「なぜ男なのに、メイクに詳しいの?」
そう思われる読者もいるのではないでしょうか。
たしかに普通に考えると、珍しいですよね。
メイクは、流行によって、左右されます。
一昔前に流行したメイクを見て、違和感があるのではないでしょうか。
「なぜこんなメイクが人気だったの?」と。
10代で、メイクデビューは決して早くありません。
美意識に早く目覚めるのは、いいことです。
女性として美を意識するのに、早すぎることはありません。
人にもよりますが、初めてメイクを意識するのは、10代中ごろか後半あたりでしょう。
学生でまだ早いとは思うものの、やはりメイクが気になり始める年ごろです。
「もっと美しくなりたい」
日焼け止めを先に塗るべきか、化粧下地を先に塗るべきか迷うことがあります。
どちらを先に塗るべきでしょうか。
正解は、日焼け止めからです。
化粧品の中には、日焼け対策をうたった化粧品があります。
「SPF30」や「PA++」と表示されたファンデーションやフェイスパウダーを見たことがあるのではないでしょうか。
メイクもできて、紫外線も防止できるなら、一石二鳥です。
夏の大敵と言えば、紫外線です。
化粧品の中には、紫外線を防止する効果のあるものもあります。
夏場には、紫外線を意識した化粧品を選ぶ人も多いことでしょう。
ファンデーションを塗る前は、下地を塗るのが一般的です。
メイクに慣れてしばらく経つと、下地に対する疑問が浮かんできます。
「化粧下地とファンデーションは、そっくりだ」
ファンデーションを塗るべきかどうかで悩むのが、首です。
あなたは首にもきちんとファンデーションを塗るタイプですか。
顔にファンデーションを塗るのは当然ですが、首については、人によって意見がわかれるところです。
化粧品売り場で、なかなかイメージに合うファンデーションが見つからないことがあります。
「ほかの色を混ぜれば、ちょうどいい色になるのにな」
そう思ったとき、疑問に浮かぶのは、混ぜてもいいのか。
リキッドタイプのファンデーションを塗る際、大きく分けて、2種類の塗り方があります。
「手を使う方法」と「スポンジを使う方法」です。
人によって、意見がわかれるところです。
フェイスパウダーは、便利な化粧品です。
小さな粒子が光を拡散させる効果のため、毛穴を隠し、つやのある肌に美しく見せることができます。
そのうえ、パウダーは汗や皮脂を吸収するため、メイクの崩れを防ぐ効果があります。
ハイライトとシェーディング。
ハイライトは、光によって立体感を出します。
シェーディングは、影によって立体感を出します。
「まつげにボリュームを出したいし、長さも出したい」
マスカラでは、ボリュームと長さを同時に出したいとき、2種類のマスカラを重ねて使うことがあります。
ふと、疑問に思うのが使う順番です。
交通手段が発達するとともに、海外旅行をする機会も増えました。
海外旅行で、現地の化粧品を購入する話も、よく耳にします。
「せっかく海外に来たのだから、現地でしか買えない化粧品を買おう」
「この違いは何?」
自分でしたメイクはすぐ崩れてしまいます。
一方、化粧品売り場のビューティー・アドバイザーによるメイクは、なかなか崩れない経験をしたことはありませんか。
若々しい肌は、つやがあります。
若いころは肌のきめが細かいので鏡のように光を反射します。
年を重ねるにつれて、肌の若々しさが失われます。
数多くの化粧品を見ていると、異なるメーカーから化粧品がたくさん出ています。
化粧品を品定めしているとき、ふと、浮かぶ疑問があります。
「異なるメーカーの化粧品を、ばらばらに使ってもいいのだろうか」
化粧品売り場を眺めていると、言葉の意味がわからず、混乱したことはありませんか。
「フェイスパウダー、ルースパウダー、プレストパウダー」
特に、この3つはそっくりの言葉で、意味の違いがよくわかりません。
目元を明るくさせるハイライト。
「Cゾーンにハイライトを入れると、目元が明るくなりますよ」
化粧品売り場のビューティー・アドバイザーと話をしている最中、ときどき専門用語が出てくることがあります。
チークとハイライトは、どことなく似ています。
どちらも、顔に立体感や明るさを与える役目は同じです。
そのため、使う順番も適当に考えている女性も多いのではないでしょうか。
ファンデーションは、なくなれば、取り換えます。
なくなれば、使おうにも使えなくなるため、取り換えなければなりません。
粉や液体などは、残りの量が目に見えるため、取り換え時期がわかります。
メイクブラシは、使い方が悪いと、すぐダメになります。
当たり前だと思っている使い方が、いつの間にか、ブラシを痛めていることもあります。
よくありがちな、2つの大きな落とし穴があります。
メイクブラシを使えば、汚れます。
メイクブラシの汚れは、部屋の掃除とは少し違います。
顔に何度も触れているうちに、皮脂がブラシの毛先につき、弾力が悪くなるのです。
唇の輪郭を整える、リップライナー。
自分には不要と思う女性が多いのですが、一度使い慣れてしまうと、効果にやみつきになります。
曖昧なリップラインを引き締めたり、垂れ下がった口角を整えたりできる便利さに、手放せない女性も多いようです。
アイライナーは、アイラインを入れるための化粧品です。
アイライナーは、大きく分けて、2種類があります。
「ペンシルタイプ」と「リキッドタイプ」です。
一般的に、ファンデーションはまぶたにも塗ります。
まぶたにもファンデーションを塗ることで、顔全体の色や質感が統一されます。
判断に迷うのは、アイシャドーを重ねる場合です。
「ブラシでアイシャドー」と書かれているものもあれば「チップでアイシャドー」と書かれているものもあります。
アイシャドーを上手に決めるためには、どちらがいいのでしょうか。
ブラシとチップには、目的に応じた使い分けがあります。
朝はばっちりメイクが整っていても、時間がたつにつれ、だんだんメイクが崩れてきます。
一般的にメイク直しは、スポンジに乳液を浸してやり直します。
水を使わず、乳液を使うのがポイントです。
眉は、顔の印象を決める最も重要なパーツの1つです。
それだけに、眉が少しでも伸びたりはみ出したりしていると、顔の印象に影響します。
では、どのくらいの頻度で眉の手入れをすればいいでしょうか。
「なぜ男なのに、メイクに詳しいの?」
そう思われる読者もいるのではないでしょうか。
たしかに普通に考えると、珍しいですよね。
メイクアップアーティストの仕事をしているならわかりますが、そういう仕事に就いているわけでもありません。
実は、少し経緯があります。
メイクに関心を持つきっかけになったのは、19歳のころに付き合っていた彼女と始めた、同居生活でした。
同居生活は、普通の付き合いとは違った感覚です。
生活を共にするわけですから、これまで見えなかった「本当の素顔」を見ることになります。
いろいろ驚かされることはありました。
一緒に生活をすれば、何かあります。
少し変わった癖が気になる。
おならの音が大きい。
いびきがうるさい。
ノーメイクの素顔に腰を抜かす。
驚かされることの連続でした。
「まあ、そういうこともあるだろう」と、心の準備はできていたのですが、なかにはまったく想定外だったことがありました。
女性のメイクです。
私は、完全に誤解していました。
女性のメイクは、もっと適当にしているものだと思っていました。
しかし、実際、そうではありませんでした。
メイクと一言で言っても、数多くのステップがあります。
洗顔から始まり、化粧下地、ファンデーション、アイメイク、チーク、眉、リップなどです。
たくさんあって、大変そうでした。
そうした見えない努力を、初めて知って、衝撃を受けました。
男性の見えないところで、こんなに努力をしていたのかと。
朝起きて、眉毛のない顔が、メイクによってたちまち美人になります。
壮大なドキュメンタリー番組を、早送りで見ているかのようでした。
メイクには、バランスや順番があります。
少し順番を変えるだけで、劇的に美しく仕上がるようになります。
チークやリップの色のバランスが少し悪くなるだけで見苦しくなります。
彼女には、顔立ちの悩みがありました。
しかし、うまいメイクの工夫によって、顔立ちのコンプレックスを隠したりごまかしたりします。
人の目には「錯覚」という作用があります。
光、角度、形などを工夫して、事実と異なってみせるようにする方法です。
吹き出物をコンシーラーで隠したり、シェーディングで小顔に見せたり、ハイライトで鼻を高く見せたりするのです。
素直に「これはすごいな。メイクは奥が深いぞ」と思いました。
私の知的好奇心が、すごく刺激されたのです。
なにより付き合っている彼女にも、もっと美しくなる手助けをしたいとも、思いました。
そうした要因が重なり、数多くのメイク関連書籍を、勢いよく読んだ時期があったのです。
メイクは、流行によって、左右されます。
一昔前に流行したメイクを見て、違和感があるのではないでしょうか。
「なぜこんなメイクが人気だったの?」と。
時代によって、美しく見えるメイクは変わります。
国によって、メイクの仕方も変わります。
年齢によって、メイクの仕方も変わります。
季節によって、映えるメイクも変わります。
価値観はあって、ないようなものです。
しかし、時代、年齢層、国などが違っても変わらない、メイクの基本があります。
絶対的なメイクの法則と言ってもいいでしょう。
「立体感を意識すること」
これです。
なぜメイクでは、濃淡を意識するのでしょうか。
本来、人の顔は、でこぼこしています。
外を歩いて、普通に光が当たったとき、太陽からの光が当たります。
このとき、鼻の頭のように出っ張った部分は明るく見え、鼻の脇や目のくぼみは暗く見えますね。
高いところほど光がよく当たり、くぼんだ部分は影になる。
ごく当たり前の見え方です。
つまり、立体感です。
この事実に、例外はありません。
骨格が高いところほど、ファンデーションを厚塗りするのも、立体感を意識しているからです。
アイシャドーが外に向かうようにグラデーションを仕上げるのも、立体感の法則です。
光が当たったときの自然な見え方は、古今東西、年齢、時代の変化など、関係ありません。
この基本的な法則を押さえたうえで、メイクを始めましょう。
立体感を意識しながらメイクをすることが、上手にメイクをする鉄則です。
10代で、メイクデビューは決して早くありません。
美意識に早く目覚めるのは、いいことです。
女性として美を意識するのに、早すぎることはありません。
ただし、10代で、完璧なフルメイクは必須ではありません。
メイクをしたい人はしてもいいですが、希望者だけでいいでしょう。
10代で本当に必要なのは、むしろ、スキンケアです。
最もにきびに悩まされるこの時期に、フルメイクで顔全体をいじると、余計に肌を傷めかねません。
余計な負担を肌に与えます。
悪化した結果、一生涯、跡が残ってしまうこともあり得ます。
10代は、メイクよりスキンケアです。
そもそも10代は、メイクの必要がないほど、すでに美しい素材があります。
みずみずしい肌、生き生きした目元、きゅっと上がった口角、弾力のある唇。
メイクで美しさをアピールするより、スキンケアによって素肌の美しさをアピールするほうが、魅力的です。
「もっと美しくなりたい」という気持ちはわかりますが、美しくなりたければ、メイクよりスキンケアに力を入れましょう。
吹き出物が出ないように、毎日きちんと洗顔フォームで顔を洗いましょう。
規則正しい食事・睡眠・運動を心がけましょう。
生活サイクルが整うことで、美しさと同時に、勉強にも身が入りやすい環境になります。
それが、10代にとって大切なことです。
人にもよりますが、初めてメイクを意識するのは、10代中ごろか後半あたりでしょう。
学生でまだ早いとは思うものの、やはりメイクが気になり始める年ごろです。
「もっと美しくなりたい」
そう思ったとき、メイクが気になり始めるのです。
さて、初めてメイクデビューをするときです。
やはり簡単なものから始めようと思いますね。
しかし、初めてメイクをするときは、何が初歩的なのかすらもわからないものです。
抵抗感の小さい最も初歩的なメイクを、3つ、ご紹介します。
まずビューラーから試してみるのがいいでしょう。
ビューラーで、まつげをカールさせるだけで、ぱっちりした魅力的な目になります。
使い方さえうまければ、ファンデーションのように、肌に負担をかけることもありません。
慣れてくれば、マスカラやアイシャドーなど、幅を広げていけばOKです。
眉が整うだけで、顔の印象はずいぶん変わるものです。
眉のラインからはみ出ている余分な眉毛を抜いたり、切ったりしましょう。
少し眉が変わるだけで、顔つきが変わることに驚くことでしょう。
切りすぎたり抜きすぎたりしないよう、少しずつ変化を見ていきます。
初めてメイクをするときは、最初から派手な色は選ばず、自分の唇と同じ色のものを選びましょう。
あまりべたべた塗らず、触れる程度に塗るのがおすすめです。
最初は違和感がありますが、しばらくすれば慣れてきます。
唇は不思議です。
たとえ、唇と同じ色の口紅でも、なぜかきれいに見えてきます。
口紅に備わる上品な質感が、あなたの口元を華やかにするのです。
わずかにつやが出るだけでも、口元の印象が大きく変わります。
日焼け止めを先に塗るべきか、化粧下地を先に塗るべきか迷うことがあります。
どちらを先に塗るべきでしょうか。
正解は、日焼け止めからです。
日焼け止めは、紫外線を防ぐのが目的です。
化粧水と乳液のスキンケアの後、まず日焼け止めで肌をカバーしておくことで、日焼け止めの効果が最大限に発揮されます。
ファンデーションは、立体感を出すために、均一に塗らないのがセオリーですが、日焼け止めの場合は、逆です。
紫外線を防ぐのが目的ですから、顔全体に、むらなく均一に塗りましょう。
きちんと日焼けを防ぎたければ、個別に塗るのがいちばんです。
もし、日焼け止めを塗るのが手間と感じれば、日焼け止めを兼ね備えた化粧下地やファンデーションを使う方法もあります。
日焼け止めを塗る手間が省け、メイクも薄く仕上げられるため、夏場の忙しい女性にはおすすめです。
化粧品の中には、日焼け対策をうたった化粧品があります。
「SPF30」や「PA++」と表示されたファンデーションやフェイスパウダーを見たことがあるのではないでしょうか。
メイクもできて、紫外線も防止できるなら、一石二鳥です。
化粧品に日焼け防止の効果があるなら、わざわざ日焼け止めを塗る必要はないだろうと思います。
たしかに強い日差しに当たる予定がなければ、日焼け止めを省略しても問題はないでしょう。
しかし、長時間、日に当たる予定がある場合は、やはり日焼け止めをきちんと塗るのが賢明です。
日焼け防止の効果のある化粧品は、日焼け対策を専門とするものではありません。
あくまで、化粧品に加えられた、おまけ程度の効果です。
たしかに日焼け止めを防止する効果はありますが、あまり強い期待はしないほうがいいでしょう。
またメイクですから、時間がたってメイクが崩れるにつれ、日焼け止めの効果も崩れることになります。
長時間、日に当たる予定がある場合は、日焼け防止効果のあるの化粧品に頼り切らず、日焼け止めをきちんと塗りましょう。
夏の大敵と言えば、紫外線です。
化粧品の中には、紫外線を防止する効果のあるものもあります。
夏場には、紫外線を意識した化粧品を選ぶ人も多いことでしょう。
ここに大きな落とし穴があります。
化粧品を見て「SPF30」「PA++」と書かれていれば、それだけの効果があると思いますよね。
しかし、表示をうのみにするのは危険です。
化粧品に紫外線を防止する効果があるとはいえ、実際、リキッドタイプとパウダータイプで大きな違いがあります。
リキッドタイプの場合、比較的、数字に近い紫外線防止効果があります。
液体そのものに、紫外線を防ぐ成分が含まれています。
リキッドタイプの化粧品の場合、肌に膜をはるので、比較的表示と同等の効果が得られるのです。
問題は、パウダータイプです。
パウダータイプがうたう紫外線を防止する成分は、パウダー状になっています。
パウダーとはいえ、小さな粒です。
肌に塗ったとしても、粒と粒の間は隙間があり、紫外線が通過してしまうのです。
実際の効果は、数字より大幅に低いと思っていいでしょう。
そういう違いを考えると、夏場に日焼け止めを意識した化粧品を使うなら、リキッドタイプのほうが確実な効果を期待できます。
水に強いタイプなら、なお効果的です。
そうした事情を知ったうえで、夏場の化粧品選びの参考にしてみましょう。
ファンデーションを塗る前は、下地を塗るのが一般的です。
メイクに慣れてしばらく経つと、下地に対する疑問が浮かんできます。
「化粧下地とファンデーションは、そっくりだ」
「そもそも、化粧下地は本当に必要なの?」
大した違いが感じられず、化粧下地を省いて、ファンデーションから始める女性もいます。
たしかに化粧下地とファンデーションは、意味や役割が似ています。
その違いは何でしょうか。
では、ここで、わかりやすく、家に例えて考えてみましょう。
ファンデーションは、いわば、床です。
家の中でも、床は最も視界に入りやすい部分ですね。
安定した床があるからこそ、テーブルやたんすや本棚などを置けます。
しかし、家はいきなり床から始まるわけではありません。
安定した床の下には、必ず「基礎」があります。
太い柱が地中深くまで突き刺さり、強い風や地震が起きても家が傾かないように支えています。
化粧下地とは、ずばり、基礎にあたります。
普段は隠れて見えない部分ですが、メイクを支えるために、なくてはならない存在です。
それゆえ、化粧下地には数多くの基本的な効果があります。
「基礎」と呼ぶにふさわしい効果ばかりですね。
下地があるからこそ、ファンデーションやフェイスパウダーなど、上に重ねるメイクが安定するのです。
化粧下地なしでもメイクは可能ですが、やはり化粧下地から始めたがほうが、メイクがしっかり安定し、より美しく仕上がるのです。
したがって、特別な理由がないかぎり、化粧下地から始めることをおすすめします。
ファンデーションを塗るべきかどうかで悩むのが、首です。
あなたは首にもきちんとファンデーションを塗るタイプですか。
顔にファンデーションを塗るのは当然ですが、首については、人によって意見がわかれるところです。
首にファンデーションを塗るのに抵抗感を覚える女性は、比較的、多いようです。
よく耳にするのは「服につくから、首にはファンデーションは塗らない」という理由です。
たしかに汗をかいたときに、首元の汚れが目立ちそうです。
しかし、首にファンデーションを塗らないと、せっかくきれいに整った顔のメイクの印象が変わります。
首にファンデーションを塗っているかどうかは、見てわかります。
首の肌の質が、顔と違うのです。
顔だけが宙に浮いているような印象になり、不自然になります。
量は少なくて結構ですから、基本的に首にもファンデーションを塗るのが正解です。
首の付け根までしっかり塗る必要はありません。
フェイスラインから首筋にかけて、すっと伸ばすように塗りましょう。
汗をかきやすかったり、首に触れやすい服装であったりする場合は、服につかないように塗り方を工夫しましょう。
顔と首の統一感が出るようになり、首筋にあるしわも目立たなくなります。
顔のメイクが首にもなじみ、整った印象に仕上がるのです。
化粧品売り場で、なかなかイメージに合うファンデーションが見つからないことがあります。
「ほかの色を混ぜれば、ちょうどいい色になるのにな」
そう思ったとき、疑問に浮かぶのは、混ぜてもいいのか。
美容液は、混ぜてはいけない先入観があるため、ファンデーションも混ぜてはいけないような気がします。
効果が半減したり、肌を傷めたりするのではないかと不安になります。
しかし、意外なことですが「混ぜてもいい」が正解です。
ファンデーションは、美容液とは異なります。
美容液の場合、別の成分が少しでも混ざってしまうと、本来の機能を発揮できなくなるため、混ぜてはいけません。
しかし、ファンデーションは、あくまで見せ方をコントロールするものです。
大げさに言えば、絵の具なのです。
気に入った色がなければ、別のファンデーションと混ぜて、色を出すこともできます。
事実、プロのメイクアップアーティストでも、好みの色がなければ、ファンデーションを混ぜ合わせる話を耳にします。
もちろん混ぜる量を失敗すると、おかしな色になることもあります。
失敗のリスクもありますが、選択肢の1つとして覚えておいて損はありません。
リキッドタイプのファンデーションを塗る際、大きく分けて、2種類の塗り方があります。
「手を使う方法」と「スポンジを使う方法」です。
人によって、意見がわかれるところです。
好みで選んでいる人が多いことでしょう。
しかし、メイクをきちんとしたければ、断然、手をおすすめします。
スポンジには真似できないメリットがいくつもあり、メイクの仕上がりに差をつけることができるからです。
スポンジにファンデーションをつけようとしても、状況によって量にばらつきがあります。
その点、指を使えば、困ることはありません。
指には、関節ごとにしわがありますね。
このしわを、物差しの目盛りとして活用すれば、いつでも常に安定した量を手に取ることができるようになります。
量を調整しやすいのが、手のメリットです。
手を使えば、手のぬくもりによって、ファンデーションの伸びをよくできます。
ファンデーションは温められると、含まれている油分がなめらかになり、伸びが良くなると同時に、肌への密着もよくなるのです。
特に、寒い季節やどろどろしたタイプのファンデーションでは、大きな差が見られます。
スポンジの場合、つけた量の具合の確認は、目で見るしかありません。
一方、手を使えば、ファンデーションの厚みや密着具合など、手の感覚からダイレクトに確認できます。
視覚としてではなく、触覚として確認できるため、細かな調整がしやすいのです。
人差し指と小指では、太さが違います。
目や鼻の脇など細かいパーツは、太さが異なる指を使い分けることで、上手に塗りやすくなります。
スポンジは、使うほど、劣化します。
表面が粗くなったり、スポンジが堅くなったりすると、メイクを仕上げにくくなります。
買い換えも発生するため、経済的でもありません。
その点、手には劣化がありません。
常に安定した感触で、塗れます。
買い換える心配もないので、経済的なのです。
フェイスパウダーは、便利な化粧品です。
小さな粒子が光を拡散させる効果のため、毛穴を隠し、つやのある肌に美しく見せることができます。
そのうえ、パウダーは汗や皮脂を吸収するため、メイクの崩れを防ぐ効果があります。
フェイスパウダーを使うかどうかで、メイクの維持に違いが出ます。
至れり尽くせりのフェイスパウダーは、メイクの仕上げを決めるアイテムと言っていいでしょう。
ところで、フェイスパウダーを使うとき、迷うことがあります。
つけるときの道具です。
フェイスパウダーは、パフを使う人もいれば、ブラシを使う人もいます。
どう使い分けるのでしょうか。
それは、目的によって使い分けます。
パフの形状は、しっかり肌に塗りやすくなっています。
フェイスパウダーをしっかり塗りたければ、パフのほうが適しています。
しっかり塗ることで、肌に密着し、汗や皮脂の吸着効果が最大限に発揮されます。
したがって、汗や皮脂の吸着が目的なら、パフを使いましょう。
毛穴を目立たなくさせる目的でフェイスパウダーを使うなら、ブラシが適しています。
ブラシは、軽く乗せるように仕上げるのが得意です。
フェイスパウダーに備わる、光を拡散させる効果を、より引き出しやすくなります。
毛穴を隠して、肌のつやを出せます。
ハイライトとシェーディング。
ハイライトは、光によって立体感を出します。
シェーディングは、影によって立体感を出します。
ここで勘のいい女性なら、気づくことでしょう。
「ハイライトとシェーディングは、役割が似ているなあ」
目的から言えば、似ているのです。
つまり、どちらも立体感を出す目的は、一緒なのです。
メイクに慣れた、勘の鋭い女性なら、一度は抱く問題意識です。
「顔に立体感を出したい」
そんなとき、ハイライトとシェーディングのどちらから着手すべきか迷います。
どちらから始めるのがいいのでしょうか。
正解は、ハイライトからです。
影より光を優先させるという考え方です。
まず顔に光を与えて明るくさせたほうが、美しさが整いやすいからです。
ハイライトで立体感をつくり、様子を見てみましょう。
まだ立体感が足りなければ、次にシェーディングです。
ハイライトによって光を与え、シェーディングによって影をつくります。
この順を意識することで、美しい立体感に仕上げやすくなるのです。
「まつげにボリュームを出したいし、長さも出したい」
マスカラでは、ボリュームと長さを同時に出したいとき、2種類のマスカラを重ねて使うことがあります。
ふと、疑問に思うのが使う順番です。
適当な順番で重ねていないでしょうか。
使う順番によって、マスカラの仕上がりは異なります。
どちらから先に使うほうがいいのでしょうか。
ずばり、ボリュームを出すマスカラから先に使うのが、正解です。
長さを出すマスカラの仕組みを、よく見てみましょう。
小さな繊維がまつげの先端で絡むことで、長さを出す仕組みになっていますね。
長さを出すマスカラを塗ってから別のマスカラを重ねると、すでについている繊維が取れたりにじんだりします。
そのため、仕上がりが悪くなるのです。
失敗をしないためにも、長さを出すマスカラは後回しにするのが、正解です。
先にボリュームを出すマスカラを塗ってから、長さを出すマスカラを使うほうが、仕上げが美しくなります。
交通手段が発達するとともに、海外旅行をする機会も増えました。
海外旅行で、現地の化粧品を購入する話も、よく耳にします。
「せっかく海外に来たのだから、現地でしか買えない化粧品を買おう」
そう思う人も多いはずです。
しかし、海外の化粧品を買うときは、注意が必要です。
海外の化粧品は、現地に住んでいる女性にベストな状態でつくられたものです。
人種が異なれば、肌の質も若干異なります。
海外で評判が高いとはいえ、必ずしも、自分の肌に合うとは限りません。
現地の人の肌や日射量に合うよう、調整されてつくられているものがほとんどです。
それらが、現地に住んでいる女性にとってベストでも、他国に住んでいる自分には適していないこともあります。
また海外の場合、化粧品に使っている成分表示は、文字が読めないため無視しやすい傾向があります。
店に入って、店員から「これ、いいですよ」という言葉をうのみにするほど、危ない買い物はありません。
海外で評判がいい理由をうのみにすると、思いもしないトラブルにつながることがあります。
場合によっては、アレルギーになったり、しみの原因になったりする可能性もあるでしょう。
海外の化粧品を購入するなら、評判そのものも大切です。
しかし「評判の内容」より「評判の出どころ」をチェックしましょう。
「品質がいい」という評判は、誰が口にしたものでしょうか。
現地の人からの評判でしょうか。
それとも、海外旅行で購入して使った自国民からの評判でしょうか。
評判の表現は同じでも、意味はまったく異なります。
参考にすべきは、やはり自国民からの評判です。
自分と同じ国の人が実際に使って感じた評判のほうが、実績があり、判断の基準になります。
海外旅行で化粧品を購入する際は、細心の注意を払うようにしましょう。
「この違いは何?」
自分でしたメイクはすぐ崩れてしまいます。
一方、化粧品売り場のビューティー・アドバイザーによるメイクは、なかなか崩れない経験をしたことはありませんか。
「同じメイクなのに、なぜ?」
ビューティー・アドバイザーの手に、ハンドパワーがあるかのようです。
もしや「塗り方」に違いがあるせいかもしれません。
メイクの崩れやすさは、第一に、化粧品の品質が大きく影響します。
しかし、品質だけでなく、塗り方も大きく影響を及ぼします。
実は、ファンデーションの塗り方を少し工夫するだけで、メイクの崩れを防ぎにくくできます。
あなたは、ファンデーションをどう伸ばしていますか。
ファンデーションをつけた後、両手で顔の側面に向けて、伸ばしているのではないでしょうか。
このとき、真横に伸ばすのではありません。
横に伸ばしつつも、下から上に向けて伸ばしていきましょう。
鼻から目尻に向けて、斜め上に伸ばすイメージです。
これだけで、違います。
地球には、重力があります。
重いものは、上から下に落ちますよね。
真横に向けてファンデーションを塗ると、重力の影響で、時間がたつにつれて下に落ちてきます。
塗った直後はわかりませんが、時間がたつにつれて、少しずつ確実な影響があるのです。
それが、メイクが崩れやすい原因です。
しかし、下から上に向けてファンデーションを伸ばすと、地球の重力に対して抵抗が強くなります。
その結果、メイクが崩れにくくなるのです。
リキッドタイプの化粧品は、すべて同じです。
化粧品売り場の専門員がメイクをする際、きっと下から上に向けてファンデーションを伸ばしているはずです。
メイクが崩れにくかったのです。
若々しい肌は、つやがあります。
若いころは肌のきめが細かいので鏡のように光を反射します。
年を重ねるにつれて、肌の若々しさが失われます。
いつまでも、つやのある肌を保ちたい。
しかし、これが悩むのです。
リキッドタイプのファンデーションやフェイスパウダーでつやを出すこともできますが、分厚く塗ると厚化粧になりかねません。
メイクで自然なつやを出すには、どうすればいいのでしょうか。
意外な方法で、つやを出せます。
霧状の美容液です。
肌から30センチくらい離したところから、一吹きしましょう。
美容液に含まれる微量の成分が光を反射させ、自然なつやに変わります。
ただし、あまり吹きかけすぎると、べたつくため、吹きかける量は控えめにしておきます。
無色透明の美容液なら、いくら吹きかけても、厚化粧になることはありません。
霧状の美容液は、美容効果はもちろんのこと、つや出し効果としても活用できます。
もしかしたら、そういう意味での「美容液」なのかもしれませんね。
美容液を買うなら、幅広い用途に使える霧状の美容液がおすすめです。
数多くの化粧品を見ていると、異なるメーカーから化粧品がたくさん出ています。
化粧品を品定めしているとき、ふと、浮かぶ疑問があります。
「異なるメーカーの化粧品を、ばらばらに使ってもいいのだろうか」
ずばり言えば、問題はありません。
普通に使う分には、メーカーが異なっていても、肌のトラブルはないと考えていいでしょう。
一昔前なら、異なる化粧品を使うと、肌に悪影響を出る場合もありました。
品質向上と安全検査の技術が進んだ現在では、ほとんど考えられません。
市場に出回っている化粧品は、十分な品質チェックが行われ、肌に影響のない成分を使用したものが出回っているはずです。
アレルギー体質や敏感肌の人を除いて、肌のトラブルを起こすのは考えにくいでしょう。
ただし、別の点で問題が出ることがあります。
化粧品やメイクには問題ないですが、化粧品がうたう「コンセプト」は、崩しやすくなる可能性はあります。
市場には、さまざまな効果をうたう化粧品があります。
紫外線カットをテーマにした化粧品。
肌に透明感をもたらす化粧品。
美容液の効果をもたらす化粧品。
若返りをテーマにした化粧品。
敏感肌向けにつくられた化粧品。
コンセプトが異なるメーカーの化粧品がぶつかると、本来の効果が小さくなる可能性があります。
特殊な成分が化粧品に含まれる場合、化学反応やアレルギーを引き起こす可能性も、ないとは言い切れません。
メーカーがうたうコンセプトに引かれて化粧品を購入するなら、化粧品のシリーズを統一させたほうが無難です。
化粧品売り場を眺めていると、言葉の意味がわからず、混乱したことはありませんか。
「フェイスパウダー、ルースパウダー、プレストパウダー」
特に、この3つはそっくりの言葉で、意味の違いがよくわかりません。
言葉の違いを理解することも、メイク技術向上に必要なことです。
この際、きちんと言葉の要点を押さえておきましょう。
フェイスパウダーとは、顔につける粉状の化粧品全般を指して言います。
つまり、ルースパウダーもプレストパウダーも、フェイスパウダーの一種です。
フェイスパウダーの一種です。
英語で書くと「loose powder」と書き、和訳すると「ばらばらの粉」いう意味です。
その名のとおり、触った感覚としては、さらさらした触感が特徴です。
仕上がりとしては、ふんわりします。
優しい雰囲気や人を癒やすような雰囲気を出したい場合は、ルースパウダーを使うほうが、イメージ通りに仕上げやすくなります。
フェイスパウダーの一種です。
英語で書くと「Pressed Powder」と書き、和訳すると「押し固められた粉」です。
その名のとおり、触った感覚としては、しっかりした固めの触感が特徴です。
パウダータイプであるにもかかわらず、リキッドタイプのように、くっきり、かつしっかりつけることができます。
シャープな雰囲気を出したい場合は、プレストパウダーを使うほうが、イメージ通りに仕上げやすくなります。
ただし、一般的にこうした違いはあるものの、メーカーやブランドによって差があります。
ルースパウダーとプレストパウダーの違いを把握しつつも、購入前は、実際に肌にテストすることをおすすめします。
仕上がりの好みや肌との相性もありますから、仕上がり具合を確かめてから購入しましょう。
目元を明るくさせるハイライト。
「Cゾーンにハイライトを入れると、目元が明るくなりますよ」
化粧品売り場のビューティー・アドバイザーと話をしている最中、ときどき専門用語が出てくることがあります。
「Cゾーンって、どこだろう」と思いますよね。
わかるようでわからない言葉です。
化粧品売り場のビューティー・アドバイザーは、日頃からメイク関係の仕事に関わっているためでしょうか。
さも、専門用語をみんな知っているかのように使います。
しかし、専門的な仕事についているわけではない私たちに言われても、ぴんときません。
そうした専門用語をさらりと言われると、恥ずかしくて、なかなか聞き返しにくい。
では、あらためて確認しましょう。
Cゾーンとは、どこでしょうか。
Cゾーンとは、目の側面の部分です。
目尻の上から下に向かって「C」の形を描いている部分を、Cゾーンと言います。
こめかみの場所といえば、わかりやすいかもしれません。
目元にハイライトを入れるなら、このCゾーンに入れるのが一般的です。
目の両脇が明るくするだけで、目元全体が明るくなったように見えてくるのです。
チークとハイライトは、どことなく似ています。
どちらも、顔に立体感や明るさを与える役目は同じです。
そのため、使う順番も適当に考えている女性も多いのではないでしょうか。
似たり寄ったりのチークとハイライト。
しかし、チークとハイライトには、決定的な違いがあります。
この違いを理解して、頭に入れておきましょう。
役割の違いがわかれば、おのずから順番もわかりますね。
ずばり、チークを先にするのが正解です。
血色の悪い顔に、いきなりハイライトで光を与えても、顔色の悪さが余計に強調されるだけです。
まずチークで顔色の血色を整えてから、ハイライトによって光を与えるのが正解です。
顔色のバランスが整い、より美しくなれるのです。
時間に余裕がないときは、ハイライトは省き、チークだけで結構です。
チークで顔に血色を与えることで、最低限の顔色は整います。
ファンデーションは、なくなれば、取り換えます。
なくなれば、使おうにも使えなくなるため、取り換えなければなりません。
粉や液体などは、残りの量が目に見えるため、取り換え時期がわかります。
あとどのくらい使えそうなのかも、直感的に見てわかります。
一方、メイクブラシの場合は、曖昧です。
ブラシは、消えてなくなるわけではありません。
無理をすれば、いつまでも使い続けることができます。
そのため、同じメイクブラシを何年も使い続け、取り換えない人がいます。
もちろんメイクブラシにも、寿命があります。
しかし、ブラシの場合、減る量がはっきり目に見えるわけではありません。
取り換え時期は、どこで判断すべきでしょうか。
それは、ブラシの先で判断しましょう。
皮膚と接触が多いブラシの毛先は、何度も繰り返し使うと、変化が出てきます。
毛先が広がったり、細い毛先がすり減ったり、弾力がなくなったりします。
そうした状況でパウダーの乗りが悪くなったと感じれば、取り換え時期です。
チークブラシでも、アイシャドーブラシでも、ブラシ類はすべて同じです。
もし判断が難しいようなら「年に1回」です。
取り換え時期のルールをつくっておきましょう。
毎日使い続けるものですから、定期的に交換するものいいアイデアです。
メイクブラシは、使い方が悪いと、すぐダメになります。
当たり前だと思っている使い方が、いつの間にか、ブラシを痛めていることもあります。
よくありがちな、2つの大きな落とし穴があります。
自分の使い方に照らし合わせて、確認していきましょう。
コップ状の入れ物に、メイクブラシを立てて入れていませんか。
鉛筆立てのように立てておけば、出し入れがしやすいメリットがあります。
しかし、残念ながら、よくない使い方です。
毛を下にして立てると、時間がたつにつれ、重力で毛が曲がったりつぶれたりします。
一方、毛を上に向けて立てると、時間がたつにつれ、重力で毛が外側へ広がります。
その結果、本来のブラシの効果が失われやすくなるのです。
最もいい収納の仕方は、寝かせた状態です。
メイクブラシ専用のトレーに、ブラシを横に寝かせておけば、毛先を痛めることはありません。
チークブラシ、ハイライトブラシ、シェーディングブラシなど、すべて共通です。
毛先が長くて大きいブラシ類は、寝かせた状態で収納しましょう。
いくら横に寝かせるとはいえ、直射日光に当たる場所も良くありません。
メイクブラシは、熱や紫外線に弱く、毛先の状態が悪くなります。
弾力が失われたり、曲がったり堅くなってしまうのです。
メイクブラシを使えば、汚れます。
メイクブラシの汚れは、部屋の掃除とは少し違います。
顔に何度も触れているうちに、皮脂がブラシの毛先につき、弾力が悪くなるのです。
毎日メイクでブラシを使う場合、1カ月に1回はブラシの掃除をしましょう。
では、ここで、上手なブラシの洗い方です。
よくある間違ったパターンは、水だけで洗う方法です。
水だけで洗うのは、不十分です。
食器についた油は、水だけできれいに落とせないのと同じです。
ブラシの先についた皮脂も油の一種ですから、水に溶けにくいのです。
メイクブラシを洗うときは、必ず専用洗剤を使いましょう。
化粧品売り場で、メイクブラシを洗う専用洗剤を使いましょう。
さまざまな種類がありますが、化粧品売り場の店員と相談すれば、適切な専用洗剤を紹介してもらえるはずです。
一般的には、コーンスターチを使用する場合が多いようです。
メイク用洗剤を使って洗うときには、冷たい水ではなく、ぬるま湯を使いましょう。
洋服を洗うときと、同じ理由です。
冷たい水より温かい水のほうが、泡立ちがよく、汚れや油が落ちやすくなります。
弱い力で、ブラシをきれいに洗うことができ、ブラシが痛むのを防げます。
ドライヤーを使いません。
ドライヤーは急な高熱のため、ブラシの毛を痛めてしまうからです。
乾かすときは、自然乾燥にしましょう。
自然乾燥でも、直射日光の当たる場所で干すのは、NGです。
メイクブラシは繊細で、熱だけでなく、紫外線にも弱い性質があります。
乾かすときは、直射日光を避け、部屋干しにしましょう。
唇の輪郭を整える、リップライナー。
自分には不要と思う女性が多いのですが、一度使い慣れてしまうと、効果にやみつきになります。
曖昧なリップラインを引き締めたり、垂れ下がった口角を整えたりできる便利さに、手放せない女性も多いようです。
リップライナーを使い始めて、ふと思う疑問があります。
口紅とリップライナーを塗る順番についてです。
どちらでもいいと思いますが、順番によって、仕上がりに差が出てしまうのをご存じですか。
メイクアップの世界では、きちんとした順番があります。
リップライナーは、口紅の前に使うのが基本です。
絵を描くとき、先に輪郭から描くほうが、きれいに描けるのと同じ話です。
輪郭を描くことで、唇の全体のイメージを把握しやすくなります。
また、輪郭の外側から内側に向けて、色をうまくぼかしやすくなるメリットもあります。
リップライナーを使っていると気づかれにくくなり、自然と口元になじむのです。
アイライナーは、アイラインを入れるための化粧品です。
アイライナーは、大きく分けて、2種類があります。
「ペンシルタイプ」と「リキッドタイプ」です。
アイライナーの効果を最大限に発揮させるため、タイプによって、使う順が異なります。
ペンシルタイプのアイライナーは、ぼかすのが得意なライナーです。
優しい印象のある目元を演出するときに、適しています。
その効果を発揮させるため、ペンシルタイプのアイライナーは、アイシャドーの前に使うのが正解です。
引いたアイライナーを、上からアイシャドーでかぶせることで、より自然になじませることができるようになります。
ちなみに、アイメイクの初心者は、ペンシルタイプがおすすめです。
ペンシルタイプのほうが書きやすく、力の加減で色の調整ができ、失敗しても修正しやすいからです。
リキッドタイプのアイライナーは、くっきりとしたラインを引くときに適しています。
目のフレームをしっかりつくり、目元を強調させる効果があります。
その効果を発揮させるため、リキッドタイプのアイライナーは、アイシャドーの後に使うのが正解です。
アイシャドウの上にアイライナーを塗ることで、ラインがしっかり見え、強調効果が発揮されます。
くっきりした目元をつくることで、引き締まった表情をつくれます。
リキッドとペンシルの長所をあわせ持つ、ジェルタイプ(クリームタイプ)のライナーもありますが、これも同じです。
一般的に、ファンデーションはまぶたにも塗ります。
まぶたにもファンデーションを塗ることで、顔全体の色や質感が統一されます。
判断に迷うのは、アイシャドーを重ねる場合です。
「アイシャドーを入れるまぶたに、ファンデーションを塗るべきかどうか」
それは、ファンデーションのタイプによります。
リキッドタイプのファンデーションなら、まぶたにもきちんと塗るようにしましょう。
水分を含んでいるため、アイシャドーの粉末を吸着して、落ちにくくなるのです。
アイシャドーの発色も、きれいに整います。
パウダータイプのファンデーションの上にアイシャドーを入れるのは、いわば、粉の上に粉を乗せている状態です。
まばたきをするたびに粉が落ちやすく、目元のメイクを安定させるのが難しいのです。
したがって、パウダータイプのファンデーションの場合は、まぶたに塗らないのが正解です。
もし、ファンデーションを塗らないまぶたが目立つなら、目元専用の下地クリームを使う選択肢もあります。
「ブラシでアイシャドー」と書かれているものもあれば「チップでアイシャドー」と書かれているものもあります。
アイシャドーを上手に決めるためには、どちらがいいのでしょうか。
ブラシとチップには、目的に応じた使い分けがあります。
ブラシは、広く薄く塗るのが適しています。
毛が束になっているため、粉を含ませやすく、グラデーションがつけやすくなります。
まぶたの広い範囲にかけて、グラデーションを意識しながらアイシャドーを仕上げたい場合は、ブラシを使いましょう。
まぶた全体にハイライトを柔らかく乗せたい場合にも、ブラシを使います。
ちなみに、不器用と感じる人も、ブラシがおすすめです。
チップよりブラシのほうが使いやすく、失敗が目立ちにくいからです。
ピンポイントでシャドーを入れたい場合は、チップです。
チップの先端は、少し堅いスポンジになっています。
その形状から、チップは狭く濃く塗るときに適しています。
たとえば、立体感をつけるために、アイホールの中央部分だけ明るい色に仕上げたい場合です。
また、意図的に目尻を濃くさせたい場合も、チップが最適です。
ブラシもチップも、まぶたに当てる前は、手の甲で色を少し落としてから使いましょう。
ブラシもチップも、それぞれに長所があります。
1つの道具にこだわるより、仕上げたいメイクに応じて道具を使い分けるのが、理想です。
綿棒や薬指も使いながら上手にぼかしていくと、より美しく仕上げられます。
朝はばっちりメイクが整っていても、時間がたつにつれ、だんだんメイクが崩れてきます。
一般的にメイク直しは、スポンジに乳液を浸してやり直します。
水を使わず、乳液を使うのがポイントです。
乳液によって肌の乾燥を防ぎながら、崩れたメイクをやり直しできるからです。
しかし、それでもやりにくい場所があります。
特に困るのが、目の下です。
アイシャドーやアイライナーが落ちてしまい、パンダのような目になっているのです。
また、眉マスカラが落ちて、眉の下が黒ずむこともあるでしょう。
スポンジで無理に手直ししようとすると、マスカラまで一緒に落としてしまいそうです。
眉下や目の下などは面積が狭くて皮膚も薄いため、少し工夫が必要です。
どうすればいいのでしょうか。
こういう場合こそ、綿棒です。
スポンジの代わりに、綿棒に乳液を湿らせましょう。
綿棒なら、崩れたメイクを、ピンポイントできれいに拭き取れます。
最初に、綿棒の先を指でつぶして柔らかくしておきましょう。
乳液が染み込みやすくなりますし、肌を傷めることもありません。
下まぶたのかなり繊細な部分まで、対応できます。
綿棒は小さくて場所を取りませんから、ポーチに入れて、常に携帯しておきましょう。
眉は、顔の印象を決める最も重要なパーツの1つです。
それだけに、眉が少しでも伸びたりはみ出したりしていると、顔の印象に影響します。
では、どのくらいの頻度で眉の手入れをすればいいでしょうか。
眉も、髪と同様、時間がたてば伸びてきます。
眉毛は、1日におよそ0.15ミリ、伸びます。
個人差はありますが、3日経てば、眉が伸びたのがわかり始めます。
わずかに伸びただけではありますが、やはり目元は特に目立ちやすい。
毎日できれば理想ですが、なかなか時間もとられます。
忙しい女性にとって、毎日の手入れは難しいこともあるでしょう。
また、あまり頻繁にかみそりを使うと、肌を傷めることもあります。
おすすめの目安としては、3日に1回です。
この程度なら、目立つ前に処理ができるでしょう。
ただし、忙しい場合は、1週間に1回くらいでもいいでしょう。
大切なことは、習慣にしておくことです。
気になってから処理をするのではなく、気になり始める前に処理です。
あらかじめ習慣にしておくほうが、整った美を維持しやすくなります。