執筆者:水口貴博

物忘れを防止する30の方法

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あくびをすると、頭の回転がよくなる。

あくびをすると、頭の回転がよくなる。 | 物忘れを防止する30の方法

ぼうっとしたときにあくびをすると、頭の回転がよくなります。

あくびに対して、よくない印象を持っている人が多いようですが、実は逆です。

そもそも、あくびは生理現象であることを思い出しましょう。

生理現象とは、体の悪い異変を、正常に戻そうとする生理調整機能のことです。

あくびが出る理由は、脳への酸素が不足しているからです。

酸素が不足する理由は、さまざまです。

睡眠不足だったり、疲れていたり、あるいは何かに集中して呼吸が浅くなっていることなどです。

不足して鈍くなった脳の働きを元に戻そうとするために、生理的にあくびをして息を吸い込み、酸素を取り入れようとします。

したほうがいい。

事実、あくびをした後は、眠気や疲れが軽減され、頭の回転がよくなります。

「でも、わざとあくびをするのは、不自然ではないか」

私も、同じことを考えました。

そこで思いついた方法は「深呼吸」です。

あくびがダメなら、深呼吸をすればいい。

わざとらしいあくびが不自然であるならば、深呼吸なら自然です。

私は勉強をするときに、よく深呼吸をします。

大きく息を吸い込むと、脳の状態が晴れやかになり、勉強も覚えやすくなります。

少なくとも、気分はよくなるはずです。

物覚えをよくするために、まず大きく息を吸い込んでみてはいかがでしょうか。

何かに集中していると、つい呼吸が浅くなります。

呼吸が浅くなると、酸素が不足して、脳の働きが鈍くなる悪循環です。

その悪循環を断ち切るために、深呼吸をしましょう。

物忘れを防止する方法(19)
  • 「積極的なあくび」ではなく「積極的な深呼吸」をする。
わかったふりをしない。

物忘れを防止する30の方法

  1. 頭のよさは、生まれつきではない。
  2. グループとしてまとめると、覚えやすくなる。
  3. 関連づけると、覚えやすくなる。
  4. 人は、7桁以上の数字が苦手。
  5. 読めないと覚えられない。
    読めるから覚えやすくなる。
  6. 語呂合わせで覚える。
  7. 歌で覚えると、忘れない。
  8. 覚える前に、好きになることから始める。
  9. いきなり分厚い本を手にしない。
    薄い本から手をつける。
  10. 言葉の由来を知ると、覚えやすくなる。
  11. 理解をすると覚えやすくなる。
    暗記より理解を優先させる。
  12. 物覚えがいい人は、目的を意識する。
  13. メモ用紙に書いてしまえば、頭で覚える必要はない。
  14. 異なる科目を勉強すれば、気分転換になる。
  15. 場所を変えるだけで、集中力が戻ってくる。
  16. コーヒーを飲めば、脳の働きが活発になる。
  17. 昔話が多いのは、インプットが足りない証拠。
  18. あくびをして問題があるのは、生徒ではなく、先生である。
  19. あくびをすると、頭の回転がよくなる。
  20. わかったふりをしない。
  21. 強いストレスは、脳に悪影響を与える。
  22. 人に説明をすればするほど、頭がよくなる。
  23. 目をつぶると、記憶に残りやすく、思い出しやすくなる。
  24. 書くと、覚えやすくなる。
  25. 第一印象と名前をイメージにして、結びつける。
  26. 教科書の「章」を上手に活用する。
  27. わからないところは、読み飛ばしていい。
  28. 知識が豊富になっている将来の自分を想像する。
  29. 2つ持っていれば、持ち帰り忘れることはない。
  30. 恥ずかしい経験がないと、人間は本当に成長できない。

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