「大事な場面!」というときには、誰しも集中力を必要とします。
私も本を書くときには、集中力をなにより大切にしています。
だらだらした気持ちで書いても、いい文章は書けません。
集中力を出すためにはどうすればいいか。
それは、余計なものを取り除くことに尽きます。
集中しようとしても、気が散りやすくて邪魔が入りやすい環境では難しい。
次に大切なことは「今」「ここ」に集中することです。
集中する対象はわかっていても、いつ集中するのか、どこに集中するのかわからないと、これまた迷ってしまいます。
あなたが集中するべき点は「今」「ここ」です。
単純なことですが、集中力を出すためには、好きなことをすればいいのです。
好きなことだと、無条件で集中できます。
好きなことだから、自然と集中してしまうのです。
やるべきことが好きなことでないなら「集中力を出そう」と考えるより「好きになるようにしよう」と考えると近道になります。
集中力は、出そうと思えば思うほど出なくなる性質があります。
出そうと考えることに、気を取られるのです。
集中するときには、1人になることが基本中の基本です。
1人にならないと、1つのことに集中できません。
周りに友人がいると、気が散ってしまい、集中できなくなります。
まさに今この瞬間、私が実践している集中力をつけるコツです。
今、私はインターネットカフェで本を書いています。
「インターネットカフェだとお金もかかるし、それなら自宅で書いたほうがいいんじゃないの」
できることから始めることが、集中するための大原則です。
できないことをやったところで、集中できるわけがありません。
小さくて簡単なことからでかまいませんから、確実にできることから始めていきましょう。
行動するときには、失敗のことを考えるほど、集中から遠ざかっていきます。
「失敗したら、どう思われるだろう?」と、周りを気にしていると、集中ができません。
失敗したときのことを考えるのは、集中することを邪魔することです。
集中するときには、できるだけ同じジャンルをそろえてやることです。
ジャンルを整えることで、頭の中を整理しやすくなり、結果として集中しやすくなります。
もし、ばらばらのジャンルを同時にやると、頭の中がごちゃごちゃになります。
集中力は、おなかがすいているときには出ません。
食べることは、人間が生きるために必要なことです。
集中力よりまず食欲を満たすことを優先させなければなりません。
どれだけ自分を信じることができているかで、どれだけ集中できるかに比例します。
自分を信じることができているほど、どんどん集中できます。
そこには「否定的な考え」がないからです。
集中力を出すためには、否定的なことを考えず、自分を信じることが大切です。
「それでもやっぱり悪く考えてしまう」という人は、思いきって失敗することを前向きに考えてしまいましょう。
いわゆる「開き直り」です。
集中力がなくて嘆く人がいます。
「私には集中力がありません。集中してもすぐ途切れます。数分しか集中できません」
集中力がない自分を情けなく感じることがあるかもしれません。
集中力が出ないのは、酸素が足りていないせいかもしれません。
酸素が足りていないということは、呼吸ができていないということです。
水戸黄門に出演している由美かおるさんは、今でもとても美しい人です。
集中するための環境を整えましょう。
集中する環境を整えることで、集中しやすい状態になります。
あなたの生活の中で集中力を妨げている物はというと、まず「時計」です。
マイナス思考の人には、ある口癖が、よく聞かれます。
「調子に乗るな」です。
調子に乗ることを否定する考え方です。
睡眠は、生活に必要不可欠です。
睡眠が不足していると、当たり前のことすら、普通にできなくなります。
眠気があると、元気がなくなります。
集中するためには、リラックスを心がけましょう。
リラックスをすることで、集中できます。
落ち着いた精神状態があって、初めて集中ができるのです。
人間がパワーを発揮するとき「勝ちたい」より「負けたくない」というほうが、大きなパワーを発揮できます。
勝つことはもちろん嬉しいことです。
勝つことで、自分の誇らしさを満足させることができます。
行動の動機によって、発揮できる力も変わります。
自分のために行動するほうが、力を発揮しやすいと思うでしょう。
自分に関係していることは、やはり必死になって当然です。
集中は、途中で途切れてしまうと、あとから取り戻すのにとても時間がかかります。
特に、一連の動作を行う場合には、途中で途切れたら、集中力が消えます。
こういうときには、最初からやり直したほうがうまくいきます。
集中力を出すために「迷い」は捨てることです。
迷いがあると、それだけで集中できなくなります。
「やろうかな、どうしようかな。やったらどうなるかな。叱られるかな。どう叱られるかな」
出そうと思うほど出てこなくなるのは「集中力」と「便秘」です。
集中力は、意識的に出そうと思っても出るものではありません。
自然と出るものなのです。
集中できる音楽があるのを知っていますか。
「沈黙」です。
沈黙ほど、集中できる音楽はありません。
やることが1つなら、集中するのは簡単です。
しかし、集中するときに限って、3つも4つも同時に考えなければならないことがあります。
すべてをやりこなしていこうと考えるのは、大変です。
本当の集中力を手に入れたければ「言い訳」はやめることです。
言い訳をすればするほど、集中力から遠ざかっていきます。
言い訳をすることで、集中することから逃げていることになるからです。
ほど良いゆとりがあるところに、集中力が存在します。
物事に完璧を求めないことです。
完璧を求めると、もうゆとりはなくなります。
勝負をするときには、決断が大切です。
どれだけ堂々と勝負に出るかによって、集中力も変わってきます。
勝負をするときには、堂々と行きましょう。
さあ、ここまでくればあなたは、集中力を出すための方法を身につけることができています。
最後にまとめとして、もう1つ面白い話をしましょう。
実は、集中力を出すコツは、やる気を出すコツとまったく同じ理論なのです。
「大事な場面!」というときには、誰しも集中力を必要とします。
私も本を書くときには、集中力をなにより大切にしています。
だらだらした気持ちで書いても、いい文章は書けません。
集中して書くから、文章の質が高くなります。
集中力の良いところは、ここです。
集中することで、本来持っている自分の力以上を発揮できることにあります。
テスト勉強のときや大会当日など、なにより集中力が大切になるときには、これが結果を大きく左右します。
集中力の出し方を知っているか知らないかの違いにより、あなたの人生が決まってしまうこともあるのです。
そんな大切な集中力を身につけるためのコツを紹介します。
ひもをほどくように、あらためて考えてみると、集中力を出す方法はシンプルなのです。
集中力を出すためにはどうすればいいか。
それは、余計なものを取り除くことに尽きます。
集中しようとしても、気が散りやすくて邪魔が入りやすい環境では難しい。
声をかけられたり電話が鳴ったりすると、そのたびに頭の切り替えが必要です。
頭の切り替えることも、小さな仕事です。
頭を切り替えるたびに、労力や精神力を消耗します。
小さなことですが、無視できない問題です。
ここで注目したいのは「割り込み回数」と「頭の切り替え回数」の違いです。
割り込みは「1回」でも、頭の切り替えは「2回」必要になります。
たとえば、電話がかかってきて対応するとします。
仕事モードから電話モードに切り替え、会話を終えた後、電話モードから仕事モードに切り替えます。
つまり、割り込みが1回でも、頭の切り替えは2回必要になります。
割り込み回数が多くなるに比例して、頭の切り替え回数も2倍必要になります。
いったん集中力が下がると、再び上げるのに苦労します。
「頭のスイッチを切り替える」という小さな仕事が積み重なるにつれて、疲れも大きくなる。
大して仕事が進んでいないのに、すでに疲れがたまっている。
これでは、集中力が出せなくなるのも当然です。
余計なものを取り除くことです。
集中を妨げているものは、1つでも減らしましょう。
仕事と無関係のものが机に置いてあるなら、一時的に取り除きます。
人形やポスターも、見るぶんには楽しめますが、仕事で集中するときは不要でしょう。
ごちゃごちゃしている机よりシンプルな机のほうが、集中しやすくなります。
集中したいときは、邪魔が入らない工夫も大切です。
携帯電話の電源をオフにする。
メールの自動通知機能をオフにする。
音楽をかけるのも、作業効率を高めるものを除き、控えておくのが賢明です。
つまり「目の前に集中せざるを得ない環境をつくる」ということです。
余計なものが取り除かれるにつれて、集中力しやすい環境に整います。
自分にとって大切なものを隠したりオフにしたりするのはストレスが伴いますが「必要な我慢」と考えましょう。
最初は心理的な抵抗が伴いますが、慣れてくると当たり前になります。
余計なものをすべて取り除くのは難しくても、減らすならできるはずです。
同じ時間は二度と戻ってきません。
未来は、今の連続です。
今に集中することが、素晴らしい未来をつくることにもつながります。
余計なものを取り除くことも仕事の1つです。
集中することで五感と神経が研ぎ澄まされ、最高のパフォーマンスを発揮できます。
120%や150%はもちろん、時には200%のパワーを発揮できることもあります。
集中力を出すために、余計なものを取り除くことが大切です。
次に大切なことは「今」「ここ」に集中することです。
集中する対象はわかっていても、いつ集中するのか、どこに集中するのかわからないと、これまた迷ってしまいます。
あなたが集中するべき点は「今」「ここ」です。
何も、過去に集中することはありません。
過去はもう終わったことですから、取り返しはつきません。
いくら後悔したところで戻らないものは、戻らないのです。
集中するべき点は「今」と「ここ」に絞りましょう。
できるだけ集中する対象は、自分に近ければ近いほどいいです。
究極は「今」であり「ここ」であります。
このようにして「今」と「ここ」という環境を整えれば、格段に集中しやすくなります。
単純なことですが、集中力を出すためには、好きなことをすればいいのです。
好きなことだと、無条件で集中できます。
好きなことだから、自然と集中してしまうのです。
今、行っていることが嫌いなことだと、もうそれだけで集中力がなくなります。
しかし、好きなことなら、自分から進んでやる自主性が含まれていますから、どんどんやる気を出していけます。
自分の好きなことは、初めから集中できる要素が含まれているのです。
やるべきことが好きなことでないなら「集中力を出そう」と考えるより「好きになるようにしよう」と考えると近道になります。
集中力は、出そうと思えば思うほど出なくなる性質があります。
出そうと考えることに、気を取られるのです。
それならいっそのこと「今、していることを好きになるように努力しよう」と考えるとうまくいきます。
テストでも、嫌いな教科は集中できませんが、できるだけその「嫌い」を「好き」に変えるように努力しましょう。
たとえば、ゲームとして考えたり、誰かと点数を争ったりなどして、できるだけ遊びの要素を加えてみるのです。
勉強も遊びと考えると、勉強ではなくなります。
集中する努力より、嫌いなことを好きになる努力をするほうが、集中力につながっていくのです。
集中するときには、1人になることが基本中の基本です。
1人にならないと、1つのことに集中できません。
周りに友人がいると、気が散ってしまい、集中できなくなります。
学生時代には、友人と一緒になって勉強を行う「勉強会」というのがありますが、必ずといっていいほど集中できません。
勉強会がいいのは、言葉の響きだけです。
実際は、まったく勉強会になっていません。
雑談会になっています。
大勢の友人と一緒にいると、話をしてしまい、勉強どころではなくなります。
集中なんてする以前の問題です。
本当に勉強に集中したければ、1人でやることです。
まさに今この瞬間、私が実践している集中力をつけるコツです。
今、私はインターネットカフェで本を書いています。
「インターネットカフェだとお金もかかるし、それなら自宅で書いたほうがいいんじゃないの」
そうした声が聞こえそうですが、私にとって自宅だと集中できないのです。
自宅の場合、だらだらしてしまうのです。
1人になれることが、必ずしも集中力に結びつくとは限りません。
今、インターネットカフェで書いていると、ほどよく周りに人がいます。
この人目があるおかげで、私はだらだらせずに本を書くことに集中できています。
家で書こうとすると、ついテレビを見てしまったり、眠くなってしまったりと、自分に対して甘くなります。
私はいつもわざわざ家を出て、お金のかかるインターネットカフェで書くことにしているのです。
インターネットカフェの料金は、考え方によっては「集中料金」になります。
だいたい1時間で400円ですが、これは使用料金より、集中料金と考えることにしています。
たった400円程度で、1時間の集中力が買えるなら安いものです。
私はいつも速いスピードで文章を書いています。
これはわざと自分を人目のあるところに身を置いて、集中力を高めることで実現されているのです。
1人では集中できなければ、逆に周りに人がいる環境に身を置いてみることも1つの手です。
時には、周りにほどよく人がいて、その人目を感じながらのほうが、集中できることもあるのです。
できることから始めることが、集中するための大原則です。
できないことをやったところで、集中できるわけがありません。
小さくて簡単なことからでかまいませんから、確実にできることから始めていきましょう。
小さなことでも確実に一つひとつこなしていけば、達成感が得られます。
この達成感を得ることで、集中することにつながるのです。
小さなことでも達成感を得ながら、少しずつ大きなことへ移行していけば、集中できているうえに、難しい問題も解けています。
集中力は、調子の良いときに出てくるものなのです。
調子の良さを自分でつくることができれば、簡単に集中力を発揮できます。
受験では「テストのときは、簡単な問題から解く」という成功の方程式があります。
本来なら1問目から順番に解くのが正しいと思われがちですが、これは逆に失敗する方法です。
テストに強い人は、番号順ではなく、簡単順からやっていきます。
自分が確実に解ける問題からあたっていき、自分の中で調子を上げることで、集中できることを知っているからです。
もし、1問目から難題がある場合、失敗する人に限ってそこに何十分も解けるまで時間を取ってしまいます。
気づけば、時間オーバーで解ける問題にも手をつけられていない状態になってしまうのです。
1問目から解かないといけないという法律はありません。
出題者の思惑で1番目に最も難しい問題を持ってきて、受験者の頭の柔軟さを試している場合があるくらいなのです。
これを知っているかどうかで、テストの結果さえも変わってくるはずです。
集中力は、できることから始めるときに出るものなのです。
行動するときには、失敗のことを考えるほど、集中から遠ざかっていきます。
「失敗したら、どう思われるだろう?」と、周りを気にしていると、集中ができません。
失敗したときのことを考えるのは、集中することを邪魔することです。
本当に集中したければ、失敗したときのことを考えるのはやめましょう。
失敗したときのことなんて、失敗してから考えればいいのです。
失敗したときのことを考える時間があるなら、成功したときのことを考えましょう。
同じエネルギーを使うにしても、失敗したときのことを考えるのか、成功したときのことを考えるのかで、大きく変わってきます。
失敗したときのことを考えていると、次第に元気もやる気もなくなり、集中力までなくなる悪循環です。
しかし、成功したときのことを考えていると、だんだん元気もやる気も出てきて、集中力までアップします。
たった失敗と成功のどちらのことを考えるかで、あなたの気の持ちようががらりと変わってくるのです。
考えるなら、失敗より成功を考えましょう。
成功を考えるだけで、あなたの力は、今まで以上に強くなるのです。
集中するときには、できるだけ同じジャンルをそろえてやることです。
ジャンルを整えることで、頭の中を整理しやすくなり、結果として集中しやすくなります。
もし、ばらばらのジャンルを同時にやると、頭の中がごちゃごちゃになります。
受験勉強のときに国語の勉強をしながら、数学の勉強をしていては、頭の中がおかしくなります。
集中は、1つのことに焦点を合わせることが原則です。
ジャンルも1つにそろえて、一気に行うほうが集中しやすくなります。
2種類以上のジャンルをこなさなければならない場合は、1つのジャンルが終わってから次のジャンルに移るようにしましょう。
頭のスイッチを切り替えやすくなり、集中がしやすくなります。
集中力は、おなかがすいているときには出ません。
食べることは、人間が生きるために必要なことです。
集中力よりまず食欲を満たすことを優先させなければなりません。
集中力を出すための前提条件が「食欲を満たすこと」です。
鳥山明の代表アニメ『ドラゴンボール』の孫悟空は、おなかがすいているときには、元気が出ません。
どんなに強い悟空でも、唯一弱くなってしまうときがあります。
それが、おなかがすいているときです。
悟空は天下一武道会で、おなかがすいて元気ないために試合に負けそうになったときもあるくらいです。
日本のことわざに「腹が減っては戦ができぬ」という言葉があります。
何をやるにしても、まずおなかを満たすことが大切なことなのです。
集中力を出すときには、しっかり空腹を満たしておく必要があります。
私は、1日に必ず3食食べるタイプです。
もともと私の父と母は、3食食べることの大切さを知っていました。
小さいころから朝食を食べないと学校にさえ行かせてくれないほどでした。
父と母は、朝食を食べないと学校での勉強も頭に入らないことを知っていたので、必ず朝食だけはとるようにしつけていました。
おなかを満たしていた私は、おかげで小さいころから元気でした。
頭を使うことだけに限りません。
体を使うときにも、食べることは前提条件。
集中力を出す以前に、まずしっかり食べることです。
おなかを満たしていないと、集中力も不足してしまうのです。
どれだけ自分を信じることができているかで、どれだけ集中できるかに比例します。
自分を信じることができているほど、どんどん集中できます。
そこには「否定的な考え」がないからです。
自分を信じることができていないと「もし、できなかったらどうしよう。失敗したらどうしよう」という否定的な考えになります。
悪いことを考えていると、気分まで悪くなります。
気分が悪くなってしまっては、調子も悪くなります。
集中することもできなくなります。
集中するためには、否定的な考えを、取り除くことです。
自分を信じているということは、否定的な考えがないということなのです。
集中力を出すためには、否定的なことを考えず、自分を信じることが大切です。
「それでもやっぱり悪く考えてしまう」という人は、思いきって失敗することを前向きに考えてしまいましょう。
いわゆる「開き直り」です。
私はいつも仕事で「これはどう考えても叱られるな」というときがあります。
仕事で失敗したり、できなかったりするときです。
そんなときに「どうしよう、どうしよう……」と繰り返し考えていても疲れるだけです。
こういうときには開き直って「よし、叱られに行こう!」と考えることにしています。
今まで否定していた考えを、肯定してしまうことになります。
たしかに失敗することは残念なことですが、開き直りの考え方を身につけてからは精神状態が安定するようになりました。
否定さえも、前向きに考えてしまうのです。
私は上司に「もう面倒だから叱られに行ってきます」と言ってしまいます。
私が叱られに行く後を上司が追いかけて「おいおい、ちょっと待った」と引き止めようとするくらいです。
逃げ場のないことを考えても仕方ないのです。
どうすることもできないのに、どうにかしようとしても、無理は無理です。
無理なことを無理してやろうとせず、もう無理であることを受け入れてしまうのです。
それが結果として「叱られに行く」という行動に出ます。
私は仕事の中では、よく叱られています。
叱られに仕事に行くようなものです。
マイナスをプラスに変えていくと、精神的に楽になるのです。
集中力がなくて嘆く人がいます。
「私には集中力がありません。集中してもすぐ途切れます。数分しか集中できません」
集中力がない自分を情けなく感じることがあるかもしれません。
集中力がないと、大きなことを達成できないように思うかもしれませんが、ここに誤解があります。
実はそれほど大きな問題ではありません。
集中が長く続けばそれに越したことはありませんが、短くても大丈夫です。
ちょっと工夫をすれば簡単に解決します。
短い集中をワンセットにして繰り返せばいいのです。
筋トレや部活動でも、ワンセットを繰り返すトレーニングがありますが、それと同じです。
たとえば、10分しか集中が続かない人がいるとします。
「たった10分」と思いますが、実は10分も集中できれば十分です。
10分をワンセットにして繰り返せばいいのです。
休憩を入れては集中して、また休憩を入れては集中というサイクルを繰り返せばいいことです。
10分しか集中できなくても、10分なりにできることはあるはずです。
本であれば、数ページは読めるでしょう。
練習問題であれば、1問や2問くらいは解けるでしょう。
10分の集中は5回やれば50分になり、10回やれば100分になります。
たびたび短いリフレッシュタイムを挟むことになりますが、集中の合計時間が増えます。
リフレッシュタイムも増えることは、見方を変えれば「ストレスをためることがない」というメリットにもなります。
挫折することなく、着実に合計時間を増やしていけます。
「集中力がなければいけない」というのは固定観念です。
短いなら短いなりに繰り返していきましょう。
途中で集中が切れても、休憩を挟んで繰り返せばいいだけのこと。
集中が続かないなら、繰り返すことで合計時間を増やしてしてください。
集中が短いことを嘆くのではなく、集中できることを喜びましょう。
「10分しか集中できない」ではなく「10分も集中できる」と考えたほうが建設的です。
集中力がなくて落ち込む必要はありません。
やることは同じで、セットを繰り返して合計時間を増やすだけです。
セットを繰り返せば大きな時間となり、大きな結果をもたらすでしょう。
10分しか集中できなくても、夢を叶えることは可能なのです。
集中力が出ないのは、酸素が足りていないせいかもしれません。
酸素が足りていないということは、呼吸ができていないということです。
水戸黄門に出演している由美かおるさんは、今でもとても美しい人です。
本人は「呼吸を整えることで、酸素を十分に取り込んでいるからです」とおっしゃっています。
集中力を出すために大切なことは「きちんと食事を取って空腹を満たすこと」と書きました。
しかし、さらにそれ以前に大切なことは「酸素」です。
きちんと深呼吸をしていないと、集中力に必要な酸素が体の中に取り込まれません。
酸素は、地球上すべての生き物に必要な「元気の源」です。
私たちは、ただで手に入る酸素の価値をなかなか把握できませんが、酸素こそいちばんの元気の源です。
浅い呼吸ではなく、深い深呼吸をしましょう。
深い深呼吸によって、おいしい酸素を体の中に取り込みましょう。
集中力を出すコツに酸素が必要だなんて、普通の本には当たり前すぎて書かれていません。
しかし、当たり前だからとはいえ省略するのもおかしいなと思います。
酸素があるから、私たちは生きることができています。
当たり前のことだからこそ、基本に戻って大切にしてほしいのです。
いま一度、呼吸を行うことで、酸素の大切さ、貴さ、重要さに気づいてほしいと思います。
集中するための環境を整えましょう。
集中する環境を整えることで、集中しやすい状態になります。
あなたの生活の中で集中力を妨げている物はというと、まず「時計」です。
時計は、あなたの集中力をどんどん奪っていく物です。
集中しているときは、必ず時間を忘れています。
時間を忘れることができているから、自然と集中できているのです。
それなのに、時間を思い出させるような物がそばにあっては、時間が気になって集中できるはずがありません。
時計なんて、そのものです。
私は集中するときには、できるだけ時間に関係するものを、取り払うようにしています。
まず、時計を隠し、テレビを消して、携帯電話をオフにします。
ふと、落ち着きを取り戻すような要素をなくしてしまうのです。
時間を忘れることで、物事に集中できるようになります。
集中するときには、時計を外すようにしましょう。
制限時間のあるテストのときでないかぎり、基本的に時計は、集中の敵なのです。
マイナス思考の人には、ある口癖が、よく聞かれます。
「調子に乗るな」です。
調子に乗ることを否定する考え方です。
調子はどんどん乗っていいです。
調子に乗らないと、スピードアップができません。
集中力は、調子に乗れば乗るほど、集中できます。
たしかに調子に乗っていることで、周りに迷惑をかけてしまうこともあります。
しかし、自分が今、調子に乗っている状態さえ把握しているなら、石につまずいてこけてしまうことは避けられるはずです。
風を受け止めて前に進むヨットは、風が吹かないかぎり、前に進むことはできません。
風が吹き始めたときには「今がチャンス!」と思い、どんどん調子に乗って進んでいけます。
あなたの集中力も、いつどこで出てくるのかわかりません。
集中が突然出始めたときはチャンスです。
次に集中できるのはいつになるかわかりません。
どんどん調子に乗って、進めるだけ一気に前に進んでしまいましょう。
集中は、期限付きの生ものなのです。
睡眠は、生活に必要不可欠です。
睡眠が不足していると、当たり前のことすら、普通にできなくなります。
眠気があると、元気がなくなります。
集中力だけではありません。
やる気や行動力など、精神面が一気に低下します。
寝ないと、勉強も仕事もすべて手につかないのです。
眠くなるのは、体が休みたがっている証拠です。
車がエンジンをつけっぱなしでは壊れやすくなるように、人間も動きっぱなしでは体調を崩しやすくなります。
しっかり活動したければ、しっかり休むことです。
よく寝ることで、元気が出て、集中力も出てきます。
集中するためには、リラックスを心がけましょう。
リラックスをすることで、集中できます。
落ち着いた精神状態があって、初めて集中ができるのです。
私は仕事でへとへとに疲れたときには、週末に銭湯に行くようにしています。
私の住んでいるところは、たまたま近くに銭湯のあるところですから、よく気分転換に利用させてもらっています。
家にもお風呂はあるのですが、やはり銭湯の大きさにはかないません。
銭湯には、人間がリラックスするためのマイナスイオンが空気中にたくさん含まれているため、精神的にもゆったりできます。
仕事で疲れていても、銭湯に行くとずいぶん救われます。
以前には、アロマセラピーでリラックスをしていた時期もありました。
アロマセラピーのラベンダーの香りは、気分をリラックスさせてくれる効果があります。
ちょっと気分が落ち着かないときには、よく利用していたものです。
自分にとって何がいちばん落ち着くかは、人それぞれです。
あなたが落ち着けるときは、どんな瞬間ですか。
その瞬間を、大切にしてほしいと思います。
その時間が、疲れたあなたから開放してくれるのです。
人間がパワーを発揮するとき「勝ちたい」より「負けたくない」というほうが、大きなパワーを発揮できます。
勝つことはもちろん嬉しいことです。
勝つことで、自分の誇らしさを満足させることができます。
しかし、それに対して「負ける」ということに関しては、人間は猛烈な不快感を覚えます。
負けることで自分のプライドが傷つくほうが、よほど怖く恐ろしいのです。
人間にはコンプレックスが1つはあるものです。
しかし、そのコンプレックスをバネにすると、かなりの力を発揮できます。
「かっこいい」と言われるより「かっこ悪いと言われたくない」のほうが、より大きなパワーを発揮できます。
「美人と言われたい」より「ブサイクとだけは言われたくない」のほうが、気持ちとしては大きくなるのです。
集中してしまうのも「あの人に勝ちたい」より「あの人にだけは負けたくない」のほうが、動機としては大きなものになります。
いわゆる競争です。
一般的に競争は、お互いを高めるためには良い方法だとされています。
それは「勝ちたい」という気持ちではなく「負けたくない」という気持ちが働いているためなのです。
「勝ちたい」というより「負けたくない」を動機とすれば、あなたのパワーはいつも以上に大きくなるのです。
行動の動機によって、発揮できる力も変わります。
自分のために行動するほうが、力を発揮しやすいと思うでしょう。
自分に関係していることは、やはり必死になって当然です。
では、他人のためには力が出ないかというと、そうとも限りません。
場合によっては、他人のためのほうが、力を発揮しやすいことがあります。
たとえば、自分にとって大切な人が病気になったときです。
親や子どもなど、大切な人が病気になったとします。
自分が風邪をひいても「病院に行くのが面倒」と思って、なかなか重い腰が上がらないものです。
しかし、自分の大切な人が病気になると、すさまじい行動力を発揮することがあります。
「早く病院に行こう」と、せかします。
たとえ、大雨の降る深夜でも「大切な人のためなら」と思い、必死に連れて行こうとするのです。
大切な人だからこそ、自分のこと以上に考え、底力を発揮するのでしょう。
あなたにとって、大切な人はいますか。
自分にとって大切な人を、原動力にしましょう。
「大切な人を助けたい。力になりたい」という気持ちによって、潜在的な力が発揮されます。
集中は、途中で途切れてしまうと、あとから取り戻すのにとても時間がかかります。
特に、一連の動作を行う場合には、途中で途切れたら、集中力が消えます。
こういうときには、最初からやり直したほうがうまくいきます。
よくお笑い芸人がショーをしているときに、途中で詰まってしまうことがあります。
こんなときに、もう一度最初からやり直しというのを目にします。
これは、お客さまに申し訳ないからやり直すだけではなく、自分のリズムが途切れたために、初めからやり直しをするのです。
リズムが途切れてしまったときに、途中から始めるより、一からやり直しのほうがリズムを取り戻しやすいのです。
集中力を出すために「迷い」は捨てることです。
迷いがあると、それだけで集中できなくなります。
「やろうかな、どうしようかな。やったらどうなるかな。叱られるかな。どう叱られるかな」
迷いがあると、頭の中が乱れます。
やること一点に絞ることができず、結果として集中できません。
迷いは捨ててください。
迷いを捨てて「思いきる」ことが大切です。
細かい迷いはもう考えるのをやめて、思いきってしまうことで集中できるようになります。
人間、たった1つの行動をするのにも、細かく考えると切りがありません。
もう細かいことを考えて迷うのではなく、思いきって行動してしまうのです。
「あとからどうなっても知らない。そのときはそのとき。今は思いきってやろう」と考えたほうが、よほど集中できるのです。
出そうと思うほど出てこなくなるのは「集中力」と「便秘」です。
集中力は、意識的に出そうと思っても出るものではありません。
自然と出るものなのです。
好きなことをやっていて、できることから始めていて、こつこつやっていっていくうちに、自然と集中できているものです。
「集中しようとしているのですが、集中できません」と言う人がいます。
無理やり集中しようと思っているから、集中できないのです。
できるだけ無理をせずに、自然体で行っていくことが必要なのです。
集中できる音楽があるのを知っていますか。
「沈黙」です。
沈黙ほど、集中できる音楽はありません。
沈黙の中には、明るさや悲しさ、楽しさなど、いろいろな意味に取れる音が含まれています。
沈黙ほど集中力を手助けしてくれる最適な音楽はないのです。
受験勉強でも、音楽を聴きながら勉強すると、歌詞やメロディーに注意が向くため、集中しにくくなります。
受験で成功する人は、必ず沈黙の中に身を置いて勉強をする人です。
音楽をかけながらの勉強は、記憶に集中しづらくなります。
いくら好きな人の曲とはいえ、本当に集中したければ、音楽をとめることです。
好きな人の曲なら、なおさら気分が乗ってしまい、勉強どころではなくなります。
私も受験生のころは、音楽をとめて勉強をしていました。
音楽を止めることで目の前にある問題に集中でき、効率よく勉強できていました。
音楽CDを買うときにはお金がかかってしまいますが、沈黙ならお金がかかりません。
にもかかわらず、沈黙ほど、人間にとって健康的な音楽はないのです。
やることが1つなら、集中するのは簡単です。
しかし、集中するときに限って、3つも4つも同時に考えなければならないことがあります。
すべてをやりこなしていこうと考えるのは、大変です。
いま一度「本当にそれは必要なことなのか」と、あらためて考えてみることです。
やることより、やらなくてもいいことを考え、排除していきましょう。
集中する対象が少なければ少ないほど、より集中力を高めていけます。
もちろん理想は、1つです。
対象がたった1つなら、集中する対象は1つのみになるため、もはや迷いはありません。
その分、思いきって一点に気を集めることができます。
しかし、対象がたくさんある場合には、どれをやらなくてもいいのかを優先して考えるほうが、近道になるのです。
本当の集中力を手に入れたければ「言い訳」はやめることです。
言い訳をすればするほど、集中力から遠ざかっていきます。
言い訳をすることで、集中することから逃げていることになるからです。
言い訳をしない人は、精神的に強い人です。
しかし、最初から精神的に強かったわけではなく、逃げないことで精神的に強くなっていったのです。
言い訳をせずに逃げない姿勢が、精神的な強さをもたらしました。
どうせ言い訳をするなら「やりませんでした」というより「なぜやったのか」という言い訳をしましょう。
強くなる人は「なぜやったのか」という言い訳をします。
「なぜやったのか」という言い訳は常に、行動力を表しています。
行動したことの言い訳なら、どんどんしてもかまいません。
行動あるところに、成功があります。
やらなかった言い訳より、なぜやったのかという言い訳をするほうがかっこいいのです。
ほど良いゆとりがあるところに、集中力が存在します。
物事に完璧を求めないことです。
完璧を求めると、もうゆとりはなくなります。
完璧には終わりがないからです。
いくらやっても終わりのないことが、完璧を求めるときに存在します。
完璧には、余裕もなければゆとりもありません。
集中もありません。
終わりのないことには、いつか疲れ果てるという結末があり、初めこそは集中できていても、やがてできなくなってしまうのです。
完璧主義を卒業しましょう。
今すぐあなたの心の中には、余裕とゆとりが生まれ、集中力を発揮できる心の環境が整うのです。
勝負をするときには、決断が大切です。
どれだけ堂々と勝負に出るかによって、集中力も変わってきます。
勝負をするときには、堂々と行きましょう。
堂々とするときは、後ろを振り返ったりしません。
前だけを向きます。
後ろや横は気にせず、目の前のことに堂々と勝負しているため、全力を持って取り組むことができるのです。
これが結果として、集中力を生み出します。
おどおどしている人は、それだけで自分の力を出せません。
たくさんの心配事を抱えているため、目の前のことに集中できないのです。
「やるときは、堂々とやる」
これが集中するために大切なことなのです。
さあ、ここまでくればあなたは、集中力を出すための方法を身につけることができています。
最後にまとめとして、もう1つ面白い話をしましょう。
実は、集中力を出すコツは、やる気を出すコツとまったく同じ理論なのです。
「集中力を出すコツ=やる気を出すコツ」です。
集中力を出す方法はやる気を出す方法でもあるし、やる気を出す方法は集中力を出す方法でもあります。
やる気さえ出せば、自然と集中できてしまいます。
集中しているということは、やる気になっているということです。
集中力とは、やる気なのです。
この面白い仕組みに気づけば、精神的な操作が楽になります。
集中力とやる気は、響きこそ違いますが、実は正体は同じです。
「集中力を出すコツをもっと知りたいな」という人は「やる気を出すコツ」も参考にしましょう。
「やる気を出すコツ」の中の「やる気」という言葉を「集中力」という言葉に置き換えて読んでみましょう。
びっくりするくらい、話のつじつまがぴったり合います。
この2つは、別々なような感じがしますが、精神的な状態はまったく同じことなのです。
集中力を出すためには、やる気を出すコツも参考にすることで、あなたの精神力はさらに向上します。