執筆者:水口貴博

猫の気持ちを理解しながら育てる30の方法

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猫は、寝ているのかぐったりしているのか、見極めにくい。

猫は、寝ているのかぐったりしているのか、見極めにくい。 | 猫の気持ちを理解しながら育てる30の方法

ペットの体調管理も、飼い主の責任の1つです。

人間も体調が悪ければ、病院に行って診てもらいます。

早期発見ができれば、大事に至る可能性も小さくなります。

猫の場合も、体調が悪ければすぐ動物病院に連れて行き、診てもらう必要があります。

しかし、猫の場合は犬と違い、体調が悪いのは見分けにくいのが特徴です。

犬なら飼い主と一緒に散歩をする習慣があるので、体調を崩しているときは、歩く様子から早期発見がしやすい。

動きが遅くなったり、歩き方が不自然になったりするのですぐ気づけます。

しかし、猫の場合は、散歩をする習慣がありません。

いつものろのろ歩いていたり、お昼寝したりしています。

見方によっては、いつも体調が悪そうにも見えます。

「普段の状態」なのか、それとも「体調を崩している状態」なのか、見極めるのが難しいです。

では本当に体調が悪いときに、どう早く気づけるのでしょうか。

それはひとえに、飼い主がどれだけ普段からペットと触れ合っているかです。

普段から猫の様子や習慣、食べ方や量など知っていれば、いつもと違う様子から体調を崩している様子に気づけます。

見極めるのにセンスが必要ですが、普段からきちんと接しているなら、自然とわかるはずなのです。

猫の気持ちを理解しながら育てる方法(18)
  • 普段の猫の様子をしっかり見て、いつもと違う様子に気づきやすいセンスを磨く。
猫の排泄物は、健康のバロメーター。

猫の気持ちを理解しながら育てる30の方法

  1. 頭をなでるときは、無言より話しかけながらのほうが、なつきやすい。
  2. なぜか犬は、キャットフードを喜んで食べる。
  3. 生後1カ月から2カ月の間の猫に接すれば、なつきやすくなる。
  4. 猫は子どもが苦手というより、落ち着きのない人が嫌い。
  5. 犬と猫の祖先は同じだった。
  6. 猫に悪さをやめさせる、効果的な方法。
  7. 飼い主と猫との間に生じやすい悪循環。
  8. 猫を飼うなら、完全に室内飼いにするのが基本。
  9. 完全室内飼いはストレスをためやすいからこそ、進んで遊び相手になるくらいでいい。
  10. 猫の体を洗う頻度は、1、2カ月に1回程度でいい。
  11. 猫はわがまま。
    熱すぎてもいけない。
    冷たすぎてもいけない。
  12. なぜか水を飲んでくれないときの3つのチェックポイント。
  13. 猫は安心を求めるため、本能的に高いところへ行きたがる。
  14. 猫は、犬以上に聴覚が鋭い。
  15. 猫はテレビに映る小動物を、本物と見間違える。
  16. 猫と一緒にいると、忍耐力が鍛えられる。
  17. 人間は狭いところでストレスを感じるが、猫は逆に安心を感じる。
  18. 猫は、寝ているのかぐったりしているのか、見極めにくい。
  19. 猫の排泄物は、健康のバロメーター。
  20. 猫は生まれてから1年間で、急成長を遂げる。
  21. 猫のトイレは、場所と雰囲気が重要。
  22. 猫のトイレの場所は、部屋の模様替えを前提に考える。
  23. 猫は偏食家。
    新しいものが苦手。
  24. 猫とほかの動物とを同居させるときの注意ポイント。
  25. 猫は、急いで生きようとする人間の品行を正す先生である。
  26. ペットを飼うなら、電気配線の周辺は特に注意。
  27. 猫にとって環境が変わるのは、一大事件となる。
  28. 猫が大喜びする生魚は、むしろ与えないほうがいい食べ物。
  29. 猫の健康管理は餌の量と与えるタイミングであり、飼い主の責任に委ねられる。
  30. 猫の鳴き声が言葉に聞こえるくらいに、親しくなる。

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