社交場のお付き合いで、ときどき終業後に飲みに行くことがあります。
会社の上司や同僚と一緒に、コミュニケーションを深めようと、ときどき飲みに行くくらいならいいでしょう。
飲むことでざっくばらんな話ができ、仲も深まることでしょう。
テレビに出演する人には、声の小さな人はいません。
声が小さいと、仕事にならないからです。
マイクが通らず、存在感も薄く、テレビに出ている意味がありません。
挨拶で忘れがちなのは、相手の目を見て挨拶をすることです。
「それくらい当たり前じゃないか」と思うでしょうが、ここが重要です。
普段はできても、忘れがちな状況があります。
ほかの人と差をつけるポイントは、資料をホチキスで留める場面にあります。
仕事で資料をホチキスで留めることがあるでしょう。
このとき、横向き(ー)で留めるのは要注意です。
ある日のことです。
部下の1人が「○○したほうがいいと思うんですけど」という提案をしてきました。
提案は嬉しいです。
仕事で差がつくのは「雑用」です。
仕事というほどでもないが、仕事の整理には必要な仕事です。
掃除・お茶くみ・電話対応・コピー取り・資料整理……。
人と差がつくのは、仕事の方法・効率・スピードはもちろんですが、見落としがちな点がもう1つあります。
姿勢です。
仕事における姿勢とは、大きく分けて2つあります。
商売道具をケチる人がいます。
「高いものを買うのはお金がもったいない」と考え、買おうとしません。
「使えれば十分」と考え、安物を選ぼうとします。
仕事の差は、進め方で差をつけることです。
仕事を速く片付けるためのコツを伝授します。
同じ種類の仕事を集めて、まとめて一気に処理することです。
仕事で重要なのは、タイミングです。
差をつけるのは、仕事の中身ばかりだと思われがちですが、仕事をする「タイミング」も欠かせない要素です。
タイミングによって、仕事の印象・難易度・進み具合に大きな違いが出ます。
あなたの背筋を、今、ぴんと伸ばしてみましょう。
できましたか。
さあ、それだけであなたの印象は変わりました。
世の中、何でもうまくできる人はいません。
行動には、必ず失敗がつきものです。
私も失敗は何度となく経験してきましたし、おそらくあなたも失敗は数え切れないほど経験してきたことでしょう。
仕事で差がつくのは、話し方です。
仕事ができない人の話は、無駄な内容が多くだらだら長いものです。
しかし、仕事ができる人の話は、ポイントだけを押さえた内容で、話が短いです。
仕事で差がつくのは「集中力」です。
正確さ・スピード・コミュニケーション……と言いたいところですが、それらの根源は集中力です。
集中力は、すべての能力に通じます。
みんなが嫌がる仕事は、嫌な気持ちで引き受けるから、嫌な気持ちになります。
嫌だという否定的な気持ちが大きいほど、仕事を受けて、進めるときのストレスも大きくなります。
ストレスは「やらされている」と思ったとき、大きくなります。
仕事を定時で終わらせるかどうかは、仕事力があるかないかの、1つの基準になります。
たとえば学校では、勉強のできない人ほど、居残りで勉強をさせられます。
ほかの人より学力がよくない人は、足りない学力を補うために、居残って勉強をすることになります。
趣味を持つと、仕事にいい影響を与えます。
趣味はないより、あったほうがいい。
たとえその趣味がかっこ悪くても、とことん突き詰めていけば、素晴らしい才能に変わる可能性があります。
ビジネスの身なりといえば、黒のスーツに、白のワイシャツ、黒の靴です。
女性も、黒のスーツに、白のワイシャツ、黒のヒールがいちばんスタンダードな格好です。
当たり前で、無難で、いちばん落ち着いた姿です。
「締め切り」を見れば、プロなのかアマチュアなのかがわかります。
プロとアマチュアの違いは「締め切りがあるかないか。守れるかどうか」です。
アマチュアは、仕事を気分で進めます。
ほかの人と差をつけるためにはどうすればいいのか
仕事で差をつけるなら「はっきり」を心がけましょう。
自分の仕事がどれだけはっきりしているかを気にしましょう。
コミュニケーションの中心は、言葉です。
もちろん言葉だけのコミュニケーションで十分といえば十分なのですが、あまりに平凡です。
ほかの人と差をつけて仕事をするためには「コミュニケーション」に加えて「身ぶり手ぶり」を加えてみましょう。
スーツに限っては、お金をかけてもかまいません。
お金をかけるとはいえ、ブランドや派手な柄のスーツを買うという意味ではありません。
普通のスーツでかまいませんから、品質がよく、落ち着いた柄で、丈夫なスーツがいいでしょう。
「もうダメだ。限界だ……」
あなたが仕事の限界だと思うとき、もう一踏ん張り、頑張ってみませんか。
ほんの少しでいい。
「褒めること」と「悪口を言わないこと」は、どちらのほうが重要でしょうか。
褒めることは、コミュニケーションに花を加えることです。
悪口は、コミュニケーションに泥を塗ることです。
「うまくいかなかった。自分は運が悪い……」
不運を嘆く人がいます。
運が悪いかどうかという悩みは、あってないようなものです。
人が嫌がる仕事を、あなたが進んですれば、必ず目立ちます。
1人が嫌がる仕事は、たいていの場合、みんなが嫌がる仕事です。
みんなが嫌がる仕事を、あなたも嫌がっていたのでは、同じです。
「会社に来ても、特にすることがない……」
「やりたいと思う仕事が回ってこない……」
「同じ仕事ばかりで、マンネリだ……」
上司から指示された仕事を、何でも「はい」と答えるイエスマンでは、単なるロボットです。
イエスマンではなく、Whyマンになることです。
仕事の内容や意味を理解して「Why」を気にするときに、差がつきます。
私は困ったときには、よく人に相談します。
仕事について、アイデアについてなど「何か良い方法はないものか」と頭をひねります。
1人でできることは、1人でしたほうがいいので、自分で考えてやってしまいます。
プロと聞くと、まず連想するのは「高い技術力」です。
普通の人ができないような巧みな技を、軽々こなせる人を思い浮かべてしまいます。
特に社会に入ったばかりの新人は、少しでも早くプロになろうと、高い技術を求めてしまいがちです。
社交場のお付き合いで、ときどき終業後に飲みに行くことがあります。
会社の上司や同僚と一緒に、コミュニケーションを深めようと、ときどき飲みに行くくらいならいいでしょう。
飲むことでざっくばらんな話ができ、仲も深まることでしょう。
しかし、それも、週に1回までで十分です。
頻繁になっては、逆効果です。
お酒は、時間とお金を消費してしまうものです。
仕事で差がつくのは、1杯のお酒より、1冊の本です。
1杯のお酒は、軽く酔って終わりですが、1冊の本で得た知識と知恵は、一生役立ちます。
お酒はたくさん飲みすぎると体に毒ですが、本はたくさん読みすぎて毒になるどころか、薬になります。
仕事でも、博識で技術を持った人のほうが有利になるのは当然のことです。
終業後飲みに行く時間があれば、本屋に駆け込んで本を一冊読んだほうが、はるかに健全なのです。
テレビに出演する人には、声の小さな人はいません。
声が小さいと、仕事にならないからです。
マイクが通らず、存在感も薄く、テレビに出ている意味がありません。
放送事故かと思われます。
出演する人は、声が大きく、はきはき話をするからこそ、会話の内容が際立ちます。
声が大きいだけで、意見は力強く、自信を持っている様子がうかがえます。
これは、社会の職場でも同じです。
仕事ができる人ほど、声が大きいです。
仕事の中心は人間関係であり、人間関係で必要とされるのはコミュニケーションです。
コミュニケーションでは、声の大きさが重要です。
もちろん度が過ぎて「うるさい」という意味ではありません。
発言するときには、堂々と声を大にして発言するということです。
声が大きい人ほど、相手としっかり意思の疎通ができます。
声が大きいだけで、存在感も説得力が出て、自分の意見が通りやすくなります。
存在感も説得力があると、社内では仕事のできる人という印象が強くなります。
仕事ができる人になりたければ、声のボリュームを少し大きくすればいいのです。
声が少し大きくなるだけで、今の仕事が向上します。
挨拶で忘れがちなのは、相手の目を見て挨拶をすることです。
「それくらい当たり前じゃないか」と思うでしょうが、ここが重要です。
普段はできても、忘れがちな状況があります。
忙しいときです。
余裕がないときほど、相手を見ずに、軽く会釈をして適当に済ませてしまいがちです。
どんな状況であろうと、挨拶のときに目を見ないと、意味がありません。
視線を外しながら挨拶されると、どんな印象を受けますか。
「私のことが嫌いなのか」と逆に不安になりませんか。
仕事で急いでいるとき、小走りをしながら軽く会釈だけで済ませると、隠し事がばれないように逃げている姿にさえ見えます。
少なくとも、そういう誤解をされる可能性があります。
挨拶は、ささいなことで、これほど印象が変わります。
いちばん大切なのは「相手の目を見ること」です。
相手の目を見て挨拶をするだけで、挨拶の誤解が減ります。
忙しくて小走りしていても、相手の目を見て挨拶をすれば、誤解されることはありません。
印象が良くなるのです。
ほかの人と差をつけるポイントは、資料をホチキスで留める場面にあります。
仕事で資料をホチキスで留めることがあるでしょう。
このとき、横向き(ー)で留めるのは要注意です。
資料をめくったとき、ホチキスの針部分で紙が破れやすくなります。
資料をホチキスで留めるときは、横向き(ー)ではなく、斜め45度(/)がベストです。
めくったとき破れにくくなります。
資料もめくりやすくなり、めくったときの収まりもよくなります。
斜め45度の止め方のほかにも、心がけておきたいポイントがあります。
ホチキスでたくさんの資料を留めるときがあるでしょう。
会議やプレゼンでは、何部もの資料をホチキスで留めることがあるはずです。
たくさんの資料をホチキスで留めるときは、資料ごとに留め位置を変えていきましょう。
同じ位置に留めていると、資料を重ねたとき、ホチキスの針と針が当たって分厚くなってしまいます。
資料には影響しませんが、資料を重ねて保管するときや持ち運ぶとき、厚みが目立って扱いにくくなることがあります。
この場合、資料ごとに5ミリずらすとスマートです。
資料の左上から「8ミリの位置」「13ミリの位置」の2パターンで留めるのが一般的です。
5ミリの隙間を空ければ、厚みを軽減させることができます。
ホチキスで留める位置にも注意してください。
絶対NGは「相手先の社名にホチキスの針を当ててしまうこと」です。
社名にホチキスの針を突き刺すのは大変な失礼に当たるため、絶対あってはなりません。
社名を間違えるのと同じくらい大きな失態であり、不快感を与える原因になります。
この場合、左上に十分な隙間が空くようデータを修正して、印刷し直すのがいいでしょう。
それが難しい場合は、少々余白が厳しくなりますが、社名にホチキスの針が当たらないよう注意しながら留めていきます。
これが仕事の工夫です。
「そこでまでしなくてもいいのではないか」と思うかもしれませんが、こういうところでほかの人と差がつきます。
なかなか気づかれにくい工夫ですが、誰も気づかないとは限りません。
意外とこういうところを上司は見ています。
「なかなかわかっているではないか」と上司から好感を持たれることが少なくありません。
思わぬところで評価アップにつながる可能性があるのです。
ある日のことです。
部下の1人が「○○したほうがいいと思うんですけど」という提案をしてきました。
提案は嬉しいです。
しかし、その提案の経緯や理由がわからなかったので「なぜ」と尋ねました。
「いえ、なんとなく、そのほうがいいと思っただけです」
なんと彼の意見は「なんとなく」という、特に大きな理由がないものでした。
もちろんその気持ちもわかります。
おそらくその人は直感型人間であり、頭の中ではイメージができているが、うまく言葉で表現できないのでしょう。
しかし、つたない表現でもいいですから「理由」を言葉にすることです。
「なんとなく」と言われても、私も困ります。
提案は、ほかの人に説明したり、上司に報告したりして検討する必要があります。
そのためには「理由」がどうしても必要です。
社会では、個人的な意見だけで話が通ることは珍しく、ほとんどの場合、きちんとした理由があってこそ話が進みます。
あやふやな理由だけでは、通る話も通らなくなります。
社会に出てからは「なんとなく」は禁句です。
どんなときにも発言する意見には「理由」をつけることが大切です。
学生時代までは「意見」だけで済まされましたが、社会人からは「意見+理由」が必要です。
それほど難しくはありません。
今まであなたが思っていた意見に、きちんとした理由を添えて発言するだけでいい。
「こうすれば○○できるので、こうしたほうがいいと思います」
「○○だから、こう思います」
「○○だと思います。なぜなら~」
意見は、どんどん言ってもいい。
理由が好ましいかどうかの判断は、上司がします。
おかしな意見でも、変わった視点からの考えは、問題の意外な突破口になる場合があります。
どんな意見にも「理由」を添えて発言しましょう。
仕事で差がつくのは「雑用」です。
仕事というほどでもないが、仕事の整理には必要な仕事です。
掃除・お茶くみ・電話対応・コピー取り・資料整理……。
どれもかっこいいとは言えず、面倒くさい仕事です。
「雑用」というだけあって「雑」に済ませてしまいがちです。
雑用は誰もが嫌がるため、適当に済ませがちです。
だからこそ、丁寧にしっかりやれば、差がつきやすいです。
いかに雑用を、きれいに・丁寧に・素早く・完璧にこなせるかです。
「こんな雑用をするために会社に来ているわけじゃない。もっと大きな仕事が欲しい」
会社の重要な仕事を、いきなりあなたに任せたりしません。
任せられるかどうかの判断は、あなたがどのくらい雑用を、真面目に、丁寧に、きちんとできるかで判断します。
登竜門です。
雑用がしっかりできる人は、仕事もしっかりできます。
しかし、雑用もできない人は、仕事もできるはずがありません。
雑用ほど、差がつきやすい仕事はないのです。
人と差がつくのは、仕事の方法・効率・スピードはもちろんですが、見落としがちな点がもう1つあります。
姿勢です。
仕事における姿勢とは、大きく分けて2つあります。
つまり、積極的か、消極的かの違いです。
消極的な姿勢の人は、仕事の指示があるまで動きません。
やる仕事がなければ、仕事をサボり始めます。
しかし、積極的な姿勢を持つ人は、仕事がなくなれば仕事を取りに行きます。
少しでも自分を向上させたい、磨きたい気持ちがあります。
自分磨きは、仕事を通してするのがいちばんです。
仕事という石にぶつかって、自分を磨けばいい。
たくさん仕事をすれば、考える機会、人とコミュニケーションする機会が増えます。
考える機会が増えれば、発言が正確に力強くなり、自信につながります。
人とコミュニケーションの機会が増えれば、人との関係が良くなります。
ほかの人と差がつきます。
人との関係が、ほかの人よりちょっといいだけで、仕事では差が生まれます。
仕事がなくなれば、仕事を取りに行く姿勢を持ちましょう。
いちばんの自己啓発は、仕事を取りに行くことなのです。
商売道具をケチる人がいます。
「高いものを買うのはお金がもったいない」と考え、買おうとしません。
「使えれば十分」と考え、安物を選ぼうとします。
残念ながら商売道具をケチる人は、良い仕事はできません。
たしかに節約は大切ですが、これは誤った節約です。
安物を選ぶと、ろくなことになりません。
使いにくかったり、動作が遅かったり、すぐ壊れたりするため、仕事の結果に影響します。
これではきちんとお客さまの期待に応えられません。
依頼が来なくなって、収入が悪くなり、自分の首を絞めることになるのです。
商売道具は、節約するところではありません。
むしろ奮発するところです。
良い商売道具を持てば、良い仕事ができるようになります。
良い仕事ができれば、それだけ収入も直結するのです。
「弘法筆を選ばず」という格言があります。
「本当の名人は、道具の良しあしに関係なく、立派な仕事をする」という意味ですが、うのみにしてはいけません。
それはあくまで弘法だからできることです。
弘法のような名人でも達人でもない普通の人間なら、素直に良い仕事道具を使うのが得策です。
「弘法筆を選ばず」と言いますが、もし弘法が筆をきちんと選べば、もっと良い仕事ができたはずです。
自分の商売道具は、ケチらず、むしろしっかりお金をかけましょう。
品質の良いものは長持ちします。
商売道具は、収入に直結します。
良い商売道具と持てば、良い仕事ができます。
良い仕事ができれば、それだけお客さまにも喜んでいただけるようになります。
お客さまに喜んでもらえるようになれば、収入にもつながります。
当然ですが、借り物もNGです。
いくら高品質の優れた道具でも、それが借り物だと十分に使いこなせません。
借り物はカスタマイズに制限があるため、自由に使いこなせません。
「汚してはいけない」「壊してはいけない」「返さなければいけない」という気持ちもあるため、仕事のブレーキになるのです。
商売道具は、できるだけ良いものを持つことです。
商売道具は、一心同体になる存在です。
質の高いものは、それだけ値も張りますが「投資」と考えてください。
良い商売道具を持てば、良い仕事ができるようになります。
良い仕事ができるようになれば、収入にもつながります。
いずれ元は取れ、マイナスからプラスに転じます。
たとえ元は取れなくても「良い仕事でお客さまを喜ばせる」という目標を達成できます。
商売道具にお金をかけるのは、本気になっている証拠です。
自分の仕事に誇りと使命を感じているなら、商売道具にしっかりお金をかけることが大切なのです。
仕事の差は、進め方で差をつけることです。
仕事を速く片付けるためのコツを伝授します。
同じ種類の仕事を集めて、まとめて一気に処理することです。
仕事が遅い人は、種類の異なる仕事を行き当たりばったりで処理します。
異なる仕事をしていると、違う種類の仕事に手を付けるたびに頭の切り替えが必要です。
頭を切り替えるために時間のロスが発生します。
間違いや失敗も多くなるでしょう。
一方、仕事の速い人は、同じ種類の仕事を集めて、まとめて一気に処理します。
ここで仕事の差ができます。
同じ仕事をしていると頭の切り替えが必要ないので、時間のロスがありません。
1種類の仕事に集中しているので、素早く処理できます。
集中できるからこそ、正確で速く処理でき、仕事の質が高くなります。
たとえば、メールチェックなら、メールチェックをまとめてします。
営業の電話なら、いくつもまとめて電話します。
手順書作成なら、手順書関連の仕事をまとめて作成してしまいます。
とりわけ特別な技術が必要ありませんから、心がけるだけで今すぐ実行できる仕事術です。
同じ種類の仕事を、まとめて一気に片付ければいいのです。
仕事で重要なのは、タイミングです。
差をつけるのは、仕事の中身ばかりだと思われがちですが、仕事をする「タイミング」も欠かせない要素です。
タイミングによって、仕事の印象・難易度・進み具合に大きな違いが出ます。
絶好のタイミングを見計らって、一気に仕事を進める工夫をしましょう。
たとえば、良いタイミングの代表と言えば「午前中」です。
メール処理や電話という仕事は、朝礼を除く午前中に行うと、速く終わります。
社会経験している私は、午前中の効果を強く実感しています。
仕事が始まったばかりは、仕事モード一色なので、メールを出しても返信が速く、電話をしても、返事が速くて内容も良いものです。
悪いタイミングとは、たとえばお昼休みのときです。
よほど緊急の用事でないかぎり、お昼休みに電話をするのはタブーです。
昼食のために席を外して連絡が取れない場合が多く、メールや電話の反応も遅くなります。
忘れていけないのは、相手は休憩中であるということです。
お昼休み中なので、雑談を楽しんでいる時間かもしれませんし、仮眠を取っているかもしれません。
あなたが寝ているときに誰かに叩き起こされれば、どう感じますか。
叩き起こした人に、悪い印象を持ってしまいますよね。
睡眠は、3大欲の1つで生存に関わる欲求ですから、邪魔する人は敵だと本能的に感じます。
お昼休み中、仮眠を取っているときに仕事の電話をしても、休憩中の相手を叩き起こしてしまうため、印象が悪くなります。
仕事だとわかっていても、やる気が起きません。
ゆえに、電話でお願いする内容も通りづらくなります。
単純な人間心理です。
ささいなタイミングによって、仕事の印象・難易度・進み具合が変わります。
仕事のできる人は、1日の仕事を午前中にまとめてやってしまいます。
もちろん1日の仕事を午前にすべてというのは難しいですが、できるだけ午前に終わらせられるような勢いで片付けます。
午前中は、ゴールデンタイムです。
そのほか、相手の機嫌がいいときも良いタイミングの1つです。
相手の邪魔にならないタイミング、相手の気分がいいタイミングを見計らって、仕事を進めていきましょう。
あなたの背筋を、今、ぴんと伸ばしてみましょう。
できましたか。
さあ、それだけであなたの印象は変わりました。
知的で、真面目で、誠実な人へと印象が変わったはずです。
人のオーラは、背筋から表れます。
背筋をぴんと伸ばしていると、知的に見えます。
ときどき背中を丸くしている人を見かけます。
背中を丸くしている人より、ぴんと伸ばしている人のほうが、仕事ができそうに見えます。
たったそれだけのことです。
まず、姿勢をよくしましょう。
世の中、何でもうまくできる人はいません。
行動には、必ず失敗がつきものです。
私も失敗は何度となく経験してきましたし、おそらくあなたも失敗は数え切れないほど経験してきたことでしょう。
こうした誰にでもある失敗をするとき、できる人はどのような失敗の仕方をするのでしょうか。
できる人が失敗をするときは、後ろではなく、前へ倒れようとします。
前に倒れたほうが、倒れながら前へと進めるからです。
言い換えれば「悪あがき」です。
これはテストのときによくあることです。
まったく勉強していないテストのとき、わからない問題はわかりません。
特に歴史の問題は、知らないことは知らないし、両手を合わせて神に祈ったところで答えが舞い降りてくることはありません。
そのため答案用紙を白紙にしたまま、提出してしまう人がいます。
しかし、白紙にしないほうがいいのです。
そこで、もう一踏ん張り、悪あがきをしてほしいのです。
どうせわからなければ、何でもいいから書いてしまったほうが、可能性があります。
会社のプレゼンのときです。
不採用になっても提出しましょう。
もちろん結果は同じです。
ダメなものは、ダメです。
しかし、見る側には「積極性」を感じます。
同じ不採用でも、目に見えないところで評価が変わってきます。
うまくいかないときでも、少しでも駒を前に進めることができるように「悪あがき」をすることが大切なのです。
差は、そうした小さなところから生まれるものなのです。
仕事で差がつくのは、話し方です。
仕事ができない人の話は、無駄な内容が多くだらだら長いものです。
しかし、仕事ができる人の話は、ポイントだけを押さえた内容で、話が短いです。
あなたの話し方をチェックしてみましょう。
ポイントだけを押さえた内容になっているでしょうか。
もちろん休憩時間なら、だらだらした話し方もいいでしょう。
しかし、仕事中の会話は、できるだけポイントを絞った内容を簡潔に述べるべきです。
時は金なりです。
時間を節約することで、自分が助かるだけでなく、相手も助かります。
もし、仕事の内容をだらだら話す人がいれば、走って逃げてください。
その人は時間泥棒です。
だらだらいうことは、ポイントが押さえられた内容になっていないということです。
話に実がないだけでなく、時間まで浪費してしまうという二重苦です。
ポイントが押さえられていない人の話を聞いても、自分の時間も相手の時間も無駄になります。
本当に理解のある人は、必ず話が簡潔です。
要点を一言でまとめることができるため、無駄な話がないのです。
仕事で差がつくのは「集中力」です。
正確さ・スピード・コミュニケーション……と言いたいところですが、それらの根源は集中力です。
集中力は、すべての能力に通じます。
集中すれば、必ずスピードが出て、仕事を進められます。
ほかのことを考えず目の前の仕事に集中するため、うっかりミスやヒューマンエラーがなくなります。
人の話を理解したり説明をしたりするときも、まずしっかり相手の話を聞き、一生懸命に話をするという集中力が求められます。
集中力は、まさに仕事の重要ポイントです。
人と差がつくのは「集中の差」と言っても過言ではありません。
短い時間でもいいですから、その間には仕事のことだけを考える時間を設けましょう。
その時間が仕事の質を高め、仕事の量を増やし、ほかの人との差になるのです。
みんなが嫌がる仕事は、嫌な気持ちで引き受けるから、嫌な気持ちになります。
嫌だという否定的な気持ちが大きいほど、仕事を受けて、進めるときのストレスも大きくなります。
ストレスは「やらされている」と思ったとき、大きくなります。
もし、自分から「やります」と先に言えば、不思議なことが起こります。
つらいはずの仕事のストレスが、激減します。
自発的になった仕事はゲーム感覚になり、ストレスが小さくなります。
「やれ」と言われてから、仕事をするのか。
「やります」と言って、自発的に仕事をするのか。
仕事の内容そのものには変わりはなくても、伴うストレスには大きな違いが生まれます。
仕事では、遅かれ早かれ、やらなければいけない仕事があります。
たいていの場合、後回しにすると、問題はさらに拡大します。
そうした仕事を「やれ」と言われるまで放置していると、いざ着手するとき、不快な気持ちも強くなります。
ストレスも大きくなるでしょう。
なら、早めに終わらせればいい。
自発的になると、仕事に前向きというイメージになり、あなたの評価も上がることでしょう。
それだけでなく、ストレスまで軽くなるという素晴らしい姿勢なのです。
仕事を定時で終わらせるかどうかは、仕事力があるかないかの、1つの基準になります。
たとえば学校では、勉強のできない人ほど、居残りで勉強をさせられます。
ほかの人より学力がよくない人は、足りない学力を補うために、居残って勉強をすることになります。
逆に言えば、居残りがない人は、成績が優秀という意味です。
時間内に覚えることをしっかり覚え、テストで合格ラインを取ることができているということです。
仕事も同じです。
仕事のできない人ほど、居残りで仕事をすることになります。
それが「残業」です。
残ってまでこなさなければいけない仕事がある時点で、何かがおかしいです。
仕事の効率が悪かったり、量が多すぎたり、協力できていなかったり、管理ができていなかったりと、理由はさまざまでしょう。
学校の居残りがそうであるように、仕事の残業も、あるということは「よくない」という警告です。
本来、優秀な人ほど、定時で帰ります。
定時までに間に合わせるように、仕事に集中して、スピードがあります。
ほかの人より差をつけようと残業するのは、逆効果です。
定時を過ぎると、職場の雰囲気がだらだらになり、余計に仕事に集中できなくなります。
本当に仕事力を身につけたければ、定時までに帰れるように業務中は仕事に集中します。
定時で帰った後に、本を読んだり、セミナーへ出かけたりして、勉強すればいい。
しかし、世の中には残業を「ほかの人より努力している」と思っている人が、いかに多いことでしょうか。
「ほかの人より努力している」のではなく「ほかの人より怠けている」のです。
残業をしようとするのではなく、残業がなくなるような仕事をしなければいけないのです。
趣味を持つと、仕事にいい影響を与えます。
趣味はないより、あったほうがいい。
たとえその趣味がかっこ悪くても、とことん突き詰めていけば、素晴らしい才能に変わる可能性があります。
かっこいい趣味であろうと、かっこ悪い趣味であろうと、突き詰めると必ずかっこよくなります。
私の職場に「携帯オタク」の30代の男性がいました。
携帯オタクということで、最初のころは社内で侮辱されていました。
彼は本当に携帯が大好きで、あらゆる携帯の機能・性能・特徴を熟知していました。
当然、携帯も同時にいくつも所有し、1カ月に何度も買い換えては性能を比べていました。
店頭の販売員より、圧倒的に知識は豊富でした。
さすがに自分の大好きな趣味だけあって、携帯の話になると誰にも負けません。
「この誰にも負けない」というのがポイントです。
彼が携帯について話し始めると、声が大きくなり、自信にあふれた態度に変わります。
仕事は普通にできる人でしたが、携帯のことになると誰にも負けないので、社内では有名になりました。
機種の変更の相談役として、欠かせない存在になったのです。
仕事に直接影響しない知識ですが、間接的に仕事にいい影響を及ぼしていました。
何でもそうですが、趣味はとことん突き詰めることです。
突き詰めれば、どんな趣味でも必ずかっこよくなります。
誰にも負けないことを1つ持っていると、やはり印象が変わってきます。
バイク・料理・読書・映画・旅行・漫画など、何でもかまいません。
私は書くのが大好きなので、社内で報告書や手順書を作成するときは誰にも負けません。
趣味は何であろうと、徹底的に磨けば、仕事に必ずいい影響を及ぼすのです。
ビジネスの身なりといえば、黒のスーツに、白のワイシャツ、黒の靴です。
女性も、黒のスーツに、白のワイシャツ、黒のヒールがいちばんスタンダードな格好です。
当たり前で、無難で、いちばん落ち着いた姿です。
あなたなら、このスタンダードな身なりから、ほかの人とちょっと差をつけるために、どうしますか。
何もしなくてかまいません。
スタンダードな格好から脱線するのは、往々にして失敗します。
ほかの人と差をつけるため、髪の色を染めたり、高級時計や高級ブランドのカバンを持ったり、高級なシャープペンシルを持つと、逆効果です。
個性としては豊かかもしれませんが、そうした格好はビジネスでは不要です。
スタンダードから脱線するにつれて、印象が軽くなり、信用や信頼が失墜します。
当たり前の姿こそ、いちばん信頼のできる姿です。
当たり前のビジネススーツを、当たり前に着こなしてこそ、差がつくのです。
「締め切り」を見れば、プロなのかアマチュアなのかがわかります。
プロとアマチュアの違いは「締め切りがあるかないか。守れるかどうか」です。
アマチュアは、仕事を気分で進めます。
やりたいときにやり、やりたくないときにはやりません。
風邪をひけば休みます。
すべては、気分しだい、体調しだいです。
締め切りらしい区切りはあっても、守れないときには「言い訳」という逃げ道で、自分を正当化させます。
しかし、プロは違います。
明確な締め切りをあらかじめ宣言し、締め切りをきちんと守ります。
もちろん人間ですから、体調が優れないこともあるでしょう。
時には、気分が乗らないときもあるかもしれません。
しかし、プロだからこそ、乗らない気分を乗せることができます。
雨が降っても、雷がなっても動じずに、仕事の締め切りを宣言したからには、締め切りに間に合うように仕事を進めます。
締め切りを守るために、仕事を調整するという「自己管理」ができます。
それがプロです。
ほかの人と仕事の差をつけるなら「締め切り」です。
明確な締め切りを設けて、宣言し、守る人が、信用されます。
宣言したとおりに仕事をこなし、締め切りに間に合うように仕事を処理する一連が積み重なり、信用や信頼へと変わります。
「締め切り」に、プロとアマチュアの違いが表れるのです。
ほかの人と差をつけるためにはどうすればいいのか
仕事で差をつけるなら「はっきり」を心がけましょう。
自分の仕事がどれだけはっきりしているかを気にしましょう。
意見、文章、考え方など「曖昧」をなくし「はっきり」とした内容に心がければいい。
曖昧な内容が多いほど、学生のような印象になります。
反面、はっきりした内容が多いほど、しっかりした社会人らしい印象が強くなります。
社会人でも、曖昧な表現を使う人が多く見受けられます。
たとえば「お昼すぎに電話をします」という表現です。
つい、口にしてしまう表現ですね。
「お昼すぎ」というのは、人によって解釈が異なります。
12時くらいのことか、13時のことなのか、14時くらいかはっきりせず、曖昧です。
こういうときには「13時半に電話をします」と言えばいい。
時間を具体的にはっきり伝えることで、誤解や間違いを防げます。
言い切る口調でかまいません。
言葉にとげがあり、苦手意識を持っている人もいるでしょう。
しかし、社会では、言い切ったほうが誤解や間違いが少なく、仕事に良い影響を与えます。
「また電話します」ではなく「10分後に電話します」と具体的な時間を伝えましょう。
「次の機会にします」ではなく「5月17日にします」と明確な日を連絡します。
「できるかもしれません」ではなく「できます」と宣言してしまいます。
いかがでしょうか。
それほど難しいことではありませんよね。
仕事で差をつけるなら「はっきり」を心がければいいのです。
コミュニケーションの中心は、言葉です。
もちろん言葉だけのコミュニケーションで十分といえば十分なのですが、あまりに平凡です。
ほかの人と差をつけて仕事をするためには「コミュニケーション」に加えて「身ぶり手ぶり」を加えてみましょう。
淡々とした説明が感情的になり、相手の印象に残りやすく、聞きやすくなります。
人間は感情が加わった話を好み、記憶にも深く残りやすくなります。
大きなものを表現するときには「大きい」という言葉に加えて、両手を大きく広げて、大きさを体で表現します。
恐怖を表現するときには「怖い」という言葉に加えて、ぶるぶる震えるしぐさを加えると、より感情が鮮明に表現できます。
身ぶり手ぶりは、あってもなくても会話に困りません。
しかし、あったほうが、さらにわかりやすい話になります。
プロのスピーカーは、身ぶり手ぶりを多用して話をします。
プロは何が違うのかというと、話の随所に身ぶり手ぶりを加えて、より感情的な会話に仕上げているのです。
スーツに限っては、お金をかけてもかまいません。
お金をかけるとはいえ、ブランドや派手な柄のスーツを買うという意味ではありません。
普通のスーツでかまいませんから、品質がよく、落ち着いた柄で、丈夫なスーツがいいでしょう。
一見当たり前のビジネススーツでも、高価なスーツになれば、やはり一目見てすぐわかります。
そのくらい重圧感、存在感、圧倒感があり、その落ち着いた雰囲気が出ています。
不思議なことに人間は、まず外見で人の印象を決めてしまいます。
内面が大切だとは思っても、最初に目に飛び込んでくるのは、やはり外見です。
ビジネスの世界でも、人の見た目は重要です。
外見が落ち着いていると、それだけで信用にまでつながってしまいます。
高価なスーツを身に着けると、不思議と自分にまで自信がついたように思えてきます。
服は人間の気持ちにまで影響します。
看護服を着ると優しい気持ちになれ、警官の服を着ると正義感にあふれた気持ちになります。
同じように、高価なスーツを身に着けていると、仕事への自信がみなぎってきます。
しっかりしたスーツによって、自分の内面までしっかりしたような気持ちになれます。
もちろん内面も大切ですが、ビジネスでは外見にも気を配りましょう。
いちばん大切な外見であるスーツに限っては、多少思いきってお金をかけてみましょう。
お金をかけてみるだけの価値はあります。
信用をお金では買うことができませんが、高価なスーツは、自信や信用につながるからです。
「もうダメだ。限界だ……」
あなたが仕事の限界だと思うとき、もう一踏ん張り、頑張ってみませんか。
ほんの少しでいい。
もう1分頑張る。
もう1回頑張る。
もう1ページ頑張る。
ほんの少しの積み重ねが、ほかの人との差になります。
差は、一気につける必要はありません。
こつこつちびちびと、小さくつけていくものです。
地道な努力は、継続するからこそ意味があります。
小さな差も、積み重なれば大きくなります。
もう一踏ん張り頑張れば、疲れて夜もぐっすり寝られることでしょう。
もう一踏ん張り頑張って、仕事の向上と快眠の両方を手に入れましょう。
「褒めること」と「悪口を言わないこと」は、どちらのほうが重要でしょうか。
褒めることは、コミュニケーションに花を加えることです。
悪口は、コミュニケーションに泥を塗ることです。
結論から言えば「人の悪口を言わないこと」のほうが圧倒的に重要です。
はるかに実行が難しいことです。
褒めて、花を加えるのは後回しでもいいですから、とにかく悪口を言って泥を塗らないことを最優先としましょう。
他人の悪口を言ってしまうと、あなたのイメージが落ちてしまい、信用・信頼の失墜につながるからです。
仕事において、信用・信頼の失墜は大きなダメージになります。
取り戻すまでに時間がかかります。
しかし、です。
他人の悪口を言ってはいけないとわかってはいるものの、それを完全に実行するのは、難しいです。
社会に出て、さまざまな人とコミュニケーションを取っていると、その難しさがわかります。
社内には、1人や2人、人の悪口が大好きな人がいます。
悪口好きな人たちと一緒にコミュニケーションを交わしていると、いつの間にか悪口に発展していることがあります。
悪いとはわかってはいるものの、話の勢いから、気づけば自分も他人の悪口に参戦していることがあります。
悪口が悪いとわかってはいても、それをしないようにするのは、かなりの努力と意識が必要です。
では、悪口を言わないように心がけるためのいい方法はないのでしょうか。
悪口を言う人とは、距離を置けばいい。
すべての人と仲良くしようとするから態度を変えて接する必要が出てしまい、ストレスになります。
距離を置けば、接点が少なくなるため、つられて悪口を言ってしまう危険も減ります。
もちろんあなたが悪口を言われてしまう立場になることもあるでしょう。
悪口を言うくらいだったら、言われるほうがましです。
それはきちんと見る人が見れば、わかってくれます。
悪口を言わないために、知恵を振り絞りましょう。
「うまくいかなかった。自分は運が悪い……」
不運を嘆く人がいます。
運が悪いかどうかという悩みは、あってないようなものです。
運は、行動力に比例して、よくなります。
運を良くしたければ、成功するまで行動し続ければいいだけです。
実に単純な話です。
成功の数と失敗の数を比べると、失敗の数のほうが何十倍も多くなるはずです。
それが当たり前です。
一度で大成功をしようと大きな期待を抱きすぎているから、失敗したときの挫折感が大きくなり、立ち上がれなくなります。
一度でうまくいくと考えないほうが、うまくいきます。
「初めはうまくいかなくて当然。何度も挑戦する」と考えればいい。
成功するまで、諦めずに何度も挑戦する姿勢があれば、運が悪いかどうかという悩みは、もはやなくなるはずです。
アメリカ16代大統領であるエイブラハム・リンカーンは、大統領になるまでに7回以上も選挙に落ちています。
ケンタッキー・フライドチキン(KFC)の創設者カーネル・サンダースも、事業に何度も失敗した経験を持っています。
65歳のときにケンタッキー・フライドチキン事業で、ようやく成功を収めました。
発明王であるトーマス・エジソンは、白熱電球を実現させるまでに5,000回以上も失敗を重ねています。
運がいいか悪いかは、行動力しだいです。
うまくいかなければ、もう一度挑戦すればいい。
挑戦して、またうまくいかなければ、さらにまた挑戦すればいい。
またダメでも、さらにまた挑戦して、うまくいくまで何度も繰り返し挑戦します。
成功するまで挑戦すれば、ほとんどの場合、何でもうまくいきます。
おみくじで大吉を出すためには、大吉が出るまで何度も引き続ければいいだけです。
人が嫌がる仕事を、あなたが進んですれば、必ず目立ちます。
1人が嫌がる仕事は、たいていの場合、みんなが嫌がる仕事です。
みんなが嫌がる仕事を、あなたも嫌がっていたのでは、同じです。
みんなと同じ仕事をしたのでは、同じ能力、同じレベル、同じ地位にしかなりません。
考え方を変えましょう。
人が嫌がる仕事を「自分のレベルを上げる挑戦」と考えればいい。
あなたがほかの人と差がつくのは、こういうときです。
みんなと逆のことをすればいい。
目立ち、力になり、レベルアップします。
誰もがやらないことをするから、ほかの人との差ができます。
あなたまで嫌がっていたのでは、せっかく差をつけるチャンスがもったいないです。
誰もが嫌がる仕事を「私がやります」と言えば、それだけで人と差がつきます。
「会社に来ても、特にすることがない……」
「やりたいと思う仕事が回ってこない……」
「同じ仕事ばかりで、マンネリだ……」
入社をして、3年を過ぎたくらいから考え始める悩みです。
新人のころは、仕事のやり方、ルール、マナーなど、覚えなければならないことがてんこ盛りです。
新人時代は、取りつく島もないくらい忙しい時期です。
しかし、そうは言っても、覚えることが無限にあるわけではありません。
同じ会社の同じ職場に、3年以上もいると、だいたいの仕事は覚え切ってしまいます。
次に襲ってくるのは「マンネリ」という惰性です。
実はこの話は、以前の私のことです。
私も3年目が過ぎたくらいから仕事に慣れてしまい「会社に来ても同じ仕事ばかりだ」という悩みを抱いたことがあります。
どの職業でも同じです。
同じ会社、同じ職場に3年以上も在籍し続ければ、マンネリにならない人のほうが珍しいです。
しかし、ここからが正念場です。
次の2種類の人にわかれてしまいます。
仕事をサボり始めると、下落する一方なのは言うまでもありません。
長く会社に在籍しているという理由だけで、偉そうな態度を取りたくはありません。
だからとはいえ、何もすることがないからとだらだらもしたくはありません。
私の場合は、自分をさらに向上させるために、業務に必要な資格を取り始めました。
目指す資格も業務に関係した資格です。
ちょうどその時期、資格の費用を会社が負担するという新ルールができたので活用しました。
今の仕事がさらに効率よく進むような役立つ資格を取得して、さらなる向上を目指しました。
定期的に「旅行」へも出かけるようになりました。
自分の見識を広げるため、できるだけ知らない土地のほうが勉強になるからと思い、海外へ1人で旅しました。
韓国・台湾・シンガポールなど、文化も土地も言葉もわからないところへ、1人で行き、自分に圧倒的な刺激と緊張を与えました。
資格を取得すると、仕事にも当然役立ち、業務が向上します。
また資格を取得しているという事実が、お客さまからの信用にもつながります。
海外旅行の経験が、話題を豊富にして、会話の幅を広げます。
惰性を打破していく工夫をしましたし、今も続いています。
「どきどき」がなくなれば、自分から高揚感を探しに行けばいい。
わくわくがなければ、自分からわくわくすることを探しに行けばいい。
そういうことは、すべて自分しだいです。
上司から指示された仕事を、何でも「はい」と答えるイエスマンでは、単なるロボットです。
イエスマンではなく、Whyマンになることです。
仕事の内容や意味を理解して「Why」を気にするときに、差がつきます。
仕事は「内容を覚える」より「流れを理解」です。
「なぜ、この仕事が必要なのだろうか」
「この仕事はどのような意味があるのか」
「なぜ突然、この仕事ができたのだろうか」
仕事と前後の流れを理解して、わからないときにWhy(なぜ)を気にする人は、必ず伸びます。
仕事そのものは「点」です。
通常、ある仕事の前後には、何らかの流れがあるものです。
お客さまのクレームがあったから、発生した仕事。
新しいプロジェクトのための仕事。
作業の前段階として、しなければいけない仕事。
仕事が発生した理由がわかると「点」から「線」へと変わります。
Whyを追求して仕事が発生した理由がわかるとき、仕事の本質がつかめます。
本質がつかめれば、仕事を進めるための効率的な手法・改善策・回避策を考えることができるでしょう。
そのためにも、きちんと仕事の意味を理解することが必須です。
きちんと仕事の意味を理解して、Whyを気にしながら仕事を進める人が、ほかの人と差がつくのです。
私は困ったときには、よく人に相談します。
仕事について、アイデアについてなど「何か良い方法はないものか」と頭をひねります。
1人でできることは、1人でしたほうがいいので、自分で考えてやってしまいます。
しかし、1人の努力の限界を感じずにはいられないこともあります。
限界だと思って諦め、仕事を進められないと、椅子に座っているだけの人になります。
時間を無駄にするのがもったいないので、困ったときにはよく人に相談します。
私は、どんどん人に聞くタイプです。
真面目な人ほど、1人で考えます。
しかし、行き詰まったときこそ、素直に人に相談します。
1人で考えて行き詰まったときには、誰かに相談してみると、思わぬ突破口を見い出すことがあります。
「3人寄れば文殊の知恵」です。
人に相談すれば、良い手法を知っていたり、別の角度から考えたりして、行き詰まっていた壁を貫けることがあります。
相談とは、時間短縮です。
社会ではたくさんの人と一緒に仕事をしなければなりません。
その状況を利用して、周りの人に相談したほうが、仕事が効率よく進むことがあります。
学校では徹底的に否定されているカンニングは、社会ではなくてはならない技術なのです。
プロと聞くと、まず連想するのは「高い技術力」です。
普通の人ができないような巧みな技を、軽々こなせる人を思い浮かべてしまいます。
特に社会に入ったばかりの新人は、少しでも早くプロになろうと、高い技術を求めてしまいがちです。
しかし、プロとは、必ずしも高い技術が必須条件ではありません。
もちろん高い技術はあったほうがいいのですが、それ以上に大切なことがあります。
本当にプロに必要な条件とは「当たり前のことを当たり前にすること」です。
基本、基礎という土台が、しっかり固まっている人のことを言います。
これができなければ、いかに高い技術があったとしても、すべてが水の泡です。
当たり前のことができて、高い技術があるならかまいません。
しかし、いくら高い技術を身につけていても、当たり前のことができない人は、もはやプロとは呼べません。
たとえば、高い技術を持っていても、毎日遅刻をして、人に嘘をついて、約束を破る人は、本当にプロと呼べるでしょうか。
いくら、高い技術があるとはいえ、こうした社会人としての基本ができていなければ、仕事どころか会社を首になります。
定時に出社して、人に誠実になり、約束はきちんと守る人の技術が、初めて評価されます。
その技術は、高度である必要はありません。
当たり前のことを当たり前にする基礎があってこそ、初めて高い技術が映えます。
人と差をつけるのは「高い技術力」ではありません。
「当たり前の力」です。
いかに当たり前のことを当たり前にするかです。
「遅刻をしない」
「嘘をつかない」
「約束は守る」
こうした当たり前は目立ちませんが、積み重なれば目立ちます。
人といちばん差がつくのは、こうした当たり前の力です。