執筆者:水口貴博

スキンケアに必要な30の美容知識

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鼻の黒ずみを取るパックにまつわる、私の失敗談。

鼻の黒ずみを取るパックにまつわる、私の失敗談。 | スキンケアに必要な30の美容知識

鼻の黒ずみを取るために、ユニークな商品があります。

貼ってがして取る、毛穴パックです。

粘着テープのようなものを鼻に貼って、剥がします。

剥がすときの吸着力とともに、鼻の毛穴の黒ずみを取る方法です。

実は私も、何度か試してみたことがあります。

思ったよりきれいに取れるので、驚きました。

まさに快感です。

「敵をやっつけたぞ」という達成感があります。

しかし、それからが大変でした。

私がはまったのは、この「快感」でした。

きれいに取れるので、その快感がやみつきになってしまいました。

また使いたくなります。

鼻は、皮脂の分泌が盛んな場所です。

きれいにとっても、数時間後には、再び黒ずみます。

取っては、毛穴が黒ずみ、また取っては毛穴が黒ずむ。

そんな繰り返しをしているうちに、私の鼻は大変なことになりました。

鼻が真っ赤になってしまったのです。

無理に剥がすことで、表皮の角質も取ってしまいます。

頻繁に使ったため、鼻に大きなダメージを受けて、鼻がひりひりして真っ赤になったのです。

鼻の黒ずみが目立ちにくくなっても、鼻の赤みが目立つようになったのです。

ピエロです。

そのままピエロの面接に行けば、一発で合格しそうでした。

きれいに取れる快感があり、快感があるから何度も使ってしまい、何度も使うから鼻を痛めてしまう流れです。

同じ失敗をした人も、多いのではないでしょうか。

きれいに鼻の黒ずみを取れる効果より、取れたことで得られる快感に注意です。

貼って剥がすタイプの小鼻パックは効果があるのはたしかですが、使いすぎには注意しましょう。

使うとしても、1日2回程度までに抑えましょう。

やみつきになると、落ち着きを取り戻すのが大変なのです。

スキンケアに必要な美容知識(17)
  • 鼻の黒ずみを取るために、貼って剥がして取る毛穴パックは、使用頻度と快感に注意する。
寝る時間を削ってまで、半身浴をする必要はない。

スキンケアに必要な30の美容知識

  1. まず身につけるべきは、化粧品より、美容知識。
  2. クレンジングで心がけたい、美の3ステップ。
  3. 化粧水をつけて、すぐ乳液を塗らない。
  4. 乳液のべたつきが苦手な人は、オリーブオイルやホホバオイルがおすすめ。
  5. いい香りがするアロマオイルは、化粧品に含ませてもいいのか。
  6. 乾燥対策とは、水分を与えることではない。
    保湿成分を与えること。
  7. コラーゲンを塗っても、肌のコラーゲンにはならない。
  8. 化粧品に含まれるコラーゲンやヒアルロン酸のよくある誤解。
  9. 本当のセラミドを使った化粧品の見分け方。
  10. 肌質は、生活習慣によって、変えることができる。
  11. しわができる本当の原因は、乾燥ではなく、コラーゲンの損傷。
  12. しわ対策は「コラーゲン配合」より「レチノール配合」のほうが、効果的。
  13. 「表皮のしわ」と「真皮のしわ」の違いと対策。
  14. 濡れた髪を自然乾燥させるのは、髪を傷めるもの。
  15. 濡れた髪をくしでとかすから、髪がぱさぱさになる。
  16. 喉の渇きは、体から発する悲鳴である。
  17. 鼻の黒ずみを取るパックにまつわる、私の失敗談。
  18. 寝る時間を削ってまで、半身浴をする必要はない。
  19. 睡眠不足は、犯罪です。
  20. キュウリを使ったパックは、タイミングに気をつける。
  21. 昔から愛用している化粧品でも、ある日、牙をむくことがある。
  22. 原因は必ずしも、1つとは限らない。
  23. ビタミンの効果は、毎年リニューアルされるものではない。
  24. 無駄毛の上手な除毛手順。
  25. 荒れた唇には、蜂蜜とラップを使ったパックが効く。
  26. ノーメイクや薄化粧の人でも、最低限の紫外線対策は必要。
  27. 眠くて目をこすると、茶色のくまができる。
  28. 顔面マッサージのしすぎは、かえって顔のたるみを進行させる。
  29. 就寝がずれるとしても、できるだけ1時間以内に抑える。
  30. どうしても自分で解決できない悩みは、美容皮膚科に頼る選択肢もある。

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