海外旅行で必需品となるのは、国際電話のできる携帯電話です。
電波の届く範囲であるかぎり、いつでもどこでもつながります。
使ってみればわかりますが、海外でも携帯電話が使えるというのは大変心強いものです。
海外旅行は、大きな変化が一度に襲ってくるものです。
場所が変わると、気温や湿度の変化があります。
時間が変われば、時差ぼけになります。
人目が多いところで、貴重品の出し入れはするべきではありません。
万が一、大金や貴重品が泥棒や詐欺師の目にとまれば、ターゲットにされやすくなるからです。
泥棒や詐欺師は、金目のものを持っている旅行者を探しています。
海外旅行をするときに「トラベラーズチェック」を利用する人は多いものです。
トラベラーズチェックとは、海外旅行者用の小切手です。
最も大きな長所は、盗難や紛失の際、再発行をしてくれることです。
初めてタイのバンコクへ旅行に行ったとき、言葉がわからなくて大変苦労をしました。
私は、まったくタイ語は話せません。
とりあえず行きの飛行機の中で簡単な挨拶言葉くらいは勉強をしましたが、その程度です。
アメリカに滞在中、とある大型デパートで洋服を探していました。
1階しかないところだったのですが、横に面積が広く、運動場のような広さです。
スケールの大きなアメリカだけのことはあり、売り場面積も広大でした。
クレジットカードのサインは、どのような字体で書いていますか。
「アルファベットで書くべきか、漢字で書くべきか」
ここで悩む人は多いようです。
あなたは、どのような順番で観光地を見て回っていますか。
パッケージツアーなら見て回る順が決められて変更が難しいですが、一人旅や自由旅行なら、自分の意思で決められます。
私の経験上、最も見たいところから順に見て回るのが、いちばんおすすめです。
海外旅行では、バッグやカバンなどに財布を入れている人が多いのではないでしょうか。
しかし、実はバッグやカバンに入れて持ち歩くのは危険です。
バッグやカバンほど、狙われやすいものはありません。
「リコンファーム」という言葉をご存じですか。
リコンファームとは、フライトの予約を再確認することです。
航空会社によっては、何らかの手違いによって、フライトの予約がキャンセルされている場合があります。
タクシーとはいえ、どんなタクシーでも乗っていいわけではありません。
非公認のタクシーの場合、法外な金額を請求されたり、トラブルに巻き込まれたりする場合があります。
タクシーは、乗ってからでないと、質がわかりにくいのが難点です。
旅行には「行き」と「帰り」があります。
旅行をするときには、行きのことばかりを考え、帰りのことをおろそかに考えてしまいがちです。
行きいいのです。
「サービスです。お1つ、いかがですか」
海外の繁華街や市場などを歩いていると、店員から「試食」のようなサービスで話しかけられることがあります。
「おいしそうだな。ちょっと味見をしてみよう」
海外旅行中にパスポートを紛失すると、旅行はめちゃくちゃになります。
パスポートを要求されるさまざまな場面で困難が生じるからです。
まず、出入国ができなくなって身動きが取れなくなります。
スーツケースを紛失する「ロストバゲージ」というトラブルがあります。
渡航先まで飛行機の乗り継ぎが必要である際、途中で乗り継ぐ飛行機に乗せ忘れてしまうというケースです。
しかし、スーツケースを紛失するのは、そればかりではありません。
海外旅行では記念撮影をすることがあります。
「誰かシャッターを押してくれる人がいないかな」
きょろきょろしていると、そこへさっと従業員が近づいてきて「シャッターを押してあげますよ」と言ってくれる人がいます。
どんな観光地にも、高い場所から眺められるところがあるはずです。
現地に到着すれば、できるだけ日程の早いうちに、都心のど真ん中にある高い建造物に登るようにしましょう。
ニューヨークなら「エンパイアステートビル」。
いきなり道を尋ねられると、誰でも驚きます。
せっかく道を教えてあげたのに「ありがとう」の一言もなければ、むっとされます。
ミスがあったとき「すみません」と謝罪の言葉がなければ、余計にトラブルを招きかねません。
私は、海外旅行へ行くとき、綿の服はできるだけ避けるようにしています。
アレルギーがあるからというわけではありません。
綿が嫌いわけでもありません。
海外旅行では、リュックサックを背負った人をよく見かけます。
リュックサックは比較的大きいので、たくさん荷物を詰め込めます。
多くのものを入れられ、両手が自由に使えて大変便利です。
「ない! ない! ない!」
ロサンゼルスへの渡航した際、ひやっとしたことがありました。
大事なものを入れたバッグに南京錠タイプの鍵をかけていたのですが、その鍵がなくなったのです。
おいしい店探しは、基本的にガイドブックが頼りになります。
これまでの海外旅行者の情報を集めて評判のいいお店を紹介しているわけですから、外れはないと言ってもいいでしょう。
しかし、ガイドブックとはいえ、すべてのお店の情報が記載されているわけではありません。
私が海外旅行へ行くとき、決まりきった服装があります。
「ポリエステル製の黒のTシャツとブルージーンズ」です。
笑われるかもしれませんが、真面目に考えた結果、この服装で落ち着きました。
海外旅行へ行くまでに、必ず頭に入れておきたいことがあります。
渡航先のタブーです。
海外旅行へ行くとなると、母国とは一風変わった文化があります。
海外旅行で、お酒を飲みたいときはどうしますか。
開放感や高揚感があり、普段はお酒を飲まない人でも「たまには」「せっかくだから」と思い、飲みたくなることもあるでしょう。
しかし、海外旅行でお酒を飲みすぎるのは危険です。
海外留学中に、出会った日本人のM君には、日本で待っている「マナミちゃん」という付き合っている彼女がいました。
しかし、遠距離恋愛をし始めてから仲が疎遠になりつつありました。
M君は、彼女に見直してもらおうと悩んでいました。
「鍵をかけていればチェーンはいらないだろう。なぜわざわざチェーンまであるのだろう」
旅慣れていないころ、私がふと思った疑問です。
普通に見れば、鍵をかけていれば十分であると思われがちです。
「こんこん」
ホテルのドアのノックがしたとき、いきなりドアを開けていませんか。
誰がどんな用事なのかを確認せず、すぐドアを開けるのは良くありません。
海外旅行をしているとき、あなたは母国の代表者です。
象徴です。
その国全体を表現していると見られています。
海外旅行でレストランに入ってメニューを見て、焦りました。
見慣れない外国語の文字ばかりで、何が書いてあるのかさっぱりわからない。
読めないことには、どんな料理なのかわかりません。
海外旅行で必需品となるのは、国際電話のできる携帯電話です。
電波の届く範囲であるかぎり、いつでもどこでもつながります。
使ってみればわかりますが、海外でも携帯電話が使えるというのは大変心強いものです。
家族や友人に電話ができます。
何かわからないことがあれば、日本の家族経由で尋ねる方法もあります。
クレジットカードの盗難被害に遭っても、携帯電話があれば、すぐ止めてもらえます。
電話といえば電話ですが、もはや「防犯グッズ」の1つと言ってもいいでしょう。
さらに最近の携帯電話は、電話機能だけにとどまりません。
ウェブ、メール、音楽プレーヤー、GPS、ゲーム、アラーム、カレンダーなど多種多様な機能が1つにまとまっています。
まさにオールインワン。
海外では多くの持ち物が必要ですが、携帯電話を1つ持てば、多くの持ち物を減らすことができるのです。
さて、そこで問題になるのは、充電です。
携帯用の充電用電池を母国から持参しても、重くてかさばります。
充電を気にしていると電話もしづらくなるでしょう。
携帯電話だけ持っていっても、充電が切れて使えなくなっては、あってもないようなものです。
また、海外で充電しようと思っても、電圧が異なれば使うことができません。
そこで必要になるのは「変圧器と変換プラグ」です。
これがあれば、海外で思う存分携帯を使えます。
「思う存分」というのがポイントです。
どんなに多機能な携帯電話でも、充電がなくなれば、意味がありません。
携帯電話も重要ですが、それと同じくらい「変圧器と変換プラグ」も重要です。
海外でも使える携帯電話の重要性に注目が集まっていますが、目立たない存在ながらも、携帯電話と同じくらい重要なものです。
海外旅行は、大きな変化が一度に襲ってくるものです。
場所が変わると、気温や湿度の変化があります。
時間が変われば、時差ぼけになります。
海外の慣れない雰囲気に、体が極度に緊張します。
小さな変化が少しずつなら体も慣れやすいのですが、急にどんと襲ってくるのが海外旅行です。
そのため、海外旅行で渡航先の初日に体調を崩してしまうケースが多いのです。
ここでよくある悪循環があります。
「せっかくの海外旅行だからじっとできない」
「同行者に迷惑をかける」
感情に負けて、つい無理をしてしまいやすいのです。
無理をして旅行を続けることで、余計に体調を崩します。
半日のみならず、旅行の全日程が台無しになってしまうのです。
これが、海外旅行者に多く見られる悪循環のケースです。
では、こういうときにはどうすればいいのでしょうか。
無理をせず休むのが賢明な判断です。
ほんの少しの休養を取るだけで、回復する場合が多いのです。
少しでも体調が悪くなれば、すぐ休むことです。
悪化するにつれて、回復にも時間がかかります。
小さなうちに手を打っておけば、それだけ回復も早くなります。
少し体調が悪いと思ったら、半日の休憩を取る。
半日が難しければ、3時間でもいいでしょう。
無理をせず、わずかな休憩を取ることで体調が回復し、残りの日程を楽しめるようになります。
人目が多いところで、貴重品の出し入れはするべきではありません。
万が一、大金や貴重品が泥棒や詐欺師の目にとまれば、ターゲットにされやすくなるからです。
泥棒や詐欺師は、金目のものを持っている旅行者を探しています。
なぜターゲットにされやすくなるのでしょうか。
「この人は大金を持っているのだな」とわかるからだと思います。
人前で貴重品を出し入れすることは、危険意識や警戒心が低いことがうかがえ、奪ったり騙したりしやすいと感じるからです。
「貴重品は、人目のあるところで出し入れをしない」
これは海外旅行の基本です。
言うまでもありませんね。
しかし、やむなく財布を出し入れしなければいけないときもあります。
たとえば、買い物の際、財布を開く必要があります。
そのときは、必ず「こそこそ」と出し入れをしましょう。
海外旅行では、大金を持ち歩きやすいのが特徴です。
すると、買い物で財布を出し入れするときに、目立ちやすくなります。
財布を少し開いた瞬間、たくさんのお札が入っていれば、やはり驚きますね。
買い物の支払いは、基本的に「こそこそ」でいいのです。
ただでさえ目立ちやすいので、そのくらいの心がけが必要です。
海外旅行をするときに「トラベラーズチェック」を利用する人は多いものです。
トラベラーズチェックとは、海外旅行者用の小切手です。
最も大きな長所は、盗難や紛失の際、再発行をしてくれることです。
私も海外旅行に慣れていないころ、安全性に引かれてトラベラーズチェックをたくさん持って海外旅行へ出かけたことがあります。
しかし、実際に海外へ行って気づいたことがあります。
トラベラーズチェックは、使えません。
小さなお店でトラベラーズチェックを使おうとすると「取り扱っていません」と言われ、買い物ができないことが何度もありました。
時には店員から「これは何ですか」と逆に尋ねられたこともありました。
海外旅行者が多く訪れる有名な観光地なら使えますが、郊外の小さなお店になると、使えないケースのほうが多いのです。
また、トラベラーズチェックで支払うとき、基本的にはパスポートの提示を求められます。
これは面倒です。
人前でパスポートを見せるのは抵抗があります。
また、カバンから出し入れをする際、パスポートを紛失してしまいそうで怖いのです。
しかも100ドルのトラベラーズチェックで支払っておつりがあれば、現金でおつりをもらうことになります。
複数枚のトラベラーズチェックにお札や小銭やらで、管理が煩雑になるうえ、かさばるのです。
その点、クレジットカードのほうが、多くの点で融通が利きます。
トラベラーズチェックよりクレジットカードのほうが、使えるお店が多いです。
また、パスポートを提示する必要もなく、おつりが現金で返ってくることもありません。
万が一、クレジットカードを紛失しても電話をすればすぐ止められます。
クレジットカードによっては、海外旅行保険が付与されているものもあります。
これなら、わざわざ別に海外旅行保険を申し込むこともなくなります。
自分の海外旅行経験から、トラベラーズチェックを持参するより、クレジットカードをおすすめします。
もしクレジットカードの紛失が心配なら、2枚持っていけばいいのです。
初めてタイのバンコクへ旅行に行ったとき、言葉がわからなくて大変苦労をしました。
私は、まったくタイ語は話せません。
とりあえず行きの飛行機の中で簡単な挨拶言葉くらいは勉強をしましたが、その程度です。
タイ語はまったく読めない、書けない、聞けない、話せない。
よくもまあ、そんな状態で一人旅をしたものだと思います。
なんとかなるだろうという勢いがありました。
私の海外旅行は、だいたい勢いです。
買い物のときに、店員が何を言っているのかわからなくて苦労をしたり、現地の人と値段のことで少し揉めることもありました。
食事をしてお会計をお願いするだけで、一苦労。
そんな語学力ゼロの状態でも、タイ旅行はなんとかなりました。
多くの人は「海外旅行は語学力がないとできない」と思っています。
もちろん語学力があれば便利ですが、必須ではありません。
語学力はなくても、海外旅行はできてしまいます。
本当に大切なのは「言葉」ではありません。
「主張力」です。
気持ちを伝えようとする主張力があれば、語学力はなくても、なんとかなります。
身ぶり手ぶりという「ボディーランゲージ」。
真剣に訴えようとする「表情」。
必死で伝えようとする「熱意」。
おかしいなと思ったときに指摘ができる「度胸」。
そうしたところに言葉は不要です。
言葉はなくても、主張力があれば、必ず相手に伝わります。
語学力がないから海外は無理というのは、考えすぎです。
むしろ自分に主張力がない人のほうが、海外旅行は危険です。
主張力がないと、海外でトラブルに巻き込まれやすくなります。
自分にどれだけ主張力があるかです。
私は何度か海外旅行へ行き、それに気づきました。
アメリカに滞在中、とある大型デパートで洋服を探していました。
1階しかないところだったのですが、横に面積が広く、運動場のような広さです。
スケールの大きなアメリカだけのことはあり、売り場面積も広大でした。
ぶらぶらしばらく見て回り、気に入った服を見つけました。
サイズはM。
私の体格はMなので、ちょうどいいと思い購入をしました。
しかし、購入後、身につけてみると、想像以上にだぶだぶだったのです。
サイズが違いすぎて、着ると恥ずかしい格好になります。
一緒に同居をしていた人には大笑いされました。
「失敗した!」
実はアメリカのMサイズと日本のMサイズは、同じMでも大きく異なります。
アメリカのMは、日本ではLサイズくらいなのです。
もし国内なら、もう一度お店へ行き、レシートを持って返品もできるでしょう。
しかし、海外旅行となるとそうはいきません。
帰国してから返品しに行こうと思っても、行けません。
海外で洋服やズボンなど衣類を購入するときには、絶対に試着をしましょう。
海外の場合、試着は必須です。
サイズの表示は、あくまで参考。
実際に試着をして、サイズを確かめることが大切です。
「とにかく身につける物は、すべて試着をする」
海外旅行で衣類を購入するときの鉄則です。
クレジットカードのサインは、どのような字体で書いていますか。
「アルファベットで書くべきか、漢字で書くべきか」
ここで悩む人は多いようです。
「海外だからアルファベットでサインをするほうがいいのかな」
「相手が読み取りにくいのではないか」
「海外なのに、漢字でサインをするのはかっこ悪い」
いろいろと考えてしまいますね。
結論から言えば、サインに最も適しているのは「書き慣れた字」です。
自分の名前をアルファベットで書き慣れているなら、アルファベット。
自分の名前を漢字で書き慣れているなら、漢字です。
「最も書き慣れている字体」というのが、重要です。
自分には、大したことのない、ありふれた字に思えることでしょう。
しかし、他人にとって、まったく同じ字を再現するのは、難しいものです。
書き慣れた筆跡には、その人が何度も繰り返して書いた「癖」が残っています。
書き慣れている字は、独特の癖がありながらも、いつも「同じ字」が書けるようになっているはずです。
これは防犯面で有効です。
多くの欧米人は漢字を書き慣れていませんから、パスポートを盗んで、悪用し同じ字を書こうとしても書きにくいのです。
たとえ、漢字を使用する国の人が書こうとしても、自分の書き慣れた字は、独特の癖が含まれた筆跡があり、再現が難しくなります。
やはり本人にしか書けませんし、自分以外の人が書いた字というのはすぐわかります。
どこの国に旅行をしようが、書き慣れている字で堂々とサインをしましょう。
書き慣れている字だからこそ、サインとしての意味や効力が最大限に発揮されるのです。
あなたは、どのような順番で観光地を見て回っていますか。
パッケージツアーなら見て回る順が決められて変更が難しいですが、一人旅や自由旅行なら、自分の意思で決められます。
私の経験上、最も見たいところから順に見て回るのが、いちばんおすすめです。
なぜでしょうか。
後になるほど疲れがたまり、旅の感動を邪魔してしまうからです。
海外旅行は歩きますし、疲れます。
すると、目の前の観光地より、体の疲れや足の痛みが気になり、心から楽しみにくい状況になります。
美術館で、最初は1つずつ丁寧に絵を見ていたけれど、次第に足が疲れて、最後のほうは流して見てしまう状況に似ています。
それは文化施設のみならず、旅行日程全体でも言える話です。
疲れがたまった状況下では、楽しみにしていることも味わいにくく、感動が薄れてしまいやすいです。
「見たい」と思う観光地に着いたとき、見ようとする気力が残っていないと、せっかく期待をしていたのにがっかりです。
朝より昼のほうが疲れ、昼より夕方のほうが疲れ、夕方より夜のほうが疲れていることでしょう。
だからこそ、最も見たい順から見て回るのが賢い選択です。
旅行の日程上、都合がつかない場合は仕方ないのですが、選択できる余地があるなら、見たい順から見て回るのが賢明です。
海外旅行では、バッグやカバンなどに財布を入れている人が多いのではないでしょうか。
しかし、実はバッグやカバンに入れて持ち歩くのは危険です。
バッグやカバンほど、狙われやすいものはありません。
一目で、いかにも貴重品が入っています、という雰囲気ですね。
一瞬の隙を見て、置き引きされるかもしれません。
バイクに乗った2人組が、背あとから奪い取り、逃げていくかもしれません。
そもそも海外旅行では、手提げバッグは危険なのでやめたほうがいいでしょう。
安全なのは「ポケット」です。
泥棒は、バッグやカバンに貴重品が入っているものと思っています。
その先入観を逆に利用して、貴重品をポケットに入れておきます。
万が一、バッグやカバンを盗まれたとしても、被害を最小限に抑えることができます。
とはいえ、素のポケットにそのまま入れるのはおすすめできません。
ポケットにはふたがないです。
浅いポケットなら、腰を曲げたとき、落としてしまうこともあるでしょう。
財布をポケットに入れるのはいいのですが、一工夫をしておきたいところです。
財布にチェーンをつけるための穴が開いていれば、ズボンと財布をチェーンでつなげておきます。
うっかり落としても気づけます。
ズボンの種類によっては、チャック付きのズボンがあります。
チャックでふたができるので、セキュリティーが高まります。
もしそうしたズボンがなければ、自分でつくってみてもいいでしょう。
チャックがされていれば、うっかり落とすことがありませんし、泥棒も盗めなくなります。
ポケットといえば、普通は外側にありますが、お手製で内側にポケットをつくります。
内側なら、財布があることに気づかれる心配がなくなります。
ポケットの底を深くしてつくるのがポイントです。
あまり底が浅いと、財布が入りきらなかったりする場合があるためです。
このようにポケットに一工夫を凝らせば、安全性が高まります。
自分に合った安全対策を、ぜひ検討してみましょう。
私の場合は、チャック付きポケットのズボンをよく使っています。
「リコンファーム」という言葉をご存じですか。
リコンファームとは、フライトの予約を再確認することです。
航空会社によっては、何らかの手違いによって、フライトの予約がキャンセルされている場合があります。
確率が低いですが、人間が処理するかぎり、手続きの漏れや勘違いは発生するものです。
リコンファームは、必ずしましょう。
ただし、これを言うのは簡単です。
実際の海外旅行でリコンファームをしようとすると、なかなか苦しむ状況があります。
なぜかというと、電話で英語のやりとりをするからです。
リスニングとスピーキングが要求されます。
英語に堪能な人ならスムーズでしょうが、英語が苦手な人には大きなプレッシャーになります。
やらなければとはわかっていても、英語に自信がないと、ためらったり面倒であったりするのです。
そこで英語が苦手な人でも、リコンファームをしやすくする方法があります。
リコンファームが大変なのは、電話で言葉だけを伝えようとするからです。
電話越しの場合、聞き取れなかったり、自分の英語の発音やアクセントが下手で、うまく意思疎通ができない場合があります。
しかし、海外旅行へ行くなら、ほとんど場合、帰りのチケットも手元にあるはずです。
現地に到着するやいなや空港の航空カウンターへ行き、帰りのリコンファームを済ませてしまうのです。
人と対面をして、帰りの航空券を見せながらのやりとりはスムーズです。
「Reconfirm, Please.」と言って、航空券を見せるだけです。
係員は、航空券に書かれている番号を見ながら確認してくれます。
英語が苦手な人でもリコンファームが容易になるのです。
時間の都合で現地到着時にリコンファームができない場合は、ホテルのフロントスタッフにお願いする方法があります。
ホテルのフロントスタッフの多くは、英語が話せるはずですから、うまく確認をしてくれるはずです。
もちろんお願いの後は、チップも忘れずに渡しましょう。
タクシーとはいえ、どんなタクシーでも乗っていいわけではありません。
非公認のタクシーの場合、法外な金額を請求されたり、トラブルに巻き込まれたりする場合があります。
タクシーは、乗ってからでないと、質がわかりにくいのが難点です。
適当に捕まえて、いいタクシーに当たることもあれば、逆に海外旅行客を狙う悪質なタクシーに当たる場合もあります。
当たり外れは、まさに運しだい。
そんなとき、確実にかつスムーズに信頼できるタクシーを捕まえる方法があります。
まず辺りをきょろきょろして、高級ホテルを探しましょう。
高級ホテルは大きくて立派な外観ですから、見つけやすいはずです。
そのホテルのフロントを通して、タクシーを呼んでもらえばいいのです。
もしくは、ホテルのボーイに頼んでもOKです。
「高級」と名のつくホテルなら、きちんとした公式のタクシーがやってきます。
高級ホテルは、タクシー会社と契約をしているはずですから、多くの場合、呼んでからすぐタクシーがやってきます。
もしくは、ホテル前に常時待機をしていることも珍しくありません。
これなら信用できますし、法外な金額を請求されることもありません。
もちろん対応してくれたスタッフやボーイには、チップを払いましょう。
旅行には「行き」と「帰り」があります。
旅行をするときには、行きのことばかりを考え、帰りのことをおろそかに考えてしまいがちです。
行きいいのです。
誰もが、用意周到にします。
問題なのは、帰りです。
旅の帰りは、特に注意が必要です。
帰りは旅の疲れがたまっているため、人混みや車の渋滞は、精神的にも肉体的にも大きなストレスになります。
また、旅の帰りだという油断も重なるため、事故やミスなどが発生しやすいのです。
車の渋滞では、疲れのせいで交通事故にも遭いやすくなります。
そこでひとつ提案です。
旅行は、行きを休日にして、帰りを平日にしてみましょう。
最も、疲れのバランスが取りやすいパターンです。
旅行の行きは、休日ですから、人が多くて混雑します。
旅行の行きは、体力も元気もありますから、人混みも車の渋滞も乗り切れます。
一方、旅行の帰りは平日になるため、ある程度、人混みが緩和されているはずです。
やはり疲れがたまっている帰りは、余裕をつくっておくことが大切です。
人が少なくて、帰り道もすいていたほうがいいですね。
家事や仕事の都合などでスケジュール調整が難しいこともあるでしょうが、状況が許すかぎり、調整できるようにしてみましょう。
帰りのことまで考えられてこそ、本当の意味で、安全な旅行ができるのです。
「サービスです。お1つ、いかがですか」
海外の繁華街や市場などを歩いていると、店員から「試食」のようなサービスで話しかけられることがあります。
「おいしそうだな。ちょっと味見をしてみよう」
手にとって口にすると「お金を払ってください」と請求されることがあります。
これくらい無料だろうと思っていると、大間違いです。
母国で生活している感覚で海外旅行をしていると、思わぬトラブルが発生しやすいのです。
頼んでもいないのに、いきなり写真を撮られて、お金を請求された。
「カメラのシャッターを押してあげます」と言われてお願いしたら、チップを請求された。
飲食店で「こちらのほうが広くて涼しいですよ」と席の移動を勧められたら、有料の座席だった。
現地の人による観光ツアーで「もう少し先へ行ってみませんか。案内しますよ」と勧められたら、オプションの有料コースだった。
無料に違いないと思い込んでいると、あとから金額を請求されることがあります。
もしくは、わざと無料のサービスを装ったうえで勧め、あとから強引に金額を請求しようとする悪質なケースもあります。
そんなばかなと思うかもしれませんが、こうしたトラブルは多いのです。
トラブルを避けるためにも、予定外のサービスを受けるときは「有料か、無料か」をきちんと確認しておくようにしましょう。
「無料はどこまで無料か。有料ならいくらなのか」をはっきりさせないと、悪質な場合、法外な金額を請求されることもあります。
尋ねにくい雰囲気があっても、旅の恥はかき捨てましょう。
堂々と確認すべきです。
海外旅行中にパスポートを紛失すると、旅行はめちゃくちゃになります。
パスポートを要求されるさまざまな場面で困難が生じるからです。
まず、出入国ができなくなって身動きが取れなくなります。
本人を証明できないため、ホテルのチェックインはできなくなり、免税店で買い物ができず、トラベラーズチェックも使えません。
パスポートは、海外で重要な国際的な身分証明書なのです。
それがなくなるというのは、自分を証明してくれるものがなくなり、存在しないも同然になります。
紛失をすれば、領事館で再発行もできますが、すぐ発行されるわけではありません。
再発行とはいえ、たいていは1週間から10日ほどかかります。
その間は身動きが取れなくなり、財布を落としたのと同様、滞在費用で多くのお金が飛んでしまいます。
帰国日程が遅れるため、社会人なら仕事への影響は確実に出ますし、場合によっては信用にも影響を及ぼすことでしょう。
だからこそ、海外旅行でパスポートは重要なのです。
海外旅行ではパスポートを絶対に紛失しないよう、細心の注意が必要です。
ただし、やはり何が起こるかわからないのが海外です。
パスポートを紛失しないように気をつけていたとしても、泥棒やスリによって取られることもあるでしょう。
そこで勧めたいのが、パスポートのコピーです。
単なるコピーと侮ってはいけません。
知られてはいませんが、本当に本物のパスポートが必要とされるのは、実は出入国のときくらいです。
それ以外の場面では、ほとんどの場合、パスポートのコピーで代用できてしまいます。
ホテルのチェックインができたり、多くの免税店で買い物ができたり、トラベラーズチェックの証明ができます。
まれに本物のパスポートを要求されることもありますが、まれであるはずです。
万が一、パスポートを紛失しても、コピーがあれば、再発行の手続きがスムーズに進みます。
紛失トラブルに備えて、旅へ行く前には面倒でもパスポートのコピーは取っておきましょう。
また、パスポートのコピーを取った用紙に、次の番号なども一緒に控えておけば、なお安心です。
うまくまとめれば、1枚の紙に収めることができるはずです。
この1枚こそ、海外では重要なお守りなのです。
スーツケースを紛失する「ロストバゲージ」というトラブルがあります。
渡航先まで飛行機の乗り継ぎが必要である際、途中で乗り継ぐ飛行機に乗せ忘れてしまうというケースです。
しかし、スーツケースを紛失するのは、そればかりではありません。
実はほかにも、スーツケースをなくしやすい意外なパターンがあります。
スーツケースは、形といい、大きさといい、デザインといい、似ているものが多いです。
ほかの人が「自分のものだ」と見間違えて、取ってしまう場合があるのです。
悪気はなくても、うっかり間違えることがあります。
対策としては「スーツケースにわかりやすい目印をつけること」です。
ベルトやアクセサリーをつけたりなどして、自分のスーツケースにオリジナリティーをつけ、一目でわかるようにしましょう。
もう1つ考えられるケースが、ターンテーブルで盗まれるというケースです。
悪意を持った人が、スーツケースをこっそり持ち逃げしようとします。
もし途中で気づかれても「これは失礼。見間違えた」と悪気がないことを装って、言い逃れがしやすいのです。
対策としては「ターンテーブルの前方で待つこと」です。
最前列が理想ですが、少し疲れるという人なら、せめて半分より前で待つようにすればいいでしょう。
ターンテーブルから出てくるやいなや入手できほかの人に盗まれる確率が低くなるのです。
海外旅行では記念撮影をすることがあります。
「誰かシャッターを押してくれる人がいないかな」
きょろきょろしていると、そこへさっと従業員が近づいてきて「シャッターを押してあげますよ」と言ってくれる人がいます。
「ちょうどいいタイミングだ」とお願いしそうになりますが、これはトラブルのもとです。
シャッターを押してもらった後に、チップを請求される場合があるからです。
シャッターを押してもらった後では、チップの請求を断りにくい。
また、状況によっては、現地の人を装った泥棒もいます。
カメラのシャッターを押す瞬間、じっとしますね。
その無防備になった一瞬の隙に、ほかの泥棒と連携をして、バッグなどをさっと盗んで逃げてしまう場合があるのです。
したがって、現地の人にカメラのシャッターをお願いするのはおすすめしません。
もしシャッターを押してもらうなら、現地の人より観光客にお願いをしましょう。
観光客なら、チップを請求されることもなく、泥棒である確率も低いからです。
どんな観光地にも、高い場所から眺められるところがあるはずです。
現地に到着すれば、できるだけ日程の早いうちに、都心のど真ん中にある高い建造物に登るようにしましょう。
ニューヨークなら「エンパイアステートビル」。
台湾なら「TAIPEI101」。
ソウルなら「ソウルタワー」。
パリなら「エッフェル塔」です。
ちなみに東京なら、都心のど真ん中にある「六本木ヒルズ」です。
到着時間が夜の場合は仕方ないのですが、昼間なら、到着するやいなや真っ先に登りたいところです。
なぜかというと、理由は2つあります。
現地に到着し、これから旅を始めようとするとき、まず町の全体像を把握したいものです。
そこで最初に高い展望台などから町全体を見ることができれば、どこに何があるのかがわかりやすくなります。
観光しようとしている町全体像を旅の最初の段階で見ておくと、その後、頭の中で場所などをより想像しやすくなります。
迷子になりにくくなったり、町を巡りやすくなったりする効果が得られるのです。
現地で最も高い場所からなら、町全体を一望できるはずです。
町全体の光景が視界に入れば「観光している」という気分になりやすいものです。
旅の最初に壮大な気分を感じることで、観光地への期待も強くなるでしょう。
いきなり道を尋ねられると、誰でも驚きます。
せっかく道を教えてあげたのに「ありがとう」の一言もなければ、むっとされます。
ミスがあったとき「すみません」と謝罪の言葉がなければ、余計にトラブルを招きかねません。
言うべきお礼を言わない。
言うべき謝罪の言葉を言わない。
こうしたところでむっとされ、トラブルを引き起こしてしまうのです。
「信じられない。それくらい誰でも言うだろう」と思いますが、よくありがちなのです。
この気持ちはよくわかります。
私の場合、こうしたトラブルを何度か経験したことがあるからです。
恥ずかしがり屋の私は、慣れない言葉のために「言葉がきちんと通じるかな」と不安が大きく、つい言いそびれてしまっていました。
もしくは、自信のない小さな声のため、相手の耳に届いていないことが多かったのです。
そのため、相手は「はっきり言いなさい」と逆にいら立たせてしまったり不要な心配をさせてしまったりするのです。
レストランできちんと相手に注文が伝わっていなかったこともありました。
恥ずかしがり屋がコミュニケーションでトラブルを起こしやすいパターンです。
決して悪気があるわけではありません。
しかし、性格上、誤解をされやすいので、要注意が必要です。
私は、海外旅行へ行くとき、綿の服はできるだけ避けるようにしています。
アレルギーがあるからというわけではありません。
綿が嫌いわけでもありません。
とりわけ海外旅行に関して言えば、綿は不便を感じることが多いためです。
綿は、しわになりやすく、色落ちがしやすいのです。
海外では、飛行機に乗ったりバスに乗ったりします。
そのとき背もたれに背をつけていると、しわがびっしりよってしまい、恥ずかしいのです。
そんな綿の服を海外で洗濯しようとするのですが、これもよく失敗をします。
海外の洗剤は洗浄力が強いためか、よく色落ちをしてしまうのです。
私の場合、海外旅行へ行くときには、しわになりやすく色落ちもしやすい綿製の服はあえて避けるようにしています。
しわになりにくい服装としては、ポリエステルやナイロンの素材がおすすめです。
汗の吸収が少し悪いものの、綿より、しわが寄りにくく色落ちもしにくいので、楽なのです。
しわになりにくく色落ちしにくいポリエステルとナイロンは、海外旅行向きの服と言えるでしょう。
海外旅行では、リュックサックを背負った人をよく見かけます。
リュックサックは比較的大きいので、たくさん荷物を詰め込めます。
多くのものを入れられ、両手が自由に使えて大変便利です。
背中に背負うため、前方が広々とします。
また、体に密着するため、力ずくで盗みにくくなります。
特にバックパッカーにはなくてはならない必需品でしょう。
しかし、そんな便利なリュックサックにも、意外なところに潜む危険があります。
リュックサックを背負ったとき、完全に後ろが死角になってしまうことです。
悪意を持った人が、そっと背あとから近寄ってファスナーを開けようとしても気づきにくくなります。
これに対する対策は、2つあります。
電車やバスなどの人混みでは、リュックサックを背中に背負うのではなく、前に背負うようにしましょう。
これなら前方を確認できるため、こっそり盗まれる心配がなくなります。
ただ、少し恥ずかしい姿になるのが難点です。
旅の恥はかき捨てだと思い、気にしないことです。
どうしても恥ずかしくて抵抗があるなら、もう1つ別の対策があります。
たとえ背あとから開けようとしてもチャックに鍵がかかっていれば開けられません。
暗証番号を自分で設定できるダイヤルロック式がおすすめです。
これなら鍵を持つ必要がないので、紛失の心配がありません。
また、鍵をつけている姿が「防犯を意識している」というアピールにもつながり、泥棒を諦めさせる効果もあります。
リュックサックを背負うのはいいのですが、必ず防犯対策を施しておきましょう。
「ない! ない! ない!」
ロサンゼルスへの渡航した際、ひやっとしたことがありました。
大事なものを入れたバッグに南京錠タイプの鍵をかけていたのですが、その鍵がなくなったのです。
かなり焦りました。
鍵をかけるくらいですから貴重品がたくさん入っていたのですが、バッグを開けられないのでは取り出すことができません。
必死になって鍵を探し回り、幸いにも見つかったため大事には至りませんでしたが、ひやっとした出来事でした。
それからというもの、私は南京錠タイプには、苦手意識があります。
南京錠タイプは頑丈ですが、鍵をなくすと終わりです。
鍵をどこにしまうかという管理の問題も浮上します。
こんな経験をしてからというもの、鍵といえば、暗証番号タイプのダイヤルロック式を選ぶようになりました。
もちろん南京錠タイプより、セキュリティー面での不安が若干残ります。
しかし、定期的に暗証番号も変更できますし、わかりにくい4桁の暗証番号をしっかり設定しておけば、簡単には開けられません。
利便性とセキュリティー面の両方を兼ね備えた鍵と言えるでしょう。
おいしい店探しは、基本的にガイドブックが頼りになります。
これまでの海外旅行者の情報を集めて評判のいいお店を紹介しているわけですから、外れはないと言ってもいいでしょう。
しかし、ガイドブックとはいえ、すべてのお店の情報が記載されているわけではありません。
ガイドブックにはページ数の都合上、一部の地域の繁盛店に限定されて記載されています。
少しマイナーな場所へ行くと、ガイドブックが頼りにならなくなり、どの店がおいしくておすすめなのかわかりません。
お店選びは、勘だけが頼りになります。
そこで海外でおいしい店を簡単に見分けるポイントを3つご紹介します。
やはりお客さんがたくさんいるというのは、おいしい証拠です。
大勢の人が口にしているのは、食事の安全性も確保できているという実績です。
繁盛しているからにはやはりそれだけの品質があることを証明するのです。
人の多さだけでなく、おいしそうに食べているかどうかも見てみましょう。
お店というのは、味ばかりではありません。
雰囲気も重要です。
食事をしていても硬い表情ばかりなら、おいしいのかもしれませんが、堅い雰囲気が漂っている可能性があります。
食べている人たちが笑顔になって食べているということは、食事がおいしく、雰囲気もいいお店である証拠なのです。
店内がきれいに整理整頓されているお店は、おいしい傾向があります。
整理され、定期的な掃除が行き届いて、清潔感があるかどうかです。
掃除というのは習慣です。
古い建物でも整理整頓されて、掃除をする習慣が感じられれば、そのお店の料理にも手が込んでいて、おいしい場合が多いのです。
きれいな店内なら、衛生面でもクリアになっている場合が多いので、安心です。
私が海外旅行へ行くとき、決まりきった服装があります。
「ポリエステル製の黒のTシャツとブルージーンズ」です。
笑われるかもしれませんが、真面目に考えた結果、この服装で落ち着きました。
もちろん理由があります。
黒のポリエステル製Tシャツは、こだわりです。
黒である理由は、汚れが目立ちにくいためです。
海外ではさまざまな場所へ行くため、何かと汚れやすくなります。
食事をしているときにうっかり服を汚しても、比較的汚れが目立たなくて済みます。
ポリエステル製ですから、しわになりにくくて色落ちしにくいため扱いやすいのです。
ブルージーンズである理由は、世界的に知られた最もポピュラーな衣類であるためです。
イスラム圏など一部地域を除けば、おおむね自然な格好になるはずです。
世界的によく知られたズボンであるため、現地の人から浮いてしまう心配がありません。
服装が現地の人に溶け込み、目立ちにくくなります。
そのため、海外で泥棒に目をつけられにくくなるのです。
服装は人それぞれですが、私なりに試行錯誤の結果、この服装で落ち着きました。
ちなみにこの服装は、男性でも女性でも使えます。
もちろん国内なら、もう少しおしゃれを楽しみますが、海外旅行の場合はこの格好がスタンダードになっています。
海外旅行へ行くまでに、必ず頭に入れておきたいことがあります。
渡航先のタブーです。
海外旅行へ行くとなると、母国とは一風変わった文化があります。
母国では「常識」とされているマナーでも、海外では一転して「非常識」とされていることがあります。
悪気があってしているわけではないものの、やはり思わぬトラブルに発展する可能性もあります。
アメリカでは、レストランやショップで人と会ったら「Hi!」と挨拶するのが常識です。
黙って無視をしていると、敵意を持っているものと誤解されてしまい、おかしな目で見られることがあります。
日本ではかわいい子どもの頭をなでることがありますが、イスラム圏では左手で子どもの頭をなでるのはタブーです。
イスラム圏では、左手は不浄の手とされているためです。
日本では食べ残さないことで「おいしくてすべて食べてしまいました」と表現します。
一方、中国では食べ残すことで「十分おなかいっぱいになりました」という表現をします。
ニュージーランドでは、値切るのはタブーです。
そもそもニュージーランドには、値切るという文化がないため、変な目で見られることがあります。
ブルガリアでは、首の振り方が日本と逆です。
首を縦にふるとノーになり、横にふるとイエスという意味になり、誤解を招きやすいです。
日本では、宗教に関わっていると変な目で見られます。
海外では「無神論者」であると主張すると「なぜ神に感謝しないのだ」と真面目な顔で追求されることがあります。
所が変われば、文化も変わり、タブーもまたそれぞれです。
軽微なマナー違反だけでなく、時にはプライドを傷つけるようなものもあります。
うっかり行動してしまってからでは、遅いのです。
海外へ行くまでに、ガイドブックに書かれている現地のタブー集を読むようにしましょう。
タブーの勉強も、文化の勉強の1つです。
海外旅行で、お酒を飲みたいときはどうしますか。
開放感や高揚感があり、普段はお酒を飲まない人でも「たまには」「せっかくだから」と思い、飲みたくなることもあるでしょう。
しかし、海外旅行でお酒を飲みすぎるのは危険です。
外出先でお酒を飲みすぎると、防犯意識が低下して、泥棒の被害に遭いやすくなります。
海外旅行先では、唯一ぐでんぐでんに酔える場所があります。
「ホテル内のバー」です。
遠くへ行かなければいいのです。
遠くへ行くことで、帰りの時間や手段で困ります。
その点、ホテル内のバーなら、安全です。
自分の部屋まで戻るのはすぐです。
防犯面で万が一のことがないよう、ホテル内のスタッフが厳重に注意してくれるはずです。
ホテル内で泥棒被害などがあれば、ホテルの信用に関わるからです。
ホテル側はホテルの信用を落とさぬよう、ホテル内のバーで酔いすぎた宿泊客がいても、丁寧に対応してくれるはずです。
もちろん絶対安全とは言い切れませんが、外出して見ず知らずの場所でお酒を飲むよりは、はるかに安全と言えるでしょう。
「ホテルのバーは高いなあ」と思いませんか。
その料金には「安全」という値段が含まれていると考えましょう。
ぐでんぐでんに酔っても、スタッフが安全に部屋まで戻してくれるという保証です。
ホテルのバーは多少高いですが、安心してお酒を飲める場所なのです。
海外留学中に、出会った日本人のM君には、日本で待っている「マナミちゃん」という付き合っている彼女がいました。
しかし、遠距離恋愛をし始めてから仲が疎遠になりつつありました。
M君は、彼女に見直してもらおうと悩んでいました。
そこで、思いついたのが「高級ブランドを身につける作戦」でした。
高級ブランドを身につけていれば、彼女も少しは見直して、心を寄せてくれるだろうと思っていたようです。
「それは違う方向に走っていると思う」と私は提言したのですが、M君はやる気満々です。
ある日のこと、M君が少し興奮気味で「すごいよ。貴博君」と話しかけてきました。
「格安で偽ロレックスの時計が売られている店を見つけたよ」と言ってきたのです。
ロサンゼルスのメルローズという地区は、おしゃれな店がずらりと立ち並ぶ、最先端のファッション・ストリートです。
華やかなストリートなのですが、実は一区画ほど奥に入った裏路地には、怪しい店もあります。
M君はどこから情報を得たのか、そこで精巧な偽ブランド品を扱っている店を見つけたのです。
偽物のロレックスを見てみたい興味があったので、私もM君の車に乗って一緒についていきました。
M君が買おうとしていたのは、ロレックスの「エクスプローラー」という種類の時計です。
定価は、50万円もする高級腕時計です。
それがなんと日本円にして、3万円くらいで売られているのです。
店の人は「これはよくできているから税関でも見抜けない」と自信満々でした。
M君は喜んで購入をして、日本で待っている彼女を驚かせようとしていました。
その後、店の人が言っていたように、日本へ帰国した際、税関検査でも偽物と見抜けず入国できたようです。
しかし、面白いのはここからです。
日本へ帰国して、数カ月ぶりに彼女との対面です。
自慢げにロレックスの時計を見せるやいなや、こう言ったそうです。
「それ、偽物でしょ」
なんと、関税検査でも偽物と見抜けなかったものを、一瞬で見破ったのです。
「え! なぜわかったの」
すると、彼女はこう言いました。
「あなたの収入で買えるわけがないから」
後日、この話をM君から聞いて、大笑いしました。
女性の勘は、侮れません。
やはりブランドは、分相応の人が持つべきものです。
見る人が見れば、人とブランド品との違和感で、すぐおかしいと気づくのです。
「女性の勘は、鑑定士より鋭い」
つくづく、そう痛感した一件でした。
「鍵をかけていればチェーンはいらないだろう。なぜわざわざチェーンまであるのだろう」
旅慣れていないころ、私がふと思った疑問です。
普通に見れば、鍵をかけていれば十分であると思われがちです。
同じ疑問を抱いた人も、多いのではないでしょうか。
一見すればチェーンは不要ではないかと思いますが、そうではありません。
実は、チェーンにはチェーンしかできない役割があります。
誰かがノックをして尋ねてきたときも、チェーンをかけたままドアを開けるのが基本です。
いきなりドアをこじ開けようとするのを防ぐ意味があります。
また、ホテルは基本的に宿泊客以外でも出入りが可能です。
泥棒が宿泊客を装ってホテルに忍び込み、針金などを差し込んで鍵をこじ開けるかもしれません。
しかし、チェーンがかかってさえいれば、たとえ鍵を開けられたとしても、入ることはできないので一安心です。
メイドは昼間に部屋の掃除などのため、勝手に部屋の鍵を開けて入ってきます。
メイドは、部屋を掃除する必要性から、ホテル全室の鍵を持っています。
一応、部屋に入る前にノックをしますが、テレビをつけていたりお風呂に入っていたりすると聞こえないことがあります。
単にメイドのノックの音が小さい場合もあるでしょう。
いきなりドアを開けられ、プライベートを侵害されるのを防ぐ効果があります。
そうした意味で、セキュリティーを高めるために、チェーンもかけておいたほうがいいのです。
もちろん理想は鍵もチェーンも両方かけておくことです。
鍵だけでなく、チェーンをかける癖をつけておきましょう。
「こんこん」
ホテルのドアのノックがしたとき、いきなりドアを開けていませんか。
誰がどんな用事なのかを確認せず、すぐドアを開けるのは良くありません。
まずのぞき穴から、誰がノックをしたのか確認しましょう。
もし心当たりのない人なら、ドアを閉めたまま、どのような用事なのか聞くようにします。
ドアにあるのぞき穴から誰がやってきたのか確認はできますが、見えないところに誰かが隠れているかもしれないからです。
ホテルの従業員や心当たりのある人なら「チェーンをかけたまま」の状態で、ドアを開けます。
「ホテルの従業員を装っている」という可能性があるからです。
簡単なやりとりなら、たいていの場合は、チェーンをつけたままの状態で可能です。
単純な連絡や書類にサインをするなどは、半開きになったドアでも対応が可能です。
半開きになったドアからやりとりをするのは相手に失礼ではないかと思いますが、気にする必要はありません。
チェーンを外すのは、部屋を出入りするときと、仕方ないときのみです。
自分で注文した商品やサービスの受け取りなど、ドアを開けなければいけない状況になってチェーンを外します。
とにかくチェーンは、簡単に外さないこと。
考えすぎかもしれませんが、そのくらいの用心は必要なのです。
海外旅行をしているとき、あなたは母国の代表者です。
象徴です。
その国全体を表現していると見られています。
たとえば、日本人観光客が、アメリカでごみのポイ捨てをしたとします。
それを見たアメリカ人は「日本人は何て品がないのだろう。日本人はみんなこうなのか」と思うでしょう。
実際にごみのポイ捨てをしたのは、1人だけです。
たまたま、その人だけがうっかりごみをポイ捨てしただけなのかもしれません。
しかし、その1人の行動が、その国全体の行動を象徴していると見なされ、国全体のイメージに影響を及ぼしてしまうのです。
逆に、アメリカで日本人が親切に人助けをしたとします。
それを見たアメリカ人は「日本人は何て素晴らしい国民なんだ」と思うでしょう。
大げさかもしれませんが、事実です。
母国から一歩外へ出ると、誰でも国の代表者であり、象徴になります。
ということは、海外旅行をするときの心がけとしては、母国のときよりマナーをよくしなければいけません。
母国でごみのポイ捨てをするより、海外でポイ捨てをするほうが、罪が重くてダメージが大きくなるのです。
ポイ捨てだけに限らず、すべてのマナーに通じることです。
いつもよりマナーを心がける。
少しでも自分の国のイメージを上げるために、海外旅行のときにはいつも以上にマナーを意識した行動を心がけましょう。
海外旅行でレストランに入ってメニューを見て、焦りました。
見慣れない外国語の文字ばかりで、何が書いてあるのかさっぱりわからない。
読めないことには、どんな料理なのかわかりません。
英語の補足や写真があれば、まだ救いです。
英語から食事内容を推測したり、写真からメニューの雰囲気を感じ取ったりできます。
しかし、海外には、英語の補足も写真もない「文字だけのメニュー」がたくさんあります。
そういうとき、注文で失敗しないコツがあります。
コース料理なら、基本的に失敗することはありません。
経験上、コース料理は文字を読めなくても、メニューの「雰囲気」でわかる場合が多いものです。
大きめの文字で書かれていたり、値段が少し高めであったり、箇条書きで書かれていたりします。
雰囲気から「これがコース料理だな」とわかる場合が多いものです。
もし不安なら、念のため給仕に「これはコース料理ですか」と尋ねてみればいいでしょう。
「コース」という言葉は世界のどこでも通用します。
前菜からひととおりの料理が楽しめ、失敗はないはずです。
少し言葉に不慣れかもしれませんが、自分好みの料理を給仕に伝え、給仕に任せる方法があります。
「とてもおなかがすいている」「肉料理が食べたい」「予算金額」など、希望だけを伝えます。
その希望にかなったメニューを、給仕が決めてくれるはずです。
場合によっては「ランチ」や「ディナー」という簡単な英単語だけで通じることもあります。
もちろんその際も、メニューを給仕と一緒に見ながら決めるようにしましょう。
なぜかというと、金額をチェックするためです。
給仕が進めるメニューは、自分の予算に合っているものかどうかを確かめたうえで注文すると、間違いはありません。
メニューの文字は読めなくても、唯一、読める字があります。
アラビア数字で書かれた値段です。
アラビア数字は、全世界共通です。
数字の大小から、勘が働くはずです。
前菜か、メインメニューかを推測する手がかりになるでしょう。