「あの人と仲良くなりたい」
あなたも生活をしていれば、一度はこう考えたことがあるのではないでしょうか。
気になる異性かもしれませんし、人気者かもしれません。
初めての人に話しかけるタイミングは、出会ってすぐです。
「おはようございます」や「よろしくお願いします」など、何でもいいから話しかけます。
お互いに話しかけないままに時間がたち、あらためて話しかけると「この人は急に何だろう」と相手を驚かせます。
世の中には、友人をつくるのが上手な人と、下手な人がいます。
上手な人と下手な人はどこが違うのでしょうか。
隣り合わせにして見比べれば、すぐわかります。
話しかけられるまで待つ人と、自分から話しかけていく人とでは、仲良くなるまでの時間に圧倒的な差があります。
話しかける人のほうが、仲良くなる速さが10倍も速くなります。
いえ、10倍以上といっても過言ではありません。
気になる人がいるのに、知り合えないのはなぜでしょうか。
簡単なことです。
あなたから話しかけないからです。
話しかけるきっかけをつくるときの基本は「話しかける理由」をいかに見つけることができるかにかかっています。
話しかける理由をどのくらい自然にたくさん見つけることができるかが、知り合うチャンスの多さと比例しています。
もちろんこちらから話しかけることは当然です。
わからないことがたくさんあるほど、相手に話しかけるきっかけになります。
知らないことやわからないことがたくさんあると、頭が悪い人だと思い込んでいませんか。
とんでもありません。
話しかけるきっかけを、うまくつくり出す方法があります。
「教えていただけませんか」というお願いです。
受付のお姉さん、気になるウエイター、憧れの先輩には「教えてください」という言葉をきっかけに、話しかければいいのです。
相手をたたえる言葉は、話しかけるための立派な言葉の1つです。
驚きとしてリアクションをすることは、自然で相手も聞き入れやすい言葉です。
「おや」「へえ」「あっ」という驚きから話が始まると、相手も「何だろう」と不思議に思い、話を聞いてくれます。
あなたは、友人と会ったとき、初めに何を思いますか。
「挨拶」はもちろんですが、大切なことがもう1つあります。
「何かお礼を言うことはないか」と思い出すことです。
「そういえば、この前のテスト大丈夫だった?」
「体調のほうは大丈夫?」
「気をつけてね」
先日、私は次のようなメッセージをお客さまからいただきました。
何気ない言葉ですが、嬉しい感情が隠れています。
「前から気になっていたサイトです。
人生、人はどのくらいの人と出会うのでしょうか。
10万人でしょうか。
100万人でしょうか。
初めてあった人と、うまくデートをする話まで持っていくことができたとき、あなたは「いつ」日時を選択するでしょうか。
いちばんの理想的な答えは、実は1つしかありません。
「今すぐ」です。
挨拶は、知り合いにだけするものではありません。
知らない人にもするものです。
知らない人に挨拶をするから、出会いが生まれ、新たな人間関係を生み出すきっかけにつながります。
挨拶を、知っている人にだけして、知らない人には無視をする人がいます。
「知っている人にだけ挨拶をすればいい」
「知らない人に挨拶をしても意味がない」
「わからないので、教えてください」
学生なら、勉強について、友人に教わります。
社会人なら仕事について、先輩に教わります。
「お手伝い」という言葉には、人間の温かい心が込められています。
仕事が忙しいときに「お手伝いしましょうか」と言われると、嬉しくなります。
重い荷物を運んでいるときに「お手伝いしましょうか」と話しかけてもらえると「優しい人だな」と印象が良くなります。
あなたが、誰か知らない人に話しかけることは、新しい出会いをつくるということです。
新しい出会いをつくるということは、知り合いを増やし、友人を増やします。
友人が変わると、生活の雰囲気が変わり、毎日が変わります。
あなたの得意技は何でしょうか。
「これが私の売りだ」といえるセールスポイントです。
得意な科目、持っている資格、得意なスポーツを生かして、相手にアピールすることも大切です。
「侮辱されたくない」
普通はそう考え、自分のかっこいい話はするけれど、ばかな話をしようとしません。
変な人だと思われたくないため、他人をばかにすることはあっても、自分をばかにしようとしません。
私が学生時代の話です。
「おはよう」と先に話しかけてくれる女の子がいました。
私は昔から人見知りなので、挨拶はつい控えめになります。
「何てきれいな人なんだろう」
「一言でいいから、話をしてみたいな」
あなたには、憧れの人はいますか。
私が昔、仕事で出会った男性のお話です。
一緒に仕事をする人だと紹介されて初めてあったとき、初めに出た言葉は暗い話題ばかりでした。
「今日はだるいね」
面白い話や楽しい話が、いい話だと思っていませんか。
たしかに面白い話、楽しい話は、人を明るくさせますね。
ただし、必ずとは限りません。
これからお話しすることは、特に男性の方にむけたメッセージです。
男性は、心して聞いていただきたい。
初めての人に話しかけるとき、自然と印象が良くなるポイントは言うまでもなく「腰を低くすること」です。
私が高校生のころ、知り合いにアキラという男子生徒がいました。
アキラは、大の女好きで、いつも女性の話ばかり。
同じ部活でしたから、放課後はいつもアキラと会うことになり、そのたびによく女子の話を耳にしました。
「これ、いいね」という言葉は、幅広く使える褒め言葉です。
それも男性にも女性にも、子どもから大人まで使えます。
不思議と「これ、いいね」と話しかけられて、不快になる人はいません。
面倒なしがらみは避けたいからあまり話しかけない人も、中にはいることでしょう。
「人間関係は、面倒」
「連絡を取るのが、面倒」
人と人との出会いは、化学反応のようです。
ある液体に、別の液体が混ざると、新しい液体が出来上がります。
赤い液体に、青い液体が混ざると、紫になります。
「あの人と仲良くなりたい」
あなたも生活をしていれば、一度はこう考えたことがあるのではないでしょうか。
気になる異性かもしれませんし、人気者かもしれません。
憧れの先輩かもしれませんし、有名人かもしれません。
しかし、話しかける勇気がない。
恥ずかしがり屋で、何を、どう話しかければいいのかわからない。
しかし、知り合って、友人になりたい。
今回は、そんなテーマについてお話をします。
人生には「出会い」があれば「別れ」があります。
今回のテーマは、この「出会い」に焦点を絞ります。
「初めての人に上手に話しかける方法」です。
口で言うことは簡単にできますが、実際に実行するのはなかなか難しいものです。
学校では、人との上手な出会い方については教えてくれません。
「生活をしながら、各自で見つけて勉強しなさい」ということです。
しかし、これほど大切なテーマを私たちは、しっかり一度も学んだことがないというのも寂しいことです。
一度、あらためて「人と上手に知り合う方法」について勉強しておきましょう。
何をどう話せばいいのかがわかれば、話しかけることができるはずです。
わからなければ、学べばいいのです。
話しかける方法がわかると、話しかけることができるようになります。
初めての人に話しかけるタイミングは、出会ってすぐです。
「おはようございます」や「よろしくお願いします」など、何でもいいから話しかけます。
お互いに話しかけないままに時間がたち、あらためて話しかけると「この人は急に何だろう」と相手を驚かせます。
初めて会ったときに「この人はこういう人なのだろうか」と印象の大半を決めてしまうので、出会ったら、すぐ話しかけるのが得策です。
たとえば、飛行機に乗るときです。
あなたは飛行機に乗り、自分の座席を探します。
ようやく見つけた自分の座席の隣には、すでに知らない人が座っていたとします。
この瞬間に、あなたは話しかけていますか。
出会った瞬間に「おはようございます」と一言でもいいから話しかけておかないと、時間がたってからでは話しかけにくくなります。
何の挨拶もないまま座席に座り、沈黙が続くと、そこで雰囲気が定着してしまい、お互いに話しかけづらくなります。
はじめほど話しかけやすいのですから、かけておいたほうがいいのです。
世の中には、友人をつくるのが上手な人と、下手な人がいます。
上手な人と下手な人はどこが違うのでしょうか。
隣り合わせにして見比べれば、すぐわかります。
友人をつくるのが下手な人は、話しかけられるまで話をしないタイプです。
相手から話しかけられればもちろん話しますが、自分から進んで話しかけようとしません。
「恥ずかしいから」「勇気がないから」という人もいますが、表面的な理由にすぎません。
本当に話しかけられない理由は、偉そうにしているからです。
「自分は特別クールな人間なんだ」「相手が話しかけてきてから話をしてやろう」という、つまらない意地を張っています。
だから友人が余計にできません。
特に十代の人は「かっこよさ」を重視します。
人目をとても気にします。
私がそうでしたから、よくわかります。
私は昔、今以上にシャイでした。
人に話しかけることが恥ずかしく、いつも人目を気にしていました。
話しかけることができない人でした。
しかし、シャイだったからではありません。
シャイという言葉も、人からよく思われたいという理由から言っている「きれい事」にすぎません。
実際のところ、かっこつけていたからです。
「もしおかしな話をして笑われたらどうしよう」
「変な人だと思われないかな」
「いい人だと思われないといけない」
私は、いつもかっこつけるために、恥ずかしがっていました。
シャイというより、かっこつけようとしていたから、行動に怯えていました。
外見ばかりを気にしていたため、かっこ悪いことには恐怖さえ感じていた。
「恥ずかしがり屋」ではなく「かっこつけたがり屋」だったのです。
かっこつけたがるから、ささいなことに怯え、恥ずかしがり、話しかけることができなかったのです。
私はあるときから、かっこつけることをやめました。
「変な人だと思われてもいい」
「初対面での印象が悪くてもいい」
そう肩の力を抜いて、かっこつけることをやめたときに、初めて友人をつくることが上手にできるようになったのです。
あなたがうまく話しかけられないのは、恥ずかしいからではありません。
「おかしな人だと思われたらどうしよう」とかっこつけているから、話しかけられないのです。
見栄を張ろうとするあなたの心が、余計に恥ずかしがり屋にさせているのです。
友人をつくるのがうまい人は、まず自分から話しかけています。
話しかける内容はどうであろうと、話しかけられるまで知り合いになるのではなく、知らない人には話しかけて知り合いになります。
おかしな人、変な人だと思われてもいいと思っています。
誰にでも話しかけることができるのです。
かっこつける。ことをやめれば、それだけで友人をつくる方法は、半分クリアできたようなものです。
こここそが最も重要であり、みんなが気づいていないいちばんの出会いの障害なのです。
もう、かっこつけるのをやめませんか。
するとあなたは、人に話しかけることができるようになり、友人づくりが上手になります。
話しかけられるまで待つ人と、自分から話しかけていく人とでは、仲良くなるまでの時間に圧倒的な差があります。
話しかける人のほうが、仲良くなる速さが10倍も速くなります。
いえ、10倍以上といっても過言ではありません。
自分から積極的に話しかけて、コミュニケーションの量を増やしていくのですから、少なくとも10倍の効果は期待できます。
話しかけられるまで待っている人には、コミュニケーションは相手の都合しだいです。
相手から話しかけてもらわないかぎりコミュニケーションが取れませんから、仲良くなるのもカメのようにのろのろです。
最悪、話しかけられなければ、一生知り合うことさえありません。
友人を増やすということも、たまたま誰かに話しかけられて、知り合うことになったという神頼みしかありません。
消極的な態度では、友人はもちろんのこと、恋人もできないのです。
話しかけない人は、いつの間にか多くのチャンスを逃している。
その逃しているチャンスにさえ、気づいていません。
一方、自分から積極的に話しかける人は、コミュニケーションの量を自分でコントロールできます。
知り合いを増やしたり、友人を作ったり、時には恋人になってほしいと告白したりと、活動的になります。
積極的にコミュニケーションを取るという姿勢は、あらゆる面においてプラスです。
自分で人生をコントロールできるようになるのですから、当然です。
友人も恋人もいる人は、決まって自分から進んで話しかける習慣を持っています。
自分から進んで話しかける努力をしていますから、友人が増え、恋人もできやすくなります。
話しかける人は、10倍以上も速く、仲良くなれるのです。
気になる人がいるのに、知り合えないのはなぜでしょうか。
簡単なことです。
あなたから話しかけないからです。
「おいおい、そんなことか」と思わないでください。
これほど単純なことなのに、気づいていない人が多い。
行動できていない人が多いのです。
あなたが話しかけないから、いつまでも知り合うことができず、片思いのように遠くから見つめているだけになっているのです。
かっこつけすぎている。
おかしな人、変な人と思われてもいいから、さっさと話しかければいい。
話しかけることで、相手に自分をアピールすることになり、初めて知り合いになれます。
知り合わないかぎり、物語は進展しないのです。
「気になる異性がいる」
「憧れの人と知り合いたい」
いずれにせよ、あなたから話しかけないかぎり、知り合えないと思ってください。
相手から話しかけて知り合うこともありますが、受け身の姿勢を持っていると、出会いをうまくコントロールできなくなります。
「この人と仲良くなりたいな」という人に話しかけますよね。
だから知り合え、仲良くなれます。
異性なら、お付き合いができる第一歩になります。
自分から話しかける習慣を持つと「この人とは仲良くなりたい」という人と積極的に仲良くなれるようになります。
しかし「相手から話しかけてくるまで話をしない」というなら、いつまで経ってもあなたは受け身です。
知り合えるか、仲良くなれるかは、相手の行動次第というわけです。
運任せ。
「あの人と仲良くなれますように」と手を合わせて、神様にお祈りしている暇があれば、実際に自分から話しかければいい。
受け身の姿勢が習慣になっていると、初めての人に上手に話しかける以前の問題です。
話しかけるきっかけをつくるときの基本は「話しかける理由」をいかに見つけることができるかにかかっています。
話しかける理由をどのくらい自然にたくさん見つけることができるかが、知り合うチャンスの多さと比例しています。
もちろんこちらから話しかけることは当然です。
とはいえ、理由もなく突然話しかけられる相手には、驚きがあり、警戒してしまいます。
第一印象が悪くなってしまう可能性すらあります。
そこで、話しかけるための自然な理由を見つけましょう。
「話しかける自然な理由」をいかに見つけることができるかが、最大のポイントになります。
「あの人と知り合いたい」と思えば「あの人に話しかける理由を見つけよう」と考えましょう。
ほら、どうすればいいのか少しは具体的になりましたよね。
「どうしよう」と思い悩むより「話しかけるための口実」を嘘でもいいからつくってしまったほうが、早くて効果的です。
私が学生時代に付き合っていた女性は、話しかけることが上手な人でした。
付き合い始めたきっかけは、彼女から「部屋の模様替えを手伝ってほしい」というお願いをされたことがきっかけです。
私のほうが、話しかけられた。
どうやらベッドが重くて、1人では動かせないとのこと。
そこで、男である私に手伝ってほしいということでした。
そのときはただ「そうか、たしかに女の子1人で大きいベッドは動かせないかもしれないな」と当たり前に考えていました。
そのときのお手伝いがきっかけになって仲良くなり、その後、付き合うことになりました。
付き合い始めてから知ったのですが、実はあのときの部屋の模様替えは嘘だったというのです。
「話しかけるためのきっかけだった。お願いをすれば話しかけるきっかけにもなるし、仲良くなるチャンスだと思ったから」
どうやらそのときのお願いは、彼女なりのアプローチだったようです。
今となっては笑い話です。
話しかける理由が何であろうと、たしかに効果はあり、実際に仲良くなってしまいました。
結果だけみれば、話しかける理由をいかに見つけるかがいちばん重要だと思いました。
「もっと自然がいい、無理をしたくない」という人もいるでしょう。
そういう人は、ときの運に任せ、話しかけるチャンスがいつかやってくることを、受け身になって神様に祈っていればいい。
しかし「この人と知り合いたい」「なんとかしてお話をしたい」「仲良くなりたい」という気持ちが本当に強いときは、別です。
気持ちが強いときには、手段は選ばないほうがいいのです。
私が以前に付き合っていた彼女のように、嘘の1つでもついて、話しかけるきっかけを見つけましょう。
自分から積極的に近づくほうが、現実的なのです。
アプローチをするほうが、早く知り合えます。
わからないことがたくさんあるほど、相手に話しかけるきっかけになります。
知らないことやわからないことがたくさんあると、頭が悪い人だと思い込んでいませんか。
とんでもありません。
仲良くなるチャンスに満ちあふれた人なのです。
知らないことがあれば「教えてもらう」という方法によって、話しかけるきっかけに変えることができます。
教えてもらうために話しかけることは、知らない道を人に尋ねるように、自然で当たり前のことです。
「もしかしたら侮辱されるのではないか」
「頭が悪いと思われたらどうしよう」
「大人がわからないなんて、恥ずかしくて言えない」
知らない道を人に尋ねることができない人は、このように思うでしょう。
お願いをするときに、このように悩む必要はありません。
むしろ、知らないことが多いことほど話しかけるきっかけになり、仲良しになるチャンスにあふれています。
知らないことは、話しかけるきっかけに変える。
話しかけるきっかけは、目の前にあったのです。
話しかけるきっかけを、うまくつくり出す方法があります。
「教えていただけませんか」というお願いです。
受付のお姉さん、気になるウエイター、憧れの先輩には「教えてください」という言葉をきっかけに、話しかければいいのです。
誰でもわからないことは、教えてほしいと思います。
そこで「教えてください」とお願いされ、頼りにされると悪い気はしません。
頼りにされることは、相手には嬉しいことです。
実際には、あなたは知っていてもかまいません。
知らないふりをしてでもいいですから「教えてください」というお願いから、話を始めます。
話を聞きながら「なるほど」と、適度な相槌を打つといいでしょう。
「わかりました。ありがとうございました」と感謝も忘れません。
わざとでもいいのです。
自分から積極的に、話しかけるきっかけをつくれた人が、知り合うことができ、仲を深められます。
相手から話しかけてくれることを、手を合わせて神様に祈っているより、ずっと具体的な行動です。
具体的な行動をした人が勝ちます。
道がわからないときには「あのー、道がわからないんですけど、教えていただけませんか」と話しかけます。
気になるウエイトレスには「この食事はどうやって食べればいいんですか」と知らないふりをして、話をするきっかけをつくります。
私は学生時代、気になる人には、このお願いという方法を使ってよく話しかけていました。
「ここの問題わからないから、ちょっと教えてよ」
「この問題の解き方、知っている?」
本当は知っていても、知らないふりをして話しかけます。
相手は「いいよ」と笑顔で教えてくれますから、これほど自然で仲良くなるきっかけはありません。
話を聞きながら「なるほど、そうか!」と、今初めて知ったかのようなリアクションをします。
そのやりとりを通して、相手との心の距離を縮めていく方法は、効果のある話しかけるきっかけの1つです。
相手をたたえる言葉は、話しかけるための立派な言葉の1つです。
驚きとしてリアクションをすることは、自然で相手も聞き入れやすい言葉です。
「おや」「へえ」「あっ」という驚きから話が始まると、相手も「何だろう」と不思議に思い、話を聞いてくれます。
「うわっ、すごい」
「へえ、これ、いいね」
「あっ! この服どこで買ったの。かわいいね」
ちょっと驚いた後に「この服かわいいね」と、褒めることから話しかけると、自然です。
驚くほどではなくても、少し大げさにすることがコツです。
大げさでもいいから、リアクションがあるほうが、嬉しくなるのです。
あなたは、友人と会ったとき、初めに何を思いますか。
「挨拶」はもちろんですが、大切なことがもう1つあります。
「何かお礼を言うことはないか」と思い出すことです。
いつでも考える癖をつけておきましょう。
友人、家族、先生にも共通して意識をしておくことです。
前回、会ったときに何か助けてもらった、お世話になったことを思い出し「先日はお世話になりました」という言葉から入るのです。
お礼のために話しかけられて、悪い気を起こす人はいません。
丁寧であり、礼儀正しく、相手への印象もよくなります。
たとえば、前回会ったときに一緒にレストランで食事をして、おごってもらった。
次に会ったときには「先日は、ごちそうさまでした」というお礼から入ることがマナーです。
おごってもらうことがなくても「先日は、お話ができて良かった。ありがとうございます」という一言を伝えることもできます。
悪口を言って人間関係が悪くなることはあっても、お礼を言って人間関係が悪くなることはありません。
むしろ言えば言うほど、仲が良くなります。
私も、あなたに向かって話しかけていますが、こんな状況でもあなたにお礼を言うことで話しかけることができます。
「いつも読んでくれて、どうもありがとう」
「そういえば、この前のテスト大丈夫だった?」
「体調のほうは大丈夫?」
「気をつけてね」
このように心配を表現する言葉も、話しかけるきっかけになります。
話しかける理由がなくても、あなたが相手を思う気持ちを心配という形に変えましょう。
「気になるな」という人には「大丈夫かな」という心配に変えて、話しかけるきっかけにしてしまいます。
自分のことをわざわざ気にかけてくれている人、心配してくれている人がいると、嬉しいものです。
「わざわざ、私のことを気にしてくれているんだな。心配してくれているんだな。優しい人だな」と思ってくれます。
あなたへの印象が良くなること、間違いなし!
心配は、話しかけるための良いきっかけになるのです。
先日、私は次のようなメッセージをお客さまからいただきました。
何気ない言葉ですが、嬉しい感情が隠れています。
「前から気になっていたサイトです。
いつも拝見しています」。
という言葉です。
直接感謝されているわけではありませんが、ぽかぽかした温かい気持ちになります。
特に嬉しい部分は「前から」という部分です。
前からずっと気にしてくれていたのかと思うと、嬉しくなります。
恋愛で告白するときも「好きです」という言葉と「前から好きでした」という言葉とでは、どちらが印象よくなるでしょうか。
「前から好きでした」という表現のほうが、もちろん嬉しくなりますよね。
前からずっと思ってくれていたのだなということが感じられます。
「前から気になっていた」という言葉は「長い時間」が感じられます。
昔から今までの長い間、ずっと気にかけ続けていてくれたのかという「長い時間」が感じられるから嬉しくなるのです。
時間が込められた言葉は、温かく嬉しい。
熟成された真剣な思いが込められているからです。
人生、人はどのくらいの人と出会うのでしょうか。
10万人でしょうか。
100万人でしょうか。
1000万人でしょうか。
人によって数こそ大小の違いはあれ、有限であることはたしかです。
限られた人生の中、貴重な出会いの1回1回を大切にすることが必要です。
出会いを大切にする人が、人生を豊かに生きることができる人です。
「私にはいい出会いがない」という人は、出会いを待っているからです。
出会いを受け身として考え、待っているから、いつまで経っても出会いがないのです。
たくさんの知り合いや友人がいる人には、自分から積極的に話しかける習慣があります。
出会いに行く人には、いい出会いがある。
宝くじを買いに行く人とそうでない人とでは、どちらのほうがよく当たるかは、言うまでもありません。
頻繁に宝くじを買いに行く人が、外れることは多いですが、当たることも多い。
出会いに行く人も、毎回いつもいい人との出会いがあるわけではありません。
ほとんどが自分とは合わないなという人たちばかりとの出会いです。
しかし、そんな中「やっと見つけた。この人だ!」という人と出会えることに意味があるのです。
たくさんの人の中から、ようやく見つけることができます。
宝くじではありませんが、たくさんの人と出会わなければ、本当に自分に合った人との出会いもないのです。
話しかける習慣も、あるかないかの違いによって、チャンスを生かすか失うかの違いになります。
1回は小さな差でも、何度も積み重なると大きな差になるのです。
初めてあった人と、うまくデートをする話まで持っていくことができたとき、あなたは「いつ」日時を選択するでしょうか。
いちばんの理想的な答えは、実は1つしかありません。
「今すぐ」です。
「じゃあ、今度デートしよう」
「うん、いいよ。いつがいい?」
「今すぐ」
このテンポのよさが、相手といちばん仲良くなりやすくなるパターンです。
人間の心は、移ろいやすい。
変わりやすい。
冷めてしまいやすい。
気持ちが変わらないうちに、仲良くなれるだけ仲良くなっておくのです。
一度、思い出ができれば、2人を結びつけ、離れにくくさせてしまいます。
「いつデートしようか」と言って「じゃあ、1年後」となっては、熱い気持ちが失われます。
「そんな約束したっけ」と言われてしまうでしょう。
「今すぐ」とはいえ、もちろん相手の都合もあるでしょうから、難しい場合もあるでしょう。
そのときは、できれば3日以内、長くても1週間以内に約束をすることです。
それ以上、期間が開いてしまうと、気持ちはうんと冷めてしまいます。
いちばん熱いのは、今すぐです。
相手の気持ちが乗り気になっているときに、進めるデートがいちばん仲良くなるタイミングなのです。
挨拶は、知り合いにだけするものではありません。
知らない人にもするものです。
知らない人に挨拶をするから、出会いが生まれ、新たな人間関係を生み出すきっかけにつながります。
話しかけるきっかけを、難しく考えすぎてはいませんか。
簡単なことです。
会ったときに「おはようございます」と、挨拶をすればいいだけです。
難しいわけでもなく、テクニックが必要というわけでもありません。
単純な一言の挨拶が、出会いを生み出すきっかけになります。
知っている人にだけ挨拶をして、知らない人には挨拶をしない人は、友人が増えないタイプの人です。
知っている人だけでなく、知らない人こそターゲットです。
挨拶ほど、初めての人に話しかける自然な言葉はないのです。
挨拶を、知っている人にだけして、知らない人には無視をする人がいます。
「知っている人にだけ挨拶をすればいい」
「知らない人に挨拶をしても意味がない」
そう思っているのです。
知らない人に挨拶をせず無視をしてしまえば、相手にとって「無視された」というマイナスの印象が伝わっています。
たとえ知り合いになる前でも、無視をすればするほど、すでに仲が悪くなっているのです。
知り合いになる前に仲がすでに悪くなってしまっているのは、無視をしているからです。
知っている人だけに挨拶して、知らない人は無視するのでは、印象が悪くなります。
知り合う前から印象が良くなるかどうかは、挨拶をしてくれているかどうかにかかっているのです。
無視は、何もしないことだと思っていませんか。
何もしないことは、それだけでスコアが下がっています。
無視をすればするほど、印象も人間関係も悪くなるのです。
「わからないので、教えてください」
学生なら、勉強について、友人に教わります。
社会人なら仕事について、先輩に教わります。
気になる人への話しかけ方は、わからないことを教えてもらうという態度から、話しかけるとうまくいきます。
誰にでもわからないことの1つや2つ、あるものです。
それらを利用して、話しかけるきっかけに変えてしまうのです。
もちろん教えてもらうのですから、腰を低く、謙虚に、丁寧になってお願いする姿勢がポイントです。
偉そうな態度で「教えろ!」といわれると、逆に相手を不快にさせてしまいます。
謙虚に、丁寧を意識して「教えてください」とお願いされると、悪い気はしませんし、頼られると気分が良くなるものです。
「お手伝い」という言葉には、人間の温かい心が込められています。
仕事が忙しいときに「お手伝いしましょうか」と言われると、嬉しくなります。
重い荷物を運んでいるときに「お手伝いしましょうか」と話しかけてもらえると「優しい人だな」と印象が良くなります。
あなたが、知らない人へ話しかけるとき、きっかけは「お手伝い」という言葉です。
相手が何か困っているときや苦しんでいるときには「お手伝いしましょうか」と話しかければいいのです。
相手は喜びますし、あなたへの印象もよくなります。
あなたが、誰か知らない人に話しかけることは、新しい出会いをつくるということです。
新しい出会いをつくるということは、知り合いを増やし、友人を増やします。
友人が変わると、生活の雰囲気が変わり、毎日が変わります。
最終的に、人生も変わります。
あなたが積極的に話しかけるということは、自分の人生を前向きに変えることにつながります。
人生を有意義にさせますし、仲間が増えるため毎日が楽しくなります。
人生を変えてみませんか。
人生を変えることは、難しいことではありません。
あなたから話しかけ、知り合いを増やしていくだけでいいのです。
知り合いが増えて、友人ができるだけで、あっという間に人生は変わるのです。
あなたの得意技は何でしょうか。
「これが私の売りだ」といえるセールスポイントです。
得意な科目、持っている資格、得意なスポーツを生かして、相手にアピールすることも大切です。
「英語が話せる」
「絵を描くのがうまい」
「文章を書くことが得意」
「バク転ができる」
「歌声がきれい」
得意技が何か1つでもあるなら、それをどんどん発表して生かしましょう。
自分のセールスポイントを恥ずかしいからと、隠す人がいますが、もったいない。
せっかくほかの人にはない特別な才能があるのですから、それを自分のチャームポイントの1つにしたほうがいいのです。
特徴がある人ほど、覚えてもらえ、印象に残り、頼られることになります。
私は昔から、文章を書くことが得意です。
作文に関しては、小学生のときから得意でした。
自分から進んで、ほかの人の作文を代わりに書いてあげたこともあります。
「文章のことなら水口君」という話が周りに広まり、私の知らないところで私の話が出てきます。
書くことが得意だという話が広まると、相手から私に話しかけてくるようになります。
私から話しかけなくても、自分の得意技をきっかけに友人の輪を広げることができたのです。
得意なことは、アピールをしたほうが、友人をもっと増やせます。
「能あるタカは爪を隠す」といいますが、能あるタカほど爪を見せたほうがいいのです。
「侮辱されたくない」
普通はそう考え、自分のかっこいい話はするけれど、ばかな話をしようとしません。
変な人だと思われたくないため、他人をばかにすることはあっても、自分をばかにしようとしません。
しかし、コミュニケーションでは、自分のばか話をできる人のほうが、実は人気が出るのです。
自分がかっこいいと思われたいという考えは、あなたがそうであるように、ほかの人も同じことを考えています。
誰もが見栄を気にして、笑われたくない気持ちです。
「恥ずかしい思いをしたくない」
この気持ちは、みんな共通なのです。
だからこそ、自分から恥ずかしい話をすれば、周りはほっとします。
自分はまだ頭がいいことが確認でき、安心するからです。
「この人に比べれば、まだ私は大丈夫」
そう思ってしまうのです。
自慢話は嫌われますが、ばか話が好かれるのはそのためです。
学校のクラスの人気者といえば、決まって自分のばか話ができる人です。
「この人は楽しい」と思う人は、他人は侮辱せず、自分の失敗談を笑いに変えているから、楽しいのです。
相手に好かれたいと思うなら、自慢話はやめて、自分のばか話をしましょう。
相手はほっと安心し、自然と心の扉を開くようになります。
私が学生時代の話です。
「おはよう」と先に話しかけてくれる女の子がいました。
私は昔から人見知りなので、挨拶はつい控えめになります。
相手から先に挨拶をしてくれるだけなのですが、だんだんその人への印象が良くなっていったことを覚えています。
「もしかしたら自分のことが好きなのではないか」と、よからぬ勘違いをしてしまったほどです。
あなたもそうしたことはないでしょうか。
いつも挨拶をしてくれる人には、自然と好感を持ってしまいます。
「自分のことを見てもらえている。話しかけてくれた」と嬉しくなり、その人への関心が高まるからです。
コミュニケーションは「自分から」がポイントです。
「自分から」を意識すると、自然に相手との心の距離が近づきます。
どちらかが先にアクションを起こさなければ、コミュニケーションは始まりません。
どちらが先にアクションを起こすのかといえば、あなたからです。
あなたが先にアプローチをすると、積極的に相手に近づくことができるからです。
積極的に自分から心の扉を開くことで、親近感を出せ、だんだん好感をもたれるようになるのです。
「何てきれいな人なんだろう」
「一言でいいから、話をしてみたいな」
あなたには、憧れの人はいますか。
気になる異性はいますか。
私が今このように、話しかけるきっかけについての話ができるのは、学生時代に異性への関心が強かったからです。
異性への原動力があったから、一生懸命に話しかけるきっかけを見つけようとしました。
気になる人へ少しでも近づきたい。
なんとかできないものかと考えあぐねた結果、さまざまな手段を使って人に話しかける方法を生み出しました。
受け身でいては、いつまで経っても仲良くなれません。
相手から話しかけてくることもありますが、そんな運に頼るようなコミュニケーションでは、積極的に仲良くなれないのです。
異性への原動力は、歴史を振り返っても大きい。
レオナルドダビンチの名画『モナリザ』は、愛を原動力に出来上がった作品といわれています。
個人を特定する手がかりが得られないモナリザですが、当時彼が愛していた女性をモデルに書かれた作品といわれています。
イギリスの作曲家エドワード・エルガーの名曲『愛の挨拶』は、妻のキャロラインのために書いた作品です。
愛妻家であったエルガーが、愛し続けた妻に対して捧げた名曲として知られています。
歴史は、異性への関心をバネに、大きく進化していきました。
「あの人に振り返ってもらうために、頑張る」
そういうモチベーションは、爆発的なパワーを生み出すのです。
私が昔、仕事で出会った男性のお話です。
一緒に仕事をする人だと紹介されて初めてあったとき、初めに出た言葉は暗い話題ばかりでした。
「今日はだるいね」
「こんな仕事、引き受けるんじゃなかった」
「君との付き合いは、この仕事かぎりだから」
初めてあったときに、ろくに自己紹介もせずに、ただ仕事の愚痴や他人の悪態をついた発言ばかりでした。
聞いているこちらまで、気分が悪くなってしまったことを覚えています。
その瞬間から、その人の第一印象は決まり「暗い人」というイメージがこびりついてしまいました。
一度、そうした印象がついてしまうと、なかなか離れにくくなります。
本当は明るい人かもしれませんが、初めに暗い話をされてしまったため、暗い人という印象がいちばん強くなってしまったのです。
私はこのとき「自分は暗い話をしないように気をつけよう」と思いました。
結局その人とのお付き合いは、3カ月しかもたず、相手のほうから仕事を辞めてしまいました。
暗い話をすると、暗い人だと思われます。
もし話が暗くなってしまうなら、しないほうがましです。
暗い話は、あなたを本当に暗くさせ、暗い印象に変えてしまうという悪の力があるのです。
面白い話や楽しい話が、いい話だと思っていませんか。
たしかに面白い話、楽しい話は、人を明るくさせますね。
ただし、必ずとは限りません。
どんな内容を話すかによって、決まります。
他人の悪口や悪態をついた言葉は、どんなに面白く楽しくても、してはいけない話題です。
たしかに面白く感じますが、その代わりあなたの印象はとても悪くなります。
悪口を言っている人を見て、あなたはこう思いませんか。
「自分も陰で言われているのではないか」
「この人に嫌われたら、自分も悪口を言われてしまうようになる」
笑える話でも、心では怯えと恐怖を感じます。
これでは、笑えるに笑えません。
悪口を言う人が、悪くなってしまうのです。
あなたが話しかけるときには、必ず悪口はやめるようにしましょう。
話は面白くなっても、口に出してはいけない言葉なのです。
これからお話しすることは、特に男性の方にむけたメッセージです。
男性は、心して聞いていただきたい。
初めての人に話しかけるとき、自然と印象が良くなるポイントは言うまでもなく「腰を低くすること」です。
しかし、これが、プライドの高い生き物である男性は、なかなか実践できないのです。
プライドの高い男の人は、特に偉そうな態度を取る傾向が強いようです。
偉そうなことを言って、自分をアピールしようとする人は、往々にして空回りをしてしまいます。
「偉そうに話をすれば、自分のことを偉いと思い、尊敬される。印象が良くなる。憧れる。好かれるに違いない」
これは勘違いです。
偉そうな態度をすれば、嫌われるという事実に気づいていないのです。
腰を低くして話しかけると、あなたへの印象が良くなります。
自分には偉そうな態度はないか、振り返ってみましょう。
話しかけるときには、偉そうな態度だと印象が悪くなります。
ふんぞり返り、言葉も悪く、そのうえ偉そうな態度で話しかけてしまうと、相手の気分を悪くします。
それを見ている周りの人たちまで気分を悪くさせてしまいます。
ときとして、男性はプライドがコミュニケーションの邪魔になるときがあるのです。
私が高校生のころ、知り合いにアキラという男子生徒がいました。
アキラは、大の女好きで、いつも女性の話ばかり。
同じ部活でしたから、放課後はいつもアキラと会うことになり、そのたびによく女子の話を耳にしました。
そんなアキラはナンパの達人です。
「昨日はこんな子に話しかけた。先日は○○高校の女子に話しかけた」
聞いてもいないのに、女子の話を始めます。
初対面にもかかわらず、気軽に話しかけることができるところは、アキラのすごいところです。
私はある日、いつもどう話しかけているのか、聞いてみました。
すると、意外な言葉が返ってきました。
「『ナンパなんです』と、話しかけている」というのです。
私は「そのままじゃないか!」と思いました。
「そう。だからこそ、うまくいく」
アキラは自慢げに答えます。
単刀直入に話をしたほうが、話を進めやすいといいます。
この方法のいいところは、最初に「ナンパ」という言葉を使い、話しかけているところです。
回りくどい表現はやめて、単刀直入に話しかけることに意味があります。
相手には、なぜ話しかけられているのかが、出会ってすぐはっきりわかります。
だからこそ、その気がない人は「結構です」「嫌」「やめてください」と断ってしまいます。
しかし、これは、アキラにとって好都合だったのです。
ふるいをかけることができるからです。
「見込みがなければ、否定的な態度を見せるから、余計なアプローチはやめてほかの子に話しかけたほうがいい」と言います。
見込みのある子は、笑ったり、話が進んだりするといいます。
最初の時点で、乗り気の有無がわかるため、見切りをつけやすくなります。
なかなか賢い方法です。
営業のプロは、最初の時点で「買う気がありますか。必要ありませんか」と単刀直入に聞いてしまうそうです。
「いいえ、いりません」
「必要ありません」
否定的に答えるお客さまには、それ以上のアプローチはせずスッパリと諦め、ほかのお客さまをあたるそうです。
買う気がないといっているお客さまに、しつこく説得すると、反感を生み出します。
「いらない」と言っているのに「買ってください」というしつこい営業マンほど、迷惑な存在はありません。
うまく説得して買う気にさせる、口のうまいセールスマンもいるようですが、うまい言葉に乗せられたまやかしです。
購入した後に目が覚め「やはり必要ない。買うべきではなかった」と思い、印象が悪くなります。
買う気のない人を買う気にさせるのではなく、初めから買う気のある人を探すことです。
アキラのナンパも同じように、脈のない子をその気にさせるのではなく、最初から脈のある子を探して、うまくいっていたのです。
「これ、いいね」という言葉は、幅広く使える褒め言葉です。
それも男性にも女性にも、子どもから大人まで使えます。
不思議と「これ、いいね」と話しかけられて、不快になる人はいません。
ほとんどの場合、話が弾みます。
かわいらしいアクセサリーを見つけたら「これ、いいね」と話しかけます。
かっこいいシャーペンを持っていたら「これ、いいね。どこで買ったの」と話しかけます。
かっこいい靴、ボールペン、携帯電話、マニキュアなど、身の回りのささいなものでかまいません。
「いいね」という言葉は、相手の持ち物を肯定する言葉です。
受け入れる一言です。
自分が持っているものを、さりげなく褒めてもらえると嬉しいものです。
「自分の持っているものを認めてくれた」
「こんなささいなところまで見てくれている」
「やっぱり私のセンスは、間違ってない」
前向きに感じることができるからです。
話しかけるときには、明るく前向きな言葉がいちばんなのです。
面倒なしがらみは避けたいからあまり話しかけない人も、中にはいることでしょう。
「人間関係は、面倒」
「連絡を取るのが、面倒」
「電話代がもったいない」
「行きたくもない飲み会に参加したくない」
たしかに人と連絡を取り合うのは、多少なりとも努力が必要です。
お金も時間もかかるものです。
しかし、友人を手放してしまうことは、人生をむなしくさせてしまうことです。
知り合いがいなくなることほど、つまらない毎日はありません。
ただ友人と一緒に笑うことそのものが、毎日を明るく楽しくさせます。
人生の楽しさはどこから生まれてくるのかというと、人とコミュニケーションを取り、一緒に笑えることにあります。
お金持ちになればいいわけでもなく、地位や名誉にしがみつくことでもありません。
それらは、死んでしまえばすべて消えてなくなってしまうことです。
必ず最後には、手放さなければなりません。
生きている間に人とコミュニケーションを取って、たくさんのことを学び、自分を磨くことに生きている意味があるのです。
面倒な人間関係だからこそ、そこから学ぶことは大きいのです。
人間関係が面倒なのは、当然のことです。
だからこそ、面倒くささやトラブルから、学ぼうという姿勢が必要なのです。
人と人との出会いは、化学反応のようです。
ある液体に、別の液体が混ざると、新しい液体が出来上がります。
赤い液体に、青い液体が混ざると、紫になります。
白い液体に、赤い液体が混ざると、ピンク色に変わります。
あなたが人と出会うことは、あなたの中に新しい色を取り入れることになります。
すなわち「出会いとは、自分を新しく変える力がある」ということです。
出会いは、人生を変える力があります。
人と出会い、話しかけて、知り合うと、さまざまな情報が得られます。
それは知らない間にあなたの成長へと変わっています。
「世の中にはこういう人もいる」
「こうした話し方もあるんだな」
「才色兼備とは、こういう人のことだ」
「この人の、こういうところを学ぼう」
「こんな素晴らしい言葉遣いは聞いたことがない」
「こんなしぐさを自分にも取り入れよう」
人からの情報は、計り知れないものがあります。
人は何からいちばん影響を受けるのかというと「人」からいちばん影響を受けるのです。
人からたくさんの教養が得られるところが、出会いの素晴らしい点です。
人の態度、言葉遣い、教養、しぐさなど、自分の生き方に参考となるべきことが数多く含まれています。
1人との出会いは、本100冊以上もの価値があります。
たくさんの人と出会い、たくさんの化学反応を起こし、どんどん新しい自分に生まれ変わることができるのです。