執筆者:水口貴博

仕事をスムーズに進める30の手順の工夫

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知らない場所でも、人に聞けば迷わない。

知らない場所でも、人に聞けば迷わない。 | 仕事をスムーズに進める30の手順の工夫

あなたが、初めていくデパートがあるとします。

「本屋に行きたい」という希望があるとき、どう探しますか。

初めて入る大型デパートなら、何階のどこにあるのかがわかりません。

おそらくこういうときには、エレベーターやエスカレーターあたりに設置されているマップを見て確かめることでしょう。

移動のときといえば、決まってエレベーターやエスカレーターを使います。

大型デパートなら、エレベーターやエスカレーター前に必ずマップが設置されています。

それでもわからないときに初めて、詳しそうな人に聞いてみます。

そういう余裕があるときはいいでしょう。

しかし、余裕がないときがあります。

たとえば、足腰の弱い人と歩くときです。

私の両親は、ときどき東京へ遊びに来ることがあります。

私が知っている場所ならスムーズに案内できますが、東京観光では私の知らない場所やお店に入ることもしばしばです。

いえ、知らない場所だらけです。

足腰の弱い人と行動しているとき、マップのあるところまで歩くだけでも手間がかかります。

足腰が弱っている人と行動するときには、あまり無駄な距離を歩きたくない。

そんなとき、私はいきなり受付や店員に場所を聞いてしまいます。

本来は、マップを見てから探すのがマナーではありますが、余裕のないときにはいきなり聞いてしまいます。

場所をよく知る受付、店員などを適当に見つけて、尋ねます。

無駄を省くことができ、スムーズに観光を進めることができるようになります。

行きたい場所に最短距離で行ければ、歩く距離も時間も短くなるのです。

仕事をスムーズに進める手順の工夫(20)
  • 場合によって、知らない場所でいきなり人に尋ねてみる。
真の引き継ぎとは「仕事」だけでなく「感情」までも引き継ぐこと。

仕事をスムーズに進める30の手順の工夫

  1. 計画を立てる手間が、最も手間を少なくさせる。
  2. 雨の日は、いつもより通勤に時間がかかる。
  3. 視覚からの刺激をシャットアウトすれば、疲れや体力が回復しやすくなる。
  4. 理由を3つ挙げるだけで、説得力は格段に向上する。
  5. メールによる賛成の募集は、返信不要を基本にする。
  6. 複数のペンは1本にまとめて能率アップ。
  7. 人間は、想像する生き物。
    イメージトレーニングを最大限に活用せよ。
  8. 仕事をスムーズに進めるキーワードは「3」。
  9. 朝一と午後一の電話は、話がうまくまとまりにくい。
  10. 神様は、あなたの段取りを試している。
  11. わざと長めに宣言して、早めに終わらせる。
  12. 真の交渉術とは、お互いのメリットを考えること。
  13. 「はい。
    わかりました」の後は必ず復唱する。
  14. 高級な包装紙と箱を使えば、プレゼントのグレードが向上する。
  15. アナログ式の時計をデスクに置くだけで、時間感覚は自然と身につく。
  16. なぜ段取りがいい人のデスクの上は、ひどく散らかっているのか。
  17. 段取りがいい人は、頻繁に使うものと、そうでないものを区別している。
  18. ワンフレーズを心がけると、自動的にキーフレーズになる。
  19. 「できるかもしれない」と考えていると、本当にできる。
  20. 知らない場所でも、人に聞けば迷わない。
  21. 真の引き継ぎとは「仕事」だけでなく「感情」までも引き継ぐこと。
  22. 試行錯誤をしていないうちから、諦めない。
  23. 人の数だけ、可能性は大きくなる。
  24. 成功する人は、他人の失敗を笑うのではなく、参考にする。
  25. テンプレートを使えば、手間と時間が激減する。
  26. 「こうすればうまくいく」という仕事の型を作っておく。
  27. 儀式があると、仕事がはかどりやすくなる。
  28. 「記号」や「略語」を使えば、メモする力が劇的に向上する。
  29. 休憩は「仕事の区切り」で入れると、ミスやトラブルが少なくなる。
  30. 大きな要求には段階がある。

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