異業種交流会では、事前準備が重要です。
交流会の最中、いかにたくさんの人と知り合うかも大切です。
しかし、それ以上に、たくさんの人とスムーズに知り合うためには、いかに事前に準備を整えておくかです。
「なんとなくいいことがあるかもしれない」
中途半端な気持ちで出席すると、異業種交流会は失敗します。
目的が何かわからなければ、交流会に出席しても、だらだらした時間だけが過ぎます。
交流会の会場に到着すれば、さっそく知らない人に話しかけたいところです。
しかし、その前にするべきことがあります。
主催者への挨拶です。
ほとんどの場合、異業種交流会は時間どおりに行われません。
悪い意味ではなく、いい意味です。
予定時間より、遅く始まるのではありません。
交流会は、開始時間の瞬間から、会場にいる人たちのことがわかります。
開始時間より早めに来る人がいます。
こういう人は、出会いに積極的で行動が早く、仕事もできることでしょう。
異業種交流会では、質より量です。
金脈につながるビジネスパートナーを見つけるために、大切なのは「人物の質」ではないかと思います。
もちろん質も大切です。
第一印象は、名刺を取り出す瞬間です。
名刺を取り出す瞬間は、すでに自己アピールの一部です。
一瞬ですが、大半の印象が決まります。
人との出会いでは、第一印象が重要です。
自分のことをわかってもらうために、やはり自己紹介ですね。
異業種交流会では、自己紹介の連続になります。
異業種交流会は、営業です。
営業を思い出しましょう。
営業は、自社の商品を消費者にご提案することです。
異業種交流会では、面識のない多くの人と出会うことになります。
やはりまず気になるのが、恥ずかしさです。
面識のない人とたくさん会うことになるので、恥ずかしさがネックになります。
人間は、新しい環境の変化が苦手です。
「今のままの人間関係でいい。別に困っていることもない」
大きなトラブルを抱えることがなければ、現状維持でいいと思います。
異業種交流会では、短時間で数多くの人物と出会うことになります。
名刺交換のオンパレードです。
「初めまして。よろしくお願いします」を何十回、何百回と言います。
同じ業種で同じ仕事を毎日続けていると、知らない間に人間は偏ります。
性格も、考え方も、発想も、人脈も、すべてです。
仕事は専門だからこそいいのですが、その専門で集中するがゆえに、周りが見えづらくなることがあります。
「できるだけ好印象のために、ビジネススーツを着ていこう」
異業種交流会の当日、ほとんどの人はビジネススーツを着ていくことでしょう。
それは自然な考えです。
異業種交流会に参加して名刺交換をしていると、ふと気づいたことがあります。
異業種交流会の参加者は、自営業やビジネスを立ち上げている人が多いのが特徴です。
名刺を交換すると「代表取締役」や「代表」という役職が目立ちます。
「異業種交流会に参加したけど、得られるものは何もなかった」
「気の合う人がいなかった」
「これといった情報は得られなかった」
異業種交流会で出会った人とは、話が弾みやすく、仲良くなりやすいという傾向があります。
そもそも消極的な人はほとんどいません。
なぜでしょうか。
懇親会・親睦会・忘年会など、社員同士が集まる交流会があります。
同業者同士なら、お互いの共通点があるので、話が合いやすいものです。
しかし、交流会の中でも、異業種交流会になると別格です。
交流会の参加費用には、値段の安いものから高いものまでいろいろあります。
中には、参加費用が無料のものまであります。
こういうとき、参加費用ができるだけ安いものを選んでしまいがちです。
ビジネスは、ギブ・アンド・テイクが基本です。
ですが、多くの人がテイクばかりを求めています。
ある一定の確率で、騙す目的で近づいてくる人がいます。
異業種交流会に出席すれば「この人は印象がいいな」という人を探しましょう。
これは直感でかまいません。
あなたがそう感じるセンサーで結構です。
「異業種交流会は苦手」
そういう発言をする人に限って、お決まりのパターンがあります。
まだ一度も経験していないのです。
出会いには、法則があります。
「じっとしている人に良い出会いはなく、良い出会いは動く人にやってくる」ということです。
自分から積極的に出会いを求めるなんて、出会い系サイトのようで、かっこ悪くて危ないと思います。
交流会では時間の都合で、コミュニケーションの時間に限りがあります。
交流会が終わって名刺の整理をしていると「もう少しこの人のことを知りたいな」と思うときがあります。
そのときに、簡単にアプローチできる方法が用意されていなければなりません。
異業種交流会では、多くの人から「品定め」をされているような目つきで見られます。
自分が商品になったかのように、相手からいろいろと見られたり聞かれたりされます。
スーパーで商品を買うとき、商品の性能や機能をまじまじ確認したり比べたりする状況に似ています。
「利用されるのが嫌だ」
そういう人は、人と出会えません。
人間を物として扱っている気がします。
交流会が終わったら、その日の仕事はそれで終了ではありません。
交流会が終わってからも、しなければいけないことがあります。
交流会が終わるやいなや、名刺に書いてあるメールアドレス宛てに連絡をしましょう。
交流会が終わった後、名刺交換をした人から数多くのメールをいただきます。
これが面白いのです。
不思議です。
交流会が終わった後、メールでお礼を出す人も多いはずです。
このメールは大切です。
第一印象は出会ったときですが、ここで第二印象が決まります。
「異業種交流会で出会っても、ほとんどの人と連絡を取らなくなる」
異業種交流会に参加した人が、後でよく漏らす愚痴です。
実際、これは本当です。
異業種交流会では、事前準備が重要です。
交流会の最中、いかにたくさんの人と知り合うかも大切です。
しかし、それ以上に、たくさんの人とスムーズに知り合うためには、いかに事前に準備を整えておくかです。
実は本番より、事前準備のほうが重要です。
これらは、いきなりすぐできることではありません。
あらかじめ準備をしたり練習をしたりなどが必要です。
逆にいえば、これらがしっかり整っている人は、それだけ有意義な交流会になりやすいのです。
必要なことをしっかり押さえて、時間とお金に、無駄がないよう有意義な時間にしましょう。
「なんとなくいいことがあるかもしれない」
中途半端な気持ちで出席すると、異業種交流会は失敗します。
目的が何かわからなければ、交流会に出席しても、だらだらした時間だけが過ぎます。
まったく意味がないわけではありませんが、無駄が多くなります。
それは、目的もなく航海に出発しているのと同じです。
目的がなければ、風の吹くままに、ふらふら流されるだけです。
右往左往するだけ。
また、突然の嵐や雷で、身の危険があります。
異業種交流会でも、前もってしっかり目的を決めておくことが大切です。
足元がふらついた状態でいくと、後悔する状況にもなりかねません。
単なる談話だけで、終わってしまいやすくなります。
気づけば、時間とお金だけを浪費していた。
そんな結果になりかねないのです。
あなたが異業種交流会に出席する目的は何ですか。
まずこれが大切です。
異業種交流会に出席するからには、目的を明確にしておくことが大切です。
目的によって、あなたの動きは変わります。
足元がしっかりし、周りに流されず、本来向かうべき方向に進むことができるのです。
まずは、目的をはっきりさせてから、異業種交流会に出席しましょう。
交流会の会場に到着すれば、さっそく知らない人に話しかけたいところです。
しかし、その前にするべきことがあります。
主催者への挨拶です。
どんな交流会であろうと、大勢の人を集めるわけですから、柱となる中心人物がいるはずです。
ほとんどの場合、交流会を主催している人物が、中心人物になるでしょう。
会場に到着すれば、まず主催者への挨拶をしましょう。
主催者との関係は重要です。
「異業種交流会のキーパーソンは主催者」という場合が多い。
必ずしもその限りではありませんが、大勢の人のパイプ役になると、必然的にキーパーソンになります。
主催者との関係をよくしておけば、ほかの人を紹介してもらえるようになります。
主催者からの配慮で、ビジネスにマッチした人同士を紹介してくれるかもしれません。
人と人をつなげるパイプの役目を果たしています。
また、それを主催者も承知していますし、紹介を促すのが主催者の仕事でもあります。
これほど重要な人物を見逃すわけにはいきません。
異業種交流会を成功させるためにも、到着して最初に挨拶をして、最も仲良くしておきたいところです。
もし、すぐ挨拶したくても主催者が忙しそうなら、話しかけるタイミングを少しずらしましょう。
異業種交流会でいちばん狙っておきたい人物は、主催者なのです。
ほとんどの場合、異業種交流会は時間どおりに行われません。
悪い意味ではなく、いい意味です。
予定時間より、遅く始まるのではありません。
実は、予定時間より早く始まります。
状況にもよりますが、たとえば夜の19時から開始予定なら、実際は18時くらいから始まると思っていいでしょう。
開始予定時間は、あくまで「予定」です。
ここがポイントです。
「予定をどう捉えて行動するか」です。
別に早く到着してはいけないルールはありません。
19時から開始なら、19時ぴったりに会場のドアが開くわけではなく、かなり早くから入場できるはずです。
それほど早く到着して、何の意味があるのか。
大いにあるのです。
できるだけ早めに到着しておけば、あとから来る人に話しかけやすくなるからです。
何でもそうですが、遅く行動するより早く行動するほうが、有利になります。
ここで差ができます。
早めに到着している人のほうが、早くにその場になじめ、場の雰囲気に負けることがなくなります。
誰もいないうちに主催者に挨拶をしておけば、確実に印象深くなります。
早めに到着すれば、あとから来る人たちを出迎える形になります。
立場的に、有利になったような気がします。
気持ちを強く持つことができるようになると、話しかけやすくなり、話も弾みやすくなるのです。
交流会は、開始時間の瞬間から、会場にいる人たちのことがわかります。
開始時間より早めに来る人がいます。
こういう人は、出会いに積極的で行動が早く、仕事もできることでしょう。
見ていてわかります。
予定時間より早く到着している時点で、1つの実績であり証明です。
ビジネスパートナーになれば、きっと仕事もスムーズに進むはずです。
逆に、時間より遅れてくる人がいます。
そういう人は緊張感が足りず、時間に対してルーズなのでしょう。
「少しくらい遅れても大丈夫だろう」と思っているのです。
ビジネスパートナーになっても、約束の時間に遅れたり、納期に遅れたりなど、ルーズな性格が露呈するはずです。
仕事も「約束の時間に少しくらい遅れてもいいだろう。納期に少しくらい遅れてもいいだろう」と甘く見られます。
予定時間より遅れてきている時点で、1つの実績であり証明です。
開始時間の瞬間は、出席者の性格が見事に反映されています。
ビジネスパートナーを探すなら、できるだけ行動の早い人のほうがいい。
仕事関係に限らず、友人関係でも同じです。
そのためにも、予定時間より早く到着した人と仲良くなりましょう。
仲良くするのは、遅くとも予定時間ぴったりに来る人までです。
時間に遅れてくる人は、仲良くなってもトラブルを発生させやすいに違いありません。
「予定時間」というのは、一次審査のようなものなのです。
異業種交流会では、質より量です。
金脈につながるビジネスパートナーを見つけるために、大切なのは「人物の質」ではないかと思います。
もちろん質も大切です。
自分の目的に直結する人物に出会いたいと思います。
しかし、量をこなしていればいいのです。
世の中にはさまざまな人がいて、自分に合っている人もいれば、合わない人もいます。
いきなり目的に合った人物が目の前に現れることは、大変まれです。
飲み友人を見つける目的でも、ビジネスパートナーを見つける目的でも、目的に合った人物に会うためには、出会いの量が必要です。
たくさんの人に出会っていれば、ある一定の確率で、ビジネスチャンスにつながる人にも巡り合えます。
交流会当日は、たくさんの人に会うことに専念しましょう。
まずは、量が大前提です。
とにかくたくさんの人に出会って、名刺を配るのです。
たくさんの人と出会うほど、自分のビジネスチャンスにつながる人にも出会いやすくなります。
目的に合う人物に出会うためには、出会いの量をこなすことが大前提なのです。
第一印象は、名刺を取り出す瞬間です。
名刺を取り出す瞬間は、すでに自己アピールの一部です。
一瞬ですが、大半の印象が決まります。
あなたは名刺を取り出す際、どうしていますか。
財布の中から取り出していませんか。
よく見かける光景ですが、あまり勧められません。
財布は本来、お金を入れておくところです。
財布から名刺が出てくるのは、場違いです。
また、取り出しやすいズボンのポケットや胸のポケットから取り出す光景も、見かけることがあります。
入れやすく取り出しやすいポケットですが、これもNGです。
ズボンや胸のポケットは、座ったり歩いたりするうちに、よれやすいところです。
ズボンなら、尻に敷かれているでしょう。
ズボンや胸のポケットから取り出した名刺は、におったり湿ったりしているような感じがして、悪い印象を与えやすいのです。
そういう名刺は、受け取りたくなくなります。
では、どういう名刺の取り出し方がいいのでしょうか。
まず名刺は、きちんと名刺入れに入れておきましょう。
次が、ポイントです。
できるだけ「上質の名刺入れ」を用意しておくことを、おすすめします。
なぜ、上質な名刺入れなのか。
上質な名刺入れから名刺を取り出すと、高級感にあふれた印象を与えられるからです。
もちろん取り出す名刺も、汚れもしわもない、きれいな名刺が前提です。
多少、取り出す手間がかかってもいいのです。
上質の名刺入れから、名刺1枚を、落ち着いて丁寧に取り出します。
上質な名刺入れから、経済的な余裕を感じさせます。
また、名刺を取り出す落ち着いた動作から、思慮分別のあるスマートな印象を与えることができるようになります。
名刺を見るまでもなく、名刺を取り出す瞬間だけで「この人はできる人だ」という印象を与えられるのです。
人との出会いでは、第一印象が重要です。
自分のことをわかってもらうために、やはり自己紹介ですね。
異業種交流会では、自己紹介の連続になります。
しかし、ここでよくありがちな失敗があります。
自分のことを少しでもわかってもらい、第一印象をよくしようとする。
すると、自分ばかりが一方的に話しすぎてしまい、自己紹介が長くなってしまうのです。
そういうつもりはなくても、無意識のうちに、そうなりがちです。
自分のことは十分に自己紹介できているかもしれませんが、話が長すぎると、自己紹介とはいえ逆に第一印象が悪くなります。
自分のことばかりだらだら話をされると、誰でもうんざりしますね。
では、自己紹介のとき、心がけることは何でしょうか。
自己紹介の目安は「1分」です。
1分といえば、あっという間です。
そのわずかな時間で、簡単に自分のことや携わっている仕事のことなどを説明します。
短く話そうと心がけることで、相手にとってわかりやすい内容になります。
その結果、第一印象が良くなるのです。
もちろん自己紹介の1分ですべてを詰め込むのは不可能です。
その後、話を交互にキャッチボールしながら、少しずつ会話を深めていけばいいのです。
簡潔に話をすれば、相手からまた話をつなげていきます。
いきなり最初の自己紹介から情報を詰め込みすぎないことです。
一度に紹介するより、少しずつ紹介します。
「わかりやすく」「簡潔」「短く」を心がけましょう。
野球は、キャッチボールを基本にしてチームの結束を深めていきます。
交流会では会話のキャッチボールを交互に繰り返しながら、人間関係を深めるのです。
異業種交流会は、営業です。
営業を思い出しましょう。
営業は、自社の商品を消費者にご提案することです。
もしくは、相手の潜在的な欲求を引き出して、満足してもらうことです。
誰が商品を求めているのか、最初はわかりませんから、とにかくお宅訪問で一軒ずつ、丁寧に回っていきます。
「弊社ではこうした商品を販売しています。お宅では必要ですか」
しかし、ほとんどの場合、いい返事は返ってきません。
「いいえ、必要ありません」
「間に合っています」
「不要です。帰ってください」
これが普通です。
そもそも「この人だ!」という人に出会えるのは、大変低い確率です。
ほとんどの場合、断られます。
しかし、まれにいるのです。
「この人だ!」という人が。
「ちょうど今、そういう商品が欲しいと考えていたところなんです」
営業は、量が成績に比例する面があります。
たくさん訪問していけば、一定の確率で巡り合えます。
異業種交流会も、営業です。
自分でビジネスを持っている人は、相手に提案できることがあるはずです。
八百屋なら野菜を売っていますし、魚屋なら魚を売ります。
「私はこういうことができますが、いかがですか」
自己紹介して、自分の目的やできることを、相手に伝えるのです。
これを淡々と繰り返します。
自分と相手のビジネスがちょうどWIN・WINの関係になるような、絶妙な関係があります。
それを見つけるため、数をこなすのです。
異業種交流会では、面識のない多くの人と出会うことになります。
やはりまず気になるのが、恥ずかしさです。
面識のない人とたくさん会うことになるので、恥ずかしさがネックになります。
1人も知り合いがいないという空間は、やはり緊張するものです。
多くの人がためらうのではないでしょうか。
しかし、考えてみましょう。
それは相手も同じなのです。
お互いに初対面ですから、条件は同じです。
自分だけが一方的に恥ずかしいわけではありません。
実は、相手も恥ずかしがっているのです。
いえ、もしかしたら相手のほうが緊張しているかもしれませんね。
異業種交流会は、仲のいい人と知り合いやすいのが特徴です。
それは心理状態を共有しているからです。
お互いに緊張して、同じ心理状態ですから、話が合いやすい。
それに気づけば、怖いことではありません。
気を楽にして、向かえばいいのです。
人間は、新しい環境の変化が苦手です。
「今のままの人間関係でいい。別に困っていることもない」
大きなトラブルを抱えることがなければ、現状維持でいいと思います。
しかし、ビジネスに現状維持はありません。
「今のままの人間関係でいい。別に困っていることもない」と思って、行動を起こさない。
現状維持を考え始めたら、下降線です。
筋肉と同じです。
何もしなければ、現状維持かというとそうではない。
じっとしていると、筋肉は衰える一方です。
毎日歩いたり走ったりして、ようやく当たり前の筋力として現状維持ができます。
目線を上に上げると、上を向いていき、ようやく現状維持になるくらいです。
「今のままでいい。別に困っていることもない」と思っているのは、いつの間にか、少しずつ下降線をたどっています。
どこかで意欲を見せて行動することが大切です。
筋力は、少し自分に負荷をかけることで鍛えられます。
人生でも、少し負荷を加えて居心地が悪いくらいでちょうどいいのです。
居心地のいい今の人間関係で、満足していませんか。
人間は、人と出会うことで成長します。
新しい情報は人からやってきますし、新しいビジネスチャンスも人から運ばれてきます。
そういう人との出会いは、数をこなすことです。
その理想と現実のギャップに気づくことです。
現状維持のつもりは、実際は下降線です。
向上を意識して、ようやく現状維持ができます。
自分から居心地の悪いストレスを感じるくらい強い負荷があって、初めて成長があり、向上につながるのです。
異業種交流会では、短時間で数多くの人物と出会うことになります。
名刺交換のオンパレードです。
「初めまして。よろしくお願いします」を何十回、何百回と言います。
そうすると、交流会が終わってあとから思い出すとき、名刺だけを見ても思い出せないことがあります。
自分の記憶力が悪いせいだと思いますが、そうではありません。
数多くの人と一度に出会えば、忘れたり思い出せなかったりするのが普通です。
それは自分だけでなく、相手も同じです。
せっかく数多くの人と出会っても、ざるになりかねないのです。
これを解決する単純な方法があります。
写真付きの名刺をつくることです。
これをするか、しないかは、天と地ほどの差があります。
名刺に顔があれば「ああ。そうか!」と思い出しやすくなるのです。
するとその名刺に対しては、ほかの名刺より、印象的になります。
印象に残らなければ、意味がありません。
ざるになりがちだった交流会で、ようやく意味が出てくる瞬間です。
そのためにも、必ず顔写真付きの名刺は必須です。
単なる顔写真ではなく、歯を見せながら笑顔になった写真がおすすめです。
写真に抵抗感がある人は、似顔絵でも結構です。
とにかく顔写真をつけること。
恥ずかしいと言っている場合ではありません。
同じ業種で同じ仕事を毎日続けていると、知らない間に人間は偏ります。
性格も、考え方も、発想も、人脈も、すべてです。
仕事は専門だからこそいいのですが、その専門で集中するがゆえに、周りが見えづらくなることがあります。
自分が携わっている業種に関しては詳しくなる一方、関係を持つ人間関係や触れる情報など、偏りができてきます。
もちろん専門性は重要なのですが、偏りすぎるがゆえに、逆にポテンシャルが制限されたり視野が狭くなったりするのです。
だからこそ、異業種と関わることが大切です。
異業種交流会は、この偏りを打破する方法です。
「異業種」というところがポイントです。
まったく異なる職種の話を聞くと、ぱっと視界が開けるような感覚があります。
「なるほど、そういうアプローチがあるのか」
「そういう話は初めて聞いたなあ」
「そういう考え方があったのか」
必ずしも、ビジネスに関係する人物でなくてもいいのです。
単に異業種の話を聞くだけでも、自分の頭が柔らかくなることに貢献します。
たとえいい話が聞けなくても、固くなりつつある頭を柔らかくする効果があるからです。
その柔らかくなった頭になれば、仕事中、何かアイデアが浮かぶかもしれません。
別の考え方ができるようになるかもしれません。
異業種に携わる人物に出会って、話をするだけでも、大いに意味があるのです。
「できるだけ好印象のために、ビジネススーツを着ていこう」
異業種交流会の当日、ほとんどの人はビジネススーツを着ていくことでしょう。
それは自然な考えです。
しかし、残念ながら、あまり重要ではありません。
印象に残りにくいからです。
そもそも異業種交流会に出席するメンバーのほとんどがビジネススーツです。
誰もが似たり寄ったりの服装です。
スーツ姿は、無難ではありますが、印象に残りません。
考えても見てみましょう。
実際、あとから思い出そうと思っても、顔すら思い出せないくらいです。
着ているスーツは、ほとんど印象に残らないと思っていいでしょう。
スーツで相手に印象づけるのは、難しいことに気づきましょう。
では、服装より重要なのは何か。
「表情」です。
笑顔になることが大切です。
服装より笑顔のほうが、はるかに大切です。
スーツは印象に残りませんが、顔の表情というのは印象に残ります。
不機嫌な表情をしていると、第一印象が悪くなるため「この人と一緒に仕事をしたくない」と思われるでしょう。
一方、にこっとしている人は「優しそうな人だな。この人と一緒に仕事をしたいな」と思わせます。
仕事は誰とするか。
「何か感じのいい人だったな」
「何か感じの悪い人だったな」
後になって思い出せるのは、この印象だけです。
「一緒に仕事をしたいな」と思わせるように、笑顔が大切なのです。
異業種交流会に参加して名刺交換をしていると、ふと気づいたことがあります。
異業種交流会の参加者は、自営業やビジネスを立ち上げている人が多いのが特徴です。
名刺を交換すると「代表取締役」や「代表」という役職が目立ちます。
そういう参加者を優遇しているわけではありません。
もちろん会社に勤めるサラリーマンもいますが、それ以上に多いのです。
これはどこの異業種交流会でも同じようです。
なぜでしょうか。
異業種交流会は、人と積極的に出会いに行くところです。
サラリーマンは、積極的に人と出会う必要性が小さかった。
会社から言われている仕事をして、職場の人間関係を大切にしていれば、それでうまくいきます。
大切なのは職場の人間関係で、それ以外はどうでも良かった。
しかし、自営業をしたり、自分でビジネスを立ち上げたりすると、自分から積極的に動く必要があります。
動かなくなったら、終わりです。
動かないと、人と出会えなくなります。
仕事や情報は、人が運んできます。
人と出会えなくなったら、仕事も情報も入らなくなり、ビジネスを拡大させることができないのです。
なぜ代表者が多く出席するのかというと、ビジネスの輪を広げているのです。
さまざまな異業種の人と出会って、積極的に人と出会いに行く必要があるのです。
「異業種交流会に参加したけど、得られるものは何もなかった」
「気の合う人がいなかった」
「これといった情報は得られなかった」
「気の合う人がいなかった」
異業タネからたくさんの人が集まりますが、外れの場合もあります。
自分の目的に沿った人物や情報など、必ずしも、思うように得られるわけではありません。
そういうときは「無駄だったかな」と悔いが残りますね。
しかし、勘違いです。
そういうときには、こう考えましょう。
「コミュニケーションの経験を増やすことができた」と考えればいいのです。
気の合う人がいなかったり特別な情報が得られなかったりしても、コミュニケーションの経験を増やした成果が得られます。
それが成果物です。
ビジネスでコミュニケーションは、土台となる力です。
コミュニケーション能力は、あとから必ず生きてきます。
異業種交流会に、1つの無駄もないのです。
異業種交流会で出会った人とは、話が弾みやすく、仲良くなりやすいという傾向があります。
そもそも消極的な人はほとんどいません。
なぜでしょうか。
異業種交流会では、必ず、積極的な人に出会えます。
交流会に出席している時点で、かなり積極的だからです。
普通は、なかなか出席しようと思いません。
面倒だなあと思うのが普通です。
そんな中、仕事が終わった後、自腹で自分からわざわざ人に出会おうとしているのです。
これは、よほどやる気があって積極的でなければできない。
出席者全員が、積極的である証拠です。
友人がつくりやすく、話も弾んで、仲良くなりやすいのです。
普通に出会うより、何倍も効果的です。
活気にあふれているのです。
普通の出会いより、話が前向きに進みやすいに違いありません。
そんな交流会に出席しようとしているあなたもまた、かなりやる気があり、積極的である証拠です。
そういう人間の1人に、あなたもなれるかどうかです。
懇親会・親睦会・忘年会など、社員同士が集まる交流会があります。
同業者同士なら、お互いの共通点があるので、話が合いやすいものです。
しかし、交流会の中でも、異業種交流会になると別格です。
異業種という大前提があります。
お互いに積極性はありますが、話が合うとは限りません。
職種が異なりますから、当然お互いの業界での常識が異なっていますし、業界用語も異なるでしょう。
話が噛み合わないです。
ぎくしゃくした空気が流れる場合もあります。
これは当然のことです。
普通です。
不思議なことではありません。
少々話が合わなくても、ダメだと思わないことです。
大切なことは、常に相手の話に興味を持つ姿勢です。
「全然話が合わないな」と思うのではなく「全然わからない話で面白いな」と思うのです。
自分の業界とは違う話を、興味を持って聞こうとすれば、誰とどんな話でもできるようになります。
これがコミュニケーションの基本です。
異業種交流会で自分とは異なる職種の人と話ができるようになれば、普段の人間関係でも話を合わせやすくなります。
異業種という大前提で相手の話を尊重すれば、うまく聞けるようになるのです。
交流会の参加費用には、値段の安いものから高いものまでいろいろあります。
中には、参加費用が無料のものまであります。
こういうとき、参加費用ができるだけ安いものを選んでしまいがちです。
参加費用が少ないほど、失敗しても痛手が小さいからです。
参加費用が安い交流会が悪いわけではありませんが、軽い気持ちで出席をしてしまうのです。
「ちょっと近場でやっているから、試しに参加してみようかな」
「まあ、暇つぶしに立ち寄ろうか」
軽い気持ちで参加してしまうのです。
軽い気持ちなので、熱のこもった出会いがしにくい。
時間の浪費になってしまいかねないのです。
ここが大切です。
参加費用は「フィルター」です。
交流会の参加する人物の層は、この参加費用で大きく変動します。
本気で異業種の人と真剣な交流を求める気持ちが強いほど、参加費用が高いものを選ぶことです。
安い交流会に目が向きがちですが、逆に高いものに目を向けるようにしましょう。
参加費用が高いと、人間は気持ちが高ぶり、必死になります。
「良い出会いをするぞ」
一般的に交流会に出席する人は誰もが積極的な人なのですが、さらに士気の高い人が参加してくるようになるのです。
本気になっている人と、たくさんで会えます。
たしかに参加費用が高いのは財布にはいたいですが、貴重な人脈や情報に触れやすくなります。
高額の参加費用でも、元以上の結果が得られるのです。
ビジネスは、ギブ・アンド・テイクが基本です。
ですが、多くの人がテイクばかりを求めています。
ある一定の確率で、騙す目的で近づいてくる人がいます。
異業種交流会は知らない人ばかりなので、判断が難しい。
もしくは、最初は仲が良かったのに、あるときから態度が急変する人もいます。
「もし、悪い人と関係を持って騙されたらどうしよう」と不安を抱きます。
絶対に騙されない交流会はありません。
それを完全に見分ける方法もありません。
騙されることを恐れないことです。
「騙されないようにしよう」と思うと、急に行動が鈍ります。
相手を疑うような表情になると、相手への出会いの第一印象が悪くなります。
いい人だと思って出会いにいくことが大切です。
もちろん多額のお金を騙し取られるようなことがあってはいけせんが、失ってもいい金額を最初に設定しておけばいいのです。
ある一定の確率で騙されることを受け入れてしまえば、出会いが怖くなくなります。
騙されてもいいと考えるのです。
人生では、人に騙されたり裏切られたりするのは不思議なことではありません。
異業種交流会では、短い時間で数多くの人と出会うので、そういう確率も上がってしまうだけです。
そういうリスクを負わないと、テイクはできません。
リスクを負える人が、テイクできるのです。
異業種交流会に出席すれば「この人は印象がいいな」という人を探しましょう。
これは直感でかまいません。
あなたがそう感じるセンサーで結構です。
普段、会社でも人と出会うことはできます。
素晴らしい上司や先輩など、目上の人を手本にして、さまざまなことを学ぶ機会が多いことでしょう。
しかし、会社では、毎日同じ人と顔を合わせて接する場合が多い。
人と出会う機会が、限られています。
人間の成長は、誰か素晴らしい人を見つけて、真似をしていくことです。
会社で出会う人の数では、まだまだ足りないのです。
もっと出会いの量を、積極的に増やしていくべきです。
量は、あるとき、質へと転化します。
たくさんの人と出会えば「この人は印象がいいな」という人に出会う確率も高くなります。
「いいな」と思う部分を、あなたが真似をして取り入れるのです。
本の文章をそのままコピーするのは法に触れますが、人の素晴らしい部分をコピーするのは法に触れません。
良い印象を受けたのは、どの部分ですか。
たとえば、名刺交換の際、名刺に工夫を凝らしている人がいます。
その名刺の工夫を参考にして、自分の名刺にも似たような工夫を凝らします。
かっこいいビジネススーツの人がいます。
そうしたら、自分も同じようなスーツをオーダーするのです。
話し方が印象深い人がいます。
その話し方を真似して、自分に取り入れましょう。
同じような話し方をすれば、あなたも印象が良くなるはずです。
たくさんの人と出会って、たくさんの「いいな」と思えるサンプルを集めます。
いいところはどんどん真似をして、吸収し、体得して、自分のものにしていく。
それが成長です。
そのためにも、異業種交流会は1回で終わらせないことです。
1回目で学んだことを、2回目で生かす。
2回目で学んだことを、3回目で生かす。
この試行錯誤を繰り返しながら、徐々にレベルを上げていく。
この繰り返しです。
あなたの成長は、破格のスピードで成し遂げることができます。
「異業種交流会は苦手」
そういう発言をする人に限って、お決まりのパターンがあります。
まだ一度も経験していないのです。
「知らない人といきなり会っても、話が続くわけがない」
「面白くないに決まっている」
「危険がたくさんありそう」
そういう妄想を膨らませています。
一度経験してからにしましょう。
膨らました妄想と現実は、違います。
下心のある人、騙そうとする人ばかりが集まったりするなど、マイナスのイメージがありますが、見事に裏切られることでしょう。
もちろん交流会の種類にもよりますが、基本的に、いい人ばかりです。
すでに述べましたが、そもそも異業種交流会に参加しようと思う時点で、他の人より積極的で前向きです。
そういう人たちがたくさん集まります。
残念な出会いより、嬉しい出会いのほうが、圧倒的に多い。
そういうチャンスを、固定観念だけで逃すのはもったいないことです。
「一度も経験したことがない」と「一度でも経験がある」は、天と地ほどの差です。
一度も経験したことがないなら、せめて話の種でもいいですから、参加してみましょう。
騙されるつもりでもかまいません。
まず、一度でも経験することです。
思いのほか、盛り上がることに驚くはずです。
逆に一度でも経験すると、2回目以降はとても楽になります。
ストレスが軽くなり、より自然体で参加ができるようになります。
出会いには、法則があります。
「じっとしている人に良い出会いはなく、良い出会いは動く人にやってくる」ということです。
自分から積極的に出会いを求めるなんて、出会い系サイトのようで、かっこ悪くて危ないと思います。
自分は動かず、向こうからやってくるほうが、必要とされているような印象があります。
しかし、そんな硬派なイメージは良くありません。
そう思っている人に限って、知り合いが少なく、人脈が乏しいものです。
リスクを取るのが怖いだけです。
参加をしない言い訳をしています。
意固地になっているのです。
「誰か、自分に紹介してくれ」とマナーの悪い頑固な中年男性と変わりません。
本当は、自分から積極的に動く人が、かっこいいのです。
じっとしていれば勝手に出会いは向こうからやってくると考えるのは、漫画やドラマだけの話です。
現実は違います。
現実はじっとしている人に、良い出会いはやってきません。
冷たい風ばかりが吹いて、体が冷えるだけです。
家の外に出て、積極的に動く必要があります。
良い出会いを求めて動く人には、良い出会いがあります。
当たり前のことです。
言い訳をする人を、誰が求めるでしょうか。
変化をしない自分に言い訳をしないことです。
自分から変化を求めていく人が、かっこいいのです。
交流会では時間の都合で、コミュニケーションの時間に限りがあります。
交流会が終わって名刺の整理をしていると「もう少しこの人のことを知りたいな」と思うときがあります。
そのときに、簡単にアプローチできる方法が用意されていなければなりません。
名刺に簡単な自己紹介が書かれているとはいえ、情報量は限られます。
一般的に思い浮かぶ連絡手段と言えば「電話番号」や「メールアドレス」ではないでしょうか。
もちろんこの2つは重要な連絡手段ではありますが、欠点があります。
電話をするには相手のタイミングもありますし、相手の仕事もあってあまり長話もできません。
メールによる情報交換と言っても、実際の会話に比べると、はるかに情報量が限られます。
そこでおすすめなのが「ウェブページ」です。
インターネットは、今では世界中どこからでも手軽にアクセスできる情報ツールです。
そのインターネットから、自分のことについて紹介しているウェブページを持っておくと、便利です。
たとえば「ブログ」です。
ブログとは、日記形式で手軽に立ち上げられるウェブサイトです。
情報を発信できるだけでなく、ブログ上で意見交換などのコミュニケーション機能がありますから、頼りになります。
ブログ内に、自己紹介を書いておいたり、日常携わっているビジネスについて記載したりしておけば、相手が手軽に確認できます。
名刺にブログのURLを記載しておけば、相手が「もっと知りたい」と思ったとき、アプローチができるのです。
大手企業からブログのサービスが提供されていますが、種類は問いません。
とにかく自己紹介ができるウェブページを用意しておくことが大切です。
ブログが面倒という人は「ビジネスウェブサイト」だけでも立ち上げておきましょう。
自営業なら、そのウェブサイトをつくるのです。
相手がインターネットでアクセスした際「こういう会社で、こういう仕事をしているのか」と詳しく知ることができます。
言葉で伝えるより、見てもらうほうが伝わりやすいイメージもあります。
そこでビジネスチャンスが得られるのです。
ブログであれ企業サイトであろうと、自分のことを詳しく紹介できる何らかのウェブサイトを持つことが大切です。
これがあるかないかで、出会いに大きな差が出ると言っても過言ではありません。
異業種交流会では、多くの人から「品定め」をされているような目つきで見られます。
自分が商品になったかのように、相手からいろいろと見られたり聞かれたりされます。
スーパーで商品を買うとき、商品の性能や機能をまじまじ確認したり比べたりする状況に似ています。
これに抵抗感を持つ人がいます。
気持ちはわかりますが、当然のことです。
それが嫌だという人は、ビジネスでは成功しません。
ビジネスでは、人からいやらしい目で見られたり、利害損得で揉めたりすることの嵐です。
そもそも入社試験の面接は、品定めの典型です。
品定めされるのが嫌なら、面接すら受けられません。
品定めをされて嫌がる人は、品定めされたとき、評価が下がるような悪い部分があるということです。
見られてはいけない部分があったり、コンプレックスがあったりします。
自分の発言の裏に隠れた心理に気づくことです。
品定めをされることを嫌がっているのか喜んでいるのかは、不思議と見てわかります。
おどおど話している人は「あまり私を見ないでください」というのは伝わってきます。
逆に堂々と話をしている人は「もっと私を見てください」という気持ちが伝わってきます。
品定めをされてもいいような自分でいることです。
知識を豊富にしたり、人付き合いに慣れたりなど、人間的な魅力を豊富に備えていれば、変わります。
むしろ「もっと私を見て」という態度になれます。
「もっと私を見て」と思うほど、自分の魅力を磨けばいいのです。
自分に自信があるなら、品定めされても気にならないはずです。
自分磨きが大切です。
どうしても変えられないコンプレックスは、自分の持ち味に変えましょう。
自分に自信がつくと、今度は逆に品定めをされたいと思い、人に会いたくなります。
「利用されるのが嫌だ」
そういう人は、人と出会えません。
人間を物として扱っている気がします。
私も昔はそうでした。
利用されるのが嫌だと思うと、行動が鈍くなります。
人付き合いが悪い状態でした。
私は間違っていました。
実は逆だったのです。
「私を利用してください」という気持ちが大切です。
すると、一変しました。
急に多くの人と出会えるようになりました。
私は「私を利用してください」という気持ちで、HAPPY LIFESTYLEをつくっています。
このサイトを通してたくさんの情報を公開して、たくさんの人に利用されるのが前提です。
そのために、事前にお金がかかるような障壁は一切設けていません。
すると「読んでくださった方から、役立ちました。ありがとうございます」というメールが来ます。
「メールをください。お友人になってください」とお願いしなくても、相手から連絡が来るのです。
この変化の違いに、私も驚きました。
まったく別の世界に飛んでいったかのような違いです。
「利用されるのが嫌」と「利用してください」という気持ちの違いは、これほど人生に大きな違いをもたらすのかと、驚いています。
利用されることに前向きになりましょう。
利用されることに前向きになると、多くの人と出会えるようになります。
交流会が終わったら、その日の仕事はそれで終了ではありません。
交流会が終わってからも、しなければいけないことがあります。
交流会が終わるやいなや、名刺に書いてあるメールアドレス宛てに連絡をしましょう。
連絡の内容は難しく考える必要はなく「お礼」でいいのです。
あまり長々とした内容では相手に嫌がられるので、短い内容がいいでしょう。
「今日はお会いできて良かったです。今後ともよろしくお願いします」
「興味深いお話が聞けてさっそくメールしました。また今度機会があればお会いしませんか」
できれば、交流会が終わったその日のうちが理想です。
遅くても、24時間以内です。
しばらく経ってからでは遅いのです。
しばらく経ってからでは、みんながお礼のメールを一斉に投げ始め、誰が誰なのかわからなくなります。
また、メールの送信が遅れるほど、ほかの人より仕事が遅い印象が強くなります。
少しでも印象を良くするために、交流会が終わったらすぐお礼のメールです。
「さっそくメールが来た。嬉しいな」
「仕事が速いなあ」
「ほかの人とは違うぞ」
メールが早く来ると嬉しくなり、第一印象が良くなります。
そのうえ、素早い行動が、スピードあるビジネスができる印象を相手に与えます。
「こんなに行動の早い人なら、話も早く進みそうだ」
ビジネスチャンスにつながりやすくなるのです。
交流会が終わった後、名刺交換をした人から数多くのメールをいただきます。
これが面白いのです。
不思議です。
メールを読むと「ああ。テンプレートを使っているな」とわかるものがあります。
ご存じのとおり、テンプレートというのは、あらかじめ用意した定型文章です。
ビジネスでは頻繁にメールをするため、テンプレートを利用するのが一般的です。
異業種交流会の後でもメールをいただくのですが、なぜかテンプレートを使っているものは、すぐわかってしまいます。
出来すぎた内容なのです。
メールの内容は礼儀正しく、完璧な文章です。
礼儀があり、丁寧な内容は大切ではありますが、完璧すぎる文章は、何か引いてしまうものがあります。
何か急に残念な気持ちになります。
たとえ、礼儀正しく丁寧な内容でも、冷たい印象を受けてしまうのです。
「自分以外の人にも、同じような文章を一斉送信しているのだろう」と思ってしまうのです。
「出会えて本当に良かったです」という文章が「どうせ社交辞令だろう」と白けてしまう。
テンプレートは大変便利ではあるのですが、危険なのです。
おそらく私のような印象を持っている人は多いのではないでしょうか。
一方、テンプレートを使っていないなという文章も、わかります。
文法が少しおかしかったり、誤字脱字があったりなど、ささいな間違いがあるのです。
仕事の契約書などではあってはいけませんが、交流会での場合、温かい印象を受けます。
テンプレートを完全否定しているわけではありません。
必要な部分もあります。
テンプレートを使っていいのは、冒頭の言葉と連絡先だけです。
自分の名前、電話番号、メールアドレスなどを誤字脱字で間違えては、連絡が取れなくなります。
そこ絶対に誤字脱字が許されないので、テンプレートを使うべきですが、それ以外は、テンプレートを使わないほうがいいのです。
内容に関しては、その場で思いついた内容を列挙しましょう。
何でもかんでもすべてテンプレートを使っていると、逆にチャンスを失うでしょう。
交流会が終わった後、メールでお礼を出す人も多いはずです。
このメールは大切です。
第一印象は出会ったときですが、ここで第二印象が決まります。
交流会が終わった後、メールのテンプレートを使って出すのは要注意です。
テンプレートを使いすぎると、冷たい出会いになってしまいやすく、白けてしまうのです。
連絡先の部分は、絶対に間違いが許されないので、テンプレートを使うべきです。
しかし、交わした話の感想やお礼などは、その場で思いついた内容を勢いに任せて書くのがおすすめです。
ポイントは、交わした内容で最も印象に残った部分を含めることです。
「たくさんお話が聞けて良かったです」
「珍しい話が聞けて良かったです」
こうした話は、嬉しいのですが抽象的です。
「どの話が良かったのかな。珍しい話はどんなところ」と思います。
いえ、実際は、話を聞いていなくても書けてしまいます。
そういう部分すら「テンプレートかな」と怪しくなってしまうのです。
ここが大切です。
1行でもいいので、具体的な部分を書いてください。
「イタリアで迷子になった話がいちばん面白かったです」
「子育てには哲学が必要という話が印象的でした」
こうした文言を含めて返事をしましょう。
具体性があると、印象深くなります。
興味を持って、きちんと話を聞いてもらえたことがよく感じられます。
こういう人とはもっと話をしたいな、と思うのです。
そう思わせます。
出会って話をして、今後の人脈として生かせるかどうかが、ここで決まるのです。
「異業種交流会で出会っても、ほとんどの人と連絡を取らなくなる」
異業種交流会に参加した人が、後でよく漏らす愚痴です。
実際、これは本当です。
数多くの人と名刺交換をしても、薄い関係で終わってしまうことが大半です。
1,000人と出会って、1,000人と親密になるのは無理です。
人それぞれ性格もありますし、性格が違えば、話も違うのは当然です。
しかも異業種交流会のようにたくさんの人と出会っていると、名刺だけがたまります。
あとから「この人、誰?」と思う笑い話がよくあるのです。
しかし「ほとんどの人と連絡を取らなくなる」ということは、逆に言えば「わずかに連絡を取り続ける人はいる」ということです。
0%ではないのです。
本当にごくごくわずかですが、何か「縁」のようなものを感じて、連絡を取り続ける人がいます。
その確率は「1,000人に1人」です。
たくさん名刺を交換しても、ほとんどの人とは連絡を取らなくなりますが、わずかに連絡を取り続ける人がいます。
それは、さまざまな要因が関係しています。
たまたま運が良かった。
たまたま住所が近かった。
たまたま話が合った。
偶然と奇跡が重なって、まれに連絡を取り続ける人がいます。
100人が参加する異業種交流会に10回参加して、ようやく1人、出会える確率です。
それが普通だと思うことです。
そういう人に出会うために、数をこなすのです。
最初から、大当たりを狙わないことです。
大当たりは、数をこなした人が出会えます。
ほとんどの人と仲良くなるのではなく、たった1人「奇跡の人」と出会うために、数をこなすのです。