執筆者:水口貴博

お金が増える30のお金の使い方

4

「豊かさ」という曖昧な表現を使わない。「数字」で表現する人がお金持ちになれる。

「豊かさ」という曖昧な表現を使わない。「数字」で表現する人がお金持ちになれる。 | お金が増える30のお金の使い方

「これだけお金を使えば、どのくらい豊かになれるか」

もっともらしい考え方に思えます。

しかし、実はお金が貯まらない人に共通する考え方です。

どこがいけないのかというと「豊かさ」という部分です。

豊かというのは、曖昧です。

人によって、考え方や感じ方が異なります。

次のように考えるのです。

「これだけのお金を使えば、どのくらいのお金が入ってくるか」です。

「食事に1日2000円使った。使った2000円で、自分はどれだけお金を稼ぐのか」と数字で考えます。

曖昧な「豊かさ」を、具体的な「数値」にすればいいのです。

「豊か」という表現は曖昧で数値化できませんが「お金」というのは数値化できます。

たとえば「食事に2000円使った。満腹になった。幸せになった。豊かになった」というのは数字化できません。

曖昧で、適当な表現です。

では、次のように考えましょう。

「食事に2000円使った。これで1日仕事ができる。1日仕事ができれば1万円稼ぐことができる。8000円の純利益がある」

このように考えるのです。

使ったお金で、どのくらいお金が入ってくるか、どのくらい純利益があるかです。

「支出」と「収入」をしっかり数字に表します。

収入のほうが多いかぎり、この人は、絶対に破綻しません。

赤字にならないはずです。

こうしたお金に対するシビアなものの見方が、お金持ちになるために必要です。

「かっこいい車だな」という曖昧で適当な理由で、車を買うのではありません。

「この車を買うために必要なお金か。この車を手に入れることで、仕事が向上して、稼ぎが増えるようになるか」と考えます。

どうでしょうか。

運や偶然、心のきれいさも、まったく不要です。

単純に、お金の勉強が必要なのです。

お金が増えるお金の使い方(4)
  • 「豊か」という表現はやめて「数字」で表現する。
何気なくお金を使う人は、お金持ちになれない。

お金が増える30のお金の使い方

  1. 本当のお金持ちは、見るからに質素である。
    質素だから、お金が貯まる。
  2. お金を稼ぐために、運や偶然は必要ない。
    必要なのは、勉強と行動。
  3. 小金持ちでいいなら、心のきれいさは関係ない。
    大金持ちを目指すなら、心のきれいさも必要になる。
  4. 「豊かさ」という曖昧な表現を使わない。
    「数字」で表現する人がお金持ちになれる。
  5. 何気なくお金を使う人は、お金持ちになれない。
  6. 出ていくお金と入ってくるお金を、細かくチェックするだけでいい。
  7. たいていの場合、お金がなかなか貯まらない原因は、小さな出費だ。
  8. お金の無駄遣いだけが浪費でない。
    時間の無駄遣いも浪費になる。
  9. 人目を気にする人は、見栄のために、お金がどんどん消えていく。
  10. お金は、使えば使うほど、増えていく。
  11. 自分への成長にお金を使う人が、お金持ちになれる。
  12. まず、自分を高めておかないと、価値の高い仕事もできない。
  13. 「自己投資」という名の見栄に、お金を使っていませんか。
  14. 損をしても、得を取ればいい。
  15. 節約話は、どんどんネタにしてしまおう。
  16. 節約をしていると、生活が活性化される。
  17. 物を捨てれば、時間もお金も増えていく。
  18. 仕事は「お金」ではなく「好きな気持ち」で選ぶ。
  19. 時間を売って、お金を得る。
    お金があっても、使う時間がない。
    この矛盾に気づいていますか。
  20. 「安い」と感じるのは、興味がある証拠。
    「高い」と感じるのは、興味がない証拠。
  21. 人間関係のために使うお金は、自分に跳ね返ってくる。
  22. お金持ちは、堂々とお金の話をする。
    貧乏人は、お金の話を避けたがる。
  23. お金持ちは、お金を払って時間を買う。
    貧乏人は、時間を売ってお金を稼ぐ。
  24. 貧乏人は「足し算」でお金を稼ぐ。
    お金持ちは「掛け算」でお金を稼ぐ。
  25. 若いころの、時給のアルバイトには要注意。
  26. 若いときこそ、自分磨きのために、たくさん勉強する。
  27. 節約のために食事を削っても、ストレスが増えて、余計な出費が増える。
  28. 行きたくもない飲み会のために、時間とお金を使うくらいなら、本を1冊買って読む時間に回すほうがいい。
  29. 好きなことだけ深めよう。
  30. 結局最後は「よい影響」しか残せない。

同じカテゴリーの作品

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION