人間は、光が大好きです。
明るいものが大好きです。
人に好かれたいと思ったら、まず明るさを心がけることです。
この世に、完璧な人は1人もいません。
どんな人でも、うっかり記憶を思い出せないことがあります。
猿だって木から落ちることはありますし、弘法も間違った字を書くことはあります。
あなたが謝るときといえば、どのようなときですか。
一般的に考えると、やはり「相手に迷惑をかけてしまったとき」ですね。
自分が悪いですから、謝って当然です。
「ありがとうございます」と感謝するときに、目を見ないで口にする人がいます。
それでは、相手にきちんと気持ちが伝わりません。
心が通っていない言葉になっています。
「あと30分しかない!」
友人と一緒にいるとき、あと30分でお別れしないといけない時間が迫ってきました。
仲のいい友人と一緒にいると、時間があっという間に過ぎていきます。
人間関係は、鏡です。
相手の態度は、実はあなたの態度を反射させて映し出しているにすぎません。
あなたの態度に反応して、相手も同じように反応しています。
議論が好きな人がいます。
特に、自分の知識に自信を持っている知識人です。
高学歴の政治家・教育者・文化人には、議論好きの人が目立ちます。
私の職場に、頼み癖のある人がいます。
初めは「助けて」と言われるのは頼りにされている感じがして嬉しいです。
期待に応えたい気持ちがあり、助けます。
あらゆるストレスを軽くさせる考え方があります。
「まあいいじゃないか。だから面白い」という考え方です。
レストランでは、注文した料理とは違う食事が出てくることがあります。
あなたは、通りを歩いていたとき、人とぶつかったことはありますか。
これにノーと答える人はいないでしょう。
ぼうっとしながら通りを歩いているときは、人とぶつかりやすくなります。
人との出会いを、すべて宝石だと思いましょう。
宝石は美しく輝いています。
実は、人間もみんな、美しく輝いています。
結婚式で、祝う気持ちを表すために贈る金品といえば「ご祝儀」です。
結婚式に出席するときには、ご祝儀をいくらにしようかなと迷うことはありませんか。
たいてい相場は決まってはいるものの、わずかな金額の差に迷うことがあります。
人間が幸せを感じるのは、人間関係からです。
人間関係なくして、幸せはありません。
人からたくさんの笑顔を受け取って、幸せになります。
お金持ちでも、心のむなしい人がいます。
お金を自分のためだけに使う人です。
もちろん最低限の衣食住を買いそろえるためには、お金がかかります。
最近、あなたは誰かとけんかをしましたか。
けんかの原因は何でしたか。
原因と言ってもさまざまですが、1つ挙げると「意見がぶつかったとき」です。
「セルバンテス」という作家をご存じですか。
名作『ドン・キホーテ』を書いた作家と言えば、思い出す人も多いのではないでしょうか。
私がお話ししたいのは『ドン・キホーテ』の物語ではありません。
友人と会う約束があり、約束の場所に向かっている途中、友人から電話がかかってきます。
「ごめん。急に用事ができた」
急なキャンセルは、誰でも不機嫌になります。
人間関係の悩みは、誰にもあります。
そのストレスは、ためないことが大切です。
人間には、限界があります。
人間は、あるとき、腹が立つことがあります。
人間関係では、よくあることです。
一時的な怒りのせいで、人に冷たく当たってしまうことがあります。
人が優しくなるためには、人から冷たくされた経験が必要です。
人に優しくできる人は、かつて人に冷たくされた経験を持っています。
たくさん冷たくされた経験がある人は、それだけ優しくなれます。
人とトラブルがあったときに、言い訳をしていませんか。
「電車が遅れた」
「急用ができた」
「おはようございます」
「こんにちは」
「こんばんは」
一緒に仕事をしている同僚とは、一緒にいる時間も長く、お互いのことをよく知っていると思っています。
同じ職場で、同じ時間に、同じ仕事をする同僚が見せる表情や態度は、いつも同じです。
毎日会っているし、一緒に過ごしている時間も長いため、相手のことをよく知っていると思います。
狭い道を通っているときに、対向車がやってきました。
狭い道なので、脇に寄ることはできません。
どちらか一方が引き下がるしか、道を空ける手段はありません。
人間関係では、触れてはいけない「禁断の話題」があります。
何が禁断の話題になるのかは、人それぞれです。
まずわかりやすい例を挙げれば「太っている話題」です。
学校のクラスには「人気者」と言われる人が1人はいます。
そういう人の周りには、いつもたくさんの人が集まります。
面白い人に人が群がるのは、どこでも共通です。
あなたの身近にいる友人は、友人でありながら、実は家庭教師です。
友人とはいえ、いらいらすることもあるでしょう。
そういうときは、自分の人間性を高めるチャンスだと思ってください。
節約に「成功する人」と「失敗する人」がいます。
その違いは、節約できたかどうかの結果ではありません。
節約をして、以前より幸せになれたか、失ったかです。
人間には、共通のアレルギーを持つ言葉があります。
「違う」と「間違っている」という言葉です。
この2つは、発言を完全に否定する言葉です。
人と会えば、別れます。
出会ったときには、挨拶が基本です。
気持ちよく出会いの挨拶を交わすことで、気持ちよく会話ができることでしょう。
人間は、光が大好きです。
明るいものが大好きです。
人に好かれたいと思ったら、まず明るさを心がけることです。
当たり前のことですが、これがいちばん大切です。
明るいことがあって笑うのではなく、笑うから明るいことがやってきます。
性格を変えるのは難しいですが、にこにこするくらいなら、簡単にできるはずです。
とにかくいつもにこにこしていれば、その明るさに引かれて、人が集まってきます。
にこにこしていれば、つまらないことも楽しく思えてきます。
最初は、顔が引きつることもあるでしょう。
小さな笑顔からで結構です。
慣れない愛想笑いを浮かべてしまうかもしれませんが、板に付けば簡単です。
いつでもにこにこしている笑顔の達人になることが、対人関係をスムーズにするいちばん単純な方法なのです。
この世に、完璧な人は1人もいません。
どんな人でも、うっかり記憶を思い出せないことがあります。
猿だって木から落ちることはありますし、弘法も間違った字を書くことはあります。
間違えないようにと完璧を求めていると、3人が疲れます。
「自分」と「相手」と「周りにいる人」です。
自分に対しても、絶対に間違えないようにしようと心がけると緊張しますし、余裕もなくなります。
相手に対しても完璧を求め始めると、ささいな相手のミスさえも急にいらいらしてしまいます。
いらいらしているあなたを見ている周りの人も、不快な気分にさせてしまいます。
完璧を求めると、自分だけでなく、そのほかの人たちまでもたくさんのいらいらを撒き散らしてしまいます。
完璧を求めるのではありません。
大切なことは「誰でも間違えることはある」と、おおらかに構えることです。
間違えてもいい。
人間は、そういうふうにできています。
子どもだけでなく、大人もそうです。
どんな人でも、間違えることはあります。
うっかりとした行動があるから、人間です。
そう思うだけで、感じるストレスは小さくなりませんか。
そういう、大きな心の余裕は大切です。
人間関係では、余裕のある人がうまくいきます。
いらいらしたら、いけないのです。
あなたが謝るときといえば、どのようなときですか。
一般的に考えると、やはり「相手に迷惑をかけてしまったとき」ですね。
自分が悪いですから、謝って当然です。
子どもも大人もすべての人に共通です。
もはや、謝るのは人として当たり前です。
迷惑を受けた側も、謝ってくることを期待しているはずです。
それができないと、人間関係では苦労をします。
もちろんすべての人付き合いで共通です。
しかし、です。
人付き合いの達人は、謝るシチュエーションが一味違います。
迷惑をかけたときだけでなく、迷惑を受けたときにも謝ります。
なぜでしょうか。
迷惑を受けたとはいえ、自分も未然に防ぐことができる予防措置を取ることができたはずだと反省するからです。
自分にも気をつけるべき反省点が、1つや2つは必ずあるはずです。
たとえ迷惑を受けた側だとしても、謝るべき反省点を見つけることができることでしょう。
「私のほうこそ、もっとしっかりしておけば良かった。こちらこそ申し訳ない」
本来、謝られる人が謝ってくると、驚きます。
本当は自分が謝るべきところを、相手から謝ってくると「何て礼儀のいい人なのだろう」と感心し、好印象になります。
過ちを犯してしまった側は反省しているため、自己評価が低い状態です。
その評価が低い状態のときに、相手が逆に謝ってきます。
迷惑を受け、精神的にいらいらしていて当たり前の状況で、冷静に落ち着いて、心の余裕まで見える人はまぶしく輝いて見えます。
より落ち着いて見えます。
悪い人が謝るのは当然ですが、悪くない人が謝るととても印象が良くなります。
あなたに1つ提案があります。
「ごめんね」だけでなく「こちらこそ、ごめんね」という一言も口癖にしておきましょう。
この気持ちのいい一言は、相手に感動させるに違いありません。
これこそ、人付き合いの達人が心がけている大切な習慣なのです。
「ありがとうございます」と感謝するときに、目を見ないで口にする人がいます。
それでは、相手にきちんと気持ちが伝わりません。
心が通っていない言葉になっています。
心のこもっていない感謝は、相手の耳に入っても感動がありません。
感動のある言葉を伝えるためには「目を見ること」がポイントです。
「アイ・コンタクト」という言葉があります。
目で会話する意味です。
こういう言葉ができるほど、目には語る力があります。
「そんなこと当たり前だ」
そう思っているあなたは、この当たり前の習慣がきちんとできていますか。
ありがとうございますというときに、きちんと相手の目を見て言いましょう。
すると、なぜか心にじんとくるものがあります。
感謝の気持ちが相手に伝わるからです。
相手の目を見ないと、言葉の真実味が薄れます。
せっかく感謝の言葉を口にするタイミングがあるのです。
素晴らしい感謝の言葉は、目を見て言えば、もっと感動が伝わります。
「あと30分しかない!」
友人と一緒にいるとき、あと30分でお別れしないといけない時間が迫ってきました。
仲のいい友人と一緒にいると、時間があっという間に過ぎていきます。
お別れするのは惜しいですが、仕方ありません。
しかし「まだ30分ある」と考えればいい。
30分あれば、まだまだできることはたくさんあります。
近くの喫茶店に入って、1杯のコーヒーを味わう時間もあるでしょう。
デパートをぶらぶら散策する時間もあります。
レストランでは時間がかかりますが、せめてファストフード店なら、夕食をさっと済ませることもできるはずです。
残り時間の少なさを「興奮」に変えましょう。
残り少ない時間だからこそ、より濃い時間を過ごすことができることでしょう。
タイムプレッシャーがあるおかげで刺激的になり、その短い時間でも記憶にも残りやすくなります。
まだ30分あります。
時間が迫っているときこそ、プラス思考になりましょう。
人間関係は、鏡です。
相手の態度は、実はあなたの態度を反射させて映し出しているにすぎません。
あなたの態度に反応して、相手も同じように反応しています。
あなたの態度を見た相手が、鏡のように反射させています。
たとえば「お前なんて嫌いだ」と言えば、相手も「こっちこそ、お前なんて嫌いだ」と言い返してきます。
あなたの言葉遣いが悪ければ拒否反応を示し、相手も言葉遣いが悪くなります。
マイナスの感情は、見事に相手に伝わります。
あなたの態度を見た相手は、オウム返しのようにそっくりそのまま返してきます。
逆に、にこにこしながら「今日はいい天気ですね」と言えば、相手も「そうですね。いい天気ですね」とにこにこして返してきます。
言葉遣いが丁寧になれば、相手の言葉遣いも丁寧になります。
あなたの明るい感情が見事に相手に伝わり、返してきます。
あなたはあなたで、他人は他人です。
しかし、深い根の部分ではつながっています。
あなたが他人の態度を変えさせようとするのは、難しいことのように思えます。
実は簡単です。
相手がしてほしい態度を、あなたが先に取ればいい。
優しくしてもらいたいときには、あなたが優しい態度を取ればいい。
愛のある態度をとってもらいたいときには、あなたから先に愛を表現していきましょう。
感謝されたいときには、先に感謝をしましょう。
愛する人が愛され、感謝する人が感謝され、助ける人が助けられます。
すべての人間関係は、鏡なのです。
議論が好きな人がいます。
特に、自分の知識に自信を持っている知識人です。
高学歴の政治家・教育者・文化人には、議論好きの人が目立ちます。
自分の意見が正しいと信じているので、自分に反する意見があると、議論をします。
もちろん議論が必要になるときもあります。
たとえば、大切な決定を話し合う場面です。
生活に影響する話し合いでは、お互いの考えをはっきり話して、話を深掘りさせなければなりません。
誰にでも、信じる信条や考え方はあって当然です。
しかし、自分の考えを一方的に押し付ける議論になると、話は変わります。
相手の話を聞かず、自分の主張だけを押し通そうとすると、摩擦が発生します。
相手の話をきちんと聞いていないため、話が噛み合わず、支離滅裂になります。
険悪な空気が流れ始め、ついには言い争いが始まります。
人には、それぞれの考え方があります。
すべての人は十人十色ですから、意見を押し通そうとすると対立になります。
一方的に押し付ける議論は、やめませんか。
大切なことは、尊重です。
自分の考えを反する意見があっても、相手の考えを尊重して、きちんと最後まで話を聞きます。
尊重があれば、考え方の違いを吸収できます。
相手の話を理解して返事をすれば、噛み合った議論ができるでしょう。
どんどん議論が深くなり、核心に迫ることができるはずです。
どんな意見も、まず尊重しましょう。
相手を尊重しながら話し合えば、さまざまな考え方を受け入れられます。
そのとき、本当に有益な議論ができるのです。
私の職場に、頼み癖のある人がいます。
初めは「助けて」と言われるのは頼りにされている感じがして嬉しいです。
期待に応えたい気持ちがあり、助けます。
しかし、その人は一度や二度も助けを求めてきます。
驚くべき事実を知ってしまいます。
できないから助けを求めるのかと思っていると、実は自分が仕事をするのが面倒だから、助けを求めていました。
頑張れば自分でできることを、自分でするのが面倒だという理由から助けを求めていました。
他人に助けを求めるのは、3つの限界を感じたときです。
自分一人の力では、限界を感じる瞬間があるのはたしかです。
時間・能力・精神力など、限界があります。
限界を超える仕事はできませんから、助けを求めるのは当然です。
特に職場では締め切りがありますし、仕事の品質を下げるわけにはいきません。
必要である協力は、求めてもいいことです。
したほうがいい。
しかし、自分一人で十分に対応できるにもかかわらず、むやみに助けを求めるのは良くありません。
他の人の時間や体力も有限ですから、自分が楽をしたいからと、他人に手間をかけるのは迷惑千万です。
それこそ、人間関係にひびを入れかねません。
対人関係で摩擦を少なくさせるためにも、相手にできるだけ迷惑をかけないことです。
「自分でできることは、できるかぎり自分でする」
この当たり前の習慣を、いま一度見直しましょう。
あらゆるストレスを軽くさせる考え方があります。
「まあいいじゃないか。だから面白い」という考え方です。
レストランでは、注文した料理とは違う食事が出てくることがあります。
単純なる店員のミスです。
店員と言っても人間ですから、聞き間違いや誤解をすることがあります。
「注文した料理と違うだろ!」
いらいらして怒鳴りたくなっても、我慢です。
店員に八つ当たりするのは良くありません。
レストランにはほかのお客さんもいますから、大声で怒鳴るのも良くありません。
「まあいいじゃないか。だから面白くなる」と、受け入れましょう。
すると、店員のミスも許せます。
相手の犯したうっかりミスを、意外で驚きのイベントとして受け入れられます。
「サプライズ」は、思ってもみないことが起こるからこそ面白いです。
お互いに人間ですから、ささいなミスは非難するのではなく、受け止めましょう。
サプライズという楽しみとして考えればいいのです。
あなたは、通りを歩いていたとき、人とぶつかったことはありますか。
これにノーと答える人はいないでしょう。
ぼうっとしながら通りを歩いているときは、人とぶつかりやすくなります。
たとえ、気をつけていたとしても、特に狭い道では人とぶつかることはあります。
ぶつかったときに、いらいらして「こら!」と怒鳴るのでは、摩擦が生じます。
相手が「ごめんなさい」と謝ってくれば、ことは丸く収まります。
しかし、相手も「そっちこそどこ見て歩いているんだ」と言い返してくれば、けんかの始まりです。
もちろん良くありません。
どうすればいいのでしょうか。
ぶつかって、最初にすることは2つあります。
人とぶつかったら、まずは「ごめんなさい」と謝ります。
ぶつかったのは、お互いに悪いです。
相手に迷惑をかけてしまいましたから、とにもかくにも謝ることが先決です。
続けて「大丈夫ですか」と、気遣い話しかけることです。
もしけがをしていれば、大変です。
「謝罪」と「気遣い」がポイントです。
これができる人は、人とぶつかってもすぐ仲直りができます。
けんかをしない処世術です。
対人関係がスムーズな人は、すぐ仲直りができる人です。
これができる人が、本当にかっこいいといわれる人なのです。
人との出会いを、すべて宝石だと思いましょう。
宝石は美しく輝いています。
実は、人間もみんな、美しく輝いています。
DNAにより細胞分裂し、心臓は自然に動き、爪や髪の毛は意識しなくても勝手に伸びていきます。
なんという神秘でしょうか。
体中の37兆個もある全細胞が、生きるために総動員し、必死に動いています。
人によって人間関係に悩んだり、恋に悩んだり、将来に悩んだり、お金に悩んだりすることもあるでしょう。
それでもめげずに生きようとします。
どんなに悩んでいても、腹が減ります。
一生懸命に生きようとしている輝きがあるからです。
もちろん人によって輝き方こそ違います。
たしかなことは「生きていることは輝いている」ということです。
それだけで素晴らしい。
輝いています。
「人はつまらない、面白くない」という前提で考えているから、苦手意識が働きます。
「人は美しい、輝いている」という前提で考えると、無性に人と会いたくなります。
あなたは宝石に囲まれて、恵まれた状況です。
人と会って感動するのは、そのためです。
ダイヤモンドにときめくように、人に会うのがわくわくするのです。
結婚式で、祝う気持ちを表すために贈る金品といえば「ご祝儀」です。
結婚式に出席するときには、ご祝儀をいくらにしようかなと迷うことはありませんか。
たいてい相場は決まってはいるものの、わずかな金額の差に迷うことがあります。
「少なめにするか、多めにするか」
少ないほうを選んだら、相手にけちだと思われます。
そういう印象は、強くて長く残り続けます。
そんなところで人間関係にひびを入れることほど、愚かなことはありません。
答えは最初から決まっています。
迷ったときには、高いほうを選びましょう。
「厳しい経済状況なのに、思いきってくれたな」という思いは、必ず相手に伝わります。
金額の量は、祝おうという気持ちの表れです。
たくさん払ってくれた分だけ、幸せになってもらいたい気持ちが伝わり、人間関係の運が良くなります。
余分に払った分は、人間関係に投資していると考えればいいのです。
人間が幸せを感じるのは、人間関係からです。
人間関係なくして、幸せはありません。
人からたくさんの笑顔を受け取って、幸せになります。
では、人間関係に投資するためにはどうすればいいのでしょうか。
プレゼントが効果的です。
相手の誕生日には、必ずプレゼントをしましょう。
プレゼントはとても面倒です。
買うのに手間がかかり、お金もかかります。
だからこそいい。
面倒くさくてお金もかかりますが、わざわざ贈ってもらえるから熱い気持ちが伝わりやすいです。
プレゼントは、想像以上に嬉しいものです。
それが人間関係に投資するということです。
プレゼントができない人は、お金持ちになっても意味がありません。
人間関係に投資をしないと幸せが得られないからです。
幸せになる人は、お金を稼いだら人間関係に投資をします。
人間関係こそ、幸せの要だからです。
両親の誕生日、友人の誕生日などです。
プレゼントをすることで相手に喜んでもらい、あなたは笑顔を受け取ります。
それが「お金を幸せに替える」ということです。
素晴らしい人間関係に投資しています。
私たちは何のために働いてお金を稼いでいるのかというと、プレゼントを買うお金のために働いて稼いでいます。
プレゼントを贈って、友人に笑顔になってもらうために、仕事をしてお金を稼ぎます。
それがお金を稼ぐ目的なのです。
お金持ちでも、心のむなしい人がいます。
お金を自分のためだけに使う人です。
もちろん最低限の衣食住を買いそろえるためには、お金がかかります。
やりたいことをやるためにも、お金は必要です。
しかし、お金を自分のためだけに使う人は、幸せになれません。
いくら自分の夢を実現できても、応援してくれる人や喜びをわかち合える人がいないと、深い喜びは感じられません。
お金がいちばん喜ぶ使い方は、人を喜ばせる使い方です。
誰かを喜ばせるためにお金を使うのが、いちばんいい。
お金も、ただの道具ではありません。
心のかよった使い方をされたいと思っています。
たとえば、最近あなたは友人にプレゼントを贈ったことがありますか。
プレゼントを贈るなんてお金がもったいないと思うのではありません。
高価なプレゼントを贈る必要はありません。
相手が心から喜ぶようなプレゼントなら、何でもいい。
プレゼントを贈って、友人に大喜びしてもらうために、お金を使います。
最近あなたは、友人に食事をおごったことはありますか。
おごるほど裕福ではないとはいえ、ぜひ友人に食事をおごってください。
友人から喜ばれ、以前より人間関係が良くなります。
私はサイトの読者に喜んでもらうためにお金を使っています。
たくさん本を読んだり、経験を積んだりするためにお金を使っています。
もちろん自分が楽しむのが最初なので、それで終わりにしないようにしています。
最終的には、必ずほかの人にも喜んでもらうように心がけています。
その手段が、私にとって「執筆」です。
自分の得た知識や知恵を元に、無償で幸せになる知恵を世界中に広めています。
みんなに喜ばれたいし、そういうふうに生きたいからです。
私は自分のやりたいことをやっているときも幸せですが、いちばん幸せを感じる瞬間は別の瞬間です。
やはり読者から「ためになります。ありがとうございます」というお便りをいただいたときが、いちばん嬉しいです。
その瞬間のために生きているし、お金を使っています。
お風呂上がりのビールを飲むような幸せを感じるのです。
最近、あなたは誰かとけんかをしましたか。
けんかの原因は何でしたか。
原因と言ってもさまざまですが、1つ挙げると「意見がぶつかったとき」です。
「あなたは間違っている」
「いいえ、あなたこそ間違っている」
お互い、相手が悪いと言い争います。
しかし、相手が悪いのではありません。
あなたの理解不足が原因です。
「十人十色」という言葉を、まだ本当に理解していない証拠です。
人はそれぞれですから、考え方も千差万別です。
相手の考え方がおかしいからとはいえ非難するのは、十人十色をまだわかっていないという理解不足です。
けんかをしているうちは「まだまだ理解が足りませんよ」という神様からのおとがめです。
意見がぶつかったときには、ぐっとこらえて「なるほど。そういう意見もあるね」と受け入れればいい。
その瞬間、あなたの心の器が一回り大きくなります。
異質と思える意見をはじいているうちは、心の器は大きくなりません。
吸収するときに心の器は大きくなるのです。
「セルバンテス」という作家をご存じですか。
名作『ドン・キホーテ』を書いた作家と言えば、思い出す人も多いのではないでしょうか。
私がお話ししたいのは『ドン・キホーテ』の物語ではありません。
セルバンテスの人生物語です。
セルバンテスは、歴史上でも大きな波のある人生を送った人です。
私は彼の波のある人生を知ったとき、あまりの変容ぶりに驚きました。
しかし、すべて実話です。
彼の生きたあらすじをご紹介します。
1547年、セルバンテスはスペインで生まれました。
スペインの都心部近くに住んでいたため、いい場所でしたが、セルバンテスの父はしがない外科医だったため、とても貧乏でした。
父が医者なのに、貧乏なのも珍しいです。
家が大変貧しかったため、学校教育はほとんど受けていません。
基本的な読み書きくらいしかできず、苦労が多かったといいます。
1569年には故郷のスペインを離れ、イタリアへ向かい、枢機卿の家来になります。
1570年から戦争があったので、やむなく兵隊として戦いに行くことになりましたが、ここで悲劇は訪れます。
1571年のレパントの海戦で、左手を失ってしまいます。
戦う兵士にとって、手の損失は重大です。
1575年にようやく戦争が終わって、帰国しようとしますが、さらなる悲劇が襲います。
帰国途中で海賊に襲われ、捕虜になってしまいます。
その結果、アルジェリアで奴隷生活を送ることになります。
まだまだ悲劇は続きます。
1580年には身請けされたため、5年間ほどの奴隷生活が終わり、ようやく故郷スペインに帰国できました。
1584年には、18歳も年下の女性と結婚します。
すぐ、小説『ラ・ガラテア』という処女作を出版します。
その後もいくつかの作品を書きましたが、文筆を捨てて、海軍の雑務や税金の取り立ての仕事をします。
ところが仕事の会計で大きな失敗をしてしまったため、監獄に入れられます。
悲劇が終わって、まだ悲劇です。
こんな悲劇の多い人生でも生きていけるのですね。
そんな投獄中に書き始めたのが『ドン・キホーテ』です。
悲劇が多い人生だったから、楽観的な文学ができたのかもしれません。
この作品が世間に大きく受け入れられ、ようやく生活は豊かになります。
あなたの人生はいかがですか。
セルバンテスの変化の激しい人生に比べれば、私たちの人生は平穏そのものです。
電車がくるのが遅れたことや遅刻していらいらしたことなど、かわいらしいことです。
どれも茶番劇です。
セルバンテスの人生に比べれば、大したことはないのです。
友人と会う約束があり、約束の場所に向かっている途中、友人から電話がかかってきます。
「ごめん。急に用事ができた」
急なキャンセルは、誰でも不機嫌になります。
せっかく早起きをして、髪を整え、服を着て、準備が終わった後のキャンセルは、かなりつらいものがあります。
ばっちりだった準備が、すべて台無しです。
こんなときに「大丈夫。気にしないで」と言えるかどうかです。
突然のキャンセルを、笑顔で受け入れましょう。
友人は、悪気があって急なキャンセルをしたわけではありません。
どうしても外せない急用ができたのでしょう。
叱られることを覚悟して、どきどきしながら友人は連絡しています。
そんなとき「大丈夫。気にしないで」と言われると驚きます。
不機嫌になって当然のところで、快く受け入れることで、あなたの印象が良くなります。
そのとき、あなたの人間運は向上します。
快くあっさり許してくれたあなたに対して、友人は感動することでしょう。
実は、あなたにとってもチャンスです。
突然のキャンセルが入ったことで、思わぬ時間ができました。
その時間に、いつもはできないようなことをすればいい。
たとえば、1人で映画を見てはいかがでしょうか。
友人と一緒に見る映画もいいですが、1人きりで見る映画も、また違った味わいがあります。
読書をする時間に充ててもいいでしょう。
時間がたっぷりできたので、存分に読書を満喫できるはずです。
神様が時間をプレゼントしてくれたと思えばいいのです。
人間関係の悩みは、誰にもあります。
そのストレスは、ためないことが大切です。
人間には、限界があります。
ため込むと、いつか限界を超え、爆発してしまいます。
では、ため込まないためには、どうすればいいのでしょうか。
寝る前、お風呂に入ればいい。
お風呂が何のためにあるのかというと、汗を洗い流すためだけではありません。
今日あった嫌な出来事を、一緒に洗い流すためです。
お風呂に入ると、副交感神経が優位になり、心身ともにリラックスできます。
しっかり汗が流れるとき、汗と一緒にその日のいやな出来事も一緒に流れ出てくれます。
ときどき汗を流すためにお風呂ではなく、手軽なシャワーに頼っている人がいます。
忙しいときに、たまにシャワーならまだわかります。
しかし、シャワーばかりの毎日は良くありません。
シャワーでは、流せるのは汗だけで、ストレスまで洗い流せていないからです。
お風呂に入らないと、その日のストレスが翌日に持ち越されます。
疲れもストレスも次の日まで持ち越すことを「ため込む」といいます。
シャワーの生活になっている人は、知らず知らずのうちにストレスがたまっています。
お風呂に入っていれば、ストレスはきれいに流れ落ち、リセットされます。
その日のストレスは、その日のうちにきれいさっぱり洗い流しましょう。
1日の終わりには、お風呂に入ることをおすすめします。
いやなことがあったときほど、シャワーではなく、お風呂です。
お風呂に入ってしっかり汗を流せば、どんないやなことも忘れられます。
お風呂に入る習慣があるかぎり、あなたは何度でも立ち直れるのです。
人間は、あるとき、腹が立つことがあります。
人間関係では、よくあることです。
一時的な怒りのせいで、人に冷たく当たってしまうことがあります。
そのときには、気分がいらいらして、思わぬ発言や行動をしてしまいます。
しかし、しばらく経って気分が落ち着くと、自分のしでかしたことが急に恥ずかしくなります。
いらいらしているときは、自制心を失っている状態です。
そんな自分では、自分らしからぬとんでもない発言や冷たい態度を取ってしまっています。
「ちょっと言いすぎた。冷たく接しすぎた。ああ、恥ずかしい……」
後になり、自分の行為に赤面します。
人間ですから、誰にもそういうこともあります。
大切なことは、その後です。
過ちを犯して赤面したら、必ず反省することです。
謝って、関係を修復させましょう。
同じようなことが二度と起こらないように、自分に誓います。
今後同じシチュエーションがあっても、自分を抑えることができるようになります。
以前にも同じことがあったので、脳が慣れて、感情や気分を抑制しやすくなります。
この繰り返しです。
失態を犯して過ちに気づき、反省することで人間は成長します。
誰にも過ちはありますから、初めから過ちを避ける必要はありません。
大切なのは、反省です。
これがあれば、過ちがあっても立ち直り、成長ができるのです。
人が優しくなるためには、人から冷たくされた経験が必要です。
人に優しくできる人は、かつて人に冷たくされた経験を持っています。
たくさん冷たくされた経験がある人は、それだけ優しくなれます。
なぜ、人に冷たくされた人は、優しくなるのでしょうか。
それは、自分と同じようなつらい経験を相手にさせたくないからです。
冷たくて寂しい気持ちを味わったので、そんな気分にはさせないよう、人に優しく接することができるようになります。
人に冷たくされた経験は、あなたが優しくなるために必要な条件です。
決して、無駄ではありません。
冷たい経験をしたら、自分はそういう行為をしないように、反面教師として生かせばいいのです。
人とトラブルがあったときに、言い訳をしていませんか。
「電車が遅れた」
「急用ができた」
「体調が悪かった」
どれも、本人に非はない事情です。
仕方ない事情があったのでしょう。
スムーズな人間関係を心がけようとしても、仕方ない事情は、いつかどこかで発生します。
「自分は悪くない」と正当性を主張したいところですが、待ってください。
言い訳をしてもいいですが、守っておきたいマナーがあります。
まず謝ってから、言い訳をすることです。
相手に迷惑をかけた事実は間違いありません。
相手は腹を立てているかもしれませんし、がっかりしているかもしれません。
どんなときも、最初は「ごめんなさい」と謝ることが大切です。
いらいらしている相手は、あなたが謝るとほっと胸をなで下ろし、話を聞く余裕が生まれます。
仕方ない事情をくみ取って、許してくれることでしょう。
謝ることで、いらいらして余裕のなかった心に余裕が生まれるのです。
「おはようございます」
「こんにちは」
「こんばんは」
人と会うときには、挨拶です。
友人だけでなく、親や先生にも初対面の人にもかける言葉です。
何気ない当たり前の言葉ですね。
しかし、当たり前の言葉だけに、この言葉が抜けていると調子が狂ってしまいます。
挨拶もできないような人なのかと思われて、人間性を疑われても仕方ありません。
また、挨拶ができないような不安でも抱えているのかと心配になり、接しづらくなります。
大事な挨拶が抜けると、急に雰囲気が悪くなります。
当たり前の挨拶を、当たり前にすることです。
もちろん時には、気の利いた話や面白い話も大切です。
しかし、それ以上に大切なのは「当たり前の挨拶」です。
当たり前の挨拶を、当たり前にするのです。
一緒に仕事をしている同僚とは、一緒にいる時間も長く、お互いのことをよく知っていると思っています。
同じ職場で、同じ時間に、同じ仕事をする同僚が見せる表情や態度は、いつも同じです。
毎日会っているし、一緒に過ごしている時間も長いため、相手のことをよく知っていると思います。
しかし、そう思うのは早合点です。
知らないことはたくさんあります。
そのくらいのことで人を判断されては、判断された側もたまりません。
ある会社で、社員旅行がありました。
すると、それまで何気ない社員同士の結束が急に強くなりました。
社員旅行をすることで、お互いの意外な一面を知ることができたからです。
普段の会社では見せないような発言や行動が、その人の深い部分です。
社員旅行を楽しむことで共通の思い出ができ、関係はより深くなりました。
いくら一緒に過ごした時間が長くても、知らないことはまだあると思うことです。
毎日顔を合わせる職場でも、表面しか見せない人間関係である場合が多いです。
しかし、一度でも社員旅行を経験すると、普段は見せない社員同士の顔や態度を知ることができ、相手を深く知ることになります。
たった一度の社員旅行でも、その効果は大きいです。
短い時間にもかかわらず、関係が深くなります。
家族関係でも同じです。
毎日顔を見合わせる親と子は、お互いがよく知っているようで、実はまだ知らないことがたくさんあります。
一度でも家族旅行をすればいい。
両親の焦っている表情や子どもの不安そうな態度が、垣間見えることでしょう。
お互いの意外な一面を知ることで、より深く相手を知ることができます。
もちろん共通の楽しい思い出もできますから、家族としての意識も強くなります。
もし、あなたが付き合っている恋人と関係がマンネリ化しているなら、一緒に旅行しましょう。
お互いによく知っているようで、実はまだ知らないことがたくさんあります。
一緒に旅行して、お互いの意外な一面を知ることで、相手を深く理解できるでしょう。
不安そうにしている表情や頼りになる事実を知り、意識が変わるに違いありません。
なにより共通の思い出が、関係をより深めること間違いなしです。
狭い道を通っているときに、対向車がやってきました。
狭い道なので、脇に寄ることはできません。
どちらか一方が引き下がるしか、道を空ける手段はありません。
こんなときにあなたなら、どうしていますか。
「お前が道を空けろ」と、強い態度に出ていませんか。
クラクションを鳴らして、威圧的な態度になっていませんか。
たしかに相手の車のほうが道を空けやすい状況のときがあります。
しかし、偉そうな態度をされると、普段は冷静な人でも、いらいらするでしょう。
態度が悪いと、反抗したくなるのが人間です。
威圧的な態度のため、相手は腹が立ち、道を空けたくなくなります。
お互いがクラクションを鳴らし合い、たわいないことで衝突します。
問題は「態度」です。
頭では後ろに下がって道を空ければいいとわかっていても、態度が悪いと反抗したくなります。
むっとするのが人間です。
態度は重要です。
ぶつかりそうになったら「譲る」という癖をつけることです。
そういう「態度」が、重要です。
相手に対して優しくなる態度は、いらいらしている相手の態度を和らげます。
お互いに余裕のない思考を、冷静にさせます。
優しい人と接していると優しい気持ちになれるように、譲ろうとする態度があると、相手も譲ってくれるようになります。
対人関係はスムーズになります。
「お先にどうぞ」というのは、言葉の問題ではなく、態度の問題です。
アメリカには「レディーファースト」という習慣があります。
部屋の中に入るとき、男性が扉を開けて、女性に譲ります。
そういう優しい態度が、紳士にさせます。
だからモテます。
あなたの生活には、どれだけ「譲る」がありますか。
「譲るほどの状況でもない」と思うのではありません。
アメリカのレディーファーストのように、譲るほどの状況でなくても、譲ります。
態度の問題なのです。
人間関係では、触れてはいけない「禁断の話題」があります。
何が禁断の話題になるのかは、人それぞれです。
まずわかりやすい例を挙げれば「太っている話題」です。
体型が太っている人は「太っている話題」は出さないほうがいいでしょう。
気にせず、笑いのネタにする人ならいいですが、やはりコンプレックスを抱えている人もいますから無難に避けるのがマナーです。
顔に気になる青あざがあるなら、その話題も触れないほうがいいでしょう。
手に大きなやけどの後があっても、聞かないことです。
外見を見れば、ある程度は想像がつくものです。
さて、難しいのはここからです。
前もってわかるものならいいですが、わからない部分があります。
見えるものならすぐわかりますが、特に見えないものは厄介です。
その1つが「相手の過去」です。
過去は目に見えないからこそ、難しいところです。
もしかしたら、過去にいじめられた経験があるのかもしれません。
幼いころに、親から虐待を受けた経験があるかもしれません。
交通事故で両親をなくしているかもしれません。
何かトラウマを背負っていることもあるでしょう。
それは見た目ではわかりませんから、難しいところです。
禁断の話題を避けたくても、見えないからこそ、難しい。
1つ方法があります。
話をしていると、なんとなくではありますが「話を避けたがるそぶり」があるはずです。
つまらなさそうな顔や話題を変えたがるしぐさがあれば、敏感に感じ取ることです。
「そこには何か触れてはいけないことがあるのだな」
敏感なセンサーで気づきましょう。
たとえ気になったとしても「何か隠しているな。気になる。もっと突っ込んで聞いてやろう」と思うのは良くありません。
気になる気持ちがあっても、相手から話をするまでそっとしておきます。
むやみに掘り下げて探ろうとしないことです。
それが対人関係のマナーです。
人間には誰しも、1つや2つは、触れてはいけない禁断の話題があります。
そういう状況を感じ取って、触れないようにする努力が必要です。
学校のクラスには「人気者」と言われる人が1人はいます。
そういう人の周りには、いつもたくさんの人が集まります。
面白い人に人が群がるのは、どこでも共通です。
一方、クラスには人気のない人も、1人はいます。
そういう人には誰も友人がいないので、1人で寂しそうにしています。
人気がないので閑古鳥が鳴いています。
しかし、すべての人には、素晴らしい部分があります。
ただ、初めから面白さを「発揮している人」と「隠れている人」がいます。
そういうものです。
「人気のない人には隠れた面白さがある」と、逆に考えましょう。
その面白さを見つける力を身につけたとき、あなたの対人関係は大きく幅を広げます。
私は、すべての人はダイヤモンドの原石だと思っています。
生きているからには、輝きがないはずがありません。
面白くない人こそ、可能性を秘めています。
初めから輝いている人もいれば、磨いてから輝き始める人もいます。
ダイヤモンドと同じです。
人気のない人に話しかけることで、相手の可能性を引き出し、面白くなるまで会話を掘り下げ続けていきます。
無口で面白くない人にも、必ず「意外な面白さ」があります。
ただ表現していないだけです。
面白くない人だから決め付けて話をしないと、いつまで経っても面白さを発見することはできません。
あなたが発見すればいい。
その秘められた可能性を見つけるのは、あなたの仕事です。
その意外な行動が、あなたの対人関係の幅をうんと広げます。
話をしないから面白くないだけであって、話をしてみると面白いことは1つや2つ出てきます。
変わった話し方をしたり、意外な分野に詳しかったり、特殊な感性があったりします。
人気のない人は、人と会話をすることが少ないので、自分でも可能性に気づいていないだけです。
話せば話すほど、面白さが出てきます。
それが、ダイヤモンドの原石を磨くということです。
あなたの身近にいる友人は、友人でありながら、実は家庭教師です。
友人とはいえ、いらいらすることもあるでしょう。
そういうときは、自分の人間性を高めるチャンスだと思ってください。
思い込もうとするのではなく、事実としてそうです。
1920年にインドで、オオカミと共に暮らしていた子ども2人が発見され、話題になったことがあります。
アマラとカマラです。
幼少期は、オオカミに育てられていたため人との関わりはありませんでした。
そのため人に発見されたときには話すこともできず、歩くときも両手両足の4本を使っていたといいます。
食事をするときも、犬のように地面に置かれた皿に顔を近づけて食べていました。
情緒も不安定で、怒りを表現するときも、オオカミのようにうなっていたと言います。
オオカミに育てられたので、オオカミのようになってしまいました。
人間は、人間の中で成長します。
人の中で成長してこそ、人らしくなれます。
人と接しない引きこもりでは、感情や個性も伸びません。
多くの人と触れることそのものが、勉強であり、成長です。
そういう意味で、今あなたの周りにいる両親・友人・先生だけでなく、すべての人が先生です。
まったく知らない見ず知らずの人も、あなたにとってプラスしかありません。
家庭教師です。
人間らしい行動、発言、態度だけでなく、時には腹立たしい出来事も与えてくれます。
そのすべてが勉強であり、成長です。
今、自分が人間に囲まれて生きているという幸せに気づくことです。
「人間」という字は「人の間」と書きます。
「人間が人間でいられるのは、人の間にいるから」という、まさにそれなのです。
節約に「成功する人」と「失敗する人」がいます。
その違いは、節約できたかどうかの結果ではありません。
節約をして、以前より幸せになれたか、失ったかです。
節約に失敗する人は、あらゆることを節約します。
食費、光熱費はもちろんのこと、交際費も徹底的に削ります。
すべて節約して、あらゆることにけちになります。
もちろん友人におごるということもしません。
ここがいけません。
自分に対しては、どんなにけちでもかまいません。
生活の無駄な出費を抑えることになり、身も心も引き締まるため、生活が向上します。
太り気味の人が食費を削ることで、ダイエットできれば、なお健康的です。
しかし、他人に対して、けちになっては終わりです。
他人にけちになった人は、節約は成功しているようで、実は大失敗です。
そこで友人を失っては、幸せもなくなります。
友人関係だけでなく、すべての人間関係が悪化します。
あなたを助けてくれる人がいなくなり、周りに人がいなくなります。
それが不幸になるということです。
節約をしても、不幸になっては意味がありません。
人間はどんなところで幸せを感じるのかというと、人と接することで幸せを感じます。
人と話したり、笑ったり、同情してもらったり、協力をしてもらったりされることです。
幸せは、相手からいただくものなのです。
人間には、共通のアレルギーを持つ言葉があります。
「違う」と「間違っている」という言葉です。
この2つは、発言を完全に否定する言葉です。
この言葉を耳にすると、心も体も拒否反応を示します。
体は緊張してこわばり、心は窮屈になりいらいらします。
誰でも、自分の発言に対して「違う」「間違っている」と言われると、いい気持ちはしません。
がっかりしたりいらいらしたりします。
自分の発言を否定されることで、人間性まで否定されているようなマイナスの印象を受けるからです。
認めてくれない人を敵と感じ、人間関係がこじれます。
「違う」と「間違っている」という言葉は、禁句です。
しかし、あなたはこう思うでしょう。
「言いたいことはわかった。しかし、やはり賛成できない意見があるではないか」
たしかにそのとおりです。
そのときは「違う」「間違っている」以外の表現を使うようにすればいい。
言い方によって、受ける印象が変わります。
「変わった考えですね」
「難しい考えですね」
「理解するのが難しい話ですね」
やんわりした表現ではありますが、相手の意見には賛成できない意味は感じ取れます。
言葉を上手に使う人になりましょう。
ささいな表現の違いが、あなたの人間関係を大きく変えるのです。
人と会えば、別れます。
出会ったときには、挨拶が基本です。
気持ちよく出会いの挨拶を交わすことで、気持ちよく会話ができることでしょう。
しかし、大切なのは「出会ったとき」だけではなく「別れ際」も同じです。
別れ方には「感じの悪い別れ方」と「感じのいい別れ方」があります。
感じの悪い別れ方は、いつの間にか消えていなくなることです。
無言で挨拶もなく、いつの間にかいなくなります。
誘拐でもされたのかと思い、不安になります。
また、別れるときに「さようなら」というのもむなしいです。
二度と会わないような印象を受けてしまうからです。
では、気持ちのいい別れ方とはどんなものなのでしょうか。
「また会えることを予感させる別れ方」です。
たとえば、以下の言葉はいかがでしょうか。
「また会いましょう」
「また今度」
「後で電話します」
「次に会うのが楽しみです」
「近々、またお茶しましょう」
別れながらも、次に会う約束をしています。
こうした別れ方は、していてとても気持ちいいです。
悲しいはずの別れ際であるにもかかわらず、不思議と嬉しい余韻が残り、気持ちよく別れられます。
また会えることを予感できるからです。
あなたは人と別れるときに、どんな言葉を使って別れていますか。
気持ちのいい別れ方ができる人は、人との関係もスムーズになります。
また会えることを予感させる別れ方をしましょう。