執筆者:水口貴博

金銭感覚を身につける30の方法

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節約は、ゲームとして考えれば、楽しくなる。

節約は、ゲームとして考えれば、楽しくなる。 | 金銭感覚を身につける30の方法

節約は、苦しみと考えてはいけません。

我慢でもなく、辛抱でもなく、根性でもありません。

ゲームとして考えるのです。

テレビゲームをしているように、楽しく面白く考え、実践していくことです。

節約に取り組みやすくなり、苦労と思わなくなります。

私はいつも手帳の中には、常に1カ月ごとにかかる収入と支出の関係を書き出しています。

「そんな面倒なことを」と思う人もいるでしょうが、私にはこれが楽しくて仕方ないのです。

どのくらいのお金が入り、どのくらいのお金が出ていくのかを、図表を使い、具体的に書き出しています。

「まだ無駄なところがあるのでは? もっと節約できないか?」と考えることができ、試行錯誤が楽しくなります。

全体を眺めることができるおかげで「おや、ここにお金がかかっているな」ということも見えてきます。

低い数字が並んでいる中、高い数字が1つあると、目立って見えてきます。

その高い数字を、何とかして下げることができないかと考えるようになれば「苦しさ」より「面白さ」のほうが強くなります。

考えるようになるとはいえ、難しい話ではなく、ゲーム感覚です。

もっと安いサービスがあるのではないか。

安い代替手段があるのではないか。

実は無駄遣いをしているのではないか。

友人はどうしているのかな。

さまざまな可能性に目を向けて考えていると、もはやゲーム感覚なのです。

自分の生活の無駄なところを見つけて改善することは、快感です。

同じサービスを提供していても、より安いものを見つけると「やった!」と思います。

コンビニで販売している130円のミネラルウォーターを、100円ショップで見つけると、嬉しくなります。

母も、相当な節約家です。

10円安いだけで、嬉しそうな表情をします。

節約できることがわかるとほほ笑んでいた母の気持ちが、最近私もようやくわかるようになりました。

金銭感覚を身につける方法(15)
  • 節約は、ゲームとして考える。
金銭感覚を磨くことは「痛み」と「後悔」を知ること。

金銭感覚を身につける30の方法

  1. 人間は、金銭感覚がゼロの状態で生まれてきた。
  2. 自分で働いて稼いだお金で、生活をする!
  3. 親のお金で生活しているうちは、本当の金銭感覚は絶対に身につかない。
  4. 苦労は、あなたがしないと意味がない。
    苦労した経験が、金銭感覚に変わっていく。
  5. 痛みから回避することとなると、人間は底力を発揮する。
  6. 「それは本当に必要なのか」
  7. 100への道のりは、終わりのない道のり。
  8. 最新を求める人は、お金も貯まらない。
  9. たくさん儲けようとするのではなく、少なく使う。
  10. いらない物を捨てると、お金も節約できる。
  11. 身にあまる生活は、浪費への第一歩。
  12. 箸が1膳の間にお金を貯めろ。
  13. 面倒なことから逃げていると、お金が貯まらなくなる。
  14. 物がなくても、人間、生きていけるもの。
  15. 節約は、ゲームとして考えれば、楽しくなる。
  16. 金銭感覚を磨くことは「痛み」と「後悔」を知ること。
  17. お金によるトラブルを経験すると、金銭感覚に変わる。
  18. 金銭感覚を身につける理由は、心配を小さく、幸せを大きくするためである。
  19. 節約ができても、幸せを失っては意味がない。
  20. 本当に大切なところにお金を使い、どうでも良いところは一切お金を使わない。
  21. 見栄を張るほど、お金は消える。
  22. 質素な生活を笑いに変えて、お金も貯めよう。
  23. お金の使い方に、人となりが表れる。
  24. クレジットカードを使っていると、金銭感覚がおかしくなる。
  25. ローンを組むときは、長期にするのがおすすめ。
  26. 貧乏ではなくても、貧乏だと宣言しておこう。
  27. お金の失敗を授業料と考えた瞬間から、金銭感覚へと変わる。
  28. お金の値段は、世間が決める。
    物の価値は、自分が決める。
  29. 割り勘をやめると、人間関係が長続きする。
  30. お金を拾うのは、お金を助けているのと同じこと。

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