学生のころは、自分の好みに合わせて、好き勝手に服を着ていました。
多少やんちゃな服を着て視線を感じても、文句は言われません。
ちょっと派手な髪型、化粧、服装、靴を身につけても「すごい格好をしているね」で終わります。
ビジネススーツには、さまざまな種類があります。
スーツは基本的にどれも落ち着いた色や形をしているので、自分の好みで選んで大丈夫です。
しかし、選んではいけないものがあるので気をつけましょう。
夏場にもなれば、外回りをする営業マンは、暑さとの戦いになります。
突き刺すような日差しの中を外回りするだけでも大変です。
そのうえ、歩いて体を動かしていると、汗は止まらず、滝のように流れます。
出社の際、荷物を入れるのは、カバンですか。
それともリュックサックですか。
人によって、好みがわかれるところですね。
身だしなみとは目に見えるものだけを言うのではありません。
においも、目には見えませんが、大切なポイントの1つです。
これからお客さまのところへ訪問するというときに、においが残るようなことは避けるようにしましょう。
女性がまず気をつけたいのは、香水です。
私が会社でエレベーターに乗ったときのことです。
たまたま隣に居合わせた女性が強い香水をしていたので、息がしづらく呼吸困難になったことがあります。
私の職場に、花粉症を患っている人がいます。
花粉症の季節には特に厳しいらしく、1日中くしゃみをしています。
しかし、花粉症の季節を過ぎても、まだくしゃみをしています。
女性だけでなく、男性も注意したい身だしなみは、露出の多い身だしなみです。
ラフな服装が許される職場でも、露出が多いと仕事に支障が出てしまいます。
プライベートでは露出の多い服を着ていても、周りの社員の集中力を奪いやすいため、職場では避けるべきです。
「あの人は、なんとなく清潔感がある」
あなたの職場には、そう言われている人はいませんか。
そう言われる人には、おそらく「食後に歯磨きをする習慣」があるのではないでしょうか。
クリーニング代節約のために、ワイシャツを自分で洗濯する人がいます。
もちろんそれはかまいません。
節約のために、自分の努力と知恵を振り絞っている人は素晴らしい。
しわのあるシャツを着ていると、職場では大変目立ちます。
しわをなくすためには、洗濯をした後にアイロンをかければ済むことです。
しかし、私も一人暮らしをしているのでよくわかるのですが、アイロンは本当に面倒なのです。
ネクタイを締めているだけでは、不十分です。
左右にぶらぶらして、不安定です。
いつの間にか傾いています。
大切な身だしなみは、職場だけの話ではありません。
仕事が終わり、帰宅してからも、大切なポイントがあります。
あなたは脱いだ上着を、どうしているでしょうか。
職場によっては「服装は自由」というところがあります。
着る服に対して寛容であり、仕事をきちんとこなすことができればOKとしている職場も、たしかにあります。
しかし、勘違いをしていけないことは「服装自由」だからとはいえ、何でもいいわけではないのです。
基本的に、仕事が終わった終業後は個人の自由です。
寄り道をせずに自宅に帰ってもいいし、友人と飲みに行ってもかまいません。
見たい映画を見に行っても、ディナーでおいしい食事をしに行くのもいいでしょう。
私が仕事をしているとき、社員全員に向けて、ある女性社員からの1通のメールが来ました。
どんな内容なのかというと「注意に関する内容」でした。
「最近、ドアを開けようとドアノブを触ったときに、ぬれていることが多いです。不快な気分になります」
小学生や中学生のころは、白い靴下をよくはいていました。
その名残が残っているのか、仕事中にも白い靴下を履いている人がいるのです。
また靴下まで気が回っていないのか、茶色や黄色の靴下を履いている人も見かけます。
清潔感のある人は、仕事ができる証拠と言っても過言ではありません。
私は人を見るときに「この人は仕事ができるだろうか」という判断を「清潔感」から確認します。
仕事の出来と清潔感は、大いに関係しているからです。
鏡を見れば、顔が見え、髪型が見え、服装が一目でわかります。
見えるので、身だしなみも整えやすいところです。
少し努力をすれば、すぐ解決します。
女性にとって仕事では「地味なメイク」が基本です。
派手なメイクは、遊び心が感じられるので、ビジネスには不要です。
しかし、こういうことを言うと「じゃあ、ノーメイクがいいんだね」と言う人がいます。
「おしゃれ」と「清潔感」は紙一重です。
仕事ではおしゃれは不要ですが、清潔感は必要です。
ときどき、この両方が当てはまり、選択に迷うことがあります。
悪い身だしなみは、指摘をすればいいことです。
職場でお互いに指摘し合い、素直に改善すれば、さほど身だしなみで大きな問題になることはありません。
なにより大きな問題になるような身だしなみは、すぐ上司が指摘をしてきます。
男性にも女性にも共通することですが、身だしなみにおいて、ボディーラインを強調する服装は注意が必要です。
男性には不格好になるのはいうまでもありませんが、特に問題なのは女性です。
ボディーラインを強調した服装は、一見、問題ないように思えます。
私は会社に「予備」をたくさん置いています。
予備のワイシャツ、予備のネクタイ、予備のハンカチです。
なぜそんなことをしているのかというと、もうおわかりですね。
シュシュ!
自分の汗がにおい始めたら、消臭スプレーを使用するのがマナーです。
自分はよくても、隣に座っている人には迷惑をかけてしまうものです。
女性は当然のようにしている眉のケアも、男性の中には身だしなみの一環として、取り組んでいる人がいます。
たしかに身だしなみとして悪くはありません。
ぼさぼさに伸びたままの眉よりは、きれいに整った眉のほうが、知的な印象も与えることができます。
平日日勤帯に仕事をする場合には、もちろんスーツです。
しかし、仕事をしていると、私服が許される状況があります。
たとえば、夜勤の場合です。
公共の場で堂々とお化粧をしている女性を、ときおり見かけることがあります。
お化粧をするのは悪くはないのですが、問題なのは「場所」です。
たくさんの人がいる公共の場でするお化粧は「大道芸」さながらです。
社内で、はやりものを持ち込む人がいます。
はやっている旅行雑誌、はやっている音楽CD、はやっている飲み物、はやっている映画のDVD。
もちろん仕事中はいけませんが、お昼休みにちょっと楽しむくらいならいいでしょう。
ファッションは、人の個性によって変わるものです。
明るい色が似合う人もいれば、落ち着いた色のほうが似合う人もいます。
顔形、体系、キャラクターなど、さまざまな要因が関係をしています。
学生のころは、自分の好みに合わせて、好き勝手に服を着ていました。
多少やんちゃな服を着て視線を感じても、文句は言われません。
ちょっと派手な髪型、化粧、服装、靴を身につけても「すごい格好をしているね」で終わります。
小さな指摘を受けて終わるくらいです。
しかし、社会人になってからは、ささいな指摘だけでは終わりません。
おかしな身なりをしていると、性格が疑われてしまい、ビジネスでは悪い影響ばかりになります。
人の性格、信用にまで関わり、ビジネスにおける「身だしなみ」は決して無視できません。
今までは「自分の好きな身だしなみをしていればいい」という意識を、社会人になれば変えなければなりません。
学生のころのように、自分の好きな格好をすればいいわけではないのです。
ビジネスの場において、服装は仕事の信用に関わります。
お客さまと話をするときにも、きちんとした身なりの人からは信用がうかがえます。
仕事の話もスムーズに進み、営業なら契約率が上がります。
私服の人の話より、スーツを着た人から聞く話のほうが、話の説得力があるからです。
社内でも身だしなみが整っている人からは、真面目な印象を受けて、評価も高くなります。
人間とは不思議なもので、きちんとした服装をしている人は、きちんと仕事もしてくれるような印象を受けてしまうのです。
身だしなみは社内社外にかかわらず、重要です。
いま一度、意識を改めましょう。
ビジネススーツには、さまざまな種類があります。
スーツは基本的にどれも落ち着いた色や形をしているので、自分の好みで選んで大丈夫です。
しかし、選んではいけないものがあるので気をつけましょう。
「どのスーツを選ぶ」というより「選んではいけないスーツ」をまず頭に入れておきましょう。
社会人としての身だしなみでは「派手」と「ブランド」はタブーです。
この2つの身だしなみは、社会人としてNGです。
そういう服を着なければいけない特殊な職種を除いて「派手」と「ブランド」を避けるのが、ビジネスでの身だしなみです。
仕事に関係がないうえに、注目されやすい格好だからです。
注目されやすくなると、仕事をしている人の集中力を奪ったり、社内の雰囲気が乱れたりします。
また「軽い印象」になることも無視できません。
派手とブランドは、格好に力を入れた状態です。
そんな服装の人を見ていると「本来の仕事より格好に力を入れている」印象を受け、仕事に力が入っていないように見えるのです。
夏場にもなれば、外回りをする営業マンは、暑さとの戦いになります。
突き刺すような日差しの中を外回りするだけでも大変です。
そのうえ、歩いて体を動かしていると、汗は止まらず、滝のように流れます。
当然、上着を脱ぎたくなります。
腕まくりをして、ネクタイも外したくなるでしょう。
汗でびしょびしょになると、汗のにおいも強くなり、不快感も増してしまいますから、外にいるときには脱いでもかまいません。
上着を脱いで外回りをするのはいいのですが、1つ気をつけてほしいことがあります。
どんなに暑くても、お客さまのところへ訪問する際には、一度スーツを着てから訪問してほしいのです。
スーツを脱いだままの訪問は、だらしない印象を与えます。
上着も着ないで、ネクタイを外したままで訪問すると、私服で訪問していることと変わりありません。
お客さまにも失礼になり、信用に関わります。
暑くても、腕まくりをやめて、ネクタイを締めておきます。
汗を拭いて、スーツを着用してから訪問しましょう。
身だしなみを整えてから訪問してこそ、社会人です。
出社の際、荷物を入れるのは、カバンですか。
それともリュックサックですか。
人によって、好みがわかれるところですね。
ただでさえ疲れる仕事ですから、出社くらいは少しでも楽をしたい気持ちを持つ人もいるでしょう。
そんなとき、やはりリュックサックを選ぶ人が多いのではないでしょうか。
両手が自由に使えるようになるからです。
疲れにくくなるため、通勤も楽になることでしょう。
歩きやすくなったり、本屋では立ち読みしやすくなったりします。
山登りはリュックサックが定番であるように、疲れにくさや歩きやすさを重視すれば、リュックサックの右に出るものはありません。
しかし、です。
楽で効率の良い格好ではありますが、威厳に欠ける面があるのもたしかです。
スーツ姿にリュックサックという組み合わせは、ビジネスマンとしての身だしなみとして、威厳に欠けてしまう面があります。
たとえば、車を買うときに対応する社員が、リュックサックで現れると「大丈夫なのかな」と不安になります。
家を購入するとき、契約書がリュックサックから出てくると、内容に不信感を抱くことでしょう。
もちろん本人は決してそういうつもりではなくても、そう思ってしまう世間があります。
楽な格好をしているから、手を抜いたり、軽く考えていたりする様子だと誤解されやすいのです。
このことで、スムーズに進められるはずのビジネスの妨げになることもあります。
では、どういう持ち物がビジネスではふさわしいのかというと、やはりカバンです。
片手で持てるタイプのものがおすすめです。
片手でバックを持ち、さっそうと歩く姿は、仕事のできるビジネスマンらしく映ります。
ビジネスは、見かけで判断されることがあります。
周りの人から見て頼りがいのある姿をするほうが、社会人としての仕事を進めやすくなるのです。
身だしなみとは目に見えるものだけを言うのではありません。
においも、目には見えませんが、大切なポイントの1つです。
これからお客さまのところへ訪問するというときに、においが残るようなことは避けるようにしましょう。
そんなにおいが残るものといえば、何を思い浮かべますか。
気をつけておきたい代表は「ニンニク」「タバコ」「汗」です。
この3つは、特ににおいが取れにくく、特に厄介なものです。
心当たりのある人は、今後気をつけておきたいところです。
13時からお客さまとの話し合いがあるときには、昼食にギョーザのようなニンニクを使った料理は避けるほうがいいでしょう。
食べた本人は、においが気にならないかもしれませんが、近くにいる人はにおうものです。
タバコにも要注意です。
タバコを吸った後、服ににおいが残ると取れるまでに時間がかかりますから、吸うタイミングに注意です。
よくある間違いなのですが、お客さまと会っている最中にタバコを吸ってはいけないと思い、会う直前にタバコを吸う人がいます。
実は、それもNGなのです。
実は吸った直後には、タバコの煙が服について、いちばん強くにおいが残っている状態です。
会う直前ではなく、少し時間を空けておくように気をつけたいところです。
汗は、においの強さに個人差があります。
特に夏場の汗は、アンモニアを含んで、悪臭を放ちます。
自分のにおいは、比較的強いと思ったら、お手洗いで消臭スプレーを活用することを忘れないようにしましょう。
女性がまず気をつけたいのは、香水です。
私が会社でエレベーターに乗ったときのことです。
たまたま隣に居合わせた女性が強い香水をしていたので、息がしづらく呼吸困難になったことがあります。
いい香りも度が過ぎれば、香りではなく、悪臭です。
エレベーターの中のような密室では逃げ場がありません。
そのうえ、女性に対して香りを指摘するのも、なかなかできないものです。
私はあまりに強い香水で、どういう女性なのかちらりと横を向いて確認しました。
その女性も、私の視線に気づいたようです。
私は強い香水に迷惑でちらちら見ていたのに、その女性は「男性からの視線を集めている」と思い、にやりとしています。
「自分の香水は、たくさんの男性に受けているのね」と勘違いをしているようです。
そういう流れになっていると気づいた私は、余計に気分が悪くなってしまいました。
貧血で倒れそうになったことはありますが、香水で倒れそうになったのは、このときが初めてです。
多くの女性は「モテたい」「気にされたい」「イケていると思われたい」という理由から、香水を身につけます。
そういう気持ちが強い人はいつの間にか、つい香水を多めにつけてしまいがちです。
厄介なことに、香りが強すぎると鼻の感度が鈍くなり、いつの間にかつけすぎてしまうのです。
女性の人にまず気をつけていただきたいことは「香水」です。
香りには、人それぞれ、好き好みがあることを知っておかなければなりません。
音楽と同じです。
自分は「いい音楽だな」と思っても、ほかの人には「苦手な音楽」と感じる場合もあります。
香水にも人の好みがあります。
自分が「いい香りだな」と思っても、他人には「悪臭だ」と感じることもあるのです。
微香程度に抑えるか、もしくはつけないことがいちばんです。
女性は必ずしも香水をつけなければならないという身だしなみマナーはありません。
無臭でも、他人に迷惑をかけるわけではありませんからマナー違反ではありません。
私の職場に、花粉症を患っている人がいます。
花粉症の季節には特に厳しいらしく、1日中くしゃみをしています。
しかし、花粉症の季節を過ぎても、まだくしゃみをしています。
不思議に思い、尋ねました。
「花粉の季節は過ぎていると思うけど、まだ花粉が飛んでいるの?」
すると、思わぬ言葉が返ってきました。
「実は大きな声では言えませんが、目の前に座っている女性の香水に悩んでいるのです」
「今のくしゃみは、花粉ではなく香水のせいなんです。相手が女性だから言おうにも言えないのです」
なんとその彼は、目の前に座っていた女性の香水のせいで、くしゃみをしていたのです。
ただでさえ敏感な鼻を持っている彼は、花粉のみならず、香水にも反応するようです。
しかし、目の前に座っている女性は、まさか自分のせいとはつゆ知らずの状態です。
その女性は、怒ると怖いベテラン社員です。
「あなたの香水、臭いからやめて!」と言おうにも言えません。
言った後のほうが、もっと怖い。
私はこういうことがあってから、香水はつけないのがいちばんだなと思うようになりました。
大勢の人がいる職場では、さまざまな人がいます。
女性の中には香水をつける人もいます。
強い香水はもちろん職場では避けるべきですが、ほのかな香りですら考えものです。
彼のように、敏感な鼻を持っている人がどこにいるかわかりません。
気づかないところで、誰かに迷惑をかけている場合もあります。
やはり無臭、無香がいちばんだと言えます。
女性だけでなく、男性も注意したい身だしなみは、露出の多い身だしなみです。
ラフな服装が許される職場でも、露出が多いと仕事に支障が出てしまいます。
プライベートでは露出の多い服を着ていても、周りの社員の集中力を奪いやすいため、職場では避けるべきです。
やはり肌の見える服を着ていると気になってしまうもので、目の前にある仕事がおろそかになります。
直接、仕事の邪魔をしていなくても、間接的に仕事の邪魔をしていることになります。
男性なら、ノースリーブ・サンダルを避けましょう。
女性なら、キャミソール・ミニスカートは控えます。
肩が隠れ、膝もしっかり隠れるような服装を心がけるのが賢明です。
仕事に露出は必要ないのです。
「あの人は、なんとなく清潔感がある」
あなたの職場には、そう言われている人はいませんか。
そう言われる人には、おそらく「食後に歯磨きをする習慣」があるのではないでしょうか。
会話をしたり笑ったりするとき、ときおりちらりと見せる「白い歯」が決め手です。
その歯が見えた瞬間に、なんとなく気持ちの良い印象を受けます。
ちらりと見える歯が、白くて清潔感があれば、あなたは好印象になるでしょう。
「清潔感がある」という印象を相手に与えることができます。
基本的に、食事は1日3回。
「1日3回も歯磨きなんて面倒」
食後の歯磨きを面倒だと感じる人も多いことでしょう。
おや、だからこそチャンスです。
何でもそうですが、他人と差をつけるのは面倒なことをするときです。
おしゃれや仕事でも、面倒なことを率先してするからこそ、他人と差をつけやすいのです。
努力をする人は、かっこよく目立ちます。
誰もが嫌がる面倒なことを、誰より積極的にすれば「あの人は、なんとなく清潔感がある」という印象へ変わります。
ときおり見せる白い歯は、ゆっくり少しずつ相手の心に気持ちのいい印象を与えます。
歯磨きをしたあなたも、話をするときには堂々とした態度になれます。
話し方に自信がつき、楽しいときや嬉しいときには思いきって笑うことができますね。
その面倒くささを乗り越えて、きちんと歯磨きができる人が「なんとなく清潔感があるね」と言われる人になれるのです。
クリーニング代節約のために、ワイシャツを自分で洗濯する人がいます。
もちろんそれはかまいません。
節約のために、自分の努力と知恵を振り絞っている人は素晴らしい。
しかし、問題なのは洗濯後です。
洗濯後にアイロンをかけない人がいるのです。
アイロンをかけないと、ワイシャツはしわでよれよれになります。
いくら節約のためとはいえ、そんなみすぼらしい格好で仕事をしていると、職場で自分の評価を落としてしまいます。
しわでよれよれのシャツを着ている人は、仕事ができなさそうに見えてしまうのです。
しわのないぴんと伸びたシャツを着ている人のほうが、仕事もできるように見えます。
仕事も大切にしながら、見かけも大切にする人が、本当にできる社会人です。
洗濯をしたワイシャツは、きちんとアイロンを掛けるようにしましょう。
しわのあるシャツを着ていると、職場では大変目立ちます。
しわをなくすためには、洗濯をした後にアイロンをかければ済むことです。
しかし、私も一人暮らしをしているのでよくわかるのですが、アイロンは本当に面倒なのです。
水を用意して、熱くなるまで待たなければならないし、手間暇がかかります。
ヤケドの危険もありますから、注意も必要です。
こんなときの生活の知恵を1つ紹介しましょう。
アイロンをかけるのが面倒なら「形状記憶」のワイシャツを試してはいかがでしょう。
乾くと自然にしわがぴんと伸びるシャツが、実はあるのです。
アイロンをかける必要はなくなります。
アイロンを使わないため、ヤケドの危険もありません。
形状記憶のワイシャツはたしかにちょっと高価ではありますが、長い目でみて実はそちらのほうが、時間もお金も節約ができます。
こちらも生活の知恵として活用してみましょう。
ネクタイを締めているだけでは、不十分です。
左右にぶらぶらして、不安定です。
いつの間にか傾いています。
たとえネクタイを締めていたとしても、左右に傾いていては、好印象が半減します。
できる社会人になりたければ、ネクタイピンはしっかりつけておきましょう。
ネクタイピンは、単なる飾りではありません。
仕事を効率よく進め、見た目を整えるためのアイテムです。
ネクタイを締めた後、左右に傾かないように、ネクタイピンで整えます。
ネクタイを留めておかないと、不便です。
トイレで手を洗うときに、前かがみになります。
ネクタイも前に垂れて、手を洗っている水しぶきに触れます。
ネクタイが、びしょびしょになります。
手を洗うときに、いちいちネクタイを気にするのも、手間が増えます。
ぬれた手で、ネクタイを触るわけにもいきません。
初めから、ネクタイピンでとめていればいいだけです。
面倒だと感じても、ピンでとめないと、面倒がさらに増えます。
会議で真剣な顔で話していても、ネクタイが曲がっているとかっこ悪くなります。
ネクタイが曲がっている人が真面目な発言をしても、冗談に聞こえてしまうのです。
発言内容にまで影響が及ぶのですから、ネクタイピンは軽視できません。
やはりまっすぐ下に延びたネクタイが、いちばんかっこいいのです。
大切な身だしなみは、職場だけの話ではありません。
仕事が終わり、帰宅してからも、大切なポイントがあります。
あなたは脱いだ上着を、どうしているでしょうか。
まず、ほったらかしにすることは厳禁です。
脱いだままにしていると、しわが寄って型も崩れます。
翌日、また上着を着るときにはよれよれになっています。
上着を脱げば、きちんとハンガーに掛ける習慣を持つようにしましょう。
当たり前のことですが、男性は意外にできていない人が多いのです。
仕事に疲れて帰宅すれば、上着を脱いだままにしたくなる気持ちもわかります。
しかし、そこで最後までハンガーへ掛ける習慣を持つことです。
ささいな習慣ですが、これができる人とできない人とで、スーツのしわの差もついてしまうのです。
職場によっては「服装は自由」というところがあります。
着る服に対して寛容であり、仕事をきちんとこなすことができればOKとしている職場も、たしかにあります。
しかし、勘違いをしていけないことは「服装自由」だからとはいえ、何でもいいわけではないのです。
職場は、仕事をするところです。
仕事をするために会社へ来ているのですから、仕事とは関係のない服装はいけません。
おしゃれを意識しすぎた格好は、仕事の邪魔になるだけです。
ましてや、仕事に支障を来してしまうような格好は絶対に避けるべきです。
サンダルにアロハシャツで出社している社員を、ほかの会社がみるとどう思うでしょうか。
「どんな教育をしているのか」
「だらしない会社」
「遊びに会社へ来ているのか」
そう思われても仕方ありません。
最低限、仕事を意識した格好で出社することが大切です。
基本的に、仕事が終わった終業後は個人の自由です。
寄り道をせずに自宅に帰ってもいいし、友人と飲みに行ってもかまいません。
見たい映画を見に行っても、ディナーでおいしい食事をしに行くのもいいでしょう。
もちろん恋人とのデートも問題ありません。
しかし、仕事の後にデートがあるとはいえ、遊びに行くような軽い身なりで出社するのはマナー違反です。
仕事中は、仕事をしに来ている意識を持つことです。
仕事の後にデートがあるとはいえ、仕事中にデート用の身だしなみをしては、職場の雰囲気を悪くするでしょう。
「君は遊びに会社に来ているのかね」と上司に叱られます。
ピアス、ネックレス、香水、おしゃれな洋服などは、仕事中には身につけてはいけません。
仕事が終わった後にトイレや更衣室で着替えるなどして、工夫しましょう。
終業後はデートでも何でも自由ですが、仕事中には関係ないのです。
私が仕事をしているとき、社員全員に向けて、ある女性社員からの1通のメールが来ました。
どんな内容なのかというと「注意に関する内容」でした。
「最近、ドアを開けようとドアノブを触ったときに、ぬれていることが多いです。不快な気分になります」
「衛生上も良くありません。先日も同じようなことがありました。きちんと手を拭いてからドアノブを触るようにしてください」
ドアノブがぬれるとはおかしな話ですね。
これはどういうことかというと、トイレで手を洗った後、ハンカチで手をふかずにそのままドアを開ける人がいるのです。
手をきちんと拭き終わる前に、トイレから出る人もいるのでしょう。
そのため、ドアを触れたときにぬれてしまい、次にドアノブに触る人を不快な気分にさせてしまいます。
女性はきちんと手を拭き終わってからトイレから出る人が多いのですが、男性はその辺りは適当なのです。
私も含め、ほかの男性社員もどきっとした内容でした。
「今度からは、手を拭き終わってからトイレから出よう」
メールを読んだ誰もが、そう思いました。
小学生や中学生のころは、白い靴下をよくはいていました。
その名残が残っているのか、仕事中にも白い靴下を履いている人がいるのです。
また靴下まで気が回っていないのか、茶色や黄色の靴下を履いている人も見かけます。
「ビジネスでは、靴下は黒」というのが常識です。
就職活動の本を一度読んだことがあれば、これは注意事項として必ず書かれています。
きちんと就職活動をしたことがある人ほど、このタイミングで靴下の常識を学ぶはずです。
なぜ黒が勧められているのかというと、色が大きく関係しています。
ビジネスで身につけるズボンやスーツは、黒系が多いものです。
上下が黒くそろって整っているというのに、靴下が白だと、どうなるか想像しましょう。
目立ってかっこが悪いからです。
実際にビジネスの場でも、白い靴下を履いている人がときどきいるのですが、目立ちます。
見ているこっちが恥ずかしくなります。
スーツが紺色なら、靴下も紺のほうが目立ちません。
上下がグレーのスーツなら、グレーの靴下でもいいでしょう。
しかし、上下が白というのはビジネスではあり得ません。
ですから、白の靴下はあり得ないのです。
明るい色になると、目立ち、遊び心がうかがえます。
ビジネスの場では、黒い靴下を履くようにしましょう。
清潔感のある人は、仕事ができる証拠と言っても過言ではありません。
私は人を見るときに「この人は仕事ができるだろうか」という判断を「清潔感」から確認します。
仕事の出来と清潔感は、大いに関係しているからです。
「清潔感と仕事は関係ないのでは?」
いえいえ、大きく関係しています。
実際に、よく当たります。
言われたことだけをこなす人は、普通のビジネスマンです。
本当にできるビジネスマンは、人が気づかないところに気づき、言われる前に行動するものです。
これは清潔感と同じです。
清潔感を保つためには、人が気づかないところに気づき、言われる前に行動しなければなりません。
服装や髪型は、鏡を見ればすぐ確認できるため整えている人は多いでしょう。
清潔感は「目立たないところ」が多いため、難易度が高いのです。
どれも見えにくく、気づきにくいですよね。
だから清潔感を整えるには苦労します。
しかし、逆にいえば、このように気づきにくいところまでケアができている人は、仕事もできるという証明です。
気づかないところに気づき、言われる前に行動しているからです。
清潔感のある人は、そうした優れたセンスや感性、行動力と行動の早さを表します。
「清潔感=仕事力」です。
鏡を見れば、顔が見え、髪型が見え、服装が一目でわかります。
見えるので、身だしなみも整えやすいところです。
少し努力をすれば、すぐ解決します。
しかし、姿形を整えることだけが身だしなみではありません。
「清潔感」も、大切な身だしなみの1つです。
清潔感の難しいところは、目立ちにくいところが多いので、気づくまでに時間がかかることです。
どれも見えにくく、気づきにくいポイントですね。
だから清潔感を整えるには苦労するのです。
特に気づきにくいのは、なんといっても「ふけ」です。
背中に落ちるふけは、鏡を使っても見えません。
当然、自分からも見えません。
しかし、他人から見れば、背中に落ちているふけは一目でわかるものです。
そのうえ、目立ちます。
痛みもにおいも何も感じませんが、いつの間にか落ちていますから注意が必要です。
今のあなたの背中を見てみましょう。
見るといっても確認しづらいところですが、ふけが落ちていないでしょうか。
そんな細かなところまでケアができてこそ、本当の清潔感が表現できるのです。
女性にとって仕事では「地味なメイク」が基本です。
派手なメイクは、遊び心が感じられるので、ビジネスには不要です。
しかし、こういうことを言うと「じゃあ、ノーメイクがいいんだね」と言う人がいます。
「地味なメイク」だからとはいえ「何もしないほうがいい」と言っているわけではありません。
メイクをしていないと、今度は「だらしない」「ほったらかしにしている」「ケアができていない」とマイナスの印象になります。
適度なメイクも、仕事の1つです。
適度にするお化粧は、目のクマを隠したり、肌を明るく見せたりする効果があります。
きれいに整っているメイクは「仕事ができそう」「しっかりしている」「知的そうだ」というプラスの印象になります。
必要最低限のお化粧道具は、バッグに入れて、持ち歩くようにしたいところです。
「おしゃれ」と「清潔感」は紙一重です。
仕事ではおしゃれは不要ですが、清潔感は必要です。
ときどき、この両方が当てはまり、選択に迷うことがあります。
その代表としてまず挙げられるのは、男性の「長髪」と「ひげ」です。
人、状況、場所によって「おしゃれ」と「清潔感」は紙一重です。
これは、自分では「これくらい大丈夫だろう」と思っても、人によっては不快と感じる人が多くいるのです。
だらしなく伸びたままの長髪とひげは不適切であることは当然ですが、きれいに整っているとはいえ、気をつけたほうがいいのです。
長髪とひげは、人によって受け止め方がさまざまです。
若い人には、きれいに整っている長髪とひげは「かっこいい」と映るかもしれません。
しかし、年配の上司たちには、やはり「だらしない」と見る人がまだまだ多いのです。
自分たちだけの世代で考えるのではなく、ほかの世代の人からも見て、どう受け止めてもらえるかを考えることが大切です。
絶対に長髪とひげを伸ばしてはいけないとはいいません。
しかし、選択肢があれば、無難に長髪とひげは避けたほうがいいでしょう。
間違いなく、そのほうが清潔感はあります。
悪い身だしなみは、指摘をすればいいことです。
職場でお互いに指摘し合い、素直に改善すれば、さほど身だしなみで大きな問題になることはありません。
なにより大きな問題になるような身だしなみは、すぐ上司が指摘をしてきます。
「何という格好をしているのだ」
「職場にピアスはやめなさい!」
そのため、大きな問題になることはありません。
しかし、たとえ上司とはいえ、問題になる身だしなみであるにもかかわらず、指摘しにくいことがあるのです。
たとえば「ズボンのチャック全開」がその一例です。
男性がトイレに行った後、ズボンのチャックが全開になっていることがあります。
女性社員が指摘しにくいことはもちろんのこと、上司でさえ、指摘するのに勇気が必要です。
人前で指摘をすれば、ほかの社員に聞こえてしまい、大笑いされることでしょう。
相手のことを考えれば、さらに指摘がしづらくなります。
チャック全開は、悪気があってそうしているわけではありません。
しかし、そうした姿でお客さまの前に出るのは、ご法度です。
どう指摘すればいいのでしょうか。
「トイレに行かれてはいかがですか」と言えばいいのです。
こうした表現なら、女性も口にできますね。
指摘しにくいことは、はっきり言うのではなく、遠回しの表現を使って気づいてもらいます。
トイレに行けば、チャックが全開になっていることに気づきます。
指摘しにくいことは「トイレに行かれてはいかがですか」と表現しましょう。
男性にも女性にも共通することですが、身だしなみにおいて、ボディーラインを強調する服装は注意が必要です。
男性には不格好になるのはいうまでもありませんが、特に問題なのは女性です。
ボディーラインを強調した服装は、一見、問題ないように思えます。
肌を見せているわけでもなく、だらしない格好でもありません。
あからさまに男性の気を引いてしまうような服装は、上司からの指摘があってすぐ改善されます。
しかし、ボディーラインを強調したぴちぴちの服装は、問題視されることが少ないため、なかなか改善されないものです。
だからこそ、あえてここで紹介したいと思います。
大きな声では言えませんが、女性がボディーラインを強調する服装を着ていると、仕事をしている男性の気を引いてしまいます。
学生時代、かわいい女の子が隣の席に座れば、黒板より隣の女の子のほうが気になり、勉強に集中できなくなる状態と同じです。
気にするなとはいえ、気にしてしまうのが人間です。
男性は女性が気になり、女性も男性が気になります。
余計に異性の気を引くような服装は、仕事ではなおさらご法度です。
女性は、会社で仕事をするときはブカブカの服もNGですが、ぴちぴちの服もNGです。
プライベートで着ることはいいのですが、会社で仕事をするときには気をつけたいところです。
私は会社に「予備」をたくさん置いています。
予備のワイシャツ、予備のネクタイ、予備のハンカチです。
なぜそんなことをしているのかというと、もうおわかりですね。
万が一の事態に備えているからです。
会社で仕事をしていると、こうした思わぬ事態が発生することがあります。
自分は大丈夫だと思っているときに限って、飲み物をこぼしてワイシャツを汚してしまうものです。
私は予備がないと落ち着きません。
コーヒーを飲むときも「絶対にこぼさないようにしよう」と気をつけて、油断できません。
気をつけていると、緊張して手が震えてき始め、余計にコーヒーをこぼしてしまいそうになります。
予備がないと、心配でならないのです。
一時期は、キャップ付きの飲み物しか飲まないケアもしていたくらいです。
しかし、予備があれば、そうした心配とは無縁になります。
「もしものことがあっても予備がある」と思えば、飲み物も気軽に口にできます。
自分のためであり、仕事のためです。
仕事では失敗が許されません。
初歩的な身だしなみで仕事に穴を開けたくないため、こちらで備えられることは、備えるようにしています。
「備えあれば憂いなし」です。
実はそのほかにも、私は取りそろえています。
予備のネクタイピン、予備のあぶらとり紙、予備のティッシュ。
また身だしなみ以外にも、文房具の予備もかなり取りそろえています。
予備のホチキスの芯、予備のシャープペンシル、予備の消しゴムなどです。
つまらないところで不安になり、エネルギーを使いたくはありません。
予備を用意することで不安をできるだけ小さくして、業務に集中したいのです。
シュシュ!
自分の汗がにおい始めたら、消臭スプレーを使用するのがマナーです。
自分はよくても、隣に座っている人には迷惑をかけてしまうものです。
また足のにおいも気になり始めたら、足のにおいを消すためのスプレーを靴底に一吹きするというマナーも悪くありません。
足のにおいは意外なところで、他人に迷惑をかけてしまいます。
忘れてはならないのは、タバコのにおいです。
喫煙所でタバコを吸った後には、全身にヤニのにおいがこびりついています。
喫煙所からそのまま帰ってきた人のタバコのにおいは、禁煙者にはかなりのストレスになるものです。
せめてスーツにタバコのにおいを消すためスプレーを使うなど、マナーを心がけるようにしたいところです。
しかし、そうしたスプレーを使うにも、場所が重要です。
実際に私の職場であったお話です。
ある同僚が自分の靴のにおいが気になり始めたため、ほかの人に迷惑にならないよう消臭スプレーでにおいを消していました。
ここまではマナーがよくていいのですが、問題は場所です。
自分のデスクで直接スプレーをしているので、当たり周辺に消臭スプレーのにおいが立ち込めて、逆に不快になったことがあります。
消臭スプレーのせいで、息苦しくなってしまいました。
足のにおいで迷惑をかけないためにスプレーを使ったが、今度はスプレーのにおいで不快にさせてしまったという残念なケースです。
せめて、トイレや更衣室で行ってほしいところです。
消臭スプレーを使うにも、使うべき場所があるのです。
女性は当然のようにしている眉のケアも、男性の中には身だしなみの一環として、取り組んでいる人がいます。
たしかに身だしなみとして悪くはありません。
ぼさぼさに伸びたままの眉よりは、きれいに整った眉のほうが、知的な印象も与えることができます。
眉とはいえ、顔立ちの印象には影響を与えるものです。
しかし、その眉のケアも行きすぎて、細くなっているケースがあります。
細い眉は女性なら似合うものですが、男性には少し不自然です。
遊びや軽い印象を与えてしまうようになり、仕事では逆効果です。
私は細すぎる眉の男性を見ると、ちょっとオカマのように見えて笑えてきます。
仕事では真面目そうだけどプライベートでは何かやっているのかという、おかしな想像までしてしまいます。
ほどよく輪郭を整える程度に抑え、男性は細い眉を控えるようにしましょう。
平日日勤帯に仕事をする場合には、もちろんスーツです。
しかし、仕事をしていると、私服が許される状況があります。
たとえば、夜勤の場合です。
基本的に日勤帯は朝9時から夕方18時まで、お昼休みを除いて8時間です。
しかし、夜勤になると夕方17時から翌日朝の10時までとなり、休み時間を除く15時間前後になります。
もちろんさらに残業などが加われば、疲れもピークに達することでしょう。
たまる疲れをせめてラフな格好で軽減させるために、私服を許可している企業も多くあります。
また夜から朝にかけて仕事をする場合には、お客さまと接することは基本的にありませんから、私服でも問題ない意味もあります。
しかし、私服が許されるからと言って「じゃあ、好きな服を着ていこう」というのはいけません。
私服が許可されているからとはいえ、何でも着ていいわけではありません。
やはりビジネスですから、仕事に支障がなく、仕事をするための私服でなければなりません。
どういう服装になるかはさまざまですが、すぐ確認できる方法があります。
先輩を手本にすればいいのです。
実際に夜勤をしている先輩の服装を見て「こうした服装にすればいいのだな」と確認すればいい。
先輩たちと似たような服なら、雰囲気になじんだ服装を選べます。
やはり先輩は、仕事の手本なのです。
公共の場で堂々とお化粧をしている女性を、ときおり見かけることがあります。
お化粧をするのは悪くはないのですが、問題なのは「場所」です。
たくさんの人がいる公共の場でするお化粧は「大道芸」さながらです。
「すごいな」と思わせるパフォーマンスを見ている気分になります。
恥ずかしさを感じることなく堂々としているところが、プロのように見えてきます。
大道芸人が観客からの注目の中で行う芸は、公共の場でお化粧をしている姿とさほど変わりありません。
たくさんの人の前で、面白いことを恥ずかしがらずに、堂々としています。
たとえば、電車の中で堂々とお化粧をする人です。
私は朝、満員電車に乗ることがありますが、まったく身動きが取れないほど満員のときがあります。
それは押しつぶされてしまいそうな満員電車です。
そんな中で、ファンデーションや口紅を塗り、マスカラでまつげを上げて化粧をしている人がいます。
私はどうしても、パフォーマンスに見えてしまい、朝から笑いそうになります。
それも女性です。
「家でゆっくりすればいいことを、何もこんないちばんやりにくいところでしなくても……」
スッピンを見せたがらない女性が、たくさんの人の前でお化粧ができる不自然さも考慮すると、笑いをこらえるのに必死になります。
「言っていることと、やっていることが違うよ」
これはもはや、みんなを笑わせるためにわざとやっているようにしか見えません。
大道芸が観客を笑わせるように、公共の場でのお化粧も見えている人を笑わせます。
塗りたくっている本人は、一生懸命であり、真剣な表情です。
それでいて、恥ずかしいことをしていることに気づいていません。
それも笑えてしまうのです。
パフォーマンスが終われば、私は投げ銭をしたくなるのでした。
社内で、はやりものを持ち込む人がいます。
はやっている旅行雑誌、はやっている音楽CD、はやっている飲み物、はやっている映画のDVD。
もちろん仕事中はいけませんが、お昼休みにちょっと楽しむくらいならいいでしょう。
はやりものばかりを追いかけている本人は「自分は洗練されている」「かっこいい」「イケてる」と思っているようです。
そう思われるために、わざとはやり物を持参しているようです。
しかし、別の観点から見ると「この人は『自分』というものを持っていないのかな」とも考えることができ、不安になります。
時代に反するのもいけませんが、時代に流されすぎるのも、軽薄に見えます。
ビジネスの場では、時代に関係ない身だしなみが、面白みはなくても、いちばん理想的です。
いつも変わらないスタイルを生かして、自分の堅実さをアピールできるのです。
ファッションは、人の個性によって変わるものです。
明るい色が似合う人もいれば、落ち着いた色のほうが似合う人もいます。
顔形、体系、キャラクターなど、さまざまな要因が関係をしています。
しかし、個性に合わせたファッションは、プライベートではいいのですが、ビジネスでは別です。
ビジネスにおけるファッションカラーは、当人の個性が何であろうと、落ち着いた色のほうが得をします。
ビジネスでは信用や信頼が第一だからです。
いくら自分の個性に明るい色が似合っているとはいえ、お客さまの前で明るい色は信用の低下につながります。
「この人にお願いをして、本当に大丈夫だろうか」と不安になるのです。
明るい色のファッションは、ビジネスでは不向きです。
必要ないといっても過言ではありません。
ビジネスでは落ち着いたカラーのほうが必ずイメージアップします。
紺、グレー、黒といった落ち着いたカラーは、男女に共通したビジネスカラーなのです。