「中華料理は和気あいあいとしているから、気が楽だ」
たしかに中華料理は堅苦しさがなく、和気あいあいとした雰囲気が特徴です。
食事中に音を出してもいいです。
21世紀に入ってから、中国の目まぐるしい成長があります。
中国への留学生も増え、また国内でも中国からの留学生など、よく見かけます。
仕事でも、中国人従業員がいて、一緒に食事をする機会があります。
中国は広大です。
広大な土地があるゆえに、気候・歴史・文化背景の違いから、中華料理にはいくつか種類があります。
中国を東西南北で分けると、4種類にわかれます。
西洋料理のコース料理では、料理が出てくる順番があるように、中華料理にも出てくる順番があります。
中華料理は、大きく5つの料理が出されるのが基本です。
食事のペースを考えるためにも、基本的な流れを押さえておきましょう。
中華料理の特徴の1つは「円卓テーブル」です。
四角いテーブルもありますが、複数人が座る際は、必ず大きな円卓テーブルへと案内されます。
なぜ円卓なのかというと、楽しくにぎやかに食事をしやすくするためです。
中華料理でまず気をつけておきたいのは、箸の置き方です。
通常、食事前や食事中は「縦」に置くのがマナーです。
縦に置くことで「まだ食事は終わっていません」というサインになります。
円卓テーブルの上にある「回し台」は、パブリックスペースです。
個人が好き勝手に使うのではなく、周りに配慮しながら使うことが大切です。
回し台における守っておきたいマナーが、5つあります。
日本料理では、持ち上げて良い器と持ち上げてはいけない器が混在して、覚えておかなくてはなりません。
その点、中華料理はシンプルです。
基本的に中華料理では、器は持ち上げません。
中華料理で、円卓テーブルが登場します。
円卓という特殊な形のため席次も特殊なのかと思いますが、基本は同じです。
・席次について
円卓テーブルで食事をする中華スタイルの場合、まず「料理を取り分けること」から始めます。
西洋料理では、あらかじめ出来上がった料理が出てきますから、同席者と同時に食べ始めることができます。
しかし、中華料理では食べる前に、まず取り分けなければなりません。
さて、問題です。
円卓テーブルに、友人と4人で座りました。
回し台の料理の1つに、チャーハンがあります。
円卓テーブルの回し台の1周目は、特に注意が必要です。
1周目は、各人が自分の食べたい料理を選んで取ります。
1周目に限っては、特殊なマナーがあります。
円卓テーブルでは、回転台に並んでいる料理を各人が取っていくというスタイルです。
比較的、許容範囲が広い中華料理ではありますが、やはり最低限のマナーはあります。
(1)料理ごとに皿を変える
チャーハンなどご飯類を、取り分けるための大きなスプーンが添えられていることがあります。
何気なく使うサーバー用スプーンですが、心がけたいマナーが2つあります。
(1)使い終わったスプーンには、きれいに落とす
所が変われば、マナーも変わります。
日本では、ご飯は1粒も残さず食べきるのがマナーです。
しかし、中国では逆になり、わざと残すのが一般的です。
「おいおい。大盛りで注文した覚えがないぞ」
中華料理店で、山盛りになって登場した料理に驚いた人は多いのではないでしょうか。
通常、チャーハンや麺類などの料理を1皿注文すれば「一人前」が出てくるものと思います。
西洋料理や日本料理などでは、出てきた料理に調味料を加えるのはマナー違反です。
初めから調整されている味付けに対して調味料を加えるのは、料理人が意図しない味になります。
また、料理人が丹精込めて作った料理に調味料を加えるのは「味が足りない」というクレームとして誤解されることもあります。
中華料理で登場する「ちりれんげ」。
形を思い出しましょう。
もともとは「れんげ」という花の名前です。
中華料理は、全般的に「脂っこい」のが特徴です。
そういう文化、食の形式です。
当然脂っこいものを食べていれば、摂取するカロリーも高くなるはず。
北京料理の代表に「北京ダック」があります。
食用のアヒルを、1匹まるごと焼いて出される料理です。
ナイフやフォークでそのまま食べればいいのかというと、そうではありません。
上海料理の代表的料理と言えば、やはり「上海ガニ」ですね。
巨大なカニが、まるごと登場です。
どうやって食べればいいのでしょうか。
中華料理では、殻が付いたままのエビが登場することがあります。
エビのチリソースでも、殻が付いたままのエビの場合があります。
最初に思いつく食べ方としては「殻をむいてから食べる方法」ではないでしょうか。
「麺類の食べ方のポイントは、ちりれんげにある」
といっても過言ではありません。
何気なく置かれているちりれんげですが、使い方によっては大変便利です。
春巻きやシューマイなどを直接手で持ってかぶりついたりするのは良くありません。
箸で突き刺して食べるのもNGです。
絶対にしてはいけないマナー違反というわけではありませんが、見苦しい食べ方ですから、できるだけ控えたほうがいいでしょう。
中国といえば、お茶の本場です。
お茶と一言で言っても、本場だけのことはあり、多様な種類があります。
中華料理でお酒が苦手な人は、代わりにお茶を注文することが多いことでしょう。
中国茶は、大きな急須で出てくるのが一般的です。
この急須の置き場所ですが、誰にでもお茶を取りやすくなるよう、回転台の上に置いておくのがマナーです。
通常の四角いテーブル席の場合は、中心あたりに置いておきましょう。
中華料理でのお酒といえば「紹興酒」がよく登場します。
紹興酒は世界3大美酒の1つであり、世界的にも大変有名です。
中国の醸造酒であり、日本の清酒に当たります。
ラオチュウとは、中国産の醸造酒の総称です。
一般的にラオチュウといえば「紹興酒」と指すことが多いようです。
このラオチュウですが、注文すると一緒に氷砂糖が出てくることがあります。
「前菜とお酒だけ」の組み合わせはいかがでしょうか。
中華料理店に入ったからといって、主菜を注文しなければいけないわけではありません。
お酒と前菜だけでも許されます。
通常、フォーマルな西洋レストランにおいて、テイクアウトはマナー違反です。
そもそも保存を前提に調理していないからです。
品質を保証できませんし、生ものの料理も含まれるため、状況によってはテイクアウトを断られます。
「中華料理は和気あいあいとしているから、気が楽だ」
たしかに中華料理は堅苦しさがなく、和気あいあいとした雰囲気が特徴です。
食事中に音を出してもいいです。
ゴマ団子は直接手でつかんで食べてもいいです。
テーブルクロスを汚してもかまいません。
ご飯にスープをかけて食べることさえ、許されます。
和気あいあいとするのがマナーでもあります。
「中華料理にマナーなんてないのでは」と思うほどです。
しかし、中華料理にも守るべきマナーがあるのです。
緩んだ雰囲気だから、マナー違反も許されるわけではありません。
多くの人が勘違いしやすい点なのです。
和気あいあいとしていても、最低限の食事マナーは必要です。
「雰囲気」と「マナー」は、別です。
緩んだ雰囲気に流されて、いつの間にか大きなマナー違反を犯し、同席者に失礼な態度を取っていることがあります。
悪気がなくても、気持ちが緩むと、十分にあり得るトラブルです。
どんなに緩んだ雰囲気でもマナーは必要です。
「無礼講」と同じです。
身分や地位などの上下による堅苦しい礼儀を抜きにして行う酒宴のことですが、事実上、最低限の礼儀は必要ですね。
完全な無礼講はありません。
中華料理は気が楽ではありますが、完全にマナーがないわけではありません。
最低限、押さえておきたいマナーがあるのです。
21世紀に入ってから、中国の目まぐるしい成長があります。
中国への留学生も増え、また国内でも中国からの留学生など、よく見かけます。
仕事でも、中国人従業員がいて、一緒に食事をする機会があります。
これからは、世界中の人にとって中華料理のマナーが必要になる時代となるでしょう。
中華料理では、比較的和気あいあいとした雰囲気があります。
むしろ、和気あいあいとするのがマナーでもあります。
妙に堅苦しく形式張るのは、逆に失礼にもなります。
堅苦しい雰囲気は抜きにして、仲を深めようという考え方があるからです。
しかし、です。
中国人は、目上の人への敬う気持ちがしっかりある国です。
言葉遣いや態度に注意しながら接することが必要です。
ここが難しいところなのです。
「和気あいあいとする」というマナーと「目上の人を敬う」というマナーは、ぶつかりやすい。
ここがまず中華料理で、目上の人と食事をするときの難しさです。
和気あいあいとしながらも、目上の人に対して敬う態度は崩さないよう、気を緩めないことです。
中国は広大です。
広大な土地があるゆえに、気候・歴史・文化背景の違いから、中華料理にはいくつか種類があります。
中国を東西南北で分けると、4種類にわかれます。
やはり料理が誕生する背景には、地理的特徴や歴史などが関係しています。
中華料理の基本知識として、違いや特徴などを押さえておきましょう。
地理的特徴や歴史との背景をつなげると、中国の四大料理の特徴を覚えやすくなります。
中国地方の北側に位置しているがゆえ、緯度が高く、寒冷です。
寒さを乗り越えられるような肉体をつくるため、高タンパクを中心とした肉類を、強い火力で調理した料理が中心です。
いため物や揚げ物も数多く見られます。
もともと宮廷料理から発達した料理のため、見た目が立派な料理が多いのも特徴です。
その一方、内陸に位置しているため、魚介類を含んだ料理は、あまり見られません。
北京ダック、羊肉しゃぶしゃぶ、チンジャオロース、水ギョーザ。
中国東側に位置する上海は、海に面しているため、魚介類をふんだんに使った料理が特徴です。
また上海は米の生産地としても有名です。
そのため、米と魚介類を組み合わせた料理が数多く見られます。
上海ガニ、ブタの角煮、ショーロンポー。
中国の南に位置している広東地方は緯度が低いため、温暖な気候です。
温暖な気候を生かして、農産物が大変豊かです。
また海に面しているため、港都市として東南アジアや西洋諸国と貿易を交わした歴史が背景にあります。
さまざまな食材に触れる機会も多く、広東料理ではさまざまな素材を混ぜて登場するのが特徴です。
たとえば、酢豚です。
肉とフルーツが混ざっているなど、意外性のある料理もあります。
また、ヤムチャの発祥の地としても有名です。
酢豚、フカヒレ、ツバメの巣のスープ。
四川料理のいちばんの特徴は、なんといっても「からさ」です。
中国の西側に位置している四川は、寒さの厳しい盆地です。
そのため発汗を促進させたり食欲を増進させたりするため、からい料理が発達しました。
体中がしびれるような、赤くてからい料理が特徴です。
マーボー豆腐、エビのチリソース、タンタンメン、バンバンジー、ホイコーロー。
西洋料理のコース料理では、料理が出てくる順番があるように、中華料理にも出てくる順番があります。
中華料理は、大きく5つの料理が出されるのが基本です。
食事のペースを考えるためにも、基本的な流れを押さえておきましょう。
色鮮やかな小さな料理が出されます。
量はさほど多くなく、食欲を駆り立てるための意味があります。
「冷たいクラゲ」「バンバンジー」「アヒルの卵」「サメの煮物」などが出されます。
基本的に冷たい料理が出されますが、温かい料理と混ざって出てくることもあります。
前菜の次は、温かいスープが出されます。
主食が始まる前に、胃を温めておく意味があります。
「フカヒレ」や「ツバメの巣」などが代表的です。
最初のメインディッシュです。
肉・魚・野菜などを使った料理が、3皿から5皿、登場します。
炭水化物の少ない料理のため、食べやすくするためです。
2つ目のメインディッシュです。
たっぷり炭水化物が含まれたご飯類や麺類が出されます。
比較的、炭水化物をたっぷり含んだ、味の濃い料理が中心です。
食事の締めくくりとして「点心」と呼ばれる軽食が出されます。
西洋料理でいう、食後のデザートにあたります。
「杏仁豆腐」「ゴマ団子」「ライチ」など甘みのあるものが出ます。
「春巻き」「シューマイ」「水ギョーザ」という軽い食事が出ることもあります。
中華料理の特徴の1つは「円卓テーブル」です。
四角いテーブルもありますが、複数人が座る際は、必ず大きな円卓テーブルへと案内されます。
なぜ円卓なのかというと、楽しくにぎやかに食事をしやすくするためです。
本来、中華料理は、大勢でわいわいにぎやかに食べるものです。
中華料理で堅苦しい雰囲気が少ないのは、この円卓テーブルが一役を買っています。
円卓テーブルに座ることで、全員の顔が見えやすく、コミュニケーションが取りやすくなっています。
また「かどがない」というのも重要です。
人間は目にするものから、無意識に影響を受けます。
円卓テーブルで食事をすると、かどがないため、緊張感が和らぎやすくなります。
その結果、言い争いが減り、和気あいあいとした雰囲気をつくりやすいのです。
円卓テーブルの上には、さらに「回し台」も置かれています。
回し台の上に料理を置いて、各人が好きなタイミングで好きな料理を取れるようになっています。
緊張感を緩め、自由な雰囲気になるよう、徹底的に工夫されています。
そのため、中華料理に限らず、多くの立食パーティーでも、交流用に円形のテーブルがよく使われています。
家族を大切にしたり、人間関係を重んじたりしている中国だからこそ、多くの中華レストランでは円卓テーブルが一般的なのです。
中華料理でまず気をつけておきたいのは、箸の置き方です。
通常、食事前や食事中は「縦」に置くのがマナーです。
縦に置くことで「まだ食事は終わっていません」というサインになります。
西洋料理でいう、ナイフとフォークを皿の上で「ハ」の形にして、食事中を意味するサインと同じです。
食事が終わったら、箸を「横」に置きます。
横に置くと「食事が終わりました」というサインになり、給仕が皿を下げてくれます。
中華料理によっては、箸のほか、ナイフやフォークが登場することもありますが、同じです。
これを知らなければ、思いもしないタイミングで給仕が皿を取り下げてしまうトラブルが起こります。
あらかじめ押さえておきましょう。
円卓テーブルの上にある「回し台」は、パブリックスペースです。
個人が好き勝手に使うのではなく、周りに配慮しながら使うことが大切です。
回し台における守っておきたいマナーが、5つあります。
ほかに取っている人がいないことを確かめてから、円卓テーブルを時計回りに回すようにします。
もし左に回せばすぐ取れる料理がある場合は、左に回してもかまいません。
周りの状況に気をつけながら、回すようにしましょう。
特に家族連れの子どもたちが、遊び半分で円卓テーブルを勢いよく回している光景を目にしますが、いけません。
回し台に乗っている料理が遠心力で飛び散り、台無しになります。
回すときには勢いはつけず「ゆっくり」を心がけましょう。
回し台に取り皿・お箸・グラスを置くと、回転した際、手元から離れます。
回し台に置かず、手元に置くようにしましょう。
黙っていきなり回し始めるのは良くありません。
「回します」と告げてから、回すようにしましょう。
ただし、雰囲気によっては、告げなくても良い場合もあります。
手が届かないからと、回し台にある料理を立って取りに行くのはマナー違反です。
ほかの人の迷惑になります。
料理を取りたいときには、手前まで回転させてから取るようにしましょう。
日本料理では、持ち上げて良い器と持ち上げてはいけない器が混在して、覚えておかなくてはなりません。
その点、中華料理はシンプルです。
基本的に中華料理では、器は持ち上げません。
「持ち上げていいのは、茶碗とちりれんげのみ」
これだけ覚えていればOKです。
小皿であれ大皿であろうと、器を持ち上げないように注意しましょう。
回し台から料理を取り分ける際、こぼれないように器を持ち上げてしまいそうになりますが、やはり持ち上げないのが基本です。
宙に浮かすのではなく、皿を寄せてこぼれないようにしましょう。
中華料理で、円卓テーブルが登場します。
円卓という特殊な形のため席次も特殊なのかと思いますが、基本は同じです。
上座・下座に対する考え方は世界共通です。
眺めのいい席に関しては、目上の人が座ります。
中華レストランでも、入り口から最も遠いところが上座になります。
上座の左側が2番目、右側が3番目と続きます。
逆に、出入り口に近いところが下座となります。
ただし、眺めの良い景色が見られる場合は、この限りではありません。
たとえ下座にあたる席でも、眺めが良い席は上座になりますから、状況に応じて判断しましょう。
席次だけでなく、座る順番にもマナーがあります。
特に中国人と食事をする際は、礼儀や作法を気にする人もいます。
正式には、上座の人から順番に座るようにします。
上座の人より先に座らないようにしましょう。
こうすることで、目上の人に対して敬意を表すことができるからです。
中華に限らず、洋食や和食でも心がけたいマナーです。
円卓テーブルで食事をする中華スタイルの場合、まず「料理を取り分けること」から始めます。
西洋料理では、あらかじめ出来上がった料理が出てきますから、同席者と同時に食べ始めることができます。
しかし、中華料理では食べる前に、まず取り分けなければなりません。
単に取ればいいではないかと思うのですが、ここにもマナーがあります。
問題は、取り分ける順番です。
上座に座っている目上の人から順に取り分けます。
最初に食べ始めるのも、上座に座っている人からが、正式なマナーです。
目上の人に対する敬意を表すためです。
打ち解けた仲の人同士なら、特に気にする必要はありません。
年齢や地位に差がある人と一緒に円卓テーブルで食事をする際は、取り分ける順番と食べ始める順番を注意しましょう。
最初に取り分ける際は「量は少なめ」を心がけましょう。
いきなり目上の人よりたくさん取り分けるのは、失礼に当たる場合があるからです。
そういう意味でも、回し台を回す1周目は「控えめ」に取るのがポイントなのです。
さて、問題です。
円卓テーブルに、友人と4人で座りました。
回し台の料理の1つに、チャーハンがあります。
あなたが取るとき、どのくらいの量を取りますか。
まず、目上の人と同席した場合、意識的に量を少なめに取るのがマナーですね。
しかし、友人同士のような上下関係がない場合は、各人が好きなだけ取ればいいのかと思いますが、そうではありません。
まず、その場の人数に意識を向けましょう。
あらゆる料理は、全員に行き渡るようにするのがマナーです。
4人で座ったのですから、全員に料理が行き渡るよう「4分の1」が目安です。
逆に言えば、4分の1以上取るのは、注意が必要です。
各人が食べたい量だけ好きなだけ取ってしまうと、最後に取る人の分が残っていない状況になります。
もちろん状況によって、取る量は異なります。
5人で座った場合は、5分の1。
6人で座った場合は、6分の1。
8人で座った場合は、8分の1です。
みんなに料理が行き渡るよう、出席者の人数分で割った量を取るようにしましょう。
もし、食事の後半になっても余分に残っているなら「いただきます」と言ってから食べるようにしましょう。
円卓テーブルの回し台の1周目は、特に注意が必要です。
1周目は、各人が自分の食べたい料理を選んで取ります。
1周目に限っては、特殊なマナーがあります。
1周目は、料理を取ってすぐ食べ始めるのは良くありません。
目上の人との関係もあります。
同席者とのコミュニケーションを円滑にするためにも、全員に料理が渡ってから食べ始めるようにしましょう。
仕方ない状況で先に食べる場合は「お先にいただきます」と一言を添えるのがマナーです。
いくら食べたい料理があるからとはいえ、1周目から大盛りで取らないことが大切です。
いきなり大盛りで取ってしまうと、ほかの人の分がなくなるからです。
どんなに自由で和気あいあいとした雰囲気ではあっても、最低限の配慮を忘れないことです。
1周目は全員に料理が渡るまで待っていますから、1周目で取る量は少なめにして、素早く取るようにしましょう。
食べたい料理をしっかり取るのは、周りの雰囲気を確かめながら、2周目の後にしましょう。
円卓テーブルでは、回転台に並んでいる料理を各人が取っていくというスタイルです。
比較的、許容範囲が広い中華料理ではありますが、やはり最低限のマナーはあります。
料理の種類が異なれば、受け皿を変えるようにします。
同じ皿にいろいろな料理を盛ってしまうと、味が混ざってしまうので良くありません。
使い終わった皿は、給仕に下げてもらうようにしましょう。
一度取り分けた料理は食べきるのがマナーです。
「食べられる料理」を「食べきれる量」だけ、皿に取るようにしましょう。
かき混ぜたりひっくり返したりするのは良くありません。
ほかに取る人のことも考え、できるだけ形を崩さないように取りましょう。
料理を取るとき、こぼれないように皿を宙に浮かすのはマナー違反です。
中華料理では、皿は手に持たず、テーブルに置いたまま、皿を寄せてから取り分けます。
親切のつもりで、他人の分を取り分けるのはマナー違反です。
基本的に自分の分は自分で取り分けます。
ただし「取り分けてほしい」というお願いがあった場合は、この限りではありません。
回転台に乗っているすべての料理に、手をつける必要はありません。
苦手な料理が回ってきたときは、パスしても、マナー違反にはなりません。
チャーハンなどご飯類を、取り分けるための大きなスプーンが添えられていることがあります。
何気なく使うサーバー用スプーンですが、心がけたいマナーが2つあります。
スプーンでご飯を取った際、スプーンにご飯がこびりついていることがあります。
そのままにしておくと、次に使う人が不快を抱くことがあるため、きれいにそぎ落としておきましょう。
サーバー用フォークを使ったり、皿の隅に寄せたりすれば、きれいに落とせます。
自分が取り終わった後は、次の人が気持ちよく使えるよう、伏せておくとスマートです。
サーバー用としてれんげが使われている場合も、伏せておくほうが望ましいでしょう。
自分のことばかり考えるのではなく、次の人が気持ちよく使えるよう、できるだけ心がけましょう。
この2つのマナーは、必ずしも守らなければいけないマナーではありません。
しかし、こうしたささいな配慮ができる人は、マナーがあると感心されます。
マナーの許容範囲が広い中華料理できちんとしたマナーを心がけると、かっこよく目立つことができるのです。
所が変われば、マナーも変わります。
日本では、ご飯は1粒も残さず食べきるのがマナーです。
しかし、中国では逆になり、わざと残すのが一般的です。
1粒残さず食べてしまうと「料理が足りなかった」という不満を意味するためです。
中国では客人を招く際、できるだけたくさんの料理でもてなす風習があります。
中国人に招かれたパーティーでは、ぜひ心がけたいマナーです。
残すことに罪悪感を抱くかもしれませんが、マナーとして割り切りましょう。
もちろん残すとはいえ、まったく手をつけず、あからさまに残すのは良くありません。
「わずかに残す程度」がポイントです。
目安としては「れんげですくいきれない程度」です。
多少残してあると「食べきれないほど、おいしくいただきました」というサインになります。
「おいおい。大盛りで注文した覚えがないぞ」
中華料理店で、山盛りになって登場した料理に驚いた人は多いのではないでしょうか。
通常、チャーハンや麺類などの料理を1皿注文すれば「一人前」が出てくるものと思います。
しかし、中華料理店では注意が必要です。
一品料理を注文すると、大盛りになって登場することが多いのです。
2人前、もしくはそれ以上の量です。
そもそも中華料理では、同席者と取り分けて食べるのが当たり前の習慣になっています。
そのため1皿でも、かなりの量になることが多いのです。
安くておなかいっぱいに食べられるのも、中華料理のいいところでもあります。
おなかがすいているからと2品目頼めば、とんでもない量の食事を残してしまうでしょう。
食事は残さないように食べるのがマナーですね。
基本的に小さな皿で、2・3人前。
中くらいの皿で、4・5人前です。
ただし、もちろんお店によって多少量は異なります。
もし量がわからないようなら、注文をするとき店員に1皿何人前なのか、確認しておくといいでしょう。
西洋料理や日本料理などでは、出てきた料理に調味料を加えるのはマナー違反です。
初めから調整されている味付けに対して調味料を加えるのは、料理人が意図しない味になります。
また、料理人が丹精込めて作った料理に調味料を加えるのは「味が足りない」というクレームとして誤解されることもあります。
そのためフォーマルな西洋レストランや日本料理店では、調味料は使わないのがマナーです。
テーブルにも調味料が置かれていないはずです。
しかし、中華料理では一転します。
中華料理の場合、出てきた料理に調味料を加えても、まったくマナー違反ではありません。
決して失礼なことではなく、当たり前のことです。
「各人が好みの味に調整すれば、いっそうおいしく食べられる」という考え方があるからです。
国によって考え方がこれほど大きく変わってしまうのも、驚きですね。
フォーマルな中華レストランでも、テーブルに調味料が置かれています。
テーブルには数多くの調味料が並べられているはずですから、好みに合うように調味料を使って、おいしくいただきましょう。
西洋料理ではマナー違反に当たる調味料の使用は、中華では当たり前のマナーになるのです。
中華料理で登場する「ちりれんげ」。
形を思い出しましょう。
もともとは「れんげ」という花の名前です。
散ったハスの花びらに似ていることから、由来されています。
スープ、麺類、ご飯、汁類などの中華料理では、ちりれんげを使いながら食事をします。
スプーンのように持ってしまう人がいますが、正しい持ち方ではありません。
ちりれんげには、正式な持ち方があります。
正しくは、溝に人差し指を入れ、親指と中指で挟むように持ちます。
この持ち方は、スープ・麺類・ご飯・汁類など、ちりれんげを使うすべての料理で共通しています。
慣れない持ち方ですが、慣れておきましょう。
また、食事をする際、れんげの先を口に中に大きく入れるのはタブーです。
中華料理は、全般的に「脂っこい」のが特徴です。
そういう文化、食の形式です。
当然脂っこいものを食べていれば、摂取するカロリーも高くなるはず。
だとすれば、中国人は太っている人ばかりになるはずです。
しかし、現実はどうでしょうか。
意外なことに、中国人にはスリムな人が大半を占めています。
私の知り合いにも中国人がいますが、スリムな人が大半です。
なかには太っている人もいますが、脂っこい中華料理の本場で生活をしていれば、太っている人の割合が多くなってもいいはずです。
不思議ですね。
脂っこい料理を食べているのに、なぜスリムな人が多いのでしょうか。
実は、中華料理とともに出される「お茶」が鍵を握ります。
そもそも中華料理といえば、決まってお茶が出てきます。
ウーロン茶やプーアル茶などです。
なぜお茶なのかというと、脂肪分の吸収を和らげる効果があるからです。
お茶に含まれるタンニンやカテキンには、油分を包み込み、腸から吸収されるのを和らげます。
そのため、脂っこい料理を食べているにもかかわらず太りにくいのです。
脂っこい中華料理を食べて、カロリーが気になる場合は、お茶もたくさん飲めばいいのです。
できるだけ渋みの強いお茶をたくさん飲むほうが、タンニンやカテキンも多く含まれるため、脂肪分の吸収に効果的です。
北京料理の代表に「北京ダック」があります。
食用のアヒルを、1匹まるごと焼いて出される料理です。
ナイフやフォークでそのまま食べればいいのかというと、そうではありません。
一言で言えば、薄く焼いた円形の餅で巻いて食べればいいだけです。
もう少し詳しく説明しましょう。
まず薄く焼いた円形の餅を、手のひらに乗せます。
ちなみにこの薄い皮は「ハスの葉」をかたどったものとされています。
いきなりネギやキュウリを乗せるのではなく、最初は甘味噌から塗ります。
甘味噌を塗った後、北京ダックの肉・キュウリ・ネギなどを乗せます。
あまりたくさん詰め込みすぎると、巻きにくくなるので注意が必要です。
最後に折り曲げて食べるのですが、ここが重要です。
最初に左右を折り曲げると、内側に塗った甘味噌が、下からぽたぽたこぼれ落ちてしまいます。
上手に食べるためには、円形になった部分の下側を、先に折り曲げてから、左右を折り曲げます。
すると、お尻部分の折り目がきれいに隠れますし、甘味噌がしたたることがなくなります。
上海料理の代表的料理と言えば、やはり「上海ガニ」ですね。
巨大なカニが、まるごと登場です。
どうやって食べればいいのでしょうか。
基本的に、カニの食べ方は自由です。
食べやすいと思う方法で食べればOKですが、特に食べやすい方法の1つをご紹介します。
食べやすくするため、最初にカニの足の部分を全部取っておくことをおすすめします。
カニの足の部分を切り離すときには、強い力が必要です。
足を食べるたびにちぎってもいいのですが、テーブルの上にはほかの食器もあり、危険です。
足の部分を取り払う作業は一度にまとめておくと、あとから食べるのが大変楽になるのです。
もぎ取ったカニの足は、好きなタイミングで食べればOKです。
カニをあおむけにします。
左手でしっかりカニを押さえながら、胴の部分を取り剥ぎます。
取り外した甲羅がポイントです。
甲羅の中にたれを入れて、器の代わりにします。
なぜ、皿を使わないのかというと、甲羅の内側にはうまみが含まれるためです。
甲羅にたれを入れると、甲羅に含まれるうまみと混ざり合い、よりおいしくいただけるようになります。
カニ料理でもフィンガーボールが登場することがあるので、汚れた手を洗うようにしましょう。
食べ終わったら甲羅を上からかぶせ、元に戻します。
一般的にカニ料理は、体を冷やす作用があるとされています。
陰陽五行の思想があり、カニは体を冷やす陰にあたります。
カニ料理を食べる際は、体を温める紹興酒やショウガ湯などを一緒に飲む習慣があります。
必ず飲まなければいけないわけではありませんが、カニとの相性は抜群なので、注文してみるといいでしょう。
中華料理では、殻が付いたままのエビが登場することがあります。
エビのチリソースでも、殻が付いたままのエビの場合があります。
最初に思いつく食べ方としては「殻をむいてから食べる方法」ではないでしょうか。
しかし、中華料理らしい食べ方としては少し異なります。
できれば最初は、殻ごと口に入れましょう。
なぜかというと、エビのうまみは、殻と身の間にあるためです。
殻をむいてから食べてしまうと、その味が半減してしまいます。
エビの頭としっぽの部分を最初に取っておくと、口に入れやすくなります。
小エビの場合は殻ごと食べられることもありますが、一般的なエビの場合は殻を口から取り出します。
口元を手やナプキンで覆いながら、箸や手を使って殻を取り出します。
フィンガーボールが用意されていれば、汚れた手を洗うようにしましょう。
思える食べ方ですが、中華料理ではよく見られる食べ方なのです。
もちろん殻をついたまま食べることに抵抗感がある人は、殻をむいてから食べてもかまいません。
個人の好みや状況によって判断しましょう。
「麺類の食べ方のポイントは、ちりれんげにある」
といっても過言ではありません。
何気なく置かれているちりれんげですが、使い方によっては大変便利です。
中華料理には、ラーメンやタンメンなど、熱い麺類が登場します。
特に困るのが、熱くて食べにくいときです。
直接口にしづらいのが難点ですが、ちりれんげが解決してくれます。
箸で一口の麺類を取った後、ちりれんげにのせれば、息を吹きかけなくてもすぐ冷めます。
汁が飛びにくいので服が汚れにくくなりますし、食べるときの音も小さくなりますから上品に食べられるようになります。
女性には、ぜひ心得ておきたい食べ方ですね。
また、麺類のスープを飲むときも活躍します。
中華料理のマナーとしては、器を持ち上げたり口をつけて汁を飲んだりするのは、マナー違反です。
スープを飲むときは、一度箸を置き、右手にちりれんげを持ち替えます。
ちりれんげですくってから飲むようにしましょう。
熱いスープでも、ちりれんげを使えばすぐ冷めて飲みやすくなります。
飲むとき空気に触れ合うので、スープの味わいがより深く感じられるようになります。
単にスープをすくって飲むためのものと思いますが、中華にはなくてはならないものなのです。
春巻きやシューマイなどを直接手で持ってかぶりついたりするのは良くありません。
箸で突き刺して食べるのもNGです。
絶対にしてはいけないマナー違反というわけではありませんが、見苦しい食べ方ですから、できるだけ控えたほうがいいでしょう。
中華料理ではマナーの許容範囲が広いからとはいえ、できるだけ美しく食べられるようにしたいですね。
では、どう食べるのがいいのでしょうか。
まず、箸を使って、一口で食べられるまで切り分けます。
一口で口に中に入れるのが、エレガントです。
状況によっては、箸だけでは切り分けにくいことがあります。
春巻きは丸みを帯びているので、箸でつかもうとするとき、皿から落ちてしまうことがあります。
そのときは、片手の指先で軽く押さえながら、箸で切り分けるようにしましょう。
中国といえば、お茶の本場です。
お茶と一言で言っても、本場だけのことはあり、多様な種類があります。
中華料理でお酒が苦手な人は、代わりにお茶を注文することが多いことでしょう。
しかし、お茶と言っても種類が多すぎて、どのお茶にどんな特徴があるのか、把握している人は少ないのではないでしょうか。
では、あらためて、どのようなお茶にどのような特徴があるのか、ご説明します。
中国茶で最も飲まれているポピュラーなお茶です。
不発酵茶であるためビタミンCが豊富であり、爽やかな味わいが楽しめます。
すがすがしい気持ちにさせる効果があります。
普通に食事を楽しみたいときには、最もオーソドックスです。
白い新しい芽だけでつくられているお茶です。
生産量が少ないため、希少価値の高い高級茶です。
白茶と同じように希少価値があり、高級茶です。
弱発酵させた後に、後発酵させる独特の製法のお茶です。
香りが高くなるよう、半発酵させたお茶です。
血液中の中性脂肪を減少させる効果があります。
脂っこい料理を食べて脂肪分が気になるときには、食事と一緒に飲むと最適です。
最も有名なのは、ウーロン茶です。
完全に発酵させたお茶です。
そのため、渋みや苦みはほとんどありません。
お茶の渋みや苦みが苦手という人は、紅茶が最適です。
後発酵させて熟成させたお茶です。
このお茶は食欲と消化を促進させる働きがあります。
たっぷり中華料理を食べて、しっかり消化したいときには、黒茶が最適です。
黒茶で有名なのは、プーアル茶です。
花の香りをつけたものや、花そのものが入ったお茶です。
花の繊細な香りを楽しみたい人は、花茶がおすすめです。
ジャスミン茶が有名です。
中国茶は、大きな急須で出てくるのが一般的です。
この急須の置き場所ですが、誰にでもお茶を取りやすくなるよう、回転台の上に置いておくのがマナーです。
通常の四角いテーブル席の場合は、中心あたりに置いておきましょう。
中華料理では、脂っこい料理ということもあり、お茶はどんどん飲みます。
通常、中国茶のおかわりは、いくらでも自由です。
別途注文した特別な中国茶でないかぎり、別料金はかかりません。
もし、おかわりが必要になれば、店員に直接お願いします。
しかし、わざわざ頼まなくても「おかわりをください」という特殊なサインが2つあります。
どちらでも結構です。
このサインを見せておくと、わざわざ店員にお願いしなくても、おかわりのお茶を持ってきてくれます。
中華料理でのお酒といえば「紹興酒」がよく登場します。
紹興酒は世界3大美酒の1つであり、世界的にも大変有名です。
中国の醸造酒であり、日本の清酒に当たります。
そのほか、白酒や杏露酒なども広く知られています。
中華料理の前菜の途中で登場するのが一般的です。
中国でお酒を飲むとき、独特のマナーがあります。
正式には、同席者全員が起立をして、乾杯をします。
乾杯のときは、グラスは右手に持ちながら左手で添え、顔のあたりまで掲げます。
飲むときには、一気に飲み干すのがマナーです。
一気に飲み干すのは「招待されて嬉しい」という感謝の気持ちを表現するためです。
ただし、お酒が弱い人には少し厳しい場合もあるでしょう。
もしお酒が飲めない場合は、口だけでもグラスにつけてポーズを真似るだけで結構です。
ラオチュウとは、中国産の醸造酒の総称です。
一般的にラオチュウといえば「紹興酒」と指すことが多いようです。
このラオチュウですが、注文すると一緒に氷砂糖が出てくることがあります。
中華料理では西洋料理とは違い、出てきた料理にどんどん調味料を使っても許されます。
自分の口に合うように、足りない味は自分で加えて、調えるスタイルです。
ラオチュウにも氷砂糖を入れて味を加えてから飲もうかと思いますが、この場合は例外です。
ラオチュウである紹興酒に限っては、一口目から氷砂糖を入れないのがマナーです。
堅苦しいマナーが少ない中国ですが、唯一、気をつけたいマナーです。
中国では、特に古いものに対して重んじる文化があります。
「ラオチュウ」という呼び名ができた背景も、中国には古いものに対して重んじる文化があるため生まれた別名です。
ラオチュウである紹興酒の一口目は何も混ぜずに、そのままいただくのがマナーです。
そのまま飲んで、古い歴史のありのままの味わいを感じましょう。
ただし、一口目を飲んで、もう少し味を調えたいと感じたときには、もちろん氷砂糖を入れてかまいません。
あくまで最初の一口目は、そのままでいただくのがマナーということです。
「前菜とお酒だけ」の組み合わせはいかがでしょうか。
中華料理店に入ったからといって、主菜を注文しなければいけないわけではありません。
お酒と前菜だけでも許されます。
こういう食べ方は、マナー違反ではありません。
中華料理の前菜は、お酒と合います。
同席者と異なる前菜を注文すれば、かなりの量の前菜になりますから、十分に食事の代わりになるのです。
お酒をちびちび飲みながら前菜をつまむと、適度に酔え、打ち解けた雰囲気で会話が弾みやすくなります。
これはいけます。
日本でいう、居酒屋で食事を楽しむのに近い雰囲気になるのです。
友人同士や会社仲間で食べるのもいいでしょう。
通常、フォーマルな西洋レストランにおいて、テイクアウトはマナー違反です。
そもそも保存を前提に調理していないからです。
品質を保証できませんし、生ものの料理も含まれるため、状況によってはテイクアウトを断られます。
しかし、中華料理では一転します。
中華料理レストランで食事をしていると、しばしばテイクアウトしているところを目にすることでしょう。
フォーマルな中華料理店でも、テイクアウトは比較的寛容です。
いため物や揚げ物など、一度熱を通している料理が多いため、ある程度は保存が可能なのです。
また、そもそも中華料理では、テイクアウトに対する前向きな考え方があります。
「大変おいしかった。持ち帰って自宅でもぜひ味わいたい」
料理人が一生懸命に作った料理に対して尊重の意味があります。
中華料理では1皿の量が多いため、食べきれない状況が頻繁に発生します。
食べきれない量に困ったときは、ためらわず、テイクアウトをお願いしましょう。