女性の中には、自分の感性に従って、メイクをする人がいます。
「こうすれば、なんとなくきれいに見えるのではないか」という感性で進める方法です。
たしかにメイクは、芸術と似た部分があります。
メイクを顔中にするとなると、大変そうに考えます。
もう少し分けて考えてみましょう。
分けると、はっきりします。
メイクをする場所は、5カ所です。
肌、目、眉、頬、口です。
では、施すメイクの要素は、何があるのでしょうか。
無限にあるように思えるメイクは、15のバランスです。
メイクをする場所は「肌、目、眉、頬、口」の5つ。
メイクの要素は「形、色、質感」の3つ。
メイクは、美しく仕上げればいいわけではありません。
全身との調和が必要です。
メイクはバランスです。
「明るい肌に見せたい」
そう思い、白いファンデーションを選ぼうとします。
明るい肌に仕上げたい気持ちはわかりますが、気持ちのまま、明るいファンデーションを選ぶのは要注意です。
リキッドタイプのファンデーションを使う場合、手を使って顔に塗ります。
問題は、適量です。
「このくらいかな」と適当な感覚で適当な感覚で、手に取っている人が多いのではないでしょうか。
顔の縦にも、理想があります。
・髪の生え際から眉上
・眉上から鼻下
顔には、正面と側面があります。
メイク関連の書籍では、顔の正面と側面を基準にした説明を目にすることがあります。
「顔の正面のファンデーションは、明るく厚塗りする」
メイクをした結果、なんとなく、目のバランスが悪いと感じることがあります。
アイラインなどで目の輪郭に手を加えると、どこかバランスの悪さを感じる。
「目が離れているな」
目の大きさは、個人差があります。
くりっとした目、小さな目、たれ目、つり目など、人それぞれの個性があっていいですね。
しかし、個性があるのはいいのですが、感じ方もまた人それぞれです。
アイホールとは、目の上にある骨の空洞部分ことです。
眼球の周りの部分だけ、骨は空洞になっています。
年齢とともに肌が痩せていくと、くぼみも深くなります。
目元に影をつけるため、まぶたに塗る化粧といえば、アイシャドーです。
目のフレームから外側に向けて、グラデーションで仕上げます。
影の色や濃さによって、目の印象を変化させる効果があります。
ぱっと見た印象だけで、決めてしまいやすい目の状態です。
一重まぶたと二重まぶた。
しわの状態で区別すると思っている人が多いのですが、厳密には違います。
髪は顔の面積が広いので、黒い髪では重い雰囲気があり、嫌がる女性がいます。
アジア人の黒髪は魅力的ですが、もっと軽い雰囲気を出したいために、くり色の髪に染める女性をよく見かけます。
しかし、髪はくり色で明るい雰囲気になったにもかかわらず、鏡を見て「どこかおかしいな」と印象を受けることはありませんか。
人間関係では、笑顔が大切です。
口を閉じたままにっこりするのもいいですが、やはり歯を見せて笑ったほうが、より明るい雰囲気が伝わってきますね。
しかし、歯を見せて笑うとはいえ、注意したいことがあります。
漫画に描かれるヒロインは、どれも大きな瞳です。
ぱっちりした大きな目は、ポジティブで前向きな印象を与えます。
目元を大きく見せるために、アイシャドーやマスカラを使いこなす女性も多いことでしょう。
アイシャドーは、グラデーションが命です。
いかに美しい濃淡を表現できるかで、目元の美しい印象が決まります。
シャドーブラシを使い、ブルーならブルー1色でグラデーションを決め、ピンクならピンク一色でグラデーションを決めます。
チークがなくても、美しく仕上げることはできます。
口紅がなくても、美しく仕上げることができます。
アイラインもアイシャドーも、あればいいですが、なくてもなんとかなります。
眉の基本構成は、3つです。
・顔の中央に近い側の「眉頭」
・眉の頂上である「眉山」
メイクの崩れ具合には、個人差があります。
皮脂の分泌量や汗のかき方には個人差があるため、崩れ具合も、人それぞれです。
雨、風などの天候、季節による温度差の影響もあります。
メガネをかける場合、メイクは少し工夫が必要です。
メイクをするときは、メガネを外しますね。
しかし、メイクをすべて終えてからメガネをかけると、違った雰囲気に戸惑うでしょう。
「頬のこの辺りにつければいいのかな」
鏡を見ながら、頬の真ん中あたりを目安にしているのではないでしょうか。
見た目で真ん中を選ぶのもいいですが、もう少し上手な付け方があります。
チークには、さまざまな色があります。
化粧売り場には、たくさんのチークの色が並んでいますね。
チークは、色によって大きく印象が変わります。
チークの入れ方には、大きく2種類あります。
きれいな丸を描く入れ方と、楕円状に描く入れ方です。
どちらが正しいわけではありません。
フェイスパウダーは、メイクには欠かせない存在です。
顔の皮脂を吸収して、べたつきを抑えたり、自然な立体感を出したりする効果があります。
しかし、フェイスパウダーをつけたとき、妙にぎらぎらして不自然に見えることがあります。
「私の口には、この色の口紅がいちばん似合う」
自分の顔の特徴を知ったうえで、似合う色を見つけるのはいいのですが、1色に固定するのは良くありません。
私たちの生活でも、仕事のときと、プライベートでは、雰囲気がずいぶん変わりますよね。
リップライナーで唇の輪郭を整えるとき、唇の理想的な位置を意識しましょう。
初めからある唇ですが、美容形成の世界には、美人に見える位置が存在します。
まず、鼻の下から顎の先までの距離を、3等分します。
「リップライナーで唇の輪郭を整えましょう」
多くの書籍でそう書かれています。
唇の輪郭を整えるとはいえ、抽象的な表現ですよね。
口元をメイクする際に大切なのは、肌と唇の境界です。
境界よりはみ出てしまえば、口が大きく見えてしまい、下品になります。
その一方、唇の内側では、メイクが物足りない気もします。
女性の中には、自分の感性に従って、メイクをする人がいます。
「こうすれば、なんとなくきれいに見えるのではないか」という感性で進める方法です。
たしかにメイクは、芸術と似た部分があります。
感性に従うことで、人間らしい自然なメイクができることもあるでしょう。
しかし、自分の感性に従えば、いつもうまくいくと思いたいですが、実際はどうでしょうか。
「こうすればきれいに見えるだろう」という感覚が、必ずしも世間一般の感じ方と一致しているとは限りません。
自分がそう思い込んでいるだけの場合もあります。
また、感性に従ってメイクをすると、そのときの気分によって、メイクの具合も変わってきます。
気分によって、形、色、位置がわずかに変わり、見え方が変わります。
体調が悪い日は、気分が落ち込み、メイクの仕上がりが暗くなったり弱くなったりするでしょう。
逆に体調がいいときには、ファンデーションをつけすぎたり、アイラインが濃くなったりするかもしれません。
意図していないにもかかわらず、気分によって変わるのは、理想ではありません。
たしかに感性は人間らしいですが、頼りすぎると仕上がりが不安定なメイクになってしまうのです。
そこで目安にしたいのが「美人に見える法則」です。
人間には、本能的に「美人」と感じる理想的な比率や形があります。
これは、すべての人に共通です。
常に安定した美人になるためには、その理想的な比率や形を意識しながらメイクをすることが大切です。
目印がわかることで、迷いがなくなります。
色、形、長さ、位置など、今まで感覚を頼りに適当にしていた基準が、はっきりわかります。
気分によって不安定になることがなく、メイクの仕上がりが、常に安定します。
その結果、メイク時間の短縮にもつながります。
そうした法則を勉強するのもまた、メイク上達の1つなのです。
メイクを顔中にするとなると、大変そうに考えます。
もう少し分けて考えてみましょう。
分けると、はっきりします。
顔を、パーツ別に分けて考えると、5カ所だけです。
これだけです。
力を入れてメイクするのは、5つだけです。
メイクをする順番も「肌→目→眉→頬→口」です。
メイク慣れした人には当たり前かもしれませんが、初心者は基本として押さえておきましょう。
どれも顔の一部とはいえ、メイクをするときは、それぞれが独立していると考えます。
パーツが異なるため、メイクテクニックも5種類です。
肌と目のメイク方法は違いますし、目と頬のメイク方法も違います。
それぞれが、独立しています。
メイク上達とは、この5つのパーツのテクニックを磨きます。
区切って考えましょう。
シンプルに考えることが、メイクが上達する第一歩です。
メイクをする場所は、5カ所です。
肌、目、眉、頬、口です。
では、施すメイクの要素は、何があるのでしょうか。
大きく分けると、3つです。
大切なのは、3つのバランスです。
形や色だけが整っていればいいわけではありません。
形・色・質感の3つのバランスが必要です。
この3つを整えることで、美しさや雰囲気が決まるのです。
無限にあるように思えるメイクは、15のバランスです。
メイクをする場所は「肌、目、眉、頬、口」の5つ。
メイクの要素は「形、色、質感」の3つ。
メイクをする5カ所に、メイクの3要素をかけて、合計15です。
つまり、メイクをバランスよく整えるとは、この15のバランスを整えることを言います。
この15を質問形式にした文を、以下にまとめました。
次の15ポイントを意識しながらメイクを進めていくと、各ポイントを満遍なくチェックできるようになります。
何をどうしていいのかわからなかったメイクの基本が、見えてきましたね。
質問形式にすると、先生から指摘されているようで、メイクを見直しやすくなります。
「メイクのバランスを整える」という言葉が、具体的になりました。
メイクのバランスは、15だけです。
このチェックシートを印刷などして、メイクをしながら参考にし、メイクの仕上がりをチェックしてみましょう。
メイクのセンスが、確実に向上します。
メイクは、美しく仕上げればいいわけではありません。
全身との調和が必要です。
メイクはバランスです。
メイクと服装とのバランスが整っているからこそ、美しい統一感が生まれます。
先に考えるのは、メイクではありません。
服装です。
その理由は、2つあります。
服には、色と数に限界があります。
服装の色は、あらかじめ決まっているため、繊細な調整ができません。
その点、メイクは微調整が可能です。
メイクの厚み、色、グラデーションの具合など、かなり細かな微調整ができます。
ファンデーションやアイシャドーは、都合に応じて、調整可能です。
最初に大きな変更がしにくい服装を着てから、変更がしやすいメイクを始めるほうが、スムーズに進みやすいのです。
先に服を着ておくと、服とのバランスを考えながらメイクができます。
派手な服装には派手なメイクが似合い、地味な服装には地味なメイクが似合います。
服装には、アクセサリー類も入ります。
派手な服装や装飾を身につけるなら、メイクも華やかにしましょう。
地味な服装や装飾を身につけるなら、メイクも地味にしましょう。
顔と服装の様子を合わせることを、常に意識することが大切です。
外出するときの服装を完全に着終えてから、化粧台に座りましょう。
服を着てからメイクをすることで、メイクがよりうまく仕上げやすくなるのです。
「明るい肌に見せたい」
そう思い、白いファンデーションを選ぼうとします。
明るい肌に仕上げたい気持ちはわかりますが、気持ちのまま、明るいファンデーションを選ぶのは要注意です。
ファンデーションを選ぶ際、地肌の色とのバランスを考えて選ぶ必要があります。
ファンデーション選びで迷うのは、色です。
あなたなら、顔のどの部分に合わせて選びますか。
地肌より明るい色のファンデーションを選んでしまうと、顔だけが白くなって、浮いてしまいます。
手の甲に塗って確かめることもできますが、理想ではありません。
たしかに手の甲も地肌ですが、顔の肌色とは、わずかに異なります。
頬は日光に当たりやすい一方、首はあまり日光に当たりません。
頬と首とでは、どちらを基準にしても、色が異なってしまうのです。
ファンデーションの色選びで大切な基準は、どこでしょうか。
えらの辺りです。
頬と首のちょうど中間に当たるこの部分は、ファンデーションの色として最適です。
頬ほど日光は当たらず、首ほど影にもならない部分です。
えらの色を基準にすれば、頬とも首とも色の差が小さくなるため、ファンデーションが自然な仕上がりになるのです。
実際に化粧品売り場の鏡で、顔や首とのバランスを考えながら、選んでみましょう。
リキッドタイプのファンデーションを使う場合、手を使って顔に塗ります。
問題は、適量です。
「このくらいかな」と適当な感覚で適当な感覚で、手に取っている人が多いのではないでしょうか。
適当な大きさを想像しながらと手に取るのもいいですが、気分によって量が変わることがあります。
「適当」というのは、厄介です。
うっかりチューブから出しすぎてしまうこともあれば、少ないこともあるでしょう。
実は、人間の体には、最初から便利な物差しがあります。
指のしわです。
指の関節には、しわがありますね。
このしわが物差しの目盛りの代わりにできます。
量の確認をするとき、役立ちます。
顔が大きい人ほど、手のひらも大きくなるので、目安として活用しやすいのです。
リキッドファンデーションを手に取るとき、頬の部分は第3関節まで、額の部分は第2関節まで使うという調整の仕方ができます。
顔の縦にも、理想があります。
この3つの長さが、すべて「1:1:1」であることがベストです。
つまり、3つの長さが同じならいいのです。
さて、あなたの顔はいかがでしょうか。
もともとの顔の輪郭は、変えられないと思いますが、そんなことはありません。
メイクしだいです。
たとえば、眉頭の高さは、ブロウライナーによって調整できます。
顎下を変えられなくても、顎先にシェーディングを入れると、引き締まって短く見せることができます。
理想の縦の輪郭「1:1:1」になるように、メイクで調整してみましょう。
顔には、正面と側面があります。
メイク関連の書籍では、顔の正面と側面を基準にした説明を目にすることがあります。
「顔の正面のファンデーションは、明るく厚塗りする」
「シェーディングは、顔の側面に入れる」
さて、ここでひとつ、基本的な疑問が浮かびます。
肝心の正面と側面は、どう区別すればいいのでしょうか。
肝心の正面と側面がはっきりわからないことには、メイクはうまくできません。
はっきりした基準を意識せず「この辺りかな」と、それとなく考えている人が多いのではないでしょうか。
ここを押さえておかないことには、メイクは始まりません。
メイクの世界では、はっきりした定義があります。
眉尻、頬骨の高い部分、口角。
この3点を、ラインで結んでください。
このラインより内側が、正面です。
このラインより外側が、側面です。
はっきりした区別があるのです。
さあ、さっそく今から鏡を持って、自分の正面と側面を確認してみましょう。
正面と側面をはっきり知ることが、メイクをする前提です。
ファンデーションを塗る際や、シェーディングをする際など、大切な目安になるのです。
メイクをした結果、なんとなく、目のバランスが悪いと感じることがあります。
アイラインなどで目の輪郭に手を加えると、どこかバランスの悪さを感じる。
「目が離れているな」
「目が近づいているなあ」
この「なんとなく」というのが、厄介です。
両目の位置の善しあしは、見た目だけで顔の判断をしてしまいます。
ここも曖昧な点ですね。
それだけに、どこに原因があるのか、どうすれば適切なのか、きちんとした判断が難しいのです。
では、ちょうどいい両目の距離は、どういう状態のことでしょうか。
理想的な両目の距離を考えるなら、その前に、顔の横幅から考える必要があります。
美容の世界には、理想的な顔の横幅の基準があります。
顔の横幅の基準は、目の横幅です。
目の横幅を基準に、顔が5等分できる状態が、理想的な顔の幅と言われます。
つまり、目が横に同じ幅の目が5つ、横に並んだ状態です。
顔の幅は、耳も含めます。
両目の間には、目が1つ分、入るイメージです。
このとき、目と目の距離のバランスが美しく整います。
あなたはいかがでしょうか。
ちなみに理想の目の横幅は、3センチ前後と言われます。
ということは、理想の顔の幅は、目の横幅3に5をかけて、15センチ前後と言うことになります。
あくまで理想として、参考にしてみましょう。
アイラインなどで目の輪郭に手を加える場合、この横幅を意識しながら整えましょう。
目の大きさは、個人差があります。
くりっとした目、小さな目、たれ目、つり目など、人それぞれの個性があっていいですね。
しかし、個性があるのはいいのですが、感じ方もまた人それぞれです。
実は「美しい」と言われる、理想の目の縦横比があります。
理想の目の縦横比は「縦幅1:横幅3」です。
この割合が、最も美しく、健康的な目とされています。
あなたの目はどうなっていますか。
自分の目は見慣れているため、何も思わないものです。
普通に目を開けた状態で、物差しなどを使って、一度きちんと測ってみるといいでしょう。
物差しで目の縦幅と横幅を調べるなんてばからしいと思いますが、現実を直視するために、必要なことです。
「こんなことはやったことがない」という女性がほとんどですが、だからこそ、きちんと測ってみる意味があります。
自分の目のバランスを、数字で確認できます。
「私の目は横幅が足りない。縦幅が足りない」など、はっきりした現実が見えてくるはずです。
現実がわかっても悲観することはありません。
足りない縦幅や横幅は、縦横比が1:3になるように、アイライナーで調整すればいいのです。
アイライナーで目の輪郭を整える際の大切な基準になります。
この割合を参考にすれば、より魅力的な目を演出できます。
アイホールとは、目の上にある骨の空洞部分ことです。
眼球の周りの部分だけ、骨は空洞になっています。
年齢とともに肌が痩せていくと、くぼみも深くなります。
すべての人に、アイホールはあります。
アイシャドーなどで、アイホールの位置を参考にすることがあります。
ところで、自分のアイホールの場所をきちんと確認したことはありますか。
見た目だけで「なんとなくこの辺りだろう」と感覚的に捉えているのではないでしょうか。
特に、腫れぼったいまぶたの人は、余計に確認しづらいはずです。
アイホールは、見た目だけできちんと確かめるのは難しいものです。
一度、きちんと確認してみましょう。
確認方法は単純です。
人差し指、中指、薬指の3本を、まぶたの上に軽く押し当ててみましょう。
すると、指の感覚から、眼球のくぼみがわかりますね。
そこが、アイホールです。
アイホールの場所をきちんと押さえることで、アイシャドーをより美しく仕上げやすくなります。
目元に影をつけるため、まぶたに塗る化粧といえば、アイシャドーです。
目のフレームから外側に向けて、グラデーションで仕上げます。
影の色や濃さによって、目の印象を変化させる効果があります。
さて、問題なのは、アイシャドーの入れ方です。
アイシャドーを外側に向けて入れるとはいえ、どこまで入れればいいのでしょうか。
これにも理想となる基準があります。
アイホールです。
人差し指、中指、薬指の3本を、まぶたの上に軽く押し当ててみると、眼球のくぼみがわかりますね。
本来アイシャドーは、目のくぼみによる影を表現したものです。
アイシャドーの範囲を考えるなら、アイホールを基準にするのが最も自然になるのです。
くぼみの深さに応じて、グラデーションの濃淡を調整するのが、正解です。
くぼみが浅いところは濃くして、深いところほど淡い色で仕上げます。
くぼみのない外側部分には、アイシャドーを入れません。
いかがでしょうか。
今までなんとなく適当に入れていたアイシャドーの範囲が、はっきりしましたね。
ぜひこの機会に、アイシャドーの正しい位置を確認してみましょう。
ぱっと見た印象だけで、決めてしまいやすい目の状態です。
一重まぶたと二重まぶた。
しわの状態で区別すると思っている人が多いのですが、厳密には違います。
では、一重まぶたと二重まぶたを区別する基準とは、何でしょうか。
まつげの付け根で判断するのが、正解です。
正面から見て、まつげの付け根が見えるかどうかが基準になります。
鏡を正面から見て自分の顔を見てみましょう。
鏡を正面から見たとき、まつげの付け根がまぶたで隠れているなら、一重まぶたです。
鏡を正面から見たとき、まつげの付け根が見えているなら、二重まぶたです。
鏡を正面から見たとき、まつげの付け根にまぶたが見え隠れしているなら、奥二重です。
あなたはどちらですか。
一重まぶたか、二重か、奥二重か。
鏡で見て、自分の目元の様子をきちんと区別したうえで、メイクをしましょう。
髪は顔の面積が広いので、黒い髪では重い雰囲気があり、嫌がる女性がいます。
アジア人の黒髪は魅力的ですが、もっと軽い雰囲気を出したいために、くり色の髪に染める女性をよく見かけます。
しかし、髪はくり色で明るい雰囲気になったにもかかわらず、鏡を見て「どこかおかしいな」と印象を受けることはありませんか。
原因は、眉です。
髪を染めたのはいいが、眉の色をそのままにしているのです。
髪の色はくり色なのに眉が黒のままでは、統一感がありません。
さりげない違いではありますが、見る人に「どこかおかしいな」という不自然な与える印象を与えてしまうのです。
あと一歩の手入れで、印象を落としてしまうのはもったいないですね。
髪の色と眉の色を同じにすることが大切です。
髪をくり色にするなら、眉毛もくり色にしましょう。
髪色の色に少し赤みを加えるときは、眉毛も少しだけ赤みを加えましょう。
髪の色と眉の色を同じにすることで、全体的な統一感が出て、メイクの見栄えが良くなります。
眉の形だけでなく、色まで考えられるようになりましょう。
人間関係では、笑顔が大切です。
口を閉じたままにっこりするのもいいですが、やはり歯を見せて笑ったほうが、より明るい雰囲気が伝わってきますね。
しかし、歯を見せて笑うとはいえ、注意したいことがあります。
注意したいのは、笑うとき、下の歯まで見せないことです。
歯を見せるのはいいのですが、見せすぎです。
下の歯まで見えてしまうと、下品で大胆な印象を与えます。
理想的な笑顔は、上の歯だけ見せて笑うことです。
鏡で見てもらうほうが、よくわかります。
鏡が近くにあれば、実際に確かめてみましょう。
「上下の歯を見せる笑顔」と「上の歯だけを見せる笑顔」の印象の違いを見てみましょう。
同じ笑顔であるにもかかわらず、違った印象を受けるはずです。
上の歯だけ見せて笑ったほうが、上品で大人らしい印象を受けますよね。
普段何気なく見ているテレビの俳優や雑誌のモデルたちは、こうした口元を常に意識しています。
今日からにっこり笑うとき、上の歯だけを見せて笑うように心がけましょう。
笑顔がいっそう映えてきます。
「いい笑顔だね」と言われるに違いありません。
漫画に描かれるヒロインは、どれも大きな瞳です。
ぱっちりした大きな目は、ポジティブで前向きな印象を与えます。
目元を大きく見せるために、アイシャドーやマスカラを使いこなす女性も多いことでしょう。
さらに大きな目を演出させたいと思い、アイラインに手を出す女性も多いはずです。
この際、注意したいことがあります。
アイラインは、目頭から目尻までつなげて引きますよね。
上まぶたと下まぶたのアイラインが、目尻でつながらないように注意しましょう。
目尻でラインがつながってしまうと、急に目が小さな印象に変わってしまうからです。
目を大きく見せたければ、アイラインは目尻で離しておくことが大切です。
おおむね、3ミリほど離しておけばいいでしょう。
ただし、この法則も使い方しだいです。
意図的に目を小さく見せたい場合は、逆に目尻でつなげます。
収縮色である黒いアイラインを目尻でつなげると、目がきゅっと小さく見えます。
アイラインを、目尻でつなげるかどうか。
たったこれだけで、目の印象は、がらりと変わります。
アイラインの本当の印象は、目尻で、決まるのです。
アイシャドーは、グラデーションが命です。
いかに美しい濃淡を表現できるかで、目元の美しい印象が決まります。
シャドーブラシを使い、ブルーならブルー1色でグラデーションを決め、ピンクならピンク一色でグラデーションを決めます。
しかし、1色でグラデーションを決めるのは、なかなか手先の器用さが必要です。
また、色が崩れやすく、化粧直しにも手間がかかります。
もっと手軽で上品に決める方法があります。
アイシャドーに、別々の3色を使う方法です。
1色でグラデーションを表現するより、違った3色でグラデーションを表現するのです。
ライトカラー、ミディアムカラー、ダークカラーの3色です。
暖色系の3色、もしくは寒色系の3色が代表的です。
この3色を順番に乗せるだけで濃淡を表現できるため、手先が不器用でも、きれいに仕上がりやすくなります。
しかも、上品に見えやすい。
1色のグラデーションとは違った、立体感のある目元に仕上げやすくなります。
化粧品売り場で、メーカー側でチョイスした3色を用意したアイシャドーが販売されているので、参考にしましょう。
チークがなくても、美しく仕上げることはできます。
口紅がなくても、美しく仕上げることができます。
アイラインもアイシャドーも、あればいいですが、なくてもなんとかなります。
しかし、なくて困るものが、1つあります。
眉です。
眉がなくなるのだけは、いただけません。
素顔になると、ほとんど眉がなくなる女性がいます。
眉はライナーで描けるから、眉毛はいらないと思い、そっているのです。
「もう少し、もう少し」と思って、剃りすぎてしまうようです。
眉は、形がきれいに整っていればいいという問題ではありません。
いくら眉の形が整っているとはいえ、毛のない眉は不自然に映ります。
眉の質感が失われ、いかにも人工美という感じがしてしまうのです。
もちろん眉のラインからはみ出た毛をカットするのは大切ですが、不要なところまでカットする必要はありません。
形を整えつつも、できるだけ自然な状態を残すことが大切です。
眉をきれいに描くのは大切ですが、できるだけ自分の眉毛を残しておくことが大切です。
眉の基本構成は、3つです。
眉頭、眉山、眉尻の3つの位置によって、基本的な眉の形が構成されています。
眉は、顔の印象を決める大切な部分です。
それだけに、厳密な理想の位置は、強く意識しておきたいところです。
次の3つを意識して、理想的な眉に整えましょう。
鼻先の脇と目頭をみましょう。
鼻先の脇から目頭の間に向けて、真上に直線を伸ばした位置が、理想的な眉頭の位置です。
おそらく目頭の真上より3ミリ前後、内側になることでしょう。
この位置に眉頭がくるように、ブロウライナーでうまく調整しましょう。
関係のない毛は、ピンセットで抜いたり、はさみで切ったりなどして整えます。
角度は、鼻筋につながるようなラインが理想です。
眉山から眉頭に向かう曲線の延長が、鼻筋に沿うようになると、大変バランスの良い眉頭に仕上がります。
目をよく見てみましょう。
目の中心に黒目があり、その両側に白目がありますよね。
外側の白目の真上が、理想的な眉山の位置です。
外側の白目の真上に、眉の山の頂上がくるように眉を仕上げると、整った顔に仕上がります。
まず鼻先から目尻に向けて、直線で結んでみましょう。
その直線の延長線上が、理想的な眉尻の終了位置です。
また、この終了位置は、必ず眉頭より高くすることが大切です。
次に、眉尻の角度です。
美人の理想と言われる眉尻の角度は、耳たぶの方向です。
眉尻の延長線が、ちょうど耳たぶの上を通るようにすれば、美しく整った眉尻に仕上げることができます。
メイクの崩れ具合には、個人差があります。
皮脂の分泌量や汗のかき方には個人差があるため、崩れ具合も、人それぞれです。
雨、風などの天候、季節による温度差の影響もあります。
しかし、どんな人でも、必ずメイクが崩れやすいタイミングがあります。
食事中です。
食事をすれば、唇と食べ物が接触するので、口紅が落ちてしまいます。
もぐもぐとかんで食べれば、顔全体が動き、メイクも崩れやすくなります。
さらに食事中は、食べたものに含まれる油分が血液を通して循環するため、皮脂の分泌量も多くなりやすい状態です。
こうした事情が重なり、食事中は、どんな人でもメイクが崩れやすいのです。
メイクが崩れやすいタイミングがわかれば、メイク直しのタイミングもおわかりですね。
必ず押さえておきたいメイク直しのタイミングは、食後です。
朝昼晩の3回の食後は、崩れたメイクを直すベストタイミングです。
さらに、おやつを食べる習慣のある人は、同じく食後にメイク直しをすれば、完璧です。
お手洗いのタイミングでこまめに油を拭き取りつつ、食後には崩れたメイクを直しましょう。
このサイクルを目安にすれば、安定したメイクの状態を保ちやすくなります。
メガネをかける場合、メイクは少し工夫が必要です。
メイクをするときは、メガネを外しますね。
しかし、メイクをすべて終えてからメガネをかけると、違った雰囲気に戸惑うでしょう。
メガネを外した状態でバランスが整っていても、メガネをかけたとき、違和感があるのです。
ぱっと見た感じでいえば、目元だけが華やかになっている状態です。
どんな雰囲気になるのかは、メガネの種類によります。
メガネにフレームがあるかどうかで、見え方も異なります。
黒縁メガネなら、目の周りが黒っぽく重い雰囲気になっているでしょう。
ここなのです。
メガネをしたとき、目元だけが華やかになりやすい。
この点を考慮しながら、メイクを進めることが大切です。
メガネをする人のメイクのポイントは、チークと口紅にあります。
アイメイクが終わった後、その強調された目元に釣り合うよう、チークや口紅のバランスを整えましょう。
その華やかな目元とのバランスが取れるよう、チークと口紅も仕上げていきます。
色や濃さなど、全体的な華やかさが統一されるように仕上げていきましょう。
メイクの途中で、ときどきメガネをかけ、様子の変化を見ていけば、バランスを整えやすくなります。
「頬のこの辺りにつければいいのかな」
鏡を見ながら、頬の真ん中あたりを目安にしているのではないでしょうか。
見た目で真ん中を選ぶのもいいですが、もう少し上手な付け方があります。
チークをつけるとき、にっこりしましょう。
にっこりすると、頬の一部が盛り上がる部分がありますよね。
いちばん高く盛り上がったところを中心に描くと、チークとして、最も自然な位置に仕上げることができます。
チークブラシを使ってうまくぼかして、きれいなグラデーションに仕上げましょう。
また、忘れてはならないのは、笑顔映えする効果もある点です。
頬の高くなる部分につけているため、にっこりしたとき、より立体感が強調され、笑顔が華やかになります。
美しくチークが決まると同時に、笑顔映えもよくなるのです。
チークには、さまざまな色があります。
化粧売り場には、たくさんのチークの色が並んでいますね。
チークは、色によって大きく印象が変わります。
なりたいイメージによって決めるのもいいですが、まず基本を押さえておきたいところです。
自分にとって最もなじみやすいチークの基本色は、すでに存在しています。
この答えは、あなたの人差し指が知っています。
人差し指を出しましょう。
指の先を、強く握ってみましょう。
人差し指の腹が、赤く染まりますね。
その色こそ、あなたに適したチークの色です。
自分の血の色ですから、肌から不自然に浮くことはありません。
顔に自然となじみます。
もちろん意図的にイメージを変えたい場合は、この限りではありません。
オーソドックスなチークの色を探す場合の基準として、ご活用ください。
チークの入れ方には、大きく2種類あります。
きれいな丸を描く入れ方と、楕円状に描く入れ方です。
どちらが正しいわけではありません。
それぞれに特徴があります。
大切なことは、自分のなりたいイメージに合ったチークを選ぶことです。
自分のなりたいイメージに合わせて、適したチークを使い分けましょう。
テレビに映るアイドルをよく見ると、チークの入れ方が丸くなっているはずです。
チークを丸く入れると、若くてキュートな印象になります。
きれいな円を描くことで、礼儀正しく初々しい印象もあります。
ただし、はっきり円とわかりすぎると、幼い子どものような印象になるため、入れすぎには注意が必要です。
テレビで映る美しい女優たちは、必ずチークが楕円形になっています。
楕円形だからこそ、より洗練された雰囲気が出ているのです。
より大人っぽく、優雅で上品な印象を出したいときは、楕円のチークが適しています。
楕円を描くことで、顔に立体感を強調させることができ、垢抜けた印象につながるのです。
ただし、フェイスラインに沿って広範囲で楕円チークを入れすぎてしまうと、シャドーイングになるため、注意が必要です。
フェイスパウダーは、メイクには欠かせない存在です。
顔の皮脂を吸収して、べたつきを抑えたり、自然な立体感を出したりする効果があります。
しかし、フェイスパウダーをつけたとき、妙にぎらぎらして不自然に見えることがあります。
たしかにフェイスパウダーには、つやを見せる効果もありますが、つけすぎると一転してぎらぎらしてしまうのです。
こういうとき、真っ先にフェイスパウダーの品質を疑ってしまいます。
フェイスパウダーの色や品質に問題がある可能性もありますが、状況が変わらないなら、別に問題がある可能性があります。
その原因とは、ファンデーションです。
ファンデーションが明るすぎていませんか。
明るすぎるファンデーションの場合、光を反射しすぎてしまい、フェイスパウダーが目立ちすぎてしまうのです。
ファンデーションの色を見直したり、塗り方を調整してみたりしましょう。
ファンデーションとのバランスを考えてこそ、フェイスパウダーが引き立ちます。
「私の口には、この色の口紅がいちばん似合う」
自分の顔の特徴を知ったうえで、似合う色を見つけるのはいいのですが、1色に固定するのは良くありません。
私たちの生活でも、仕事のときと、プライベートでは、雰囲気がずいぶん変わりますよね。
メイクの上手な女性ほど、状況に応じて、さまざまな種類の化粧品を使い分けます。
特に口紅は、濃淡によって、ずいぶん雰囲気が変わります。
口紅の濃淡は、見せたいイメージによって使い分けるのが正解です。
大きく分けて、2種類あります。
明るい色の髪のほうが軽く感じられるように、口紅も明るい色のほうが軽くなります。
唇との境界線がぼかされるため、優しい印象のある口元に仕上がります。
格式張らないで、オープンな雰囲気を出したい場合は、淡い色の口紅が最適です。
若々しくて元気な印象を出す効果もあります。
プライベートや友人との遊びに出かけるときには、ちょうどいいでしょう。
濃い色は、唇とのコントラストがつくため、輪郭がはっきりわかります。
格式があり、優美で上品に見せたいときには、濃い色の口紅が最適です。
唇を引き締めてみせる効果もあるため、強い芯がある女性を演出することもできます。
卒業式、入学式、パーティーなど、フォーマルな場では、濃い色が似合います。
リップライナーで唇の輪郭を整えるとき、唇の理想的な位置を意識しましょう。
初めからある唇ですが、美容形成の世界には、美人に見える位置が存在します。
まず、鼻の下から顎の先までの距離を、3等分します。
3分の1の線の上に、唇の真ん中が位置していること。
これが理想的な唇の位置です。
「そう言われても、唇の位置を変えるのは難しい」
たしかに唇の位置を大幅に変えることは難しいのですが、リップライナーで微調整する際、参考になるはずです。
また、唇の位置を変えることはできなくても、変えたように見せることができます。
たとえば、顎先です。
顎先に明るいトーンを入れると顎が長く見え、暗いトーンを入れると短くなります。
こうした目の錯覚を利用しながら、理想的な唇の位置に近づけるように心がけましょう。
「リップライナーで唇の輪郭を整えましょう」
多くの書籍でそう書かれています。
唇の輪郭を整えるとはいえ、抽象的な表現ですよね。
目安がわからないことには、きれいに整えようがありません。
多くのメイク関連書籍に物足りないのは、そうした目安です。
お答えしましょう。
美しいと言われる唇の理想的な縦横比は、以下のとおりです。
下唇は、分厚すぎても薄すぎても、不自然です。
唇の上下には、いいバランスに見える比率があります。
上唇と下唇の理想的な比率は「1:1.5」です。
上唇より下唇のほうが、厚みが1.5倍あると、最もバランスよく見えます。
唇全体の縦と横の理想的な比率は「1:3」です。
唇の縦が1に対して、横幅が3倍あれば、最もバランスの良い口元に見えます。
さて、あなたの唇はいかがですか。
物差しで実際に測ると、どこに足りないのかがよくわかります。
比率に足りない部分があれば、リップライナーやコンシーラーなどで、理想の比率に合う厚みに調整しましょう。
口元をメイクする際に大切なのは、肌と唇の境界です。
境界よりはみ出てしまえば、口が大きく見えてしまい、下品になります。
その一方、唇の内側では、メイクが物足りない気もします。
口元のメイクの第1は「肌と唇の境界を見極めること」です。
しかし、問題はここです。
突然ですが、唇と肌の境目はどこかわかりますか。
多くの人が誤解しているところです。
おそらく鏡を見て、色が変わる部分が境目だろうと思っているのではないでしょうか。
それは本当の境目ではありません。
見分け方は、簡単です。
唇の輪郭を、指で触ってみましょう。
若干、山になっているところがあるはずです。
それが、本当の唇の境目です。
口元の色が変わるところではなく、山になったところを意識しましょう。
この境界を意識すれば、口元をメイクするときは、きれいに仕上げられます。
特にリップライナーで口元を整える際には、この境界が大切です。