テーブルクロスの上にこぼしたコーヒーは、時間がたつにつれて、落ちにくくなります。
染み込んでしまい、洗っても取れなくなります。
メイクも似たような状態です。
洗顔料を使えば、顔の汚れをきれいに落とせます。
なら、メイクもきれいに落とせるのではないかと思います。
しかし、実際は単純ではありません。
クレンジング料の中で最も強力なのは、オイルタイプです。
油は油と混ざる性質があるため、オイルタイプを使えば、きれいに落とせます。
しかし、物によっては、メイクだけでなく、毛穴の汚れまで落とすことができるクレンジング料まであるというから驚きです。
「防腐剤」「香料」「ビタミンC誘導体」などの言葉は、文字列を見れば、なんとなく意味がわかります。
名前に意味が含まれているので、詳しく知らなくても、効果がわかるのです。
しかし、そんななかひときわ小難しいキーワードを見かけることがあります。
仕事から帰宅後、すぐメイクを落とすのが鉄則です。
メイクは、肌に負担をかけます。
クレンジング料を使い、きれいにメイクを落としてから、洗顔料を使ってあらためて顔を洗うのが一般的です。
「しまった! クレンジング料を忘れてしまった!」
メイクを水で洗っても、油ですから、きれいに落ちてくれません。
だからとはいえ、洗顔料を2度も3度も繰り返し使って、無理に落とそうとするのも、肌荒れの原因になります。
クレンジングに反対する専門家がいます。
その理由は、肌を傷めやすくなるからです。
ダブル洗顔は、肌に負担をかけすぎてしまい、乾燥させてしまったり肌を傷めやすくなったりするのです。
「しまった。手に取りすぎてしまった!」
化粧水や乳液を手に取っているとき、うっかり、出しすぎてしまうことがあります。
「ああ。もったいないな。容器に戻してしまおう」
答えは単純です。
理想を言えば、もちろん高価な化粧水をたっぷり使うのがベストです。
高価である理由はさまざまですが、たしかな効き目のある成分や技術に、手間暇がかかっていることに間違いありません。
「化粧水は冷蔵庫に保管しておいたほうがいい」
世間では、そんな話を耳にすることがあります。
食品は冷たい場所に保管していれば長持ちします。
食品売り場やコンビニでは「コラーゲン配合」と書かれた商品を、見かけるようになりました。
コラーゲンとは、肌組織を構成するタンパク質です。
肌の弾力は、このコラーゲンがあるおかげです。
スキンケアの2大道具と言えば、化粧水と乳液です。
理想をいえば、どちらにもお金をかけられればベストですね。
しかし、経済的に厳しい人は、どちらに予算をかけるべきか迷います。
重度の乾燥肌や敏感肌の人がいます。
洗顔料はもちろん、化粧水も乳液も受け付けないのです。
そういう人は、どう顔を洗えばいいのでしょうか。
「朝は忙しくて時間がない」
朝は忙しいという理由で、化粧水をつけない人がいます。
化粧水をつけると、乾くまで少し待つ時間も必要です。
化粧水と乳液の順番。
軽く考えてしまいがちですが、実は大切です。
メイクなら、ファンデーションさえ先に塗ってしまえば、後は好きな順番で好きに仕上げていけます。
化粧品売り場で「弱酸性」と表示されている化粧品を見かけることがあります。
簡単な説明を読んでみると「肌に優しい」と書かれている。
抽象的な説明です。
紛らわしいのが、アレルギー肌と敏感肌です。
どちらもささいなことに反応しやすい肌というのは、理解できます。
表現に統一性がないだけの問題かと思えば、化粧品の説明書には、両方の表記が混在していることがあります。
低刺激用の化粧品。
そのパッケージには「肌に優しい」と書かれています。
「肌に優しい」と書かれていれば、敏感肌だけでなく、普通肌にとっても、健康的ではないのかと思いますね。
化粧品の成分表示を見ると「防腐剤」が入っていることに気づきます。
防腐剤とは、微生物の活動や増殖を抑え、腐敗を防ぐ薬剤のことです。
体に良いのか悪いのかと聞かれれば、もちろん悪い影響があります。
お風呂上がりや洗顔直後は、化粧水で肌が十分潤っています。
脂性肌なら、皮脂がすぐ分泌されるはずですから、しばらくほうっておいても大丈夫ではないかと思います。
しかし、やはり乳液は必要です。
化粧品に使われる油には、2種類あります。
鉱物由来の「鉱物油」と、植物由来の「植物油」です。
「鉱物」と聞くと、肌に悪いような印象があります。
スキンケアもメイクも、きちんとしようとする人に起こりがちな悩みがあります。
顔が重くなりやすい悩みです。
たっぷり化粧水と乳液をつけて、スキンケアをします。
洗顔料で顔を洗うときには、泡を立てることが大切です。
大きな泡ほど小さな粒ができ、肌の細かいきめまで入り込んで、汚れをきれいに落とせます。
泡を滑らせることで、肌を傷める危険もありません。
敏感肌とは、刺激に対して敏感に反応してしまう肌のことです。
角質層が薄くなっているため、外部からの刺激にとても弱くなっています。
敏感肌は刺激に敏感だから、化粧品を使うのは肌によくないのではないかと思います。
美容関連の雑誌では「活性酸素」というキーワードをよく目にします。
「活性」という前向きな言葉が含まれているので、肌をよさそうな気がしますが、そうではありません。
実は、逆です。
美容液の正しい順番をご存じですか。
一般的には、美容液は乳液の前に使うのが定番です。
乳液を塗った後に使ってしまうと、乳液の膜が、美容液の浸透を妨げてしまうからです。
化粧品の値段は、かなり上下差があるのが特徴です。
ワインのように、安物から高級品までピンキリです。
「どうせブランドだから高いのだろう。宣伝広告費の影響だろう」
化粧品をつけると、肌がぴりぴり。
痛みやかゆみなど、感じることはありませんか。
ある化粧品をつけて肌がひりひりすれば「化粧品に問題がある」ととっさに考えます。
化粧品の表示の中に「セラミド配合」と書かれているものがあります。
セラミドとは何でしょうか。
セラミドも、ヒアルロン酸と同じように、保湿成分の一種です。
突然ですが、問題です。
普通肌、乾燥肌、脂性肌。
この中で、最も老化しやすいのはどの肌質でしょうか。
テーブルクロスの上にこぼしたコーヒーは、時間がたつにつれて、落ちにくくなります。
染み込んでしまい、洗っても取れなくなります。
メイクも似たような状態です。
「メイクの色素が肌に染み込むことはないだろうか」と、不安になったことはありませんか。
リキッドタイプのファンデーションは、水分量が多いため、肌に染み込んでも不思議ではないと思います。
結論から言えば、メイクが肌に染み込むことはありません。
メイクの染料は、肌に染み込めるほど、小さな分子ではないからです。
化粧水や乳液は、あらかじめ分子を小さくしているため、よく染み込みます。
たとえ染み込んだとしても、きちんとクレンジングと洗顔をすれば、きれいに落とせます。
ましてや、染み込んだメイクの一部がしみになることもありません。
そもそも染み込んだメイクとしみとは、別のものです。
しみは、メラニン色素が肌の中で色素沈着を起こしているものであり、メイクの色素が残ったものではありません。
常に肌は新陳代謝を繰り返し、下から上へと角質が押し上げられています。
色素が深く染み込んだとしても、いずれ自然と剥がれ落ちます。
メイクの色素が染み込んで、しみに変わる心配はありません。
ただし、分厚いメイクやメイクの落とし忘れなどの影響で、しみができやすくなることなら、考えられます。
肌は呼吸をしませんが、長時間のメイクは、多少は肌に負担をかけるものです。
負担の大きさによっては、肌の新陳代謝が乱れ、肌に何らかの不調を来す場合があるのです。
いくらメイクの色素がしみにならないとはいえ、メイクを落とさない理由にはなりません。
寝る前には、きちんとクレンジングをして、メイクを落としておくことが大切なのです。
洗顔料を使えば、顔の汚れをきれいに落とせます。
なら、メイクもきれいに落とせるのではないかと思います。
しかし、実際は単純ではありません。
なぜ、クレンジングは必要なのでしょうか。
クレンジングの目的は、メイクを落とすことです。
メイクや日焼け止めは、水に強いものが使われていることもあり、普通の洗顔料ではきれいに落ちてくれないのです。
なかなか落ちないメイクのために、洗顔料で2回も3回も顔を洗うのは、肌に取って余計なダメージです。
そこで、メイクをきれいに落とすための専用の洗顔が、クレンジングなのです。
クレンジングの目的が「メイク落とし」とすれば、洗顔料による洗顔の目的は「毛穴の汚れ落とし」です。
顔を洗う手間が増えると思いますが、メイク落としと毛穴の汚れ落としを分けたほうが、肌の汚れをきれいに落とせます。
完全にノーメイクなら、クレンジングは不要です。
メイクや日焼け止めを塗っているときには、クレンジングから始めましょう。
クレンジング料の中で最も強力なのは、オイルタイプです。
油は油と混ざる性質があるため、オイルタイプを使えば、きれいに落とせます。
しかし、物によっては、メイクだけでなく、毛穴の汚れまで落とすことができるクレンジング料まであるというから驚きです。
そんなとき、ふと、素朴な疑問が浮かびます。
クレンジングで毛穴の汚れまで落とせるなら、洗顔料を使った洗顔は不要ではないかと思うのです。
いいえ、これは良くありません。
やはり、洗顔料による洗顔は必要です。
そもそもクレンジング料で、毛穴の汚れまで落とすべきではありません。
メイクと一緒に毛穴の汚れまで落とそうとすると、ごしごしした動きになりやすく、肌への大きな負担になります。
クレンジングの本来の目的は「メイクを落とすこと」です。
あくまでメイク落としですから、毛穴の汚れを落とすと言っても、程度がしれています。
あまりごしごしすると、せっかく浮いたメイクの一部が毛穴の奥に入り込み、再び肌を汚してしまうこともあります。
クレンジングで欲張るのは、肌を傷めるもとです。
たとえ、強力なタイプのクレンジング料であろうと、メイクが浮けば、さっと洗い流しましょう。
当たり前に、当たり前のことをするだけです。
メイクを落とすのは、クレンジング料の専門です。
皮脂や毛穴の汚れを落とすのは、洗顔料の専門です。
それぞれの役割に応じた使い方をすることで、最も肌をきれいにできるのです。
「防腐剤」「香料」「ビタミンC誘導体」などの言葉は、文字列を見れば、なんとなく意味がわかります。
名前に意味が含まれているので、詳しく知らなくても、効果がわかるのです。
しかし、そんななかひときわ小難しいキーワードを見かけることがあります。
その代表的な1つは「界面活性剤」です。
言葉を聞いても、意味を連想しづらいですね。
「なんだろう?」と思います。
クレンジング料の成分表示で、よく見かける言葉です。
どういう成分なのでしょうか。
美容知識の1つとして、あらためて勉強しましょう。
界面活性剤とは、本来混ざり合わないはずの水と油を、混ざり合わせるようにした物質です。
料理の経験がある女性なら、油を水で落とせないのは直感的に理解できるでしょう。
マスカラやアイメイクなどには、汗で落ちにくいように油分が使われています。
水で洗っても落ちやすくするようにするため、油を浮かせる界面活性剤が使われるのです。
界面活性剤の最大のメリットは、頑固なメイクもきれいに落とせることです。
油分を含んだメイクを、効率よく落とすことができるようになります。
ただし、デメリットもあります。
油を水と一緒に洗い流してしまうことは、乾燥もしやすいということです。
皮脂も油の一種です。
敏感肌や乾燥肌の人は、肌が突っ張るため、使用を控えたほうがいい場合があります。
この辺りの判断は、メイクの度合い、肌の質、界面活性剤の量によって異なるため、個人差があります。
メリットとデメリットを理解したうえで、化粧品選びの目安にしてみましょう。
仕事から帰宅後、すぐメイクを落とすのが鉄則です。
メイクは、肌に負担をかけます。
クレンジング料を使い、きれいにメイクを落としてから、洗顔料を使ってあらためて顔を洗うのが一般的です。
寝るときには、ノーメイクの状態にすることが大切です。
その手順が当たり前になると、ふと思います。
メイクをするしないにかかわらず、普段からクレンジングをしたほうが、より肌をきれいに洗うことができるのではないか。
普段からクレンジング料を使ったほうがいいのでしょうか。
いいえ、必要ではありません。
クレンジングは、あくまでメイクを落とすときに使うものです。
クレンジング料は、洗浄力が強いのが特徴です。
ほとんどのメイクは、汗や水に強いようにできています。
メイクは、通常の洗顔料では落としきれないため、強い洗浄力が必要になるのです。
しかし、ノーメイクの状態でクレンジングを使うとどうでしょうか。
素肌の状態では、洗浄力が強すぎてしまい、肌に大きな負担をかけてしまいます。
肌を洗いすぎてしまい、肌の乾燥や肌荒れにつながる可能性があるのです。
クレンジングは、あくまでメイクを落とすために使うものです。
メイクをしていなければ、クレンジングは不要です。
むしろ、してはいけないのです。
「しまった! クレンジング料を忘れてしまった!」
メイクを水で洗っても、油ですから、きれいに落ちてくれません。
だからとはいえ、洗顔料を2度も3度も繰り返し使って、無理に落とそうとするのも、肌荒れの原因になります。
そんなときに役立つのが、乳液です。
油は油に溶けやすい性質があります。
メイクの油分と乳液の油分が混ざり合い、メイクが落ちやすくなるのです。
たっぷりの乳液を手のひらいっぱいに含ませて、顔全体になじませましょう。
クレンジング料を使っているかのように、メイクが自然と浮き上がってきます。
その後、洗顔料で普通に顔を洗えば、乳液と一緒にメイクもきれいに落ちていくのです。
クレンジングに反対する専門家がいます。
その理由は、肌を傷めやすくなるからです。
ダブル洗顔は、肌に負担をかけすぎてしまい、乾燥させてしまったり肌を傷めやすくなったりするのです。
また、クレンジングをしなくても、洗顔だけでメイクは落ちるとも言います。
たしかに洗顔料だけでも、ある程度、メイクは落とせます。
洗浄力が強い洗顔料の力にかかれば、耐水性のメイクでさえ、それなりに落とすことができるのです。
しかし、それなりに落とすことはできても、きれいに落とすことは難しいのではないでしょうか。
特に、水に強い日焼け止めやアイメイクは、洗顔料だけではきれいに落ちてくれません。
料理経験のある人なら、油を水だけできれいに洗い落とすのは難しいと、直感的に理解できるはずです。
洗顔料だけでなんとかなるかもしれませんが、無理にしないほうが、肌のためです。
洗顔料だけの力でなんとかしようとすると、洗顔料をつけすぎたり肌をこすったりしてしまい、肌を傷める場合があります。
きちんとメイクをきれいに落とすなら、やはりクレンジングは必要です。
メイクをきれいに落とすからこそ、肌をしっかり休ませることができます。
肌を休ませることができるからこそ、夜中の新陳代謝が活発になり、美肌につながるのです。
肌にトラブルがある人を除き、一般的には、やはりクレンジングはするのが正解なのです。
「しまった。手に取りすぎてしまった!」
化粧水や乳液を手に取っているとき、うっかり、出しすぎてしまうことがあります。
「ああ。もったいないな。容器に戻してしまおう」
おっと、良くありません。
手に触れる前ならまだいいのですが、一度手に触れたものを戻すのは、おすすめしません。
手に付着している細菌が、容器の中に移ってしまうからです。
スキンケアを始める前に、薬用石鹸で手を洗っているから大丈夫だと思います。
しかし、いくら薬用石鹸で手を洗っても、手に付着しているすべての菌を、完全に殺菌しているわけではありません。
また、化粧水や乳液には防腐剤や保存料などが使われていますが、完璧な効果を表すものではありません。
きれいに洗った後の手でも、一度手に取った化粧水や乳液は、容器に戻さないほうがいいのです。
戻してしまうと、容器の中で菌が繁殖してしまい、容器の中に入っている液体全体がダメになります。
手に取りすぎた場合、そのまま使い切るか、捨てるかにしましょう。
答えは単純です。
理想を言えば、もちろん高価な化粧水をたっぷり使うのがベストです。
高価である理由はさまざまですが、たしかな効き目のある成分や技術に、手間暇がかかっていることに間違いありません。
高価な物をたっぷり使うことで、高い効果が得られるでしょう。
ただし、1つ問題があります。
予算がかかることです。
いいとわかっていても、経済事情により、なかなか現実的に難しい場合があります。
もし高価な化粧水を買う余裕がないときは、安物の化粧水をたっぷり使うようにしましょう。
化粧水が安物であろうと高価であろうと「たっぷり使うこと」は必須です。
もちろん効果も大切ですが、それ以上に大切なのは、量です。
どんなに効果の高い化粧水でも、使う量が少なければ、意味がありません。
使う量が少なくて、顔に塗り足りない部分ができるのでは、化粧水の意味がありません。
量が少ないと、保湿の効果も半減します。
目安としては、顔全体が塗れた状態になる程度です。
びしょびしょになるほどたっぷり使ってこそ、化粧水の十分な効果が期待できるのです。
「化粧水は冷蔵庫に保管しておいたほうがいい」
世間では、そんな話を耳にすることがあります。
食品は冷たい場所に保管していれば長持ちします。
化粧品も同様に、冷たい場所に保管すれば品質が長持ちするのではないかと思ってしまうのです。
また、化粧水が冷たければ、肌につけたとき、肌を引き締める収れん作用も期待できます。
たしかに冷たい触感が気持ちよく、肌を収れんされる効果があるのも事実です。
しかし、化粧水の品質が上がったり長持ちしたりするのは、残念ですが、迷信です。
もともと化粧水は、常温を前提につくられているからです。
化粧品は一般的に、およそ15度から25度の常温を想定してつくられています。
常温で最も効果が発揮される前提でつくられていますから、常温で保管し、常温で使うのがベストです。
もし冷たく保管していると、肌に当てたとき、冷たい刺激によって毛穴が閉じてしまい、化粧水の浸透が悪くなります。
冷たい触感があるために、効き目が上がったように思えますが、品質面ではむしろ下がっていると考えたほうがいいでしょう。
化粧品は、常温による保管です。
ただし、例外もあります。
常温をはるかに超えるような状況では、冷蔵庫に保管するほうがいい場合もあります。
あくまで化粧品は常温を前提につくられているわけですから、15度から25度の範囲内で保管するのが必要条件です。
直射日光が当たらず、温度変化の小さな場所に保管しましょう。
食品売り場やコンビニでは「コラーゲン配合」と書かれた商品を、見かけるようになりました。
コラーゲンとは、肌組織を構成するタンパク質です。
肌の弾力は、このコラーゲンがあるおかげです。
若々しい肌を維持するためには、なくてはならない存在です。
「コラーゲンを飲めば、肌のコラーゲン量が増え、若々しい肌がよみがえるのではないか」
そういう期待をするのです。
暗に、そういうことを期待させる広告も目にします。
しかし、夢を壊すようですが、飲んだコラーゲンが、直接肌には作用しません。
少なくとも、コラーゲンが直接肌のコラーゲンにはなりません。
口にしたコラーゲンは、いったん吸収された後、アミノ酸に分解されます。
分解されたアミノ酸は、タンパク質をつくる材料として使われ、再びタンパク質に変わります。
そのタンパク質は、筋肉を構成したり、組織の修復に使われたりするのです。
もちろん肌もタンパク質でできていますから、口にしたコラーゲンの影響はあるものの、微々たるものと考えていいでしょう。
この流れを見てわかるとおり、口にしたコラーゲンが、そのまま肌のコラーゲンになるわけではないのです。
ただし、まったく意味がないわけではありません。
「積極的にコラーゲンを口にした」ということは「積極的にタンパク質を摂取した」ということです。
タンパク質を積極的に取った結果、体に丈夫な骨や筋肉がつくられる材料が、体に行き届きます。
その結果、全般的な健康の促進と、それに伴う美肌効果は期待できます。
もしコラーゲン配合の化粧品で肌に若々しさを感じたなら、コラーゲンの保湿作用によるものです。
コラーゲンには保湿作用があるため、肌の保湿力を高める効果ならあります。
スキンケアの2大道具と言えば、化粧水と乳液です。
理想をいえば、どちらにもお金をかけられればベストですね。
しかし、経済的に厳しい人は、どちらに予算をかけるべきか迷います。
あなたは、どちらに予算をかけていますか。
化粧水は、水みたいなので効果がよくわかりません。
一方、乳液は塗った直あとから肌がなめらかになる変化が感じられます。
実感できる効果の違いから、乳液に予算をかけている人が多いのではないでしょうか。
あなたなら、どちらにお金をかけますか。
お金をかけるなら、断然化粧水です。
乳液の役目とは、洗顔で失われた油分を補うこと。
肌の水分量をとどめておくために、乳液は欠かせません。
しかし、乳液の効果は、スキンケアの後、せいぜい1時間ほどです。
では、1時間後はどうなるのかというと、乳液の代わりに、皮脂が分泌されるのです。
この天然の皮脂こそ、最高の乳液です。
世界中のどんな高級な乳液も、この皮脂にはかなわないのです。
私たちは最初から、最高級の乳液を手にしています。
その一方、化粧水は違います。
「化粧水は水みたい」と思って、感触だけで判断するのは良くありません。
水のような化粧水ですが、実は高度な成分と技術が使われています。
化粧水は、保湿成分の品質が重要です。
コラーゲンよりヒアルロン酸のほうが保湿力も強く、ヒアルロン酸よりセラミドのほうが保湿力もあります。
保湿力が高いほど高価ですが、保湿効果は抜群です。
さらに肌の奥まで浸透するよう、ナノテクノロジーを使って、低分子化されています。
見た目も感触も水のようですが、使われている成分や技術が違うのです。
安物の化粧水より、高級な化粧水を使ったほうが、効果も高くなります。
成分も技術にも、差が現れやすい化粧水だからこそ、お金をかけるべきなのです。
重度の乾燥肌や敏感肌の人がいます。
洗顔料はもちろん、化粧水も乳液も受け付けないのです。
そういう人は、どう顔を洗えばいいのでしょうか。
「洗顔といえば、洗顔料を使う」という固定観念がありませんか。
洗顔料は使う必要はありません。
ぬるま湯だけOKです。
ぬるま湯だけで、肌の汚れを落とせます。
人間の肌は時間がたつと、古い角質は新陳代謝によって、自動的に剥がれ落ちるようになっています。
そもそも昔は、洗顔料なんてありませんでした。
顔を洗うときも、水だけで洗うのが普通でした。
現代の洗顔料は、どちらかと言えば、無理やり汚れを落としている状態です。
「きれいであるほど良い」という考えが一般的になり、顔を洗うときには洗顔料を使うのが当然になっています。
もちろん洗顔料でしっかり汚れを落としても、化粧水で保湿して、乳液でカバーするので問題はありません。
あくまでこれは普通肌だから、通用する話です。
現代人は、清潔に敏感すぎるのかもしれませんね。
もし、重度の乾燥肌や敏感肌の場合、考え方を改め、ぬるま湯だけで洗顔してみましょう。
洗顔料は、一切使わないのです。
温かいお風呂や半身浴だけでも結構です。
ぬるま湯は、いらなくなった肌の角質を柔らかくして、浮かせる効果があります。
基本的な汚れは、それだけで十分落とすことができるのです。
「朝は忙しくて時間がない」
朝は忙しいという理由で、化粧水をつけない人がいます。
化粧水をつけると、乾くまで少し待つ時間も必要です。
忙しくてのんびりしている時間もない。
洗顔後、化粧水を省いて、いきなり乳液です。
普段は化粧水をつける人でも、せめて忙しい朝くらいは省いてもいいだろうと、甘えたくなるのです。
しかし、やはり化粧水は必要です。
むしろ朝こそ、化粧水が必要です。
メイクののりを良くするためです。
化粧水をつけると、肌がしっとりします。
肌がしっとりすると、化粧下地がなじみやすくなり、メイクののりもよくなるのです。
メイクの仕上がりを、よくするための前提として、化粧水をつけるべきです。
化粧崩れを防ぐことにもつながります。
肌がしっとりしていると、皮脂がうまく分散されるため、化粧崩れが目立ちにくくなります。
忙しいという理由だけで化粧水を省くのは、早まった考えです。
肌もメイクもきれいにしたいと思うなら、忙しい朝こそ、きちんと化粧水までつけましょう。
化粧水と乳液の順番。
軽く考えてしまいがちですが、実は大切です。
メイクなら、ファンデーションさえ先に塗ってしまえば、後は好きな順番で好きに仕上げていけます。
もちろん美しく整いやすくなる順番ならあるのですが、決まりはありません。
しかし、乳液と化粧水だけは違います。
この順番だけは、決まりがあります。
化粧水と乳液は、塗ればいいわけではありません。
一緒に使うものですが、使う順番が大切です。
正しい順番は、化粧水の後に乳液をつけます。
化粧水で保湿をした後乳液で膜をして、バリアー機能をつくるとともに、水分の蒸発を防ぎます。
逆に、乳液をつけてから化粧水をつけるのはどうなるのでしょうか。
乳液による膜が、化粧水の浸透を妨げてしまうのです。
もちろん乳液も油分ですから、多少の水分を含ませることはできるのですが、浸透しにくくなり、保湿効果が半減するのです。
化粧水をつけて、乳液をつけましょう。
正しい順番でつけていくからこそ、肌の潤いを保てます。
化粧品売り場で「弱酸性」と表示されている化粧品を見かけることがあります。
簡単な説明を読んでみると「肌に優しい」と書かれている。
抽象的な説明です。
肌によさそうなのはわかりますが、どういう理屈でいいのかわかりません。
この弱酸性とは、どういう意味なのでしょうか。
私たちの肌は弱酸性です。
なぜ肌が弱酸性であるかというと、菌の繁殖を抑え、保護する意味があるからです。
肌のペーハー値は6前後であり、菌から守る働きがあります。
一方、洗顔料は、弱アルカリ性が一般的です。
洗顔料によってペーハー値は異なりますが、7から9くらいです。
石鹸は、もう少し強いアルカリ性であり、ペーハーは10前後です。
シャンプーもボディーソープも、弱アルカリ性が定番です。
肌は弱酸性であるにもかかわらず、なぜ弱アルカリ性を使っているのかというと、角質を効率よく取り除くためです。
弱酸性の角質は、弱アルカリ性に触れると、中和反応が生まれます。
この中和反応によって、角質が剥がれ落ちやすくなるのです。
弱アルカリ性が肌にダメージを与えるとはいえ、角質を適度に取り除くために必要な刺激です。
きれいに角質を取り除くなら、弱酸性より、弱アルカリ性が好ましいのです。
特に肌に問題を抱えていないかぎり、弱酸性をうたう化粧品は、考慮しなくてもいいでしょう。
では、弱酸性の洗顔料がどういう人に役立つのかというと、乾燥肌や敏感肌の人です。
角質を効率よく取り除くことができる弱アルカリ性では、刺激が強すぎます。
できるだけ刺激の小さな洗顔料が求められ、弱酸性の洗顔料なのです。
肌と同じペーハーの洗顔料を使うことで、乾燥や炎症を抑えながら顔を洗えます。
乾燥肌や敏感肌にとって「肌に優しい」というわけなのです。
紛らわしいのが、アレルギー肌と敏感肌です。
どちらもささいなことに反応しやすい肌というのは、理解できます。
表現に統一性がないだけの問題かと思えば、化粧品の説明書には、両方の表記が混在していることがあります。
「アレルギー肌の人はつけてからしばらく様子を見てください。敏感肌の人は塗る量を少なくしてください」
なにやら、意味が異なるようですね。
実はこの2つの言葉は、意味が若干異なります。
説明書をきちんと理解するためにも、まずアレルギー肌と敏感肌の違いを正しく押さえておきましょう。
アレルギー肌とは、ある特定の成分にだけ、かゆみや腫れを起こしてしまう肌のことです。
まず、アレルギーの原因となる物質が何であるかを把握することが大切です。
アレルギー肌の人は、アレルゲンを避けた化粧品さえ使っていれば、普通の肌とは何も変わりありません。
塗る量も、塗り方も、特に気にする必要はありません。
アレルギー肌より大変なのは、むしろ敏感肌です。
敏感肌とは、あらゆることに対して、かゆみや腫れを起こす肌のことです。
生まれつき角質が薄い体質もありますし、乾燥肌が悪化して敏感肌になることもあります。
角質が大変薄いため、バリアー機能そのものが、弱い状態です。
そのため、あらゆる刺激に対して、敏感に反応してしまいやすいのです。
化粧、衣類、乾燥など、物質的なものだけではありません。
ストレスなど精神的な影響にも敏感に反応し、かゆみや腫れなどの原因になります。
出血を伴う場合もあります。
敏感肌には、弱酸性の洗顔料や化粧品などを使い、できるだけ肌に負担をかけない方法が勧められます。
また、十分に睡眠を取って、ストレスの小さな生活を心がけることが大切です。
低刺激用の化粧品。
そのパッケージには「肌に優しい」と書かれています。
「肌に優しい」と書かれていれば、敏感肌だけでなく、普通肌にとっても、健康的ではないのかと思いますね。
値段も高めであるため、少し高級なイメージもあります。
結論から言えば、敏感肌用の化粧品は、普通肌の人も使えます。
ただし、使うことはできますが、おすすめはしません。
敏感肌用の化粧品は、あくまで刺激に弱い人向けにつくられたものです。
敏感肌は、角質層が薄いため、あらゆる刺激に敏感に反応しやすい状態です。
敏感肌用の化粧品は、角質層が薄くても刺激が大きすぎないよう、刺激の弱い成分が厳選されています。
さらに配合される成分は、少なめにしたり薄めたりされています。
角質が薄い敏感肌の人だからこそ、ちょうど良い状態です。
成分の濃度が低くても、角質が薄いため、適度な効き目になるのです。
価格も少し高めなのは、研究、テスト、製造などに、手間暇がかかっているためです。
それを普通の肌の人が使ってしまうと、どうでしょうか。
低刺激で濃度も低いため、成分が肌の奥まで届かず、水をつけているだけのような状態になりかねません。
問題は発生しませんが、化粧品としての効果も小さくなることでしょう。
敏感肌用の化粧水は、あくまで敏感肌だからこそ、効き目があります。
普通肌の人は、一般的な化粧品を使うようにしましょう。
化粧品の成分表示を見ると「防腐剤」が入っていることに気づきます。
防腐剤とは、微生物の活動や増殖を抑え、腐敗を防ぐ薬剤のことです。
体に良いのか悪いのかと聞かれれば、もちろん悪い影響があります。
なくせばいいと思いますが、そう単純にはいきません。
もし化粧品の中に防腐剤が入っていなければ、どうなるでしょうか。
化粧品の中で菌があっという間に繁殖して、品質が落ちてしまいます。
状況によっては、たった3日で菌が大量に繁殖して、品質がダメになってしまこともあるのです。
品質が落ちるだけならまだいいほうです。
劣化した化粧品が、逆に皮膚に悪影響を与える可能性もあります。
防腐剤は肌に悪影響があるとはいえ、防腐剤がなければ、もっと悪影響が出てしまうのが現実です。
そういう事情を考えると、防腐剤の存在を完全否定するわけにもいかないのです。
化粧品業界で使われる防腐剤は、十分に安全性が確認されたものが使われています。
肌に安全な種類が厳選され、影響の出ない量の範囲内で使われています。
古くから使われている実績もありますから、ひどく神経をとがらせる必要はないでしょう。
ないほうが望ましい防腐剤ですが、化粧品の品質を保つために、やむなく必要とされます。
大切なことは「パッケージに書かれた使用量」を正しく守ることです。
パッケージに書かれた使用量は、化粧品の効果だけではありません。
防腐剤が肌に悪影響を出ない量の目安でもあります。
防腐剤を必要以上に恐れず、パッケージに書かれた使用量を、正しく守りましょう。
お風呂上がりや洗顔直後は、化粧水で肌が十分潤っています。
脂性肌なら、皮脂がすぐ分泌されるはずですから、しばらくほうっておいても大丈夫ではないかと思います。
しかし、やはり乳液は必要です。
どんな脂性肌であろうと、洗顔直後の顔には、油分がありません。
油分は、肌を覆って、肌から水分が蒸発するのを防ぐ意味があります。
もし、乳液を省いてしまうと、肌が乾燥して、硬くなってしまうのです。
乾燥した後肌に、皮脂が分泌されても、手遅れです。
乾燥によって肌が固くなっているので、毛穴に皮脂が詰まりやすくなり、余計に肌トラブルが増えてしまうのです。
脂性肌の人は、乳液の量は少なくていいので、とにかくつけることが大切です。
どんな肌でも、乳液は必要なのです。
化粧品に使われる油には、2種類あります。
鉱物由来の「鉱物油」と、植物由来の「植物油」です。
「鉱物」と聞くと、肌に悪いような印象があります。
一方「植物」と聞くと、自然で肌に優しい印象があります。
そうしたキーワードの印象だけで決めるのは早合点です。
ポイントは「どのくらい安全なレベルまで精製されているか」です。
鉱物由来でも、十分に精製されていれば、安全です。
医療関係で頻繁に使われるワセリンも、実は鉱物油です。
ワセリンは世界中で使われ、十分な安全性が実証されています。
赤ちゃんに使うベビークリームにも、鉱物油が含まれています。
つまり、赤ちゃんのような弱い肌でも、安全に使用できるということです。
逆に、植物由来でも、精製の品質が悪ければ肌に悪影響があります。
一昔前なら、精製の品質を確かめる必要がありましたが、今現在、精製技術は十分に発達しました。
ブランドやメーカーから販売されている化粧品なら、鉱物由来や植物由来でも、十分に安全なレベルまで精製されています。
品質チェックが何重にも行われているはずですから、安全品質については問題ないと考えていいでしょう。
むしろ大切なのは、使い心地や相性です。
油の種類によっては、使い心地や肌へのなじみに違いがある場合があります。
こればかりは、使ってみないとわかりません。
自分に合うかどうかを知るためには、やはり実際に使ってみるのがいちばんです。
アレルギー肌や敏感肌の人なら、なおさら事前のチェックが必要です。
鉱物油と植物油だけで善しあしを判断するのではありません。
試供品を使ったり、パッチテストをしたりなど、実際に使ったうえで総合的に判断しましょう。
スキンケアもメイクも、きちんとしようとする人に起こりがちな悩みがあります。
顔が重くなりやすい悩みです。
たっぷり化粧水と乳液をつけて、スキンケアをします。
さらに化粧下地から順番にメイクを重ねていけば、最終的に分厚い層が出来上がります。
スキンケアもメイクも、美しく決まるのはいいのですが、気持ちいいものではありません。
独特の重みや、つけ心地の悪さがあります。
いかにも「顔に塗りものを乗せています」という感じです。
さて、困りました。
この重みを少しでも軽くさせるために、2種類の解決法があります。
どんな解決法であろうと、保湿は常に手を抜いてはいけません。
そのために、乳液を多めにつけておきましょう。
乳液を多めにつけると保湿効果が高くなりますから、化粧下地の量を減らせばいいのです。
化粧下地の中には、保湿効果を備えたものがあります。
化粧下地の保湿効果に頼れば、乳液の量も減らすことができるため、全体的な量を減らせます。
洗顔料で顔を洗うときには、泡を立てることが大切です。
大きな泡ほど小さな粒ができ、肌の細かいきめまで入り込んで、汚れをきれいに落とせます。
泡を滑らせることで、肌を傷める危険もありません。
しかし、洗顔料の中には、泡立ちにくいものがあります。
特に、にきび専用の洗顔料にはよく見られます。
こうしたとき、よくある悪循環があります。
洗顔料が、泡立たない。
泡立たないから、顔をこする。
顔をこするから、顔を傷つけて、にきびが悪化する。
またにきび用洗顔料を使うことになり、泡立たないので同じ過ちを繰り返すのです。
強くこすってはいけないと頭ではわかっていても、強くこすらなければならない状況です。
これが、にきび洗顔料を使っても、にきびがなかなか改善しない原因の1つです。
では、泡立ちにくい洗顔料の場合、どうすればいいのでしょうか。
おすすめするのは、泡立てネットです。
泡立てネットとは、泡ができやすいように設計されたボール状の網です。
網の目同士が細かく絡み合うため、泡立ちにくい洗顔料を上手に泡立てることができます。
網の目も柔らかい素材でできています。
それでもまだ泡立ちにくいなら、水の量を、少しだけ増やしましょう。
含ませる水の量を増やせば、より、泡立ちやすくなります。
こうすることで、泡立ちにくい洗顔料でも、上手に泡立てることができ、優しく洗顔できるのです。
敏感肌とは、刺激に対して敏感に反応してしまう肌のことです。
角質層が薄くなっているため、外部からの刺激にとても弱くなっています。
敏感肌は刺激に敏感だから、化粧品を使うのは肌によくないのではないかと思います。
事実、普通に化粧品を使うと、肌が赤くなってひりひりしてくるのです。
しかし、敏感肌でも、化粧品によるスキンケアは必要です。
敏感肌だからこそ、スキンケアは必須です。
肌のバリアー機能が人一倍弱いため、化粧品の力を借りて、バリアー機能を高める必要があります。
では、化粧品を使ってひりひりする問題点は、どう解決すればいいのでしょうか。
それは、化粧品の選び方がポイントなのです。
化粧品なら、何でもいいわけではありません。
敏感肌は、その名のとおり、小さな刺激にも弱い肌の状態です。
一般的な化粧品は、アルコール、界面活性剤、着色料、香料、防腐剤などの刺激物が含まれているため、使うべきではありません。
使うべきは「敏感肌向けの化粧品」です。
メーカーが、敏感肌を考慮して、細心の注意を払ってつくられた化粧品です。
刺激になるような成分を省き、成分も必要最小限に薄められているため、これなら安心して使えることでしょう。
ただし、敏感肌用の化粧品を使っても、ひりひりした痛みがまだ続くようなら、少し肌の様子が複雑です。
個人で善しあしを判断せず、皮膚科の医師に診てもらいましょう。
美容関連の雑誌では「活性酸素」というキーワードをよく目にします。
「活性」という前向きな言葉が含まれているので、肌をよさそうな気がしますが、そうではありません。
実は、逆です。
毒なのです。
活性酸素とは、電子のペアの1つがなくなった酸素のことです。
これは細胞にとって毒です。
電子のペアがなくなると、原子が不安定になり、暴走を始めます。
そばにある細胞の分子から電子を奪うため、さらに細胞の傷を広げてしまうのです。
私たちは、生きるために酸素が必要です。
呼吸をするたびに、空気を吸って酸素を取り入れます。
呼吸で取り込んだ酸素のおよそ2%が、活性酸素に変化すると言われます。
細胞の傷が増えるというのは、細胞が正常な働きをしなくなること。
これが「細胞のさび」といわれる状態です。
生きているかぎり、活性酸素の影響を受けるものであり、このことで人は、老化していくのです。
しかし、活性酸素が発生するのは、呼吸をするときだけではありません。
普段より大量の活性酸素ができる瞬間が、呼吸以外にも、確認されています。
ストレスを感じているときです。
悩んでいるとき、怒っているとき、興奮しているとき、悲しんでいるときなどです。
すでに体の中で安定している細胞が、ストレスの影響を受けると、特殊な変化をします。
原子核の周りある電子のペアの1つがなくなってしまうのです。
こうなると大変です。
原子が不安定になり、暴走を始めます。
そばにある細胞の分子から電子を奪うため、さらに細胞の傷を広げてしまうのです。
ストレスを受けると老けやすいのは、本当の話です。
生きるために呼吸をすることは誰も避けられませんが、大きなストレスなら、努力しだいで避けることができます。
現代社会では、完全にストレスからは逃げられません。
せめて気の持ちようを変えたり、定期的に気分転換をしたりなど、ストレスをためすぎないように心がけましょう。
美容液の正しい順番をご存じですか。
一般的には、美容液は乳液の前に使うのが定番です。
乳液を塗った後に使ってしまうと、乳液の膜が、美容液の浸透を妨げてしまうからです。
先に美容液を塗った後に乳液をつけて、ふたをするというイメージです。
しかし「美容液は乳液の前に使う物」という思い込みがあるなら、要注意です。
必ずしも、乳液の前とは限りません。
美容液の種類によっては、乳液の後に使うものもあります。
乳液にも溶けやすい美容液の場合、乳液の後につけたほうが効果的なのです。
つまり、美容液が乳液の前か後かは、美容液の種類によるのが正解です。
こんなときに役立つのが、説明書です。
読まずに捨てていませんか。
美容液の説明書に、正しい順番が書かれているはずです。
「美容液は乳液の前につけるもの」という先入観があると、誤った使い方を続けてしまうこともあります。
説明書をきちんと読んで、正しい順番を確認しましょう。
説明書を読まずに捨てている人は、美容液の効果も捨てているようなものなのです。
化粧品の値段は、かなり上下差があるのが特徴です。
ワインのように、安物から高級品までピンキリです。
「どうせブランドだから高いのだろう。宣伝広告費の影響だろう」
そう決め付けるのは、早計です。
意味もなく値段設定がされているわけではありません。
価格が高いのには、もちろん理由があります。
たしかに一般的に値段が高いといえば、ブランド力や広告宣伝費などが思い浮かびます。
高額化粧品も、ブランド価値を高めるため、広告宣伝に力を入れている理由もありますが、高額になる本当の理由があります。
いちばんの違いは、やはり成分、製法、研究などのコストです。
高級な化粧品には、なかなか手に入りにくい厳選された希少成分が、ふんだんに使われています。
なかなか手に入りにくい成分でも、営業担当の努力によって実現しています。
成分ばかりだけでなく、技術にも力が入っています。
技術開発には、設備投資や多くの人手も必要です。
特許を取得した特殊な技術が使われていることも少なくありません。
きちんとした効果のある化粧品をつくるためには、数多くの手間暇が必要です。
化粧品のポテンシャルを、最大限に高めようとすればするほど、値段も高くなりやすいのです。
もちろん効果と価格は常に正比例するわけではありませんが、一般的には、やはり高いだけの価値はあると考えていいでしょう。
高額化粧品を見たとき、その化粧品ができるあがるまでの様子を想像してみましょう。
美しくなりたいと女性の願いに応えるべく、開発者たちが集まって、挑戦と失敗を繰り返しながら製品を研究している様子です。
事実として、そういう状況があります。
ワンランク上の高額化粧品は、そうした開発者たちの熱い思いが結集しています。
それが、高額である本当の理由なのです。
化粧品をつけると、肌がぴりぴり。
痛みやかゆみなど、感じることはありませんか。
ある化粧品をつけて肌がひりひりすれば「化粧品に問題がある」ととっさに考えます。
「化粧品のせいで敏感肌になってしまったのではないか。化粧品の品質に問題があるのではないか。化粧品代を返してくれ!」
もちろん肌に合わない成分が含まれていることで、ひりひりした痛みが伴う場合もあるでしょう。
しかし、実際のところ、化粧品の品質に問題があることは、まれです。
ほとんどの場合、自分の肌に問題があると思っていいでしょう。
化粧品に問題があるから、ひりひりするのではありません。
ひりひりするような肌だから、化粧品をつけたとき、敏感に反応するようになったのです。
では、なぜひりひりするような肌になったのかというと、肌の手入れを怠っていたからです。
敏感肌は、乾燥肌が悪化した状態です。
乾燥肌であるにもかかわらず、保湿を怠ったり引っかいたりすると、角質層が剥がれ落ちます。
わずかな化粧品にもぴりぴり痛みを感じてしまうようになります。
それは癖であり、無意識なのかもしれません。
もともとの肌質が乾燥肌でも、それからどうなるのかは、本人の手入れしだいです。
手入れがよければ、乾燥肌でもひりひりしませんが、手入れが悪ければ、水をつけただけでもひりひりします。
化粧品をつけたときに肌がひりひりすれば、化粧品より、まず自分の肌に注意を向けて見てみましょう。
保湿などの手入れを怠っていませんか。
敏感肌になるような、引っかき癖はありませんか。
ピーリングをした直後ではありませんか。
にきびの傷口に染みているだけではありませんか。
規定量を守っていますか。
どきっとした人は要チェックです。
肌の状態が悪くなるような誤った手入れをしている可能性があります。
化粧品のせいだと決め付けず、自分の手入れの仕方を見直してみましょう。
化粧品の表示の中に「セラミド配合」と書かれているものがあります。
セラミドとは何でしょうか。
セラミドも、ヒアルロン酸と同じように、保湿成分の一種です。
セラミドとは、角質層の細胞間脂質のおよそ半分を占めている物質です。
もともと肌にある成分だけのことはあり、水分の蒸発を防ぐ力が強いことで知られています。
ヒアルロン酸もセラミドも、保湿成分であることには変わりません。
では、ヒアルロン酸配合とセラミド配合の化粧品の違いは何でしょうか。
いちばんの違いは、保湿力です。
セラミドは、水の分子をサンドイッチのように挟む特徴があります。
一度、水の分子をつかんだら、なかなか逃がしません。
たとえ、湿度が0%になっても、蒸発することはありません。
気温がマイナス30度になっても、凍ることもないのです。
もともと角質層の細胞間脂質のおよそ半分を占めている物質ですから、肌へなじみやすいのも特徴です。
保湿力で言えば、コラーゲンよりヒアルロン酸のほうが高く、ヒアルロン酸よりセラミドのほうが高いという順番です。
最強の保湿力を誇るのが、セラミドなのです。
最初から、高い保湿力を誇るセラミド配合の化粧品を選んでもいいのですが、一概にベストとは限りません。
肌へのつけ心地が異なるため、好みがわかれることもあります。
保湿の効果は、肌につけてすぐ効果を確認できますから、化粧品売り場の試供品で試してみるのがおすすめです。
肌の状態がヒアルロン酸で満足できなければ、セラミドが配合されたものを選びましょう。
特に乾燥肌や乾燥の季節などには、セラミド化粧品が威力を発揮することでしょう。
突然ですが、問題です。
普通肌、乾燥肌、脂性肌。
この中で、最も老化しやすいのはどの肌質でしょうか。
正解は、ずばり、乾燥肌です。
単に乾燥肌のことを「乾燥しているだけの肌」と思っていませんか。
にきびがなければ、乾燥肌でも美しく見えるだろうと思うのは、早まった考えです。
乾燥していることは、肌の老化を早める要因になります。
そのメカニズムを少し詳しくお話しましょう。
まず肌が乾燥するのは、肌表面の水分量が少なくなっている状態です。
肌が乾燥すると、肌が硬くなります。
肌が硬くなると、新陳代謝が滞り始めます。
新陳代謝が滞ると、弾力の元になるコラーゲンやエラスチン繊維の生成が減ってしまいます。
弾力が失われやすいため、しわにもなりやすくなるのです。
乾燥によって肌が硬くなれば、新陳代謝も乱れます。
老廃物やメラニン色素などの排出もスムーズに行われないため、色素が肌に残りやすく、しみやくすみにも悩まされやすくなります。
乾燥肌は、しわもしみもくすみも発生しやすく、肌の老化を早めやすいのです。
誤解を恐れず言ってしまうと、生まれつき乾燥肌の人は、生まれつき老けやすい。
おっと、ショックを受けて終わりではありません。
実はこの話には、もう1つ大切なポイントが隠されています。
この事実の裏には、逆に老けにくくなるポイントも隠されています。
乾燥が肌の老化を早めやすい要因なら、肌から乾燥を守ることが、肌の老化を防ぐ要因にもなります。
保湿は乾燥肌の人に限らず、すべての人に必要です。
肌に油分を与えすぎることはあっても、水分を与えすぎることはありません。
赤ちゃんや子どもの肌は、ふっくらとしていますが、十分に水分が保たれているからです。
すべての人に、十分な水分補給が必要です。
みずみずしい肌は、若々しく見られるためポイントです。
できるだけ多くの水分を補給すれば、いつまでも若々しさを保てます。