ついに、きてしまいました。
100冊目です。
1冊目を書き始めたころが、つい先日にも感じられ、また遠い昔にも感じられます。
大きなことを成し遂げるためのコツは、まずこれです。
真っ先にこれが思い浮かびます。
現在の成功者も同じことをして、成功をつかんできました。
「目的」と「目標」は、大きなことを成し遂げるために、必要不可欠です。
行き先を決め、手段を決めるということです。
これがないと、何も始まらないといっても過言ではありません。
目的と目標の仕組みがわかれば、次に「目的」についてお話をします。
目標の設定というのは、実はそれほど難しくありません。
本当に大切なことは、目標より、目的です。
どうしても外せない成功のポイントを、1つ紹介させてください。
私が3年半で、本を100冊も書けた理由の1つに「最初から100点を目指さなかったから」という理由があげられます。
100点を目指さなかったから、すぐスタートを切ることができました。
私は、お金がないときには、いつも知恵で乗り越えてきました。
お金がなくても、知恵さえあれば、膨大な資金が必要なことでも乗り越えてしまうことができます。
知恵は、お金の代わりになります。
私はこれまで、何度も辛口のユーザーに鍛えられてきました。
クレーマーと言ってもいいでしょう。
サイト上で、ちょっと気に入らないところがあると、わざわざ指摘してくれます。
自分の考えだけに頼って進めていくと、偏りがちになり、周りが見えなくなります。
会社経営でも、ワンマン経営では視野が狭くなり、経営に悪い影響を及ぼしてしまうといわれています。
私も書いてつくっているのは、私1人ですから、主観的にならざるを得ません。
私は作品を書くとき、絶対的に守っているルールがあります。
これは1冊目を書き始めた当初から今まで、ずっとかたくなに守り続けているルールです。
このルールのおかげで、質の高い文章ができているといっても過言ではありません。
ときどき、睡眠時間の短さを自慢している人を見かけます。
「3時間しか寝ていない」
「忙しくて、寝る暇がない」
私はある日、重大な成功ポイントに気づいてしまいました。
これを実践するようになってから、自分のやりたいことに集中ができるようになりました。
それは、次のポイントです。
徹底的な自動化は、成功への近道です。
自動化を徹底すれば、本来の業務に集中でき、時間もお金も節約できるようになります。
成功のために「自動化」はなくてはならないこと。
私は読書が大好きです。
「やれ」と言われなくても、自分から本屋に行き、読んでしまいます。
私にとって日々の楽しみの1つです。
「継続は力なり」ということわざがあります。
大きなことを成し遂げるために、大切なことです。
大切すぎて、いうまでもありませんね。
私はおみくじを、大吉が当たるまで引き続けるタイプです。
おみくじで必ず大吉を出すためには、当たるまで何度も引き続ければいいのです。
「反則だ」と言われそうですが、おみくじを1回しか引いてはいけないルールはありません。
HAPPY LIFESTYLEを運営していると、面白い相談をされることがあります。
「この人と結婚してうまくいくでしょうか」
こうした結婚にまつわる相談です。
私を陰で支えてくれた存在の人に、今、付き合っている彼女を外すことはできません。
彼女は楽観的な考えの持ち主で、あまり物事を深く考えない性格です。
「なぜ空は青いんだろう」と考える私を横に「青いから青いんだよ」と単純でありながら、前向きに考えてしまう性格です。
素晴らしいアイデアほど、一瞬でひらめき、一瞬で消えます。
流れ星のように、突然現れ、すぐ消えます。
流れ星を描くいちばんの方法は、見た瞬間にすぐ書き始めることです。
私はこれまで、サイトをつくるにあたり、考えているだけではわからないことが山のようにありました。
サイトのつくり方だけでなく、デザインについて、レイアウトについて、文章の書き方など、数を挙げれば数え切れません。
「こうすれば、どうなるのだろうか」
ある日、人気サイトの管理者にインタビューした記事の中で、印象深いものがありました。
「ホームページをつくって何がいちばん嬉しかったか」という質問記事でした。
さまざまな回答がありましたが、面白かったのは誰もが同じような感想を述べていたことです。
私はHAPPY LIFESTYLEをつくっていて、大喜びをほとんどしたことがありませんでした。
喜ぶときといえば、お客さまから感謝のお手紙をいただいたときくらいです。
「ありがとうございます。ためになります」というお便りは、本当に嬉しくて、何度も読み返してしまいます。
2006年の暮れは「必修科目の履修漏れ問題」や「いじめの問題」が、特に目立って報道されるようになりました。
どれも文科省が関係している問題です。
一部の人は「文科省が今までほうっておいたからこうなった。文科省が悪い」と、文科省ばかりを名指しで批判します。
私は現在、仕事をしながらサイトを運営するという二足わらじの生活を送っています。
「なぜHAPPY LIFESTYLEに集中しないの?」と思うでしょう。
実は、これにはちょっとした理由があります。
そういえば「好きなことをしすぎない」ということも、意識していました。
「え? 好きなことをしていればいいんじゃないの」と思うでしょう。
たしかにそれはそうなのですが、いくら好きなこととはいえ、毎日同じことを繰り返してばかりいると、飽きてきます。
大きなことを成し遂げるためには「気分転換」はなくてはならないことです。
気分転換なしに、立て続けにできればいいですが、現実はそう単純なものではありません。
同じことばかり繰り返していると、頭が固くなります。
おそらく読者の皆さんは「水口貴博は、本を自分の部屋で書いている」と思っているのではないでしょうか。
とんでもない話です。
意外な事実かもしれませんが、HAPPY LIFESTYLEの本100冊のうち、99冊は自分の部屋以外で書いています。
私の部屋には、テレビがありません。
ビデオもありません。
テレビが嫌いなわけではありません。
私は、自分の夢達成のために、家族関係は常に重視してきました。
今は東京で一人暮らしをしていますが、お盆、ゴールデンウィーク、お正月には、できるかぎり実家へ帰るようにしています。
家族関係と自分は、目には見えませんが、強いつながりがあります。
私がHAPPY LIFESTYLEで一生懸命になっている理由の1つに「自分の人生に意味が欲しかった」というのがあります。
正直に告白してしまえば、自分の人生に何かの意味をつけたかったのです。
私には過去、生まれてしまったからただ仕方なく生きていた時期がありました。
ついに、100冊目の最後の文章です。
自分には、ゴールのように思っていた100冊目です。
実際にたどり着いてしまうと、意外な気持ちが湧き上がってきました。
ついに、きてしまいました。
100冊目です。
1冊目を書き始めたころが、つい先日にも感じられ、また遠い昔にも感じられます。
日記を読み返し、1冊目を書き始める前後の辺りを振り返って読んでみました。
昔の自分が、かわいらしく思えます。
当時はささいなことから始めましたが、勢いがついて止まらなくなり、そのまま100冊目まできてしまった感じです。
書き始めた当時から「よし! たくさん書くぞ!」と勢いはありました。
ただ、どのくらい書くという具体的なことは考えておらず、好きだからこそ書いてきた感じです。
いつの間にか100冊目まできてしまいました。
これには自分でも驚きです。
とはいえ、普通の人なら誰でもできるということではありません。
よほど何かの理由があるからこそ、できたわけです。
つまり、そこにはコツがあります。
大きなことを成し遂げるためには、コツがあります。
私は物心がついたころから、偉人の伝記や成功者の話を聞くことが好きでした。
成功の方法論、手法、ポイントなどをこつこつ勉強していたものです。
私の場合、成功したかったからです。
今、現実として、100冊もの本を完成させようとしています。
ここまで来ることができた自分を振り返ると「大きなことを成し遂げるポイントは、こういうことか」と成功論がわかります。
大きな成功は、これらが総合してうまくいき、初めて達成できることです。
どれか1つでも転んではいけない。
難しいと言えば難しいのですが、私の場合、勉強することが好きだった性分、そうした難題を楽しくクリアしてきたようです。
自分が、今大きなことを成し遂げているので、今ならそうしたコツが具体的によくわかります。
今回は、100冊目の記念として、大きなことを成し遂げるコツについて紹介します。
富士山に登る前は「どのような道のりだろうか」「どんな苦しさが待っているのだろうか」「登れるだろうか」と不安になります。
誰でもが簡単に登れるわけではない。
しかし、そうしたことをクリアして、実際に富士山の頂上まで登ってしまうと「そこで初めてわかること」があるのです。
私には「100冊書く」ということが、1つの大きな成功です。
実際に成し遂げ、そのノウハウを紹介できます。
「100冊書く」ということは、テーマは違っても、ほかの分野にも当てはまります。
「資格を取ること」
「大学受験に合格すること」
「夢を叶えること」
それぞれ別々のテーマに思えますが、その中心となる軸は同じです。
私が意識しているコツは、ほかの分野にも共通しています。
実践し、実績のあった大きなことを成し遂げるコツを、HAPPY LIFESTYLEの100冊目の記念として、紹介します。
大きなことを成し遂げるためのコツは、まずこれです。
真っ先にこれが思い浮かびます。
現在の成功者も同じことをして、成功をつかんできました。
私も、これは当たり前のようにしています。
「勉強をしてから、始めない。始めながら、勉強をする」
というポイントです。
失敗する人は、まず「練習」や「準備」から始めます。
「学校に通って、勉強をして、資格をとってから……」と考えます。
準備ばかりの連続です。
一見、ごく当たり前の流れですが、これではいけないのです。
そんなにもたもたしていると、上達が極端に遅くなるからです。
そのうえ、時間もかかり、お金もかかる。
準備や練習は近道に思え、実は遠回りです。
本当にやりたいことは、今すぐやればいいのです。
足りない部分は、途中で勉強すればいい。
教習所で車の運転を学ぶときと同じです。
実は、車の教習所ではとてもうまいシステムが構築されています。
あなたが教習所で、運転の練習をするとき、本を全部読み切ってから車を運転しましたか。
いいえ、そうではありませんね。
驚いたことに、教習所では、入学をしていきなり車を運転させられます。
もちろん運転の仕方もわかりませんし、うまく運転できません。
私が教習所に行ったときにも、入って早々に車の運転をさせられました。
マニュアルも何も、まだまともに読んでいない状態です。
「先生、運転できません!」と言いましたが「そんなんじゃ上達が遅くなるぞ! いいからさっさと運転しろ!」と言われました。
学校で本とにらめっこばかりしていた私たちには、信じられない学び方ですが、本来はこの学び方がいいのです。
本をまだしっかり読んでいないうちから実践を行うと、まず「具体的な内容がわかる」ということです。
本を読んでいるだけでは「そうなんだ。へえ」で終わってしまいます。
100ページもある本を全部読み切り、頭に叩き込んだつもりでも、実際に車のハンドルを握ると、まったく運転ができません。
頭ではわかっているけれど、体ではわかっていないということです。
学びの世界ではうまくいっていますが、現実の世界では身についていません。
教習所では、車の運転と本による勉強を、交互に繰り返して行います。
実技と講習が、交互に繰り返し行われる勉強は、大変理想的な勉強法です。
いきなり生徒に車を運転させることで、その感覚を体で学ばせ、そうして身についた感覚を元にして、本を読んで理解します。
理解した内容を、また実際に車を運転することで確認し、身につけていくという繰り返しです。
このやり方は、上達が早いのです。
講習と実技の繰り返しをすれば、飛躍的に成長します。
一度でも車を運転すれば、本に書いてある内容が大変よく理解できるようになります。
「あのときのことか」
「あのときの感覚のことか」
「あの瞬間のことね」
体験を通して経験したからこそ、本を使った勉強も理解が早く、スムーズに進むようになり、身につくのも早いのです。
車の免許取得には、通常2カ月コースと短期コースの2種類あります。
通常なら、2カ月ほど時間を要します。
しかし、短期コースでも、質は2カ月コースと同じです。
濃い内容で、素早く学べます。
私は、短期コースの2週間で、さっさと運転免許を取ってしまいました。
毎日が実技と講習の繰り返しでしたが、だからこそ上達も早かった。
これは車の運転だけではありません。
人生でも同じです。
あなたは、勉強ばかりしていませんか。
「学校に通って、勉強をして、資格をとってから……」なんてことを考えていませんか。
それは一見、正攻法のように思えますが、遅いうえに身につきにくい勉強法なのです。
本を読んでいるだけでは、本当に身につきません。
いきなり実践で始めてもいいのです。
もちろん金銭的にも肉体的にも、リスクを抑えた形を取って、万が一のことがあっても取り返しができる体制にしておきます。
しかし、いきなり実践してもいいのです。
いえ、いきなり実践しないといけない。
一度でも実際に経験があると、具体的に内容がわかります。
本に書いてあることも、体験する数倍の速さで理解でき、そのうえ吸収も速い。
足りない部分は、途中で補えばいいのです。
つまずいたら、そのときになんとかすればいいのです。
教習所のような方法と同じく、まず実際に行動して、体を通して体験してみることです。
わからない部分や足りない部分は、そのときにまた勉強すればいい。
体験→勉強→体験→勉強→体験という繰り返しが、最も上達が早く、成功への近道となるのです。
「目的」と「目標」は、大きなことを成し遂げるために、必要不可欠です。
行き先を決め、手段を決めるということです。
これがないと、何も始まらないといっても過言ではありません。
当たり前のことですが、これがはっきり決まっていない人が多いのです。
行き先がわからなければ、どう行けばいいのかもわかりません。
あなたは、大きなことを成し遂げる前に、目的と目標をしっかり把握していますか。
目的、目標と言っても、期間や数字を意識した、難しい内容である必要はありません。
「何をしたいのか」を決めて、それに向けて「何をしたらいいのか」を考えるだけのことです。
「目的」=「何をしたいのか」。
「目標」=「何をすればいいのか」。
このように考えればわかりやすくなるでしょう。
大きなことを成し遂げるとはいえ、まず「何をしたいのか」が決まらなければ、走り始めることができません。
「何をしたいのか」は、必ず「自分の好きなこと」を選んでください。
ここを間違えると、もう達成できないといっても過言ではありません。
好きなこと以外、成功できないのです。
決まった「したいこと」という目的に向かって、必要な目標を立てます。
「何をすればいいのか」という目標です。
「私はアロマが大好き。アロマを使ったお仕事をしたい」という目的があれば、目標にアロマセラピストが挙げられます。
アロマセラピストという目標には、資格や学校という目標が、さらに決まります。
行き先を決めれば、道が見えます。
目的が決まれば、目標が見えてきます。
大きなことを成し遂げるためには、まず目的を設定することが大切なのです。
何をしたいのかを考え決めることは、目的を決めるということです。
目的があって、初めて次に「何をすればいいのか」という目標を立てることができるようになります。
目的があって、初めて目標を立てることができるようになります。
北海道に行きたい目標ができた。
北海道に行くためには、羽田空港に行かないといけない。
羽田空港に行くには、電車を使ってなど、目的があって初めて手段が設定できるようになるのです。
目的と目標の仕組みがわかれば、次に「目的」についてお話をします。
目標の設定というのは、実はそれほど難しくありません。
本当に大切なことは、目標より、目的です。
目的さえわかれば、何をいつまでにどうすればいいのかという目標は、おのずから見えてくるようになります。
目的さえ設定できれば、目標を決めることは簡単です。
本当に大切なことは「目的を定める」ということです。
目的を間違えると、目標も全部間違ってしまうことになるからです。
慎重になる必要がありますし、またこれからお話しすることをしっかり押さえていなければいけません。
目的は、どんなことを掲げればいいのでしょうか。
すべての人には、まず「幸せになること」という共通した願いがあります。
世界中、誰1人として例外はいません。
この「幸せになりたい」という原点を元に、目的を考えれば、ほら、もうおわかりですね。
「好きなこと」を目的にすればいいのです。
「楽しい、嬉しい、わくわく、どきどき」を軸に、目的を設定するということです。
わくわくすることをすれば、それだけで毎日が楽しくなります。
自分がしたいこと、やりたいこと、楽しいと感じることを手がかりに、目的を設定することがポイントです。
好きであるゆえに湧き出るパワーは、計り知れないほど大きい。
間違っても、目的にしてはいけないキーワードは「自慢、体裁、肩書、見栄、世間体、我慢、かっこつける」です。
それらを設定すると、嫌いなこと、やりたくもないことをしなければならなくなります。
したくもないことをしなければならない毎日に、生きがいも元気もやる気もありません。
好きなことは、勇気、元気、やる気、集中力、根気が自然と出ますが、嫌いなことは出そうと思っても出てきません。
精神的な管理でも、難しい生き方になります。
周りからの評価を気にして「比べる生き方」をすることになりますから、疲れます。
わくわくすることをしましょう。
「楽しい、嬉しい、どきどき、わくわく」を、素直に感じることをすればいいのです。
「自分は体を動かす仕事のほうが元気になれるな」と思えば、体を動かす仕事に就いたほうがいい。
「私は音楽が大好きだ」という人は、音楽に関係するお仕事がいちばんいい。
好きだからこそ、一生懸命になれ、集中ができ、根気も身につきます。
勇気、元気、やる気、集中力、根気など、特別な練習も何も必要なく、自分が好きなことをやっていれば、自然と身につきます。
わくわくすることを目的に設定すれば、自然に好きなことをする流れになります。
どうしても外せない成功のポイントを、1つ紹介させてください。
私が3年半で、本を100冊も書けた理由の1つに「最初から100点を目指さなかったから」という理由があげられます。
100点を目指さなかったから、すぐスタートを切ることができました。
自分としては、60点から80点くらいを目安に書いているつもりです。
大ざっぱに、大胆に、率直に素直に書いて、もし間違えば「そのとき考えればいい」という軽い考えです。
一部の人からは批判を受ける方法ですが、そうする方法が最も成長が早いのです。
単純な話ですが、私は待ちきれなかった。
もともと書くことが好きな性格であり、自分の考えていること、思っていることを表現したい「表現欲」が強い性格です。
だから早く書きたくて、ウズウズして、落ち着かずにいられなかった。
好きなことが目の前にあるのに、飛びつかないわけにはいきません。
私は、好きなことに素直に飛びついた子どもなのです。
もちろん100点に近い文章を書くのが理想です。
質の高い文章は、目指すべき目標です。
しかし、それでは勉強に多くの時間を費やすことになります。
私は、待ちきれなかった。
100点を目指して練習や勉強しているうちにおじいさんになります。
「せっかく覚えたことも、年を取れば忘れるのではないか」と不安でした。
いつ、自分が病気になり、立てなくなり、死ぬのかわからないからこそ、早く始めたかったのです。
だからさっさと書き始めました。
若いうちに体力で勝負し、元気なうちに勢いを出し、記憶力がいいうちに覚え、やる気があるうちに行動しました。
「鉄は熱いうちに打て」といいますが、まさにそのとおりです。
行動は、速いほど質も高くなります。
では、足りない勉強や技術はどう勉強したのかというと、書きながら勉強していました。
自分に足りない知識や技術は、書きながら勉強をしていました。
本を書いてアウトプットをしては、読書を通してインプットします。
得られた知識をまたアウトプットの繰り返しです。
書きながらですから「ここをもっと勉強したほうがいいな」というときには、その都度修正が可能です。
こうすればもっと良い表現になるのではないかと頭で考えたことは、実際に指を動かして書いて検証します。
「うん、これはいいぞ」と思えば、そういう表現を自分の得意技にして、特色を出します。
もし私が100点を目指す性格なら、本を100冊も書くことができなかったでしょう。
完璧主義の人には、とうていおぼつかない目標です。
楽しいこと、わくわくすることをしていたので、気づけばもう100冊というところが正直な感想です。
「そんなに書いたっけ?」と思い、書いた作品を振り返ってみると「たしかに100冊も書いている!」と、驚いているくらいです。
そんなに書いた気はしない。
遊びに夢中で、気づいたらこんなに時間が過ぎていた感覚がありますよね。
その感覚に、大変そっくりです。
好きであるゆえに、楽しく続けられ、成長でき、気づけばこんなに書けていたわけです。
今、書いている瞬間でさえ「面白い。どきどきする。楽しいことばかりしている人生でいいのかな」と思うくらいです。
私は、お金がないときには、いつも知恵で乗り越えてきました。
お金がなくても、知恵さえあれば、膨大な資金が必要なことでも乗り越えてしまうことができます。
知恵は、お金の代わりになります。
しかし、残念なことに、ほとんどの人が「お金がない」という理由から、諦めてしまいます。
お金はなくてかまいませんから、知恵を出してほしいのです。
知恵を出すことにお金は不要です。
それでいて、知恵はお金の代わりになることです。
知恵を出して、うまく乗り越えるための方法を見つけるのです。
たしかにお金さえあれば、自分がやりたいことのほとんどを、すぐ叶えることができてしまいます。
やる気、元気、体力がどんなになくても、お金はあらゆることを実現させてくれる素晴らしい道具です。
HAPPY LIFESTYLEのサイトをつくるとはいえ、業者にお願いをする方法があります。
実際にそうすれば、すぐ実現できるでしょうが、膨大な資金が必要です。
やりたいことは、いつもたくさんありました。
「たくさん本を書いて、サイトをつくりたい」
「もっと素晴らしいサイトをつくりたい」
「質のいいアプリケーションをつくりたい」
実現させたいことはたくさんありましたが、叶えるほどの資金力は持っていませんでした。
何十万くらいのお金なら、個人でなんとかなるでしょう。
しかし、さすがに、何千万円、あるいはそれ以上の金額になると、個人が太刀打ちできるレベルではありません。
このサイトは、何千ページものページから成り立っています。
これくらいの規模のサイト作成を業者にお願いしようと思うと、いくらくらいの金額になると思いますか。
何千万円ものお金が必要です。
100ページくらいのサイトならまだしも、何千ページもの量を業者にお願いすると、いくらお金があっても足りません。
当然ですが、そんなお金はないわけです。
そこで私は知恵を振り絞りました。
一休さんのように、何か良い方法はないかと考えに考え、……ひらめきました。
最初に思いついたことといえば「私が勉強して、サイトをつくってしまう」という方法です。
お金を出して業者にお願いをするくらいなら、自分が勉強をしてつくってしまおうと思ったのです。
若さゆえの吸収力ややる気で、乗り越えていけます。
私は元来、ITとは相性がよく、ウェブサイトをつくることが好きだったので、この作業も楽しく感じられました。
自分が一生懸命に勉強したのです。
しかし、ITとはいえ、専門的な分野です。
やがて私は、ささいな「限界」を感じます。
個人で勉強すれば、もちろんある程度のレベルまではいけますが「ある一線」が越えられないのです。
そこはまさにプロフェッショナルな領域。
専門的な分野だけに、私のような初心者が本を少しかじったくらいで到達できるレベルではありません。
しかし、自分の夢を実現させるためには、プロフェッショナルの領域までたどり着く必要があった。
なんとかならないものかと、さらに私は知恵を振り絞ります。
こんな私でも、プロのようなサイトをつくることができ、勉強も技術も身につけられ、お金を必要としない方法です。
「仕事にしてしまう」という知恵です。
私はやがて学生を終えて、就職の時期に入ります。
真っ先に向かった就職先は、IT関係の仕事でした。
サイトをつくり始めたころはまだ学生でしたが、就職活動のときには、迷わずIT関係の仕事を選びました。
私の越えられない壁を越えるためには、この方法しかないと思ったからです。
IT関係を仕事にすれば、知識や技術が身につきます。
そのうえ、お金までもらえ、社会人にもなれるアイデアです。
2003年8月25日からサイトが始まり、私の場合、個人的に勉強していましたが、限界を感じます。
そこで、さらに高みを目指すために、仕事にしてしまいました。
IT関係のお仕事に就いて、サイト作成に必要な知識や技術を身につけていきました。
1日中勉強ができるのですから、得意にならないわけがありません。
勉強ができるうえに、お金までもらえるわけです。
なかなか、良いアイデアだと思いませんか。
当時の私は、常にお金がありませんでした。
そのたびに、なんとか良い知恵はないものかと頭を振り絞り、乗り越えてきました。
「お金がないから」という理由で、逃げていませんか。
それは簡単な言い訳です。
あなただけに限らず、みんな、同じ事情です。
知恵を振り絞ってください。
お金はなくてかまいませんから、知恵を出してほしいのです。
そういえば、私がアメリカに留学していたころ、こんな光景を見たことがありました。
アメリカ人と日本人がお互いに言葉を教え合うという、光景です。
日本語を勉強したいアメリカ人と、英語を勉強したい日本人が、お互いに言葉を教え合います。
リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングのすべてが勉強できます。
そのうえ、お金もかからず、アメリカ人の友人もできるというアイデアですよね。
もちろんその人の語学力は、ぐんぐん伸びていきました。
このように、知恵さえあれば、お金はいらないのです。
夢はお金を使って叶えるものではなく、知恵を振り絞って叶えるものなのです。
私はこれまで、何度も辛口のユーザーに鍛えられてきました。
クレーマーと言ってもいいでしょう。
サイト上で、ちょっと気に入らないところがあると、わざわざ指摘してくれます。
「なんとかしてくれ」
「ちょっとこれ、おかしいんじゃないの?」
「ここが変だよ」
「こうしたほうが、もっと見やすくなると思う」
別に私からお願いをしているわけではありませんが、わざわざ細かいところを指摘してくれます。
どれも耳の痛い話ばかりですが、往々にしてそうした内容は、自分のためになることばかりであったりするのです。
クレームを聞くのはつらいですが、指摘内容はたしかに正しい。
たくさんの人のクレームや批判を受けながら、サイトを向上させていくことができたのです。
通常「サイト診断」というサービスを受けるためには、いくばくかのお金を支払わなければなりません。
自分ではどうしても主観的になりますから、ほかの人に見てもらい、悪いところや改善するべきポイントを見てもらいます。
クレーマーというのは、このサイト診断を無償で提供してくれる支援者と考えることができます。
大変ありがたい存在です。
今、サイトのすべてのページに「目次」をつけていますが、実はユーザーからいただいたアイデアです。
「ページを移動しやすくするために、すべてのページに目次をつけてほしい」という要望から生まれました。
「次のページ」というリンクも、ユーザーからの注文が発端です。
すべてのクレームは、サイトを改善するきっかけになります。
ユーザーからの注文は、実現できる範囲内なら、できるだけ対応したいと思っています。
クレーマーとは、無償の支援者なのです。
自分の考えだけに頼って進めていくと、偏りがちになり、周りが見えなくなります。
会社経営でも、ワンマン経営では視野が狭くなり、経営に悪い影響を及ぼしてしまうといわれています。
私も書いてつくっているのは、私1人ですから、主観的にならざるを得ません。
私が客観的な見方をすれば済むことですが、口に言うほど、簡単にできることではありません。
つくっている側には、見ている側の感覚はなかなかわからないのです。
仕方ないといえば、仕方ない事情です。
私にとって、客観的な見方を知るために、クレーマーは重要な存在でした。
往々にして、クレーマーというのは、サイトを熱心によく見てくださるお客さまです。
よく見ていないと気づかないような、重箱の隅をつつくような指摘をしてくれます。
それは、私にとって客観的な見方を知るために、大切な情報源なのです。
HAPPY LIFESTYLEを運営している中でいちばんよくいただくクレームは「誤字脱字が多い」という指摘です。
朝の挨拶のように、よく話しかけられます。
私の大ざっぱな性格とスピードを重視した執筆作業のため、誤字脱字は出てしまいます。
自分では、大丈夫と思っても、私だけのようです。
ある日、誤字脱字対策のため「校正ソフト」を購入しました。
私の性格上の欠点を補うために、ほかの道具に頼ることにしました。
機械に頼っているため、人間のようなアナログな校正はできませんが、このソフトのおかげでだいぶ誤字脱字が減りました。
欠点を知れば、対策を立てることができます。
客観的な見方ができれば、改善策も見えてきます。
クレームや批判は、視野を広げるための大切な言葉なのです。
私は作品を書くとき、絶対的に守っているルールがあります。
これは1冊目を書き始めた当初から今まで、ずっとかたくなに守り続けているルールです。
このルールのおかげで、質の高い文章ができているといっても過言ではありません。
この機会に紹介をさせてください。
「中傷をしない。褒めることで話をする」というルールです。
ある話をしたいとき、切り口は重要です。
切り口には、次の2種類が考えられます。
「中傷」という切り口から話を始めるか「褒める」という切り口から話を始めるのか、受ける印象は大きく変わります。
一般的に、中傷や悪口から話を始めるほうが、てっとり早く簡単で、面白いものです。
楽をしたいときには、悪口や批判から話し始めればいい。
どんな人、物、作品にも、必ず欠点はありますから、これほど話題をつくる簡単な方法はありません。
また他人の悪口ほど、盛り上がるネタはありません。
しかし、作家として、できても、してはいけないことなのです。
作家のお仕事は、読んでもらう人に元気になってもらうことです。
読者に勇気や元気を与え、行動を励ますお手伝いをすることです。
気分を悪くさせたり、悪事の促進をしたりする仕事では決してありません。
人間関係でもそうですが、誰かの悪口をいうのは、簡単です。
面白く、すぐ注目を集めることができます。
しかし、その代わり、印象が悪くなり、人間関係が悪くなり、最終的には自分で自分を傷つけることになります。
麻薬と同じと思っていいかもしれませんね。
面白くて気持ち良い気分を味わった分、失う代償も大きいのです。
作品を書くときには、必ず「褒める」という切り口から入ることです。
褒めるということは、日常から素晴らしい点を見つけなければなりません。
人の長所を見つけたり、工夫やアイデアを見つけたり、知恵を振り絞る必要があり、なかなか一筋縄でできることではありません。
時間もエネルギーもかかりますが、なくてはならないことなのです。
褒めるという作業には時間も体力も知恵も必要ですが、質の良いコンテンツが出来上がるのです。
ときどき、睡眠時間の短さを自慢している人を見かけます。
「3時間しか寝ていない」
「忙しくて、寝る暇がない」
睡眠時間が短いことを、自慢します。
これは言い換えれば、このようになります。
「俺はこんなに頑張っているんだぞ」
「睡眠時間がこんなに短いんだぞ。偉いって言ってくれ」
「君とは違い、俺は忙しいんだ」
どうやら睡眠時間が短いことは、素晴らしいことだと勘違いしているようです。
でも、本当は、偉くもすごくもなんともないのです。
しっかり寝ていないから、仕事や勉強の効率が悪くなります。
本来はさっさとできることを「眠い。頭が回らない」と苦しみ、いつまでもだらだら続けてしまうことになるのです。
また睡眠時間が短くなる悪循環へと陥ります。
睡眠時間が短いから、仕事も勉強もできない人になっています。
私がたくさんの本を書けた背景には、睡眠時間をしっかりとったことがあげられます。
いつもは、7時間から8時間ほど、たっぷり寝ます。
少なくても6時間は、寝るようにしています。
それを下回ると、明らかに朝の体調が悪くなり、頭の回転も鈍く、作品の質に大きな悪影響を及ぼします。
決して睡眠時間を、軽視しませんでした。
成功するため、大きなことを成し遂げるためには、こつこつした「継続」が必要です。
数年にわたって大きなことを成し遂げようとしたとき、日々の体調管理は大切なのです。
「しっかり寝ること」
これが、成功への第一歩なのです。
私はある日、重大な成功ポイントに気づいてしまいました。
これを実践するようになってから、自分のやりたいことに集中ができるようになりました。
それは、次のポイントです。
「自分じゃなくてもできることはお願いする。
自分しかできないことに集中する」。
私は今でもそうですが、やりたいことはたくさんあります。
勉強が好きで、本を書きたければ、読書もしたいし、サイトもつくりたいし、サーバー管理もしたいなど、いろいろとトライしたい。
つい、同時に求めたがります。
しかし、ある日、当たり前のことに気づきました。
「人生は有限だから、たくさん求めているうちに人生が終わるだろう。焦点を絞らなければいけない」と思いました。
その対策として「自分にしかできないこと」を、まず優先するようにしました。
自分でなくてもできることは、思いきってほかの人にお願いをして、代行してもらうという作戦です。
誰でもできることを、わざわざ私がする必要はありません。
私しかできないことを、すればいいのです。
自分が叶えたい夢のために、自分がやらないことはほかの人に代行してもらい、自分にしかできないことだけを自分がします。
たとえば、サーバーの管理です。
HAPPY LIFESTYLEは、ウェブサイトですから、サーバーが必要です。
サーバーというのは、コンテンツを提供するマシンです。
今、あなたが見ているサイトはサーバーへアクセスし、コンテンツを引っ張り出してきているわけです。
もちろん私はITの分野にも興味があり、自分の部屋にサーバーを構築したいし、サーバーを自分で管理したい。
しかし、実はサーバー管理というのは、ウイルスチェックや、セキュリティー対策など、いくらやっても終わらない仕事です。
ウイルスチェックソフトのウイルス定義は、日々更新されます。
セキュリティー対策も日々チェックして、新しいバージョンが出ればすぐ更新しなければなりません。
終わりのない作業です。
突然のサーバーのダウンだけでなく、不具合にも対処しなければなりません。
以前に自宅サーバーを構築して、HAPPY LIFESTYLEを運営していた時期もありました。
そうすると、いつもサーバーの状態が気になり、執筆作業に集中できなくなりました。
そこで私は本来の業務に集中するために、サーバー管理はほかの人にしてもらうことにしました。
別に自分でなくてもできることを、わざわざ自分がする必要はありません。
レンタルサーバーの専門会社のほうが、しっかり管理してくれます。
それからというもの、私は執筆作業に、ずいぶん集中できるようになりました。
サーバー管理に気をとられなくなった分、本来やるべきことをやれるようになりました。
徹底的な自動化は、成功への近道です。
自動化を徹底すれば、本来の業務に集中でき、時間もお金も節約できるようになります。
成功のために「自動化」はなくてはならないこと。
しかし、この「自動化」を、軽く考えている人が多いようです。
同じことを繰り返す作業なら、本当に自分がわざわざ行う必要があるのか、疑ってみましょう。
「自分がしなければならない。自分のことは、自分でやる」
それはそれで素晴らしいことです。
しかし、必要はないのです。
むしろ、本当に成功したければ、意地を張ることは障害になります。
意地を張っていると、自分で背負う荷物を大きくさせてしまい、動きにくくさせてしまいます。
自動化できる方法のために、頭をひねりましょう。
工夫しましょう。
知恵を振り絞ってください。
業務が自動化できれば、人件費も時間も大幅に節約ができます。
新聞配達に例えると、わかりやすいでしょう。
わざわざ新聞の自販機に新聞を買いに行くくらいなら、新聞屋さんに自宅まで届けてもらう流れを自動化します。
そのほうが、時間もエネルギーも節約できます。
浮いた時間とエネルギーを、新聞を読むことに投下できるのです。
HAPPY LIFESTYLEでは、見えないところで、数多くの「自動化」が設定されています。
たとえば、トップページにある、日ごとに変わるメッセージの部分です。
毎日更新をしている部分ですが、私がこつこつ更新をしているわけではありません。
機械に自動的に行ってもらうようにプログラムを組んでいます。
お客さまの中には、私が毎日こつこつ更新していると思っている人がいるようです。
たしかに日々の更新は重要ですが、私が真面目に取り組んでいては時間がかかります。
それを機械に任せて自動化すれば、私は何もする必要がなく、空き時間を本来するべき仕事に充てることができます。
そのほか、メールマガジンの登録・解除・配信に関しても、自動化を行っています。
それぞれの本のメールマガジンを登録すれば、毎日1つずつコンテンツがメールで送られることになっています。
これも、私がわざわざ毎日作業しているわけではありません。
人間がしようと思うと、数人がかりになる必要があり、お金も時間もかかることでしょう。
これも「CGI」というプログラムと「cron(クーロン)」というスケジュール管理処理を組み合わせて、自動化させています。
自動化ができれば、空き時間を使って、さらにほかの仕事を行えます。
余裕ができた時間を使って、より、本来の業務に集中できるようになるのです。
私は読書が大好きです。
「やれ」と言われなくても、自分から本屋に行き、読んでしまいます。
私にとって日々の楽しみの1つです。
今まで私が読んだ本を振り返ると、ジャンルはばらばらです。
最も多いのは人生に関する本ですが、ほかにも歴史・心理学・子育て・恋愛・旅行・ペット・俳句など多種多様。
漫画や児童書を読むこともあります。
興味さえあれば、喜んでお金を出して読みます。
1つのことばかりに集中していると、1つの視点しか観察ができなくなります。
さまざまなジャンルの本を読み、できるだけ視点を増やしたい気持ちがあります。
文字ばかりを読んでいては目も疲れますから、ときどき漫画や絵本を読むこともあります。
おかげで頭を柔らかくしながら読書を楽しめ、さまざまな視点から物事を見ることができるようになります。
「漫画なんて子どもの読むものだ」と思っている人ほど、実際に漫画を読んだことがありません。
漫画についても、読んでみると深いテーマを題材にした漫画もあり、考えさせられます。
お気に入りの漫画は、岩明均氏の『寄生獣シリーズ』です。
人の存在意義と環境問題について書いた深い内容で、読みながら考えさせられました。
お金にまつわる漫画といえば、青木雄二さんの『ナニワ金融道』が有名です。
金銭を中心とした人間関係や人生をテーマとし、深いところまで掘り下げて熱く語っている力強い作品です。
芸能人が執筆されているエッセイも読んでみると、さまざまな見方や考え方の発見があり、頭がリフレッシュされます。
さまざまなジャンルの本を読むことは、心の栄養になるだけでなく、視野も広げてくれるのです。
「継続は力なり」ということわざがあります。
大きなことを成し遂げるために、大切なことです。
大切すぎて、いうまでもありませんね。
きっと「そんなことはわかっている」と思っていることでしょう。
それはそうなのですが、これが、難しいものです。
言葉では簡単に言えますが、実際はそう単純な話でもありません。
テレビをつければ、面白いテレビ番組に釘付けになる。
眠くなると、集中できなくなる。
夜になると、友人から電話がかかってくる。
寝ている最中に、電話がなって起こされる。
おなかがすけば、元気がなくなる。
一人暮らしだから、掃除、洗濯、買い物も必要。
そのうえ、仕事があって、1日の大半が取られる。
ほかの数多くの誘惑に目移りしてしまう。
自分の邪魔をするようなことばかりがたくさんあります。
私が100冊、本を書くにあたって苦労をしたのは、ここです。
「誘惑をいかに避けて通るか」ということです。
書くことそのものはたやすいことですが、邪魔されずに集中する環境を整えることが最も苦労したところです。
1日だけでもなく、1週間だけでもなく、1カ月だけでもなく、数年間にわたる継続は、なかなかできることではありません。
「継続は力」になりますが「継続そのもの」にも力が必要です。
何か継続できるような工夫や知恵を振り絞る必要があるのです。
私の場合、継続的な集中ができるように、さまざまな工夫をしています。
こうした工夫を凝らして、継続を保ってきました。
「1つのことを続けられない」という言葉を聞きますが、工夫が必要です。
知恵を振り絞り、努力が必要なのです。
私はおみくじを、大吉が当たるまで引き続けるタイプです。
おみくじで必ず大吉を出すためには、当たるまで何度も引き続ければいいのです。
「反則だ」と言われそうですが、おみくじを1回しか引いてはいけないルールはありません。
何度でも引けるような仕組みになっているのですから、大いに利用すればいいのです。
必ず、大吉を出せます。
失敗も同じです。
失敗しても、めげずに、できるまで何度も繰り返せばいいだけです。
一度失敗しただけで「もう自分はダメだ。向いていない」と、悲観することはありません。
再挑戦すればいいのです。
やり直せば、失敗は、単なる通過点でしかありません。
再挑戦をしてはいけないルールもなければ、法律もありません。
しかし、ほとんどの人が、一度できなかったくらいでめげてしまい、諦めてしまいます。
これほど、もったいないことはありません。
世の中の成功法則は「成功するまで続けること」です。
最後に物を言うのは、うまくいくまで何度も挑戦を続ける、粘り強さなのです。
HAPPY LIFESTYLEを運営していると、面白い相談をされることがあります。
「この人と結婚してうまくいくでしょうか」
こうした結婚にまつわる相談です。
どうやら結婚を考えている相手がいるようですが、結婚をしてうまくいくかどうかわからないので、質問しているようです。
私に聞かれてもわかりません。
2人に会ったこともなければ、どのような性格かも知らない。
私に聞いて、なぜわかるのでしょうか。
こうした内容の相談メールは、多くいただきます。
いつも私は次のように答えています。
「一度、同棲をすればわかりますよ」
頭の中で考えているくらいだったら、一度一緒に暮らしてみればいいのです。
結婚をしてうまくいくかどうかは、実際にそうしてみないとわからないことです。
リスクを抑えた同棲なら、結婚前に新婚生活を疑似体験ができます。
もし合わないことがわかって別れることになっても、大きな損失はありません。
小さな心の傷と、涙を流すくらいで済む話。
しかし、一度結婚してからでは、そうはいきません。
簡単に離婚というわけにはいかず、大きな犠牲が伴います。
離婚の手続きやら、せっかく祝ってくれたご両親、友人などへの申し訳なさ。
職場での評判が悪くなり、社会的にも体裁が悪くなります。
子どもがいれば、親権や養育費はどうするのか。
一度結婚してからの離婚は、解決の難しい問題に苦しめられます。
できるかぎりリスクを抑えつつ、実際に体験してみる方法が、賢い確認方法です。
世の中には、たくさんの疑似体験があります。
こうしたサービスを、あなたは最大限に活用していますか。
一度、実際に体験してから、自分にとって適切かどうかを判断すればいいのです。
いきなり大金を払って購入するより、一度体験してから判断すればいい。
突然高価な化粧品を買うより、無料お試しサンプルを使って、自分の肌に合うかどうかを確かめてみればいい。
実際に購入するかどうかは、その後でも決して遅くはありません。
服を買うときにも、試着をせずに買ってはいけません。
試着をすると、見ただけではわからなかった着心地や肌触りなどを知るきっかけになります。
一度体験をしてから購入する流れが賢い買い物です。
頭の中でイメージを膨らませるより、すぐ試着すればわかることなのです。
私を陰で支えてくれた存在の人に、今、付き合っている彼女を外すことはできません。
彼女は楽観的な考えの持ち主で、あまり物事を深く考えない性格です。
「なぜ空は青いんだろう」と考える私を横に「青いから青いんだよ」と単純でありながら、前向きに考えてしまう性格です。
ささいなことに深刻に考える私とは対照的ですが、だからこそ、ちょうど良かったのでしょう。
新しく本を書いて「本書いたよ。読んだ? 感想は?」と聞きます。
内心、私はどきどきしています。
「もしかしたら、何か指摘されるのではないか」
「何か批判されるのではないか」
ちょっとびくびくしながら聞きます。
しかし、そんな不安を一掃してくれる言葉を、いつもかけてくれます。
「うん、いいと思うよ」
彼女が本の批判をするということは、これまで一度もありませんでした。
何か1つでもいいところを褒めてくれ、それを聞いて私もほっとしていた。
この繰り返しによって、たくさんの本を書き進めていけたというのは、過言ではありません。
時には大胆に書いたり、誰も書かないような内容を書いたりしたときにも、同じように認めてくれたときには、安心してしまいます。
もしこんなとき「これはダメだよ」「こういうことは、書かないほうがいいよ」と言われていたら、今の私はいないことでしょう。
書くことが怖くなり、何も書けなくなります。
「リアクション」は、思ったより大切です。
「いいよ」と言われるか、それとも「こんなんじゃダメだ」と言われるかは、その人の人生さえも曲げてしまう力があります。
HAPPY LIFESTYLEには登場していませんが、舞台裏ではお世話になっている存在なのです。
素晴らしいアイデアほど、一瞬でひらめき、一瞬で消えます。
流れ星のように、突然現れ、すぐ消えます。
流れ星を描くいちばんの方法は、見た瞬間にすぐ書き始めることです。
すぐ書き始めないと、忘れます。
時間がたってからでは記憶が薄れ、なにより「感動」や「感激」といった気持ちまでも消えてなくなります。
私は、思い立ったらすぐ行動するようにしています。
いえ、そうしないと、うまく書けないのです。
本を書くときには、そのときに何を書こうか、ほぼすべて即興です。
即興とは、下準備なしに、いきなり本番に挑むことです。
思いついた瞬間から書き始め、指を動かしているうちに、さらにひらめいて、思わぬ文章が出来上がります。
今この文章さえ、まさに今思いついたことを、即興で書いているという状態です。
「よし、これだ!」という「思いつき」と「情熱」「感動」「感激」をもとに書いていますから、勢いのある文章が出来上がります。
HAPPY LIFESTYLEの文章は、私の気持ちの流れに沿って構成されています。
下書きをしてから、清書という流れでは、たしかに間違ってはいませんが、情熱的ではありません。
説明書のように、正しいことが書かれているけれど、面白くなくなってしまうのです。
淡々となり、理路整然としすぎて、冷たい文章になります。
ラブレターも、思い立った瞬間に書き始めるほうが、気持ちのこもった手紙が書けます。
熱い情熱ほどその場ですぐ書き始めたほうが、その気持ちをうまく表現できるようになるからです。
何度も書き直すより、そのときの気持ちをそのままぶつけて書くほうが、具体的で気持ちのこもった手紙が出来上がります。
思いついた瞬間に書き始める方法が、いちばん「熱い」のです。
私はこれまで、サイトをつくるにあたり、考えているだけではわからないことが山のようにありました。
サイトのつくり方だけでなく、デザインについて、レイアウトについて、文章の書き方など、数を挙げれば数え切れません。
「こうすれば、どうなるのだろうか」
「これは、うまくいくかな」
では、わからないことがあったときに、どうしたかというと、とりあえずやってみました。
考えているだけでは、わからないからです。
わからないことはわかりませんから、実際に試してみます。
どのような動きになるのか、動作、見え方、雰囲気になるかと、何度も繰り返して検証してきました。
もちろんうまくいかなかったことのほうが、圧倒的に多かった。
「あれ、思ったようにうまくいかないぞ」
「なぜ、こうなってしまうのだろう」
壁にあたってしまうこともありましたが、必ず原因があるはずだと、調べては修正を繰り返しながら、つくり上げていきました。
「もっと頭がよければ、すぐできるのになあ」と、自分の頭の悪さに悲観したこともありました。
しかし、こんな頭の悪い私でも、失敗と改善を繰り返せば、とりあえず確実に前には進むことができたのです。
いつのころからか、こうした方法は、遠回りに思えて、実はいちばんの近道であるということに気づきます。
発明王として有名なトーマス・エジソンは、思い立ったらすぐ発明に取りかかったといいます。
頭の中で考えているだけでは具体的にわからないから、実際に試してみるのがいちばん早かったのでしょう。
「ぱっと思いついた瞬間から動かないと、情熱はすぐ消えてしまう」と言っています。
すぐ行動することは、さまざまな成功者に共通する習慣です。
エジソンだけでなく、作曲家、作詞家、作家も同じです。
モノづくりは、アイデアが重要です。
思いついたその瞬間に実践して、確かめてみる習慣があるようです。
実践に勝る勉強はありません。
「わからないから」を言い訳にする人がいますが、わからないから、とにもかくにも一度やってみたほうがいいのです。
ある日、人気サイトの管理者にインタビューした記事の中で、印象深いものがありました。
「ホームページをつくって何がいちばん嬉しかったか」という質問記事でした。
さまざまな回答がありましたが、面白かったのは誰もが同じような感想を述べていたことです。
「いちばん嬉しかったのは、人との出会い」という言葉が目立っていたのです。
まだHAPPY LIFESTYLEをつくる前に見た記事です。
「インターネットではメールのやりとりくらいなのに、なぜだろう」と、不思議に思っていました。
当時は、その意味がよくわかりませんでしたが、今は「そのとおりだな」と理解できます。
私もサイトを運営していると、本当にいろいろな人からメールをいただきます。
中には、普段の生活ではまず出会えないような人と出会うこともあります。
中には、思わず親しくなってしまった人もいます。
意気投合して、実際にお会いした人もいました。
自分がサイトで、こうした話ばかりをしているので、私の波長に合った人たちが集まってきます。
たいていこのサイトに興味を持ってくれた人とは、私は仲良くなれるものなのです。
私も今なら、サイトを続けてきて何が嬉しかったですかと聞かれれば「人との出会い」と答えるでしょう。
いちばん嬉しいのです。
たしかに自分の作品が増えることも嬉しいですが、それ以上に人間には愛があります。
人との出会い、友情には、愛があります。
心があり、温かいです。
心のぬくもりのほうが、より印象的で感動してしまうのです。
私はHAPPY LIFESTYLEをつくっていて、大喜びをほとんどしたことがありませんでした。
喜ぶときといえば、お客さまから感謝のお手紙をいただいたときくらいです。
「ありがとうございます。ためになります」というお便りは、本当に嬉しくて、何度も読み返してしまいます。
一方、サイトを作ったときや、本を書き終わったときには、それなりに喜ぶことはあっても「大喜び」まではいきません。
「よし! できた」と、軽い達成感を味わう程度です。
「え? じゃあ、嬉しくないの?」と言われそうですが、逆です。
普段から嬉しいことをしているので、とりわけ大喜びをすることがないのです。
普段からサイトを作ったり、本を書いていたりする時間が、すでに喜びです。
「書けたこと」が嬉しいのではなく「書いていること」が嬉しいのです。
毎日喜んでいるので、特に喜びの感情が湧き出るほど、ストレスもたまっていません。
好きなことばかりをしているため、毎日が嬉しくて喜びなのです。
大喜びは、我慢をしてきた人が、ようやく達成できたときに自然と出る動きです。
つらいけど我慢に我慢を重ね、ようやく乗り越えて達成できたときに感じることです。
大学受験が良い例です。
大学受験で合格したときに大喜びができるのは「合格した」という喜びだけではありません。
勉強という苦しみからやっと解放されたという嬉しさがこみ上げてくるからです。
嫌いなことを長期間にわたって我慢しているため、解放されたとき、飛び上がるほど喜んでしまうのです。
「やった。つらい受験勉強からやっと解放される」と思い、大喜びしてしまいます。
普段から喜ぶことがないので、我慢から解放されたとき、大きく喜んでしまうのです。
もし、勉強好きの人なら、合格したときだけでなく、勉強の最中から、喜んでいます。
テストの結果ができたときだけでなく、勉強そのものに喜びを感じるはずです。
走りきったときにだけ、大喜びをするのではなく、走ることそのものを喜びにすればいいのです。
ゴールだけを喜びにするのではなく、プロセスそのものを喜びにしましょう。
2006年の暮れは「必修科目の履修漏れ問題」や「いじめの問題」が、特に目立って報道されるようになりました。
どれも文科省が関係している問題です。
一部の人は「文科省が今までほうっておいたからこうなった。文科省が悪い」と、文科省ばかりを名指しで批判します。
たしかにそうかもしれませんが、だからとはいえ文科省だけを叩けば、すべてが改善されるわけではありません。
そんなことを言う人に限って、自分は何も対策をしていないのです。
批判だけなら、誰でもできます。
批判をするくらいなら「自分には、何かできることはなかったのか」と考えることです。
「問題が起こったから、誰かの責任にしたい」というのは、人間の悪い癖です。
「いじめの問題が大きくなったから、誰かの責任にしたい」
「文科省の責任にしよう」
「すべて文科省の問題にすればいい」
このように考えている人ほど、考えの狭い人はいません。
誰かに対策をさせるのではなく「自分は何かできなかったのか」という議論をしてほしいのです。
いじめの問題も、自分がアプローチをすれば、防ぐ手だては何かあるはずです。
「必修科目が不足した問題は、高校に頼り切っていた自分が原因だ。単位の管理は自分でしよう」
こうした考えもあるはずです。
すべての問題は、自分が改善されるチャンスです。
せっかくの改善チャンスも、誰かの責任だけに押し付けてしまうと、成長のチャンスがなくなります。
私が文章を書くとき、注意を払っていることの1つに「批判をしない」というルールがあります。
批判をすれば、おのずから無責任で偉そうな文章になってしまうからです。
「あの人が悪い」
「あの人が全部悪い」
「彼らの責任だ」
このようにいえば、簡単に話が終わることです。
内容として間違っていなければ、批判は誰でも簡単にできる悪口です。
しかし、これでは根本的な解決にはなりません。
個人一人ひとりが改善意識を持たないと、全体として解決しない問題です。
私は「批判」をする代わりに「あなたがこうすればいいですよ」という話し方をしています。
人付き合いのコツにしても「悪口を言う人は最低だ。そんな人とは付き合わないほうがいい」と言えば簡単に終わる話です。
しかし、根本的な解決にはなりませんよね。
自分ができる改善策を提案しています。
「自分から挨拶をする」「感謝を口癖にする」などです。
悪口を言って問題が解決することはないように、批判をして問題が解決することはありません。
誰かの責任になすり付けるのではなく、自分ができる取り組みから行ってほしいのです。
本当の問題解決は、個人の取り組みが重要です。
相手が悪いからと言って、集中してののしるのではなく、まず自分に何かできないかと考える癖をつけておくことです。
私は現在、仕事をしながらサイトを運営するという二足わらじの生活を送っています。
「なぜHAPPY LIFESTYLEに集中しないの?」と思うでしょう。
実は、これにはちょっとした理由があります。
仕事をしていると1日のほとんどの時間を取られてしまい、平日はサイトまで手が行き届く暇も余裕もありません。
時には、仕事で叱られることもあれば、つらい仕事を担当することもあります。
「仕事を辞めようか」と思った時期もありました。
しかし、仕事がやめられなかった。
「仕事によって得られる成長」があったからです。
成長ができるうえに、お金までいただけるというおいしい話は、ほかにはありません。
余計にやめられない。
仕事によって得られる成長は、HAPPY LIFESTYLEをつくるうえで、今どうしても必要不可欠なことです。
仕事をしているから、HAPPY LIFESTYLEが成長していると言っても、まったく過言ではありません。
おかげで今、実際に100冊も書くことができたのです。
仕事は、HAPPY LIFESTYLEの邪魔をしているどころか、貢献しています。
HAPPY LIFESTYLEでは、さまざまな話題が出ていますが、その多くは仕事を通して得られた出来事が多い。
つらいことや苦しいことがあったおかげで、考える機会を設けることができ、私が成長するチャンスになっています。
むしろ仕事をしながらであったから、100冊も書くことができました。
仕事で時間が取れなくても、休日を使ってサイトを作ったりすれば、いいだけのことです。
そういえば「好きなことをしすぎない」ということも、意識していました。
「え? 好きなことをしていればいいんじゃないの」と思うでしょう。
たしかにそれはそうなのですが、いくら好きなこととはいえ、毎日同じことを繰り返してばかりいると、飽きてきます。
単調になり、だんだんマンネリになってくると、最終的には嫌いになってしまうことがあります。
あなたがいくら、メロンが大好きとはいえ、朝も昼も夜も毎日食べていると、だんだん嫌いになりますよね。
単調になり、味に飽きてしまい、大好きが大嫌いになります。
好きなことほど、ときどき休めたほうがいいのです。
嫌いにならないように、しすぎないようにします。
私は大好きなことをしすぎないよう、ときどき休憩を入れていました。
いくら私が読書好きだからとはいえ、ずっと本ばかり読んでいると、頭がくらくらしてきます。
度が過ぎれば、好きなことも嫌いになってしまいます。
ときどき読書から切り離す時間をつくって、生活が単調にならないように気をつけていました。
大好きなことばかりに集中せず、たまには休憩や気分転換を含めて「好きなことから離れる時間」というのは、大切なのです。
大きなことを成し遂げるためには「気分転換」はなくてはならないことです。
気分転換なしに、立て続けにできればいいですが、現実はそう単純なものではありません。
同じことばかり繰り返していると、頭が固くなります。
視野が狭くなり、1つのことしか考えることができなくなります。
私は本を書くことが好きですが、書くことばかりはしないように気をつけていました。
執筆の人間にとって、同じことの繰り返しは、致命的です。
一方向しか考えられなくなり、主観的になり、客観的な見方ができなくなってしまうからです。
毎日繰り返し同じことばかり続けていると、飽きてしまい、嫌いになってしまいそうだった。
ときどき気分転換として、本を書くこと以外のことを楽しんでいました。
完全に本を書くことを忘れて、まったく違うことをします。
この気分転換が、ひらめきやアイデアのための、良い栄養となるのです。
気分転換の時間から、たくさんの力を得ています。
執筆のエネルギー、ひらめき、アイデアなどです。
気分転換でほかのことをしていると、今までとは違った視点から日常生活を見ることができるようになります。
新しい考えがふと、思い浮かぶのです。
気分転換を、心の栄養に変えることができるのです。
おそらく読者の皆さんは「水口貴博は、本を自分の部屋で書いている」と思っているのではないでしょうか。
とんでもない話です。
意外な事実かもしれませんが、HAPPY LIFESTYLEの本100冊のうち、99冊は自分の部屋以外で書いています。
これは本当の話です。
もし自分の部屋で書くなら、100冊も書けた自信はありません。
書けない。
どうしても書けない。
自分の部屋以外で、執筆作業をしていたから、100冊も書くことができました。
自分の部屋ほど、ゆったり、のんびりできるところはありません。
同時に、これほど自分に甘えてしまう場所もないのです。
部屋に戻ってくると「疲れた」と気が抜けてしまいます。
「ちょっとだけ休んでから勉強しよう」と思っても、もう居心地の良い自分の部屋では、のんびりせずにはいられません。
気づくと眠っていたり、だらだらしていつの間にか時間が過ぎていたりします。
ベッドがあったり、テレビがあったり、漫画があったりしているとどうでしょうか。
どうしても気が緩んでしまい、自分に甘えます。
のんびりゆったりできるから、自分の部屋なのです。
人によっては、自分の部屋のほうがいい人もいることでしょう。
しかし、私はどうしても、自分の部屋ではダメな人間になり、思うように作業が進まなくなります。
執筆は常に、コーヒーショップや飲食店に入り浸って書いています。
店員さんには顔を覚えられてしまい「またこの人がきた」という顔をしながら「いらっしゃいませ」と言われる毎日です。
初めは恥ずかしさもありましたが、だんだん慣れてしまい常連客になります。
こうした場所では、適度な話し声がありますが、不思議と私には集中のための良いBGMになっていました。
自分の部屋では、あまりに静かすぎて、かえって集中できないのです。
私の部屋には、テレビがありません。
ビデオもありません。
テレビが嫌いなわけではありません。
テレビが面白すぎて、怖いのです。
「何か面白い番組でもやっているかな」と、テレビのスイッチを入れると、大変です。
面白い番組があり、テレビの前から動けなくなります。
テレビには、強力な魔法の力があります。
スイッチを入れると、金縛りにあったかのように動けなくなり、自分のスケジュールが狂い始めます。
少しテレビを見てから勉強しようと思っても、面白い番組があって、何も勉強せずに寝てしまうことになります。
「少しテレビを見てから寝よう」と思っても、面白い番組があって、夜更かしです。
せっかく立てたスケジュールも、テレビを見ているとすぐ乱れます。
貴重な自分の時間を、テレビに吸収されているような状態です。
こうしたことを繰り返して反省した結果、あるときテレビを捨てました。
テレビは時間を奪う、時間吸収機。
見るほど、自分のやりたいことができなくなり、スケジュールが崩れます。
実際にテレビを見なくなるようになってから、自分のスケジュール管理はとてもしやすくなった。
テレビを見なければ、時代についていけなくなると思われがちですが、新聞や雑誌で必要なときに必要な情報だけを確認すればいい。
テレビは、さまざまな情報が流れ、自分でコントロールできない。
新聞のほうが、自分のペースで必要な情報を選択できるため、ベターなのです。
私は、自分の夢達成のために、家族関係は常に重視してきました。
今は東京で一人暮らしをしていますが、お盆、ゴールデンウィーク、お正月には、できるかぎり実家へ帰るようにしています。
家族関係と自分は、目には見えませんが、強いつながりがあります。
家族関係を無視すれば、やがて自分の夢も思うように進まなくなるでしょう。
今、思うように自分のやりたいことができている理由は、家族からのサポートがあるからです。
きれい事ではなく、現実としてそれは疑いようのない事実です。
金銭面だけでなく精神面でも「家族」というグループは、大きな役割を果たしています。
あまりこういうことを言ってはいけないのですが、不良やヤクザになる人は、必ずと言っていいほど家族関係が悪い。
家族関係が悪いから、不良やヤクザになってしまったのです。
しかし、勘違いしないでください。
本当の問題は、親なのです。
育てられた子どもたちが悪いのではなく、育てた親が悪いのです。
育てた親に愛情がなければ、育てられた子どもにも愛情が芽生えるはずがありません。
カエルの子はカエルのように、不良やヤクザになってしまうのは、そういうふうに育てた親に根本的な問題があるのです。
親の姿、態度、育て方、愛情、教育が、そのまま子どもへ反映されているにすぎません。
私は今こうしてたくさんの本が書けている背景には、親からの支えがあります。
私がすごいのではなく、親がすごいのです。
親の教育が良かったから、今の私が存在しています。
私はただ親を手本に、ここまで育ってきただけです。
手本がよければ、真似も上手になります。
金銭面でのサポート、精神面でのサポートも、親によって得られるところが大きい。
もちろん友人や彼女からも、精神面でのサポートは得られますが、親こそいちばん重要な土台です。
人生の土台なのです。
アメリカへの留学、たくさんの本が読めたことも、さまざまな勉強ができたことも、親からの資金援助があってのことです。
家族関係の安定なしに、夢の達成はなかったのです。
私がHAPPY LIFESTYLEで一生懸命になっている理由の1つに「自分の人生に意味が欲しかった」というのがあります。
正直に告白してしまえば、自分の人生に何かの意味をつけたかったのです。
私には過去、生まれてしまったからただ仕方なく生きていた時期がありました。
自分の意思ではなく、言われるがままに学校へ通い、言われるがままに勉強をしてロボットのように過ごしていた日々がありました。
いえ、生まれてきたことは、私の意思ではありません。
ある日、気づけば「水口貴博」という名前で、この世にいました。
性別は男、出身は愛媛県、父がいて、母がいて、そのほかたくさんのことが、すでに決められていました。
「自分は何のために生まれてきたのだろう」
「私は何をすればいいのだろう」
それらに特別な意味があるわけではなかった。
しかし、私は、なんとかして自分の人生に意味が欲しかった。
ただ淡々と生きている自分の人生がむなしくて、なんとかしたかった。
生まれてしまったから仕方なく生きている人もいますが、それだけは、私にはどうしても耐えられない生き方だった。
小さいころは、大きな夢を描いていたことも、大人になれば、現実という壁にもろくも崩れ去ってしまう人がほとんどです。
私も、そうなりそうな時期がありました。
仕方なく生きている人たちと同じ一員になるのが、嫌だった。
夢のない「抜け殻人間」になることだけは、絶対に避けたかった。
だからHAPPY LIFESTYLEをつくっています。
自分の人生に、意味をつくるために。
HAPPY LIFESTYLEでたくさんの文章を書いている理由は、自分の人生に自分で意味をつけるためです。
このようにたくさん書いて、たくさんの人の役に立つことが、唯一、今の自分にできること。
生きている証し、生きている証拠、生きている意味を自分でつくるために、日々HAPPY LIFESTYLEを大きくしています。
このサイトそのものが、私の生きている証しであり、生きている証拠であり、生きている意味そのものです。
生きがいと言えば大げさと思われるかもしれませんが、実際は本当に生きがいそのものになっています。
HAPPY LIFESTYLEは、水口貴博そのものなのです。
ついに、100冊目の最後の文章です。
自分には、ゴールのように思っていた100冊目です。
実際にたどり着いてしまうと、意外な気持ちが湧き上がってきました。
感動ではありません。
感謝です。
ここまで来ることができたことは、たくさんの人からの協力や出会いがありました。
私が100冊目完成の記念に感じた気持ちは「感動」より「感謝」でした。
以前、ある本のあとがきに「お世話になった人への感謝」をつづった文章を見たことがあります。
なぜ本の最後に書くほど重要なことなのかと、そのときは意味がよくわかりませんでしたが、今はわかります。
たしかに100冊書き終えようとしている今、自分が感じていることは、感動より、感謝です。
今の自分が存在できていることへの、感謝が止まらないほど湧き出てきます。
不思議な感覚で、言葉でうまく表現できません。
いろいろな人との出会いがあり、ここまで私は来ることができています。
過去を振り返れば、次々とたくさんの人の顔が浮かんできます。
父や母、祖父や祖母、妹、親戚、友人、留学で出会った数々の人々、恩師、上司、部下。
数を数えれば切りがありません。
私を育ててくれたお父さん、お母さん、どうもありがとう。
あまり話はできていない妹へも、本当に感謝しています。
無駄と思える出会いは、1つもありません。
私は100冊目を1つの区切りとして、ゴールとしていました。
このゴールを、これからのスタートにします。
今まで書いてばかりでしたが、これからは書いた作品の生かし方にも目を向けていきたいと思います。
もちろんこれからもたくさん役立つ記事を書くつもりです。
100冊は単なる1つの通過点にして、また明日も、今日と同じように走り続けます。
この文章を読んでいる読者にも、感謝です。
メッセージをいただくことはなくても、私の文章を読んでくださることは、ありがたいことです。
本当にありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。