ビジネスマンには欠かせない自己紹介のツール。
それは、名刺です。
第2の自分の顔といっても過言ではありません。
名刺を渡すときには、文字を相手に向けて渡すようにしましょう。
名刺を読むのは、自分ではなく、相手ですね。
お客さまに読みやすいように手渡すのが、最低限のマナーです。
相手のところへ訪問する際には、アポイント(予約)が必要です。
どんなに打ち解けたお客さまとはいえ、まずはアポイントを取っておくことです。
特に大切な面接、商談、打ち合わせでは、必須となります。
相手のお宅や会社へ訪問した際に、気を使って次のような言葉をかけられます。
「お茶とコーヒー、どちらがよろしいでしょうか」
わざわざ遠くからの訪問を気遣って、飲み物を用意していただける場合があります。
ところかまわず自由に話をすると、人間関係のひびにつながることがあります。
ささいな発言から相手を不快にさせ、言い争いになることがあります。
もちろん常に話題を制限すべきだと言っているのではありません。
お世話になっている人のところへ訪問すると、気を使って飲み物を出していただくことがあります。
お茶やコーヒーなど、飲み物を出していただくと、嬉しいですね。
しかし、この差し出された飲み物を、ためらわず、飲んでもいいのでしょうか。
実際にあった話を1つ紹介します。
ある日、私の同僚が、朝から不機嫌になっていました。
いつもは穏やかな人なのですがその日に限っては、不機嫌です。
私が以前に先輩から指摘を受けたお話を、1つ紹介します。
私の上司が「ちょっと紹介したい人がいる」と言って、部下たちを10人ほど集めました。
上司の1人が都合のため、入れ替わり、新しく入ってきた新しい上司を紹介するとのことです。
約束の時間に訪問するときに気をつけておきたいことを紹介します。
もちろん遅刻をしてはいけないのはいうまでもありませんが、もう1つ逆のパターンもあります。
早すぎる訪問も、してはいけないのです。
お世話になっている上司や恩師のところへ訪問する際には、欠かさず忘れてはいけないことがあります。
ペンとノートではありませんよ。
手土産です。
客先へ訪問する際には欠かせない手土産ですが、土産選びも大切なポイントです。
手土産は、何でもいいわけではありません。
「土産」とは、漢字を見ればわかるように「その土地の名産物」という意味です。
自社にお客さまが訪問の際、お茶を出します。
このお茶出しをする際、気をつけておきたいことがあります。
タイミングについてです。
私は新人のころにしてしまった、恥ずかしい失敗を1つ紹介します。
お茶を出すときの順番の間違いです。
私は新人のころ、お茶を自社の人間から出してしまったことがあります。
さて、ちょっと想像しましょう。
あなたが新人で、お客さまにお茶を出すことになりました。
お客さまは、3名です。
日本のビジネスでは、海外のビジネスとは違い「和室」が数多く登場します。
お客さまとの打ち合わせが、座敷という場合があることでしょう。
また訪問した先輩の部屋が、和室ということもあります。
社会人といえば、大きな声で挨拶が基本です。
朝の挨拶、電話対応、客先へ訪問した際など、大きな声で挨拶ができると、良い印象につながります。
しかし、大きな声で挨拶することがタブーとなる場合があるのです。
「ようこそ、お越しくださいました。ご案内いたします」
お客さまがいらっしゃったときに、会議室へと案内します。
案内する部屋が2階にある場合、私たちは「2階くらいなら階段を使ってしまおう」と思います。
「すみません」と「すいません」。
普段、あなたが口にしているのは、どちらでしょうか。
「すみません」のことを「すいません」と言う人が、社会人でさえも数多く見られます。
私が新人のころ、頭がいつも困っていたマナーの1つに「紹介の順番」がありました。
お得意先のお客さまが訪問したときです。
お客さまと上司との間に面識がない場合があります。
エレベーターについても、もちろんマナーがあります。
ただ乗り降りすればいいと考えがちなエレベーターも、実は「乗り降りの順番」があります。
まず次の鉄則を、頭にしっかり入れておきましょう。
来客への案内の際、ドアの開け閉めにもきちんとマナーがあります。
ただし、ドアには「押して開けるドア」と「引いて開けるドア」の2種類ありますね。
ドアのマナーも2種類ありますので、次のポイントをしっかり押さえておきましょう。
席次という言葉をご存じですか。
社会人なら、当然知っていることでしょうが、あらためておさらいしましょう。
座る場所には、目上の人が座るべき席があります。
私は昔、車の中でいちばんいい席は、眺めの良い助手席だと思っていました。
眺めの良い助手席は、180度が見渡せ、気分のいい席だからです。
しかし、これがとんだ勘違いなのです。
学生のころは、携帯電話の着信音は自分の好きな音楽に設定します。
自分の携帯電話ですから、好きに設定しても問題ありません。
しかし、社会人ともなれば、そうはいきません。
長いお付き合いのあるお客さまのところへ訪問したときには、話が弾むものです。
もちろん長い付き合いだから、打ち解けた話になります。
特別な情報提供や裏情報などのやりとりもあることでしょう。
客先へ訪問した際に、お茶を差し出されます。
そのときに、どのようなお礼を言っているでしょうか。
「すいません」「どうも」と軽くお礼を言っていませんか。
社会人になってから、最もしてはいけないタブーを2つ紹介します。
特に訪問と来客の際は、絶対にしてはいけません。
「遅刻」と「忘れ物」です。
客先では、礼儀正しく、謙虚になるのは言うまでもありません。
偉そうな態度を取らないように気をつけて、へりくだった姿勢を取ります。
なぜ大切なのかは、説明するまでもありませんね。
客先に訪問をする際には、必要な荷物を持参します。
説明に必要な資料やノートパソコンなど、お客さまとの商談に必要な物は、バッグに入れます。
しかし、その荷物の入ったバッグを、うっかりテーブルの上に置く人がいます。
あなたが友人の家に遊びに行ったときの、印象を思い出しましょう。
部屋の中には本があったり、ポスターが貼ってあったり、壁紙の色など、さまざまな物があることでしょう。
しかし、印象に残っていないのではないでしょうか。
ビジネスマンには欠かせない自己紹介のツール。
それは、名刺です。
第2の自分の顔といっても過言ではありません。
仕事で新しい人と出会ったとき、自分の名前だけでなく、立場や所属を紹介するために名刺を渡します。
しかし、名刺は渡せばいいわけではありません。
名刺交換で、タブーを犯してしまい、第一印象を損してしまう人がいます。
名刺をお尻のポケットにしまうのはタブーです。
お尻のポケットは、手が届きやすく、入れやすいのはわかります。
しかし、相手に差し出すための名刺を、お尻のポケットから出されると、受け取る側は気持ち良くありません。
お尻に敷いているくらいですから、名刺もしわが寄ったりよれていたりします。
たしかに素早く取り出せるメリットはありますが、不衛生である印象が大変強く、第一印象が悪くなります。
財布なら、問題ないと思うのではないでしょうか。
実は、自分の名刺を財布に入れることもタブーです。
本来、財布とはお金を入れておく場所です。
お金が入っているところから名刺が出てくるのは、不自然な状態です。
また財布は、毎日頻繁に出し入れするものです。
財布に名刺を一緒に入れていると、だんだんしわが寄ったり折り目がついたりしやすくなります。
悪気がなくても、うっかり犯しやすいミスのため注意が必要です。
名刺は、名刺入れに入れておきましょう。
名刺入れからきれいな名刺が出てくる状態が、最も好印象です。
名刺を渡すときには、文字を相手に向けて渡すようにしましょう。
名刺を読むのは、自分ではなく、相手ですね。
お客さまに読みやすいように手渡すのが、最低限のマナーです。
加えて、もう1つポイントがあります。
初めから名刺入れに、上下逆に入れておきましょう。
名刺入れから名刺を取り出したとき、名刺の方向を相手に向けることができるため、すぐ手渡せます。
渡すときにも、注意しておきたいことがあります。
名刺は、片手ではなく両手で手渡すことです。
名刺を両手で渡すほうが、より丁寧な印象を与えることができます。
もちろん相手から名刺を受け取るときも、両手で受け取ります。
名刺は顔です。
渡すときと受け取るときには、必ず両手を使ってやりとりをするのがマナーです。
名刺を受け取った後のマナーですが、まず机の上に置いておきましょう。
受け取った名刺をすぐしまう人がいます。
受け取った名刺は、すぐ名刺入れにしまってはいけないのです。
名刺をすぐしまってしまうと「興味がない」「早く仕事を終わらせたい」などの失礼な印象を与える場合があります。
机の上に置いて、このときに限っては名刺を自分のほうへ向けます。
またこのとき、できれば名刺入れの上に名刺を置くと、より丁寧に映ります。
名刺を机の上に置けば、商談中に、相手の名前を確認しやすくなり、名前の間違いも少なくなります。
また自分に興味を持ってくれている好印象を相手に与えることができます。
机の上に名刺を置いているだけで、相手を尊重することにもなります。
相手のところへ訪問する際には、アポイント(予約)が必要です。
どんなに打ち解けたお客さまとはいえ、まずはアポイントを取っておくことです。
特に大切な面接、商談、打ち合わせでは、必須となります。
突然の訪問は、逆に迷惑です。
準備ができていないため、対応が粗末になることは言うまでもありません。
出かけていないかもしれません。
会議中かもしれません。
ほかの大切なクライアントと打ち合わせ中かもしれません。
予約のない訪問は、ほとんどの場合、相手に迷惑になります。
お互いにスムーズに商談や打ち合わせをしたいときには、事前のアポイントは基本です。
アポイントをすることで、事前の準備を整えることができ、商談や打ち合わせをスムーズに進ませる効果があります。
どうしても突然の訪問にならざるを得ない状況のときには、直前でもいいので、1本電話連絡をするくらいはしましょう。
「近くまで寄ったのでお伺いしてもよろしいでしょうか」と言えば十分です。
いくら親しい仲とはいえ、礼儀がありますので注意しておきましょう。
相手のお宅や会社へ訪問した際に、気を使って次のような言葉をかけられます。
「お茶とコーヒー、どちらがよろしいでしょうか」
わざわざ遠くからの訪問を気遣って、飲み物を用意していただける場合があります。
そうしたとき、次のような言葉を使っていませんか。
「お茶でいいです」
本人はお茶を選んだつもりですが、ここには大変失礼な言葉が1つ含まれています。
「お茶でいいです」の「で」です。
この「で」が入ると、急に失礼なニュアンスになります。
「お茶とコーヒーしかないのか。仕方ないからお茶『で』いいよ」
わがままに聞こえ、相手に失礼です。
たった一言で、ニュアンスは大きく変わります。
こうした「で」を、あなたは使っていないでしょうか。
素直に「ありがとうございます。お茶を頂けますか」と言えるように気をつけましょう。
ビジネスのみならず、友人同士の会話でも同じです。
自分の言葉を振り返ってみましょう。
ところかまわず自由に話をすると、人間関係のひびにつながることがあります。
ささいな発言から相手を不快にさせ、言い争いになることがあります。
もちろん常に話題を制限すべきだと言っているのではありません。
仲良くなり、ざっくばらんとした雰囲気になれば、心を打ち明けて話をしたほうがいいでしょう。
しかし、とりわけ初対面の相手に限っては、話題の選択に注意が必要です。
初対面で控えたほうがいい話題が、3つあります。
信仰とは、本人が絶対的なものとして信じている対象です。
自分は疑っている宗教でも、相手には熱い気持ちを寄せている対象かもしれません。
とりわけ絶対的なものと信じていることをけなされると、強い不快を感じるはずです。
問題がないようなささいな発言が、ときとして、相手を大きく傷つける場合があるのです。
支持する政党は、人それぞれです。
政党を批判する発言をすれば、不快感を与えることは言うまでもありません。
政策に対する考え方は、人によって異なります。
ささいな発言から、お互いに言い争いになりやすいため、初対面では無難に避けておきたい話題です。
「野球の話くらい大丈夫」と思うかもしれませんが、注意が必要です。
野球も、言い争いになりやすいので、初対面では念のため避けておきたい話題です。
興味のない人もいますが、興味のある人は熱狂的です。
自分の応援する球団の話に熱が入り、ほかの球団を見下してしまうことがあります。
決して悪気はなくても、応援している球団の話に夢中になれば、感情的に発言をしやすくなるものです。
「あの球団はお金でしか動いていない」
「監督がダメだから、選手も腐っている」
誤解を生みやすいため、あらかじめ避けておくほうがいいのです。
もちろん仲良くなれば、こうした話題を出してもいいのですが、初対面では第一印象が肝心です。
マイナスの印象にならないよう、話題には、気をつけておきましょう。
お世話になっている人のところへ訪問すると、気を使って飲み物を出していただくことがあります。
お茶やコーヒーなど、飲み物を出していただくと、嬉しいですね。
しかし、この差し出された飲み物を、ためらわず、飲んでもいいのでしょうか。
「すぐ飲んでしまっては相手に失礼になるのでは」
「飲みきると品が悪いように思われるのでは」
たしかに不安になるところですね。
特に女性は、悩むところでしょう。
しかし、難しく考える必要はありません。
飲んでもいいのです。
むしろ、飲みきってもかまいません。
飲み物は相手からの好意なのですから、その好意には応えるほうがいい。
すべて飲みきることで好意を受け取ることになります。
逆に飲み物にまったく口をつけないでいると「苦手な飲み物を出してしまったのだろうか」と余計な心配をさせることになります。
わざわざ足を運んでくれて多少なりとも喉が渇いているはずなのに、まったく飲み物を飲まないのは、不自然です。
素直に「いただきます」と言って、飲んだほうが自然であり、好意へのお礼を示すことにもなるのです。
実際にあった話を1つ紹介します。
ある日、私の同僚が、朝から不機嫌になっていました。
いつもは穏やかな人なのですがその日に限っては、不機嫌です。
話し方も態度も、不機嫌とすぐわかる状態です。
不機嫌だけならまだいいですが、感情が激しくなったあまり、仕事でミスをしたり、お客さまとの会話が雑になったりしていました。
横で見ていた私は、ひやひやしました。
あとから聞いた話ですが、どうやら朝から家族とけんかをしたらしいのです。
家族とのけんかした感情を、そのまま会社にも持ち込んでいたため、雰囲気が悪かったのです。
社会人ともなれば、学生とは違い、自分で自分の感情をコントロールしなければいけません。
仕事中に感情的になることは、してはいけないことの1つです。
特にプライベートで何か悪いことがあったとき、その感情を仕事に持ち込んではいけません。
家族とけんかをした影響で、商談でも乱暴な話し方になるのは良くありません。
社会人になれば、仕事とプライベートを区別できるようにしましょう。
気分のスイッチができるようになってこそ、大人であり、社会人です。
私が以前に先輩から指摘を受けたお話を、1つ紹介します。
私の上司が「ちょっと紹介したい人がいる」と言って、部下たちを10人ほど集めました。
上司の1人が都合のため、入れ替わり、新しく入ってきた新しい上司を紹介するとのことです。
私は、単なる紹介だからと思い、のほほんと手ぶらで向かっていると、ほかの先輩から指摘を受けました。
「どんな状態でも、一応ペンとノートくらいは持参したほうがいいよ」
私はちょっとした紹介で済むだろうと思って、軽く考えていました。
しかし、先輩はこう言います。
「いつどんなときに、大切な話があるかわからないから、常にメモは持参したほうがいい。大切な話を突然されることもあるからね」
私は、自分の行動を恥じてしまいました。
すぐペンとノートを取りに戻りました。
筆記用具が必要なのは、会議や打ち合わせの場だけではありません。
ビジネスの場では、どんなときにも必要です。
仕事をしている以上、いつ大切な話があるかわかりません。
メモを取る準備は、常にできているほうがいいのです。
約束の時間に訪問するときに気をつけておきたいことを紹介します。
もちろん遅刻をしてはいけないのはいうまでもありませんが、もう1つ逆のパターンもあります。
早すぎる訪問も、してはいけないのです。
早すぎると、相手に迷惑になることがあります。
相手はあなたの訪問するであろう時間に合わせて、準備を進めています。
約束の時間にちょうど準備が整うように、お茶を沸かしたり、掃除をしたり、部屋の準備をしたりしています。
しかし、約束の時間より大幅に早く訪問してしまうと、準備が中途半端な状態で対応しなければなりません。
相手は、さぞ、驚くことでしょう。
早すぎる訪問も、してはいけないのです。
これを知らなかった学生時代の私は、就職活動中に、ある会社へ面接時間より30分早く到着したことがあります。
あとから聞いた話ですが、私が約束の時間より早く到着したため、面接官は慌てて対応したそうです。
「早く到着すれば予定が早く進む」と自分の都合ばかりを考えていたためにした失敗です。
ビジネスでは、約束の時間に遅くてもいけませんが、逆に早すぎてもいけないのです。
これが学生時代と異なるところです。
早くても、15分前です。
大幅に早く到着すれば、約束時間の15分前までは近くの喫茶店や車の中などで、時間をうまく過ごせばいいでしょう。
お世話になっている上司や恩師のところへ訪問する際には、欠かさず忘れてはいけないことがあります。
ペンとノートではありませんよ。
手土産です。
うっかり忘れがちなのですが、お世話になっている人のところへ訪問する際には、手土産は忘れてはいけないことの1つです。
あってもなくても、大した差はないと思っているうちは、まだ新人です。
やはり手土産は、持参したほうがいいのです。
招いてくださったことへのお礼の気持ちを具体的に表現できるからです。
「招いていただいてありがとうございます」と口で言うことは簡単ですが、具体的ではありません。
お礼の気持ちを、何か形として表現ができてこそ社会人です。
お世話になっている人のところへ訪問する際には、せめて地元の手土産を持参して、召し上がっていただくといいでしょう。
もちろん上司や先輩のお宅へ訪問するときに限らず、部下の家へ訪問する際も、手土産があったほうがいいでしょう。
部下とはいえ、一生懸命に働いてくれているのですから、手土産はあってもおかしくありません。
もらって、気分が悪くなる人はいません。
ささいな手土産があると、話のきっかけにもなり、会話も弾みやすくなるのです。
客先へ訪問する際には欠かせない手土産ですが、土産選びも大切なポイントです。
手土産は、何でもいいわけではありません。
「土産」とは、漢字を見ればわかるように「その土地の名産物」という意味です。
自分が住んでいる土地柄が表れたお菓子や果物こそ、本当の手土産です。
とはいえ、いつも遠くから訪問するわけではありませんから、選ぶのはなかなか難しいのです。
こういうときには、少し変わったお菓子を持参すれば、話題にもなり、喜ばれることでしょう。
特に気をつけておきたい手土産マナーは、客先の近所で買えるようなありふれたお菓子を手土産にしないことです。
手土産を客先の近場で買ってしまうと「手土産選びが面倒だったのだな」と思われます。
近場で買える物をもらっても、大きな感動がありません。
わざわざ買わなくても、いつでも買えます。
注意しましょう。
自社にお客さまが訪問の際、お茶を出します。
このお茶出しをする際、気をつけておきたいことがあります。
タイミングについてです。
簡単そうに思えるお茶出しですが、タイミングによっては、大きな損失をもたらす場合があります。
たとえば、打ち合わせのため、お客さまが自社に訪問した際です。
まずお客さまに、お茶を出しますね。
しかし、訪問してすぐ打ち合わせに入り、白熱した雰囲気となる場合があります。
白熱した打ち合わせの最中に「お茶をお持ちしました」と言って割り込むと、話の邪魔になる場合があります。
お茶を出す人に悪気はないですが、タイミングによっては、話し合いの妨げになることもあると知っておくといいでしょう。
勢いに乗って進んでいた話が、一時中断されることがあります。
お茶を出す前に、話し合っている雰囲気を、よく確かめるようにしましょう。
もしすでに話が盛り上がっている様子なら、あえて「お茶をお持ちしました」という挨拶は控えます。
代わりに、軽くお辞儀をして、そっとお茶を差し出すといいでしょう。
代わりのお茶を差し出す場合、お金や契約の話などで大詰めに入っている状況なら、話し合いが落ち着くまでは控えましょう。
失礼ではなく、マナーの1つです。
もし、判断に迷う場合は、自社の先輩にアドバイスを求めてみましょう。
私は新人のころにしてしまった、恥ずかしい失敗を1つ紹介します。
お茶を出すときの順番の間違いです。
私は新人のころ、お茶を自社の人間から出してしまったことがあります。
何も気にせず近くにいる人からお茶を出してしまい、あとから先輩に叱られました。
「お茶を出すときには、まずお客さまから出すようにしなさい」
わざわざ遠くから足を運んで訪問してくださっているお客さまです。
まずお茶は、お客さまから出すことになります。
学生のころに、お客さまにお茶を出すという機会はなかなかありませんから、新人はまずこの失敗をよく犯します。
注意しましょう。
さて、ちょっと想像しましょう。
あなたが新人で、お客さまにお茶を出すことになりました。
お客さまは、3名です。
お茶出しは、まずお客さまから出しますね。
お客さまの中でも、より地位の高い方から出します。
ここまでは、大丈夫ですよね。
しかし、ちょっと待ってください。
新人のあなたは、そのお客さまとは初対面です。
名刺もまだ頂いていないし、地位もわかりません。
地位の高い人からお茶を出しますが、どう地位を確かめるのでしょうか。
私がいつもしている確認方法を、伝授します。
ポイントは「席次」です。
席次によって、地位を確認できるのです。
お客さまの中にも、上司と部下の関係があります。
当然、部下は上司に上座を譲り、上司は部下より良い席に座ります。
この当たり前の社会マナーを、逆に確認方法に活用するのです。
知らない人の地位を確かめるときに、席次の法則を知っていると困ることはありません。
上座に座っているお客さまから順に、地位が高いと見ていいでしょう。
入り口のドアから遠く、窓際に近い席に座っているお客さまが、おそらくいちばん地位が高いということになります。
しかし、あくまでも、これは簡易的な確認方法です。
もちろん必ずしもこのとおりではありません。
ある程度、初対面のお客さまの地位を読み取っていくことができる知恵です。
あなたの社会生活でも、ぜひ役立ててください。
日本のビジネスでは、海外のビジネスとは違い「和室」が数多く登場します。
お客さまとの打ち合わせが、座敷という場合があることでしょう。
また訪問した先輩の部屋が、和室ということもあります。
そんな和室で特に注意をしてほしいことは、座布団についてです。
うっかり座布団を踏んづけていませんか。
座布団の上に立つことはもちろんのこと、歩くのも要注意です。
これは、和式マナーのタブーとされています。
ご存じのとおり、座布団とは、座るときにお尻の下に敷く布団のことです。
座るための座布団です。
お尻に敷くものを踏んでしまう行為は、誰かのお尻を踏む状態と変わりありません。
つまり、座布団を踏むのは、お客さまを踏む行為と同じということです。
「それくらい気にしない」と思っても、見る人はきちんと見ています。
どんなにプライベートの席でも、座布団だけは踏んづけないように気をつけましょう。
社会人といえば、大きな声で挨拶が基本です。
朝の挨拶、電話対応、客先へ訪問した際など、大きな声で挨拶ができると、良い印象につながります。
しかし、大きな声で挨拶することがタブーとなる場合があるのです。
たとえば、病院へお見舞いです。
自社の社員が、大きな病気やけがなどのため入院することになり、お見舞いに行きます。
お得意先のお客さまが入院をして、お見舞いに行くこともあるでしょう。
病院の中には、ほかに入院している方々がいます。
昼間とはいえ、眠っている患者さんもいるでしょう。
そんな中、大きな声で挨拶をすると、ほかに入院している患者の迷惑になります。
いくら気持ちの良い大きな声で挨拶とはいえ、場所が場所です。
もちろん病院に限らず、葬式など、大きな声を出してはいけないシチュエーションがあります。
周りの状況を見ながら、大きな声を出してはいけない時と場所をきちんと確認しましょう。
小さな声で挨拶したほうが良い場合があるのです。
「ようこそ、お越しくださいました。ご案内いたします」
お客さまがいらっしゃったときに、会議室へと案内します。
案内する部屋が2階にある場合、私たちは「2階くらいなら階段を使ってしまおう」と思います。
慣れている自社の場合なら、そう思うほうが普通です。
しかし、お客さまを案内する場合には、たとえ2階でもエレベーター、あるいはエスカレーターを使うのがマナーです。
わざわざ遠くから足を運んでいただき、疲れていることですから、楽な移動手段が好ましいのです。
もし、お客さまのほうから「階段で上がりましょう」という提案があれば、そのときは階段を使っても大丈夫です。
しかし、基本的には、遠くからいらしているお客さまにはエレベーター、エスカレーターを使うようにしましょう。
「すみません」と「すいません」。
普段、あなたが口にしているのは、どちらでしょうか。
「すみません」のことを「すいません」と言う人が、社会人でさえも数多く見られます。
「すいません」は「すみません」の砕けた言葉です。
「本当にすまないと思っているのか」と感じます。
丁寧な言葉を、砕けて言ってしまい、真剣に謝る丁寧さが感じられないからです。
「すみません」を漢字で書くと「済みません」と書きます。
「大変申し訳ない。こんなことでは済みません(済まされない)」という意味です。
申し訳ない意を、表現したいのです。
しかし、丁寧にすまないことを表現するときに、砕けた言葉である「すいません」では矛盾しています。
丁寧な気持ちを、砕けた言葉で表現するのは、ふさわしくありません。
特にお客さまに対して、謝るときには「すいません」を使うのは良くありません。
「ごめんなさい」を「ごめん」と軽く言っていることと同じです。
砕けた言葉は短くて言いやすいですが、丁寧さが感じられません。
「ああ。この人は謝るのが面倒なんだな」と思われます。
そういうつもりで言っていなくても、そういうニュアンスが含まれています。
余計にお客さまを怒らせてしまう場合さえあります。
本当に謝る気持ちがあるなら「ごめん」ではなく「ごめんなさい」です。
「すいません」より「すみません」です。
謝罪の言葉を、削りたくても、削らないようにしましょう。
私が新人のころ、頭がいつも困っていたマナーの1つに「紹介の順番」がありました。
お得意先のお客さまが訪問したときです。
お客さまと上司との間に面識がない場合があります。
私は、お客さまと自分の上司のどちらから先に順番に紹介をするべきか、慣れないうちは困っていました。
お客さまは大切であり、しかし上司は目上である関係から、どちらから先に紹介をするべきか迷うところですね。
正しくは「自分の上司から紹介」です。
いくら上司が社長であったとしても、いちばん大切なのは、やはりお客さまです。
社長以上に優先するべきなのです。
敬意を表す相手として優先するのは、上司より、お客さまです。
紹介するときの順番も「お客さまに上司を紹介」が先になります。
次に「上司にお客さまを紹介」という順番になります。
間違えないように、このマナーはしっかり身につけておきましょう。
エレベーターについても、もちろんマナーがあります。
ただ乗り降りすればいいと考えがちなエレベーターも、実は「乗り降りの順番」があります。
まず次の鉄則を、頭にしっかり入れておきましょう。
「案内する人が先に乗り、あとから降りる」という順番です。
この基本1つさえ知っておけば、たいてい大恥をかくことはありません。
難しく考える必要はないのです。
では、ここで問題です。
あなたが来客に対して、エレベーターを使って案内します。
自分と来客、どちらが先に乗りますか。
簡単ですね。
「案内をする自分から先に乗る」が正解になります。
私は新人のころ、このマナーを逆に覚えてしまっていて、いつも大恥をかいていました。
お客さまが大切だという気持ちがあったため、エレベーターに先に乗っていただき、私はあとから乗っていたのです。
これではお客さまが案内する立場ですね。
知らないとはいえ、今、思い出しても赤面する失敗です。
エレベーターの中ではもちろんひそひそ話は慎み、携帯電話の使用も控えるようにしましょう。
エレベーターから降りるときには、先にお客さまから降りていただき、案内をする立場の人間があとから降ります。
万が一に備え「開」のボタンを押しながらドアを手で押さえる配慮があれば、満点です。
来客への案内の際、ドアの開け閉めにもきちんとマナーがあります。
ただし、ドアには「押して開けるドア」と「引いて開けるドア」の2種類ありますね。
ドアのマナーも2種類ありますので、次のポイントをしっかり押さえておきましょう。
まず「押して開けるドア」の場合です。
この場合、案内をするあなたがドアを押して開けて、先に入ります。
ドアが閉まらないように、手で押さえて、お客さまを中へと案内します。
ドアを閉めるときは、大きな音を立てないように、ゆっくり手で閉めます。
また逆に「引いて開けるドア」の場合はどうでしょうか。
案内をするあなたが、引いてドアを開けた後、ドアが閉まらないように手で押さえます。
お客さまに先に入室していただきます。
基本的なマナーではありますが、なかなかできていない人が多いのです。
うっかりしていると、間違えてしまう気持ちはわかります。
私が新人のころ、慣れないうちは、1人でよく練習していました。
頭で覚えているのと、体が覚えているのとでは、まったく違います。
誰もいないのに、練習でドアを開けたり閉めたりと、かなり危ない人になっていました。
本番で間違うくらいなら、誰もいないときに練習をしておくほうが無難です。
ドアのマナーは、2種類あるのでしっかり練習しておきましょう。
席次という言葉をご存じですか。
社会人なら、当然知っていることでしょうが、あらためておさらいしましょう。
座る場所には、目上の人が座るべき席があります。
それを「上座」といいます。
一般的には、入り口のドアからいちばん遠い席です。
ドアから最も離れている席は、特等席になるため、目上の人が座ることになります。
逆に、入り口のドアからいちばん近い席を「下座」といいます。
ドアの近くは、人の出入りで落ち着きがなく、また風の出入りもあり、居心地の悪い場所です。
場所の悪い席には、目下の人が座ることになります。
これが、基本的な上座と下座の位置づけです。
しかし、部屋の種類もいろいろあるように、こればかりではありません。
窓際や絵画を眺められる席も、上座となります。
また和室の場合には、床の間に近い席が上座となりますので注意しましょう。
一言で言ってしまえば「居心地の良い席が上座」「居心地の悪い席が下座」ということです。
目上の人には居心地の良い席に座っていただくことが、敬意を払うことになるのです。
私は昔、車の中でいちばんいい席は、眺めの良い助手席だと思っていました。
眺めの良い助手席は、180度が見渡せ、気分のいい席だからです。
しかし、これがとんだ勘違いなのです。
社会人になれば、仕事の関係でタクシーを使って移動することがあります。
そんなタクシーでいちばんの下座になるのは、実は眺めの良い助手席だったのです。
なぜ助手席が下座になるのかというと理由があります。
まず、助手席はタクシーの運転手に道を指示して案内を促す立場になります。
また運転手が間違った道を通っているときには「道が違うのでは?」と指摘してあげなければいけません。
それに加えて、面識のない人が隣に座るという居心地の悪さもあることでしょう。
そうした理由から、助手席は仕事が多く、落ち着くことができない下座となります。
しかし、車の席次は特に難しいです。
例外があるからです。
先ほど「助手席はいちばんの下座」とお話ししました。
しかし、ある条件の場合に限っては、逆に「いちばんの上座」となります。
その条件とは「運転席に面識のある人が座る場合」です。
たとえば、自社の部長が運転手を務める場合には、逆に助手席はいちばんの上座となります。
部長なら面識もあり、仕事上での話も弾むことから、助手席が特等席になります。
席の位置だけで上座と下座を決めるのは、早合点です。
車の場合に限っては、条件によって、上座と下座が逆転するので気をつけておきたいところです。
学生のころは、携帯電話の着信音は自分の好きな音楽に設定します。
自分の携帯電話ですから、好きに設定しても問題ありません。
しかし、社会人ともなれば、そうはいきません。
自分の携帯とはいえ、気を使う必要があります。
基本的に仕事中は、携帯の着信音はオフにして、バイブレーションモードにします。
着信音は、ほかの人に迷惑となるものです。
学生のころは許された着信音も、社会人では通用しません。
特に仕事の中でも、お客さまと話し合っている最中は、携帯電話の電源を「オフ」にしておくことをおすすめします。
やりすぎかと思われるかもしれませんが、ここまでケアができてこそ、本当の社会人です。
大事なお客さまと大切な商談をしているときに、着信音が鳴るのは大変失礼ですが、バイブレーションの音も気になるものです。
「ぶるぶる」というちょっとした音が、商談の妨げになることもあります。
「そのくらいいいじゃないか」と思うかもしれません。
しかし、お客さまの立場になって考えてみましょう。
大切な商談をしている最中に、バイブレーションの音があると、気がそれます。
商談中に携帯電話に出ることは、そちらのほうが優先であることを意味することになります。
大変お客さまに失礼です。
もうこの人と仕事を一緒にしたくないと思います。
オフにしている間にかかってきた電話やメールは、商談が終われば、携帯の電源を入れて、チェックすればいいのです。
たしかに面倒なのはわかります。
しかし、面倒と言っているうちは、まだ新人なのです。
長いお付き合いのあるお客さまのところへ訪問したときには、話が弾むものです。
もちろん長い付き合いだから、打ち解けた話になります。
特別な情報提供や裏情報などのやりとりもあることでしょう。
しかし、話が弾みすぎて私的な悩みや相談まで出てくるようになっては、今度は本来の仕事に支障をきたしてしまいます。
いくら仲良くなって話しているとはいえ、あまりに仕事からかけ離れた会話は、もはや仕事ではなく、サボりなのです。
話している時間にも時間は刻々とすぎ、給料は発生しています。
用件が済めば、タイミングよく退出したほうがいい。
仕事でお客さまのところへ出向いたのですから、用件が済んだら、あまり話が長くならないところで引き上げるのがマナーです。
「すみません。これから自社で仕事が残っていますので」
「ちょっとほかの仕事があるので」
上手に話を切り上げられるようになるのも、社会人としても技能の1つなのです。
客先へ訪問した際に、お茶を差し出されます。
そのときに、どのようなお礼を言っているでしょうか。
「すいません」「どうも」と軽くお礼を言っていませんか。
心当たりのある人は、要注意です。
それは、学生言葉です。
社会人になっても、この言葉を使う人が意外に多くて驚くことがあります。
「すみません」は、そもそも謝るときに使う言葉です。
お礼を言いたいのに「すみません」と謝るのは、おかしなコミュニケーションです。
「なぜ謝るの?」と、相手は困惑してしまいます。
「どうも」という言葉もいけません。
「どうも」という言葉は、略語です。
「どうもありがとうございます」を一言で「どうも」と略しているのは、本当にお礼を言っていることにはなりません。
「お礼が面倒なのだな」と思われてしまい、失礼になります。
丁寧な言葉で、失礼な言葉を言っています。
社会人なら、お礼はきちんと「ありがとうございます」と言えるようになりましょう。
ありふれた言葉ですが、素直な言葉がいちばんストレートに伝わるのです。
社会人になってから、最もしてはいけないタブーを2つ紹介します。
特に訪問と来客の際は、絶対にしてはいけません。
「遅刻」と「忘れ物」です。
どちらも基本的なことです。
大したことではありません。
これは小学生でもできることです。
しかし、こんな小学生でもできることを、社会人になってもする人がいます。
だから問題なのです。
私は社会人として仕事をしていると、遅刻や忘れ物をしている人が、多いことに驚きます。
大切な商談なのに、客先の訪問を遅刻して、大切な資料を持参し忘れましたということを現実でも目の当たりにしたことがあります。
社内なら、上司から叱られて済む話も、訪問や来客といったお客さまとの話し合いの際は、取り返しのつかないミスです。
「こういう方々とは一緒に仕事をしたくないな」と、お客さまに思われてしまい、即座に商談は打ち切りになります。
この2つだけは「絶対」が付くくらいにしてはいけないタブーです。
社外のみならず、社内でも、まず遅刻と忘れ物をなくしましょう。
客先では、礼儀正しく、謙虚になるのは言うまでもありません。
偉そうな態度を取らないように気をつけて、へりくだった姿勢を取ります。
なぜ大切なのかは、説明するまでもありませんね。
さて、本題はここからです。
へりくだった姿勢も、度が過ぎると問題になるというケースです。
たとえば、手土産を渡すときに「つまらないものですが」と言って渡す人がいます。
誰でも「つまらないものだったら渡さないでよ」と思います。
素直に「地元のお土産です。どうぞ皆さんで召し上がってください」と言えばいいのです。
またお客さまが自社に訪問した際に「汚いオフィスですみませんがどうぞ」と、へりくだって案内する人がいます。
気持ちはわかりますが、ちょっとへりくだりすぎです。
「汚いなら掃除しようよ。汚いところに案内しないでよ」と言いたくなります。
謙虚な姿勢は、たしかに大切です。
しかし、度が過ぎると、相手に不快感を与えてしまうので要注意です。
客先に訪問をする際には、必要な荷物を持参します。
説明に必要な資料やノートパソコンなど、お客さまとの商談に必要な物は、バッグに入れます。
しかし、その荷物の入ったバッグを、うっかりテーブルの上に置く人がいます。
新人がよく犯してしまうタブーです。
テーブルの上は、広くて置きやすいのはわかります。
しかし、テーブルは本来、荷物を置く場所ではありません。
人の手が触れたり、食事をしたりなど、清潔を大切にするところです。
そのテーブルの上に、汚れているバッグを置くのは、マナー違反なのです。
荷物は、隣の椅子の上に置くか、あるいは、椅子の足元に置くといいでしょう。
場合によっては、膝の上でもかまいません。
いちばん置きたくなるテーブルの上だけは、いちばん置いてはいけないのです。
あなたが友人の家に遊びに行ったときの、印象を思い出しましょう。
部屋の中には本があったり、ポスターが貼ってあったり、壁紙の色など、さまざまな物があることでしょう。
しかし、印象に残っていないのではないでしょうか。
残っている印象は「きれいな部屋」か「汚い部屋」のどちらかのはずです。
時間の経過とともに記憶は薄れ、最後に残るのは「清潔感」という印象だけになります。
人間にとって「清潔感」は、深く印象に残るということです。
これは生活や恋愛のみならず、仕事でも同じです。
会社の印象は、まず清潔感から始まります。
来客の予定が入っている場合には、前もって社内の掃除をしておきましょう。
お客さまが社内を見て感じたことは、会社のイメージにつながります。
商談をする際にも、この清潔感あふれる社内の雰囲気が決め手になる場合が多いのです。
清潔感のある人がモテるように、清潔感のある社内は、お客さまからの仕事が舞い込んできます。
清潔感があれば、イメージが良くなるからです。
恋愛では清潔感のある人と付き合いたいように、仕事でも清潔感のあふれる企業と契約を結びたいと思います。
人として自然な心理なのです。
急な来客の際は、掃除をする余裕がないときもあることでしょう。
せめて、自分のデスクだけでも整理整頓をしておきたいところです。
清潔感は、深く残る印象なのです。