執筆者:水口貴博

猫の気持ちを理解しながら育てる30の方法

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猫の排泄はいせつ物は、健康のバロメーター。

猫の排泄物は、健康のバロメーター。 | 猫の気持ちを理解しながら育てる30の方法

猫は、いつものろのろしたり、寝ていたりするので、体調を崩しているときにわかりにくいのが特徴です。

そういうときは、いかに普段からペットと接しているかの差が現れます。

普段からよく接していると、わずかな違いに気づきやすくなります。

意外なところでもう1つのチェックポイントがあります。

猫の排泄物です。

おしっことふんは、汚いから目を背けがちです。

人間ですから、洋式の便器で用を足した後、自分の尿や便を、丹念に見る人は少ないのではないでしょうか。

汚いものからは、つい視線を外しがちです。

自宅のペットの糞尿も、汚いため、見ないようにしていることが多いでしょう。

しかし、そらさずきちんとみることが大切です。

猫の排泄物は、健康のバロメーターです。

体の内部を直接みることはできませんが、内部から出てきた排泄物を見ることで、客観的に確かめることができます。

量、回数のチェックはもちろんのこと、いつもより尿の色が濃かったり、いつもよりふんがべっとりしたりなどです。

またできるだけ「においのチェック」もしておきましょう。

不快になる気持ちはあるでしょう。

しかし、猫の健康状態を知るための、唯一の手がかりです。

みたくない気持ちをぐっとこらえ、毎日猫の排泄物を見れば、体の内部の異変に気づくきっかけにできます。

猫の排泄物を処理するタイミングで、様子を確かめることも習慣の1つにしておきましょう。

猫の気持ちを理解しながら育てる方法(19)
  • 猫の排泄物から、体の内部の状態を確認する。
猫は生まれてから1年間で、急成長を遂げる。

猫の気持ちを理解しながら育てる30の方法

  1. 頭をなでるときは、無言より話しかけながらのほうが、なつきやすい。
  2. なぜか犬は、キャットフードを喜んで食べる。
  3. 生後1カ月から2カ月の間の猫に接すれば、なつきやすくなる。
  4. 猫は子どもが苦手というより、落ち着きのない人が嫌い。
  5. 犬と猫の祖先は同じだった。
  6. 猫に悪さをやめさせる、効果的な方法。
  7. 飼い主と猫との間に生じやすい悪循環。
  8. 猫を飼うなら、完全に室内飼いにするのが基本。
  9. 完全室内飼いはストレスをためやすいからこそ、進んで遊び相手になるくらいでいい。
  10. 猫の体を洗う頻度は、1、2カ月に1回程度でいい。
  11. 猫はわがまま。
    熱すぎてもいけない。
    冷たすぎてもいけない。
  12. なぜか水を飲んでくれないときの3つのチェックポイント。
  13. 猫は安心を求めるため、本能的に高いところへ行きたがる。
  14. 猫は、犬以上に聴覚が鋭い。
  15. 猫はテレビに映る小動物を、本物と見間違える。
  16. 猫と一緒にいると、忍耐力が鍛えられる。
  17. 人間は狭いところでストレスを感じるが、猫は逆に安心を感じる。
  18. 猫は、寝ているのかぐったりしているのか、見極めにくい。
  19. 猫の排泄物は、健康のバロメーター。
  20. 猫は生まれてから1年間で、急成長を遂げる。
  21. 猫のトイレは、場所と雰囲気が重要。
  22. 猫のトイレの場所は、部屋の模様替えを前提に考える。
  23. 猫は偏食家。
    新しいものが苦手。
  24. 猫とほかの動物とを同居させるときの注意ポイント。
  25. 猫は、急いで生きようとする人間の品行を正す先生である。
  26. ペットを飼うなら、電気配線の周辺は特に注意。
  27. 猫にとって環境が変わるのは、一大事件となる。
  28. 猫が大喜びする生魚は、むしろ与えないほうがいい食べ物。
  29. 猫の健康管理は餌の量と与えるタイミングであり、飼い主の責任に委ねられる。
  30. 猫の鳴き声が言葉に聞こえるくらいに、親しくなる。

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