執筆者:水口貴博

器の大きい人になる30の方法

28

貯金の量は、器の大きさへと変わる。

貯金の量は、器の大きさへと変わる。 | 器の大きい人になる30の方法

給料日に銀行のATMできちんと振り込まれていることが確認できた瞬間、ほっとします。

収入ぎりぎりの生活を送っているときほど、このときの心の軽さは実感できる。

なぜほっとするのか。

お金はお守りだからです。

あなたを守ってくれる道具です。

残高がゼロになってしまうと、何もできなくなります。

住むところを失い、食べられなくなり、友人との付き合いもできなくなります。

大げさに言えば、命にも関わります。

病気になっても薬が買えず、病院に入院もできません。

お金の話をすれば「汚い」「腹黒い」という人がいますが、とんでもないことです。

お金の効用は素直に認めて、道具として生かすことです。

あなたを守ってくれる、最高の防御シールドになります。

ずばり、貯金の量というのは、器の大きさへと変わります。

できることが増え、困ることが少なくなるからです。

器を大きくさせたければ、一定の貯金の量を確保することです。

できるだけ収入を増やし、できるだけ支出を減らす。

貯金が増えます。

一定の貯金があると、あなたは自然と穏やかな性格になります。

そういうものです。

そのくらいお金にはパワーがあります。

あるほど、いざというときに融通が利くので、行動に余裕ができます。

それが周りの人から見れば、器が大きくなったかのように映ります。

もちろんやみくもに貯金をするのではなく、貯金の目標金額を設定することです。

目標の金額以上になれば、ためるのではなく使って、社会に還元します。

私なら、20代の未婚のうちは、せいぜい貯金は100万円としています。

若い時期であり、扶養家族や病気の心配も小さいため、貯金が100万あれば、ある程度心配が消えます。

もし、貯金額が100万円以上になれば、ためらわず使います。

やりたいことはたくさんあるので、心の余裕を確保しながら、行動したい。

もし結婚すれば、また必要とされる貯金の金額も変わることでしょう。

子どもが生まれれば、さらに必要とされる貯金の金額も変わるはずです。

人生のステージに応じて、必要とされる貯金の量も違います。

必要とされる器の大きさに応じて、貯金の量も見直していけばいいでしょう。

大切なことは、必要な余裕が得られる貯金をいつも確保しておくことです。

心の余裕を与え、一定の器を確保するための道具です。

貯金ばかりもいけませんが、ある程度の貯金は必要なのです。

器の大きい人になる方法(28)
  • 必要とされる器の大きさに応じて、貯金の量を見直す。
直線コースより回り道コースのほうが、人生は豊かになる。

器の大きい人になる30の方法

  1. 器の大きい人は、怒りを優しさで表現する。
  2. いらいらして言い返すと、相手と同じレベルになる。
  3. 脳が酸欠状態になると、落ち着いて考える余裕もなくなる。
  4. 口にする前に深く考え、一度口にした言葉には責任を持つ癖。
  5. 器の大きい人は「笑顔」と「怒り」の両方を自在に操る。
  6. 器の大きい人は、余裕を味わう。
    器の小さい人は、ぎりぎりを味わう。
  7. ささいなことにとらわれすぎず、重大なことに焦点を合わせる。
  8. 対応に慌てたときこそ、器の大きな理想の人物を思い浮かべる。
  9. いらいらするはずの瞬間に笑顔になると、器の大きさを感じる。
  10. どんなに知識や知恵があっても、臨機応変がないと、うまく生きていけない。
  11. 器の大きい人は、どんな言葉でも一度は受け入れる。
  12. つまらない冗談に笑おうとしない人こそ、つまらない人間だ。
  13. ユーモアは、楽しく、脳を活性化させる。
  14. 私の人生を変えてくれた中国人講師。
  15. 海外旅行に行くことほど、許容範囲を広げるいい勉強はない。
  16. 短所は長所として活用し、長所はさらに伸ばせば、最高の自分を発揮できる。
  17. 痛みを味わうことで、見えてくる解決策がある。
  18. 成長とは、背伸びの繰り返しだ。
  19. なぜ、大人になるにつれて、涙もろくなるのか。
  20. 厳しいコメントを言ってくれる友人を、大事にする。
  21. 理解できない考え方こそ、興味や好奇心を持って歓迎する。
  22. 器の大きい人は、インプットの限界を知っている。
  23. 本当のボランティアは、愛がないとできない。
  24. 言い訳しながら謝ると、気持ちが半減する。
  25. 許せば許すほど、表情は柔らかくなる。
  26. 失敗してもいい。
    大切なことは前向きに行動すること。
  27. 器の小さい人は、人の失敗を笑いの材料にする。
    器の大きい人は、人の失敗を反省の材料にする。
  28. 貯金の量は、器の大きさへと変わる。
  29. 直線コースより回り道コースのほうが、人生は豊かになる。
  30. いらいらしているときこそ、忘れがちな作法を忘れない。

同じカテゴリーの作品

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION