人付き合いがうまくなるコツは、気持ちの良い手本を日常生活の中から探し出すことです。
自分が実際の体験の中で「気持ちの良いマナーだな」と思う手本を見つけることです。
気持ちの良い手本は、日常生活の中にたくさんあります。
人間、完璧な人はいません。
たとえマナーの手本でも、すべてを受け入れるのは危険もあります。
マナーの手本とはいえ、完璧ではないからです。
友人関係のマナー、家族へのマナー、社会でのマナーなど、実はそんなに大きく変わりません。
むしろ共通するところのほうがほとんどです。
友人に勉強させてもらったマナーは、会社でも通用します。
大切なことは、友人に無理をさせないことです。
友人が嫌がるときは、無理やり誘うのはやめましょう。
「一緒に行こうよ」と誘ったときに、友人は「今日は遠慮しておく」と断ってくるかもしれません。
話しかけるタイミングに、その人のセンスが表れます。
話し合っているグループに割り込むのは、タイミングが必要です。
タイミングにはどれだけ雰囲気を壊さないかのセンスが大切です。
私はお正月に、友人から「アケオメ、コトヨロ」と言われました。
一瞬、何の意味なのかわかりませんでした。
しかし、すぐ「あけましておめでとう。今年もよろしくお願いします」の略語であることに気づきました。
人間関係が長続きするかどうかは、メール文の長さが関係することがあります。
それを痛感した経験があります。
以前、パソコンを使ったメールのやりとりと、携帯電話を使ったメールのやりとりの両方をしていました。
名刺を渡すときに「こういう者です」とだけ言って渡す人がいます。
「こういう者です」という言い方では、相手はどういう人かわかりません。
自分には、しっかり名前があるはずです。
学生から社会へ出たときの大きな違いに「敬語」があります。
敬語の習得には、少し時間がかかります。
慣れれば簡単ですが、少し経験量が必要です。
電話で友人をなくしてしまう人がいます。
電話で話しているときにキャッチが入り、途中で友人との会話をやめなければならないときがあります。
そのときに友人は「キャッチが入った。またあとからかけるね」と言います。
友人へのプレゼントは、結構悩んでしまうものです。
友人に限ったことではなく、彼氏や彼女、お父さんやお母さんへの誕生日プレゼントは、特に悩んでしまいます。
やはり、できるだけ喜ぶような物をプレゼントしたいと思うからです。
「有言実行」とは、言ったことは必ず実行するということです。
「不言実行」とは、言わずとも実行するということです。
人付き合いでは、有言実行より、不言実行のほうが大切です。
話をするときや聞くときに、大切なことがあります。
相手に好印象を持ってもらうためには、相手に体を向けて話すことが大切です。
話を聞くときに、相手に目も向けないのは失礼です。
日常生活を送っていると「やめてもらいたいな」という癖に、出くわすことがあります。
癖は、その人の個性が含まれることもありますが、場合によっては周りに不快な迷惑をかけているものがあります。
特に「やめてもらいたいな」と思う口癖は、舌打ちです。
お金のトラブルは、人間関係ではつきものです。
友人から「ちょっとお金を貸して」と言われると、断りにくいものです。
親しい友人から言われると、さらに断りにくいです。
人間関係の中で、時にはだらだらしてしまうことがあります。
だらだらすることは、気持ち良くありません。
だらだらリラックスは、見かけは同じかもしれませんが感覚的には違います。
ときどき、キャバクラでかわいい女の子に調子に乗って、車を買ってあげると約束してしまう人がいます。
お酒が入っていると、うっかりしてしまうのです。
女の子は「ええ、本当! 嬉しい」と言いながら、心の中では「どうせ嘘でしょ」と思っています。
友人との付き合いをしていくうえで、予定変更はあるものです。
予定変更をするのは、気が重いものです。
せっかく相手が時間を取ってくれたのに、それを変更するのは申し訳ないからです。
「~なんだけど……」
ときどきこのように、中途半端に話を終える人がいます。
「~だけど」と最後が句点(。)ではなく、読点(、)で終わっているということは、後が続くはずです。
車の運転をしていると、ときどき困った運転マナーの対向車に出くわすことがあります。
急停車したり、ウインカーを出さずに曲がったりするなど、運転マナーの悪い人がいます。
それは運転に不慣れな人かもしれませんし、ただ急いでいただけかもしれません。
人とのコミュニケーションをうまくやっていくには、会話のキャッチボールをすればうまくいきます。
簡単です。
話したら聞く、聞いたら話すことを、繰り返すだけでいいのです。
ねぎらいの言葉で、私がいつも気をつけている言葉があります。
「お疲れさま」と「ご苦労さま」です。
ねぎらいの言葉は「お疲れさま」だけで十分です。
私が、男友達の部屋に行ったときのことです。
知らない女の子が、1人いました。
私は男友達に用事があって訪ねましたから、その男友達にばかり話しかけていました。
香水は「ほのか」に香るくらいが、ちょうどいい強さです。
ついおしゃれをしたいときは、香水も多めにつけてしまいがちです。
しかし、マナー上、強すぎないことが大切です。
大切な用事があって、夜に電話をかけなければならないときがあります。
時間を大切にする今の社会では、よくあることです。
一刻を争うときに時間を無駄にしないためにも、時には夜に電話することもあります。
人付き合いのマナーで欠かせないのが「謝る」ということです。
これは人付き合い上、なくてはならない大切なことです。
完璧な人間はいませんから、失敗するときが当然あります。
言い訳をしないことが、人付き合いでの大切なマナーです。
言い訳をして、いいわけがありません。
逆に信用がなくなります。
友人でとてもリアクションの悪い人がいます。
返事がないということです。
もはや無視です。
まめな人は、モテます。
報告・連絡・相談をまめにすることは、人間関係をスムーズにすることです。
人付き合いが上手な人は、例外なくまめな人です。
信用は大切です。
信用は、お金で買うことができません。
友人関係や仕事上でも、信用が絡んできます。
人付き合いがうまくなるコツは、気持ちの良い手本を日常生活の中から探し出すことです。
自分が実際の体験の中で「気持ちの良いマナーだな」と思う手本を見つけることです。
気持ちの良い手本は、日常生活の中にたくさんあります。
気持ちを伝えるのが上手な友人、ウエイトレスのマナー、親が子のためにする気持ちの伝え方などです。
そのマナーのある人に気づくことが大切です。
ぜひ、手本にさせてもらいましょう。
上手な人付き合いができれば、これは友人関係だけでなく、社会に出てからも役立ちます。
まず自分にとって、とっておきのマナーの手本を見つけましょう。
手本を見つければ、その人の真似をするだけでいいのです。
しぐさ、話し方、気配りなど、そんな気持ちのいいマナーをぜひ勉強させてもらいましょう。
私のマナーの手本は、両親です。
両親からは、勉強のしがいがあります。
生まれてからいちばん長くマナーを見てきた人といえば、私の場合は両親になります。
父からは仕事上のマナー、母からはお礼のマナーなどをたくさん学ばせてもらいました。
マナーの手本を見つけ、自分の中に吸収していきましょう。
人間、完璧な人はいません。
たとえマナーの手本でも、すべてを受け入れるのは危険もあります。
マナーの手本とはいえ、完璧ではないからです。
「これは素晴らしいな」と感動するところだけ、学ばせてもらいましょう。
私の場合、手本は両親です。
幼いころから接してきているので、話し方も考え方もよくわかっています。
ただし両親とはいえ、神様ではありません。
完璧ではありませんから、共感できない部分があるのもたしかです。
悪いところがあれば、そういうところは見ないようにします。
共感できない思う部分までは、真似をしなくてもいいのです。
まず「かっこいいマナーだな」と思うところから学び取りましょう。
人がいるところはすべて、マナーが存在します。
手本は、あなたの周りにたくさんあります。
両親だけではありません。
親しい友人、学校の先生、高級レストランの給仕、友人の親などです。
また、それぞれのシチュエーションで、気持ちの良いマナーも変わってきます。
気持ちの良いマナーだけを学べばいいのです。
いいところだけを、ピックアップすればいいのです。
どんな人にでも、学べる点が1つはあるはずです。
それを見つけられるかどうかです。
いい面だけを取り入れていきましょう。
成長がスムーズになります。
友人関係のマナー、家族へのマナー、社会でのマナーなど、実はそんなに大きく変わりません。
むしろ共通するところのほうがほとんどです。
友人に勉強させてもらったマナーは、会社でも通用します。
会社でも通用するマナーは両親にも通用します。
両親にも通用するマナーは、友人にも通用します。
たくさんのマナーがあるように思えますが、基本的なことはたった1つだけです。
最も中心になることは「相手の気分を害さないこと」です。
相手の気分をよくさせようといろいろサービスするマナーもありますが、これには終わりがありません。
相手の気分を損ねないように心がけるだけでいいのです。
マナーとは、相手の気分を害さないだけでいいのです。
「相手の気分を害さない」というマナーは、国境を越えて世界中に共通します。
友人、会社、両親、先生に限らず、アメリカ人、中国人、ブラジル人など、すべての人に共通します。
マナーは、実はたった1つだけだったのです。
大切なことは、友人に無理をさせないことです。
友人が嫌がるときは、無理やり誘うのはやめましょう。
「一緒に行こうよ」と誘ったときに、友人は「今日は遠慮しておく」と断ってくるかもしれません。
そのときに「行こうよ、行こうよ」と誘っては、友人を圧迫させてしまいます。
友人は悪気があって言っているのではないのです。
何か理由があるのかもしれません。
単に気が向かないだけかもしれません。
気持ちのいいお付き合いをするときには、友人に無理をさせないようにすることが大切です。
アメリカ留学中に、私はいろいろな人から、旅行によく誘われました。
わざわざ誘ってくれたことは、嬉しいことです。
しかし、次の日が学校だったり、抜け出せない用事があったりするときには、断らなければいけません。
そんなときに無理やり行こうと誘わず「わかった。じゃあ、また今度行こう」と言ってくれる人には、本当に助かりました。
断るときは相手に悪く感じてしまい、気が重いのです。
断ったときにさっと受け入れてくれる人には、理解があると感じます。
やりたくない人に、無理やりやらせないようにしましょう。
断る理由がわからなくても、無理やり聞き出したりしないようにしましょう。
無理やり聞き出しても、やりたくないことはやりたくないのです。
相手の気持ちを大事にしてあげると、人間関係がうまくいきます。
相手が断っても、許してあげて、相手に無理をさせないようにしましょう。
話しかけるタイミングに、その人のセンスが表れます。
話し合っているグループに割り込むのは、タイミングが必要です。
タイミングにはどれだけ雰囲気を壊さないかのセンスが大切です。
私は以前、これを知らずにずうずうしく会話に入っていったことが何度もあり、恥ずかしい思いをしたことがあります。
話がせっかく盛り上がっていたのに、私のせいで白けてしまったのです。
私はそのときは気づきませんでしたが、友人から注意されてようやく気づきました。
今まで気づかなかった自分に赤面しました。
話を聞いていない人に、知ったかぶりで会話に入ってこられると、気分が良くないものです。
話に入っていくには、話の区切りでうまく入っていくセンスが必要です。
話の流れを壊さないようにするということです。
壊してしまうと、せっかくの会話が台無しです。
会話の盛り上がりや流れを壊さず、うまく入っていくことが大切です。
これが、上手な人がいます。
私のグループが会話で盛り上がっているときには、話には割り込まず一緒に笑います。
だから雰囲気が壊れることはありません。
話が尽きそうになったら、うまくネタを振ってくれます。
うまく会話にじわじわ入っていきます。
そんなうまい人を見ると「センスがあるな」と思います。
ずうずうしく会話に入っていくのではなく、ゆっくり自然に入っていくことが大切です。
学校で男友達を偶然見つけたときも当てはまります。
私は学校で男友達がいるところを見つけたのですが、女の子と一緒に楽しそうに話しています。
男友達は私の存在に気づいています。
女の子と話していますから、会話を壊さず、目だけで私に挨拶します。
そんなときは「邪魔しちゃ悪いな」と思います。
よほどの用事がないとき以外は、話しかけないようにしています。
雰囲気を壊して、友人関係まで壊してしまうと悲しいです。
そんなことがないように、話に割り込ませてもらうときや話しかけるタイミングには、ささいなセンスが大切です。
私はお正月に、友人から「アケオメ、コトヨロ」と言われました。
一瞬、何の意味なのかわかりませんでした。
しかし、すぐ「あけましておめでとう。今年もよろしくお願いします」の略語であることに気づきました。
短縮されて、言いやすく、楽な言葉です。
しかし、私はちょっとがっかりしました。
言葉を省略しているだけでなく、気持ちまで省略しているような感じがしたからです。
適当な挨拶をされたことで、適当にしか考えていないことが垣間見えたのです。
大切な人に、大切な言葉を言うときに、省略した言葉では相手に対して失礼です。
友人に物を借りるときに「ちょっと貸して」を略して「ちょっ貸し」は失礼です。
友人のお誕生日を祝うときに「お誕生日おめでとう」を略して「おたおめ」なんて、全然嬉しくありません。
告白するときに「ずっと前から好きでした。付き合ってください」を略して「ずっ好き」なんて言う人は、振られます。
告白するとき、気持ちの省略は良くありません。
大切なイベントのときには、最初から最後まではっきり言い切ってしまうことが大切です。
言葉と気持ちは一体です。
言葉を省略することは、気持ちまで省略することになります。
人付き合い上手な人は、気持ちをきちんと伝えることができる人です。
気持ちを伝える正しい方法はたくさんあります。
どう伝えるかは、人それぞれです。
気持ちの伝え方に説明書までは必要ありませんが、せめて略さずにきちんと言えることが大切なのです。
人間関係が長続きするかどうかは、メール文の長さが関係することがあります。
それを痛感した経験があります。
以前、パソコンを使ったメールのやりとりと、携帯電話を使ったメールのやりとりの両方をしていました。
パソコンの場合、両手でタイピングできるため、長いメールになってしまうときがあります。
そのとき、友人の返事も長いメールで返ってきます。
私も長いメールで返事をするというやりとりが、ずっと続くことになります。
毎回、長いメールの場合、嬉しい反面、だんだんやりとりに疲れてきます。
気合の入った長文のメールは、嬉しいのですが、返信が少し大変です。
「長いメールを送ったから、同じくらい長いメールでの返事を期待しています」という意味が込められている感じがするからです。
長いメールに対しては、長いメールで返信するのが、暗黙の了解になっています。
そういうルールがあるわけではありませんが、事実上、そういうニュアンスがあります。
すると、だんだんメールのやりとりが、おっくうになります。
メールは、長く打ちすぎると、かえって長続きしなくなるのです。
これが携帯電話なら、違うのです。
いつでもどこでもメールができ、やりとりが簡単です。
パソコンからのメールに比べると、メッセージも短めです。
お互いにストレスも、少なくてすみます。
私が長続きしたのは、携帯電話でのメールのやりとりでした。
返事がしやすいからです。
短いメールに対しては、短く返事をするのが、暗黙の了解になっています。
もちろんパソコンでのメールのやりとりもいいのですが、そのときには、わざと短く送ってあげることです。
短いメールは、返事がしやすく、長続きするのです。
名刺を渡すときに「こういう者です」とだけ言って渡す人がいます。
「こういう者です」という言い方では、相手はどういう人かわかりません。
自分には、しっかり名前があるはずです。
名刺を渡すときには、フルネームを言いながら名刺を差し出すようにしましょう。
「水口貴博です。よろしくお願いします」
これだけでいいのです。
フルネームがきちんと言える人は、相手に名前を覚えてもらえます。
名刺には漢字を使って名前が書かれていますから、どういう読み方をすればいいのか考えてしまうときもあります。
だからこそ名刺を渡すときには、フルネームを自分で名乗ることが大切です。
声に出して名前を言えば、頭で覚えるのではなく、耳で覚えてくれます。
相手にとっても、声に出して言ってもらうほうが、覚えやすいです。
名刺を渡すときには、しっかり自分の名前を言いましょう。
しっかり自己紹介することで、あなたの名前をどんどん覚えてもらえるのです。
学生から社会へ出たときの大きな違いに「敬語」があります。
敬語の習得には、少し時間がかかります。
慣れれば簡単ですが、少し経験量が必要です。
最初から完璧な敬語を話そうとすると、慣れていないため、話し方が不自然になるでしょう。
たしかにコミュニケーションを円滑に行うことは大切です。
相手のほうが地位が上の場合、敬意を意識したコミュニケーションが必要です。
「敬語」という字は「敬意を払う語」と書きます。
相手に敬意の念を込めて使う言葉が「敬語」です。
しかし、これがそう単純でもありません。
私も20代になってわかったことなのですが、完璧な敬語を話されると、実は結構困ります。
話しにくいのです。
若い人でも、敬語が上手な人がいます。
「どこで、誰に習ったのかな」と思うくらいに上手な人がいますが、実は逆にコミュニケーションが取りにくくなります。
お堅い敬語は、お堅い雰囲気になってしまうのです。
円滑にコミュニケーションすることが、いちばん大切です。
しかし、敬語そのものが、時には「円滑さ」の障害になってしまうときがあるのです。
そのときです。
「敬語は、本当に難しいなあ」と痛感しました。
話せれば良い、という問題ではないのです。
私はアメリカ留学中に、たくさんの大人の人と出会いました。
やはり大人には、敬語で話すのがマナーです。
それで、私が固い敬語で話すときによく言われました。
「そんな固い敬語使ったら、何も話せない」と、言われるのです。
だからとはいえ、砕けた口調で話せば「偉そうだ」と言われます。
私は困りました。
「日本語は、難しいな」と思いました。
そこで、別の大人の人に相談すると「丁寧に話せれば、それでいい」と言われました。
相手に対して、丁寧になる。
それが「丁寧語」です。
初対面の相手に対しては、とりわけ丁寧になることです。
丁寧は、失礼ではありません。
マナーの基本は「相手の気分を害さないこと」です。
たとえ敬語でも、固すぎて相手の気分を害してしまうと、マナー違反になります。
だからこそ、敬語習得の前に、相手に丁寧になる言葉を話せるようになるだけでうまくいきます。
丁寧に話せるようになってから、敬語を使えるようになるのが正しい順番です。
「お話をされたことがおありなのですか」より「お話をされたことがあるのですか」のほうがいいでしょう。
「今日のご予定をお聞かせ願います」より「今日の予定を教えてください」のほうが普通に丁寧な印象を受けます。
「先日は押し付けがましくお伺いし、申し訳ございません」より「先日はずうずうしく尋ねてしまってすみません」でいいのです。
柔らかい丁寧語のおかげで、相手も返事がしやすくなるのです。
電話で友人をなくしてしまう人がいます。
電話で話しているときにキャッチが入り、途中で友人との会話をやめなければならないときがあります。
そのときに友人は「キャッチが入った。またあとからかけるね」と言います。
実はこれ、結構困るのです。
かかってこないときのほうが多いのです。
かかってくるとしても、いつかかってくるのかわかりません。
なんだか緊張してしまいます。
トイレやお風呂にも入りにくくなります。
そのときに、折り返し電話がかかってきても出られないからです。
トイレやお風呂を我慢して待っています。
それでも、かかってこないときがあるのです。
これは迷惑です。
なぜこんなことが起こってしまうのか、逆の立場になったときにわかりました。
私にキャッチが入って、途中で友人との会話をやめて、キャッチを入れた人と会話をします。
キャッチを入れた人との話が終わると、すでに疲れているのです。
キャッチのときでも、1時間話すときもあります。
会話が終わって、もう一度途中で切ってしまった友人のところに電話するのはちょっと疲れる感じがして、面倒なのです。
つい「また今度でいいか」と思います。
しかし、電話しましょう。
やはりちょっと面倒だなと思うときもあるでしょうが、それでも一言だけで良いので電話をしましょう。
あとから電話をするのが面倒だとわかっているなら、キャッチで切るときに「また今度かけるね」と言ったほうがすっきりします。
「あとから」と「今度」は、意味が変わってきます。
「今度かけるね」というと、友人も「今日はこれで終わりだな」とわかります。
それで私もキャッチの人と、気兼ねなく話ができるのです。
キャッチが入ったときは、相手に迷惑をかけないようにしましょう。
一言でいいですから、折り返し電話をすることが大切なのです。
友人へのプレゼントは、結構悩んでしまうものです。
友人に限ったことではなく、彼氏や彼女、お父さんやお母さんへの誕生日プレゼントは、特に悩んでしまいます。
やはり、できるだけ喜ぶような物をプレゼントしたいと思うからです。
だからとはいえ、本人に直接「どんなプレゼントが欲しいですか」と聞いてしまうのも、芸がありません。
できるだけ内緒にして、びっくりするようなすてきなプレゼントをしたいものです。
良いアイデアがあります。
プレゼントはどれがいいかを考えるときは、過去に話した雑談を思い出してみましょう。
たわいない会話こそが重要です。
今まで話した会話を、できるだけ隅から隅まで思い出しましょう。
必ずヒントが見つかります。
一緒に街を歩いたときに、彼女が一言「これ、かわいいね」と言ったらもう決まりです。
電話で「私、最近、アロマセラピーに夢中になっていてね」と言えば、しめたものです。
「最近、夜なかなか眠れない」という会話があれば、快眠グッズが喜ばれるでしょう。
「将来は歌手になる夢がある」という会話があれば、夢を叶えるために、何かお手伝いをするのです。
私は、友人の誕生日に「かわいいコップ」をプレゼントしました。
その女性と話していると、ある口癖に気づきます。
「かわいい」が口癖なのです。
「あれがかわいい。これがかわいい」といつも言います。
だからかわいいものが好きなのだなと思い、おしゃれなデザインのコップをプレゼントしました。
プレゼントを見たとき、彼女は言いました。
「かわいい!」
彼女の顔から笑みがこぼれ、プレゼントした私は、ほっと胸をなで下ろしました。
友人のプレゼントのヒントは、会話の中に隠れています。
特に、日頃の何でもない雑談の中に隠れているものです。
プレゼントを考えるときに雑談からヒントを見つける方法が、うまいプレゼントの見つけ方なのです。
「有言実行」とは、言ったことは必ず実行するということです。
「不言実行」とは、言わずとも実行するということです。
人付き合いでは、有言実行より、不言実行のほうが大切です。
本当の気持ちは、言葉を通して伝わるのではなく、態度を通して伝わるものです。
言葉に出して言わなくても、実際の行動さえ伴っていれば、言葉以上に気持ちが伝わります。
「悲しいです」という言葉では、本当に悲しんでいるかどうか、気持ちが伝わってきません。
しかし、無言でも、涙を流している顔を見ると、本当に悲しんでいる気持ちが伝わってきます。
「必ず約束を守ります」という人が毎日、学校に遅刻をしていれば「この人は嘘を言っている」と思います。
しかし「必ず約束を守ります」と言わなくても、無遅刻できちんと時間を守る人は、ルールを大切にしていることが伝わってきます。
態度は、言葉に勝るのです。
言葉だけでは、気持ちは伝えられません。
態度が伴って、初めて伝わるのです。
態度で示すことができれば、言葉以上のパワーを発揮します。
人間関係は、言葉によるやりとりより、態度によるやりとりのほうが重要です。
態度が、信頼と信用をつくっていくのです。
話をするときや聞くときに、大切なことがあります。
相手に好印象を持ってもらうためには、相手に体を向けて話すことが大切です。
話を聞くときに、相手に目も向けないのは失礼です。
ときどき目だけを向けて話す人がいます。
これでは話している人は、本当に聞いてくれているのかわかりません。
相手に「聞いていますよ」という姿勢を見せればいいのです。
目を向けるより、顔を向けたほうが好印象です。
顔を向けるより、体を向けて話すほうが、印象が良くなります。
人は話を聞いてくれる人に、好印象を持ちます。
目と顔と体を向けて話を聞く人は、好印象を持たれるのです。
日常生活を送っていると「やめてもらいたいな」という癖に、出くわすことがあります。
癖は、その人の個性が含まれることもありますが、場合によっては周りに不快な迷惑をかけているものがあります。
特に「やめてもらいたいな」と思う口癖は、舌打ちです。
ある日のことです。
舌打ちが癖になっているタクシーの運転手に出会ったことがあります。
私は用事があって、タクシーを利用しました。
タクシーに乗って行き先を伝えて、しばらくしてからのことでした。
運転の最中、突然、舌打ちが聞こえてくるのです。
その瞬間「何か気に障ることをしたのかな」と、不安になります。
私はタクシーの中でゆっくりしたいのですが、舌打ちをされると、リラックスできなくなります。
運転手さんは信号待ちや渋滞などにいらいらして、舌打ちをしているようです。
一度のみならず、何度も繰り返されると、気になって仕方ありません。
タクシーを降りるときに、お金を渡します。
そのときも、舌打ちをされました。
大きなお金を出したため、お金を崩しておつりを出すのが面倒なのだろうと思います。
降り際でも舌打ちをされると、目的地に到着してから、気持ちが落ち込んでしまいます。
特に悪いことはしていなくても、叱られたような気分になるのです。
タクシーの運転手に限ったことではありません。
そういう癖を持っている人は、身の回りにいませんか。
自分にも、そうした心当たりはありませんか。
癖とは、本人でさえも気づいてない場合がほとんどです。
しない人は1回もしないのですが、する人は生活のいろいろな場面で舌打ちしています。
無意識にしている癖であるだけに、気をつけたいものです。
本人は何でもない癖だと思っているかもしれませんが、舌打ちを聞いた側は、不快になります。
いつの間にか相手に不快感を与え、いつの間にか相手に嫌われていることもあるのです。
お金のトラブルは、人間関係ではつきものです。
友人から「ちょっとお金を貸して」と言われると、断りにくいものです。
親しい友人から言われると、さらに断りにくいです。
お金の貸し借りには、注意を払う必要があります。
お金のトラブルは、人間関係の亀裂につながる場合があるからです。
裁判で最も多いトラブルでは、金銭によるトラブルが圧倒していると言います。
小さな金額でも、大きなトラブルになることがあるそうです。
貸す立場になると、心の中でいつも「いつ、返してくれるんだろうか」と気にしなければなりません。
精神的なストレスになります。
借りた人は気にしないかもしれませんが、貸すほうは思ったより気にするものです。
実はこのお金の貸し借りは、小さな心がけでうまくいくようになります。
お金を貸すときには、そのお金をあげてしまうことにすればいいのです。
あげてしまえば、気が楽です。
私がお金を貸すときには、いっそのことあげてしまうことにしています。
「貸すことはできないけど、あげることならできるよ」と言えば、相手は驚いた表情を見せ、小さな金額で引き下がってくれます。
逆に、あげられない金額であるなら、貸しません。
私の場合はいつも「自分もお金ないんだ。貸して」と、言い返すようにしています。
借りたいところなのに、逆に「貸して」と言われれば、さすがに相手も引き下がります。
人間関係を大切にするために、お金を貸すくらいなら、あげてしまうことです。
あげられない金額なら、嘘をついてでも断る勇気が必要です。
人間関係の中で、時にはだらだらしてしまうことがあります。
だらだらすることは、気持ち良くありません。
だらだらリラックスは、見かけは同じかもしれませんが感覚的には違います。
人間関係は、だらだらすることではなく、リラックスした関係を目指すことです。
相手がだらだらし始めてきたら、ピシッとするための面白い方法があります。
メモをしながら、話を聞くのです。
メモをしながら聞くと、相手は燃えます。
メモをしながら聞くと、自分も燃えます。
メモされると、だらだらできなくなるからです。
私はメモを取りながら話を聞かせてもらうときがあります。
相手からいろいろ学びたい気持ちがあり、ついメモをしてしまいます。
話をしていると学ぶべきところがたくさん出てくるので次々とメモします。
かなり勢いをつけて走り書きします。
このようにすると相手もかなり真剣な顔つきになります。
どこかでカメラが回っているのではないかと思うくらいに話しぶりが変わるのです。
姿勢まで変わってきます。
メモをしていると、いろいろな効果が生まれてきます。
単に相手の話を聞き流しているわけではないため、集中できます。
見えない言葉を見える文字に置き換えることで、頭の整理もできます。
何が話の要点なのかが、つかめるようになるのです。
こうなれば単なるメモではなくなります。
学問です。
ある質問が浮かびます。
聞きます。
納得します。
また新しい質問が浮かびます。
また聞きます。
納得する、さらにまた聞くことの繰り返しになります。
これで、実のある話ができるようになります。
たくさん話を聞かせてもらったら、最後に「話を聞かせてくれてありがとう」という感謝を忘れないようにしましょう。
これで話をきれいに終えることができ、相手も自分もすっきりした気分になれます。
だらだらしそうになったときに、このメモを取りながら話をすることは思った以上の効果があることに驚きます。
自分がだらだらしそうになっても、効果があります。
メモによって、怠けがピシッとします。
メモによって、雑談が学問にも変わるのです。
ときどき、キャバクラでかわいい女の子に調子に乗って、車を買ってあげると約束してしまう人がいます。
お酒が入っていると、うっかりしてしまうのです。
女の子は「ええ、本当! 嬉しい」と言いながら、心の中では「どうせ嘘でしょ」と思っています。
言ったからには、嘘にしてはいけません。
「お酒が入っていたから」と言い訳をすると、自己管理能力がないと思われます。
アメリカでは、社交の場で酔っぱらうのはタブーとされています。
酔っぱらって乱れたところを見せるのは、自己管理のなさと見なされるからです。
一方日本では、しらふだとオープンになれないからとはいえ、お酒を飲みながらの社交があります。
日本人の文化上、それもありです。
しかし、お酒を飲んだときに、先のことを考えず約束をするのは良くありません。
ときどき「約束は破るためにある」と言う人がいますが、信じてはいけません。
信じてしまうと、この世で生きていけなくなります。
人間関係において、信用がどれだけ大きい影響を与えているのかが、わかっていない人です。
約束はもちろん、守るためにあるのです。
お酒の場で酔っていながらも「お酒が入っているから約束をしない」という人は、逆に信用ができます。
お酒の勢いで信用を壊さないことです。
お酒が入っているときは、約束をしないことが大切なのです。
友人との付き合いをしていくうえで、予定変更はあるものです。
予定変更をするのは、気が重いものです。
せっかく相手が時間を取ってくれたのに、それを変更するのは申し訳ないからです。
それでも、予定を変更しなければならないときがあります。
そのときには予定変更は前倒しにしましょう。
こうすることで、たとえ同じ予定変更でも、良い印象を与えた予定変更ができます。
もちろんビジネスでも同じです。
相手に迷惑をかけてしまうのだから、せめて予定を前倒しにして早めてしまうほうが喜ばれます。
午後3時の予定を変更するなら、午後2時にします。
午後2時がダメなら、午後1時にします。
どんどん予定を早めていきます。
最後には「では今から」と言えるようになれば、合格です。
「~なんだけど……」
ときどきこのように、中途半端に話を終える人がいます。
「~だけど」と最後が句点(。)ではなく、読点(、)で終わっているということは、後が続くはずです。
しかし、本人は「~なんだけど」と中途半端に話が終わってしまっています。
それも結構、この癖に本人は気づいていません。
こういう話を聞いていると、本人が本当に思っていることがわかりづらくなります。
曖昧な表現で、どこか「逃げ」をしているのです。
曖昧な表現ではなく、言い切ってほしいのです。
言い切ることで、はっきりします。
トラブルの回避もできます。
実は、これは男性の脳と女性の脳の違いにあります。
右脳と左脳を結ぶつなぎ目が、女性の人のほうが25%大きいのです。
このため、次のような違いが生まれます。
男性の人の脳は、1つのことしか考えられず、論理的です。
女性の人の脳は、複数のことを同時に考えることができ、曖昧な表現を得意とします。
「~なんだけど」という表現をするのは、圧倒的に女性に多い表現です。
男性は「要は」「つまり」という表現を使って、1つの結論を出そうとします。
私は今までに、いろいろな人の車に乗せてもらいました。
比較的、男性の場合は車の運転1つに集中していて、運転しながらの会話ができない人が多かったことが印象的でした。
私が話しかけても、気づいていない人さえいました。
それに対し、女性の場合は、車を運転しながら話ができる人が多かったのです。
普段と変わらずに話ができていて「今、どの辺りを走っているの?」と聞いてもしっかり把握できています。
この男性と女性の脳の違いを踏まえておけば、ささいなトラブルを未然に防げ、うまく付き合っていけます。
人付き合い上、イエスなのかノーなのかはっきりしてほしいときがあるものです。
特にビジネス上では、必ずはっきりさせることが大切です。
そのときは「~なんだけど」という言い方はやめて「~です」と言えばいいのです。
最後を句点(。)で終わる形にすれば、気持ちよく人付き合いができるようになります。
車の運転をしていると、ときどき困った運転マナーの対向車に出くわすことがあります。
急停車したり、ウインカーを出さずに曲がったりするなど、運転マナーの悪い人がいます。
それは運転に不慣れな人かもしれませんし、ただ急いでいただけかもしれません。
そのときに「気をつけてよ!」と、1人言を言ってしまうのは、言うのはわかります。
暴言ではありません。
誰でも、そう思います。
しかし、感情に任せて暴言を大声で吐く人がいます。
たとえば「ばかやろう!」です。
「ばかやろう」は、少し言いすぎではないでしょうか。
その一言で、自分のイメージを下げてしまいます。
私の友人で、おとなしい人がいました。
いつもはおとなしい人なのに、運転すると、急に変わるのです。
本当に驚きました。
「いつもはおとなしい人だけど、実は我慢していただけなんだな。これが彼の本性なのかな」と思いました。
今まで彼に抱いていた印象が変わります。
「おとなしい人」から「不満を我慢している人」と思えるようになってしまったのです。
車の運転で、その人の本性を垣間見ることができます。
たしかに車内で暴言を吐いても、相手には聞こえないでしょう。
しかし、その暴言が、同席者の気分を悪くしてしまいます。
対向車には聞こえなくても、同席者に聞こえます。
私も運転手の暴言で、何度一緒に気分を悪くしたかわかりません。
運転手は、気持ちよく運転したいものです。
つい本音が出やすい瞬間だからこそ、注意したい瞬間です。
人とのコミュニケーションをうまくやっていくには、会話のキャッチボールをすればうまくいきます。
簡単です。
話したら聞く、聞いたら話すことを、繰り返すだけでいいのです。
会話の基本は、キャッチボールです。
キャッチボールがスムーズであるほど、会話らしい会話ができているということになります。
ときどき人の話も聞かず、自分の話ばかりをしている人がいます。
それでは聞いている方は、飽き飽きしてしまいます。
一方、話はせずに聞いてばかりの人もいます。
相槌も打たず、じっと聞いている姿勢はマナー違反です。
話している側も、本当に聞いているのかがわからず、不安になります。
お互いに会話を楽しめることが大切です。
会話のときに「話す」と「聞く」のバランスが一対一である必要はありません。
大切な話をするときには、一方が5つ話して、もう一方が1つ話すといったことでもかまいません。
あくまでも「話す」と「聞く」の交互のやりとりができていることが大切なのです。
ねぎらいの言葉で、私がいつも気をつけている言葉があります。
「お疲れさま」と「ご苦労さま」です。
ねぎらいの言葉は「お疲れさま」だけで十分です。
「ご苦労さま」まで使わなくてもかまいません。
それは、この2つの言葉には大切なニュアンスの差があるからです。
人によって「お疲れさま」と「ご苦労さま」の違いを区別していない人がいます。
「お疲れさま」は、相手の年の差に関係なく使えます。
年下、年上でも問題なく使えます。
「大変でしたね。お疲れでしょう。今日は、ゆっくり休んでください」という年齢差に関係のない意味が含まれているのです。
それに対し「ご苦労さま」は、目上の人が目下の人に使う言葉です。
「よく頑張った。偉いぞ。次も頑張ってくれ」という肩書の差を感じさせる意味が込められています。
この違いに気をつけて、私はいつも「お疲れさま」のほうを使うようにしています。
時代劇1つをとっても、明らかに差がわかります。
お殿様が家来に使うねぎらいの言葉は、決まって「ご苦労だった」と表現されます。
一方、身分に差のない商人同士は「お疲れのようですな」などと交わし合います。
商人がお殿様に向かって「ご苦労」なんて使った日には、打ち首獄門です。
私は最初、ほとんど同じ意味のようで、なかなか飲み込めませんでした。
しかし、ある日、年下の人に「ご苦労」と言われた経験でわかりました。
年下に、ご苦労と言われると気分が良くないのです。
偉そうに聞こえます。
私は「なるほど、このニュアンスのことか」と、ようやく理解できたのです。
「ご苦労さま」を使わない代わりに「お疲れさま」を使うようにしましょう。
「お疲れさま」だけで、十分に人付き合いをやっていけます。
私が、男友達の部屋に行ったときのことです。
知らない女の子が、1人いました。
私は男友達に用事があって訪ねましたから、その男友達にばかり話しかけていました。
本当は女の子とも話をしたかったけれど、初めての人はなんだか話しかけにくいのです。
一言でいいから、男友達のほうから紹介してほしかったなと思いました。
その経験があってからです。
以後、私はみんなで飲み会をするときなどは、できるだけそれぞれの友人を紹介するようにしています。
私の部屋で、ときどき飲み会があります。
私の部屋でしますから、私がホストということになります。
大勢来るときもありますから、もちろんメンバーすべてが顔見知りというわけではありません。
私でさえ、会うのが初めてという人もいます。
1人でも知らない人がいると、やはり何か不安に感じます。
緊張してしまいます。
私のほうから知らない人同士の間に入り、それぞれを紹介します。
もちろん私が初めて会う人にも、自分で自分を紹介します。
最初はぎくしゃくしますが、挨拶を一度でもしておくと、精神的に楽になります。
場の雰囲気もよくなり、盛り上がりやすくなって、話しかけやすくもなります。
話しかけるチャンスは、大勢の場ではなかなかつかみにくいときがあります。
特に盛り上がっている真っ最中に「初めまして」では、場が白けてしまいます。
うまくときを見計らって間に入り、それぞれを紹介すればいいのです。
飲み会で自分がホストであるときは、ぜひ自己紹介を進んでしていきましょう。
知らない人には話しかけないというのではなく、知らない人だからこそ話しかけるのです。
友人の輪が広がります。
輪をそのままにはせず、どんどん広げていきましょう。
紹介する人は大変ですが「紹介してくれて、ありがとう」と喜ばれます。
ぜひ、心がけましょう。
香水は「ほのか」に香るくらいが、ちょうどいい強さです。
ついおしゃれをしたいときは、香水も多めにつけてしまいがちです。
しかし、マナー上、強すぎないことが大切です。
香水の香りが強すぎて相手の気分を害することはあっても、香りが弱すぎて相手の気分を害することはありません。
香水の使い方には、気をつける必要があります。
私は一時期、香水にのめり込んでいたころがありました。
香水をつけていると、大人びた雰囲気を意図的に醸し出せます。
私の場合も同じで、大人びた雰囲気に憧れがありました。
「香りで雰囲気が変わるなら面白そう。やってみよう」ということになり、香水屋さんで香りの塊になっていました。
ハリウッドに、香水の専門店「セフォラ」というお店があります。
「セフォラ」の香水は、品ぞろえが良いのです。
私は香りも好きでしたが、おしゃれな香水のボトルも好きでした。
ボトルもおしゃれで、余計に香水にのめり込んでいたのです。
私の部屋にある鏡台には、たくさん香水が並べられていました。
そうしたとき、友人の1人に香水の香りの強い女の子がいました。
水商売をしていた女性だったため仕事の都合はわかりますが、香水が強すぎて、近寄りにくかったことがありました。
そのとき、ふと自分を振り返りました。
「自分もにおいで相手の気分を不快にさせていないだろうか」と。
それからというもの、香りの強さはもっぱら「ほのか」にしています。
上に向けて「シュッ」と吹いてから、その香りの輪をくぐり抜けると、うまく「ほのか」を演出させることができます。
「ほのか」に香るくらいが、ちょうどいい香りの強さなのです。
大切な用事があって、夜に電話をかけなければならないときがあります。
時間を大切にする今の社会では、よくあることです。
一刻を争うときに時間を無駄にしないためにも、時には夜に電話することもあります。
そのときに大切なことがあります。
夜が更けてから電話をするときは「夜分に、恐れ入ります」という一言を添えるようにしましょう。
つい忘れがちになってしまう一言ですが、夜の電話では最低限言わなければならない一言です。
夜ですから、相手はもう寝ているかもしれません。
お風呂に入っているときかもしれません。
テレビを見ながら、リラックスしているときかもしれません。
就寝前の相手の時間に失礼することですから、夜の電話のときには一言「夜分に恐れ入ります」と言うことが大切です。
私の家庭は、夜の電話にはとても厳しいです。
幼いころ、夜にかけた友人への電話で「夜分に」の一言がなかったため、両親からひどく叱られたことがあります。
「『夜分に恐れ入ります』を言うようにしなさい」と叱られます。
逆に相手から夜の電話に「夜分に」の一言があると「マナーを大切にしている人だな」と思い、品位を感じます。
この一言があるかないかで、夜の電話の印象が変わるのです。
以前、私のところに深夜12時を過ぎてかかってくる電話があり、少し困ったことがありました。
困ったのは電話より、相手がずうずうしかったことです。
突然、自分の用件を話し始めます。
一言でいいから「夜遅くごめんね」の言葉が欲しかったなと思いました。
相手が見えない電話ですから、夜の電話では特にマナーが大切になるのです。
人付き合いのマナーで欠かせないのが「謝る」ということです。
これは人付き合い上、なくてはならない大切なことです。
完璧な人間はいませんから、失敗するときが当然あります。
ミスやうっかりしてしまうこともあります。
あっていいのです。
人間ですから、失敗だってあるのです。
失敗したら「私はやはり人間だな」と安心していいくらいです。
しかし、人間だとわかったら、次に人間らしい行動をしましょう。
はっきり謝ることです。
「ごめんなさい」
この一言を言うことで、人間関係のトラブルも少なくなります。
「ごめんなさい」というから、相手は許してくれます。
友人同士の間柄だと、謝るときにだらしない謝り方になってしまうことがあります。
しかし、友人だからこそ、しっかり謝ることです。
友人にもしっかり謝ることのできる人は、かっこいい人です。
人付き合いが、うまくできる人です。
大人の人で謝れない人がいます。
「若い者に、頭を下げることなんかできない」という人は、人付き合いがうまくできない人です。
若い人にでも頭を下げることができる大人には、器の大きさを感じることができ、むしろかっこよく映ります。
謝れる人は、信用ができます。
「自分の過ちを認めることができる」というのは、大人である証拠です。
「若い者には、頭を下げられない」と言って自分の過ちを認めない大人は、精神的に未熟でありかっこ悪いのです。
本人は「位が上だから。上司だから。肩書があるから」と言うかもしれませんが、関係ありません。
人付き合いでは「謝れるかどうか」がポイントなのです。
「謝る」という行為で、人となりが見えてきます。
トラブルのときにどう対処するかによって、信用が感じられます。
たとえ失敗しても謝れる人は、過ちを認めて反省しているので信用ができます。
成長できる人です。
間違ったときにしっかり謝ることは、基本的な人付き合いのマナーなのです。
言い訳をしないことが、人付き合いでの大切なマナーです。
言い訳をして、いいわけがありません。
逆に信用がなくなります。
言い訳の代わりに「ごめんなさい」と謝ればいいのです。
相手に迷惑をかけてしまったときは、言い訳より、まず謝ることが大切です。
言い訳をしたいところをぐっとこらえてしっかり謝れる人は、かっこよく見えます。
子どもは、よく言い訳をします。
自分の中でいらいらがたまり、処理できず、言い訳という形で吐き出されます。
大人はここで吐き出さず、ぐっとこらえることができます。
言い訳したい気持ちを抑えることは、思ったよりストレスにもなるし、大変なことです。
それでも大人は、我慢ができます。
自分で自分の行いを反省し、迷惑をかけて申し訳ないと謝っている姿は、大人である証拠です。
ぐっとこらえて迷惑をかけてしまったことは、潔く謝りましょう。
謝る姿は、かっこ悪くありません。
責任を背負う姿は、むしろかっこいいです。
謝る姿を見て周りの人は「しっかりした人だな」と感じてくれ、ますます人付き合いが上手になるのです。
友人でとてもリアクションの悪い人がいます。
返事がないということです。
もはや無視です。
相手は返事をすることのほどではないと思っているようですが、こちらにしてみれば「聞こえなかったのかな」と不安になります。
話しかけるたびに返事がないと、そのたびに小さな不安が、気づかないうちに積み重なります。
やがてその人に話しかけると疲れるからと、人は遠ざかっていきます。
メールをこちらから送っても、返事のない人がいます。
「友人だから、いちいち返事をしなくてもいいや。大丈夫」と考えているようです。
メールを出したほうは「アドレスを間違えたかな。違う人に送ってしまったのかな」と不安になります。
たとえ小さな不安でも、漢方薬のようにじわじわ効いてきます。
そうすると、その人にはメールを出すのさえ、おっくうになります。
「そうだね」「なるほど」でもいいですから、返事くらいはしてほしいです。
返事ができる人はモテます。
話を理解していなければ「わからないよ」と返事をするだけで、変わってきます。
返事をきちんとすることは、当たり前のことなのです。
まめな人は、モテます。
報告・連絡・相談をまめにすることは、人間関係をスムーズにすることです。
人付き合いが上手な人は、例外なくまめな人です。
ビジネスの世界では「報告・相談・連絡」というキーフレーズがあります。
できる人は、この3つのやりとりが速くてスムーズです。
大切なことは、聞かれる前に報告・相談・連絡をすることです。
聞かれてからでは遅いのです。
上司は、いつも連絡を待っています。
部下は「まだ結果がわかっていないから、わかってから連絡をしよう」と思っています。
これではいけません。
上司は、結果がまだわからなければ「まだわかりません」という報告が欲しいのです。
まだわからないことも、立派な報告です。
これをいかにまめにするかが大切です。
3つの仕事を頼まれているときにも、報告を別々にするのではありません。
3つとも一緒に報告してしまうことが大切です。
「1のことで、今、他社と連絡が取れました。
2は、順調に進んでおります。今日の3時までには終わる予定です。
3が少し問題を起こしておりまして、どう対処すれば良いでしょうか」。
これだけで上司は安心します。
まめな人は信用がある人です。
うまくいかないことは、なかなか上司には言いにくいものです。
このやりとりなしに突然「3がダメになりました」と結果だけを報告するから、上司はがみがみ言うのです。
少しずつ報告・相談・連絡をすることで、上司を安心させましょう。
私は、いつも父にはまめに連絡を入れるようにしています。
私の父は、怒るときは怒ります。
いつもまめに連絡を入れるようにします。
たわいないことから、重要なことまでまめに素早く連絡します。
それからは、突然怒ることはなくなりました。
まめに報告・相談・連絡をするだけで、まったく違うのです。
いつもがみがみ言っている上司は、もしかしたらまめに連絡しない自分のせいではないかと振り返ってみましょう。
信用は大切です。
信用は、お金で買うことができません。
友人関係や仕事上でも、信用が絡んできます。
生きていくうえで大切な要素なのです。
商売の世界では「一度失った信用は、取り戻すまで7代かかる」といわれています。
お客さんからの信用なしに、商売は成り立ちません。
商売では、信用をなにより第一においています。
商売に限ったことではありません。
社会ではどこでも信用は大事とされます。
信用は一度失ってしまうと、取り戻すためにはとても大変なのです。
取り戻すためには、本当に時間がかかります。
もし自分が何かのミスをしてしまったときには、せめてしっかり謝りに行けるようになることです。
誰もが嫌がるミスを、しっかり報告できる人は信用できます。
ひどく叱られるかもしれませんが、それでも「正直な人だな」と信用だけは維持できます。
信用さえしてくれているならば、また次の機会を与えてくれます。
そこでやってはいけないのは、なんとかミスを隠そうとする人です。
ミスを隠してしまい、後でばれてしまうともちろん信用できなくなります。
仕事のミスより、信用を失ってしまうことのほうが悲惨です。
人付き合いのマナーでは、信用が大切です。
お金で買うことはできないし、育てることにとても時間がかかってしまう信用だからこそ、大切にしているのです。
信用は、人付き合いの大切なマナーなのです。