「にきびは思春期のシンボル」と言われます。
思春期になれば、皮脂の分泌量が活発になり、成長期を迎えた証しとされています。
事実、思春期を迎えた人たちの多くが、にきびに悩まされます。
多くの人は、にきびは肌の汚れが原因だと思います。
もちろん肌が汚れることでアクネ菌が繁殖すれば、にきびもできやすくなります。
しかし「直接の原因」であるかというと、疑問です。
にきびができている部分は、見た目が汚れているように見えます。
そう勘違いをする人がいます。
「にきびができた部分は汚れているから、洗顔料をたっぷりつけて、しっかり洗うほうがいいのだろう」
「まめに洗顔をすれば、にきびが治る」
そういうアドバイスを耳にしたことがあるのではないでしょうか。
思春期のにきびでは、皮脂の分泌が多いので、まめな洗顔を勧めるアドバイスをよく耳にします。
ひりひり、ひりひり。
にきび用化粧品を使ったとき、独特のひりひりした痛みを感じることがあります。
一般的ににきび用の化粧品には、一般的な化粧品より刺激が強い傾向があります。
にきびは、一般的に脂性肌の人によくできやすいと言われます。
脂性肌のせいでにきびがひどい人は、大量の皮脂の分泌を恨みます。
「皮脂さえなくなれば、にきびもできなくなるはずだろう。そうだ。肌を乾燥させればいいんだ」
「べたつくから、乳液をつけない」
男性の中には、乳液の独特のべたついた感触が苦手で、洗顔をしても、乳液をつけない人がいます。
乳液をつけてべたべたしていると、またにきびが悪化するのではないかと思うのです。
「皮脂なんてなければいいのに」
にきびと化粧崩れの原因になる皮脂。
メイクでも、スキンケアでも、皮脂はきれいに取り除こうとするアドバイスをよく見かけます。
にきびの原因であるアクネ菌は、皮脂を餌にして、繁殖します。
にきびは、脂性肌の人に、よく見られます。
にきび改善の基本は、きれいな洗顔です。
私が学生のころ、普段、日焼け止めを塗っていませんでした。
にきびがひどかったからです。
日焼け止めを塗ると、余計ににきびを悪化させるだろうと思い、普段は塗っていませんでした。
肌には、1立方センチの範囲に、およそ100万もの常在菌がいるといわれています。
常在菌には、2種類あります。
善玉菌と悪玉菌です。
若い女性は、スリムな体型に憧れるものです。
テレビや雑誌などで活躍しているスタイリッシュなモデルばかりを見ていると、当たり前であるように感じてきます。
数多くの人の中から選ばれるモデルと比べれば、自分の体格は劣っていることが多いでしょう。
ときどき洗面所で、一生懸命ににきび洗顔料で顔を洗っている人を見かけます。
にきび洗顔料は、殺菌成分が含まれていますから、一般的な洗顔料より刺激があります。
手に洗顔料をたっぷり広げた後、顔につけるのですが、問題なのはその後です。
思春期の男性は「にきび治療は、恥ずかしいこと」だと思う傾向があります。
きれいな肌になりたいと思ったり、自分の顔を鏡でじろじろ見たりすることは、嫌がります。
男性が女性の真似をしているようだと思うのです。
手の中で最も汚れやすいのは、どこだと思いますか。
やはり、いちばん汚れているのは「手のひら」ではないかと思いますよね。
手を洗うときも、汚れているであろう手のひらを、集中的に洗おうとします。
にきびがひどいと、学校に行きたくはありません。
外に出たくもありません。
日光が、いつもよりまぶしく感じられます。
私が高校3年生のころ、同級生にO君という友人がいました。
O君は、顔中ににきびがたくさんありました。
ただ、あまり問題ではありませんでした。
私が思春期を振り返り、やり直したいことが1つあります。
「にきびができたとき、素直に病院に行くべきだった」ということです。
私は若いころ、にきびにひどく悩まされた人間の1人です。
若くて元気な人ほど、自分の力だけでなんとかしようとします。
「若いのだから、薬なんて必要ない」「人の力は借りない」と思います。
しかし、おろそかにしていると、事態は悪化する一方です。
私はにきびに悩んでいたころ、皮膚科の医者に診てもらったことがあります。
なかなかにきびが治らないので、わらにもすがる気持ちで診てもらいました。
肌の状態を見せて、自分の生活状況の話をすると、ある指導を受けました。
「部屋の掃除」と言えば、物を片付けたり、整理整頓をしたりなどを浮かべます。
片付けをする一方で、忘れやすいのが除菌です。
手で触れやすいところも汚れているはずですから、掃除のタイミングできれいにすることが大切です。
「ヘルシー」という言葉には、どんなイメージがありますか。
ビタミンやミネラルが豊富で、体に良い印象がありますよね。
美肌を意識する女性ほど、ヘルシーな料理に注目することでしょう。
肉を食べると、にきびができやすくなるのは本当です。
肉には、脂肪分が多く含まれます。
特に牛肉です。
肉を食べると、にきびができやすくなります。
肉には、脂肪分が多く含まれます。
動物性脂肪は代謝がよくないため、血中に残りやすく、血中の脂肪濃度が上がります。
にきびには、つぶすことが可能なにきびがあります。
白にきびです。
白にきびは、皮脂の詰まりが、肌表面のごく浅い部分で起こっています。
顔にふっくら膨れた部分があると、気になって仕方なくなるのです。
「にきびをつぶしたくてたまらない!」
経験したことがある人は、このいらいらした気持ちをわかってくれると思います。
ある日、男友達と一緒に、温泉に行ったとき、印象深い出来事がありました。
体を洗っているときのことです。
ボディーソープを使って、体だけでなく、顔まで洗い始めたのです。
海外に留学していたころ、和食のことで、何度か驚かれた経験があります。
私たち日本人にとって和食といえば、ごく一般的なイメージです。
私は日本人なので、和食は普段から当たり前に食べています。
口周りにできると言えば、大人のにきびです。
男性ホルモンの影響で、口周りの皮脂量が増え、にきびができやすくなるのです。
しかし、男性の場合、大人のにきびに見えるだけで、意外な原因が口周りのにきびを悪化させていることがあります。
私は男性ですが、スキンケアは女性に負けないくらいきちんとやっていると思います。
メイクはしませんが、スキンケアは力を入れています。
そうしなければならない状況が、過去にありました。
「にきびは思春期のシンボル」と言われます。
思春期になれば、皮脂の分泌量が活発になり、成長期を迎えた証しとされています。
事実、思春期を迎えた人たちの多くが、にきびに悩まされます。
同じにきびで悩む友人を見つけては、ほっと安心することもあるでしょう。
そんなにきびで悩んでいる若者に対して、気休めの言葉を耳にすることがあります。
「にきびがあるほうが、若々しい」
「にきびは、あまり気にしないほうがいい」
「若い時期は、誰でもなるものだ」
ちなみに私が学生のころは「大人になれば自然に治る」という変わったアドバイスをもらったこともあります。
「諦めてもいいよ」と言わんばかりのアドバイスです。
「そうか。にきびになるのは仕方ないことなんだな」
気持ちが安らいで「まあいいか」と思いそうになりますが、ちょっと待ってください。
これこそ、にきびがなかなか治らない人によくある勘違いです。
ここが運命の分かれ道なのです。
知られていないことですが、にきびは病気です。
病名「尋常性挫創」と呼ばれる、れっきとした皮膚の病気なのです。
アクネ菌が異常に増殖して、肌に炎症を起こす症状です。
病気ですから、もちろん体にとって悪いことです。
病気をほうっておくとどんどん悪化するように、にきびもほうっておくとどんどん悪化します。
皮膚の赤みが増したり、痛みやかゆみがひどくなったりします。
最悪の場合、にきびの陥没跡ができ、一生涯、残り続けることもあるのです。
「にきびは思春期のシンボル」という言い訳で、肌の病気から逃げないことです。
そうした気休めの言葉に流されるか、立ち向かうかです。
いま一度「にきびは病気である」という認識を持ちましょう。
にきびができるのは、何かが悪い証拠です。
にきびは、肌の病気です。
病気であると認識したうえで、改善に向けて意識することが大切なのです。
多くの人は、にきびは肌の汚れが原因だと思います。
もちろん肌が汚れることでアクネ菌が繁殖すれば、にきびもできやすくなります。
しかし「直接の原因」であるかというと、疑問です。
にきびの直接の原因は、肌の汚れではありません。
たしかに汚れは原因の1つですが、小さな原因の1つにすぎません。
では、本当の直接の原因は何でしょうか。
「毛穴の詰まり」です。
あらためて、にきびができるプロセスを見てみましょう。
問題が発生し始めたのは、どこからなのか、わかりますか。
皮脂が毛穴に詰まり始めた瞬間です。
スキンケアを怠っていると、毛穴に皮脂が詰まりやすいため、にきびもできやすくなります。
たとえ毛穴があいていても、大量の皮脂の分泌によって、排出が間に合わないこともあります。
穴のあいたバケツに水が入っていても、きれいに抜ければ、あふれることはありません。
しかし、水の勢いが強いと、穴から水が抜け出るのが間に合わず、バケツから水があふれます。
特に思春期は、皮脂の分泌が活発であるため、詰まりやすい。
どんなにきびであろうと、常に最初は「毛穴の詰まり」です。
にきびは、毛穴の便秘です。
言い換えれば、にきび治療とは、排出される皮脂をスムーズにすることで解決ができます。
にきび予防にはさまざまなコツがあります。
洗顔料で顔を洗ったり、化粧水や乳液で保湿をしたり、ピーリングをしたり、脂っこい食事を控えたりなどです。
共通点に気づきましょう。
どれも「毛穴の詰まりをなくすこと」にあります。
ここに気づくことが基本です。
にきびができている部分は、見た目が汚れているように見えます。
そう勘違いをする人がいます。
「にきびができた部分は汚れているから、洗顔料をたっぷりつけて、しっかり洗うほうがいいのだろう」
それは逆です。
にきびができた部分は、すでに炎症が起こっている状態です。
普段より敏感になっています。
その部分を汚れていると勘違いして、ごしごし洗うと大変です。
こすった摩擦によってにきびがつぶれ、炎症が悪化します。
肌の真皮まで傷つけてしまいやすいため、にきびの跡も残りやすくなるのです。
「にきびができた部分は汚れている」という認識から改めましょう。
にきびのできた部分は、むしろ刺激を与えないようにすることが大切です。
にきびができた部分は、ごしごし力を入れて洗ってはいけません。
むしろ優しく洗うことが大切です。
軽く洗顔料をつけた後、ぬるま湯や水で軽く洗い流すだけにしましょう。
もし出血している状態なら、洗顔料さえつけず、ぬるま湯や水でさっと軽く洗い流すだけでも結構です。
にきびの様子が悪化しているほど、優しく洗うようにしましょう。
「まめに洗顔をすれば、にきびが治る」
そういうアドバイスを耳にしたことがあるのではないでしょうか。
思春期のにきびでは、皮脂の分泌が多いので、まめな洗顔を勧めるアドバイスをよく耳にします。
ここで多くの人が過ちを犯すのです。
たしかに顔を清潔に保つことは大切です。
しかし、清潔を保つからとはいえ、1日に何度も洗顔するのは良くありません。
何度も洗顔すると、肌に余分なダメージを与えます。
肌の角質を落としすぎたり、肌を乾燥させたりするため、にきびはさらに悪化するのです。
顔をきれいにするからとはいえ、何度もこまめに洗えばいいわけではないのです。
では、どのくらいの頻度がいいのでしょうか。
一般的には「朝晩の2回」で十分です。
皮脂の分泌が多くても「朝昼晩の3回」が限界です。
皮脂のべたつきが苦手なら、あぶらとり紙で余分な皮脂を取り除けばいいだけです。
洗顔料は使わず、冷たい水のみで顔を洗うだけでもいいでしょう。
顔全体に冷たい刺激が伝わり、さっぱりして気持ちいいのです。
ひりひり、ひりひり。
にきび用化粧品を使ったとき、独特のひりひりした痛みを感じることがあります。
一般的ににきび用の化粧品には、一般的な化粧品より刺激が強い傾向があります。
アクネ菌を殺菌する殺菌成分。
赤みを抑える消炎成分。
古い角質を柔らかくして、落としやすくする成分。
比較的、肌に刺激を与えやすい成分が多く含まれています。
ひりひりすれば、なんとなく「殺菌しているんだな。効き目が出ている」と思います。
だからとはいえ、ほうっておく理由にはなりません。
その油断がよくないのです。
いくら殺菌の効果とはいえ、ひりひり感じるのは、よくない状態です。
角質層には、神経がありません。
ひりひりするということは、その成分が、神経のある肌の奥まで染み込んでいるということです。
つまり、それだけ肌の角質層が薄くなり、肌が荒れている状態です。
いくらにきびに効くとはいえ、肌がぼろぼろの状態での使用は、控えるべきです。
状態をほうっておけば、赤みを帯びたりかゆくなったりして、さらに悪化してしまうでしょう。
もっとひりひりしたほうが、殺菌効果があると思い、量を増やすのは言語道断です。
炎症性色素沈着といって、赤みを帯びた肌がしみへと変わってしまう場合さえあるほどです。
ひりひりすれば、まず使用を中断しましょう。
使い方や使用量などが間違っていないか、確認しましょう。
わからないことがあれば、皮膚科の専門医に相談することをおすすめします。
にきびは、一般的に脂性肌の人によくできやすいと言われます。
脂性肌のせいでにきびがひどい人は、大量の皮脂の分泌を恨みます。
「皮脂さえなくなれば、にきびもできなくなるはずだろう。そうだ。肌を乾燥させればいいんだ」
単純に肌を乾燥させてしまえば、にきびも軽くなるだろうと思います。
では、乾燥肌ならにきびはできないのかというと、そうではありません。
乾燥肌でも、にきびはできます。
肌が乾燥すると、肌の表面が固くなります。
その結果、毛穴の出口をしっかりふさいでしまい、わずかな皮脂の分泌でもにきびができるのです。
厄介なのは、脂性乾燥肌です。
乾燥している肌であるうえ、皮脂も分泌されやすいと、にきびもできやすくなります。
つまり、バランスを崩した肌質はすべて、にきびができやすいということです。
どんな肌質だろうと大切なことは、皮脂の排出をスムーズにしておくことです。
夜はしっかり寝て、新陳代謝のバランスを整えます。
洗顔によって、汚れと無駄な角質層を取り除いた後、たっぷり水分を補って、毛穴の出口を柔らかくしておきましょう。
「べたつくから、乳液をつけない」
男性の中には、乳液の独特のべたついた感触が苦手で、洗顔をしても、乳液をつけない人がいます。
乳液をつけてべたべたしていると、またにきびが悪化するのではないかと思うのです。
その一方、洗顔後に何もつけないと、肌がさらさらします。
特に脂性肌の人は、顔がべたつくほど、にきびができやすくなる経験があるため、さらさらした肌に憧れます。
肌がさらさらしているほど、にきびができにくくなるだろうと思います。
しかし、これは大きな間違いです。
さらさらしている状態が良いとは限りません。
さらさらしているということは、肌は乾燥している証拠です。
いくらきれいに洗顔しても、肌が乾燥すると、毛穴に皮脂が詰まりやすくなり、余計ににきびが悪化してしまいます。
べたついた肌もよくありませんが、さらさらした肌も良くありません。
にきびは、脂性肌の人だけでなく、乾燥肌の人も、悩むものです。
理想的な肌は、つるつるした状態です。
適度な皮脂と水分のバランスが取れているとき、つるつるした状態になります。
さらさらした肌の状態を、気持ちいいと勘違いしないことです。
乳液が苦手だとしても、少なくていいので、油分を与えて保湿しましょう。
保湿してこそ肌が柔らかくなり、余分な皮脂の排出がスムーズになるのです。
量は少なくてもいいですから、水分を保つために、ある程度の油分は必要なのです。
「皮脂なんてなければいいのに」
にきびと化粧崩れの原因になる皮脂。
メイクでも、スキンケアでも、皮脂はきれいに取り除こうとするアドバイスをよく見かけます。
皮脂に、悪い印象を持っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、私たちの体には無駄がありません。
皮脂もその1つです。
皮脂は、意味があって、分泌されています。
皮脂は「バリアー機能」や「保湿機能」など、健康的な肌を保つ役割があります。
空気中には、ほこり、ちり、細菌が飛んでいます。
毛穴から分泌される皮脂によって、肌には脂の膜が張られます。
外部から飛んでくるちり、ほこり、細菌などが皮膚から進入しないよう「バリアー機能」を果たすのです。
同時に、肌の水分を維持するための「保湿機能」も果たすことになります。
脂が混ざる皮膚によって、角質に一定の水分量を保て、健康的な皮膚が出来上がります。
外部に対しては、細菌などの侵入を防ぐ「バリアー機能」を果たします。
一方、内部に対しては、健全な肌を保つための「保湿機能」を果たします。
このバリアー機能と保湿機能によって、美しくみずみずしい健康的な肌に保たれているのです。
皮脂はなくてはならない存在です。
もし、皮脂がなくなればどうでしょうか。
肌はあっという間に乾燥して、角質層が、次々と剥がれ落ちてしまうでしょう。
剥がれ落ちれば、外部からの細菌が侵入しやすく、あっという間に肌が荒れてしまうのです。
皮脂は悪くありません。
悪いのは「過剰な皮脂の分泌」です。
なくてはならない皮脂ですが、過剰に分泌されると、一転して邪魔になります。
私たちが必要なのは、この過剰な皮脂を取り除くことです。
完全に皮脂を取り除こうとするのではなく、あくまで「余分な皮脂を取り除くこと」がポイントなのです。
にきびの原因であるアクネ菌は、皮脂を餌にして、繁殖します。
にきびは、脂性肌の人に、よく見られます。
にきび改善の基本は、きれいな洗顔です。
洗顔で顔がきれいになれば、アクネ菌の繁殖を抑えられるため、にきびも落ち着くのです。
ところがです。
洗顔料を使って顔を洗っても、なかなか改善しない。
むしろ、きれいに洗うほど、にきびが悪化するという特殊な状況があります。
「にきび」という悪魔に取りつかれているかのようです。
なぜでしょうか。
問題は、洗う頻度より、洗い方です。
にきびの改善を心がける人の中には「きれいな洗顔とは力を入れて洗うこと」と、思っている人がいます。
これがいけないのです。
ごしごし洗えば、たしかに毛穴の奥の皮脂までしっかり落とせますが、角質まで一緒に落としてしまいます。
余分な摩擦は、肌の大敵です。
角質を落としすぎてしまうと、肌が乾燥してしまう。
肌が乾燥すると、角質層が固くなる。
角質層が固くなると、皮脂が毛穴に詰まりやすくなる。
結果、余計ににきびができやすくなる、という悪循環です。
乾燥が、顔の一部から全体へと広がるため、にきびも顔の一部から全体へと少しずつ広がります。
ついには、顔全体が真っ赤になってしまうありさまになるのです。
早く治したい気持ちは大切ですが、洗い方が悪いと、逆効果です。
いくらきれいに洗うとはいえ、こするような洗い方は、状況を悪化させるもとです。
にきびを治したい気持ちが強いほど、優しく洗わなければいけないのです。
私が学生のころ、普段、日焼け止めを塗っていませんでした。
にきびがひどかったからです。
日焼け止めを塗ると、余計ににきびを悪化させるだろうと思い、普段は塗っていませんでした。
ただでさえ荒れている肌に、余計なものを塗りたくはありませんでした。
ところがある日、日焼け止めを塗ることがありました。
試しに日焼け止めを塗ってみたところ、驚きました。
にきびが悪化するどころか、むしろ改善されたのです。
偶然かと思っていたのですが、気のせいではありませんでした。
不思議な体験だったので、よく覚えています。
日焼け止めに、にきびを治す効果があるかのように感じたものです。
「にきび薬の成分が日焼け止めにも使われているのかな」と思い、それぞれの成分表示を見比べてみました。
しかし、共通の成分はありませんでした。
「嬉しいけど、気持ち悪い効果だ」と思ったものです。
あなたにもそんな経験はありませんか。
なぜ、こういうことが起こったのでしょうか。
日焼け止めによって、紫外線を防いだからです。
にきびは、紫外線を浴びると悪化します。
紫外線に当たると「ポルフィリン」という毒素を発生させ、にきびが悪化します。
また、にきびの炎症を悪化させる活性酸素も発生させます。
徹底的に紫外線をカットすることで、にきびを予防したり悪化を防いだりする効果があるのです。
日焼け止めを塗ることで紫外線を防いだため、肌が落ち着いたのです。
日焼け止めを塗ると、余計ににきびが悪化するだろうと思いますが、実は逆です。
にきびの状況にもよりますが、軽度のにきびなら、日焼け止めを塗るのが得策です。
予防したり、悪化を防いだりするため、にきびに効果的なのです。
肌には、1立方センチの範囲に、およそ100万もの常在菌がいるといわれています。
常在菌には、2種類あります。
善玉菌と悪玉菌です。
にきびの原因になるアクネ菌も、常在菌の1つです。
ただし、多くの人が誤解しています。
にきびの原因になるから悪玉菌という思い込みがあるのですが、実は逆です。
アクネ菌は、悪玉菌ではなく、善玉菌です。
善玉菌は、肌の質を高めてくれる大切な働きがあります。
バリアーの役目を果たしたり保湿能力を高めたりなど、健康的な肌になくてはならない存在です。
世間では、にきびの原因として悪者扱いされがちですが、誤解です。
仮に完全殺菌してしまうと、大変です。
紫外線に弱くなったり、活性酸素が発生しやすくなったり、肌が乾燥しやすくなったりなど、肌に悪影響を及ぼしてしまいます。
では、なぜにきびができるのかというと、大半の原因は、皮脂の排出がスムーズにいかないことです。
ホルモンが分泌されると、皮脂の分泌が盛んになったり角質層が分厚くなったりして、毛穴に皮脂が詰まりやすくなります。
その結果、皮脂が皮膚の中でたまり、アクネ菌が大量に発生して炎症が起こり、にきびになるのです。
アクネ菌が大量に繁殖する原因は、皮脂の詰まりです。
皮脂が詰まることさえなければ、アクネ菌が異常に繁殖することもなく、にきびにもならないのです。
アクネ菌さえ殺菌すれば、にきびが治るのだろうと思って、何度も顔を洗うのは間違いなのです。
若い女性は、スリムな体型に憧れるものです。
テレビや雑誌などで活躍しているスタイリッシュなモデルばかりを見ていると、当たり前であるように感じてきます。
数多くの人の中から選ばれるモデルと比べれば、自分の体格は劣っていることが多いでしょう。
自分の体型に欠点はなくても、欠点があるように感じてしまい、無理なダイエットに走ってしまうのです。
もちろん標準体重を大幅にオーバーしているなら、ダイエットは有効策です。
食べすぎている証拠です。
にきびにも悪影響があります。
しかし、平均的な体重であるにもかかわらず、無理なダイエットは良くありません。
食べる物を減らすことは、栄養の摂取も減らすことです。
極端に制限したカロリーによって、肌に行き渡る栄養も制限されます。
「食事量も減らしてダイエットをすれば、にきびの予防にもなるだろう」と思うのは、間違いです。
偏った栄養バランスのため、生理不順を起こしたり、肌荒れになったりするのです。
肌の新陳代謝のリズムが崩れるため、にきびの回復も悪くなります。
肌の元になる食をおろそかにして、どう健康的な肌をつくれるのでしょうか。
ガソリンが不足している車はエンジンの調子が出ないように、栄養が不足している人は、肌の調子も出ないのです。
にきび治療を本気で考えるなら、無理なダイエットを控えましょう。
朝昼晩の3食を、平均的なカロリーの範囲できちんと摂取することがいちばんです。
ときどき洗面所で、一生懸命ににきび洗顔料で顔を洗っている人を見かけます。
にきび洗顔料は、殺菌成分が含まれていますから、一般的な洗顔料より刺激があります。
手に洗顔料をたっぷり広げた後、顔につけるのですが、問題なのはその後です。
洗顔料を顔につけたまま、数分間、放置しているのです。
「浸している時間が長いほど、よく殺菌してくれるだろう」
「洗顔料を浸したままにしておけば、汚れも皮脂も、よく落ちるだろう」
パックのような感覚と考えているのでしょう。
つけ置き時間が長いほど、殺菌成分が浸透して、にきびに効果があると思っているのです。
にきびがひどい人ほど「アクネ菌」に対する悪い印象があります。
「これだけにきびがひどいのは、アクネ菌のせいだ。1匹残らず殺菌してやろう」
そう思って、洗顔に必要以上の力を入れてしまいやすいのです。
顔が多少ひりひりしていても「殺菌できている証拠だ」と思う。
顔を洗い流した後の顔は、やけどのように、真っ赤になっているのです。
そういう人を見ていると、昔の自分を見ているかのようです。
実は私も昔、同じことをしていたからです。
自分に経験があるのでよくわかるのですが、これはとても肌に悪いことです。
洗顔料が肌に触れる時間が長いため、肌の皮脂は取りすぎてしまい、乾燥してしまう。
角質層も剥がれ落ちすぎてしまい、未熟な肌が露出して、バリアー機能が弱くなる。
肌の新陳代謝も乱れてしまい、肌がぼろぼろ。
余計に、にきびが悪化するのです。
殺菌力があって刺激が強いからこそ、さっと洗い落とす必要があります。
アクネ菌がにきびの原因だとしても、完全殺菌は良くありません。
そもそもアクネ菌は、善玉菌です。
完全に洗い落とせば、にきびが完治するわけではありません。
アクネ菌が本当に肌からなくなれば、肌がまた荒れるのです。
にきび洗顔料を使うのはいいのですが、正しい使い方を守りましょう。
思春期の男性は「にきび治療は、恥ずかしいこと」だと思う傾向があります。
きれいな肌になりたいと思ったり、自分の顔を鏡でじろじろ見たりすることは、嫌がります。
男性が女性の真似をしているようだと思うのです。
「男のくせに女みたいだ」
「小さなにきびくらいで騒ぐのは、男らしくない」
「男なら、にきびくらいほっておけ」
豪語を吐いて、にきびを侮辱する発言をしたほうが、男らしくてかっこいいと思います。
「え? にきびなんて別に気にしていないよ」ととぼけたほうが、器が大きく見られるだろうと思う。
しかし、そう思えば思うほど、にきびは悪化する一方です。
にきびへの治療が手遅れになり、肌はさらに悪化するのです。
女性は、そうした男性を残念に思います。
女性は、清潔感のある男性が好きです。
にきびがたくさんある男性と、肌のきれいな男性のどちらがいいかと聞けば、ほとんどの女性が、きれいな肌の男性を好むはずです。
にきびいっぱいの肌に、キスしたいとは思いません。
キスしたいのは、つるつるした肌です。
男性は、にきびをほうっておくほうがかっこいいと思いますが、実際、女性にモテるのはつるつるしたきれいな肌の男性です。
男性と女性の感じ方には、ギャップがあるのです。
恥ずかしく思わなくていいのです。
にきび治療に恥を持つことを、恥じるべきです。
男性でも、やはりつるつるした肌がいちばんです。
男性でも、堂々と鏡を見て、スキンケアを心がけましょう。
そういう男性は、女性からもモテます。
男性でも「にきびを治したい」と堂々と言えるようになりましょう。
手の中で最も汚れやすいのは、どこだと思いますか。
やはり、いちばん汚れているのは「手のひら」ではないかと思いますよね。
手を洗うときも、汚れているであろう手のひらを、集中的に洗おうとします。
しかし、本当に汚れているのは手のひらではありません。
指先なのです。
たとえば、私たちの日常生活を振り返ってみましょう。
携帯電話に触れるとき、パソコンのキーボードを叩くとき、鉛筆を持って字を書くときなど、手のどの部分を使っていますか。
そうです、指先です。
手のひらより、指先を使うことのほうが圧倒的に多いことに気づきますね。
しかも指先は、爪の間に垢がたまりやすくなります。
手が汚れやすいとはいえ、大半の汚れは指先に集中しているのです。
にきび予防のために、手を洗うことは素晴らしい習慣です。
しかし「手を洗おう」と思うと、手のひらばかりに集中するため、指先や爪の垢などを落としきれないことがあります。
少し考え方を変えてみましょう。
「手を洗おう」と思うのではなく「爪の垢を落とそう」と考えるのです。
すると、指先に注意が向きます。
どちらも手を清潔にすることには変わりありませんが、大きな違いがあります。
手を洗おうとして爪の垢を洗い忘れることはありますが、爪の垢を洗おうとして手を洗い忘れることはありません。
心がけを変えるだけで、洗い方が変わります。
考え方を変えるだけで、うっかりすることを防ぐことができるのです。
にきびがひどいと、学校に行きたくはありません。
外に出たくもありません。
日光が、いつもよりまぶしく感じられます。
その気持ち、私もわかります。
私も中学生のころ、自分のにきびに強いコンプレックスを持っていました。
にきびがあるほど、外出を控えたくなります。
人に会いたくなくなります。
仮病を使って、本気で学校を休みたくなるのです。
ところがある日、考え方が変わる発見がありました。
中学生という思春期になると、私のほかにもにきびがひどい人が、何人かいました。
「おや。にきびがある」と気づき、最初は「自分と同じだ」なんて、のんきなことを考えていたものです。
考え方に変化が現れたのは、しばらくしてからです。
毎日顔を合わせていると、相手の顔にあるにきびが、全然気にならなくなる自分に気づいたのです。
見慣れたからです。
見慣れてくると、にきびは普通に思えてきました。
にきびがほくろのように見えてきました。
別に変なことではありません。
それはそれで、顔の一部です。
「毎日顔を合わせるから恥ずかしい」と思いますが、毎日顔を合わせるから見慣れてしまい、普通に見えてくるのです。
学校のように、毎日顔を合わせるからこそ、見慣れやすくなります。
1カ月も経てば、全然気にならなくなります。
「あっ。そういえば、にきびがあるね」くらいにしか思わなくなります。
私は当時、自分のにきびを見られるのが恥ずかしくてたまりませんでした。
しかし、他人のにきびに見慣れてしまった自分に気づいて、逆に考えたのです。
「きっとほかの人も、自分のにきびに見慣れていて、気にしていないのだろう」と。
すっと心が軽くなりました。
考えすぎていたのは自分だけでした。
自分が思うほど、周りの人は気にしていないことに気づいたのです。
もちろんにきびは改善したほうがいい肌の病気です。
ただし、自分が思うほど、周りの人は気にしていないものです。
ほくろと同じです。
初対面では「こんなところにほくろがある」と思いますが、何度も会うと、ほくろも顔の一部になり、全然気にならなくなります。
私が高校3年生のころ、同級生にO君という友人がいました。
O君は、顔中ににきびがたくさんありました。
ただ、あまり問題ではありませんでした。
人間は、慣れるものです。
初めはにきびの量に驚いたものの、毎日学校で顔を合わせていると、見慣れてくるものです。
見慣れてくると、にきびもにきびに見えなくなり、普通になります。
しかし、O君には変わった癖がありました。
私と話をするとき、顔を傾けるのです。
真正面に顔を向けるのではなく、顔を斜め15度くらい、横に向けます。
最初は何の意味だろうかと思っていたのですが、しばらくしてわかりました。
にきびを隠そうとしていたのです。
できるだけ顔を傾けて、目立ったにきびを見せないようにしていました。
日によってにきびの悪化具合が、右であったり左であったりするので、O君の傾き具合も、右を向いたり左に向いたりしていました。
私は、O君の顔のにきびより、彼の顔を傾けるしぐさのほうが気になって仕方ありませんでした。
にきびは見慣れますが、O君のきょろきょろするしぐさだけは慣れません。
目の前で顔をきょろきょろされると、どうも落ち着かないのです。
ひそかにO君が「隠そう」としているのがわかると、話をする私も複雑な心境になります。
にきびがあると、見られたくない気持ちが出てきます。
しかし、見られたくなくても、堂々としていればいいのです。
顔を傾けてにきびが隠れても、かえって顔を傾けるしぐさが目立ちます。
私が思春期を振り返り、やり直したいことが1つあります。
「にきびができたとき、素直に病院に行くべきだった」ということです。
私は若いころ、にきびにひどく悩まされた人間の1人です。
市販のにきび薬を試したり、にきび改善に関するあらゆる記事を読んだりして、自分の力でなんとかしようとしました。
しかし、これがいけなかった。
あれこれと知識を吸収して実践するのは良かったのですが、当時の私は「試す状態」になっていました。
理科の実験のようなものです。
AとBのにきび薬があるとすれば、両方使って、より効果があるものを試す。
食事の偏りと、睡眠不足のどちらのほうに悪影響があるのか。
ビタミンBをたっぷり取ると、どのくらい効果があるのか。
私は、そういう理科の実験のようなことが好きでした。
本来は、すべての改善点を心がければいいのですが、効果の効き目を測定するために、改善点を1つずつ実験していたのです。
どこからか「レモンパックがにきびに効く」という記事を目にして、さっそく試してみたことがあります。
レモンは強い酸性のため、余計に肌を傷める結果に終わりました。
うまくいったこともありましたが、うまくいかなかったことのほうが多かった。
それもそうです。
にきびの多くは、いくつかの原因が重なり合うことで、発症します。
1つを改善するだけでは、きれいに治るはずがありません。
私は若さゆえに、変な勢いがあったり、プライドがあったり、盲目になっていたりしていました。
にきびも悪かったですが、そうした私の考えも悪かったのです。
当時の私の反省点です。
あれこれ試すうちに、にきびはよくなったり、悪くなったりという波が続きました。
改善と悪化の波のような繰り返しを、何十回、何百回と、繰り返しました。
しばらくすると、ついに、にきび跡を残してしまったのです。
最終的には皮膚科に受診することになりましたが、かなり手遅れになってからの状態でした。
「ああ。もう自分の力では無理だ」と思ったとき、ようやく重い腰を上げたのです。
今になって思えば、にきびを悪化させるいちばんの原因は、プライドでした。
「誰かに頼ったら負け」であるような気がしました。
「絶対に自分の力でなんとかしてやる」という意気込みは、手遅れに加担することもあります。
今の私が過去に戻れるなら「変なプライドは捨てて、皮膚科の先生に見てもらえ!」と言って、顔を叩くでしょう。
当時の私が素直に皮膚科の病院に行けば、状況が少しは変わっていたのではないかと思ったのです。
若くて元気な人ほど、自分の力だけでなんとかしようとします。
「若いのだから、薬なんて必要ない」「人の力は借りない」と思います。
しかし、おろそかにしていると、事態は悪化する一方です。
若さゆえに、にきびは治しにくいのかもしれません。
見栄やプライドが、にきび治療の邪魔をしていませんか。
肌の正確な状況を把握し、どうすればいいのかを判断するのは、知識と経験の浅い素人では危険です。
ひどいにきびになるほど、外出を控えたくなります。
悩みを人に、相談しづらくなります。
そういうときこそ、医療機関での診察をおすすめします。
本来、強い効果のある薬ほど、医者からの処方箋が必要です。
市販されている薬が効かないから、医者に見てもらっても意味がないと思うのは、勘違いです。
市販されている薬は、医者が処方する処方薬に比べて、薬の効き目が抑えめにされています。
一般の人が、自分の判断で使用しても問題が起きにくいよう、安全を重視したものになっているからです。
逆に言えば、その程度の弱い効果しかありません。
洗顔料に「アクネ菌の殺菌効果」「にきびに効く」と書かれていても、実は弱い効果です。
医者が処方する薬の、10分の1や100分の1です。
期待したほど効果が出ないことは、珍しくありません。
にきびの症状には、個人差があります。
きちんとにきびを治療するためには、市販のにきび薬では、不十分の可能性があります。
また自分では、私生活を客観的に判断しにくいため、改善を見落としたり誤っていたりする場合もあります。
知識の乏しい人が判断するかぎり、なかなか悪いところが見つけられないものです。
そういうときこそ、やはり皮膚科の専門医が頼りになります。
知識と経験が豊富な皮膚の専門医に診てもらえば、客観的な視点から、生活上の改善点を指摘してもらえます。
医者から処方されるにきび薬を使えば、あっという間に治る可能性があります。
にきびは病気です。
たとえ軽いにきびであろうと、専門医に相談するのは、恥ずかしいことではありません。
その勇気が、改善への近道になるのです。
私はにきびに悩んでいたころ、皮膚科の医者に診てもらったことがあります。
なかなかにきびが治らないので、わらにもすがる気持ちで診てもらいました。
肌の状態を見せて、自分の生活状況の話をすると、ある指導を受けました。
指導とはいえ、ごく当たり前のことです。
「睡眠不足はいけません。たっぷり睡眠を取って、規則正しい生活を送ってください」
感覚としては「ああ。やっぱりそうか」です。
うすうす気づいていたので、大きな驚きはありませんでした。
自分が思っていたことを、そのまま医者が繰り返したような感じです。
しかし、無駄とは思いませんでした。
私はアドバイスを聞けて「良かった」と思いました。
確信が得られたからです。
自分だけで「睡眠不足が原因ではないか」と思うのと、専門医から「睡眠不足です」と指摘されるのでは、心への響き方が違います。
占い師から「今、頑張らないと、いい未来につながらないよ」といわれる感覚と同じです。
当たり前のことですが、専門家に言われると、印象深く残ります。
もやもやした気持ちが、確信へと変わっただけでも、わざわざ病院まで足を運んだ意味がありました。
はっきり悪い部分がわかれば、改善しようとする気持ちも大きくなります。
特別なアドバイスをもらうために、医者に診てもらうのではありません。
「やっぱり大切なことなんだな」という当たり前を、再認識するために行くのです。
行動を励ましてくれたような気持ちになれます。
「部屋の掃除」と言えば、物を片付けたり、整理整頓をしたりなどを浮かべます。
片付けをする一方で、忘れやすいのが除菌です。
手で触れやすいところも汚れているはずですから、掃除のタイミングできれいにすることが大切です。
しかし、これが忘れやすいのです。
自分の部屋を見渡して、手が触れやすい部分を見つけましょう。
机の引き出し。
ドアのノブ。
部屋の電気のスイッチ。
使っているボールペン、シャープペンシル、鉛筆。
携帯電話。
頻繁に触れていても、掃除を忘れているのではないでしょうか。
いつも触っているものほど身近に感じるため「汚れている」という意識が薄れがちです。
ここを見落としやすいのです。
にきびができて手で顔を触ったとき、指にアクネ菌が移ります。
その指で、自分の部屋にあるものに触れると、菌が移ります。
それが毎日積み重なると、どんどん汚れて、菌は繁殖していくのです。
しかも、部屋の掃除の際、手が触れやすい部分ほど除菌を忘れやすいため、汚れる一方なのです。
手で触れやすいところほど、菌の温床になっています。
これではいくら手を清潔にしたところで、意味がありません。
さあ、今からでも遅くはありません。
自分の部屋を見渡して、手で触れやすい部分を除菌しましょう。
手を清潔にすることも大切ですが、触れるところも清潔に保つことが大切です。
「ヘルシー」という言葉には、どんなイメージがありますか。
ビタミンやミネラルが豊富で、体に良い印象がありますよね。
美肌を意識する女性ほど、ヘルシーな料理に注目することでしょう。
ヘルシーな食事をたくさん取れば、にきびも減り、美しい肌になるだろうと思う。
しかし、ヘルシーだからとはいえ、必ずしも肌にいいとは限りません。
ヘルシーな食事の裏にも、にきびの原因が隠れています。
たとえば、パスタです。
パスタ類に大量の肉は使われていませんが、代わりに大量の食用オイルが使われています。
大量のオイルが血液中の脂肪分の濃度を高めて、皮脂の分泌を促し、にきびの原因になるのです。
サンドイッチも同じです。
サンドイッチには、野菜が含まれていてヘルシーに見えますが、チーズやマヨネーズも使われています。
チーズやマヨネーズも油の塊であり、にきびの原因になります。
サラダも要注意です。
サラダにかけるドレッシングは、大量の油の塊です。
一見ヘルシーに見えるサラダも、ドレッシングをかければ、かなりの油分を取ってしまうことになります。
「肉を避けているのに、なかなかにきびが減らないな」
その原因は、ヘルシーな食事かもしれません。
ヘルシーに見える食事に含まれる大量の油分に、気づきましょう。
言葉だけで健康や肌の効果をうのみにするのではなく、食事に含まれる油分の量に注意しましょう。
肉を食べると、にきびができやすくなるのは本当です。
肉には、脂肪分が多く含まれます。
特に牛肉です。
牛肉の中でもロースは、含まれる脂肪分が40%近くもあります。
牛肉は、赤身の間に脂肪分が入り込んでいるため、肉を食べると同時に、かなりの脂肪も取ることになります。
肉を食べた後、血中の脂肪濃度が上がるため、皮脂の分泌量が多くなり、にきびもできやすくなるのです。
すると、どうでしょうか。
こういえば、反射的に「肉を避ければいいのだな」と考え始める人がいます。
肉は悪い存在と言わんばかりに、生活から肉を徹底的に排除した食事を心がけようとする傾向があります。
素直でいいのですが、考えが偏りすぎです。
その短絡的な考えが、別の過ちを引き寄せます。
タンパク質は、肌には欠かせない材料です。
肉ばかりを避けていると、タンパク質が不足します。
タンパク質が不足すると、かえって肌の調子を狂わせるのです。
肉を絶対に食べてはいけないといっているのではありません。
あくまで「肉を食べすぎない」という程度なのです。
肉は、肌をつくるための良質なタンパク源です。
美しい肌は、良質のタンパク質があってのことです。
肉が肌によくないとはいえ、肉をまったく食べないのも、肌に良くありません。
たしかに肉はにきびの原因の1つですが、完全に避けるのではなく、適量の肉は必要なのです。
肉を食べると、にきびができやすくなります。
肉には、脂肪分が多く含まれます。
動物性脂肪は代謝がよくないため、血中に残りやすく、血中の脂肪濃度が上がります。
皮脂の分泌が活発になり、にきびの原因になりやすいのです。
しかし、肉は、良質なタンパク源ですから、完全に避けるのも良くありません。
肉は、どんな肉を食べるかが大切です。
食べるなら、牛肉より、鶏肉や豚肉にしましょう。
牛肉は肉の間に脂肪が含まれているのですが、鶏肉や豚肉は脂肪分が固まっています。
脂身の塊を避けてさえ食べれば、低脂肪の肉になるのです。
良質なタンパク源になり、美肌に効果的です。
最もおすすめするのは、魚肉です。
実は、陸の上にいる動物の肉と、水中の動物の肉とでは、質が異なります。
陸の上の動物より、水中にいる動物のほうが、低体温です。
魚肉は、人の体温では溶けやすく、油の代謝がいいため、にきびの原因になりにくいのです。
牛肉より、豚肉。
豚肉より、鶏肉。
鶏肉より、魚肉です。
肉を食べるなら、肉の選択が大切です。
できるだけ質の良い肉を適度にとって、美肌につなげましょう。
にきびには、つぶすことが可能なにきびがあります。
白にきびです。
白にきびは、皮脂の詰まりが、肌表面のごく浅い部分で起こっています。
皮膚を押し上げるように少し圧迫させると、たまった膿を取り出すことが可能です。
早く膿を取り除くことで、早く治ることがあります。
ただし、早く治るからとはいえ、自分で積極的にするものではありません。
あくまで「うまく取り出せた場合」です。
うまくいけばいいのですが、失敗すると大変です。
自己流で取り出そうとしてうっかり皮膚を傷つけてしまうと、改善どころか、悪化させることがあります。
場合によっては、跡を残したりしてしまうこともあるのです。
普通は自然に取れるのを待って十分です。
気になってつぶしたくなりますが、我慢しましょう。
どうしても早く取り出したければ、自己流で取り出さず、必ず医療機関の専門医にお願いしましょう。
顔にふっくら膨れた部分があると、気になって仕方なくなるのです。
「にきびをつぶしたくてたまらない!」
経験したことがある人は、このいらいらした気持ちをわかってくれると思います。
触らずに我慢すればいいのは、わかっています。
わかってはいるのですが、やはり触りたくなるのです。
しかし、触らないように我慢するのも、いらいらするのです。
体にじんましんができるかのような、衝動です。
さあ、ここでどうするか。
にきびをつぶしたい衝動に駆られたら、ガムを噛んでみましょう。
奥歯で思いきり強く噛んで、いらいらを発散させるのです。
いらいらする衝動が抑えられます。
噛み具合がガム1粒で足りなければ、2粒に増やしましょう。
2粒で足りなければ、3粒でもOKです。
とにかくにきびは、触らないこと。
どうしても触りたくなれば、別の手段で衝動を抑えるようにしましょう。
ある日、男友達と一緒に、温泉に行ったとき、印象深い出来事がありました。
体を洗っているときのことです。
ボディーソープを使って、体だけでなく、顔まで洗い始めたのです。
「ちょっとそれはやりすぎなんじゃない?」と言うと、意外な返事が返ってきました。
「顔もボディーの一部だ」というのです。
なかなかうまいことを言うではないかと思い、返す言葉がありませんでした。
ただ彼は、本気の様子でした。
「体も顔も同じ皮膚なのだから大丈夫だろう」と思っている様子です。
大ざっぱに言えば、たしかに顔もボディーの一部です。
たしかにボディーソープという名前も、誤解を生みやすいと感じます。
しかし、いくら顔がボディーの一部とはいえ、ボディーソープで洗うのは良くありません。
ボディーソープで顔を洗った経験があればわかると思いますが、ボディーソープで顔を洗うと、顔がかさかさになります。
一般的にボディーソープは、洗顔料より、皮脂を落とす力が強力だからです。
背中や胸などの皮膚は、顔より皮膚が分厚いため、しっかり洗い落とせるよう、洗浄力が高くつくられています。
ボディーソープで顔を洗うと、顔の皮脂まで落としすぎて、肌が乾燥して荒れやすくなるのです。
特に問題はなくても、長期で見ると、やはり良いことではありません。
ボディーソープは、首から上は使うべきではありません。
首から下に使うべきです。
正しい使い方を守りましょう。
海外に留学していたころ、和食のことで、何度か驚かれた経験があります。
私たち日本人にとって和食といえば、ごく一般的なイメージです。
私は日本人なので、和食は普段から当たり前に食べています。
ご飯、味噌汁、豆腐、焼き魚、漬物などです。
しかし、海外旅行に行くと、和食を食べるのはとてもリッチです。
価格も高めです。
お客さんも健康意識の高い人が多いのです。
外国では、箸を上手に使えることが、注目される行為です。
箸で魚の骨を取っていると「手先が器用だね」と、かなり感心されます。
それなりの教養と育ちのある人だと思われるのです。
和食は、健康にも肌にもいいと、世界から注目されている食事です。
留学先のアメリカで、私が「和食を食べに行こう」と誘うと「おっ、和食!」と驚かれたものです。
なぜか必ず「おっ!」と驚かれます。
驚かれることで、自分が日本人でいることを誇らしく感じたものです。
海外にいるからこそ、かえって和食の素晴らしさを知る機会になりました。
私たちは身近にあるものほど、当たり前に感じ、その大切さを忘れがちです。
「肌にいいものはないかな」と化粧品やサプリメントを探す前に、いま一度、基本に戻ってみましょう。
毎日、和食を心がけるだけでいいのです。
少しだけ塩分は高いものの、栄養バランスは整っていますし、カロリーも低めですです。
油分も控えめですから、体臭予防にもなります。
和食を中心とした食生活を心がけていくと、皮脂の分泌量も落ち着き、肌も美しくなります。
ごく平凡な和食ほど、健康的な食事はないのです。
口周りにできると言えば、大人のにきびです。
男性ホルモンの影響で、口周りの皮脂量が増え、にきびができやすくなるのです。
しかし、男性の場合、大人のにきびに見えるだけで、意外な原因が口周りのにきびを悪化させていることがあります。
ひげを触ってしまう癖です。
口周りに手をやる癖があると、口周りを刺激することになります。
朝、ひげをそればいいだろうと思うのですが、単純ではありません。
ひげは、伸びるのが早いのをご存じですか。
ひげは1日で、およそ0.4ミリ、伸びます。
頭の髪の毛は、1日に0.3ミリですから、髪の毛より早く伸びることになります。
面白いのは、伸びやすい時間帯があることです。
伸びやすい時間帯は、午前6時から10時の間です。
つまり、朝起きてひげを剃っても、昼ごろには触ってわかるほど伸びているわけです。
私も男なので、この気持ちがよくわかります。
朝、きれいにそったはずの顎周りは、昼間になると、じょりじょりした感触が気になるのです。
微妙に伸びているのが、いちばん気になるのです。
口に手をやったとき、中途半端に伸びているひげを見つけると、なんとかしたくなります。
ひげを抜くと、いらない物を取ったかのような快感があり、やみつきになってしまうのです。
ひげはたくさん生えるので、場合によっては1日中口元を触っていることも少なくありません。
このひげが気になり、指で触ったり、抜いたりするうちに、口周りを刺激してにきびになってしまうのです。
こうした行為に、どきっとした人もいるのではないでしょうか。
ひげは、気になっても触らないことが大切です。
大人のにきびというより、ひげを触る癖がいけないのです。
私は男性ですが、スキンケアは女性に負けないくらいきちんとやっていると思います。
メイクはしませんが、スキンケアは力を入れています。
そうしなければならない状況が、過去にありました。
12歳前あとからにきびがひどくなり、大変悪化した時期がありました。
当時の私のあだ名は「にきびマン」です。
顔中、にきびだらけでした。
「顔ににきびがある」というより「にきびの中に顔がある」という状態でした。
見るも無残な状態でした。
何がよくて悪いのかという判断もできず、顔の洗い方も洗顔料の選び方も不適切でした。
当時は、夜更かしばかり。
食べるものも、ジャンクフードばかり。
そうしたことが肌に悪いという基本さえ、知りませんでした。
スキンケアについての基本はまったくわかっていない、青二才だったのです。
しかし、私は必死になってスキンケアを勉強しました。
思春期ということもあって、異性の目を気にする時期です。
モテたいという原動力がスキンケアを勉強したいモチベーションに変わり、いろいろな雑誌を読みあさりました。
学校の勉強はサボるくせに、美容関係の本はよく読んでいました。
化粧品売り場に頻繁に足を運んで、少しでも肌に良い洗顔料、化粧水、乳液などを探していたものです。
にきびがひどいうえに、肌が弱かったという弱点もあって、スキンケアの勉強をしなければならない状態だったのです。
今思えば、早いうちに肌のトラブルを経験して良かったと思います。
苦労した経験があったおかげで、いろいろな知識が身につきました。
にきびをつくらない生活を心がけると、自然と規則正しい生活をしなければならなくなります。
私は今、早寝早起きが当たり前の習慣になっています。
今思えば、にきびの経験がそうさせてくれたのかもしれません。
若い時期、にきびに悩んだおかげで、スキンケアに関する知識は豊富になってしまったのです。