執筆者:水口貴博

お金が増える30のお金の使い方

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行きたくもない飲み会のために、時間とお金を使うくらいなら、本を1冊買って読む時間に回すほうがいい。

行きたくもない飲み会のために、時間とお金を使うくらいなら、本を1冊買って読む時間に回すほうがいい。 | お金が増える30のお金の使い方

行きたくもない飲み会に行くくらいなら、きっぱり断ることです。

時間もお金も、無駄になります。

その時間に、本を1冊でもいいから、買って読みます。

自分を高めるための時間に費やします。

飲みに行っても、どうでもいい話が、延々と続くだけです。

私は、何度もその失敗を経験しました。

会社の上司の愚痴を聞かされます。

友人の悪口を聞かされます。

そうしたストレスを忘れたいがために、アルコールに手をつけます。

酔った人の話は、さらにエスカレートして、どうでもいい話は明け方まで続きます。

気づけば、時間とお金がなくなっています。

何の実りもありません。

「飲みに行けば友人との仲を深めることができる」というのは単なるきれい事です。

なぜ、アルコールなのでしょうか。

結局、夜とお酒の組み合わせでないと話せない程度の内容なのです。

友人と仲を深めるなら、夜にお酒でなくてもいいはずです。

大切な話なら、堂々とお昼に会って話をすればいい。

嫌われたくないから、断れない人もいます。

嫌われたくないから、何でも誘いにつくと「都合のいい人」になります。

この人なら「私の愚痴を聞いてくれる」と思われ、そういうときにしか、誘われなくなります。

「そんな程度の人間」としか思わなくなります。

友人の誘いに何でもつくと、さらに余計な誘いが増えて、自分の時間が少なくなります。

どうでもいい話に時間が過ぎ、好きでもない友人と飲むお酒のために無駄な出費が重なります。

もったいないことです。

行きたくもない誘いには、断ったほうが得です。

不要な関係がなくなり、無駄な時間、無駄な出費が減ります。

生活が洗練され、引き締まります。

無駄な飲み会を断り、自分を高めるための読書に時間を当てるのです。

そういう人が、ほかの人より早く成長します。

こういう人が、本当に仕事ができる人です。

成長した人は、本当に素晴らしい人だと友人に思われ、素晴らしい仕事ができるようになるのです。

お金が増えるお金の使い方(28)
  • 無駄な飲み会を断り、自分を高めるための読書に時間を当てる。
好きなことだけ深めよう。

お金が増える30のお金の使い方

  1. 本当のお金持ちは、見るからに質素である。
    質素だから、お金が貯まる。
  2. お金を稼ぐために、運や偶然は必要ない。
    必要なのは、勉強と行動。
  3. 小金持ちでいいなら、心のきれいさは関係ない。
    大金持ちを目指すなら、心のきれいさも必要になる。
  4. 「豊かさ」という曖昧な表現を使わない。
    「数字」で表現する人がお金持ちになれる。
  5. 何気なくお金を使う人は、お金持ちになれない。
  6. 出ていくお金と入ってくるお金を、細かくチェックするだけでいい。
  7. たいていの場合、お金がなかなか貯まらない原因は、小さな出費だ。
  8. お金の無駄遣いだけが浪費でない。
    時間の無駄遣いも浪費になる。
  9. 人目を気にする人は、見栄のために、お金がどんどん消えていく。
  10. お金は、使えば使うほど、増えていく。
  11. 自分への成長にお金を使う人が、お金持ちになれる。
  12. まず、自分を高めておかないと、価値の高い仕事もできない。
  13. 「自己投資」という名の見栄に、お金を使っていませんか。
  14. 損をしても、得を取ればいい。
  15. 節約話は、どんどんネタにしてしまおう。
  16. 節約をしていると、生活が活性化される。
  17. 物を捨てれば、時間もお金も増えていく。
  18. 仕事は「お金」ではなく「好きな気持ち」で選ぶ。
  19. 時間を売って、お金を得る。
    お金があっても、使う時間がない。
    この矛盾に気づいていますか。
  20. 「安い」と感じるのは、興味がある証拠。
    「高い」と感じるのは、興味がない証拠。
  21. 人間関係のために使うお金は、自分に跳ね返ってくる。
  22. お金持ちは、堂々とお金の話をする。
    貧乏人は、お金の話を避けたがる。
  23. お金持ちは、お金を払って時間を買う。
    貧乏人は、時間を売ってお金を稼ぐ。
  24. 貧乏人は「足し算」でお金を稼ぐ。
    お金持ちは「掛け算」でお金を稼ぐ。
  25. 若いころの、時給のアルバイトには要注意。
  26. 若いときこそ、自分磨きのために、たくさん勉強する。
  27. 節約のために食事を削っても、ストレスが増えて、余計な出費が増える。
  28. 行きたくもない飲み会のために、時間とお金を使うくらいなら、本を1冊買って読む時間に回すほうがいい。
  29. 好きなことだけ深めよう。
  30. 結局最後は「よい影響」しか残せない。

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