毛穴を引き締められますが、持続時間の効果に制限があるうえ、化粧水や乳液の浸透を妨げてしまうのです。
特別、肌に悪い習慣ではありませんが、化粧品の効果を妨げやすいのです。
一時的に毛穴を引き締める代わりに、化粧水や乳液の浸透を妨げるか。
それとも、毛穴は引き締まらない代わりに、化粧水や乳液の浸透を促すか。
それぞれにメリットとデメリットがあり、正解はありません。
どちらを選ぶかは、あなたしだいです。
毛穴の詰まりは、皮脂と古い角質が結びつき、あぶらとり紙だけでは取り除きにくい。
あぶらとり紙は、皮脂の除去には有効ですが、古い角質の除去までは十分な効果がありません。
さらにほこりや化粧品と混ざれば、余計に黒ずんで見えます。
そんな毛穴の汚れが最も目立ちやすいのは、鼻です。
鼻は顔の中心にあり、出っ張っているため、小さな汚れも目立ちやすいのです。
鼻の毛穴の黒ずみに悩んでいる人も多いことでしょう。
このとき、毛穴の汚れを、指で取り出す人がいます。
鼻をつまむような感じて力を加えれば、その圧迫によって毛穴の汚れがすっと出てくるのです。
手軽な方法であり、快感もあります。
癖になっている人も多いのではないでしょうか。
手軽で効果的と思える方法ですが、実は注意が必要です。
たしかに指を使えば、毛穴の汚れをすぐ取り出せますが、問題はその後です。
毛穴を一時的に圧迫した反動で、毛穴が以前より広がりやすくなります。
その結果、余計に汚れがたまりやすくなり、毛穴の汚れが目立ちやすくなるのです。
一時的に効果はあっても、根本的な解決ではありません。
むしろ悪化させやすいため、避けなければいけない方法なのです。
これは鼻に限らず、すべての毛穴に言える話です。
毛穴の汚れを取り除きたければ、基本は洗顔です。
洗顔料の細かな泡が毛穴の奥に入り込み、汚れを取り除いてくれます。
また、市販されている角栓除去用の化粧品を使うのもいいアイデアです。
鼻専用の商品も販売されているので、自分に合ったものを使いましょう。
「皮脂をきれいに取り除く」
そんな言葉に、要注意です。
「顔のべたつき」と聞くと、悪い印象があります。
たしかに過剰な皮脂の分泌は、化粧崩れや吹き出物の原因になるので、皮脂を取り除くことが大切です。
では、あぶらとり紙で皮脂をきれいに取り除くべきかというと、そうではありません。
皮脂を取り除くというのは、あくまで「適度に取り除く」という意味です。
完全に取り除くのは良くありません。
皮脂には、肌の水分量を保つ大切な働きがあります。
もし皮脂がなくなれば、肌はすぐ乾燥してひからびてしまい、かさかさになってしまうでしょう。
肌が乾燥すれば、角質が硬くなるため毛穴が詰まり、吹き出物もできやすくなります。
皮脂を取り除くとはいえ、本当にきれいに取り除いてはいけないのです。
あぶらとり紙で皮脂を取り除くとき、使い方に注意しましょう。
感覚としては「べたつかない程度に取り除く」と考えると、想像しやすいのではないでしょうか。
皮脂は決して悪者ではありません。
美肌には欠かせない存在ですから、適度に保つよう心がけましょう。
皮脂を取りつつも、取りすぎないことが大切なのです。
洗顔で皮脂はきれいに落ちても、なかなかきれいに落ちてくれない汚れがあります。
毛穴の奥の汚れです。
特に皮脂が多い人に起こりやすい悩みです。
脂性肌の人は、皮脂が大量に分泌されるため、毛穴の奥の汚れまでなかなか落ちてくれません。
洗顔をしても、肌の表面はきれいだけど、毛穴の黒ずみが残ってしまう場合があるのです。
「洗顔料が弱いのかな。別のタイプの洗顔料にしたほうがいいのかな」
その気持ち、よくわかります。
私も脂性肌なので、なかなか落ちてくれない毛穴の頑固な汚れに悩んだ時期がありました。
実は、この悩み、あっさり解決します。
両手で顔を滑らせるとき、わざと手をぶるぶる小刻みに震動させてみましょう。
こするのではなく、あくまで小刻みに滑らせるというイメージです。
細かな小刻みの動きと震動によって、小さな泡が毛穴の奥まで入り込んでいきます。
毛穴の奥の頑固な汚れまで、しっかり落とすことができるようになるのです。
洗顔料を変えなくても、洗い方を変えるだけです。
特別な技術も必要ない簡単な方法です。
さっそく今日から実践してみましょう。
洗顔料には、いろいろなタイプが存在します。
クリームタイプの洗顔料、泡のタイプの洗顔料、パウダータイプの洗顔料などです。
それぞれに特徴があるので、選ぶのに迷いますね。
しかも、それぞれに香りが違っていたり、保湿力を高めたものがあったりします。
中には汚れを落としやすいよう、小さな粒が混じっている洗顔料もあります。
実際に使って、肌に合ったものを選ぶわけですが、あまりに種類が多くて、迷いを感じる人も多いのではないでしょうか。
化粧水や乳液はその場ですぐ試すことができますが、洗顔料だけは実際に顔を洗ってみないと効果がわかりません。
使っては肌に合わず、別の元を使っては肌に合わずという繰り返し。
しばらくすると、余計に肌は荒れていくという悪循環。
「どの洗顔料が私にとってベストなの!」
洗顔料に振り回されたとき、いま一度、原点を思い出しましょう。
やはり最も失敗が少ないものと言えば、1つしかありません。
白い固形石鹸です。
見た目はぱっとしませんし、これという特別な成分も混ざっていません。
白い塊である固形石鹸は、見た目は平凡で、美しくもかわいいとも思えません。
特別な成分も含まれていないので、物足りないと思うかもしれませんね。
しかし、本来の洗顔は、余分なものが混ざっていないからこそ、理想なのです。
洗顔とは、汚れをきれいに落とすことです。
洗顔料も、余分なものが混ざっていないのが理想的です。
最近の洗顔料は、高機能であるゆえに、少し余分な物が混ざりすぎている印象があります。
いいにおいがするもの、保湿力を高めたもの、粒が入ったもの。
多機能ですが、余分な物が混ざっていることが、かえって「肌に合わない」現象を生んでいるのではないでしょうか。
消費者を困らせたり、迷わせたりしているのではないかと思うのです。
迷いに迷ったら、いま一度、固形石鹸に戻ってみましょう。
固形石鹸こそ、洗顔の原点です。
シンプルとは、素晴らしいことです。
固形石鹸は、少ない量で、しっかり汚れが落ちます。
手のひらいっぱいに泡立ちます。
余分なものが混ざっていないので、洗った後さっぱりして、気持ちいいです。
「シンプルは素晴らしい」
本来の洗顔の意味を、あらためて感じる機会になることでしょう。
固形石鹸は洗顔力が強すぎて肌に合わない人もいますが、少し工夫をすればいいことです。
石鹸を手に取る量を少なくしたり、洗顔の時間を短くしてみたり、洗うときの手の動きを優しくしたりなど調整してみましょう。
特別な肌質なら、なおのこと特別なことはせず、シンプルに徹したほうが、無駄も無理もありません。
数多くある洗顔料のタイプの中で、最も失敗が少ないのは、やはり固形石鹸なのです。
美容パックとはいえ、シートタイプのほか、塗るタイプのものがあります。
クレイパックが代表的です。
シートタイプの美容パックとは違い、塗るタイプは、時間がかかります。
ここで、よく起こりがちなトラブルがあります。
塗り終わるころには、最初に塗った部分が乾いているのです。
丁寧に塗っているうちに、つけ置きする時間が過ぎてしまうわけです。
あまりパックを長くつけていると、肌の水分を吸収して、かえって肌に良くありません。
だからとはいえ、つけ置きする時間が過ぎないうちに落としてしまうと、美容パックの意味がありません。
さて、困ったものです。
ここでポイントになるのは「塗る順番」です。
実は、顔はパーツごとに、温度が少し異なります。
額や鼻は温度が高めである一方、頬や顎は温度が低めです。
風邪をひいたときに、額に手を当てるのも、温度が高くなりやすいからです。
この温度差を利用するのがポイントです。
温度が低いところから塗り始めれば、乾く時間も遅くなるため、タイムタグを縮めることができるのです。
塗るタイプの美容パックでは、次のような順番で塗りましょう。
「頬→顎→鼻→額」
こうすることで、塗り始めと塗り終わりの時間差があっても、乾くまでの時間差を縮めることができるのです。
美容パックには、待ち時間があります。
物にもよりますが、数分から数十分ほど待たなければならないものもあります。
美容パックに含まれる成分が肌に浸透するための大切な時間です。
そんなとき、誰もがふと思うことがあります。
待ち時間が長いほど、成分が肌に浸透して、美容効果も高くなるのではないかと思うのです。
「どんどん私はきれいになる……」
美容パックをしながら、そう思う人も多いことでしょう。
普通に考えれば、たしかにそのとおりが、要注意ポイントです。
美容パックは、時間がたつと、乾燥します。
乾燥してしまうと、肌に潤いを与えるどころか、肌の水分を吸い取ってしまうのです。
また、肌から分泌される皮脂まで美容パックが吸収してしまい、肌に悪影響を与える場合もあります。
美容パックをしたまま寝ようとするのは、言語道断です。
美肌どころか、肌荒れの原因になる可能性があります。
美容パックに限らず、あらゆるシートマスクは同じです。
やはり、説明書に書かれている規定時間をきちんと守ることが大切です。
顔に浸す時間は、短すぎても長すぎてもいけません。
欲張る気持ちが出てきても、待ち時間はきちんと守りましょう。
待ち時間を守ることで、最大限の効果が実感できるのです。
美容パックの特徴は、速攻性です。
バカンスで紫外線を浴びすぎてしまった肌の回復を助けてくれる力があります。
しかし、速攻性がある反面、効果が失われやすいのも特徴です。
美容パックをすると、密閉効果によって成分が肌の奥まで浸透します。
美容パックが終わると、ふっくらした肌に感動しますが、数時間経てば元どおりです。
肌の奥まで浸透した成分も、乾燥によって失われてしまうのです。
もちろんパックを外した後も、乳液などでカバーすれば、持続を長引かせることはできますが、限界があります。
そもそも時間がたてば、皮脂が肌の内側から分泌され、成分も一緒に押し出されてしまうのです。
デート前に美容パックをする人がいます。
好きな人とのデートには、きれいな肌で臨みたいですよね。
デート前日の夜に美容パックで肌を整えますが、理想的ではないのです。
せっかく夜中、肌がふっくらしても、デートをするころには元どおりになります。
では、どのタイミングがいいのでしょうか。
ベストタイミングは、デート当日です。
当日も、できるだけ直前がおすすめです。
本当にきれいな肌を好きな人に見せたければ、ぎりぎりが大切です。
数時間の間、赤ちゃんのようなふっくらした肌を見せつけることができるでしょう。
わざわざパックを買わなくても、自宅で手軽にパックをつくる方法があります。
必要な物は「化粧水」と「5枚のコットン」だけです。
まず、ぬるま湯を使って、普通に洗顔をします。
洗顔の後、コットンで顔全体に化粧水をなじませましょう。
顔がびしょびしょになるくらい、少し量を多めにして、化粧水をつけるのがポイントです。
ぬるま湯で洗顔の後は、毛穴がきれいです。
毛穴も開いている状態になります。
5枚のコットンそれぞれに、化粧水をたっぷりつけます。
額、両頬、鼻、顎の5カ所にコットンを置きます。
コットンがのった状態で、しばらく待ちましょう。
ただし、コットンがのっていない部分は、化粧水の蒸発が早いため、要注意です。
大切なポイントは「乾く前」です。
化粧水が乾く前に、顔に浸しているコットンで化粧水を付け加えましょう。
こうすることで、化粧水をしっかり肌に浸透させることができます。
乾燥の具合にもよりますが、5分から10分ほどが目安です。
本格的なパックほどではありませんが、パックに近い美肌効果を体験できます。
手軽に実践したい人は、ぜひ試してみましょう。
「乾燥対策には保湿スプレー」
乾燥した肌には、水分を与えることが大切です。
そんなとき目に付くのが、保湿スプレー。
顔に噴射すれば、水分が加わるため、乾燥が和らぐと思います。
たしかにスプレーを吹きかけた瞬間は、水分によって一時的に乾燥が緩和されます。
しかし、これは逆効果です。
軽く拭きかけたくらいでは、肌の表面に水滴がつく程度です。
むしろ吹きかけた水分が蒸発するときに、もともと肌にある水分まで奪ってしまいます。
乾燥対策のために使った保湿スプレーによって、かえって肌の乾燥を悪化させてしまうことがあるのです。
肌が乾燥するからとはいえ、安易に保湿スプレーを吹きかけるのは要注意。
乾燥した肌に、保湿スプレーを吹きかけるのは注意しましょう。
たくさん吹きかければ、単純に保湿されるわけではありません。
吹きかけた水分が蒸発するときに、肌にもともとある水分まで奪い取ってしまい、肌の乾燥を余計に悪化させてしまうからです。
保湿を忘れた水分補給は、乾燥を促すだけです。
水分を補うなら、必ず保湿まで考えておくことが大切です。
では、肌の乾燥が気になるとき、どう保湿すればいいのでしょうか。
乾燥しないよう水分と一緒に油分も含ませるのがポイントです。
まずコットンを用意しましょう。
コットンに乳液を染み込ませた後、次に化粧水を染み込ませます。
そのコットンを、乾燥した部分に当てれば、油分と水分を同時に上手に補えます。
油分がしっかり水分をつかんでいるので、乾燥しにくくなるのです。
基本的に、化粧水も乳液も、満面に塗ることが大切です。
塗っていない部分があると乾燥が進み、肌トラブルの原因になります。
しかし、満面に塗れば十分かというと、そうではありません。
満面に塗ったうえで、乾燥が進みやすい部分については、多めに塗っておきましょう。
では、顔の中で乾燥が進みやすい場所とはどこでしょうか。
目と口周りです。
口周りは話をするたびに動き、目元は表情をつくるたびに動きます。
目と口周りは動きが多いため、誰でも乾燥しやすい部分です。
目と口周りには、化粧水や乳液を、あらかじめ重点的につけるのがポイントです。
小じわを予防する働きもあります。
そのほか、顔の中で特に乾燥が進みやすい部分があれば、重点的に塗っておきましょう。
化粧品をつける正しい量は、あなたの顔の特徴しだいです。
混同肌の場合、乾燥する部分の偏りをきちんと確認しましょう。
前もって、顔の乾燥の仕方をチェックしておくことは大切です。
乾燥しやすい部分がわかれば、重点を置くべきポイントが見えてくるのです。
ほかの人と美に差をつけるには、みんなと同じことをしているだけでは、差がつきません。
どこかで、ほかの人より、一手間かけることが必要です。
その一手間があります。
クレンジング、洗顔、化粧水、美容液、乳液。
これでひととおりのスキンケアは、終了です。
この後、もし時間に余裕があれば、蒸しタオルを顔に乗せてみましょう。
1分から3分ほど、その姿勢を維持しましょう。
蒸しタオルに含まれる水分が、保湿をぐいぐい補ってくれます。
温かさが加わると、乳液の分子に水分が含まれやすくなり、肌へのなじみもよくなります。
じわりじわりとした温かさによって、肌の血行が良くなりますし、新陳代謝の活性化を促す効果もあるのです。
時間に余裕がある、夜や週末のスキンケアに取り入れてみましょう。
家庭の蛇口から温水が出るなら、難しいことではありませんね。
ここまで手間をかける人は、なかなかいません。
いないからこそ、ここで美の差をつけやすくなります。
プラスアルファの一手間で、若々しさの維持がしやすくなります。