公開日:2011年11月20日
執筆者:水口貴博

スキンケアに必要な30の美容知識

  • まず身につけるべきは、
    化粧品より、
    美容知識。
スキンケアに必要な30の美容知識

まず身につけるべきは、化粧品より、美容知識。

「毎日のスキンケア」
こう聞いて、最初に浮かべるのは、やはり化粧品ですね。
化粧水、乳液、美容液などの美容アイテムです。

クレンジングで心がけたい、美の3ステップ。

クレンジングは、界面活性剤が使われているため、肌に負担がかかります。
単にメイクを落とせばいいと思うのは、良くありません。
クレンジングにおける心がけは「十二分なクレンジング」ではありません。

化粧水をつけて、すぐ乳液を塗らない。

化粧水は、お風呂上がりや洗顔直後に使うのがポイントです。
お風呂上がりや洗顔直後は、顔に油分がないため、あっという間に乾燥してしまいます。
時間の勝負です。

乳液のべたつきが苦手な人は、オリーブオイルやホホバオイルがおすすめ。

乳液のべたつきが、気になることはありませんか。
乳液の種類によっては、べとべとした触感が気になることがあります。
水分を蒸発させないようにするため、油分が必要で、仕方ないことだと思います。

いい香りがするアロマオイルは、化粧品に含ませてもいいのか。

アロマセラピーは、香りによって、優しく癒やしてくれる力があります。
自宅でアロマセラピーを楽しんでいる人も、多いのではないでしょうか。
「お気に入りの香りをもっと楽しみたい」と思うとき、名案を思いつきます。

乾燥対策とは、水分を与えることではない。
保湿成分を与えること。

保湿について、よく誤解されていることがあります。
「保湿」と言えば、言葉のとおり、水分を肌に与えるイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。
もちろん乾燥した肌には、水分が必要です。

コラーゲンを塗っても、肌のコラーゲンにはならない。

コラーゲンといえば、肌の弾力の元になるタンパク質です。
真皮のおよそ70%を占めています。
真皮の中にびっしり網目状に張り巡らされ、弾力のもとになっているのです。

化粧品に含まれるコラーゲンやヒアルロン酸のよくある誤解。

コラーゲンやヒアルロン酸に関して、よく誤解されていることがあります。
コラーゲンもヒアルロン酸も、もともと肌に備わっている組織です。
肌の真皮には、バネの役割を果たす「コラーゲン」があります。

本当のセラミドを使った化粧品の見分け方。

肌の水分を守る保湿成分で最も重要なのが、セラミドです。
セラミドは、強力な保湿作用があります。
水の分子をサンドイッチのように挟むため、一度水分をつかむと、なかなか逃がさないのです。

肌質は、生活習慣によって、変えることができる。

皮脂の分泌量は、簡単に変えられるものではありません。
皮脂の分泌量は、主にホルモンの影響を大きく受けます。
男性ホルモンや黄体ホルモンの量が多くなればなるほど、皮脂の分泌量も増える特徴があります。

しわができる本当の原因は、乾燥ではなく、コラーゲンの損傷。

「肌が乾燥すると、しわにつながる」
美容関連の記事ではよく見かける、おなじみのフレーズですね。
これは本当です。

しわ対策は「コラーゲン配合」より「レチノール配合」のほうが、効果的。

肌に弾力があるのは、コラーゲンのおかげです。
しわができる根本的原因は、コラーゲンが減ったり傷んだりすることです。
コラーゲンの力が低下すると、肌の弾力も低下して、しわもできやすくなるのです。

「表皮のしわ」と「真皮のしわ」の違いと対策。

「しわなんてどれも同じ」と思っていませんか。
しわには大きく分けて、2種類あります。
「表皮のしわ」と「真皮のしわ」です。

ぬれた髪を自然乾燥させるのは、髪を傷めるもの。

お風呂から出た後、ぬれた髪はどう乾かしていますか。
乾かすのが面倒だと思う人は、自然に任せて、自然乾燥をしている人も多いのではないでしょうか。
自然乾燥のほうが「自然」というキーワードが含まれているせいか、髪の毛によさそうな気がします。

ぬれた髪をくしでとかすから、髪がぱさぱさになる。

美容院で髪を切ってもらうとき、腕のいい美容師には、ある特徴があります。
髪を乾かすときです。
髪を大切に思っているなら、必ずドライヤーで乾かしてから、くしで髪をとかしているはずです。

喉の渇きは、体から発する悲鳴である。

水は、体の至る所で必要です。
足のつま先から頭のてっぺんまで、水が関係しています。
みずみずしい肌は、水分があってこそです。

鼻の黒ずみを取るパックにまつわる、私の失敗談。

鼻の黒ずみを取るために、ユニークな商品があります。
貼ってがして取る、毛穴パックです。
粘着テープのようなものを鼻に貼って、剥がします。

寝る時間を削ってまで、半身浴をする必要はない。

ある日のこと、目の下に青色のくまをつくっている人がいました。
「疲れた顔になっているよ。どうしたの」と聞くと「睡眠不足で死にそう」と言います。
「きっと夜遅くまで残業したのだろう」

睡眠不足は、犯罪です。

肌荒れしやすい人の生活習慣を見ると、睡眠不足になりやすい生活習慣があるように思えます。
すべてに当てはまるとは言いませんが、当てはまりやすいです。
「肌荒れがなかなか治りません」

キュウリを使ったパックは、タイミングに気をつける。

自宅で手軽にできる、野菜を使ったパックがあります。
有名なのは、キュウリを使ったパックです。
キュウリは、主成分の90%以上が水分です。

昔から愛用している化粧品でも、ある日、牙をむくことがある。

相性のいい化粧品に恵まれ、肌の調子が良い日々が続いていました。
自分の肌に合った化粧品があるのは、素晴らしいことです。
そんな平穏な日々に、異変が起こります。

原因は必ずしも、1つとは限らない。

学校の問題では、1つの問題文につき、答えも1つが基本です。
そうした名残があるためでしょうか。
「肌トラブルの原因を突き止める」

ビタミンの効果は、毎年リニューアルされるものではない。

毎年新しい化粧品が次々と出ていると、美容知識も年々変わったり増えていたりするように思えます。
それは錯覚です。
実際のところ、見た目ほど、大きな変化はありません。

無駄毛の上手な除毛手順。

除毛は、安全かみそりを肌に滑らせるだけでも、可能です。
しかし、それでは肌を傷めやすくなったり、そり残しができたりなどの不安もあります。
より安全に、より確実に、より美しく処理するための手順があります。

荒れた唇には、蜂蜜とラップを使ったパックが効く。

唇は、皮膚が薄い部分です。
皮脂腺もありません。
体の中で、最もデリケートな部分です。

ノーメイクや薄化粧の人でも、最低限の紫外線対策は必要。

「できるだけ肌に負担はかけたくないから、メイクもできるだけ薄くしている」
あまり肌に負担をかけたくないので、普段から薄化粧の人がいます。
中にはノーメイクの人もいます。

眠くて目をこすると、茶色のくまができる。

「睡眠不足が続くと、目の下のくまが取れなくなる」
そんな逸話を聞いたことはありませんか。
睡眠不足になると、目の下に青色のくまができますが、できたとしても一時的です。

顔面マッサージのしすぎは、かえって顔のたるみを進行させる。

注意したいのは、顔面マッサージです。
テレビや雑誌では、顔面マッサージの特集記事を見かけることがあります。
「顔面マッサージで、顔のたるみを解消。アンチエイジング。顔色アップ!」

就寝がずれるとしても、できるだけ1時間以内に抑える。

生活リズムを一定に保つには、毎日の就寝時間を同じにすることが大切です。
リズムが大切です。
同じ時間に寝ることで、体内時計が1日のリズムを覚えてくれます。

どうしても自分で解決できない悩みは、美容皮膚科に頼る選択肢もある。

少しでも若々しく見せるために、時には美容皮膚科の力を借りることも、必要です。
顔をいじることは、自然に反していることだという考えを持つ人はいます。
それは偏見です。

全文

プロローグ
1

まず身につけるべきは、化粧品より、美容知識。

まず身につけるべきは、化粧品より、美容知識。 | スキンケアに必要な30の美容知識

「毎日のスキンケア」

こう聞いて、最初に浮かべるのは、やはり化粧品ですね。

化粧水、乳液、美容液などの美容アイテムです。

優れた美容アイテムを使って、肌に水分と栄養を与えることで、より美しい肌に整います。

「もっともっと美しくなりたい」

それはすべての女性の願いです。

化粧品を身につける際、忘れがちなことがあります。

美容知識を身につけることです。

美容に関する知識がなければ、どのような成分が、何に効くのかがわかりません。

あなたの美容知識は、どのくらいですか。

たとえば、よく耳にする「コラーゲン」という言葉がありますね。

コラーゲンとは、肌のどの部分にあり、どういう効き目があるか、ご存じでしょうか。

「ヒアルロン酸配合」の化粧水と「セラミド配合」の化粧水なら、どちらのほうが保湿に効果的でしょうか。

化粧品のパッケージで目にする「抗酸化作用」とは、どのような効果なのでしょうか。

こうした美容知識がなければ、化粧品を正しく選べません。

「なんとなく効果がありそう」という適当な感覚でいることが多いのではないでしょうか。

化粧品は、美容知識があってこそ、正しく使いこなせます。

美容では、座学も必要です。

身につけるのは、化粧品だけではありません。

まず身につけるべきは、化粧品より、美容知識です。

美容関連の本や雑誌を買って、美容知識を読んでみましょう。

化粧品売り場ではなく、本屋へ駆け込みます。

堅苦しいことと思いますが、豊かな美につなげる前提条件です。

美容成分の吸収だけでなく、美容知識も吸収です。

美容知識があるからこそ、化粧品も正しく使いこなせるのです。

スキンケアに必要な美容知識(1)
  • 化粧品を身につける前に、美容知識を身につける。
2

クレンジングで心がけたい、美の3ステップ。

クレンジングで心がけたい、美の3ステップ。 | スキンケアに必要な30の美容知識

クレンジングは、界面活性剤が使われているため、肌に負担がかかります。

単にメイクを落とせばいいと思うのは、良くありません。

クレンジングにおける心がけは「十二分なクレンジング」ではありません。

「必要最小限のクレンジング」です。

できるだけ負担が小さくなるようにして、肌への負担を小さくしましょう。

必要最小限のクレンジングで意識するのは、種類だけではありません。

クレンジングを進める順番も大切です。

クレンジング料を顔全体につけて、ごしごしするのでは、顔が乾燥して痛める原因になります。

顔の適当な場所からつけ始めるのではなく、負担に強いところから始めましょう。

(ステップ1)
Tゾーン

クレンジングは、まずTゾーンから始めましょう。

鼻と額をつないだTゾーンは、皮脂の分泌量が多いところですから、最初にクレンジング料をつけて洗い始めます。

Tゾーンが終われば、次はUゾーンです。

(ステップ2)
Uゾーン

顎からフェイスラインにかけたUゾーンは、乾燥しやすく、負担に弱い部分です。

優しくなでるように、メイクを落としていきましょう。

(ステップ3)
目元と口元

最後に、目元と口元です。

目元や唇の皮膚はとても薄くて負担に弱い部分ですから、クレンジングも最後にします。

場合によっては、目元や口元だけ、弱いタイプのクレンジング料に変えてもかまいません。

クレンジングの時間は、1分以内で済ませるようにしましょう。

メイクが落ちるまで洗うのではなく、必要最小限になるように心がけましょう。

必要最小限のクレンジングを心がけることで、肌に無駄な負担がかからないのです。

スキンケアに必要な美容知識(2)
  • クレンジングは「Tゾーン→Uゾーン→目元と口元」の順で進める。
3

化粧水をつけて、すぐ乳液を塗らない。

化粧水をつけて、すぐ乳液を塗らない。 | スキンケアに必要な30の美容知識

化粧水は、お風呂上がりや洗顔直後に使うのがポイントです。

お風呂上がりや洗顔直後は、顔に油分がないため、あっという間に乾燥してしまいます。

時間の勝負です。

できるだけ早く化粧水をつけて、顔が乾く前に保湿をすることが大切です。

化粧水は、すぐつけていいのです。

気をつけたいのは、乳液です。

乳液も、化粧水をつけた後、できるだけ早くつけたほうがいいのではないかと考えます。

化粧水がまだびしょびしょで湿っている状態で、乳液をつけようとします。

これは良くありません。

乳液の役目は、肌の角質の水分が逃げないように保護することです。

ふたのような役目があります。

化粧水をつけた直後は、化粧水が肌にまだ浸透していないので、乳液をつけるには早すぎます。

化粧水がびしょびしょの状態で乳液をつけると、乳液の濃度も低くなります。

その結果、塗り方にむらができたり、乳液の保湿機能そのものが低下したりするのです。

化粧水をつければ、しばらく待ちましょう。

化粧水が肌に浸透していく、大事な待ち時間です。

もちろん待つとはいえ、肌が乾燥するまで待つのではなく、なじむまでです。

肌になじんできた段階で乳液をつけることで、乳液の膜ができ、水分の蒸発を防ぐことができるようになります。

化粧水と乳液のポテンシャルを、最大限に引き出すことができるのです。

スキンケアに必要な美容知識(3)
  • 化粧水が肌になじんでから、乳液をつける。
4

乳液のべたつきが苦手な人は、オリーブオイルやホホバオイルがおすすめ。

乳液のべたつきが苦手な人は、オリーブオイルやホホバオイルがおすすめ。 | スキンケアに必要な30の美容知識

乳液のべたつきが、気になることはありませんか。

乳液の種類によっては、べとべとした触感が気になることがあります。

水分を蒸発させないようにするため、油分が必要で、仕方ないことだと思います。

そんなべたつきが苦手な人に、朗報です。

ぜひ試してもらいたいオイルがあります。

オリーブオイルとホホバオイルです。

つけるとわかるのですが、感触が、普通の油分とは違います。

これまでの乳液は「肌の上に乗っている」という違和感がありました。

一方、オリーブオイルやホホバオイルは「自然な状態で肌になじむ」という感じで、自然です。

この触感の違いの秘密は、オリーブオイルとホホバオイルの分子構造です。

この2つのオイルの分子構造は、人の肌から分泌される皮脂の分子構造ととても似ているため、肌へなじみがいいのです。

もちろん油分ですから、乳液の代わりとして使えます。

皮脂と分子構造が似ているだけのことはあり、つけ心地は軽くて、保湿作用も抜群です。

ちなみに、私が今愛用しているのも、オリーブオイルです。

20代の中ごろに皮膚の炎症を患ったことがきっかけでオリーブオイルと出会いました。

触感の違いに感動してからというもの、愛用し続けています。

さまざまな乳液を試しました。

自分にとって最終的に落ち着いたのは、オリーブオイルでした。

「乳液のべとべとした感じが苦手だ」

そういう人は、一度、オリーブオイルの感触を味わってみましょう。

乳液のべたつきが苦手な人には、ぜひおすすめです。

スキンケアに必要な美容知識(4)
  • 乳液のべたつきが苦手なら、代わりにオリーブオイルやホホバオイルを使ってみる。
5

いい香りがするアロマオイルは、化粧品に含ませてもいいのか。

いい香りがするアロマオイルは、化粧品に含ませてもいいのか。 | スキンケアに必要な30の美容知識

アロマセラピーは、香りによって、優しく癒やしてくれる力があります。

自宅でアロマセラピーを楽しんでいる人も、多いのではないでしょうか。

「お気に入りの香りをもっと楽しみたい」と思うとき、名案を思いつきます。

化粧水に混ぜればいいのではないかと、ひらめくのです。

たとえば、アロマオイルを化粧水に混ぜれば、化粧品にお気に入りの香りを、簡単に加えることができます。

化粧水や乳液などは顔につけるので、アロマの香りを楽しみやすくなるのではないかと思います。

基本的に、アロマオイルは、肌に直接つけることができます。

しかし、つけることはできるものの、おすすめはしません。

アロマオイルが化粧品に混ざることで、化粧品の寿命を縮めたり、備わっている機能が失われたりすることがあるからです。

特に「レモン」と「グレープフルーツ」のアロマオイルには、要注意です。

精油の中に含まれる「ベルガプテン」という成分には、紫外線の感受性を高める作用があります。

レモンやグレープフルーツのアロマオイルを顔につけて日光に当たると、肌のトラブルの原因になることがあります。

炎症を起こしたり、しみができやすくなったりです。

安全面や美容面を考慮して、原則としてアロマオイルは、化粧水に入れるのは控えたほうが無難です。

アロマを楽しむときは、アロマポットなどを利用しましょう。

ただし、アロマセラピーの専門店では、アロマオイルを顔に使うこともあります。

専門的な資格を有した人の監督のもと、リラックスや病気の治療などの目的で行う分には、問題ありません。

スキンケアに必要な美容知識(5)
  • 原則として、アロマオイルを顔につけないようにする。
6

乾燥対策とは、水分を与えることではない。保湿成分を与えること。

乾燥対策とは、水分を与えることではない。保湿成分を与えること。 | スキンケアに必要な30の美容知識

保湿について、よく誤解されていることがあります。

「保湿」と言えば、言葉のとおり、水分を肌に与えるイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。

もちろん乾燥した肌には、水分が必要です。

かさついた肌は、水分が足りない状態です。

このことから「保湿」とは「水分を与えること」と考えることが多いはずです。

この点に、少し誤解が含まれているのです。

たしかに水分を与えるのはいいのですが、水分だけではいけません。

もし、本当に水分だけを与えると、どうなるでしょうか。

しばらく経てば、蒸発してしまうのです。

蒸発の際、もともとある水分までも一緒に奪うため、肌の乾燥が以前より悪化してしまいます。

保湿とは、単に水分を与えるだけではありません。

「保湿成分を与えること」です。

保湿成分は、水分をつかんで離しません。

水分の蒸発を防げます。

保湿成分がたくさんあるほど、潤いも保つことができるようになるのです。

乾燥した肌に本当に与えるべきは、水分ではなく、保湿成分です。

保湿成分とともに水分を与えるからこそ、肌は潤いを保ち、乾燥しなくなります。

これが、本当の意味での、保湿なのです。

では、肝心の保湿成分にはどんなものがあるのでしょうか。

「コラーゲン」「ヒアルロン酸」「セラミド」です。

保湿力は、コラーゲンよりヒアルロン酸のほうが強く、ヒアルロン酸よりセラミドのほうが強くなります。

乾燥対策には、この3つの保湿成分の量を目安にして選びましょう。

乾燥した肌には、保湿成分を与えるのです。

スキンケアに必要な美容知識(6)
  • 乾燥対策は「水分の量」ではなく「保湿成分の量」に注目して、化粧品を選ぶ。
7

コラーゲンを塗っても、肌のコラーゲンにはならない。

コラーゲンを塗っても、肌のコラーゲンにはならない。 | スキンケアに必要な30の美容知識

コラーゲンといえば、肌の弾力の元になるタンパク質です。

真皮のおよそ70%を占めています。

真皮の中にびっしり網目状に張り巡らされ、弾力のもとになっているのです。

美容に関心のある人にとって、コラーゲンほど美しい響きはないでしょう。

ただしコラーゲンは、年を重ねるごとに低下していく性質があります。

繊維芽細胞という細胞が、コラーゲンを生成しています。

繊維芽細胞は、加齢によって活動が弱くなるため、肌のコラーゲンの量も少なくなるのです。

ある程度、年を重ねれば、肌の弾力がなくなり、しわやたるみができてしまいます。

若々しい肌の維持には、コラーゲンが必須なのです。

数ある化粧品の中には「コラーゲン配合」とうたったものがあります。

肌に対する知識がある人なら、ぴんとくるキーワードです。

「コラーゲンが配合された化粧品を使えば、失われたコラーゲンを補えるのではないか」

そう考えてしまうのです。

しかし、これこそ、コラーゲンの代表的な勘違いの1つです。

コラーゲンを塗っても、直接、肌のコラーゲンになることはありません。

コラーゲンがあるのは、角質層より下の真皮という部分です。

外からコラーゲンを与えても、実際のところ、角質層で遮られてしまい、コラーゲンのある真皮まで到達できないのです。

最新のナノテクノロジーという科学技術によって、成分の分子を小さくしたものも登場していますが、それでも意味はありません。

仮に真皮までコラーゲンが届いたとしても、そもそも真皮には、外部から与えられたコラーゲンを取り込む機能はないからです。

真皮のコラーゲンは、網目上になっています。

外から入ってきた成分が、コラーゲンの網目の一部として再構成されることは、現実的にはあり得ません。

コラーゲンは、食べても塗っても、直接肌のコラーゲンの一部になることはないのです。

「でも、コラーゲン配合の化粧品を使うと、実際、肌に弾力がよみがえったことがある」

もし弾力が戻ったなら、コラーゲンが再構成されたからではなく「保湿効果」のおかげです。

コラーゲンには、保湿作用があります。

保湿作用によって、肌の水分量が増えた結果、弾力がよみがえったように感じるのです。

スキンケアに必要な美容知識(7)
  • コラーゲン配合の化粧品に対する誤解を、解く。
8

化粧品に含まれるコラーゲンやヒアルロン酸のよくある誤解。

化粧品に含まれるコラーゲンやヒアルロン酸のよくある誤解。 | スキンケアに必要な30の美容知識

コラーゲンやヒアルロン酸に関して、よく誤解されていることがあります。

コラーゲンもヒアルロン酸も、もともと肌に備わっている組織です。

肌の真皮には、バネの役割を果たす「コラーゲン」があります。

真皮のおよそ70%は、コラーゲンです。

コラーゲンというバネの間を「ヒアルロン酸」というクッションが埋めている状態です。

ヒアルロン酸は、水分を蓄える力が、200から600倍もあります。

この保湿力によって、肌に豊かな張りと弾力をもたらします。

ただし年齢とともに、コラーゲンもヒアルロン酸も量が少なくなり、張りや弾力も次第に低下します。

40代になると、新しくつくられることはほとんどなくなり、さらに弾力の低下が深刻になるのです。

しかし、コラーゲンやヒアルロン酸が含まれる化粧品を使うと、一変します。

肌が見違えるように、ふっくらし始めるのです。

肌に不足しているコラーゲンやヒアルロン酸が、補われたかのように感じるのです。

しかし、誤解なのです。

コラーゲンやヒアルロン酸そのものの影響ではありません。

それらの成分に備わった「保湿力」のおかげです。

コラーゲンやヒアルロン酸には、強力な保湿作用があります。

化粧品などの塗り物に含まれる、コラーゲンやヒアルロン酸などの保湿成分によって、肌の水分量が増え、ふっくらしたのです。

決して、真皮に不足しているコラーゲンやヒアルロン酸が補われたわけではありません。

そもそも真皮までコラーゲンやヒアルロン酸は、ほとんど到達できません。

洗ったら、流れ落ちてしまいます。

流れ落ちてしまえば、保湿力はまた低下します。

肌に備わるコラーゲンやヒアルロン酸そのものを増やすなら、食生活や十分な睡眠などが必要です。

スキンケアに必要な美容知識(8)
  • コラーゲンやヒアルロン酸を補う誤解を、解く。
9

本当のセラミドを使った化粧品の見分け方。

本当のセラミドを使った化粧品の見分け方。 | スキンケアに必要な30の美容知識

肌の水分を守る保湿成分で最も重要なのが、セラミドです。

セラミドは、強力な保湿作用があります。

水の分子をサンドイッチのように挟むため、一度水分をつかむと、なかなか逃がさないのです。

たとえ湿度が0%になっても、蒸発しません。

コラーゲンやヒアルロン酸より、はるかに強力な保湿効果があります。

夢のような保湿成分が、セラミドなのです。

保湿力の高い化粧品を探すなら「セラミド」と表記されたものを目安にするといいでしょう。

ただし、ここでひとつ、気をつけておきたいことがあります。

「セラミド化粧品」とうたう化粧品でも、本当のセラミドが使われていないものがあります。

つまり、類似成分です。

セラミド類似成分を使った化粧品であり、本当のセラミドは使っていません。

「セラミドのような効果をもたらす化粧品」という意味で「セラミド化粧品」と書かれている場合があるのです。

巧みな言葉の言い回しですね。

販売側は、集客力や売り上げを上げるため、わざと「セラミド」という旬なキーワードを使うことがあるのです。

セラミドを使った化粧品は高額になりやすいため「セラミド類似成分」を使って、低価格を実現している場合があるのです。

もちろんセラミド類似成分にも、強力な保湿効果はあるのでしょうが、やはり本物には劣ります。

では、本当のセラミドを使った化粧品をどう見分ければいいのでしょうか。

ポイントは、数字です。

本物のセラミドには、必ず数字が使われている特徴があります。

よく見かけるのは「セラミド2」「セラミド3」「セラミド10」です。

セラミドの後ろに数字が付いているものが、正真正銘のセラミドです。

セラミド効果をうたう化粧品でも、数字の付いたセラミドが見当たらなければ、本当のセラミド化粧品ではありません。

セラミド化粧品を探すときの知識として、お役立てください。

スキンケアに必要な美容知識(9)
  • 本当のセラミドを使った化粧品を探すときは、数字を目安にする。
10

肌質は、生活習慣によって、変えることができる。

肌質は、生活習慣によって、変えることができる。 | スキンケアに必要な30の美容知識

皮脂の分泌量は、簡単に変えられるものではありません。

皮脂の分泌量は、主にホルモンの影響を大きく受けます。

男性ホルモンや黄体ホルモンの量が多くなればなるほど、皮脂の分泌量も増える特徴があります。

男性なら、生まれつき、男性ホルモンが多く分泌されます。

女性なら、生理前、黄体ホルモンが増えるものです。

遺伝や体質によるものです。

もともと体に備わっている特徴ですから、皮脂の分泌量は簡単には変えられないのです。

しかし、です。

若干ではありますが、肌質は、意図的に変えることができます。

まずおなじみの方法は、油を多く含んだ食事を控えることです。

油料理ばかり食べ続けていると、分泌される皮脂も多くなります。

油を控え、あっさりした食事を続けることで、皮脂の分泌量の少ない肌質へと変えることができるのです。

さて、ここからがポイントです。

このほか、脂性肌を和らげる、一風変わった方法があります。

わざとたっぷりした保湿を心がけることです。

「皮脂の分泌量」と「保湿」は、深い関係があります。

もともと皮脂とは、乾燥を防ぐために分泌されるものです。

脂性肌の人が、洗顔の後何もつけないでいると、肌は「乾燥するから、もっと皮脂の分泌量を増やさなければ」と悲鳴を上げます。

ホルモンバランスが変化して、皮脂の分泌量が増えてしまうのです。

乾燥させると、皮脂の分泌量が余計に増え、脂性肌を悪化させるのです。

脂性肌の人はべたつきやすいため、化粧水や乳液を省く傾向がありますが、実際は脂性肌を余計に悪化させている状態なのです。

この現象は、逆も言えます。

脂性肌という肌質を改善させたければ、たっぷりした保湿を心がけましょう。

いつも肌が潤っていると、肌は「いつも肌がみずみずしいな。少しは皮脂の量を減らしても大丈夫だろう」と思います。

ホルモンバランスが変化して、皮脂の分泌量が減るのです。

保湿が大切であるというのは、皮脂の分泌量を正常に戻す意味もあります。

肌質は、生活習慣によって、変えることができるのです。

スキンケアに必要な美容知識(10)
  • 脂性肌を緩和させたければ、たっぷりした保湿を心がける。
11

しわができる本当の原因は、乾燥ではなく、コラーゲンの損傷。

しわができる本当の原因は、乾燥ではなく、コラーゲンの損傷。 | スキンケアに必要な30の美容知識

「肌が乾燥すると、しわにつながる」

美容関連の記事ではよく見かける、おなじみのフレーズですね。

これは本当です。

乾燥した肌は、水分が不足している状態です。

表情を作ったときの物理的刺激に弱くなり、しわができやすくなるのです。

ただし、ここでよく誤解されていることがあります。

「しわの直接の原因は乾燥だ。乾燥さえ避けていればしわにならない」と考えるのは早合点です。

たしかに乾燥はしわの一因ですが、本当の原因ではありません。

実は、しわができる本当の原因とは、コラーゲンが傷むことです。

肌の真皮には、コラーゲンというタンパク質が、網の目状に張り巡らされています。

肌の張りと弾力は、豊かなコラーゲンのおかげです。

コラーゲンの弾力が豊富なら、表情による物理的なしわがあっても、できにくいです。

しかし、ここで悪さをするのが、紫外線です。

コラーゲンが紫外線によって傷ついてしまうと、弾力が弱くなります。

もともとコラーゲンは、体内で生成されるものです。

コラーゲンが損傷しても、すぐ回復してくれればいいのですが、そう単純ではありません。

新陳代謝とはいえ、肌とコラーゲンとでは、決定的に大きな違いがあります。

コラーゲンの新陳代謝は、肌の新陳代謝に比べ、大変遅いことです。

肌の角質は「およそ28日間」で入れ替わりますが、コラーゲンが入れ替わるには「およそ2年から6年」もかかるのです。

コラーゲンが体内で生成されるとはいえ、痛めば、回復に膨大な時間がかかるわけです。

コラーゲンの痛みが回復していないうちに、表情による物理的刺激が加わると、溝が元に戻らなくなり、しわになります。

コラーゲンを傷つけるいちばんの原因は、紫外線です。

しわをつくりたくなければ、乾燥を防ぐだけでなく、紫外線も避けることです。

乾燥も紫外線も、肌には大敵だということなのです。

スキンケアに必要な美容知識(11)
  • しわの予防のために、乾燥対策も紫外線対策も徹底する。
12

しわ対策は「コラーゲン配合」より「レチノール配合」のほうが、効果的。

しわ対策は「コラーゲン配合」より「レチノール配合」のほうが、効果的。 | スキンケアに必要な30の美容知識

肌に弾力があるのは、コラーゲンのおかげです。

しわができる根本的原因は、コラーゲンが減ったり傷んだりすることです。

コラーゲンの力が低下すると、肌の弾力も低下して、しわもできやすくなるのです。

そこで、逆の発想があります。

肌の弾力はコラーゲンによるものだとわかれば、しわ対策にも「コラーゲン配合」を選べばいいだろうと連想するのです。

知識を生かした、鋭い着眼点ですね。

ただ残念ですが、実際のところ、高い効果は期待できないでしょう。

保湿の効果は期待できますが、根本的なしわ対策としては、少し的が外れています。

化粧品を使って、肌のコラーゲンを直接増やすのは不可能です。

化粧品で補ったコラーゲンが真皮まで到達して、コラーゲンの一部に再構成されることはありません。

コラーゲンによる保湿効果はありますが、あくまで一時的であり、弾力を根本的によみがえらせるのは難しいのです。

本当にしわ対策を考えるなら、真皮のコラーゲン量を、根本的に増やす必要があります。

そこで有効なのが「レチノール」と呼ばれる物質です。

レチノールは、ビタミンAの一種です。

レチノールは、コラーゲンやエラスチンを生み出す繊維芽細胞を活性化させる作用があります。

繊維芽細胞が活性化されれば、コラーゲンやエラスチンの生成量が増えます。

コラーゲンやエラスチンを根本的に増やすことができるため、弾力がよみがえります。

結果として、しわを消す効果が期待できるのです。

しわ対策で化粧品を選ぶなら「コラーゲン配合」より「レチノール配合」です。

ただし、レチノールは注意事項があります。

レチノールは、効果が強いぶん刺激も強いため、使う量や頻度には注意しましょう。

最初は、3日に1回程度の間隔で、少量から使い始めます。

様子を見ながら、数カ月かけて、使用量や使用頻度をだんだん上げていきましょう。

スキンケアに必要な美容知識(12)
  • しわ対策は「レチノール配合」の化粧品を使う。
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「表皮のしわ」と「真皮のしわ」の違いと対策。

「表皮のしわ」と「真皮のしわ」の違いと対策。 | スキンケアに必要な30の美容知識

「しわなんてどれも同じ」と思っていませんか。

しわには大きく分けて、2種類あります。

「表皮のしわ」と「真皮のしわ」です。

それぞれのしわに違いがありますから、防ぐための対策も異なります。

順に理解していきましょう。

  • 表皮のしわ

表皮のしわとは、表皮に起こる、浅くて小さなしわのことを言います。

無表情のときは目立ちませんが、表情を作ったとき、目や口周りに細かいしわが寄ります。

縮緬皺ちりめんじわ」とも呼ばれます。

主な原因は、乾燥です。

肌の乾燥によって、一時的にできているだけですので、重要なのは保湿です。

ここで保湿を怠っていると、次に紹介する「真皮のしわ」へと悪化します。

  • 真皮のしわ

真皮のしわは、表皮のしわが、さらに悪化したものです。

真皮のしわとは、肌の真皮で起こる、溝の深いしわのことを言います。

原因は、紫外線や乾燥です。

紫外線や乾燥の影響を長期間受け続けると、真皮のコラーゲンやエラスチンが破壊されます。

肌の折り目が元に戻らなくなり、溝の深いしわが刻まれてしまうのです。

真皮のしわが一度刻まれると、簡単には取れなくなります。

肌の土台部分から変形しているため、保湿をしても、大きな効果が見られません。

ピーリングをしたり、レチノール配合の化粧品を使ったりして、コラーゲンの生成を積極的に促す必要があります。

もしくは、美容皮膚科でヒアルロン酸やコラーゲンなどを注射して、目立たなくさせる方法もあります。

こうなる前に、対策を打つことが大切です。

あなたのしわは、どちらですか。

しわの原因の大半は「乾燥」と「紫外線」です。

若いうちは「保湿」と「紫外線対策」だけでいいと言われるのは、このためです。

しっかり保湿をして紫外線を避けていれば、表皮のしわも真皮のしわも、予防できるのです。

スキンケアに必要な美容知識(13)
  • 「表皮のしわ」と「真皮のしわ」を、区別する。
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ぬれた髪を自然乾燥させるのは、髪を傷めるもの。

ぬれた髪を自然乾燥させるのは、髪を傷めるもの。 | スキンケアに必要な30の美容知識

お風呂から出た後、ぬれた髪はどう乾かしていますか。

乾かすのが面倒だと思う人は、自然に任せて、自然乾燥をしている人も多いのではないでしょうか。

自然乾燥のほうが「自然」というキーワードが含まれているせいか、髪の毛によさそうな気がします。

しかし、あまりいいことではないのです。

髪を洗った後、自然乾燥でぬれたままほうっておくと、髪が傷みやすくなります。

髪がぬれている間、キューティクルが開いたままの状態になります。

キューティクルが開いたままでは、髪の内側にある保湿成分やタンパク質などが抜け出し、ぱさついた髪になってしまうのです。

ぬれたままの髪で寝てしまうと、枕との摩擦によって、髪が傷みやすくなります。

朝の寝癖は、すごいことになっているに違いありません。

もちろん髪がぬれていれば、風邪も引きやすくなるでしょう。

では、どうすればいいのでしょうか。

お風呂から出た後は、タオルで押さえ、髪の水分を軽く拭き取りましょう。

その後、髪から30センチ以上離したところから、ドライヤーで乾かしましょう。

お風呂から上がれば、できるだけ髪を乾かすことで、髪のぱさつきを抑えることができるのです。

スキンケアに必要な美容知識(14)
  • 髪を洗った後は、できるだけすぐ乾かす。
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ぬれた髪をくしでとかすから、髪がぱさぱさになる。

ぬれた髪をくしでとかすから、髪がぱさぱさになる。 | スキンケアに必要な30の美容知識

美容院で髪を切ってもらうとき、腕のいい美容師には、ある特徴があります。

髪を乾かすときです。

髪を大切に思っているなら、必ずドライヤーで乾かしてから、くしで髪をとかしているはずです。

もし気にしたことがなければ、今度、美容室でチェックしてみましょう。

「髪がぬれているときにくしでとかしたほうが、きれいにできるのにな」

そう思ったことはありませんか。

さりげない瞬間ですが、大切な意味が込められています。

たとえば、お風呂から上がって、髪をとかすとき、タイミングが大切です。

ぬれたままの髪のほうが、くしの通りがよくて、髪をとかしやすいと感じます。

しかし、くしの通りが良いとはいえ、ぬれたままの髪をくしでとかすのは良くありません。

髪がぬれている間は、キューティクルが開いたままであり、刺激に弱い状態です。

ぬれている髪を、無理にくしでとかそうとすると、傷めやすくなります。

髪が悲鳴を上げて、泣いています。

髪がぱさぱさだから、髪がぬれているときに、くしでとかすのではありません。

髪がぬれているときに、くしでとかすから、ぱさついた髪になるのです。

くしとの摩擦で髪のキューティクルが傷みやすくなり、水分やタンパク質が失われてしまうのです。

お風呂上りで髪がぬれているときは、ドライヤーなどで乾かしてから、くしでとかすようにしましょう。

そのほうが、髪の健康が維持できます。

髪のことを大切にしようとする美容師ほど、必ず髪が乾いてからくしを使っているはずです。

美容師がわざわざドライヤーで乾かしてから、髪をくしでとかすのは、髪を大切にしようとする意味が込められているのです。

スキンケアに必要な美容知識(15)
  • 髪をとかすときは、髪が乾いてからにする。
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喉の渇きは、体から発する悲鳴である。

喉の渇きは、体から発する悲鳴である。 | スキンケアに必要な30の美容知識

水は、体の至る所で必要です。

足のつま先から頭のてっぺんまで、水が関係しています。

みずみずしい肌は、水分があってこそです。

石のように固い爪も、わずかな水分が含まれています。

髪の毛にも、水分が含まれています。

水をたっぷり飲むから、体中に水分が行き渡り、血液の流れがスムーズになります。

血液の流れがスムーズになるから、栄養が肌の隅々まで行き渡ります。

美しい肌がつくられます。

きれいな水を飲むことは、きれいな肌をつくる前提条件の1つです。

水なくして、きれいな肌はあり得ません。

「ああ。喉が渇いたな」

そう思ったら、要注意です。

喉が渇きを感じるのは、すでに体が乾燥し始めている状態です。

乾燥を感じている時点で、体の水分が足りず、何らかの体内活動に支障が出始めています。

水分が足りないと、汗をかきにくくなったり、血液がどろどろになったり、便秘の原因になったりなどします。

喉の渇きは、体から発する悲鳴です。

「水が足りないよ。苦しいよ。助けて!」と言っています。

喉の渇きを感じる前に、水を飲むことが大切です。

1日に飲みたい水の目安は、およそ1.5リットルです。

たくさん水を飲むと、トイレが近くなるという人がいますが、悪いことではありません。

「トイレに頻繁に行く」ということは、それだけ体内の毒素が早く排出されている証拠です。

単にトイレに行く手間は増えるのが、少し手間になるだけです。

むしろトイレに行く回数が少ないほうが心配です。

体の中の毒が、体の中にたまり続けています。

喉が渇く前にこまめに水を飲んで、たくさんトイレに行きましょう。

スキンケアに必要な美容知識(16)
  • 喉の渇きを感じる前に、水を飲む。
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鼻の黒ずみを取るパックにまつわる、私の失敗談。

鼻の黒ずみを取るパックにまつわる、私の失敗談。 | スキンケアに必要な30の美容知識

鼻の黒ずみを取るために、ユニークな商品があります。

貼ってがして取る、毛穴パックです。

粘着テープのようなものを鼻に貼って、剥がします。

剥がすときの吸着力とともに、鼻の毛穴の黒ずみを取る方法です。

実は私も、何度か試してみたことがあります。

思ったよりきれいに取れるので、驚きました。

まさに快感です。

「敵をやっつけたぞ」という達成感があります。

しかし、それからが大変でした。

私がはまったのは、この「快感」でした。

きれいに取れるので、その快感がやみつきになってしまいました。

また使いたくなります。

鼻は、皮脂の分泌が盛んな場所です。

きれいにとっても、数時間後には、再び黒ずみます。

取っては、毛穴が黒ずみ、また取っては毛穴が黒ずむ。

そんな繰り返しをしているうちに、私の鼻は大変なことになりました。

鼻が真っ赤になってしまったのです。

無理に剥がすことで、表皮の角質も取ってしまいます。

頻繁に使ったため、鼻に大きなダメージを受けて、鼻がひりひりして真っ赤になったのです。

鼻の黒ずみが目立ちにくくなっても、鼻の赤みが目立つようになったのです。

ピエロです。

そのままピエロの面接に行けば、一発で合格しそうでした。

きれいに取れる快感があり、快感があるから何度も使ってしまい、何度も使うから鼻を痛めてしまう流れです。

同じ失敗をした人も、多いのではないでしょうか。

きれいに鼻の黒ずみを取れる効果より、取れたことで得られる快感に注意です。

貼って剥がすタイプの小鼻パックは効果があるのはたしかですが、使いすぎには注意しましょう。

使うとしても、1日2回程度までに抑えましょう。

やみつきになると、落ち着きを取り戻すのが大変なのです。

スキンケアに必要な美容知識(17)
  • 鼻の黒ずみを取るために、貼って剥がして取る毛穴パックは、使用頻度と快感に注意する。
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寝る時間を削ってまで、半身浴をする必要はない。

寝る時間を削ってまで、半身浴をする必要はない。 | スキンケアに必要な30の美容知識

ある日のこと、目の下に青色のくまをつくっている人がいました。

「疲れた顔になっているよ。どうしたの」と聞くと「睡眠不足で死にそう」と言います。

「きっと夜遅くまで残業したのだろう」

そう思っていると、意外な返事が返ってきました。

夜遅くまで半身浴をしていたというのです。

予想しなかった返事に、驚きました。

彼女は「半身浴で汗をかくと、疲れが取れて、寝つきが良くなる」といいます。

事実、半身浴は、リラックスや美肌に効果があります。

汗が出ることで、毒素が出て体が浄化され、気分もすっきりして、睡眠の質も上がりやすいのです。

しかし、いくら健康と美肌に良いとはいえ、睡眠時間を削ってまで実践する習慣ではありません。

それでは意味がないのです。

半身浴でどんなに気分がすっきりして寝つきが良くなっても、睡眠不足になれば、いらいらしやすくなります。

健康や美肌にいい習慣だとわかれば、一心不乱に、そればかりに集中する人がいます。

健康や美肌を意識すればするほど「半身浴は絶対しなければいけないものだ」と考えるようになります。

手段が目的になっています。

また、睡眠不足で体調が悪いときに、無理をして半身浴をするのは、かえって健康を害します。

脳出血や心筋梗塞を起こすリスクもあります。

半身浴はあくまで理想であり、絶対ではありません。

半身浴で疲れは取れますが、睡眠でも疲れは取れます。

時間がなければ、睡眠時間を優先しましょう。

半身浴は、時間があるときにする程度で、十分です。

たっぷりした睡眠を取っていれば、半身浴をしなくても、元気になれるのです。

スキンケアに必要な美容知識(18)
  • 寝る時間を削ってまで半身浴をするのは、やめる。
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睡眠不足は、犯罪です。

睡眠不足は、犯罪です。 | スキンケアに必要な30の美容知識

肌荒れしやすい人の生活習慣を見ると、睡眠不足になりやすい生活習慣があるように思えます。

すべてに当てはまるとは言いませんが、当てはまりやすいです。

「肌荒れがなかなか治りません」

「肌が荒れやすい体質なんです」

「にきびができやすく、治りにくい」

「顔がくすみやすい」

慢性的な肌荒れは、慢性的な睡眠不足が原因ではありませんか。

癖と同じです。

悪い習慣が毎日続いていると、そもそも「悪い」という意識が薄くなります。

自分では悪いことをしている意識がなくなります。

ありふれた行為になるのです。

睡眠不足が悪いことなのかと思いますが、悪いことです。

極悪非道。

睡眠不足は、肌に対して多大なる悪影響を及ぼすものです。

睡眠不足は、体の免疫力を低下させます。

血行が悪くなって、目の下にくまができたり、肌がくすんだりします。

新陳代謝が乱れ、しみもしわもできやすくなります。

元気のない顔で、日常的な人間関係にも悪影響を及ぼすことでしょう。

疲れが取れず、もんもんとした日々が続きます。

そのくらい悪影響は数多くあり、重大な問題なのです。

これほど自分を痛めつける行為が、ほかにあるでしょうか。

私なら「睡眠不足による30の悪影響」というタイトルで、本が書ける自信があります。

自分で自分をいじめている状態です。

それが当たり前になっているので、痛みにも苦しみにも、慣れてしまっています。

こう考えると、ふと思いませんか。

考え方によっては、睡眠不足は犯罪でないかと。

他人に対して悪いことをしているのではなく、自分に対して悪いことをしています。

自分が自分を痛めていますが、その都度示談が成立しているので、大ごとになっていないだけです。

自分で自分を痛めつけ「わはは。このくらい、大丈夫」と言って許しています。

睡眠不足で頑張るにつれて、身も心もやつれていく様子は、哀れです。

少し言いすぎかもしれませんが、そのくらい言わないと、睡眠不足の意識を変えてくれないでしょう。

睡眠不足になったら、自分に対して「犯罪者!」と言って、ののしってやりましょう。

きつく言ってやらないと、なかなかわかってくれないのです。

スキンケアに必要な美容知識(19)
  • 睡眠不足は、考え方によっては、犯罪である意識を持つ。
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キュウリを使ったパックは、タイミングに気をつける。

キュウリを使ったパックは、タイミングに気をつける。 | スキンケアに必要な30の美容知識

自宅で手軽にできる、野菜を使ったパックがあります。

有名なのは、キュウリを使ったパックです。

キュウリは、主成分の90%以上が水分です。

肌に吸着するので、成分が肌の奥まで浸透します。

日焼けやにきびによる炎症を抑える作用があるのです。

ただし、キュウリでパックをするときは、注意したいことがあります。

キュウリは「ソラレン」という物質です。

「ソラレン」には、紫外線の感受性を高める作用があります。

キュウリパックをした後紫外線に当たると、しみができやすくなるのです。

「じゃあ、キュウリパックは肌に悪いの?」

いえ、一概にそうとも言い切れません。

デメリットはあるものの、使い方によっては、やはり有効です。

キュウリを使ったパックは、タイミングに注意しましょう。

幸いなことに、ソラレンは、代謝が早い特徴があります。

紫外線が当たりやすい昼間は避け、夜にすればいいのです。

夜にキュウリパックをすれば、紫外線に当たることはありません。

朝には、ソラレンの作用が消えています。

デメリットがあるのは事実ですが、使い方さえ間違えれば、怖いことではないのです。

スキンケアに必要な美容知識(20)
  • キュウリを使ったパックをするなら、夜にする。
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昔から愛用している化粧品でも、ある日、牙をむくことがある。

昔から愛用している化粧品でも、ある日、牙をむくことがある。 | スキンケアに必要な30の美容知識

相性のいい化粧品に恵まれ、肌の調子が良い日々が続いていました。

自分の肌に合った化粧品があるのは、素晴らしいことです。

そんな平穏な日々に、異変が起こります。

ある日から突然、急に肌のトラブルに悩まされ始めるのです。

まず考えられるトラブルは、大人のにきびです。

ストレスが増えたり生活環境が変わったりなど、それなりの心当たりがあれば、対処のしようがあります。

しかし、です。

不思議なことに、昔と何も変わったことをしていない。

睡眠時間も、食事内容も、ストレスも問題なし。

変わったことをしていないのに、急にトラブルが発生することがあるのです。

心当たりがあるならわかりますが、何も変わったことをしていないにもかかわらず、急に肌が荒れ始めるのは、不自然です。

一生懸命に原因を探そうとしますが、意外なものが、原因である可能性があります。

昔から愛用している化粧品です。

昔から愛用している化粧品でも、ある日から、肌に合わなくなることがあります。

化粧品が変わったのではなく、自分の肌が変化したからです。

肌は、年々、変化しています。

出会ったころは相性がよくても、年を重ねるにつれて、肌質が変化します。

その結果、肌と化粧品の相性が合わなくなり、肌のトラブルが発生することがあるのです。

昔から愛用している実績があるからとはいえ、100%安心できるとは限りません。

使用期間が長い化粧品ほど愛着が深く、手放しにくいことでしょう。

しかし、執着していると、さらなる肌トラブルという悲劇を生むばかりです。

肌質が変わったなと思えば、その事実を認めることが大切です。

変わった肌に合わせて、化粧品を選び直しましょう。

昔から愛用している化粧品でも手放す勇気が、あなたの美を維持するのです。

スキンケアに必要な美容知識(21)
  • 年々変化していく肌と化粧品との相性を、再確認する。
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原因は必ずしも、1つとは限らない。

原因は必ずしも、1つとは限らない。 | スキンケアに必要な30の美容知識

学校の問題では、1つの問題文につき、答えも1つが基本です。

そうした名残があるためでしょうか。

「肌トラブルの原因を突き止める」

そう聞いたときに思い浮かべる原因の数も「1つ」というイメージがあります。

もちろん原因が1つの場合もありますが、そうでない場合もあります。

たとえば、にきびです。

にきびは、病気です。

何らかの原因があります。

自分の肌に起きたことですから、心当たりを思い浮かべて、原因を探ろうとします。

ただし、にきびとはいえ、さまざまな複数の原因が同時に絡んでいることがあります。

洗顔料の種類、洗顔のタイミング、季節の変化、洗顔方法、睡眠不足、ストレス、食生活の乱れ、ホルモンバランスの乱れ。

どれもにきびの原因になります。

「なかなかにきびが治らない」という人は、いくつかの原因が同時に絡んでいる証拠です。

「睡眠不足が悪いのだろう」「食生活が悪いのだろう」と思い、原因を1つに絞ってしまいがちです。

もし複数の要因が原因なら、1つを解決しても、治りません。

「原因は1つに違いない」という先入観が、問題解決を難航させているのです。

名探偵は、完全に問題がすっきり解決するまで、気を緩めません。

一見、解決したように見えても、不自然な点が残っていれば「実はまだ何かあるのではないか」と考えます。

その発想が大切です。

「原因は1つに違いない」という、先入観はありませんか。

必ずしも原因は1つとは限りません。

「なかなか治らないなあ」と思ったら、トラブルの原因は、いくつかあるのではないかと疑うことが大切です。

スキンケアに必要な美容知識(22)
  • なかなか治らない肌のトラブルは「複数の原因が絡んでいるのではないか」と考え直す。
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ビタミンの効果は、毎年リニューアルされるものではない。

ビタミンの効果は、毎年リニューアルされるものではない。 | スキンケアに必要な30の美容知識

毎年新しい化粧品が次々と出ていると、美容知識も年々変わったり増えていたりするように思えます。

それは錯覚です。

実際のところ、見た目ほど、大きな変化はありません。

基本的な部分ほど、変化はほとんどありません。

たとえば、ビタミンBやビタミンCの効果は、毎年リニューアルされるものではありません。

技術の進歩によって、まれに新しい効果や副作用などが発見されることもありますが、頻繁ではありません。

ヒアルロン酸やコラーゲンの保湿力も、年々変わるものではありません。

技術の向上によって、浸透力の向上はありますが、数年に1回くらいです。

「美肌に重要なのは保湿と紫外線対策」という知識は、今も昔も変わっていません。

そうした基本的な部分に注目すれば、毎年新発売される化粧品とはいえ、大きな変化がないことに気づきます。

商品名を変えているだけかもしれません。

単に、パッケージのデザインを変えているだけかもしれません。

見るなら、土台になる部分です。

成分名、成分量、技術などです。

成分や技術などが変わっていなければ、効果も変わっていないと考えていいでしょう。

美容の基本知識に着目すれば、流行に振り回されなくなります。

新しいものほど効果があるように思えますが、その感覚は錯覚ではありませんか。

美容成分や技術など、土台となる部分を見て、流行に躍らされないようにしましょう。

スキンケアに必要な美容知識(23)
  • 成分や技術に着目して、流行に躍らされないようにする。
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無駄毛の上手な除毛手順。

無駄毛の上手な除毛手順。 | スキンケアに必要な30の美容知識

除毛は、安全かみそりを肌に滑らせるだけでも、可能です。

しかし、それでは肌を傷めやすくなったり、そり残しができたりなどの不安もあります。

より安全に、より確実に、より美しく処理するための手順があります。

以下のステップを参考にして、きれいな除毛の方法をマスターしましょう。

(ステップ1)
まずお風呂場で体をきれいに肌を洗う

いきなり除毛を始めると、体についている汚れが毛穴に入り、炎症になることがあります。

除毛をする前は、まず肌をきれいにしておくことが大切です。

浴室で体をきれいに洗った直後に、除毛しましょう。

(ステップ2)
除毛クリームをつけてから除毛をする

無駄毛の処理のベストタイミングは、入浴中か入浴後です。

体をきれいに洗った後、皮膚を保護して滑りを良くするため、除毛クリームをつけます。

除毛クリームがなければ、乳液や石鹸せっけんでも代用ができます。

滑らせるときは、力を入れすぎず、優しく滑らせるようにしましょう。

安全かみそりを毛が生えている方向とは逆に向けて滑らせると、弱い力で処理がしやすくなります。

(ステップ3)
冷たいタオルで冷やす

除毛後の毛穴は、雑菌が毛穴に入りやすくなっている状態です。

除毛が終われば、冷たい水に浸したタオルで、除毛した部分を覆って毛穴を冷やしましょう。

冷やすことで、毛穴がきゅっと引き締まります。

毛穴に雑菌が入るのを防いだり、肌の炎症を沈めたりする効果があるのです。

(ステップ4)
保湿クリームを塗る

忘れてはならないのは、最後の保湿クリームです。

除毛した部分は、乾燥しやすくなっています。

お風呂から上がれば、毛をった部分を中心に、保湿クリームによるスキンケアをしましょう。

スキンケアに必要な美容知識(24)
  • 無駄毛の処理の正しい手順をマスターする。
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荒れた唇には、蜂蜜とラップを使ったパックが効く。

荒れた唇には、蜂蜜とラップを使ったパックが効く。 | スキンケアに必要な30の美容知識

唇は、皮膚が薄い部分です。

皮脂腺もありません。

体の中で、最もデリケートな部分です。

油断するとすぐ乾燥して、ぼろぼろに荒れます。

乾燥の季節には、唇がかさついたり皮がめくれたりします。

唇が荒れてまず思い浮かべるのは、リップクリームではないでしょうか。

もちろんリップクリームでもいいのですが、あくまで保湿に使うものです。

すでに荒れてしまった唇に本当に必要なのは、回復を促したり痛みを和らげたりする集中ケアです。

それが「唇パック」です。

パックといえば、顔にするものという印象がありますが、顔だけとは限りません。

唇にも、パックができます。

用意するのは「蜂蜜」と「食品包装用の薄いフィルム」だけです。

まず、蜂蜜をたっぷり唇につけましょう。

その上からラップで覆い、10分くらい、そのままにしておきましょう。

蜂蜜は、天然の保湿クリームです。

蜂蜜には、肌荒れを整えるビタミンB群やナイアシンが含まれているため、荒れた唇の回復によく効くのです。

蜂蜜の甘い味わいがあるおかげで、唇からの出血があっても、痛みが和らぎます。

もちろん蜂蜜が甘いからと言って、なめてはいけません。

10分後にラップをがせば、唇がふっくらしています。

不思議なことに、ひび割れの痛みが和らいでいることに気づくことでしょう。

顔にパックをするタイミングで、一緒にすると、時間も手間も有効に使えます。

荒れた唇対策の知恵として、ぜひ参考にしてみましょう。

スキンケアに必要な美容知識(25)
  • 荒れた唇には、蜂蜜を塗ってラップで覆い、集中ケアする。
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ノーメイクや薄化粧の人でも、最低限の紫外線対策は必要。

ノーメイクや薄化粧の人でも、最低限の紫外線対策は必要。 | スキンケアに必要な30の美容知識

「できるだけ肌に負担はかけたくないから、メイクもできるだけ薄くしている」

あまり肌に負担をかけたくないので、普段から薄化粧の人がいます。

中にはノーメイクの人もいます。

肌のことを大切にしようと思う女性ほど、薄化粧を好むことが多いようです。

肌への負担が軽ければ、肌も喜ぶことでしょう。

肌のことを考えている、素晴らしい姿勢です。

しかし、メイクを薄くするのはいいのですが、見落としがちな点があります。

メイクを薄くすることは、紫外線に対して無防備になることです。

完全に外出しないなら、いいのです。

たとえ無防備でも、日光に当たらないなら、問題はありません。

しかし、多少でも外出するなら、薄化粧とはいえ、紫外線対策は必要です。

薄化粧で無防備のまま紫外線に当たると、肌のダメージを受けやすくなります。

肌への負担が軽くなるであろうと思ってした行為が、かえって、肌を傷める結果になりかねないのです。

近年では、オゾン層の破壊によって、以前より紫外線量が増えています。

ノーメイクでも薄化粧でもいいのですが、最低限の紫外線対策だけは必要です。

日傘を差すだけでもいいのです。

スキンケアに必要な美容知識(26)
  • 軽くメイクを仕上げても、最低限の紫外線対策だけはする。
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眠くて目をこすると、茶色のくまができる。

眠くて目をこすると、茶色のくまができる。 | スキンケアに必要な30の美容知識

「睡眠不足が続くと、目の下のくまが取れなくなる」

そんな逸話を聞いたことはありませんか。

睡眠不足になると、目の下に青色のくまができますが、できたとしても一時的です。

「取れなくなるなんて、嘘だろう」

単なる脅しに思えますが、あながち嘘ではありません。

医学的にも、あり得る話なのです。

どういうメカニズムなのでしょうか。

問題は「寝不足」そのものより「手の動き」にあります。

たとえば、寝不足のときを思い出しましょう。

「眠いなあ」

眠いとき、どうしますか。

おそらく寝不足は目が重いので、目に手を当てて、こすろうとするのではないでしょうか。

目をこすると、目の周りの血流が増加するので、眠気が緩和されやすくなるのです。

目の下の血液循環が良くなれば、多少は目の下の青色のくまも緩和されることでしょう。

しかし、この何気ない癖がよくないのです。

目の下の皮膚は、薄いのが特徴です。

睡眠不足が続くと、自然と目をこする回数も増えます。

その結果、目の下をこすることで、メラニン色素が増えてしまい、しみになってしまうのです。

これを「摩擦黒皮症」といいます。

きついパンティーをはいていると、腰回りに消えない跡ができる現象と同じです。

強い力で圧迫によって、しみになるのです。

さて、目の下にしみができると、大変です。

しみですから、たとえ寝不足が解消されなくても、消えなくなります。

茶色のくまが、常に目の下にある状態になってしまうのです。

これが「睡眠不足が続くと、目の下のくまが取れなくなる」といわれる理由です。

まず大切なことは、目の下をこすらないことです。

眠くて目をこすりたくなりますが、ぐっと我慢です。

目の下をこすらないためにも、睡眠不足は避けるようにしましょう。

どうしても目をこすりたくなったら、温かいお湯で顔を洗うのがいちばんです。

温かい温度によって顔全体の血流量が増えるため、眠気が取れて、顔色もよくなるのです。

スキンケアに必要な美容知識(27)
  • 眠くて目をこする癖を、やめる。
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顔面マッサージのしすぎは、かえって顔のたるみを進行させる。

顔面マッサージのしすぎは、かえって顔のたるみを進行させる。 | スキンケアに必要な30の美容知識

注意したいのは、顔面マッサージです。

テレビや雑誌では、顔面マッサージの特集記事を見かけることがあります。

「顔面マッサージで、顔のたるみを解消。アンチエイジング。顔色アップ!」

たしかに顔面マッサージをすれば、血行をよくしたり、肌の新陳代謝を促したりなど、若返りに効果があります。

「特集」という名前がついているためでしょうか。

強いアピールが感じられるため、すればするほど効果があるように感じます。

多くの人が「マッサージをすればするほど、効果も高くなるだろう」と思い込むはずです。

しかし、ここに注意です。

そうした特集記事では、大切なことが抜け落ちています。

「適度なマッサージ」という注意書きです。

マッサージに美肌効果があるのは事実ですが、適度な範囲だから言えることです。

マッサージは、やりすぎると逆効果です。

ゴムを想像しましょう。

ゴムを使わなければ、繊維が固くなって弾力を失います。

だからとはいえ、ゴムを無理に何度も伸ばしていると、だんだんたるんできますよね。

顔面も同じです。

まったく動かさないのもいけませんが、動かしすぎるのもよくないのです。

真皮には、弾力繊維である「コラーゲン」や「エラスチン」という組織があります。

皮膚を無理に伸ばしたり動かしたりしていると、そうした弾力繊維が破壊されます。

その結果、しわを深くしたりたるみを悪化させたりしてしまいます。

コラーゲンが破壊されると、新しく生まれるまで、2年から6年もかかります。

ある程度の年齢なら、なおさら繊維が弱っていますから、無理な力を与えるのはおすすめしません。

マッサージで皮膚を強くこすると、治療の難しい「肝斑かんぱん」というしみができる場合もあります。

マッサージをするなら「適度の範囲を心がけること」です。

何事も適度がいちばんです。

マッサージのブームに乗るのはいいのですが、無理な顔面マッサージをしすぎないように注意しましょう。

スキンケアに必要な美容知識(28)
  • 顔面マッサージをするなら「適度の範囲」を心がける。
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就寝がずれるとしても、できるだけ1時間以内に抑える。

就寝がずれるとしても、できるだけ1時間以内に抑える。 | スキンケアに必要な30の美容知識

生活リズムを一定に保つには、毎日の就寝時間を同じにすることが大切です。

リズムが大切です。

同じ時間に寝ることで、体内時計が1日のリズムを覚えてくれます。

寝ようと思わなくても、自然な眠気がやってくるのです。

できるだけ就寝時間は、一定になるように心がけましょう。

「そうは言っても、徹夜しなければいけないこともある」

たしかに忙しい日々を送っていると、同じ時間に寝られないこともありますね。

しかし、ここが正念場です。

時間の調整は難しいとは思いますが、どれだけ調整できるかにかかっています。

仕事や勉強が残っているなら、徹夜で無理に仕上げるのではなく、翌日の朝に回すことはできませんか。

朝のほうが、疲れもしっかり取れているはずですから、仕事や勉強もしやすくなるはずです。

作業の進め方を工夫すれば、就寝時間を一定にできるはずです。

そういう発想や調整が、できるか。

目安としては、できるだけ1時間以上前後しないことです。

就寝がずれるとしても、できるだけ1時間以内に抑えるようにしましょう。

1時間以上、差ができると、体内時計のリズムが狂いやすくなります。

難しい場合もあるでしょうが、就寝時間がずれるとしても、1時間前後に抑えるように心がけましょう。

この心がけが、リズムのある生活をつくり、美しい肌を実現できるのです。

スキンケアに必要な美容知識(29)
  • 就寝時間がずれるとしても、1時間前後に抑える。
エピローグ
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どうしても自分で解決できない悩みは、美容皮膚科に頼る選択肢もある。

どうしても自分で解決できない悩みは、美容皮膚科に頼る選択肢もある。 | スキンケアに必要な30の美容知識

少しでも若々しく見せるために、時には美容皮膚科の力を借りることも、必要です。

顔をいじることは、自然に反していることだという考えを持つ人はいます。

それは偏見です。

たしかに自然に生きるのも大切です。

しかし、何らかの仕方ない事情で、解決しにくい美容のトラブルを抱えていればどうでしょうか。

悩みがあるとき、専門家に相談するのは、ごく自然なことだと思いませんか。

体の不調があれば病院に行くように、美容に悩みがあれば、美容皮膚科に行くのも悪いことではありません。

美容皮膚科なら、美容面に配慮しながら対応してくれます。

「自分では解決できない肌の悩みがある」「いつまでも若々しくいたい」と思うのは、誰でも同じです。

美容皮膚科は「治療」とは異なりますが、本人が深く思い悩んでいるなら、やはり解決策が必要です。

市販されている薬を使っているのでは、解決しにくいトラブルがあります。

たとえば、にきびの陥没跡です。

陥没跡は、一度できると簡単には元に戻りませんが、美容皮膚科なら、特殊な技術で皮膚を再生させることができます。

どうしても取れない濃いしみも、美容皮膚科でレーザーを使えば、取れます。

ほくろも、いぼも、傷痕、入れ墨でさえ、きれいに取り除くことが可能です。

わきがの治療もできます。

しわやたるみも、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの注射によって、和らげることができます。

市販の薬や個人では、力が及ばないことがあるのもたしかです。

悩みを完全に諦めたり、1人で抱え込んでいたりするのでは、解決になりません。

どうしても個人の力では解決できない美容の悩みがあれば、美容皮膚科に行ってみましょう。

悩みが解決されて心が晴れやかになれば、より明るい人生を送ることもできるようになります。

スキンケアに必要な美容知識(30)
  • 市販の薬や個人の力では解決しにくい美容の悩みは、美容皮膚科に相談する。

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