猫をしつける際に、うっかりやってしまう過ちがあります。
叩いたり大きな声を出したりして、叱る方法です。
叩けば痛みが伴いますし、大声で叱れば恐怖が伴います。
猫をしつけるときには、叩いたり大声を出したりしないで、いけないことだとわからせるのがポイントです。
これが最も頭を悩ませるポイントです。
では、どうすれば、それを伝えることができるのでしょうか。
猫は、人間のように毎日お風呂に入る習慣はありません。
そもそも水が大の苦手です。
猫は砂漠出身ですから、水に対して慣れが小さく、本能的に強い拒否反応を示す場合が多いはずです。
「がりがり、がりがり」
猫が家具やソファーなどを爪で引っかくところを見ると、いたずらのように見えます。
わざと飼い主を困らせようとしているのかと思いますね。
猫を飼っている家は、一般的に普通の家より掃除機をかけることも多いはずです。
猫は抜け毛が多いからです。
抜け毛のため部屋が汚れやすくなりますし、ペットを飼っているからこそダニ・ノミ・シラミなども心配です。
朝、ごみを出そうと玄関に行くと、そこには散らかったごみが散乱。
「なんだ! 誰がやった?」
そうです、犯人は猫です。
「にゃあ、にゃあ、にゃあ」
猫といえば、柔らかくてかわいい鳴き声がいいですね。
しかし、いつも鳴いていると「どうしたのかな。何かあったのかな」と思います。
野良猫を拾って飼い始めた場合、元いた場所に戻ろうとして、部屋から脱走しようとすることがあります。
宅配便や訪問客でドアが開いたり、掃除で窓を開けたりした瞬間、さっと飛び出ようとします。
また、ペットショップから買った猫の場合も、よく見られます。
猫と一緒に生活をしていると、ある瞬間、急に飛びついてくることがあります。
別に猫を刺激するようなことをしているわけではありませんが、猫は驚いた様子で飼い主に飛びかかる。
この飛びつかれる行為に迷惑を感じている飼い主も多いことでしょう。
「部屋中にオス猫がおしっこをする。しかも以前よりにおいが強くなった気がする」
これは成熟期を迎えたオス猫に見られる行動です。
しかも、性の成熟を迎えたオス猫の尿のにおいは、強いのが特徴です。
「いくらかわいい猫とはいえ、この部屋だけには入ってほしくない」
家庭によっては、猫に入ってほしくない部屋がある場合があります。
応接間がある家庭なら、その代表でしょう。
猫の行儀の悪さで困る1つに、テーブルの上に乗る行為があります。
食事を置く場所に、猫が土足で乗るのは、不衛生です。
また、食事がおかれるテーブルの上だからこそ、つまみ食いに困らせられる飼い主も多いことでしょう。
猫は1日の起きている時間のうち10%は、毛繕いをしているといわれています。
お風呂に入る習慣がなく抜け毛が激しいので、舌を使って汚れを落としたり毛並みを整えたりしようとします。
個体差はありますが、いずれにせよ多くの時間を使っているのは間違いありません。
同居している猫同士がよくけんかをして、頭を抱えている飼い主も多いことでしょう。
猫は好き嫌いが激しいのは、人に対してだけでなく、猫に対しても同じです。
生後1カ月から半年までの間にほかの動物たちと触れ合う機会がないと、付き合い方が苦手になり、けんかをしやすくなります。
「おや。猫の爪が伸びてきたなあ。そろそろ爪切りの時期だな」
猫も人と同じように、時間がたてば爪が伸びます。
爪が伸びると、家具やソファーなどを引っかき回されるため、定期的に爪切りをしてあげようと思います。
「おや、右手の動きがおかしいな。一度、動物病院に行って、先生に診てもらおう」
ときどき具合の悪い猫を診てもらおうと、動物病院に行くことがあります。
しかし、動物病院の中で猫が大暴れ。
猫がカーテンに爪を引っかけて登ろうとする行為を「カーテン登り」といいます。
猫は高い場所が大好きです。
「高いところに登りたい」本能と、カーテンの不思議な肌触りが相まって、鋭い爪を引っかけて登ろうとすることがあります。
いつもはトイレがきちんとできているのに、ときどき粗相をする。
そんなトラブルを抱えたことはありませんか。
一見すれば、不思議な行動です。
「おや。この人、家で猫を飼っているな」
ときどき私は人と話している瞬間、猫を飼っていることに気づけることがあります。
人の態度や行動でわかるわけではありません。
猫を飼っていると、部屋がにおいやすくなります。
部屋がにおいやすくなると、部屋の中にある家具は当然、衣服にもにおいが付着しやすくなります。
猫であるゆえに、完全室内飼いが基本です。
猫が飼い主の目を見つめながらしきりに鳴いて、おねだりを要求してくることがあります。
「にゃあ、にゃあ、にゃあ」
ただでさえかわいい猫に、恋しい目つきでしきりに鳴かれると「少しくらいいいかな」と心が折れそうになります。
猫を飼っていると、おしゃぶりする癖がよく見られます。
暇が多いので、部屋の中のさまざまな物に興味を示し、手当たりしだいに触ったりかじったりしようとしまです。
布でできた人形を噛んだり、プラスチック製のコップを噛んだり、新聞紙を食べようとしたりなどです。
猫は、抜け毛が多い動物です。
季節によっても、抜ける毛の量に若干違いがあります。
冬は最も少なく、夏が最も多くなります。
「猫に芸を覚えさせたい」
猫を飼い始めると、ふとそういう思いを抱くことでしょう。
犬なら「お手」「伏せ」「待て」など芸を覚えるのが早いので、猫もしつければうまく芸を覚えるのではないかと思います。
猫を飼っている飼い主の中には、放し飼いにして飼っている場合があります。
本来なら、完全室内飼いが賢明な選択です。
しかし、家の事情のため、ペットを飼ってはいけないところもあり、野良猫状態で猫を飼うことがあります。
猫によっては、吸いつく癖を持っている場合があります。
指や耳たぶを、熱心に吸っている。
最初のうちは「甘えているのかな。かわいいな」と思ってしまいます。
「さて、そろそろ寝ようかな」
時計が10時あたりを回り、寝る時間が近づきます。
そんなときに限って、飼っている猫がうるさく鳴いたり、ばたばた走り回ったりする光景を目にしたことはありませんか。
家庭によっては、観葉植物を育てている場合もあるでしょう。
しかし、せっかく大事に育てている観葉植物を、猫が食べてしまうことがあります。
「大切に育てていた植物なのに、なんてことをするの!」
家庭で猫を飼うことがあると思います。
父・母・子ども・祖父や祖母までいる大家族の中で猫を飼うこともあるでしょう。
たくさんいると、ある傾向が見えてくるはずです。
猫が飼い主の持ち物におしっこをすることがあります。
身につけていた服やバッグなどを、床やテーブルの上に置いていると、おしっこをして汚してしまいます。
いたずらをしているように見えることでしょう。
猫をしつける際に、うっかりやってしまう過ちがあります。
叩いたり大きな声を出したりして、叱る方法です。
叩けば痛みが伴いますし、大声で叱れば恐怖が伴います。
こうした痛みや恐怖で猫にしつけをしようとする場合です。
たとえば、猫が寝室の枕をかじっていた。
飼い主としては大迷惑です。
手のひらで、猫の頭を叩いたり「こら!」と大声で叱ったりすることもあるでしょう。
痛みを嫌がるのは猫も同じです。
大きな音も苦手です。
叩いたり大きな声で叱ったりすれば、今後、同じことをしなくなるはずです。
一件落着、と言いたいところですがどうでしょうか。
実は、これには隠された重大な副作用があります。
叩いたり大きな音を出したりする人も、一緒に嫌いになってしまうことです。
猫は叩かれたり大声で驚かされたりするのは大変苦手ですが、そういうことをする人も同時に苦手になります。
「これをすると叱られる。そういうことをするこの人も大嫌いだ!」
しつけのためにしていることが、逆に飼い主が嫌われてしまいかねません。
本来猫と長く暮らし続ければ、自然と飼い主に心を開いてなついてくれます。
しかし、長く一緒に暮らしても、心を開いてくれない悩みを持つ人がいますが、乱暴な飼い主の行動に原因がある場合が多いです。
猫にきちんと行儀をしつけようとするなら、叩いたり大声を出したりするのは控えることです。
これが猫をしつける難しさです。
では、どうすれば、うまくしつけられるか。
その方法を、これからお話ししようと思います。
猫をしつけるときには、叩いたり大声を出したりしないで、いけないことだとわからせるのがポイントです。
これが最も頭を悩ませるポイントです。
では、どうすれば、それを伝えることができるのでしょうか。
叩いたり大声を出さないでうまく伝えられる別の手段を考えればいい。
たとえば、こんな方法はどうでしょう。
猫がいたずらをしているとき、飼い主は姿が見られないように身を隠しながら、床を手で叩きます。
猫は、雷でも落ちたのかと驚くことでしょう。
本当は、飼い主がこっそりやっていることですが、気づかれないようにすればいい。
それを繰り返しているうちに「これをしていれば嫌なことが起こる」ということを学習してしなくなります。
いわゆる「天罰方式」です。
そのほかのアイデアとしては、柑橘系の果物を使った方法です。
猫がテーブルの上に乗ってほしくないときがあると思います。
そういうときはテーブルの上に、食べ終わった後のミカンの皮を置いておきましょう。
ミカンのにおいが猫は苦手です。
そのにおいを嫌がってテーブルの上に乗らなくなるでしょう。
叩かず驚かさず、飼い主がやったとは気づかれないようにするために、工夫を凝らすのです。
猫は、人間のように毎日お風呂に入る習慣はありません。
そもそも水が大の苦手です。
猫は砂漠出身ですから、水に対して慣れが小さく、本能的に強い拒否反応を示す場合が多いはずです。
そのため、猫を洗うのに苦労をしている飼い主も多いことでしょう。
体を洗うのは、犬より猫のほうが、はるかに気を使いますし大変です。
水のシャワーを浴びせるやいなや「ギャ!」と言って、暴れ出したり逃げ出したりする猫。
しかも猫は金づちです。
いきなりお風呂に浸からせるのは、溺れる危険があるのでおすすめできません。
だからとはいえ、いきなりシャワーも驚くことでしょう。
シャワーには水の勢いがあり、猫は驚くはずです。
では、どうすれば、猫の体をうまく洗うことができるのでしょうか。
うまい方法があります。
まず、お風呂場で使う洗面器を用意しましょう。
できれば、少し大きめの洗面器のほうがベターです。
その洗面器の3分の2くらいまでに、ぬるま湯を入れましょう。
冷たい水ではなく、35度くらいのぬるま湯がベターです。
その洗面器の上に、猫が喜ぶようなボールおもちゃを浮かしましょう。
さあ、これで猫のお風呂の出来上がりです。
猫は洗面器の中にあるおもちゃに興味をそそられますし、ぬるま湯の量も少ないので、使ってもらいやすくなります。
猫には、少し大きな水たまりに浸っている感じです。
洗面器の中でボディーソープを使って、猫の体を洗いやすくなるはずです。
洗面器での体を洗うのになれれば、タイミングを見て、シャワーで洗うのもいいでしょう。
あくまで、猫を驚かせないように、ゆっくり優しく水に慣れさせていくのがポイントです。
「がりがり、がりがり」
猫が家具やソファーなどを爪で引っかくところを見ると、いたずらのように見えます。
わざと飼い主を困らせようとしているのかと思いますね。
しかし、猫は決していたずらをしようと思って、しているわけではありません。
なぜ引っかくのかというと、伸びた爪をこすって、そぎ落とそうとしているからです。
人間でいう「爪切り」と同じです。
猫も人間のように爪を短く切ろうとするのは、自然な行為の1つです。
猫の爪研ぎを完全にやめさせるのはできません。
そうはいえ、やはり部屋の家具やソファーなどを引っかかれると、飼い主としても困ります。
では、どうすればいいでしょうか。
最初にしておきたいのは「爪研ぎ器の準備」です。
猫は好き嫌いにうるさいですが、ペットショップで販売している猫の爪研ぎ器は、猫の好みに合いやすいように設計されています。
それを1つ買ってあげましょう。
手応えのいい爪研ぎ器に夢中になってくれ、それだけで解決してしまう場合も珍しくありません。
もし、専用の爪研ぎ器を与えても使ってくれない場合は、猫の寝床の近くなど手が届きやすいところに置くといいでしょう。
寝ている場所の目の前にあれば、使ってくれるようになるはずです。
また、単に置けばいいわけではなく、しっかり安定するよう固定しておきましょう。
左右に揺れたり、置き方が不安定であったりすると、使ってくれないことがあります。
それでもやめてくれない場合は、引っかくのが癖になっていることが考えられます。
家具を引っかいたときの気持ちよさが残って、爪研ぎ器があっても、家具を引っかいてしまいます。
そういうときは癖がなくなるまで、引っかかれたくない家具に強い頑丈な保護シートを巻いておくといいでしょう。
できれば、頑丈なものがおすすめです。
頑丈な保護シートなら、引っかいてもうまく爪が剥がれないので、そのうち諦めて癖が自然に取れていくからです。
猫を飼っている家は、一般的に普通の家より掃除機をかけることも多いはずです。
猫は抜け毛が多いからです。
抜け毛のため部屋が汚れやすくなりますし、ペットを飼っているからこそダニ・ノミ・シラミなども心配です。
気を配り、自然と掃除機をかける回数が多くなります。
掃除機も、吸引力が強力な特別なものを購入している家庭も多いのではないでしょうか。
そんな掃除機ですが、大きな音に慣れていない猫なら、ひどく驚いたリアクションを見せるはずです。
猫は人より体は小さいですが、耳の聴覚は人よりはるかに発達しています。
人の場合は20キロヘルツの高音を聞き分けるのが限界ですが、猫の場合は80キロヘルツの領域まで聞き分けられます。
そうした敏感な耳を持っているため、掃除機など、人間には聞こえない小さな音まで聞こえ、うるさく感じているでしょう。
そもそも警戒心も強いため、小さな音にも驚きの反応を見せます。
驚いた後、猫の震えが止まらなければ、やはり専門の獣医師に見てもらうといいでしょう。
しかし、単に驚いたリアクションを取るくらいなら、それほど深く気にする必要はありません。
また驚くからとはいえ、掃除機の使用を控える必要もありません。
むしろ猫を飼っていると、抜け毛のため普通の家より汚れやすくなりますから、こまめに掃除機をかける必要があります。
部屋の清潔感を保つよう、こまめな掃除はむしろおすすめです。
しかし、掃除機をかけるのはいいですが、次の2つの注意ポイントに気をつけておきましょう。
やはり大きな音がする掃除機がいきなり動き出せば、人間でもひどく驚きます。
猫の耳元でいきなり掃除機をかけるのは控え、猫との距離を少し離した状態で、掃除機を使えばいいでしょう。
掃除機をかけるときは、部屋のドアを開けたままにしておきましょう。
猫の逃げ道をきちんと確保するためです。
たとえ掃除機の音に驚いたとしても、静かなところへさっと逃げてくれるはずです。
この2つのポイントに注意していれば、飼い主は平然とした表情で掃除機をかけていればOKです。
それを何度も繰り返しているうちに、猫はだんだん音に慣れます。
「おや。大きな音はするけれど、怖くも危なくもないぞ」
猫は驚いたリアクションが小さくなっていくはずです。
これは掃除機だけでなく、ドライヤーでもテレビでも同じです。
できるだけ驚かせない心がけや逃げ道の確保などを心がけて、使いましょう。
朝、ごみを出そうと玄関に行くと、そこには散らかったごみが散乱。
「なんだ! 誰がやった?」
そうです、犯人は猫です。
飼い主がごみの日に出そうと玄関に置いていたごみ袋を、猫が夜中に爪で引っかき穴を開け、ぼろぼろにしていました。
猫のいたずらがこれだけで済めば、まだかわいいほうです。
時には猫がごみ箱に顔を突っ込んで、ごみあさりをしていることもあるでしょう。
あさるだけでなく、わざわざ部屋の至る所へとごみをくわえて持っていく。
こんな猫のいたずらには、まったくもって悩まされます。
しかし、いくら興味があるとはいえ、ごみには危険な物がたくさんあります。
おかしな物を口にして、喉に詰まらせたりしては大変です。
では、どうすればいいのでしょうか。
これを解決するには、ロック機能のついたふた付きのごみ箱を用意するのがいちばんです。
単にふたが付いているだけではいけません。
猫は手を使って、ふたを開けてしまおうとするからです。
ふたを閉めたとき、開かないようにロックができるものがベストです。
猫は開けたくても開けられなくなります。
ごみの日に出すごみ袋も、大きな箱に入れ、鍵やロックなどを使って開けられないように工夫しましょう。
猫にごみ箱をあさらせない工夫をすればいいのです。
「にゃあ、にゃあ、にゃあ」
猫といえば、柔らかくてかわいい鳴き声がいいですね。
しかし、いつも鳴いていると「どうしたのかな。何かあったのかな」と思います。
猫の性格にもよりますが、過剰に鳴く猫がいます。
「にゃあ、にゃあ、にゃあ」
たまに鳴くくらいならいいですが、過剰に鳴いていると「おとなしくしてほしいな」と思うこともあるでしょう。
まず、猫が過剰に鳴く原因から考えてみましょう。
大きく分けて、次の2つが考えられます。
頻繁に猫が鳴くようなら、体調の悪さを飼い主に訴えている場合が考えられます。
まずは、猫の外見をチェックしてみましょう。
もしかしたら、やけどや擦り傷などがあるかもしれません。
目立った外傷がないとしても、体の内部に異変がある場合も考えられます。
おなかが痛いなど調子が悪いこともあるでしょう。
さすがにおなかを割るわけにはいきませんが、チェックの目安になることが1つあります。
猫のおしっこの色、糞の状態です。
色・におい・量などいつもと違う状態なら、体の中で何か異変があることが考えられます。
猫の健康に関わる問題ですから、こればかりは獣医師に診てもらうようにしましょう。
猫の体調に特に問題ないようなら、考えられる理由は1つしかありません。
かまってもらいたい。
言い換えれば「寂しいよ」でもあり「暇だから相手にしてほしい」というメッセージでもあります。
猫は犬と違い、完全室内飼いにしている飼い主も多いことでしょう。
そのため行動範囲が限られ、ストレスもためやすくなりがちです。
また、猫のおもちゃが少なくないでしょうか。
外出することが多い飼い主の場合、家の中に遊び道具もなければ、暇を感じないほうが不思議です。
「つまらない」「暇だよ」「寂しいよ」「かまってよ」と訴えています。
猫1匹でも暇がつぶせるようなおもちゃを買ってあげるといいでしょう。
これだけで過剰に鳴く猫が、ある程度、おとなしくなる場合が多いです。
また、飼い主も家にいるときには積極的に猫の遊び相手をしてあげましょう。
猫じゃらしなどを使って、10分くらいは猫の相手をしてあげましょう。
定期的なブラッシングでスキンシップを増やしていけば、過剰になく癖は自然と落ち着くことでしょう。
野良猫を拾って飼い始めた場合、元いた場所に戻ろうとして、部屋から脱走しようとすることがあります。
宅配便や訪問客でドアが開いたり、掃除で窓を開けたりした瞬間、さっと飛び出ようとします。
また、ペットショップから買った猫の場合も、よく見られます。
やはり窓から見える鳥や風景などの外の世界に強い興味を示して、出ようとすることがあります。
この習性の多くは、飼い主との生活が始まったばかりのときによく見られます。
野良猫として拾ってきたときには、飼い主や環境に対してなじみが薄いため、逃げたがろうとします。
またペットショップの場合も同じです。
ペットショップから飼い主の自宅へと大きな環境の変化があり、ストレスを感じ、家から逃げ出そうとすることが多いです。
これをなんとかやめさせるいい方法はないのでしょうか。
おすすめなのは、ドアや窓を開ける前には、あらかじめ猫を別の場所に移動させておくことです。
逃げられる心配もなく、訪問客を驚かせることもありません。
では、大掃除など、長時間窓を開けたままにする場合にはどうするか。
このときは、掃除の前に猫を籠の中に入れて、あらかじめ逃げられないようにしておけばいい。
どちらも初めは手間がかかりますが、続けてみましょう。
根気よく続けることがポイントです。
しばらくすれば、猫は「どうせ外には逃げられないな」と諦めるようになります。
また、猫は「家になつく動物」と言われます。
部屋の環境に対する慣れができる一方、逃げようとするしぐさはなくなるでしょう。
もちろんこれで完全に解決するわけではありませんが、外へ出たがろうとする習性を次第に抑えていくことができるはずです。
時間はかかりますが、しばらく根気よく続けていきましょう。
猫と一緒に生活をしていると、ある瞬間、急に飛びついてくることがあります。
別に猫を刺激するようなことをしているわけではありませんが、猫は驚いた様子で飼い主に飛びかかる。
この飛びつかれる行為に迷惑を感じている飼い主も多いことでしょう。
なぜ急に飛びつくのでしょうか。
そもそも猫は、素早く動くものに反応する性質があります。
猫の先祖は、鳥やネズミなど細かくて素早く動く物を見たとき、逃がすまいと素早く注意を向けて、仕留めようとしました。
現代でも、その狩猟本能が残っています。
細かくて素早く動く物体を見たとき、本能が反応して飛びつきたくなります。
猫が急に飛びついてくるとき、共通点はありませんか。
おそらく飼い主は、猫を刺激するような動きをしていたのではないでしょうか。
大したことではありませんが、テレビのリモコンを持とうと手を動かすだけでも、過剰に反応する猫さえいます。
無意識のうちにしてしまう貧乏ゆすりをする足にも、もちろん反応します。
こうした素早い動作をしている飼い主に狩猟本能が駆り立てられ、飛びつきたくなります。
解決方法としては、ゆったりした動作を心がけるに尽きます。
急がず、騒がず、落ち着いて行動する。
ドアを開けるときも、そっとあけます。
無意識のうちに貧乏ゆすりをしているなら、この機会に癖を直しましょう。
落ち着いた動きを心がければ、突然飛びついてくることもなくなるはずです。
「部屋中にオス猫がおしっこをする。しかも以前よりにおいが強くなった気がする」
これは成熟期を迎えたオス猫に見られる行動です。
しかも、性の成熟を迎えたオス猫の尿のにおいは、強いのが特徴です。
なかなか消えず、においや部屋にこもりやすくなるはずです。
縄張りを主張するために、部屋の至る所にマーキングをしようとします。
しっかりにおいを残すことで、自分の存在を主張しようとしています。
これは大きなトラブルと思われがちですが、猫にとって自然な行為。
何か問題を抱えているのではありません。
オス猫らしい行動ですから、少しの間は我慢が必要です。
あらかじめおしっこを引っかける場所が決まっているなら、そこに保護シートをつけておくといいでしょう。
おしっこをした後は、すぐ拭いてあげるとにおいが残りにくくなります。
また、消臭効果の高い消臭剤を活用するのもいいでしょう。
部屋の至る所に設置していれば、においの問題は軽減されるはずです。
しかし、今すぐ解決したければ、やはり「去勢」です。
去勢手術で、尿スプレーの問題のおよそ90%は解決するといわれています。
これは動物愛護の問題も関わってくるので、飼い主の慎重な判断が必要です。
飼い主が気にしなければ、最終手段として去勢も検討しましょう。
「いくらかわいい猫とはいえ、この部屋だけには入ってほしくない」
家庭によっては、猫に入ってほしくない部屋がある場合があります。
応接間がある家庭なら、その代表でしょう。
来客用の部屋が、猫のにおいで充満していれば、訪問客に対して不快のもとになります。
応接間の壁などに猫の引っかき傷やかじった跡などがあると、お客さんも「この家は大丈夫かな」と不安になるでしょう。
そのほか、貴重品や高級なはく製が置いてある倉庫部屋もある家庭も多いのではないでしょうか。
ドアを閉めていれば大丈夫と思うのは、早合点です。
スライド式のドアくらいなら、猫は手で開けて入ろうとすることがあります。
驚くべきことにドアノブをひねって回して開けようとする賢い猫までいるようです。
これをやめさせる、いい方法が2つあります。
単純な方法ではありますが、ドアに鍵をかけておくのがおすすめです。
少しだけ費用はかかりますが、貴重品を置く部屋なら「猫対策」だけでなく「泥棒対策」としても大変有効です。
しかし、これでは、入ろうとするたびに鍵を開ける手間が増えます。
人によっては面倒と感じる人もいるでしょう。
そこでもう1つ、単純な方法があります。
猫は柑橘系のにおいが、大変苦手です。
たとえばミカンやグレープフルーツの皮などには強い拒否反応を示すはずです。
飼い主がミカンを食べた後、猫から逃げられることがあると思いますが、柑橘系のにおいが苦手という習性があるためです。
入ってほしくない部屋がある場合には、強い柑橘系のにおいがする芳香剤を置いておけば、猫は嫌がって入らないはずです。
あらかじめ、無臭の忌避剤をまいておくのも1つの手段です。
来客に対しても不快感を与えることも少ないことでしょう。
猫の行儀の悪さで困る1つに、テーブルの上に乗る行為があります。
食事を置く場所に、猫が土足で乗るのは、不衛生です。
また、食事がおかれるテーブルの上だからこそ、つまみ食いに困らせられる飼い主も多いことでしょう。
なんとかテーブルの上に乗らせないようにしつけたいですね。
どうすればいいでしょうか。
まず大声で叱ったり、叩いたりするのは、良くありません。
たしかに大声で叩いたり叱ったりすると、猫は驚いてテーブルの上に乗るのをやめることでしょう。
しかし、同時にしかったり叩いたりする飼い主のことも一緒に嫌いになってしまう可能性があります。
飼い主が嫌われないように、上手にしつけるためにはどうすればいいのでしょうか。
簡単です。
テーブルの上に乗ったら、テーブルをぐらぐら揺らせばいい。
猫は地震が来たと思って、驚いて飛び降りることでしょう。
しばらくすれば、テーブルの上に乗ると揺れて嫌なことが起こることを学習し、乗らなくなってくれるはずです。
これを何度も、根気よく続けてみましょう。
この方法なら、飼い主が猫を叩いたり大声を出したりして叱るわけでもありませんから、嫌われる心配もありません。
これはテーブルだけでなく、たんすの上に乗ったときや、椅子の上に乗ったときにも使えます。
乗ってほしくないところに乗ったら、揺らして驚かし、間接的に乗ってはいけないことを伝えるのです。
猫は1日の起きている時間のうち10%は、毛繕いをしているといわれています。
お風呂に入る習慣がなく抜け毛が激しいので、舌を使って汚れを落としたり毛並みを整えたりしようとします。
個体差はありますが、いずれにせよ多くの時間を使っているのは間違いありません。
毛繕いをするのは自然な行為ですが、あまりに頻繁なら、話は別です。
皮膚がはげたり出血したりするくらい毛繕いをするなら、何かのトラブルを抱えていることが考えられます。
代表的な可能性が、3つあります。
部屋の掃除や猫のブラッシングなどを怠っていると、ダニはどんどん繁殖します。
ちくちくした痛みやかゆみが気になり始め、いつも毛繕いをしてしまいます。
対策としては、やはり、こまめな掃除とブラッシングを心がけることに尽きます。
定期的に部屋の掃除をして、布団を洗濯したり日干ししたりしましょう。
ダニがいなくなって部屋が清潔になれば、自然と問題が解決していくことがあります。
猫が精神面で何らかのストレスを抱えている可能性も考えられます。
ストレスを紛らそうとする行動が「毛繕い」という行動として表れている場合があります。
部屋の温度が熱すぎる、または寒すぎるのかもしれません。
引っ越しなどの環境の変化によるストレス。
けがによるストレス。
多頭飼いによるストレス。
多種多様なストレスの原因の中から心当たりがあれば、原因を取り除きましょう。
おっぱいばかりをなめているのだとしたら、単に猫のマスターベーションかもしれません。
毛繕いをしているうち、自分で自分のおっぱいをふとなめることがあります。
気持ちのよさを覚え、癖になっている場合があります。
対策としては、マスターベーションより、面白いことや楽しいことを教えてあげることです。
飼い主が遊び相手になったり、おもちゃがたくさんあったりすれば、自然とそちらに気が向いて、癖が取れます。
このように原因によって対策も変わります。
いま一度生活を振り返り、毛繕いばかりする原因を突き止めてみましょう。
もし、自分での判断が難しい場合は、獣医師に相談してみるといいでしょう。
ただし、いくら獣医師に相談すると言っても、普段の猫の生活環境を熟知しているのは、飼い主です。
飼い主が、普段の猫の状態をしっかりチェックして、どんなことが原因になっているのかを、把握するよう努めましょう。
また、はげた一部の治療のために、獣医師の指導のもと、動物用の医療器具「エリザベスカラー」を検討するといいでしょう。
エリマキトカゲのように首回りに装着して、体をなめられないように矯正する器具です。
これを使えば、体をなめられなくなります。
ただし、エリザベスカラーを装着している間は、飼い主はいつも以上に部屋の掃除とこまめなブラッシングを心がけましょう。
同居している猫同士がよくけんかをして、頭を抱えている飼い主も多いことでしょう。
猫は好き嫌いが激しいのは、人に対してだけでなく、猫に対しても同じです。
生後1カ月から半年までの間にほかの動物たちと触れ合う機会がないと、付き合い方が苦手になり、けんかをしやすくなります。
もちろん成猫でも手遅れではありません。
時間はかかりますが、一緒に暮らし始めたころはけんかをしていても、しばらくしていれば次第に仲良くなるはず。
しかし、いくらたってもけんかは平行線を保ったままで解決しそうにない場合があります。
「うちの子たちは、なぜこんなに血の気が多いのかな」
同居している猫同士がよくけんかをする場合、意外な原因が考えられます。
「食事のやり方」です。
もしかして、1つの器の中に、数匹分の猫の餌を入れていませんか。
1つの器に餌を入れることのどこが問題なのかと思いますが、大いに問題です。
一緒に器の中に食事を入れていると、猫同士が餌の取り合いになりやすいからです。
自分より相手のほうが食べる量が多かったり、食事を邪魔されたりなど、猫同士がいがみ合うきっかけをつくりやすくなります。
食い物の恨みは恐ろしい。
猫の相性の問題でけんかをしていることもありますが、食事のようなささいなことから仲たがいが発展していることが多いです。
対策としては、別々の器を用意して、与える方法です。
もし3匹猫を飼っているなら、器を3つ用意して、食事の奪い合いが起こらないようにします。
猫同士は食べ物の取り合いでけんかをすることが、大幅に減少するはずです。
まずはこの方法で、しばらく様子を見ましょう。
この方法をとるだけで、おそらくけんかをする頻度は大幅に減少することでしょう。
次第に仲を回復させる可能性が高くなります。
しかし、それでもなかなか仲良くなれないなら、思いきって別々の部屋で暮らさせる方法も手です。
どうしても反りが合わない猫同士を無理に一緒にさせるのも、ストレスになります。
顔を合わせることがなくなれば、けんかはできなくなるはずです。
「おや。猫の爪が伸びてきたなあ。そろそろ爪切りの時期だな」
猫も人と同じように、時間がたてば爪が伸びます。
爪が伸びると、家具やソファーなどを引っかき回されるため、定期的に爪切りをしてあげようと思います。
別に痛くもかゆくもない爪切りですが、この爪切りを極端に嫌がる猫がいます。
爪切りのとき、じっとさせられたり押さえつけられたりするのが、生理的に受け付けず、大暴れすることがあります。
そこで飼い主は、猫を動けないように強く押さえつけようとしますが、逆効果。
強く押さえつけるほど、猫はますます「ツメ切り=嫌なこと」と思い始め、爪切りを嫌がり始めます。
場合によっては、爪切りを強要させようとする飼い主のことまで嫌いになってしまう可能性もあります。
だからとはいえ、ほうっておけばいい話でもありません。
爪が伸びたら伸びたで、部屋中を爪でぼろぼろに引っかき回されます。
なかなか難しい問題ですね。
何か爪切りのうまい方法はないのでしょうか。
1つ、いい案があります。
人が猫の爪を切るのではなく、猫に爪を切らせるようにすればいい。
ペットショップで爪研ぎ器を飼ってきて、猫のそばに置いてみましょう。
たとえば、寝床のそばに爪研ぎ器を置けば、自分で爪を研いでくれる可能性が高くなります。
人間でもそうですが、ある程度爪が長くなると、気になって仕方なくなります。
そばに爪研ぎの器具があれば、自然と目を向けてくれるはず。
猫の好みに合いやすいように設計されている爪研ぎ器ですから、好んで使ってくれる可能性があります。
また、猫は好き嫌いが激しいので、せっかく買ってあげた爪研ぎ器を使ってくれないこともあります。
そういうときは、爪研ぎ器に変わるものを用意してあげるようにしましょう。
爪研ぎ器は使わないけれど、ダンボールや新聞紙なら好んで引っかく様子が見られれば、大好きなのでしょう。
いらなくなったダンボールや新聞紙を束にして、わざとらしく猫の寝床のそばに置いてあげましょう。
猫は絶好の引っかく対象を見つけ、勢いよく引っかき始めるでしょう。
自分で爪を研いでくれ、しかも猫にとっていい運動にもなり、まさに一石二鳥になるのです。
「おや、右手の動きがおかしいな。一度、動物病院に行って、先生に診てもらおう」
ときどき具合の悪い猫を診てもらおうと、動物病院に行くことがあります。
しかし、動物病院の中で猫が大暴れ。
先生に診てもらいたくても暴れるのでは、診断も治療もできません。
こういうとき、2つの対策があります。
以前、病院に来たとき、体中を触られるなど苦い記憶があり、思い出して暴れている可能性があります。
病院内でお菓子をあげたり優しくなでたりなどして、病院への苦手意識を少しでも取り払うようにしてみましょう。
病院の中でおいしいものを食べているうちに、悪い思い出が消え、いい印象へと変わる可能性があります。
しかし、それでも直らないなら、2つ目の可能性があります。
動物病院によっては、治療薬のようなにおいが部屋中に充満していることがあります。
そういう刺激臭に反応して、猫が緊張していることがあります。
また、獣医師が猫を診断するときに、乱暴に押さえつけていませんか。
猫の状態を説明する獣医師の話口調が、乱暴な言い方になっていないでしょうか。
獣医師としては、きちんと細かく見ようとする心意気が、かえって猫を強く刺激していることがあります。
悪気があってしているわけではないのでしょうが、病院や獣医師との相性があまりよくない可能性があります。
本当に猫の扱いが上手な獣医師は、優しくなでたり、おやつを与えながら治療したりなど工夫をするはずです。
少し大胆なやり方になりますが、思いきって通う動物病院を変えてみるのも検討しましょう。
病院が変われば雰囲気も変わりますし、猫の扱いを熟知した獣医師がいるかもしれません。
相性のいい病院や獣医師を探すのも、飼い主の重要な仕事の1つなのです。
猫がカーテンに爪を引っかけて登ろうとする行為を「カーテン登り」といいます。
猫は高い場所が大好きです。
「高いところに登りたい」本能と、カーテンの不思議な肌触りが相まって、鋭い爪を引っかけて登ろうとすることがあります。
しかし、いくら高いところやカーテンが大好きとはいえ、飼い主としては笑えません。
カーテンを爪で引っかかれると、すぐ傷ついてぼろぼろになります。
そこでいくつか対策をご紹介しましょう。
カーテンを引っかくのは「暇だよ」という気持ちが表れていることもあります。
遊び道具が少ないと、暇つぶしのためカーテンを引っかいて遊んでしまいます。
上下に運動できるキャットタワーを買って与えれば、遊んだり安心できたりするスペースを確保できます。
一転してカーテンを引っかくのをやめるようになる場合があります。
金銭的に購入が難しければ、せめてたんすを階段状に並べても効果的です。
そもそもカーテンを爪で引っかけられるのは、爪が伸びている証拠です。
爪を短く研いでおけば、引っかけることができなくなります。
ペットショップに行けば、猫が本能的に嫌がる成分を配合した「忌避剤」が置いてあるはずです。
そのにおいをカーテンにつけておけば、嫌がって自然と近づかなくなるでしょう。
ただし、忌避剤のにおいは、人間にとっても不快に感じることがあります。
その際は、次の対策を検討してみましょう。
カーテンが床近くにまで垂れ下がっているから、猫が手を出しやすくなります。
カーテンを、猫の手が届かない高さまで丈を短くすればいい。
猫としてもカーテンの丈が高くなった分、窓越しに外を眺めやすくなり、暇つぶしをしやすくなるでしょう。
もちろんカーテンを短くした分、光が漏れやすくなり、部屋の足元をのぞかれやすくなる欠点もあります。
そういう場合は、さらに次の対策へと進んでください。
つるつるしたカーテンに買い換えるのも、1つの手です。
引っかけられなければ、爪を立てられなくなるはずです。
また布製のカーテンの外側にナイロン製のようなカーテンをさらに重ね合わせるのも、いい方法です。
これなら爪を立てられず、においもなく、遮光効果も抜群です。
いつもはトイレがきちんとできているのに、ときどき粗相をする。
そんなトラブルを抱えたことはありませんか。
一見すれば、不思議な行動です。
トイレを覚えたなら、同じ場所でいつも用を足してもらいたいですが、まれに粗相をする。
この中途半端な状態が、厄介です。
なぜ一度覚えたトイレを、まれに使ってくれないのでしょうか。
これは人間にも言える話です。
たとえば、あなたが外出中、公衆トイレに行くことがあると思います。
しかし、トイレのドアを開けると、便器はふんまみれで、ひどいにおい。
そんなトイレは使いたくなくなります。
猫の場合も同じです。
いつも使っているトイレとはいえ、おしっこや糞で汚れたままにしていると猫は嫌がり、別の場所で粗相をし始めてしまいます。
もちろん必ずしもこれが原因とは言い切れませんが、考えられる可能性としては最も大きいはずです。
今、猫のトイレの状態はいかがでしょうか。
猫がおしっこや糞をした後にもかかわらず、そのままにしていると、せっかく覚えたトイレをまた忘れます。
これを解決するためには、やはり定期的なトイレの掃除です。
おしっこや糞をした後、新しい砂に取り換えたり汚れを落としたりなど、こまめな掃除を心がけましょう。
いつもトイレが清潔なら、猫も気持ちよく使えるのです。
「おや。この人、家で猫を飼っているな」
ときどき私は人と話している瞬間、猫を飼っていることに気づけることがあります。
人の態度や行動でわかるわけではありません。
「におい」でわかります。
髪や服ににおいが付着しているのでしょう。
猫らしき独特のにおいが、漂ってきて、ふと気づきます。
なぜ猫を飼っていると、部屋がにおいやすくなるのでしょうか。
仕方ない事情が、3つあるからです。
放し飼いにしていると、外で車が往来したり、伝染病にかかったりする可能性があります。
猫の安全面を考えると、やはり完全室内飼いが基本です。
つまり、365日、常に部屋の中に居続けるという生活環境です。
猫は自分からお風呂に入る習慣は当然ないです。
そもそも水が大の苦手です。
体を洗おうとして、猫に水を浴びせるやいなや、大暴れすることもあります。
またあまりに頻繁にシャワーを浴びさせると、今度は皮膚が乾燥しすぎてしまい、皮膚の防御が弱くなります。
ダニにやられやすくなったり、皮膚がただれやすくなったりしてしまいます。
猫を清潔に保ちたいとはいえ、頻繁にシャワーに浴びさせるのも、考えものです。
基本的に、2、3カ月に1回。
短くても1カ月が目安になります。
部屋の空気を入れ替えたいですが、窓を開けると、猫が外へ逃げてしまいます。
網戸にすればいいですが、爪で網戸に穴を開けてしまいます。
その結果、なかなか部屋の空気の入れ替えに苦労している飼い主も多いです。
こうした理由から、猫を飼っているといつの間にか部屋ににおいがこもりやすく、衣服ににおいが付着しやすくなります。
しかもにおいは鼻が慣れやすく、自分では気づきにくい。
もし気づけるとしたら、一瞬だけあります。
外出先から帰ってきた瞬間です。
家のドアを開けた瞬間、ふと、屋外とは違うにおいを感じる。
そういう実感があれば、知らず知らずの間に、部屋はにおいが充満していると思っていいでしょう。
衣服にもにおいは付着しているはずなのです。
猫を飼っていると、部屋がにおいやすくなります。
部屋がにおいやすくなると、部屋の中にある家具は当然、衣服にもにおいが付着しやすくなります。
猫であるゆえに、完全室内飼いが基本です。
水は苦手。
しかも外に逃げられては困るので、部屋の換気が難しい。
こうした理由から、猫を飼っていると部屋がにおいやすくなります。
では、どうすればいいでしょうか。
まず「消臭剤」を最大限に活用しましょう。
特に猫の寝床の付近に置けば、より効果的に働くはずです。
窓を開けるのが難しければ「換気扇」を活用しましょう。
一般的に換気扇は、部屋の高い位置にありますから、小さくても空気の入れ替えが効率的に行えるはずです。
もし換気扇のプロペラ部分が危険なら、鉄製の覆いをしておけば問題ないはずです。
予算があれば「ナイロン製の網戸」ではなく「鉄製の網戸」に取り換えるのもグッドアイデアです。
頑丈な鉄製の網戸なら、猫に穴を開けられる心配もありません。
シャワーについては、これまで2、3カ月に1回だった間隔を、1カ月に1回の間隔にしてみるのもいいでしょう。
間隔が少し短くなる分、猫のにおいも取れやすくなります。
仕事やデートなど、大切な人と合う直前にシャワーを浴びれば、においはすっきり取れるはずです。
猫が飼い主の目を見つめながらしきりに鳴いて、おねだりを要求してくることがあります。
「にゃあ、にゃあ、にゃあ」
ただでさえかわいい猫に、恋しい目つきでしきりに鳴かれると「少しくらいいいかな」と心が折れそうになります。
しかし、これも程度によります。
いつも「餌をちょうだい」と要求されると、飼い主も大変です。
うっかり餌をたびたびやっていると、猫の健康管理がしにくくなります。
また、いつも泣き続けられると「うるさいな」と感じることもあるでしょう。
しっかりおねだり癖がついてしまった猫は、なかなか世話が焼けます。
では、なぜこうしたおねだり癖がついてしまったのか。
その原因は、飼い主にあるのではないでしょうか。
猫が餌を要求したとき、かわいい様子に心が緩んで、餌を1つあげてしまいます。
すると猫は「しつこく要求すれば餌がもらえる」と学習します。
猫はおねだりを覚え、飼い主に向かっていつも鳴くようになりました。
このおねだりをやめさせたければ、まず猫のおねだりを完全に無視することです。
最初のうちは心苦しいですが、心を鬼にしましょう。
これも1つのしつけです。
しばらくすれば「いくらおねだりしても無駄だ」と覚え、次第におねだりをしなくなります。
一方、決まった時間に、決まった食事の量をきちんと与えます。
「おねだりしてももらえないけど、いつも決まった時間に食事がもらえるなあ」とさらに学習して、泣きやむのも早くなるでしょう。
しばらく時間はかかりますが、次第におねだりの癖が取れていくはずです。
猫を飼っていると、おしゃぶりする癖がよく見られます。
暇が多いので、部屋の中のさまざまな物に興味を示し、手当たりしだいに触ったりかじったりしようとしまです。
布でできた人形を噛んだり、プラスチック製のコップを噛んだり、新聞紙を食べようとしたりなどです。
これはあまりいいことではありません。
いくら興味があるとはいえ、噛んでいるうちに飲み込んでしまい、胃や腸に詰まらせ、体調不良の原因になる場合があります。
最悪の場合、おなかを切開して、取り出す必要もあります。
そうなると、猫の体には大きなダメージになりますし、金銭的にも大きな負担になります。
もし、何でもおしゃぶりをする癖があるなら、早めにやめさせるようにしましょう。
これは、癖になる前にやめさせるのがポイントです。
そこで次の3つを実践していきましょう。
まずやめさせるためには、部屋の掃除から始めましょう。
掃除のコツは「整理整頓」より「捨てること」です。
そもそも部屋の中にたくさんの不要な物が置かれていないでしょうか。
どんなにきれいに整理されていても、たくさんの物が置かれていると、猫が興味を持って触ってしまいます。
どうしても触ってほしくないものは、押し入れの奥にしまっておきます。
猫を飼っていると、ただでさえ部屋は散らかりやすくなりますから、部屋の中の物はできるだけ少なくするよう心がけましょう。
飼い主にとっても掃除の負担が減り、シンプルな生活へとつながるはずです。
次にしたいことは、食べてしまう物品には、猫が嫌がる忌避剤をつけておくことです。
絶対に口に入れてほしくない物があれば、たくさんの忌避剤をつけておきます。
あらかじめ猫が嫌がる味やにおいをつけておけば、噛んだり口に入れたりすることもなくなります。
猫が暇を持て余すことがないように、一緒に遊んで猫のストレス発散をさせていきましょう。
定期的なブラッシングも、いい心がけです。
スキンシップの時間も増えるばかりでなく、部屋が抜け毛で汚れにくくなり、猫の血液の循環が良くなり健康的です。
この3点に気をつけていけば、次第におしゃぶりをする癖はなくなっていくことでしょう。
猫は、抜け毛が多い動物です。
季節によっても、抜ける毛の量に若干違いがあります。
冬は最も少なく、夏が最も多くなります。
春を過ぎたくらいから抜け毛がひどくなり始め、掃除に苦労する飼い主も多いことでしょう。
猫は舌や手を使って毛繕いをして、自分から毛を抜いたりしようとします。
起きている時間の10分の1は、毛繕いに時間を費やしていると言われているほどです。
しかし、猫では手が届かない場所もあります。
背中あたりは、自分でしようにも毛繕いができず、毛が抜け落ちやすくなります。
これを解決させるには、やはり飼い主が定期的に猫をブラッシングしてあげるのがいちばんです。
理想は、毎日です。
もし、毎日が手間と感じれば、3日に1回くらいでも問題ありません。
大切なことは、定期的にブラッシングをしてあげる習慣です。
ブラッシングをするときも、強く力を入れすぎると肌を傷つけてしまいます。
毛が生えている方向に合わせて、優しくゆっくりしてあげましょう。
定期的なブラッシングは猫の体の血行を促進する作用があり、猫の健康維持にもつながります。
ペットショップに行けば、猫専用のブラシが売られているはずですから、1つ買っておけば十分です。
「猫に芸を覚えさせたい」
猫を飼い始めると、ふとそういう思いを抱くことでしょう。
犬なら「お手」「伏せ」「待て」など芸を覚えるのが早いので、猫もしつければうまく芸を覚えるのではないかと思います。
しかし、なかなかそうはいきません。
そもそもなぜ、犬は芸を覚えやすいのかというと、飼い主の言うことを聞きやすい社会を形成しているからです。
犬の場合は「団体」で行動し、リーダーを頂点とした「縦社会」です。
犬の祖先が草原で暮らしていたころ、敵と戦うために、集団で行動していました。
1匹では貧弱ですが、集団で行動すれば大きな力を発揮できます。
その集団をまとめる役としてリーダーがいましたし、リーダーの指示にも従順です。
「リーダーの行くところならどこへでも行く。言うことは何でも聞く」
だからこそ犬は、飼い主さえいれば引っ越しをいといませんし、飼い主に従順です。
したがって、芸も覚えやすいです。
しかし、猫の場合は、少し違います。
猫の場合は「単独」で行動する「平ら社会」です。
ボス猫以外は、上下関係はほとんどない平らな社会です。
猫の祖先は森で暮らしていて、複雑な地形のため、単独で行動していました。
多くの木々があるため、単独行動のほうが動きやすく、生存に適していました。
ボス猫の存在もいますが、犬のリーダーとは少し存在意義が違います。
どちらかというと「ほかの猫より少し圧力がある」といった程度です。
犬とは違い、ボス猫の後にほかの猫たちがつくようなことはありません。
むしろ、怖がって近寄らないという程度です。
「ボス猫は怖いから、近づかない」という感じです。
そうした犬と猫とでは、形成する社会が異なるため、芸をしつけるときも同じ要領とはいきません。
犬はリーダーの言うことをよく聞くので芸を覚えますが、猫はリーダーという認識もないため、言うことを聞いてくれません。
あまり無理に覚えさせようとすると、逆に嫌われてしまう始末。
事実、世界のサーカス団では、犬を使ったサーカス団は数多く存在しますが、猫を使ったサーカス団は少ない。
このことからも、猫に芸を覚えさせるのは、難しいと考えていいでしょう。
しかし、難しいからと言って、教えられないわけではありません。
唯一希望があるとすれば「餌を使ってしつけること」です。
猫は、ボスの後には付いていきませんが、餌をくれる人の後ならついていきます。
猫は、餌に対しては目がありません。
たとえば「お手」を教えるとき、言うとおりにすれば一口の餌を与えるようにします。
餌のやりすぎに注意しながら、根気よくしつけてみましょう。
犬より大変長い時間はかかると思いますが、次第に覚えてくれるはずです。
猫を飼っている飼い主の中には、放し飼いにして飼っている場合があります。
本来なら、完全室内飼いが賢明な選択です。
しかし、家の事情のため、ペットを飼ってはいけないところもあり、野良猫状態で猫を飼うことがあります。
こうなれば、事実上、飼っているのと変わりない状態です。
そんなある日、猫が飼い主の庭先に、外で仕留めた獲物をわざわざ持ち帰ることがあります。
ネズミ・鳥・ヘビなどの死骸です。
「うわっ、なんだ、急に。なぜこんなものを?」
この獲物を持ち帰る行動は、親猫が子猫に食事を持ち帰る習性の表れといわれています。
餌を与えているのは飼い主です。
しかし、時に猫は飼い主に対して母性本能を抱き、外で仕留めた獲物を飼い主の餌として持ち帰ることがあります。
「1人で狩りもできないの。仕方ないなあ」と思っているのかもしれませんね。
ありがた迷惑な話です。
ネズミや鳥の死骸を見れば、誰でも驚きます。
そんな驚いている飼い主を、猫は喜んでいるのと勘違いして、余計に持ち帰ろうとする悪循環もあります。
これをやめさせるのは単純です。
猫の首輪に鈴をつければいい。
歩くたびに鈴がなります。
近づく猫が鳥やネズミに気づかれやすくなり、狩りに失敗しやすくなります。
しかし、それでもまだ獲物を持ち帰ってくる場合があります。
猫は優秀なハンターであり、鈴をつけていたとしても、鈴を鳴らさずに獲物に近づく方法を学習してしまいます。
そういうときは、鈴を2つや3つへと増やせばいいでしょう。
歩くたびに鈴が鳴り、獲物を仕留められなくなります。
また、家に持ち帰った獲物は、猫が目を離した隙にそっと片付けておくといいでしょう。
猫によっては、吸いつく癖を持っている場合があります。
指や耳たぶを、熱心に吸っている。
最初のうちは「甘えているのかな。かわいいな」と思ってしまいます。
しかし、ずっと続いていると困ってきます。
指をずっとなめられているうちに、飼い主の指が炎症になってしまうこともあるでしょう。
猫を抱いたときに耳たぶに吸いつかれると、こそばゆいものです。
なんとかやめさせたい、と思う飼い主も多いことでしょう。
そもそも、なぜこの癖があるのでしょうか。
幼いころの「乳飲み行動」が癖になり、成長しても抜けないために起こるといわれています。
猫は生まれて間もないころ、母猫の柔らかいおっぱいを毎日吸っていました。
肌触りがよくて、おいしくて、大好きなお母さんに触れることができます。
本来なら「乳飲み行動」は成長するとともに自然と卒業していきますが、長引いたり癖になったりする場合があります。
人間の子どもが指をおしゃぶりするのと、同じ感覚です。
では、どうすれば、上手にやめさせることができるのでしょうか。
ぼうっとしている時間があると寂しいと感じる時間が増え、余計に飼い主の指や耳たぶをなめてくるようになります。
刺激的なおもちゃを与えます。
吸いつくより楽しいことがあることを教えるのがいちばん。
面白くて刺激的なおもちゃで遊ぶうちに、指をしゃぶっている場合ではなくなり、自然と癖が取れてやめるようになるでしょう。
興味の対象が、指や耳たぶからおもちゃへと移行して、自然とやめるようになるのです。
「さて、そろそろ寝ようかな」
時計が10時あたりを回り、寝る時間が近づきます。
そんなときに限って、飼っている猫がうるさく鳴いたり、ばたばた走り回ったりする光景を目にしたことはありませんか。
また、睡眠中に猫が飼い主の上に乗っかってきて、睡眠を阻害される場合もあることでしょう。
寝ようとする時間に限って、なぜか猫は元気になります。
寝る前といわず、寝ている最中に猫が部屋中をばたばた走り回り、叩き起こされた。
そんな経験を持つ飼い主も多いのではないでしょうか。
実はこれが普通です。
猫が普段おっとりしていますが、元気になる時間帯があります。
「夜更け」と「早朝」です。
猫にもよりますが、夜の10時や早朝6時あたりは、活動的になることが多いようです。
今でこそ昼間に活動をする猫ですが、猫はそもそも夜行性でした。
ネズミを捕獲するのは、昼間より夜が適していたので、夜中に行動していました。
暗い中を走り回り、多くの小動物が眠るであろう時間帯のほうが、ネズミをはじめとする小動物を捕獲しやすい事情がありました。
「狩猟習慣」の名残があるため「夜更け」や「早朝」になると、本能的な習慣が働き「獲物はいないか」と、はしゃぎだします。
もし、そんな夜中にうるさい猫に悩まされているなら、アドバイスがあります。
寝る前に、わざとボールを使って遊び相手をしてあげ、疲れさせてあげるといい。
時間の目安としては、10分間くらいがいいでしょう。
猫は犬と違い、あまり持久力がありません。
飼い主が猫とボール遊びでしばらくじゃれ合っていれば、猫はすぐ疲れるはずです。
遊びに疲れた猫は、朝までぐっすり寝て、飼い主も夜中に眠りやすくなるのです。
家庭によっては、観葉植物を育てている場合もあるでしょう。
しかし、せっかく大事に育てている観葉植物を、猫が食べてしまうことがあります。
「大切に育てていた植物なのに、なんてことをするの!」
育てるまでに時間はかかっても、食べられるときは一瞬です。
気がめいってしまうことでしょう。
さて、最初に考えたいのは、猫にとって有害な観葉植物に注意することです。
「ヒヤシンス」や「シクラメン」など猫に有害な植物があります。
猫に害のある植物なら、食べさせないようにしつけるより、植物を置かないようにしたほうが無難でしょう。
万が一、口にしてしまえば、猫にとって致命的なダメージになるからです。
よく調べたうえで、猫にも無害な観葉植物なら、室内で育ててもいいでしょう。
では、観葉植物にいたずらされたくないときにはどうするか。
猫は、柑橘系のにおいを嫌います。
ペットショップで販売されている、猫が嫌がる柑橘系もしくは忌避剤を購入して、植物に吹きかけておけばOKです。
においを嫌がり、手を出さなくなるはずです。
もし忌避剤のにおいが気になるなら、鉄製の籠に入れたり猫の手の届かない場所に置いたりするなど工夫をしてみましょう。
家庭で猫を飼うことがあると思います。
父・母・子ども・祖父や祖母までいる大家族の中で猫を飼うこともあるでしょう。
たくさんいると、ある傾向が見えてくるはずです。
「猫にも人に対して好き嫌いがある」ということです。
ある人が近づいても逃げない猫が、ある人が近づくと走って逃げていく。
家族の中で飼っているなら、みんなと仲良くなってもらいたいというのが本望です。
なぜ、好き嫌いがあるのでしょうか。
一般的な傾向として、猫はおじいさんやおばあさんなど年配者を好みます。
逆に、いちばん苦手なのは子どもです。
この理由は、単純です。
猫は、穏やかな人が好きで、乱暴な人が嫌いだからです。
穏やかな人と言えば、年配者のほうが話し方も動きも落ち着いています。
猫は一緒にいやすくなり、すぐなつきます。
しかし、子どもの場合は、猫を乱暴に扱ってしまいがちです。
大きな声で叫んだり騒いだり、猫の体毛を乱暴に扱ってしまうなど、子どもは次に何をするのか予測が難しいところがあります。
猫は、触られることにとても繊細です。
背中をなでていても、優しくなでられる分にはリラックスできますが、少しでも力が入ってしまうと急に嫌がってしまいます。
そうした繊細な猫だからこそ、人に対しても好き嫌いをはっきり見せます。
解決策を施すのは、猫に対してより、人に対してです。
乱暴な子どもには「優しくしましょう」としつけたほうが、早く解決するでしょう。
こうした落ち着きある行動を心がければ、子どもでもなついてくれるに違いありません。
猫が飼い主の持ち物におしっこをすることがあります。
身につけていた服やバッグなどを、床やテーブルの上に置いていると、おしっこをして汚してしまいます。
いたずらをしているように見えることでしょう。
なぜこういうことをするのかというと、猫が慣れないにおいを消そうとするためです。
服やカバンなどは、頻繁に外へ持ち出します。
外の慣れないにおいが、服やカバンにたっぷり付着することでしょう。
家に持ち帰ったとき、猫は慣れないにおいに反応して、においを消そうとおしっこをしてしまいます。
さすがに、服やカバンを屋外へ持ち出さないのは現実的ではありません。
これを防ぐ方法として、服やカバンなどは、あらかじめ猫の手の届かないところへ移動させることです。
帰宅時、服はクローゼットに入れておきましょう。
クローゼットの扉も、開けたままではなく、きちんと閉じておきます。
カバンなら、ふた付きの箱の中に入れるなどして、猫の手が届かないようにすればいい。
におわず、猫の手の届かないところなら、どこでもOKです。
慣れないにおいが部屋に残っているというのも、猫のストレスになります。
クローゼット・押し入れ・箱の中など、においが外に出ないようなところに保管するようにすればいいでしょう。
猫は慣れないにおいにストレスを感じることもないです。
服やカバンなどを汚される心配も解決するのです。