私は70歳を超えるおばあちゃんと一緒に、富士山の頂上まで登ったことがあります。
私の母の母にあたります。
私が20歳のとき、おばあちゃんと一緒に富士山の頂上まで登りました。
長生きのポイントは、主に3つあります。
(1)栄養バランスの取れた食事
(2)適度な運動
長生きをしている方々の食生活を研究すると「腹八分目」を心がけている人が圧倒的多数を占めています。
満腹になるまで食べるのではなく、腹八分目までで抑える習慣です。
それを裏付けるかのように、私と長生きのおばあちゃんと一緒にレストランに食事に行ったとき、食事をよく残します。
噛むことは、長寿の秘訣です。
よく噛んで食べることで満腹中枢を刺激して、比較的少量の食事で満腹感を得やすくなります。
よく噛むことを心がけると、ゆっくり食べることになり、食べすぎを防ぐ効果もあります。
長生きする人は、朝食はしっかり食べ、夕食は少なめで済ませます。
夜、眠っている間は体を動かさないので、量の多い食事をしたところで、すべてのカロリーを消費しきれません。
消費しきれないカロリーは、脂肪として体内に蓄積して、肥満の原因になります。
「人が老いる」というのは、例えて言えば「さびる」と同じ話です。
いわゆる「酸化」と考えればイメージがしやすいと思います。
鉄は、使っても使わなくても、ほうっておけば自然とさびていきますね。
しっかり睡眠時間を取りましょう。
特にこれは、若いころからの蓄積が大切です。
長生きする人の生活スタイルを研究すると、睡眠時間が多いことに気づきます。
人の存在感で重要なのは、生きた長さより、生きた濃さです。
お金も友人も希望もなく、ただ長く生きていても、むなしいだけです。
しかし、お金も友人も希望もあれば、短い一生でも、有意義であるはずです。
長生きをされている方々を見ていると、愛情のあふれる生活が特徴です。
多くの人との触れ合いが、愛の触れ合いになり、心身ともに若返っているようです。
人との触れ合いは、いちばんの若返りの妙薬です。
読書家は、長生きできます。
頭を使うとぼけを防止するだけではありません。
たくさん本を読むことで知恵が身について生き方が上手になるからです。
私の祖母は、喜寿(77歳)を超えているにもかかわらず、足腰が丈夫で元気です。
話し方もしっかりしていて、傘寿(80歳)を迎える高齢とは思えません。
祖母に長生きの秘訣を聞くと「旅行」と言います。
カナダの脳外科医・神経生理学者ペンフィールドが作成した「ペンフィールドのマップ」というものがあります。
体の各部位からの入力が、感覚皮質のどの部分に投射されているかを示したマップです。
そのマップを見ると「手は最も脳を刺激する器官の1つ」ということが、一目でわかります。
サプリメントで栄養を摂取している人がいます。
食事をして、そのうえでどうしても足りない栄養分を補うという補助的な目的で、サプリメントを摂取するのはいいでしょう。
しかし、ダイエットのような理由から、食事はしないでサプリメントを中心にして食生活を送るのは良くありません。
長寿の人は、よく体を動かします。
事実、長寿の人は、適度な運動を習慣にしています。
掃除で体を動かしたり、畑仕事をしたり、犬の散歩をしたり、歩いて買い物に出かけたり、体を動かす機会はたくさんあります。
お金の使い方にも、寿命が関係します。
短命の人は、自分のためだけにお金を使います。
一見、自分のためにお金を使うなら、長生きができそうな気がします。
真面目であることがいけないわけではありません。
他人が気づかないようなところに気づき、仕事を丹念にこなす姿勢は素晴らしい。
仕事によっては、こまめな性格を重宝する内容もあります。
私の祖父は、飛び降り自殺のため亡くなりました。
タバコの吸いすぎで「肺気腫」という病気になり、苦しい生活に耐えられず、最期は病院の5階から飛び降り自殺をしました。
肺気腫という病は、タバコのニコチンによって、肺胞が機能しなくなり、呼吸をしてもうまく酸素が取り込めなくなる病です。
長生きしている人とお話しすると、皆さん素直です。
人の話をよく聞いて、私がする話を折ったり、否定したり、拒んだりしません。
そういう姿勢があるからこそ、長く生きられているのだなと思います。
ペットを飼う人は、長生きできます。
いちばんのおすすめは、犬です。
犬を飼い始めると、世話のために仕事が増えます。
定期的な健康診断は、必ず受けましょう。
自分の体のこととはいえ、自分では主観的になり、偏った食生活や悪習がわからないものです。
そこで他人に、診てもらう必要があります。
お酒は2つの顔を持っています。
・適量を守れば「酒は百薬の長」
・飲みすぎると「万病のもと」
油の多い食べ物は、食べすぎには注意です。
油は、酸化が進みやすい食事の代表です。
「酸化=さび」と考えましょう。
3大栄養素といえば「タンパク質・脂肪・炭水化物」です。
人が生きていくうえで欠かせない栄養素です。
そのほか、無機質である「ミネラル」や「ビタミン」も必要です。
「抗酸化ビタミン」をご存じですか。
人は呼吸をするだけでも、絶えず体の毒である活性酸素を生成しています。
酸素を取り入れれば、体が少しずつ酸化していくのは仕方ありません。
マラソンでは、無理をしないペースが、結果として最も走行距離を伸ばします。
速く走るのも問題ですが、逆に遅すぎるのも問題です。
自分のペースを守りながら走るとき、距離が最も伸びます。
「冷えは万病の元」といわれています。
冷えると、血の巡りが悪くなります。
血は体全身に関係があるので、血の巡りが悪くなると、免疫力や新陳代謝などが低下して、病を招く恐れがあります。
長生きできる人は、元気です。
気持ちが若いです。
私の祖母は現在80歳を超え、90歳に近づいていますが、まったくそうとは感じさせないバイタリティーがあります。
人の寿命は、どこまで遠く先を見つめているかで決まります。
近くを見つめていると、寿命が短くなります。
近くを見ていると、移ろう世の変化に流され、踊らされ、疲れ、寿命を縮めてしまうからです。
寿命が短い人は、争いが好きです。
戦い争って、勝ち負けにこだわります。
勝ったときの爽やかな気分を好み、求めています。
私の祖母は「まだ大丈夫」が口癖です。
一緒に富士山に登ったときも、孫である私が「大丈夫?」と聞くと「まだ大丈夫」と言います。
富士山の頂上まで登り切ってしまいました。
私は70歳を超えるおばあちゃんと一緒に、富士山の頂上まで登ったことがあります。
私の母の母にあたります。
私が20歳のとき、おばあちゃんと一緒に富士山の頂上まで登りました。
私は最初「さすがに途中で棄権するだろう」と思っていました。
70歳を超えるおばあちゃんが、まさか富士山頂上まで登れるわけがないと思ったからです。
5合目まではバスで行きましたが、5合目から頂上までは乗り物に頼らず、完全に自分の足で登りました。
当時、20歳の私がふらふらになりながら、苦労して登った富士山の頂上です。
私よりはるかに年上のおばあちゃんが、私より元気に頂上まで登り切ってしまいました。
このときばかりは「すごい!」と心の底から思いました。
むしろ危なかったのは、私のほうでした。
噂のとおり、頂上付近は酸素が薄く、そのせいか、途中から針が指すような頭痛に襲われました。
私のほうが途中で棄権しようかと思ったくらいです。
それでも若さのおかげで、なんとか頂上まで登り切ることができ、ご来光を拝むことができました。
富士山の頂上に登った感動より、おばあちゃんが富士山頂上まで登っているという、信じがたい光景に感動でした。
明らかに若いです。
話をするときにはよくしゃべり、本当に70歳を過ぎているのかと思うほど、ぴんぴんと元気です。
そんな健康で長生きのおばあちゃんの生活を見ていると、やはり見習うべき習慣があります。
「頭と体のバランス」が、よく取れています。
私の祖母は、現在、80歳を過ぎても、若者のように元気です。
よくしゃべり、よく運動をしています。
川柳が大好きで、気づいたことや思いついたことを題材にして、文を書きます。
新聞に投稿して、なんと優秀作品として選ばれ、新聞のコラムに載ったこともありました。
そんな祖母ですが、実はダンス教室の先生もやっています。
ダンス教室に通うため、朝早くから家を出て、教室で生徒を指導しています。
今回は、そんなおばあちゃんを思い浮かべながら、長生きのポイントを紹介します。
長生きのポイントは、主に3つあります。
この3つが、セットになります。
どれか1つでも欠けていてはいけません。
健康で幸せに長生きをしたければ、3つの要素をバランスよく心がける必要があります。
1つ目の「栄養バランスの取れた食事」は、健康のためには、バランスの取れた食事から栄養を摂取することが大切ということです。
2つ目の「適度な運動」は、筋肉増強だけでなく、ストレス解消につながります。
忘れがちな3つ目のポイントに「勉強」です。
長生きには、勉強をしようとする姿勢が必要です。
刺激を求め、前進し、生活向上を求める姿勢といっていいでしょう。
読書をしたり、経験を重ねたりでもかまいません。
勉強することで知恵が身について生き方がうまくなり、生き方が上手になるとストレスの少ない生活を実現できるからです。
もちろん勉強とはいえ、疲れを無視して没頭するのではなく、適度に楽しみながら長く続けられるのが好ましいでしょう。
この3つがそろうことで、心身が健全になり、長く幸せに生きられるようになるのです。
長生きをしている方々の食生活を研究すると「腹八分目」を心がけている人が圧倒的多数を占めています。
満腹になるまで食べるのではなく、腹八分目までで抑える習慣です。
それを裏付けるかのように、私と長生きのおばあちゃんと一緒にレストランに食事に行ったとき、食事をよく残します。
レストランの食事は、お年寄りにとって量が少し多めです。
腹八分目と感じたら「もう十分」と言って、食事をやめます。
この習慣こそ、長生きをする決め手の1つです。
残った食事は、たしかにもったいないと言えばもったいない。
しかし、無理に食べた食事のせいで体に負担をかけ、寿命を縮めてしまうというのでは、本末転倒です。
元気に長生きをするためにする食事です。
無理をした食事は、むしろ食べないほうが健康的です。
小食を心がけ、腹八分目で抑える食習慣は、臓器の消化負担を減らし、長生きにつながります。
無理をせず、食べきれないと思ったときには、素直に残したほうがいいのです。
噛むことは、長寿の秘訣です。
よく噛んで食べることで満腹中枢を刺激して、比較的少量の食事で満腹感を得やすくなります。
よく噛むことを心がけると、ゆっくり食べることになり、食べすぎを防ぐ効果もあります。
噛むことで顎を動かし、脳へ刺激を送ります。
よく噛む人は、ぼけません。
脳の健康に良いばかりではなく、体の健康にもつながる習慣です。
「よく噛んで食べれば健康になる」とは、昔からよく言われたものですが、その効果は大きいのです。
長生きする人は、朝食はしっかり食べ、夕食は少なめで済ませます。
夜、眠っている間は体を動かさないので、量の多い食事をしたところで、すべてのカロリーを消費しきれません。
消費しきれないカロリーは、脂肪として体内に蓄積して、肥満の原因になります。
また眠っている間とはいえ、内臓による消化活動は休みません。
睡眠前に食事をすると、消化のため胃や腸に負担がかかり、深い睡眠の妨げになり、浅い睡眠になります。
浅い睡眠になると、うまくストレスが解消されず、疲れが残ります。
長生きの妨げになります。
しかし、朝食をしっかり食べる分には問題ありません。
朝はたくさん食べても大丈夫です。
いえ、朝こそしっかり食べるべきです。
日中に頭や体を動かして活動するので、肥満につながることはありません。
むしろしっかり朝食を取るからこそ、日中の活動もしっかりでき、勉強や仕事に本腰を入れられるのです。
「人が老いる」というのは、例えて言えば「さびる」と同じ話です。
いわゆる「酸化」と考えればイメージがしやすいと思います。
鉄は、使っても使わなくても、ほうっておけば自然とさびていきますね。
それは、鉄と酸素が触れることで、鉄の酸化が進行するからです。
バナナをほうっておくと、だんだん茶色になります。
リンゴも切って、ほうっておけば、だんだん茶色になります。
同じ話で、酸化するからです。
酸素のある空気中に存在するかぎり、避けては通れません。
同じように、人の体もさびます。
厳密に言えば、細胞が酸化します。
人が生きて活動する際には、エネルギーが必要です。
エネルギーは、細胞と血液中の酸素とが結合することで、発生します。
その際に、少しずつ細胞のさびが進行していきます。
そのさびた細胞が増えるほど、老化していきます。
私たちは、酸素がないと生きていけません。
さびの原因である酸素をなくすわけにはいかず、細胞のさびは避けては通れない道です。
まさに、地球上、生きとし生けるものに課せられた宿命です。
しかし、です。
このさびを完全に避けて通ることはできませんが「遅らせること」ならできます。
通常、体内に取り入れられた2~3%が、活性酸素になるといわれています。
長生きをするためには、このさびの進行を少しでも遅らせればいい。
そのポイントこそ「食べる量」です。
食べる量が少なければ、消化活動のために必要とされる酸素も少なくなり、さびの進行も遅くなります。
ただ少なければ良いという問題ではなく、もちろん栄養バランスの取れた食事であることが前提です。
長寿を目指すために、食べる量を減らし、小食を心がけることです。
食べる量が多ければ、その消化のために大量の活性酸素が生産され、細胞のさびが早く進行し、老化も早く進んでしまいます。
食べる量が少なければ、発生する活性酸素が抑えられ、細胞のさびの進行も、老化の進行も緩やかにさせることができます。
1回の食事ではほんのわずかの違いです。
しかし、何年にも及ぶ小食の習慣があれば、年を追うごとに、その差は歴然となります。
長寿の人たちが、決まって小食なのは、そういう理由があるからです。
小食を心がけることは、ダイエットにつながる効果だけではありません。
ダイエット効果があると同時に、長寿につながる効果もあるのです。
しっかり睡眠時間を取りましょう。
特にこれは、若いころからの蓄積が大切です。
長生きする人の生活スタイルを研究すると、睡眠時間が多いことに気づきます。
7~8時間前後の十分な睡眠を、若いころから心がけている人が多いです。
なぜ、睡眠時間が重要なのかというと「ストレス解消」が関係します。
老化の原因は、人がさびる要因となる「活性酸素」が原因です。
その活性酸素は、生きていれば必ず発生しますが、特に「大量に発生する瞬間」があります。
ストレスを感じているときです。
精神的なストレスは、多くの活性酸素をつくり、老化を促進させてしまいます。
ストレスを感じると、その穴を埋めるために、体中が活動するからです。
ストレスがなければいいと考えてしまいますが、そう単純な話ではありません。
ストレスがない生活は、社会生活を営む上では避けられませんし、適度なストレスはむしろ勉強や仕事で良い刺激となります。
大切なことは、ストレスを「感じないこと」ではなく「ためないこと」です。
適度なストレスのある生活は心がけつつも、ストレスはためず、その日のうちに解消できればいい。
そのポイントこそ「睡眠」です。
最低6時間以上の睡眠は、必要です。
理想は、7~8時間前後です。
9時間以上の長すぎる睡眠も体によくない研究結果がありますが、忙しい現代社会に、長い睡眠を取る心配は、さほどないでしょう。
7~8時間前後の睡眠をしっかり取れば、ストレス解消ができ、健全、かつ長生きのできる生活スタイルになります。
寝るのは時間の無駄、と思わないでください。
しっかり寝ると、ストレス解消だけでなく、成長に必要なさまざまなホルモンが分泌されます。
しっかり睡眠を取れば、次の日の朝、肌の調子が良くなるのはそのためです。
まさに、美容と健康における、最高の投資なのです。
人の存在感で重要なのは、生きた長さより、生きた濃さです。
お金も友人も希望もなく、ただ長く生きていても、むなしいだけです。
しかし、お金も友人も希望もあれば、短い一生でも、有意義であるはずです。
長く生きることが、必ずしも幸せにつながるとは限りません。
大切なことは「人生をどれだけ濃く生きるか」です。
濃くするために短い人生の人もいれば、長い時間をかけて濃くする人もいます。
不慮の事故や重い病気により、やむなく短命の人もいます。
どちらがいいわけではなく、人によりますし、仕事の内容、あるいは運命にもよります。
幸せは、生きた長さより、生きた濃さで決まります。
芥川龍之介、太宰治、ベートーベン、モーツァルトなどは短命ですが、後世に多大な影響を与えました。
松下幸之助や昭和天皇は長命ですが、同じく後世に大きな影響を与えました。
長く生きることも大切です。
しかし、それ以上に、一生懸命に日々を濃く生きることのほうが大切です。
今、あなたができる最大・最高の仕事ができれば、それで素晴らしい人生だったと言えるでしょう。
中国、孔子の言葉の1つに、次のような言葉があります。
「朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり(あしたに、みちをきかば、ゆうべにしすともかなり)」
自分の天命を知り、自分ができる最大・最高の仕事ができれば、夕方に死んでもいいという意味です。
人生で大切なのは、生きた長さより、生きた質です。
天命を知り、自分の役割を完全に果たし、濃い人生を送ることです。
長生きをされている方々を見ていると、愛情のあふれる生活が特徴です。
多くの人との触れ合いが、愛の触れ合いになり、心身ともに若返っているようです。
人との触れ合いは、いちばんの若返りの妙薬です。
たくさんの人々との交流を持ち、愛情のあふれる日々を送りましょう。
私の祖母は、ダンス教室の先生をして、たくさんの生徒たちと触れ合う生活を送っています。
生徒のためにダンスを教えることで愛を与え、また生徒からも愛をもらって、愛情のある日々を楽しんでいるようです。
人間関係を大切にすることは、相手のためだけでなく、自分のためになります。
ある報告によると、認知症の老人が恋愛をすると、ぼけが回復したという驚くべき報告もあります。
愛は、すべての人にとって欠かせない要素であり、長生きのための最重要キーワードなのです。
読書家は、長生きできます。
頭を使うとぼけを防止するだけではありません。
たくさん本を読むことで知恵が身について生き方が上手になるからです。
生き方が上手になると、ストレスの少ない生活を実現できますよね。
工夫には知恵が必要です。
知恵には勉強をする姿勢が欠かせません。
長生きができている人には、勉強家が多い。
医者・政治家・弁護士は長命な人が多いですが、頭を鍛えて、生活を快適にしているからです。
頭と体は関係ないように思えますが、実は大いに関係があります。
連動しています。
たとえば、食事です。
健康のためには、バランスの取れた食事が大切ですが、その食事をつくるためには、料理の勉強、栄養の知識が必要ですね。
栄養バランスの取れた食事も、そういう知識がなければ、つくることができません。
勉強していれば、自分に足りないビタミンは何か、補うためにはどのような食事をつくり、どれだけ必要なのかがわかります。
買い物1つを例にとっても、最適な食材選びには、知識が必要です。
料理だけではありません。
楽しもうと思えば、何でも勉強が必要です。
そのためには、たくさんの本を読むことが必要です。
本は、人生に役立つ、先人の知恵の結集です。
頭を鍛えることは、ゆくゆくは肉体を上手に扱い、上手な生き方を実現して、長生きにつながるのです。
私の祖母は、喜寿(77歳)を超えているにもかかわらず、足腰が丈夫で元気です。
話し方もしっかりしていて、傘寿(80歳)を迎える高齢とは思えません。
祖母に長生きの秘訣を聞くと「旅行」と言います。
国内旅行だけでなく海外旅行にも行き、世界中の名所の話ができます。
そのエネルギッシュな活動には脱帽します。
旅行をすると、普段は慣れていないさまざまな刺激を受けます。
郷土料理・名所の絶景・土地の文化・街並みなど、新しい刺激に触れて、脳は活発に活動します。
脳の活動に必要なのは「ブドウ糖」ですが、成長に必要なのは「刺激」です。
たくさんの刺激を脳に送ることで、若々しい脳の状態を保ち、脳の健康にもつながります。
刺激を求める姿勢は、いつまでも若々しい精神状態をつくり出します。
特に海外旅行は、最高の刺激を受けるといっても過言ではありません。
国内旅行だけでは味わえない、言葉・文化・食事・通貨の違いなど、強烈な異文化を、体験できます。
世界中を駆け巡ることができる世代に生まれた私たちは、本当に幸せです。
交通手段が発達して、地球の裏側さえも、飛行機を使えば、ほんの十数時間のフライトで行けるようになりました。
夢のまた夢の世界が現実になり、海外旅行がしやすくなったと言えます。
これほど交通手段が発達していますから、その恩恵にぜひあやかって、世界のさまざまな名所を観光してはいかがでしょうか。
お金はかかりますが、昔はお金があっても実現できなかったことが、今は実現できるようになっただけでも素晴らしいと感じます。
家族で旅行をすれば、刺激だけでなく、家族間の結束も深まることでしょう。
積極的に外へ出て、さまざまな刺激に触れるよう心がけましょう。
カナダの脳外科医・神経生理学者ペンフィールドが作成した「ペンフィールドのマップ」というものがあります。
体の各部位からの入力が、感覚皮質のどの部分に投射されているかを示したマップです。
そのマップを見ると「手は最も脳を刺激する器官の1つ」ということが、一目でわかります。
まさに「手は、体の外に出た脳である」と言っても間違いないでしょう。
手と脳は連動し、手を積極的に動かすと、脳も活動を始めます。
事実、手や指先を使う仕事をしている人は、ぼけている人が少ないように思えます。
ピアニスト・バイオリニスト・作家など、手や指を動かして仕事をしている人で、ぼけている人は少ないです。
しかし、手を動かす職業ではないからと言って、諦める必要はありません。
趣味を生かすことで、手を使えばいい。
仕事でダメなら、趣味で手や指を使えばいい。
たとえば、楽器を演奏する趣味はいかがでしょうか。
私の祖母は、趣味で三味線をひいています。
三味線をひく趣味を持てば、楽しみながらぼけの予防にもなります。
また日記をつけて、手を動かす習慣もいいでしょう。
裁縫なら、家族のため、人のためになるでしょう。
手を動かす趣味は、たくさんありますので、ぜひ取り入れましょう。
ちなみに、私の場合は「タイピング」という趣味があります。
今このように、毎日大量の文章を書く仕事をしているので、タイピングの練習は欠かせません。
タイプをする文章は、ことわざ・故事成語・慣用句など、教養になる言葉です。
タイプの練習で仕事に生かすことができ、脳の活性にもなり、勉強にもなります。
タイピングの練習で学んだことわざ・故事成語・慣用句などは、HAPPY LIFESTYLEを構成する文章で生かしています。
サプリメントで栄養を摂取している人がいます。
食事をして、そのうえでどうしても足りない栄養分を補うという補助的な目的で、サプリメントを摂取するのはいいでしょう。
しかし、ダイエットのような理由から、食事はしないでサプリメントを中心にして食生活を送るのは良くありません。
サプリメントが中心になると、栄養バランスが大きく偏るからです。
健康のためには「このビタミンさえ取ればいい」というわけではありません。
たとえば、カルシウムが足りないからと、カルシウムばかりとっても、うまく補うことはできません。
カルシウムが吸収されるためには「CPP(カゼインホスホペプチド)」や「ビタミンD」もあわせて摂取することが必要です。
CPPの作用で溶けやすい状態をつくり、ビタミンDによって腸からの吸収率を高め、カルシウムは吸収され、体に生かされます。
人が1人では生きていけないように、栄養もそれ単体では効用を発揮しません。
相互の栄養が、働きを助長し合って、初めて効果が現れます。
どのビタミン・ミネラルも大切で、要は「バランス」です。
バランスを無視した摂取は、逆に体の調子を狂わせてしまいます。
長寿のために、これといったサプリメントはありません。
旧厚生省が1985年に発表した「健康づくりのための食生活指針」での健康スローガンは「1日30品目」が理想とのことです。
さまざまな食物をバランスよく摂取することで、栄養の偏りを防ぎ、生活習慣病の防止にもつながります。
最初から挑戦するのは困難ですが、できるだけ理想に近づけるように、さまざまな食物を口にする食生活を心がけましょう。
それぞれの栄養バランスが釣り合ってこそ、栄養の効果が映えるのです。
長寿の人は、よく体を動かします。
事実、長寿の人は、適度な運動を習慣にしています。
掃除で体を動かしたり、畑仕事をしたり、犬の散歩をしたり、歩いて買い物に出かけたり、体を動かす機会はたくさんあります。
面倒なことは、逆に言えば、長寿のポイントと言っていいでしょう。
適度な運動の継続が、生活習慣病を予防し、体のさまざまな免疫力も高めます。
便利な物が増えた世の中ですが、その「便利さ」という代償に「運動不足」を招いています。
便利な物にあやかりすぎて、体を動かす機会を、自ら奪っていませんか。
車を使ってばかりでは、運動不足になります。
機械はたしかに便利ですが、それにすべてを頼る生活も考えものです。
便利な機械に頼るのは、必要最小限にとどめます。
逆に、面倒なことをしようと考えます。
積極的に外に出て、運動を心がけましょう。
買い物をするためにスーパーに行くとき、歩いていける程度なら、自転車や車を使わず、歩けばいい。
わざと、降りる一駅前で電車を下車して、散歩する習慣でもいいでしょう。
休日は、平日にたまったストレスを解消するために、ウォーキングはいかがでしょうか。
歩けば歩くほどストレスは解消され、元気になります。
歩く距離の長さは、生きる人生の長さに比例するのです。
お金の使い方にも、寿命が関係します。
短命の人は、自分のためだけにお金を使います。
一見、自分のためにお金を使うなら、長生きができそうな気がします。
しかし、人は1人で生きているわけではありません。
自分のためだけにお金を使うので、友人・知人・親類からの協力を得られず、いざというときに困ってしまいます。
病気で寝込んだときも、看病してくれる人がいないと困ります。
看病ほど大げさな病でなくても、そばに誰かがいてくれるかどうかというのは、精神的に大きな影響を及ぼします。
1人きりで病と戦うというのは、精神的に不安になります。
自分のためだけにお金を使うという「得を独り占めする生き方」は、交友関係を狭め、寂しい人生になってしまいます。
一方、長命の人は、他人のためにお金を使います。
もちろん自分のためにも使いますが、他人を喜ばせるためにもお金を使います。
また他人を楽しませることを、自分の楽しみとしています。
そのため、多くの友人ができ、親類とも仲がよく、いざというときに助けてくれます。
長生きができるのです。
「物質的な援助」だけでなく「精神的な安心」も得られることでしょう。
その援助や安心を持って、人生を満喫すれば、幸せに長く生きられるのです。
真面目であることがいけないわけではありません。
他人が気づかないようなところに気づき、仕事を丹念にこなす姿勢は素晴らしい。
仕事によっては、こまめな性格を重宝する内容もあります。
しかし、真面目だけというのは、完璧主義になり、余計なストレスを生み出します。
真面目なことはいいです。
もう1つ、加えれば完璧になるからです。
ジョークです。
真面目な人は、適度なジョークを加えれば、本当の意味で完璧です。
真面目に仕事をしながら、面白いジョークを飛ばすことができれば、これ以上素晴らしい人はいません。
真面目な人はもう1つ、笑いのセンスを磨きましょう。
ジョークを飛ばして、自分も他人も爆笑すればいい。
大笑いすることは、人の気分を明るくさせ、免疫力も高める効果があります。
笑っている人ほど、長生きができるのです。
私の祖父は、飛び降り自殺のため亡くなりました。
タバコの吸いすぎで「肺気腫」という病気になり、苦しい生活に耐えられず、最期は病院の5階から飛び降り自殺をしました。
肺気腫という病は、タバコのニコチンによって、肺胞が機能しなくなり、呼吸をしてもうまく酸素が取り込めなくなる病です。
原因は、完全にタバコです。
タバコを吸っていなければ、もっと長生きができ、違う人生を歩んでいただろうなと思います。
人ごととして聞くと「はあ、そうですか」という感じでしょう。
私も身内がそうなるまでは「はあ、そうですか」という感じでした。
しかし、実際に、タバコが原因で病気になり、結果として自殺をした身内を目の前にすると、意識が変わります。
祖父は、いつも呼吸が大変そうでした。
マラソン選手が走っているような荒い呼吸を、1日中続けていて、見ている私もつらかった。
祖父は、厳しい人でした。
そんな厳しい祖父が、日に日に弱っていく姿を見るのは、私もたまりませんでした。
そう思いながらも、自業自得だったのだと思います。
タバコが体に悪いことを知っていながらやめず、そのために亡くなりました。
祖父の葬式のときに、祖父を見ると「お前もこうなりたくなければ、絶対にタバコを吸うな」と遺言が聞こえてくるようでした。
私はそういう過去があって、タバコをまだ1本も吸ったことがありません。
祖父の死の瞬間から学び、同じことを繰り返したくないからです。
自殺のような自分から死を選ぶような生き方をしたくはありませんし、長生きをしたいからです。
身内の死を研究することは、自分が長生きするために最も有効な事例です。
身内の死は向き合いにくいと思います。
不謹慎かもしれませんが、身内が亡くなったときには原因を探り、自分に生かすことが、残されたものの仕事ではないでしょうか。
身内の死を無駄にしないためにも、後に残されたものは、生き方を学び、人生に生かします。
あなたの身内を見てみましょう。
研究しましょう。
自分の人生に生かせる何かがあれば教師として、時には反面教師として、学んで生かしていきましょう。
長生きしている人とお話しすると、皆さん素直です。
人の話をよく聞いて、私がする話を折ったり、否定したり、拒んだりしません。
そういう姿勢があるからこそ、長く生きられているのだなと思います。
「長生き」と言えば「肉体の問題」かと思います。
肉体の問題でも、肉体を管理するのは、その人の心がけしだいです。
その根幹を成すのが「頑固か、素直か」です。
頑固な人は、損をします。
せっかくの人からの意見や忠告を、ドブに捨ててしまうようなものだからです。
「違う。そんなことはない。嫌だ」とかたくなになってしまうと、悪いところに気づきにくく、トラブルに見舞われるでしょう。
もし、医者の忠告に逆らえば、病は回復するどころか悪化してしまいます。
当たり前と言えば、当たり前です。
しかし、頑固な人は、素晴らしい忠言ほど否定して、聞き入れません。
長生きをするためには、素直になることが大切です。
人の意見を素直に受け止める人は、失敗や間違いを未然に防げます。
耳の痛い言葉も、素直に受け止めれば、欠点・短所の早期発見、改善ができます。
生活態度を改めたり、悪習を直したりして、より良い生活につながることでしょう。
医者の忠告に素直に従えば、病は順調に回復します。
素直になれば、生活全体が学校になり、勉強になります。
たくさんの人、さまざまな本からの学びを素直に受け止め、吸収し、生かす姿勢があれば、生活はどんどんよくなります。
改善した生活のおかげで、ストレスも減っていくことでしょう。
素直になれば、生活が改善されるのでストレスも減ります。
素直になることこそ、長寿のポイントなのです。
ペットを飼う人は、長生きできます。
いちばんのおすすめは、犬です。
犬を飼い始めると、世話のために仕事が増えます。
散歩に連れて行かなければなりませんし、散歩の途中では、糞の処理もしなければなりません。
他人に吠えたりしないように気を使います。
また犬の健康状態を保つために、餌の内容にも気を使います。
犬も虫歯になるので、甘いものは控え、健康にいいドッグフードを与えます。
犬を飼うのは、大変です。
体力と精神が必要です。
しかし、逆に、いい。
いい意味で仕事が増え、ぼけの予防になります。
またペットを飼うことで、生活の中に愛が芽生えます。
ペットとはいえ、私たちと同じ動物です。
優しいことをしてあげれば喜びますし、寂しいときには泣きます。
そういう意味で、ペットを飼うというのは「家族が1人増えた」と言っても過言ではありません。
家族が増えて、愛が増えて、ぼけの予防にもつながるのです。
定期的な健康診断は、必ず受けましょう。
自分の体のこととはいえ、自分では主観的になり、偏った食生活や悪習がわからないものです。
そこで他人に、診てもらう必要があります。
見てもらうなら、やはりその道の専門である医者がいちばんです。
会社に勤めていれば、毎年定期的に健康診断を受けることができるので問題ないでしょう。
たとえ会社に勤めていない人でも、自分から進んで健康診断を受けることです。
悪いところがあれば、早期発見ができます。
人によっては、病院を怖がる人もいます。
医者は悪いところを見つけるのが仕事ですから、診断してもらえば、何か指摘されて耳をふさぎたくなることもあるでしょう。
ですが、早く発見できれば、早期治療や改善を心がけることができ、自分のためになります。
体の調子だけでなく、歯の具合も見てもらいましょう。
歯の調子が悪くなくても、定期的に虫歯やほかに悪いところがないかみてもらえば、歯の健康も維持できます。
何かあってから対処するのではなく、何かが起こる前に対処をするという考え方が大切なのです。
お酒は2つの顔を持っています。
まったく正反対の効果です。
お察しのとおり、わかれ目は「量」です。
適量は百薬になり、飲みすぎは万病のもとになります。
まさに、諸刃の剣です。
この2つの事実を知ったうえで、適量を守ることができるなら、お酒を生活に取り入れても問題ありません。
適度な量のお酒を味方につければ、むしろ生活は豊かになります。
事実「適度なお酒は寿命を延ばす」という研究結果もあります。
「酒は百薬の長」と言われるとおり、どんな薬にも勝る効き目があります。
お酒を飲むと、体が温かくなります。
アルコールを取ることで、体全身の血行が促進され、結果、体の免疫機能を高めるからです。
また適度な酒は、ストレス解消になります。
普段は人間関係などで緊張を強いられていますが、お酒を飲むことで適度に緊張が緩み、一息つけます。
人間関係でも、アルコールが登場する場面があります。
適量を守れば、人間関係を円滑にする効果も期待できるでしょう。
ただし、適量というのがポイントです。
飲みすぎると、逆に依存症になったり肝臓を痛めたりするので、逆効果です。
適量の目安としては「酒1単位」を「1日2単位まで」です。
もちろん人の肝臓の状態にもよりますが、多すぎるくらいなら少なすぎるくらいに抑えておきましょう。
油の多い食べ物は、食べすぎには注意です。
油は、酸化が進みやすい食事の代表です。
「酸化=さび」と考えましょう。
さびたものを食べていると、体もさびてしまいます。
酸化した食物を体内に取り入れると、活性酸素という毒が大量に発生してしまい、体の老化(=さび)を促進させてしまいます。
また油の多い食事はカロリーも高く、肥満の原因にもなります。
油分の多い食事を避けることで、肥満の防止にもなります。
ジャンクフードが体に悪いのは、今さら言うまでもありませんね。
揚げ物の代表である天ぷら、唐揚げ、豚カツなど、できれば避けるようにしましょう。
もちろん絶対に食べてはいけないわけではありません。
私の場合、揚げ物は大好きです。
しかし、毎日食べるのはできるだけ控えて、記念日やご褒美のような特別な日だけ口にするようにしています。
できるかぎり油物は控えることで、健康維持につながるのです。
3大栄養素といえば「タンパク質・脂肪・炭水化物」です。
人が生きていくうえで欠かせない栄養素です。
そのほか、無機質である「ミネラル」や「ビタミン」も必要です。
皆さん、そうした栄養素は気にかけますが、忘れがちなことがあります。
水です。
体の60%以上は、水でできています。
血液とはいえ、元は水です。
水を積極的に飲めば、体中の状態が良くなります。
水こそ体中に関係する最も大切な要素だからです。
体全身に水分は関係し、当然、胃や腸の消化活動にも水分が必要です。
それだけでなく、体の体温調節機能により発汗をして、水分が失われています。
水は最も重要であり、良質の水を積極的に取り入れる習慣が必要です。
水は、喉が渇いてから飲むのではなく、普段から積極的に飲む習慣にしましょう。
特に、水分を補いながら、ミネラル分も補給できるミネラルウォーターがおすすめです。
たくさん飲めば尿意を促し、たくさんの老廃物を排出できます。
老廃物排出の効果を促し、体温調節を正常に保ち、そのほか美肌効果などが期待できます。
「抗酸化ビタミン」をご存じですか。
人は呼吸をするだけでも、絶えず体の毒である活性酸素を生成しています。
酸素を取り入れれば、体が少しずつ酸化していくのは仕方ありません。
その活性酸素の発生を少しでも抑えるために有効なビタミンこそ、抗酸化ビタミンです。
抗酸化ビタミンの代表は「ビタミンC」と「ビタミンE」です。
特にビタミンCは、ストレスを感じたときに大量に消費されます。
ストレスが多い生活だなと感じれば、ビタミンCが多く含まれている食事を取り入れてみるといいでしょう。
そのときも、やはり健康補助食品より、食事から取り入れることがポイントです。
ビタミンCはレモンに多く含まれ、ビタミンEはニンジンなどに多く含まれています。
専門的な知識と怖がらないでください。
きちんとしたビタミンとその働きを知ることは、人生を有意義にします。
マラソンでは、無理をしないペースが、結果として最も走行距離を伸ばします。
速く走るのも問題ですが、逆に遅すぎるのも問題です。
自分のペースを守りながら走るとき、距離が最も伸びます。
食事も腹八分目で抑えます。
食べきれないなと思ったら、無理やり食べず、残したほうが正解です。
仕事も、体調が悪いときには、無理をせず休んだほうがいい。
もちろん怠ける意味ではありません。
自己管理という意味で、仕方ないときには、やはり自発的に休んだほうが健康のためです。
「もう限界だ」と弱音を吐きそうになったら、無理をせず休憩をしたり、誰かに手伝ってもらったりすることです。
あらゆることに、無理をしない習慣を持ちましょう。
無理が通用するのは、若いうちだけです。
年を取ってからは、無理は体に良くありません。
無理をして頑張っている姿はかっこいいかもしれませんが、逆に言えば、寿命を縮めている姿でもあります。
マイペースが、ベストなペースなのです。
「冷えは万病の元」といわれています。
冷えると、血の巡りが悪くなります。
血は体全身に関係があるので、血の巡りが悪くなると、免疫力や新陳代謝などが低下して、病を招く恐れがあります。
事実、冷え性の人は病気になりやすい結果もあります。
冷えを予防することは、病気を予防すると言っても過言ではありません。
特に、冷え性の人は注意したいところです。
冷えを防止するためには、2つの方法があります。
「運動をして筋肉量を増やす方法」と「温かい格好をする方法」です。
冷え性は、女性に多い症状です。
女性に多い理由の1つは、筋肉量が少ないこと。
生物的な違いから、女性は男性より筋肉量が少なめです。
筋肉量が少なめであるため、動いたときの発熱量が少なく、冷えになりやすい。
しかし、女性だからとはいえ諦める必要はありません。
仕事や家事を通して体をしっかり動かしている人は、同じ女性でも冷えの症状は軽いはずです。
仕事や家事で積極的に体を動かしているので、筋肉量が増え、冷えの症状が改善されるからです。
さらに筋肉量が多くなれば、体を動かしたときの発熱が高くなり、さらに冷えの防止になります。
筋肉量を増やすために、小さなダンベルを使って筋トレをしてもいいでしょう。
いちばんいいのは、やはりウォーキングです。
ウォーキングは、体全身の筋肉をバランスよく使う運動です。
健康増進につながるだけでなく、冷えの防止にもなります。
寒いからこそ体を動かして、筋肉をつけます。
筋肉量が増えれば、冷えはおのずから解消されるでしょう。
当たり前ではないかと思う改善法ですが、重要なポイントです。
寒いときには私たちは「寒い。動きたくない」と思います。
特に寒い冬は、動くのがおっくうになります。
おっくうになって動かなければ、余計に筋肉量が少なくなり、発熱量も低下します。
発熱量が低下すれば、冷えを促進させることになり、さらに動きたくなくなる悪循環です。
心理的な面が大きく関係しています。
まず温かい格好をして、動くことへの抵抗を小さくすることです。
寒いときには動きたくありませんが、温かい格好なら、動きやすくなります。
寒くなってから温かい格好をするのではなく、寒くなる前に温かい格好をしましょう。
温かい格好をしたほうが血の巡りもよくなり、健康にも有効です。
長生きできる人は、元気です。
気持ちが若いです。
私の祖母は現在80歳を超え、90歳に近づいていますが、まったくそうとは感じさせないバイタリティーがあります。
ある日、長生きのポイントを聞いたことがありました。
「子や孫の育っていく顔を見るのが生きがいだ」と言います。
子や孫の成長が見たいがために長生きをしたいと思っています。
さらに長く生きれば、ひい孫の顔も見ることができるでしょう。
そういう生きがいを持つことで、長く生きたいというモチベーションをつくり、気持ちを若くさせているようです。
長生きをするために必要なのは、まさに「生きがい」です。
生きがいは、孫の成長を見るだけでなく、人によってさまざまです。
いつまでも精力的に仕事をしたい人もいれば、世界中を旅したいからという人もいます。
「何かをしたい! やり遂げたい!」という前向きな生きがいを持つことで、気持ちまで前向きになります。
私は今、100歳まで生きるという目標を掲げています。
HAPPY LIFESTYLEが生きがいであり、この大きな夢を達成するためにできるだけ長く生きたいからです。
HAPPY LIFESTYLEによって人々の悩みが改善され、幸せな生活が実現されるのを自分の目で確かめたい欲求があります。
これが私の生きがいです。
そういう目標が決まれば、日頃の食生活や生活習慣を本気で見直したくなるのです。
人の寿命は、どこまで遠く先を見つめているかで決まります。
近くを見つめていると、寿命が短くなります。
近くを見ていると、移ろう世の変化に流され、踊らされ、疲れ、寿命を縮めてしまうからです。
「短気は損気」と言います。
まさにそのとおりであり、短気を起こすと気持ちに余裕がなくなり、損をします。
逆に、遠くを見つめていると、寿命も長くなります。
遠くを見つめていると、近場の変化に踊らされることがなくなるため、少々のことではいらいらすることがなくなるからです。
事実、長生きしている人を見ていると、皆さん「気長でおっとり」としています。
年を取ったから気長でおっとりしているということもあるでしょう。
しかし、それ以上に、気長でおっとりした性格だからこそ、長く生きられているということです。
長生きできる人は、気長です。
おっとりしていて、いつも落ち着いています。
約束の時間を少々すぎても、いらいらせずに、気長に待てます。
「まあ遅れたら、そのときはそのとき」と、おおらかに考えています。
そういう気持ちの余裕が、精神的なストレスを軽くさせて、肉体の健康につながっているのでしょう。
気が長いほうが、人生も長くなるということです。
あなたが見つめている未来まで、寿命が延びてしまいます。
気を長くすれば、寿命も長くなるのです。
寿命が短い人は、争いが好きです。
戦い争って、勝ち負けにこだわります。
勝ったときの爽やかな気分を好み、求めています。
爽やかな気分はいいですが、戦うからには負けるときもあります。
負けたときには、一気に奈落の底まで落ち込みます。
気性の変化が激しく、精神を消耗してしまいます。
気分の高揚が激しくて、精神が不安定になります。
一方で寿命の長い人は、争いをするのではなく、避けます。
「勝つ方法」ではなく「避ける方法」を考えます。
戦わずして、丸く収める方法はないかと模索することで、お互いが傷つかずに済みます。
弱いから、そうするのではありません。
お互いにとって傷つかない方法で、WIN&WINの関係になりたいと願っています。
争って勝ち負けを競うのではなく、けんかを避ける方法を考えます。
お互いの妥協点を探ったり、話し合って解決しようとしたりします。
そういう傷つかない生き方をすることで、肉体的にも精神的にも負う傷が少なくなり、結果として寿命が長くなるのです。
私の祖母は「まだ大丈夫」が口癖です。
一緒に富士山に登ったときも、孫である私が「大丈夫?」と聞くと「まだ大丈夫」と言います。
富士山の頂上まで登り切ってしまいました。
「まだ大丈夫」とは、不思議な言葉です。
口にした瞬間、暗い雰囲気が明るい雰囲気になり、疲れが吹き飛び、気分は軽やかになり、元気が出てきます。
そういう口癖があるので、自ら明るい雰囲気をつくり、元気を内側から引き出しているのでしょう。
元気な祖母を見ていると、その生きた証しを見ているようです。
逆に短命な人は「もうダメだ」という口癖があります。
「もうダメだ」という言葉も、不思議な言葉です。
心身ともに問題がない状態でも「もうダメだ」と口にした瞬間、急に雰囲気が暗くなり、疲れているような感じがします。
口にすることは、現実に変える力があります。
邪悪な言葉を口にすると、自分で自分を疲れさせてしまいます。
そういうマイナスの言葉が日常になっていると、老いるのも早くなり、寿命まで短くなります。
寿命を延ばすためには、まず明るい口癖から身につけることです。
あなたの口癖をチェックしましょう。
「もうダメだ」と、すぐ悲観していないでしょうか。
「まだ大丈夫」という言葉で、すべてを楽観しましょう。