子どもの安全を考えると、子連れ旅行は「もう少し大きくになってから」と思います。
もちろん生まれたばかりの赤ちゃんとの旅行は、少し無理があります。
哺乳瓶を片手に、観光地を巡るのは大変です。
子連れ旅行を始める時期の目安は3歳前後です。
個人差はありますが、3歳前後と考えていいでしょう。
状況によっては2歳でもかまいません。
ある程度の年齢になると、子どもと一緒に旅行を考えるようになります。
家族旅行です。
貴重な思い出をつくることができますし、家族の絆を深めるいい機会ですね。
子連れの旅行となると、大人目線ではなく、子ども目線で考える必要があります。
もちろん旅行コースにも、子どもたちが喜びそうなコースを考えるようにしましょう。
では、子連れ旅行を考えるとき、おすすめの旅行コースがあります。
初めて子連れ旅行へ行くなら、断然「自家用車」がおすすめです。
あらゆる交通手段の中で、最も融通が利く乗り物だからです。
電車やバスもいいのですが、公共の交通機関は、公共性があるゆえに、制約があります。
子連れ旅行でいきなり海外旅行は、かなり厳しいものがあります。
飛行機には気圧の変化もありますし、ジェット音がうるさいです。
途中で降りられません。
子連れ旅行をするとき、パッケージツアーを利用するのは、1つの案です。
親には車を運転する手間がないです。
添乗員もいるので、一安心です。
あなたは生まれて初めて旅行をした日のことを覚えていますか。
親が子どもに「旅行に行こう」と言ったとします。
まだ旅行を経験したことのない子どもにとって「旅行って何だろう」と思います。
子どもを連れて旅行に行くときには「貸し切りタクシーを利用する」という方法があります。
「貸し切り」と聞けば、贅沢なイメージがありますね。
しかし、状況によります。
子どものころは、好き嫌いが多いものです。
その一方で食べ盛り。
子連れ旅行に行ったとき、子どもでも食べられるような食事に迷うでしょう。
子連れ旅行になると、見知らぬ土地へ行くことになります。
ガイドブックでもあればいいのですが、そもそもガイドブックの多くは、大人向けに書かれているものです。
子連れ旅行となると、少し違ってきます。
子どもと一緒に出歩くときには、手をつなぎながら歩くようにしましょう。
ふらふら歩く子どもは、思わぬところを歩いて、気づけば迷子になっているかもしれません。
子どもを自由に歩かせたいと思っても、動きが不規則ですから、安心はできません。
「さあ、出かけるぞ」
外に出るやいなや、道を忙しく歩く人々がいます。
駅のホームには、人だかりがあり、電車の中は人でいっぱい。
旅行となると、食費がかかります。
基本的に家族旅行では、食事のすべては外食になるはずです。
何泊かする家族旅行の食費は、それなりに大きな金額になるはずです。
旅行の初日は、自宅で食事を済ませてから出かけるのが家族旅行の食費を抑えるコツです。
家族全員の一食分がカットできるので、大きな節約効果があります。
しかし、1回目は自宅で済ませても、2回目からの食事は外食になるはずです。
子連れ旅行なら「パッケージツアー」は魅力があります。
添乗員が案内してくれますし、親が運転することもありません。
親の本音としては、手のかかる子どもがいると、楽に旅行を済ませたいと思うはずです。
今は、テレビやパソコンで、何でも情報が手に入る時代です。
テレビをつけていれば、さまざまな情報が自動的に次々と映ります。
何もしなくても、ただテレビをぼうっと見ているだけで、それなりの楽しい時間を過ごせてしまいます。
携帯できるゲーム機があります。
外に持ち運べるので、旅行中も時間ができたときの暇つぶしにゲームをしようと思います。
旅行中、車で移動しているときは、たしかに暇です。
「せっかくだから晴れますように!」
旅行といえば、天気が晴れてくれるように願います。
たしかに晴れの日のほうが見晴らしもよく、傘を差す手間もありません。
子連れ旅行で気をつけなければいけないのは、迷子です。
親としては、はぐれないよう手をつないだり注意を向けたりしているでしょう。
しかし、いくら気をつけていても、子どもはいつどんな動きをするのか、予想できない場合があります。
子どもが喜びそうなところは、日差しが強い場所が多いですね。
海へ行って海水浴をしたり、森林公園やテーマパークで遊んだりなどです。
いい天気なら、思いきり、外で遊べるでしょう。
子連れ旅行に行くとき、どのような宿泊施設を使用しますか。
予算の関係で、格安ホテルを利用することもあるでしょう。
しかし、子ども連れということで安全を第一に考えると、やはりいいホテルを選ぶことが多いはずです。
子ども連れの旅行に限った話ではありませんが、やはり事前の情報収集は重要です。
しっかり調べておかないと「思っていたのと違う」ということになり、せっかくの旅行が台無しになることがあります。
問題なのは「どこから情報を手に入れるか」です。
子ども連れの旅行でありがちなのは、子どもの迷惑行為です。
旅館の中で走り回る。
お風呂で泳ぐ。
「お母さん、苦しいよ」
子どもが急に体調不良を訴えたとき、あなたならどうしますか。
せっかく計画を立てたのだから、なんとか無理してでも行けないかと考えます。
幼いころ、家族旅行で初めて飛行機に乗って窓の外を見たとき、はっと驚きました。
何に驚いたのかというと、珍しい光景です。
飛行機の窓から見る景色は、普段の生活では絶対に見られない光景です。
子連れ旅行のとき、子どもの世話を妻に任せきりにするケースがあります。
平日、夫は仕事で、妻は子どもの世話をする家庭も多いことでしょう。
普段がそうなので、旅行のときも、子どもの世話は妻に任せようとすることが多いのです。
泣いている子どもを泣きやませようとしている親御さんを見かけることがあります。
そういうとき、よく見かける悪循環があります。
旅行中なのか、親は余裕がありません。
旅行先では、怖いこと、驚くことなど刺激的なことがたくさんあります。
それが旅行の面白さです。
普段の生活では、体験できないような体験をしに行くわけです。
幼い子どもを連れての旅行は、気を使います。
旅行は、一人旅が最も楽です。
同伴者が増えれば増えるほど、団体行動が余儀なくされ、行動を合わせるストレスが増えます。
子どもの安全を考えると、子連れ旅行は「もう少し大きくになってから」と思います。
もちろん生まれたばかりの赤ちゃんとの旅行は、少し無理があります。
哺乳瓶を片手に、観光地を巡るのは大変です。
たとえ娯楽施設でも、赤ちゃんには楽しめるだけの余裕がないでしょう。
すると子どもがしばらく成長するまでは、家族での旅行は控えがちになります。
しかし、控えすぎるのもよくないのです。
「もう少し成長してから」と思っていると、逆に思い出をつくるタイミングを逃してしまいます。
「幼い時期」というのは、短いです。
子どもが成長するのは、本当にあっという間です。
考えてみましょう。
親が3歳のわが子と過ごせるのは、人生でたった1年間のみです。
親が4歳のわが子と過ごせるのも、人生でたった1年間のみです。
当たり前といえば当たり前ですが、大切なポイントです。
人生で、後にも先にも、たった1年しかないのです。
子連れ旅行は、大変な面もあります。
しかし「もう少し成長してから」と思って延期していると、思い出をつくるチャンスを逃してしまいます。
幼いわずかな時間は貴重です。
子連れ旅行は、控えるより、むしろ積極的にするほうがいいでしょう。
大変であること、面倒であること、手間がかかること。
すべて、思い出と考えましょう。
絆を深める機会になるのです。
子連れ旅行を始める時期の目安は3歳前後です。
個人差はありますが、3歳前後と考えていいでしょう。
状況によっては2歳でもかまいません。
早くてOKです。
なぜこの年齢か。
もちろん理由があります。
歩けるようになり、さまざまなことに興味を持ち始める時期だからです。
3歳前後になれば、立って歩けるだけでなく、走ったりすることもできます。
それくらいの身体能力があれば、娯楽施設にも興味を示すはずです。
親の言うことを素直に聞きやすい時期です。
簡単な言葉を聞いたり話したりもできることでしょう。
家族旅行をしても、最低限の安全を保ちやすくなります。
まさに子連れ旅行のデビューをする、ベストタイミングです。
また、早い段階の子連れ旅行は子どもの成長にも効果的です。
子どもは、幼い時期ほど吸収力があります。
吸収力が強いうちに外界のさまざまな刺激に触れさせることで、子どもの脳が活性化されるのです。
ある程度の年齢になると、子どもと一緒に旅行を考えるようになります。
家族旅行です。
貴重な思い出をつくることができますし、家族の絆を深めるいい機会ですね。
しかし、やはり子どもと一緒に旅行となると、数多くの不安や悩みが出てきます。
迷子にならないか、暴れないか、泣き出さないかなどです。
そんな子連れ旅行を考えるときに、いちばん大切なことがあります。
あらゆる場面において、大人の目線ではなく、子どもの目線で考えることです。
親は、つい大人の視線で物事を考えてしまいがちです。
夫婦での旅行や、一人旅なら、多少の無理はできるでしょう。
しかし、子どもが一緒となると「我慢しなさい」で乗り越えられないこともあります。
体力も力もないです。
すぐ機嫌が悪くなって、泣き出します。
たとえば、旅行の日程を考えるとします。
親たちは、有名な美術館に行ってみたいと思いますが、子どもにはどうでしょうか。
美術に関心がある子どもならいいのですが、そうでない場合、退屈な時間になる状況が考えられます。
大人ですら理解に苦しむ美術を、子どもが理解するのは珍しいのではないでしょうか。
楽だろうと思って、観光バスに乗ったとします。
観光バスだけで回ると、バスに乗っている時間が長ければ、子どもは車酔いをしやすくなります。
スケジュールの都合上、バスを急に止めたり遅らせたりできません。
せっかくの旅行だからと、子どもと一緒に高級なレストランへ行ったとします。
大人にはリッチと感じる高級料理かもしれませんが、子どもには味気ないかもしれません。
もしくは、食べられない食事が出る場合もあるでしょう。
また、フォーマルな場に幼い子どもがいると、ほかのお客さんに迷惑になる場合もあります。
もちろんすべての子どもがそうとは限りませんが、そうした傾向を考えておくと、日程を立てる参考になります。
まず子ども目線で、考えるようにしましょう。
子どもが喜びそうな場所。
子どもにとって無理がない日程。
子どもが楽しみやすい観光地。
大人たちの都合は、まず一度捨ててください。
子どもに旅行パンフレットを見せて、行きたい場所を選ばせるのも、1つの手です。
子どもたちの都合に合うよう子ども目線で考えることが、子連れ旅行でいちばん大切なことなのです。
子連れの旅行となると、大人目線ではなく、子ども目線で考える必要があります。
もちろん旅行コースにも、子どもたちが喜びそうなコースを考えるようにしましょう。
では、子連れ旅行を考えるとき、おすすめの旅行コースがあります。
「観光地を巡る旅」より「娯楽施設を巡る旅」です。
ここに、大人と子どもの感じ方のずれがあります。
大人は、歴史的なものなどを見て回りたいと思います。
有名なお寺、有名な美術館、有名な博物館などです。
そうしたところは、子どもには退屈です。
大人はすでに歴史を知っているので「おっ。これがあの噂の!」と思って感動し、面白く感じます。
しかし、まだ歴史を学んでいない子どもには「なんだろう」と思います。
退屈で仕方ないのです。
もちろん子どもから行きたいと言えば行ってもいいのですが、大人都合で連れて行くと、失敗しやすいです。
では、子どもたちが喜ぶ場所とはどのようなところでしょうか。
ずばり、娯楽施設です。
体を動かして、感覚や視覚に訴えるものがいいでしょう。
子連れ旅行では、子どもの好奇心を満たすような場所を巡る日程がおすすめです。
たとえば、以下のような場所です。
こうしたところは、子どもにとって大変刺激的です。
大喜びすることでしょう。
水族館や動物園では普段見られない珍しい生き物が見られます。
触れ合いコーナーで動物たちと直接触れることができるでしょう。
大人である親には少し物足りないかもしれませんね。
しかし、子連れで旅行をするなら、あくまで子どもの目線であり、子どもの都合を最優先しましょう。
子どもが喜びそうな場所に行けば、結果として素晴らしい家族旅行の思い出になるでしょう。
子どもたちにとって、大切な勉強にもなるのです。
初めて子連れ旅行へ行くなら、断然「自家用車」がおすすめです。
あらゆる交通手段の中で、最も融通が利く乗り物だからです。
電車やバスもいいのですが、公共の交通機関は、公共性があるゆえに、制約があります。
急な停車やコース変更ができませんし、静かにしていなければいけません。
機嫌が悪くなったり泣いたりすると、周りの人の迷惑にもなります。
ツアーで観光バスの利用も、最初は厳しいと考えたほうがいいでしょう。
予定が決まっている状態では、急な変更が難しいからです。
その点、自家用車は融通が利きます。
これほど便利な交通手段はありません。
いつでも、どこでも、誰とでも行けます。
急な予定変更もできます。
幼い子どもとの旅行ですから、急なトラブルがあります。
急に泣き始める。
急に体調を悪くする。
急にトイレに行きたいと言い始める。
そういうとき、自家用車なら、途中で停車したり休憩もできます。
車なら、子どもが急にトイレに行きたいと言い出しても、対応ができます。
車は、子どもの状況に応じて臨機応変に対応できる乗り物なのです。
したがって、初めての子連れ旅行は、自家用車で行くことをおすすめします。
子連れ旅行は、あくまで子ども目線で考えるようにしましょう。
子連れ旅行でいきなり海外旅行は、かなり厳しいものがあります。
飛行機には気圧の変化もありますし、ジェット音がうるさいです。
途中で降りられません。
子連れ旅行ですから、近場から始めましょう。
最初は「車を使って10分で行ける範囲」です。
10分で行ける程度は、子連れ旅行とは言いにくいかもしれません。
しかし「子連れ旅行の練習」と考えれば、最適ではないでしょうか。
近場で、親の負担の小さいところから始めていくのがいいでしょう。
無理をしないのがコツです。
車に乗せるときは、必ずチャイルドシートを着けて、出かけましょう。
自宅から車で10分の範囲でいけるところは、どんなところがありますか。
少し考えてみましょう。
車で10分くらいなら、親にとって楽に運転できる範囲ですね。
しかし、たった10分とはいえ、車を使えば、遠くまで行けるのはないでしょうか。
最初は、その小さな範囲を目安に子どもとの行動を共にする練習をしましょう。
子どもが車に慣れたり遠くへ出かけることに抵抗が少なくなれば、次第に30分、1時間というように行動範囲を広げていくのです。
テーマパーク・水族館・動物園など、行動範囲が広がるはずです。
旅行だからと言って、いきなり遠方へ行くのではなく、近場から始めていきましょう。
子連れ旅行をするとき、パッケージツアーを利用するのは、1つの案です。
親には車を運転する手間がないです。
添乗員もいるので、一安心です。
何があっても大丈夫。
「初めての子連れ旅行なら、パッケージツアーがいいのではないか」
そう思います。
しかし、ここに意外な落とし穴があります。
たしかにパッケージツアーを利用すれば親としては楽になりますが、子どもはどう感じるでしょうか。
初めての子連れ旅行がパッケージツアーの場合、子どもはトラブルを起こしやすくなります。
なぜでしょうか。
子どもの気持ちになって考えてみましょう。
まず急に知らない人に囲まれてしまう環境があります。
団体で行動をする都合上、こればかりはどうしても仕方ありません。
子どもの性格によっては、知らない人に恐怖心を抱くこともあります。
また、子どもが眠っているときは静かにしてあげたいですが、なかなかそうもいきません。
添乗員は、仕事の都合上、バスの中でマイクを使い大きな声で案内をします。
ツアーという都合上、名所旧跡など各地を回り、予定が厳密に決まっています。
子どもが退屈な場所にも行かなければいけません。
逆に「もう少しいたい」と言っても、その場を離れなければいけません。
急に「トイレに行きたい。車酔いをした。車を降りたい」と言い始めても、団体行動をする都合上、そうもいかないですよね。
大声で騒ぐと、周りに迷惑をかけるため、親は「静かにしなさい」と怒ることになります。
その結果、機嫌が悪くなったり泣いたり、時には失禁をするなど、トラブルを引き起こしやすくなるのです。
子どもはそういう気持ちや状況になりやすいことを、親は理解しましょう。
パッケージツアーは、楽ではありますが、ルールが厳密すぎて、不便なのです。
子連れ旅行でパッケージツアーを利用してもいいのですが、少し注意が必要です。
あなたは生まれて初めて旅行をした日のことを覚えていますか。
親が子どもに「旅行に行こう」と言ったとします。
まだ旅行を経験したことのない子どもにとって「旅行って何だろう」と思います。
私たち大人には、当たり前の単語である旅行。
しかし、子どもには未知の単語であり、意味がわからないのです。
「おいしいもの? 楽しいこと? 怖いこと?」と思います。
このとき、親であるあなたなら、どう説明しますか。
次のように子どもに言ってあげるといいでしょう。
「珍しくて楽しい遊びをするために、家族みんなで少し遠くに出かけましょう」
この言葉に、子どもは目を輝かせるはずです。
「珍しくて楽しい遊び」に興奮しないはずがありません。
これが子連れ旅行の考え方です。
子どもが普段の生活で感じられる刺激は限られています。
そこで、親の力を借りながら遠くへ行って、普段では味わえないような珍しい体験をさせてあげます。
動物園や水族館には、珍しい動物がたくさんいます。
動物たちを見たり触れたりすることで、子どもは世界観を広げます。
森林公園には、珍しい草花や遊具があります。
珍しい草花に子どもは興味を示しますし、体を動かすことで健全な発育を促します。
テーマパークには、さまざまな乗り物があります。
普段の生活では味わえない興奮を楽しみ、勇気や度胸を身につけるいい機会です。
それが旅行のよさであり、面白さです。
子どもが「旅行って楽しいな。面白いな」と思えば、大成功です。
旅行の意味というのは、体験をさせながら理解させるのです。
子どもを連れて旅行に行くときには「貸し切りタクシーを利用する」という方法があります。
「貸し切り」と聞けば、贅沢なイメージがありますね。
しかし、状況によります。
複数名、かつ長時間利用するのがわかっているなら、タクシー1台を貸し切ったほうが安上がりの場合があるのです。
しかも子連れなら、なおさらです。
なにより重大なことは、自由があることです。
タクシーを貸し切れば、運転手も貸し切ることを意味します。
運転手が付いていると、親は車を運転することから開放されます。
タクシーを手配するときも、できるだけベテランの運転手の希望を出しましょう。
その土地の地理に詳しい運転手は、道に迷うことはありません。
渋滞情報に詳しく、近道に熟知し、地域に密着した話も聞けます。
もちろん急な予定変更にも対応できる点が頼もしい。
こうしたメリットを含めれば、贅沢と思える貸し切りタクシーは、実は安いと言えるのではないでしょうか。
貸し切るとはいえ、選択肢もさまざまです。
子どもや祖父母もいる大家族なら「通常のタクシー」より、大人数が乗れる「ワゴン型タクシー」を利用すればいいでしょう。
さらに親戚と同行したり、数組の家族で利用したりするなら、バスを1台、貸し切るのも名案です。
バスにも、小型・中型・大型があります。
利用する人数や状況に応じて、ベストな選択をしていきましょう。
子どものころは、好き嫌いが多いものです。
その一方で食べ盛り。
子連れ旅行に行ったとき、子どもでも食べられるような食事に迷うでしょう。
そんなとき、絶対に嫌がらない食事があります。
「バイキング」です。
どんなに嫌いな食べ物があっても、バイキングなら安心です。
食事の種類は豊富です。
食べ放題です。
どんなに好き嫌いが激しい子どもでも、1つくらいは食べられるものがあるはずです。
これほど子どもの好き嫌い、気分、体調に合わせやすい食事はありません。
もし宿泊しているホテルの朝食にバイキングがあれば、ベストです。
食事も大切な旅行の一部です。
子どもが喜ぶような食事メニューを考えてあげましょう。
子連れ旅行になると、見知らぬ土地へ行くことになります。
ガイドブックでもあればいいのですが、そもそもガイドブックの多くは、大人向けに書かれているものです。
子連れ旅行となると、少し違ってきます。
「ガイドブックにおすすめ」と書かれていても、果たしてそれが子どもにとっておすすめなのかは疑問です。
旅行先の見知らぬ土地で、観光・ショッピング・グルメなど、子どもでも楽しめるようなところをどう探しますか。
いい方法があります。
ホテルに宿泊するとき、フロントスタッフに次のように尋ねてみましょう。
「○歳の子どもが楽しめる○○はありませんか」
「○」の部分は、適宜、言い換えてみましょう。
「3歳の子どもが楽しめる場所はありませんか」
「5歳の子どもが楽しめるレストランはありませんか」
「7歳の子ども服が買えるショップはありませんか」
こう尋ねれば、現地に詳しいホテルスタッフは、適切なアドバイスをしてくれるはずです。
現地を初めて経験する親には、子ども向けの場所を探し出すのは難しいでしょう。
しかし、現地に住んでいて、地理に詳しい人に聞けば、適切なアドバイスがもらえるのです。
複数のホテルスタッフがいれば、何人かに尋ねてみましょう。
1人だけの知識では限界があっても、複数人に尋ねれば、素晴らしい情報が得られやすいでしょう。
シンプルな方法ながら、効果的です。
この方法は、国内旅行でも海外旅行でも使えます。
子どもと一緒に出歩くときには、手をつなぎながら歩くようにしましょう。
ふらふら歩く子どもは、思わぬところを歩いて、気づけば迷子になっているかもしれません。
子どもを自由に歩かせたいと思っても、動きが不規則ですから、安心はできません。
特に人混みの中なら、はぐれやすくなります。
もちろん子どもの年齢にもよりますが、就学前なら、いつでも手をつなぐくらいでいいでしょう。
手をつなぐことで、親子のスキンシップの量を増やせます。
また、知らない場所へ行くと子どもは大きな不安を抱くものです。
そういうとき、親と手をつないでいると、知らない場所でも怖くなくなります。
手をつなぐことで親とつながっていることが感じられ、安心や勇気が湧いてくるのです。
そう考えると、子連れ旅行は、親と子が手をつなぐための絶好の機会といえるでしょう。
子どもとはぐれないように防ぎながら、親とのスキンシップによって、仲も深まります。
「さあ、出かけるぞ」
外に出るやいなや、道を忙しく歩く人々がいます。
駅のホームには、人だかりがあり、電車の中は人でいっぱい。
車を走らせれば、渋滞になる。
バスにも人がたくさん乗っている。
そうです「通勤ラッシュ」です。
旅行へ行くときには、つい気分が浮かれて、現地の曜日や時間帯などを忘れがちになりますね。
しかし、旅行とはいえ、やはりそこには働く人々がいます。
休日ならいいのですが、平日の場合、ラッシュの時間を考えておかなければいけません。
思わぬところで時間と体力が奪われてしまうことがあります。
わざと、ラッシュの時間より早く出かけるか、もしくはわざと遅く出かけるかです。
ラッシュの時間を少しずらすだけで、まったく環境は変わります。
旅行となると、食費がかかります。
基本的に家族旅行では、食事のすべては外食になるはずです。
何泊かする家族旅行の食費は、それなりに大きな金額になるはずです。
この食費を、少しで抑える工夫が2つあります。
家族旅行に出かける初日は、食事を済ませてから出かけるようにしましょう。
家族全員の1食分を浮かせることができます。
しっかり食べておけば、ある程度、腹持ちします。
出発前、あらかじめ自宅で弁当をつくっておきます。
家族分の、旅行中、小腹がすいたときに食べます。
それなりに保存の利きやすいシンプルなおにぎりもおすすめです。
こうした点を工夫すれば、家族旅行の金銭的負担が、少しでも軽くなることでしょう。
旅行の初日は、自宅で食事を済ませてから出かけるのが家族旅行の食費を抑えるコツです。
家族全員の一食分がカットできるので、大きな節約効果があります。
しかし、1回目は自宅で済ませても、2回目からの食事は外食になるはずです。
そこで親としては、子連れ旅行ということもありますし、簡単に小腹を満たせるものを持参しようとします。
お菓子です。
子どもも大喜びしますし、小さいお菓子はちょうどいいのではないかと思います。
しかし、あまりおすすめできません。
お菓子は、少量ながらカロリーが高すぎるからです。
小腹を満たすためには、カロリーが多すぎます。
しかも、お菓子は、食べ始めると止まらなくなります。
おなかいっぱいまで食べすぎてしまう可能性があり、旅行中の食欲のリズムが崩れやすくなるのです。
では、小腹対策にはどうすればいいのでしょうか。
おすすめは「おにぎり」です。
ちょっと小腹がすいたときには、お菓子よりおにぎりです。
カロリーを押さえられ、腹持ちも良い。
旅行の初日に自宅で大量のおにぎりをつくってから、出かけましょう。
塩やふりかけなどで簡単に味付けをした小さなおにぎりを、ラップで巻きます。
おにぎりなら、多少保存が利きます。
もちろん保存には限界もありますが、常温でも丸1日はもつはずです。
夏場でも、旅行中のホテルの冷蔵庫があるはずです。
冷蔵庫に入れておけば、夏場でも保存が利きます。
自宅でつくってから出かければ、食費を抑えることができますね。
子連れ旅行なら「パッケージツアー」は魅力があります。
添乗員が案内してくれますし、親が運転することもありません。
親の本音としては、手のかかる子どもがいると、楽に旅行を済ませたいと思うはずです。
子連れ旅行はパッケージツアーで済ませたいと思う親も多いのではないでしょうか。
もしパッケージツアーを利用するなら、1つアドバイスがあります。
ツアー時間が短いものを選びましょう。
子どもは「旅行とはこういうことなのか」と、次第に理解します。
団体での行動に我慢し、合わせたりできるようになれば、ツアーの時間も延ばします。
いきなり「3日間」のコースではなく、最初は「半日コース」もしくは「3時間コース」からでいいでしょう。
短くてもOKです。
短いほうが、子どもに無理がありません。
途中でトイレに行きたいと言い出しても、ツアー時間が短ければ、なんとかなりやすいですね。
車に乗っている時間も短いので、車酔いしにくいメリットもあります。
子どもが次第に慣れていけば、1日のツアーや、2日間のツアーへとレベルアップしていきましょう。
今は、テレビやパソコンで、何でも情報が手に入る時代です。
テレビをつけていれば、さまざまな情報が自動的に次々と映ります。
何もしなくても、ただテレビをぼうっと見ているだけで、それなりの楽しい時間を過ごせてしまいます。
パソコンは、もっと便利です。
検索エンジンを使えば、求めている情報を世界中から一瞬で探し出せます。
文章、画像、動画など、暇つぶしには欠かせません。
現代の子どもには、テレビやパソコンに囲まれる生活が当たり前になっていることでしょう。
しかし、それらは便利ですが、不便でもあります。
体を動かすことがなくなり、不健康です。
また、家にこもるばかりの生活をしていると、目は内側を向いたままです。
楽しいことや面白いことは、自宅にいるだけですべて完結をしてしまう。
自分から体を動かして、家の外に楽しみを探しに行くということがなくなります。
そういうときこそ、旅行に連れて行ってあげましょう。
本当に楽しいことは、家の外にあることを気づかせるのです。
テレビやパソコンに囲まれる生活からも、切り離しましょう。
親からの「旅行に行こう」という言葉で、テレビやパソコン以外にも面白いことがあるのを、体感させてあげます。
家の中より、家の外です。
内に向けられていた目を、外に目を向けるいいチャンスです。
子連れ旅行に行けば、子どもは今まで見たことも感じたこともない数多くの出来事に遭遇することでしょう。
家の中ばかりで遊んでいるより、外のほうが刺激的なことがたくさんあるのだと教えてあげることです。
それが「視野を広げる」「見識を広げる」ことになるでしょう。
携帯できるゲーム機があります。
外に持ち運べるので、旅行中も時間ができたときの暇つぶしにゲームをしようと思います。
旅行中、車で移動しているときは、たしかに暇です。
しかし、いくら旅行中に暇な時間があるとはいえ、ゲーム機の持参は良くありません。
ゲーム機を持参してしまうと、旅行の意味がありません。
それは家でできることです。
子連れ旅行の目的の1つは、子どもの目を内から外へと向けさせることです。
親が時間とお金をかけて子どもを外へ連れ出しているのですから、そのときくらいはゲーム機から切り離しましょう。
ゲーム機から切り離すことで、現実へと目を向けるようになります。
なぜ今まで外に目を向けなかったのかというと、そういう世界を知らなかっただけです。
旅行でテーマパークや、動物園、水族館など、珍しくて楽しいものをたくさん体験させてあげましょう。
それが現実世界を生きる子どもへと成長させるのです。
テレビやパソコンがなくなれば、1日は長く感じるのです。
「せっかくだから晴れますように!」
旅行といえば、天気が晴れてくれるように願います。
たしかに晴れの日のほうが見晴らしもよく、傘を差す手間もありません。
写真写りもよく、いい思い出ができることでしょう。
しかし、それでは雨の日がかわいそうではありませんか。
雨が降っていたとき、うっかり、親が子どもへ口にする言葉があります。
「雨が降っていて残念だね」という一言です。
これを聞いた子どもはどう思うでしょうか。
雨が悪いことだというような言葉です。
雨が降ったらすべてが台無しのような印象を受けます。
おかしいと思いませんか。
雨の日とはいえ、やはり1日には変わりないのです。
晴れの日だけでなく、雨の日も、曇りの日も、自然の営みです。
善しあしはありません。
捉え方の問題です。
親は「晴れの日は良い。雨の日は悪い」という固定観点から、発言していないでしょうか。
雨の日は「雨の日を楽しむ」という姿勢が大切です。
そういうとき、親は子どもに次のような言葉をかけてください。
「雨が降って気持ちいいね」
こう聞けば、何かぱっと心が開きませんか。
悪者扱いしがちな雨を前向きに楽しむ、気持ちのいい言葉です。
旅行中に雨が降っても、雨を悪者扱いしないこと。
ありのままの自然の営みを楽しむ姿勢が大切です。
それが、子どもとの旅行を楽しむコツです。
子連れ旅行で気をつけなければいけないのは、迷子です。
親としては、はぐれないよう手をつないだり注意を向けたりしているでしょう。
しかし、いくら気をつけていても、子どもはいつどんな動きをするのか、予想できない場合があります。
何かの拍子ではぐれてしまう可能性があるのです。
万が一に備え、子どもに連絡先を持たせておきましょう。
最低でも、次の2点を記載しておくべきです。
さすがに自分の名前くらいは自分で言えるだろうと思い、名前を書かない親御さんもいます。
ですが、やはり名前まできちんと書いておくほうが賢明です。
はぐれた後交通事後に遭い、話ができなくなる状況などが、考えられるためです。
はぐれた後、子どもの持ち物に名前があると、発見や連絡がスムーズになります。
ポイントは、持ち物より、身につけているものに連絡先を書く点です。
リュックサックやバッグなどは、置いたり落としたりすることがありますが、身につけていれば落ちることはありません。
書くときも、鉛筆やシャーペンでは不十分です。
こすれたりして、消えやすいためです。
文字は、油性の太いペンで書くのがおすすめです。
太いペンのほうが、より消えにくく、目立ちやすいからです。
たとえば、靴のふちや、衣服の裏地などに書いておくのがいいでしょう。
子どもが喜びそうなところは、日差しが強い場所が多いですね。
海へ行って海水浴をしたり、森林公園やテーマパークで遊んだりなどです。
いい天気なら、思いきり、外で遊べるでしょう。
時間を忘れて、無我夢中で遊ぶのはいいことです。
しかし、そんなとき気をつけたいのが「日焼け」です。
真っ黒に焼けた子どもは健康的なイメージがありますが、過信してはいけません。
外で遊ぶことに夢中になり、いつの間にか、ひどい日焼けをしてしまうと、痛みが伴います。
子どもの皮膚は、大人より薄いため、大人より早く焼けてしまいます。
大人の感覚より、日焼けに関してはシビアになったほうがいいでしょう。
少しくらい大丈夫と思っていると、いつの間にか真っ黒に焼けて、子どもが痛がって旅行が台無しになることもあります。
子どもを連れて外で遊ぶときには、きちんと日焼け対策をしましょう。
おすすめの日焼け対策は2つあります。
ポイントは「白いTシャツ」より「黒いTシャツ」です。
黒のほうが紫外線を防ぐ力が強くなり、日焼けがしにくくなります。
軽い日差しなら、黒のTシャツである程度の日焼け対策ができます。
もし海水浴などで泳ぐときには裸になるため、Tシャツで日焼け対策ができません。
裸になるようでしたら、サンスクリーンを塗りましょう。
この点に気をつけて広範囲に塗っておけば、日焼けを防げます。
「黒のTシャツ」「サンスクリーン」のどちらか、もしくは両方を使って対策をすれば、子どもの日焼け対策ができます。
子連れ旅行に行くとき、どのような宿泊施設を使用しますか。
予算の関係で、格安ホテルを利用することもあるでしょう。
しかし、子ども連れということで安全を第一に考えると、やはりいいホテルを選ぶことが多いはずです。
中には高級ホテルに泊まろうとする親もいるのではないでしょうか。
「高級」と名がつけば、サービスも施設も充実していて、子どもにも良いのではないかと思います。
しかし、ちょっと待ってください。
高級なホテルは、必ずしも子どもにとって適切な宿泊施設とは限りません。
高級であるゆえに、大人向けのレストランや堅苦しい雰囲気があり、子どもは緊張してしまいます。
落ち着いた雰囲気が強いと、子どもには窮屈でしょう。
遊べる場所も少ない場合も多いです。
格式があり、高級感があることが、必ずしも子どものためになるとは限らないのです。
では、どのようなホテルがいいのでしょうか。
おすすめするのは「リゾートホテル」です。
観光地にある、大型ホテルです。
そもそもリゾートホテルは、観光客・団体客・家族連れを対象としているので、施設やサービスの充実具合が違います。
単なる高級ホテルとは違った施設やサービスがそろっています。
ホテルのトイレに子ども用のベビーシートやキッズコーナー、レストランにも子ども向けの食事が用意されているはずです。
アレルギーに気を配ったメニューが多いのも特徴です。
家族連れで利用する顧客が前提ですから、子ども向けサービスが充実しているのです。
やはり子ども向けの専用サービスがあるというのは、親としても安心ですね。
高級ホテルとは違った安心感があります。
子ども連れの旅行に限った話ではありませんが、やはり事前の情報収集は重要です。
しっかり調べておかないと「思っていたのと違う」ということになり、せっかくの旅行が台無しになることがあります。
問題なのは「どこから情報を手に入れるか」です。
ガイドブックなどを参考にすればいいのですが、実はもっと身近に、無料で、しかも信頼できる情報源があります。
体験者からの情報です。
保育園、幼稚園、小学校、近所の公園などで、多くの親御さんと交流する機会があることでしょう。
そのときに、子どもと一緒に旅行に行ったときの体験談などをぜひ聞いてみましょう。
根掘り葉掘り、聞き出すのです。
井戸端会議でも結構です。
ガイドブックとは違った、さまざまな情報が手に入ります。
おすすめのホテル、リゾート地、食事、雰囲気。
やはり実際に体験した人の話ほど、参考になる話はありません。
無料で聞け、信頼できる情報は、実は身近にあるのです。
子ども連れの旅行でありがちなのは、子どもの迷惑行為です。
旅館の中で走り回る。
お風呂で泳ぐ。
食べ物で遊ぶ。
電車の中ではしゃぐ。
子どもとしては悪気がないのですが、子どもが遊んで騒ぎ始めると、やはり周りの人に迷惑をかけますね。
子連れ旅行で子どもの都合に合わせるとはいえ、さすがに周りに迷惑をかけるのはいけません。
親としては、静かにすべきところはきちんとしつけることが必要です。
はしゃいでいい場所、いけない場所は、親がきちんと区別します。
子どもは、初めての場所や状況がよくわかっていないことが多いですから、ここは親の出番です。
たとえば、海辺、動物園内、遊園地などでは、はしゃぐのはいいでしょう。
むしろこういう場所では、はしゃがせるくらいでいいのです。
その一方で、公共の移動機関を利用する際は、マナーを重視して、子どもに静かにしてもらいます。
子どもを注意するのは、親の仕事です。
しかし、子どもをいきなり叱るのは良くありません。
「こら! 黙りなさい」ではなく、単に「ここは静かにする場所です。静かにしましょう」と優しく言いましょう。
「こういうとき、暴れたり騒いだりするのはいけないのだな」と言うことを、一つひとつ学んでいきます。
優しい態度で伝えるほうが、子どもは素直に応じてくれます。
「お母さん、苦しいよ」
子どもが急に体調不良を訴えたとき、あなたならどうしますか。
せっかく計画を立てたのだから、なんとか無理してでも行けないかと考えます。
もちろん軽微な擦り傷や吐き気くらいなら、時間の経過とともに改善が期待できます。
しかし、風邪やそのほかの病にかかり、しばらく安静が必要な体調不良の場合、旅行に行くべきかどうか、迷います。
体調不良の原因にもよりますが、子どもが体調不良を訴えているときに無理に連れて行くのは、おすすめできません。
旅行を中止する勇気も必要です。
体調が変わりやすい子どもを無理に連れて行くと、さらに病状が悪化する可能性が高いからです。
せっかくの旅行が台無しになるだけでなく、さらに病状を悪化しかねません。
なにより、親子の信頼関係に影響が及びます。
無理に子どもを連れて行こうとすると「子どものことより旅行を優先させている」と子どもは感じます。
親に対して不信感を抱くようになります。
親には、旅行のキャンセルは大きな決断になるでしょう。
キャンセル料が発生して金銭的なダメージがあったり、突然の予定変更は同行メンバーに迷惑がかかったりなどの影響があります。
しかし、子どもは自分の体調を思ってキャンセルしてくれたことに、きっと感謝を抱くに違いありません。
親が旅行の中止をすることで、子どもは「心配してくれている。大切にされている」と実感できるのです。
すると結果として、親に対する信頼関係が以前より深まります。
旅行はできなかったとしても、旅行をしたかのように絆は深まるのです。
幼いころ、家族旅行で初めて飛行機に乗って窓の外を見たとき、はっと驚きました。
何に驚いたのかというと、珍しい光景です。
飛行機の窓から見る景色は、普段の生活では絶対に見られない光景です。
雲の下を見ることはあっても、雲の上を見ることは少ないことでしょう。
普段の生活でいちばん高いところに上がるとはいえ、せいぜい山の頂上までです。
飛行機の上からの光景は、絶景です。
地上では「大きいなあ」と思っていたはずのものが、すべて「小さいなあ」と思うのです。
感じたのは、そうした不思議な光景だけではありません。
自分が神様になったかのような不思議な感覚にも、はっとしたのです。
飛行機の上からは、天から地上を見下ろせます。
疑似的ですが、本当に神様になって天から地上を見下ろしているような気分を味わえます。
妙なフィーリングです。
不思議な感動です。
飛行機からの光景を、教科書やテレビで見ることはありました。
しかし「写真で見る感動」と「本物を実際に見る感動」は、同じ光景でも、全然違うのです。
旅行先では数多くの観光地がありますが、飛行機の窓から見える外の景色も、ぜひ見せてあげてほしい光景の1つです。
移動手段で飛行機を利用する場合、高額の航空チケットは、珍しい娯楽施設への入場料と考えましょう。
普段の生活では、絶対見られない光景が見られる乗り物です。
子どもと一緒に飛行機に乗るときは「窓際に子ども、通路側は親」の配置なら、トイレなどでも気を使うことはないはずです。
子連れ旅行のとき、子どもの世話を妻に任せきりにするケースがあります。
平日、夫は仕事で、妻は子どもの世話をする家庭も多いことでしょう。
普段がそうなので、旅行のときも、子どもの世話は妻に任せようとすることが多いのです。
旅行のときは、そう簡単に複数人の世話をすることはできません。
初めての土地を旅行し、慣れない土地で一時的に生活をするわけです。
自分のことでも頭がいっぱいになるのに、さらに夫や子どもの面倒まで見ようとすると、妻の負担があまりに大きくなりすぎます。
海外旅行となると、大変どころか、パニックにさえなるでしょう。
肉体的にも精神的にも限界になり、けんかもしてしまいやすいのです。
子どもの前で夫婦がけんかするのは、子どものためにも良くありません。
子連れ旅行をするときは、夫と妻とが協力し合う関係が大切です。
旅行運営には、妻だけでなく、夫からの協力や気遣いも必要です。
すべてを妻に任せるのではなく、夫も、できることを自分から率先してやりましょう。
子連れ旅行のときこそ、夫婦は仲良くしましょう。
普段は仕事で忙しくても、旅行のときにリードできる夫はひときわかっこいいのです。
泣いている子どもを泣きやませようとしている親御さんを見かけることがあります。
そういうとき、よく見かける悪循環があります。
旅行中なのか、親は余裕がありません。
そういうときに泣かれると、親はつい厳しい言葉をかけてしまいます。
「泣くのをやめなさい」です。
もしくは「うるさい」「黙りなさい」という厳しい言葉です。
泣きやむケースもありますが、余計に泣き始める子どもが多いのではないでしょうか。
逆になるケースが多いと思います。
なぜ余計に泣き始めるのでしょうか。
子どもの立場から考えてみましょう。
つらいときや怖いとき、泣き始めますね。
そうしたとき「泣くのをやめなさい」と怖い顔で親から言われると、余計に不安を感じます。
その結果、怖くなったり不安になったりして、泣きやむどころか、むしろ余計に泣き始めるのです。
悪循環になりやすいのです。
旅行先では、怖いこと、驚くことなど刺激的なことがたくさんあります。
それが旅行の面白さです。
普段の生活では、体験できないような体験をしに行くわけです。
時には子どもにとって刺激が強すぎることもあるでしょう。
普段は泣かない子どもでも、旅先の変わった経験に驚き、泣き始めることがあります。
電車・飛行機・バスのような公共の場で泣き出されると、周りの人にも迷惑をかけます。
さて、あなたは子どもが泣き始めたら、どう泣きやませていますか。
泣き始めた子どもを静かにさせる方法はさまざまです。
もし自宅なら、それほど難しくはありません。
おもちゃを使ったりお菓子をあげたりして、泣きやませることができるでしょう。
しかし、旅先となると、持っているものは限りがありますし、自宅のようにはいきませんね。
どうやって静かにさせようかと困ります。
旅行先で、いつでもどこでも簡単にできる方法が2つあります。
3歳前後の子どもなら、抱っこをするだけで、すぐ泣きやみます。
やはり幼い子どもがいちばん安心するのは、親と触れ合うスキンシップです。
抱っこをされることで安心して、すぐ泣きやむことでしょう。
3歳前後なら、抱っこをすればすぐ泣きやみますが、抱っこができない状況もあります。
狭い場所では抱っこができませんし、7歳の子を抱っこというのは無理があります。
そういうとき「大丈夫だよ、怖くないよ」と優しい言葉をかけながら、手を優しく握ってください。
親から手を握られると、それだけで安心しておとなしくなります。
このようにいずれの方法にせよ、子どもを泣きやませるポイントは「スキンシップによる安心感」です。
抱っこをしたり手を握ったりして、不安になる子どもを安心させるように工夫しましょう。
幼い子どもを連れての旅行は、気を使います。
旅行は、一人旅が最も楽です。
同伴者が増えれば増えるほど、団体行動が余儀なくされ、行動を合わせるストレスが増えます。
特に子どもは団体行動に慣れていないため、大人3人分くらいの気を使うでしょう。
子連れはストレスが増えるばかり……、と言いたいところですが、そうでもありません。
実は、子連れだからこそ得られる特権があります。
「子ども連れなのですが」と言えるようになることです。
子ども連れであることをアピールします。
さまざまな場所で特別な配慮をしてもらえたり、無理なお願いが通りやすくなったりするのです。
たとえば、飛行機で「子連れなのですが」と言ってみましょう。
子ども用のおもちゃを無料でもらえたり、子ども用の食事を用意してくれたりなどサービスが得られます。
赤ちゃんなら、おむつや離乳食がもらえることもあります。
飛行機内、電車内、バス内の座席の移動もお願いしやすくなります。
無理に狭いところに座るより、広々とした席に座るほうが、子どもにとっても楽です。
周りのお客さんにとっても、子どもが静かにしてくれるほうが嬉しいでしょう。
子連れだと周りに迷惑をかけるだろうと、引け目を感じる必要はありません。
むしろ子連れであることをアピールしたほうが、親にとって楽になるばかりか、周りに迷惑をかけにくくなります。
レンタカーを借りるとき「子連れなのですが」と言えば、安全面を配慮し、チャイルドシートなどを無料で借りられるかもしれません。
このメリットを生かさない手はありません。
子連れは大変なのですから、旅の負担を少しでも軽くするため、得られる援助には甘えましょう。