執筆者:水口貴博

落ち込んでいる人を元気づける30の方法

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とにかく相手の話を否定しない。

とにかく相手の話を否定しない。 | 落ち込んでいる人を元気づける30の方法

相手の話を否定してはいけません。

否定する人には、話をしたくなくなるのです。

理解しようとして、一生懸命話を聞いてくれる人に、人は好感を持ちます。

「どう考えても間違っている」と思うようなことを言っても「なるほど。そうだね」と言って、話を前に進めましょう。

トンネルを奥深く掘るには、当然、前に進めることが大切です。

突然「100メートル進んだところから掘り始めましょう」と言ってもそれは無理です。

100メートル先までたどり着くには、まず1メートルから歩き始めて、2メートル、3メートルと前に進んでいくものです。

前に進むことを否定しては、前に進めません。

話を前に進むことを否定しては、話は前に進みません。

話を否定しては、話は前に進まないのです。

相手の話を、とにかく前に進めてあげましょう。

そうすると相手が本当に言いたいことに、いずれたどり着きます。

それが、相手が本当に吐き出したかったことです。

吐き出せなかったためどうしていいのかわからず、落ち込んでいただけです。

「相手の話は否定しない」とは、そういう理由からです。

落ち込んでいる人を元気づける方法(19)
  • 相手の話を、否定しないようにする。
話の最後を繰り返すと、話がどんどん前に進んでいく。

落ち込んでいる人を元気づける30の方法

  1. 落ち込む原因は2つのみ。
    能力と存在。
  2. 大失敗は、大成功。
  3. 「存在」の欠乏から立ち直るには、時間がかかる。
  4. 人間は、何かに寄り添っていかないと、生きていけない。
  5. 人間には、理解してもらいたい欲求がある。
    話を聞いてもらえるだけで癒される。
  6. 話を聞くときには、話を折らないことが大切。
  7. 相槌を打つと、話が進んでいく。
  8. 落ち込んでいる人に対して「頑張れ」は禁句。
  9. 相手の心の中まではわからない。
    「わかる」は禁句。
  10. 一番のアドバイスは、聞かれたら聞き返すこと。
  11. 言葉より手書きの手紙のほうが、元気づける効果がある。
  12. 特別に接しない。
    普通に接することが大切。
  13. 成長するためには、落ち込むことが必要。
  14. 励ませば励ますほど落ち込む。
  15. 現実逃避が、落ち込み逃避になる。
  16. 話を聞くときには、2人きりになるのが大切。
  17. 愚痴を吐き出せば、最後は笑いで締めくくることが大切。
  18. 話を聞くときの一番のポジションは、斜め横。
  19. とにかく相手の話を否定しない。
  20. 話の最後を繰り返すと、話がどんどん前に進んでいく。
  21. 暗い表情だから暗くなる。
    明るい表情だから明るくなる。
  22. 「ありがとう」が、相手を元気づける。
  23. 落ち込んでいる人には「観る」ことが大切。
  24. 褒められることで、自信がつく。
    元気づけることとは、褒めること。
  25. 褒めるときには、外側より内側を褒めることが大切。
  26. 元気づけることとは、他人が褒めていたことを本人に伝えてあげること。
  27. 元気づけることとは、教えてもらうこと。
  28. ただ、そばにいてくれるだけでいい。
  29. 落ち込んでも、自然と立ち直る。
    そっとしてあげることも大切。
  30. 落ち込むことで強くなる。
    落ち込めることに感謝しよう。

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