公開日:2010年3月14日
執筆者:水口貴博

夫婦円満になる30の秘訣

  • 恋人関係と夫婦関係は、
    似て非なるもの。
夫婦円満になる30の秘訣

恋人関係と夫婦関係は、似て非なるもの。

夫婦の関係をお話しする前に、まず大切なことがあります。
結婚する「前」と「後」とでは、男女関係に違いがあるということです。
もちろん一から十までが完全に変わるわけではありませんが、関係が変わります。

夫婦とは、運命共同体である。
協力しながら生きていくという覚悟を持つ。

夫にも妻にも、夫婦になれば、覚悟が必要です。
独身のころは自分勝手にしていたけれど、これからは協力しなければなりません。
未婚時代は「自分は自分。他人は他人」と思って生きていました。

心配し合いケアし合うのは、夫婦の命綱になる。

夫婦になるとは、別々ではなく、一緒になるということです。
運命共同体になる意識を、しっかり持つことです。
相手のことは自分に関係してきますし、自分のことは相手にも関係してきます。

趣味は同じでも別々でもいい。
わかち合うことが大切。

「趣味は、夫婦同じであるほうがうまくいくか。別々のほうがうまくいくか」
ときどきこういう質問を目にします。
趣味が同じかどうかは、大きな問題ではありません。

自分の大変さを、過大評価していませんか。

自分がいちばんよく知っているのは、自分についてです。
自分の立場は過大評価しやすく、相手の立場を過小評価しやすくなる傾向があります。
自分が忙しくて大変なときほど、その傾向は強くなります。

お互いの立場を入れ替える機会を、ときどきつくる。

夫は夫なりに忙しく、妻は妻なりに忙しい。
お互いに仕事をする場所や、仕事の内容が違うので、その大変さがお互いに理解しにくくなります。
なかなかお互いのことが理解できず、価値観や考え方にずれが生じます。

記念日を大切にするだけで、夫婦仲は円満になる。

夫婦円満の家庭を築くのは、それほど難しいことではありません。
最低限、押さえておくべきポイントがあります。
普段は忙しくて、なかなかお互いのことをケアできなくても「この日だけは!」という点だけはしっかり押さえておきましょう。

朝食と夕食に力を入れる家庭は、円満になる。

平日、夫は会社で仕事、妻は家で家事、子どもは学校です。
それぞれが忙しい立場で、なかなか家族全員が集まって話ができる機会が取れません。
しかし、十分に時間は取れなくても、せめて顔を合わせる機会だけでもつくることは大切です。

夫婦間の感謝に、言いすぎるということはない。

人間は慣れるのが得意です。
新婚生活を始めたばかりのころは、何でも感動します。
夫が仕事へ向かう姿に妻は感動し、夫は妻がつくってくれる食事に感謝します。

感謝の言葉は「ありがとう」だけではない。

夫婦間の感謝に、言いすぎることはありません。
どんなにささいなことでも、きちんと感謝を伝えることが大切です。
さて、ここで、あなたに質問です。

自分のセンスを、相手に押し付けない。

仲を深めようと、自分のセンスを相手に押し付けたりしないようにしましょう。
自分が派手な服が好きだから、パートナーにも同じ服を着させようとします。
自分がクラシック好きだから、パートナーにも同じ曲を聴かせようとします。

「干渉しない時間」をつくるほうが、夫婦の仲はよくなる。

夫は妻の行動が気になります。
「今どこで、何をしているのか」
「今日の料理は何か」

夫婦とはいえ、最低限のプライベートは必要。

夫婦間では、基本的にオープンになって話をしましょう。
もちろん隠し事はないほうがいいですね。
これはもう基本中の基本です。

夫婦でも、言えない秘密はあっていい。

夫婦になれば、隠し事があってはいけないのでしょうか。
何でも話さなければいけないのでしょうか。
もちろん隠し事はないほうがいいに決まっています。

仲がいいから手をつなぐのではない。
手をつなぐから仲が良くなる。

夫婦の関係を保つうえで心がけたいのは「手をつなぐこと」です。
手をつなぐことは、代表的なスキンシップの一種です。
夫婦間の関係を保つために必要なことですね。

手をつながなくなるから、手をつなぎにくくなる。

仲のいいカップルが歩いているときには、いくつかスキンシップに種類があります。
・肩に手を置く
・腰に手を回す

かどのない家具に囲まれると、かどのない柔らかい発言が多くなる。

中華料理店へ食べに行くと、必ず登場するものと言えば何でしょうか。
そうです、あの「丸いテーブル」ですね。
ひときわ大きな丸いテーブルが、印象的だと思いませんか。

まったくけんかをしないより、たまには小さなけんかをするほうがいい。

仲のいい夫婦は、たまにけんかをします。
「え? けんかをするなら、仲が悪いのではないか」
もちろん毎日けんかばかりというのは良くありません。

直接言えるところを、わざわざ間接的に言うから感動する。

ときどき変わった演出も、夫婦仲にはプラスに働きます。
普段の仲からさらにもう一歩深く踏み込んだ仲にするために、たまにはサプライズがいいでしょう。
ストレートもいいですが、カーブや変化球も味があります。

わかってもらうより、わかってあげる。

夫婦円満のキーワードは「思い合うこと」です。
「夫は妻を思い、妻は夫を思う」という関係が理想です。
この関係が保たれている間は、夫婦関係が悪くなることはありません。

ルールは秩序をつくり、夫婦間のトラブルを防ぐ効果がある。

気持ちよく過ごすためには、ルールをつくることが大切です。
その場面ごとに決めるのもいいですが、一度決めたらルール化させることです。
ルールが不安定なら、夫も妻も不安定になります。

当番を決めるときの原則は「効率」より「公平さ」。

当番をつくるときに大切なのは「公平さ」です。
ここで偏りがあると、夫婦間の亀裂が生まれることがあります。
あなたの家庭では、どう当番を決めていますか。

夫と妻とで意見がわかれたら、じゃんけんで決めるのも悪くない。

どちらでもいいものに限って、なかなか決められないものです。
決めるときに、あまり深く考えるのも面倒だなと思うこともあるでしょう。
考えるほど、深入りして決断が鈍ります。

相手を卑下した言葉は一切使わない。
あらかじめ決めておけばいい。

往々にして大きなけんかほど、小さなことから始まります。
特にけんかというのは、言葉遣いが原因で怒ることが多いです。
たった一言で、相手を怒らせてしまうこともあります。

たまには夫婦2人で、特別な場所で食事をしに行く。

おいしい食事を口にすると、ほっと緊張が緩みませんか。
緊張を和らげる効果があり、お互いがざっくばらんに話ができる場になるでしょう。
食事には不思議な力があります。

夫も妻も、お小遣いは多めのほうが、夫婦関係がうまくいく。

家計のために、夫も妻も自由に使えるお小遣いを制限することがあります。
将来のことを考えると、今はできるだけ自由な出費は抑えたいと思うでしょう。
将来は何があるかわからないという不安。

妥協というのは我慢ではない。
パートナーを尊重している証拠である。

自分の思いどおりに生活ができるのは、独身までです。
独身のころは、お金の使い方、食事の内容、起きる時間から寝る時間まで、何でも自分の思うようにして問題ありません。
自分のお金は自分のものですから、何にどのくらい使おうが、誰からもとがめられることはありませんでした。

夫婦円満に役立つ3つの無駄。
「無駄骨」「無駄金」「無駄話」。

夫婦円満には、適度な無駄が必要です。
無駄のない夫婦ほど、つまらない関係はありません。
無駄は、遊びでもあります。

セックスが多い夫婦ほど仲がいい。

ある調査機関によると「セックスが多い夫婦ほど仲がいい」という調査結果があります。
この調査結果は、多くの人が納得することでしょう。
深い体の関係は、深い心の結びつきになります。

夫は妻の提案を100%受け入れ、妻も夫の提案を100%受け入れてみる。

夫婦そろって、デパートで洋服を見ているときのことです。
夫は好みの服を見つけました。
「おや、かっこいい服があるなあ」

全文

プロローグ
1

恋人関係と夫婦関係は、似て非なるもの。

恋人関係と夫婦関係は、似て非なるもの。 | 夫婦円満になる30の秘訣

夫婦の関係をお話しする前に、まず大切なことがあります。

結婚する「前」と「後」とでは、男女関係に違いがあるということです。

もちろん一から十までが完全に変わるわけではありませんが、関係が変わります。

結婚する前の段階は、いわば「お付き合い」の状態です。

愛し合っていて、お互いがお互いを見つめ合っている関係です。

興味や関心が相手に向いています。

恋愛で付き合っているのは、まさにそれに当たります。

一方、夫婦関係になると、一転します。

もちろんお互いが愛し合うという基本部分は変わらないですが「見る方向」が大きく変わります。

お付き合いのころは「お互い同士を見つめていた状態」でしたが、結婚すれば「共に社会を見る方向」へと変わります。

社会という大きな壁を乗り越えていくために、夫婦が手をつないで、協力しながら立ち向かっていくイメージです。

これが、結婚後の夫婦の形です。

夫婦関係ともなれば、1つ屋根の下で一緒に暮らすことになります。

雨の日も、風の日も、どんな日もです。

お付き合いのときは、けんかをすれば、部屋を出ていけばいいだけの話でした。

最悪の場合、別れればいいだけの話です。

特にこれといった書面の手続きも必要なく、罰金も不要です。

しかし、夫婦となれば、そうもいきません。

少々けんかをしても、一緒に暮らさなければなりません。

結婚は、婚姻届に実印を押して、役所に提出するという正式なものです。

2人だけの関係に限らず、お互いの両親も関係します。

もちろん子どもがいれば、別れようにも別れられません。

子どもの将来のためにも、やはり父親と母親がいたほうがいい。

お金の使い方も変わります。

恋愛のときは、男女が別々に使っていれば良かった。

男の財布があり、女の財布も別々でした。

しかし、夫婦となると、財布は「2つ」から「1つ」になります。

もちろんお小遣いのような個人的な財布はありますが、家庭を運営していくための財布は1つになるはずです。

これが「生計を一にする」ということです。

大きな買い物をするときには、家計の様子を見ながら、パートナーに相談をしてから決定になります。

身勝手なお金の使い方ができなくなります。

したがって「恋愛関係」と「夫婦関係」は違います。

恋愛の調子のままで結婚すると、度肝を抜かれます。

結婚しているにもかかわらず、2人がばらばらの行動や考え方では、なかなかうまくいきません。

結婚したら、別のステージに移ると思ってください。

そういうものだと知ることができれば、おのずから夫婦関係の考え方が見えてくるはずです。

「生計を一にする」

「一生、協力して生きていく」

それが結婚であり、夫婦です。

恋人関係と夫婦関係は、似て非なるものです。

夫婦円満になる秘訣(1)
  • 結婚すれば、男女の関係はステップアップをすることに気づく。
2

夫婦とは、運命共同体である。協力しながら生きていくという覚悟を持つ。

夫婦とは、運命共同体である。協力しながら生きていくという覚悟を持つ。 | 夫婦円満になる30の秘訣

夫にも妻にも、夫婦になれば、覚悟が必要です。

独身のころは自分勝手にしていたけれど、これからは協力しなければなりません。

未婚時代は「自分は自分。他人は他人」と思って生きていました。

しかし、夫婦になれば違います。

妻の事情は夫に関係し、夫の事情は妻にも関係します。

体は2つでも、夫婦として営んでいるかぎりは、1つと思うことです。

自分の健康状態は自分の体のことだから、パートナーには関係なく、迷惑をかけることもないと思います。

ところが、自分の健康状態はパートナーにもつながることです。

たとえば、何らかの事情により、夫が健康状態を大きく崩して、長期の入院になったとします。

入院するのは夫だけで、妻の健康状態に変わることはないと思いますがそうではない。

夫が入院して身動きが取れなくなると、妻は大変です。

食べていくことができなくなります。

夫が妻の代わりに稼ぎに出る必要が出てくるからです。

夫が入院して身動きが取れなくなることで、妻は夫役も対応しなければならなくなります。

生活費を稼ぐために、妻は夫のように朝早くから夕方まで働いて疲れます。

夫ほど力や体力がない女性には、夫以上に大変と感じるはずです。

そのうえ、家では変わらず掃除や洗濯があります。

子どもがいれば、育児に奮闘し、目まぐるしい毎日になるはずです。

妻は、2人分の働きをしなければならず、苦労します。

大変な負担になれば、今度は妻のほうこそストレスで倒れるかもしれません。

結果として夫も妻も入院してしまう……、なんて縁起の悪いことを考えたくはありませんが、可能性はあります。

では、逆のパターンも考えてみましょう。

妻が、何らかの事情により、長期入院することになりました。

入院するのは妻だけで、夫の健康状態に変わることはないと思いますがそうではない。

妻が入院して身動きが取れなくなると、夫は大変です。

妻がいなくなるので、掃除・洗濯・食事まで、すべて自分でつくる必要も出てきます。

そのほか、こまごまとした雑務など全部夫がします。

子どもがいれば、子どもの面倒も夫が見なければいけませんね。

いつも妻ばかりに子どもの面倒をお願いしていた夫が、急に子育てになると、必ず戸惑います。

大変な負担になれば、今度は夫のほうこそストレスで倒れるかもしれません。

結果として夫も妻も入院してしまう……。

おや、これは先ほどと同じケースですね。

縁起の悪いことを考えたくはありませんが、可能性はあります。

夫婦というのは、夫と妻とが協力し合っているからこそ、成り立ちます。

夫婦になれば、お互いに支え合いながら協力していくということです。

支えがいなくなると、倒れます。

夫婦でいるかぎり、自分の健康状態は相手にもつながることであり、相手の健康状態は自分にもつながることになります。

「運命共同体」です。

独身のように「自分は自分。相手は相手」というふうに、別々に考えるのは卒業です。

これからは「妻の事情は夫の事情であり、夫の事情は妻の事情」です。

夫婦円満になる秘訣(2)
  • 「運命共同体」という意識を持つ。
3

心配し合いケアし合うのは、夫婦の命綱になる。

心配し合いケアし合うのは、夫婦の命綱になる。 | 夫婦円満になる30の秘訣

夫婦になるとは、別々ではなく、一緒になるということです。

運命共同体になる意識を、しっかり持つことです。

相手のことは自分に関係してきますし、自分のことは相手にも関係してきます。

もし子どもがいれば、夫と妻との夫婦関係は、子どもの成長にも大きな影響を及ぼします。

子どもに基本的な教育を施すのは、両親だからです。

両親がしっかりしていれば、子どももしっかりします。

それぞれが柱であって、支え合っている意識を持つことです。

さて、運命共同体とわかれば、意識するだけではいけません。

大切なことは「心配し合う。ケアし合う」という具体的な心がけです。

夫にも妻にも、お互いが必要になる行動です。

これが命の綱になると言っても過言ではありません。

無理な仕事を抱えていないか。

体調は悪くないか。

疲れきっていないか。

このように相手の健康状態が気になり、心配する気持ちが生まれることでしょう。

「体力面」ばかりではありません。

同様に「精神面」も心配し合ったり、ケアし合ったりします。

悩みや不安を抱えていないか。

ストレスに悩んでいないか。

体力面と精神面の両方において、互いが心配し合うようにしましょう。

もちろん「心配し合う」だけではなく、きちんと「ケアし合うこと」も必要です。

相手が疲れていることがわかれば、手伝ってあげたり、仕事の量を分担したりなど手分けができることでしょう。

相手が倒れてからでは遅いです。

たとえば、ごみ出しを交代で決めていたとします。

妻が疲れているとわかれば「今日は俺がごみを出しに行くよ」と手伝うことができるはずです。

「日替わり交代」が基本ルールでも、たまには相手のことを思って、自分から「手伝うよ」という言葉があってもいいはずです。

自分が手伝うことで、パートナーは楽になります。

相手のことを思う気持ちがあれば自然とできるはずです。

それが夫婦円満のコツです。

夫婦円満になる秘訣(3)
  • 心配し合い、ケアし合う。
4

趣味は同じでも別々でもいい。わかち合うことが大切。

趣味は同じでも別々でもいい。わかち合うことが大切。 | 夫婦円満になる30の秘訣

「趣味は、夫婦同じであるほうがうまくいくか。別々のほうがうまくいくか」

ときどきこういう質問を目にします。

趣味が同じかどうかは、大きな問題ではありません。

大切なことは、お互いの趣味をわかち合うことです。

わかち合うことができれば、趣味の種類は何でもいい。

夫婦が同じ趣味を持っている場合はどうでしょうか。

たとえば、夫婦ともに趣味がテニスなら、お互いがプレーし合うといい関係が生まれます。

趣味が同じなので、考え方も意見も合いやすくなります。

同じ趣味を持つことで同等の関係になれ、お互いが刺激し合える関係になれることでしょう。

逆に趣味が別の場合でも、問題ありません。

自分が先生になり、パートナーが生徒になればいい。

逆にパートナーが先生になり、自分が生徒になればいい。

先生になるということは、教えることであり、アウトプットということです。

教えるというプロセスを通して趣味を深めることができますし、パートナーにも趣味の楽しさを伝えることができます。

生徒になるということは、吸収であり、インプットということです。

今まで未体験だった領域を知ることになりますから、視野を広げるチャンスになります。

これが「わかち合う」ということです。

趣味が別々だからこそ、楽しみも2倍に膨らむことでしょう。

趣味が「同じ」か「別々」かで、わかち合うアプローチに少し違いがあるだけです。

「わかち合うこと」ができていれば、どちらでもうまくいくのです。

夫婦円満になる秘訣(4)
  • 趣味を、わかち合う。
5

自分の大変さを、過大評価していませんか。

自分の大変さを、過大評価していませんか。 | 夫婦円満になる30の秘訣

自分がいちばんよく知っているのは、自分についてです。

自分の立場は過大評価しやすく、相手の立場を過小評価しやすくなる傾向があります。

自分が忙しくて大変なときほど、その傾向は強くなります。

自分に集中が向いているため、自分の努力はよく感じられますが、一方で周りに気を配る余裕がなく、周りが見えなくなります。

そのとき、自分と他人とに溝が生まれます。

たとえば、夫と妻とでは、感じる大変さにずれが生じることがしばしばです。

夫は、会社で仕事をしていて、上司に怒鳴られたり、部下の面倒を見たりなど、多忙な毎日を送っています。

肉体労働であろうと、知的な労働であろうと、苦労があることに変わりありません。

また家族を養っていかなければならないという責任から、逃げようがなく、上司からの命令にも逆らえません。

ストレスもたまることでしょう。

自分がやっていることに比べれば、妻がしていることはとても楽だと思います。

一方、妻は妻で大変だと感じます。

朝早くに起きて、家族のために食事をつくる。

広い部屋の掃除、山のようにある洗濯物。

特に大変なのは、育児です。

手足がまだしっかりしていないので、つまずいて転んだり、場合によっては大けがをしたりすることもあるでしょう。

壁に落書きや、いたずらばかりをする子どもに手間がかかります。

動きが読めない子どもからは目が離せません。

何かトラブルを引き起こすのではないかと、落ち着く暇もないことでしょう。

ご近所付き合いや2世帯住宅の場合は、しゅうとめとの関係もあり、神経を消耗します。

夫が会社から帰れば、次は夫の料理の支度です。

1日を通して、まったく気の休まる暇がありません。

妻は自分がしていることに比べれば、夫は会社で仕事をするだけでいいのだからうらやましい、と思います。

お互いが「自分のほうが大変だ。それに比べて相手は楽だ」と思ってしまいます。

それがきっかけで、夫婦仲に亀裂が入ります。

「自分のほうが大変だ。あなたのほうが楽だ」

価値観がずれてしまいます。

あなたの家庭ではどうでしょうか。

ほとんどの場合「自分のほうが大変だ」と思っている。

それはそう思い込んでいるだけです。

「仕事の量」で比べるのではありません。

「仕事の質」です。

夫には男性だからこそできる仕事の質があり、大変さがあります。

妻には女性だからこそできる仕事の質があり、苦労があります。

お互いが大変であることを、理解し合うというのが大変です。

いま一度、視野を広げ「あなたのほうが楽をしている」と非難するのではありません。

「お互い大変だね」と思い合うほうがいいのです。

夫婦円満になる秘訣(5)
  • 相手を非難するより「お互い大変だね」と思い合う。
6

お互いの立場を入れ替える機会を、ときどきつくる。

お互いの立場を入れ替える機会を、ときどきつくる。 | 夫婦円満になる30の秘訣

夫は夫なりに忙しく、妻は妻なりに忙しい。

お互いに仕事をする場所や、仕事の内容が違うので、その大変さがお互いに理解しにくくなります。

なかなかお互いのことが理解できず、価値観や考え方にずれが生じます。

そこでおすすめするのは、お互いの立場を入れ替える機会をつくることです。

もちろん毎日でなくてもかまいません。

週に1回でもいい。

それが難しければ、月にたった1回でもかまいません。

立場を入れ替える機会をつくってみましょう。

たとえば、夫は妻の代わりに家事や育児を担当してみます。

可能なかぎりすべてを引き受け、疑似的に妻の役になってみます。

料理をつくることから始めて、部屋の掃除、育児など全部面倒を見てみます。

すると、どうでしょうか。

夫は次第に、妻の大変さが理解できるようになるでしょう。

料理の手間や育児の大変さが理解できるようになり、妻なりの奮励努力が理解できるようになります。

妻の気持ちがわかった結果、自然と夫は妻に優しくできるようになります。

一方、妻は夫の仕事に挑戦してみます。

もちろん業務の関係で夫の仕事をそのまま対応するのは難しいことでしょう。

たとえば、妻がアルバイトをしてみるだけでも変わります。

上司からの命令に逆らえない大変さ。

仕事上でのストレスなど、独特のストレスなど、大変さが理解できるようになるでしょう。

夫の気持ちがわかった結果、自然と妻は夫に優しくできるようになります。

立場を完全に入れ替えるのが難しいのは承知です。

できるかぎりでいいので、立場を逆転させる機会をつくるよう工夫してみましょう。

週末限定だけ立場を入れ替えるようなルールを一定期間つくってみてはどうでしょうか。

夫婦の状況に合わせて、立場を入れ替える機会をつくってみましょう。

お互いの見えないところが見えるようになり、理解し合う、いい機会になるはずです。

今まで気づかなかった相手の立場の大変さが理解できるようになります。

その結果、夫婦円満へとつながるのです。

夫婦円満になる秘訣(6)
  • お互いの立場を、入れ替えてみる。
7

記念日を大切にするだけで、夫婦仲は円満になる。

記念日を大切にするだけで、夫婦仲は円満になる。 | 夫婦円満になる30の秘訣

夫婦円満の家庭を築くのは、それほど難しいことではありません。

最低限、押さえておくべきポイントがあります。

普段は忙しくて、なかなかお互いのことをケアできなくても「この日だけは!」という点だけはしっかり押さえておきましょう。

それをきちんと押さえることができていれば、夫婦仲はよくなります。

その最低限押さえておきたい「この日だけは!」という日は、3つあります。

  • 結婚記念日
  • 夫婦それぞれの誕生日
  • 子どもの誕生日

まずは「結婚記念日」です。

夫婦が結婚した日に、夫は少し早めに帰宅します。

妻も子どもの面倒を早めに終わらせておきましょう。

特別に豪華なレストランへ行ってディナーを楽しむようにすればOKです。

2人にとって特別な日くらいは、特別なイベントをつくります。

2点目は「夫婦それぞれの誕生日」です。

「いい大人が誕生日を祝うなんて」と思わないでください。

大人になると「誕生日を祝ってほしい」というのが恥ずかしくなるだけです。

やはり誰でも祝ってもらえるのは、老若男女問わず、嬉しいです。

もちろん喜ぶプレゼントも準備しておきましょう。

普段の会話から相手が欲しがっているプレゼントをチェックして、誕生日くらいは豪華なプレゼントを用意しておきたいものです。

3つ目のポイントは、お子さんのいる家庭のみの話になりますが「子どもの誕生日」です。

夫婦が愛し合って生まれた世界でいちばん大切なわが子を、夫婦で一緒に祝いましょう。

この日くらいは、子どもの好きなおもちゃを買ってあげたり、ケーキや豪華なディナーを食べさせたりするといいでしょう。

これら3つのポイントは、もちろん「最低限」です。

家庭によってさらに増やしてもOKです。

クリスマスでもいいです。

自分たちで特別な記念日をつくってもいいでしょう。

夫婦円満になる秘訣(7)
  • 記念日くらいは、特別になる。
8

朝食と夕食に力を入れる家庭は、円満になる。

朝食と夕食に力を入れる家庭は、円満になる。 | 夫婦円満になる30の秘訣

平日、夫は会社で仕事、妻は家で家事、子どもは学校です。

それぞれが忙しい立場で、なかなか家族全員が集まって話ができる機会が取れません。

しかし、十分に時間は取れなくても、せめて顔を合わせる機会だけでもつくることは大切です。

そこで普段の生活の中で特に力を入れていただきたいのは「朝食」と「夕食」です。

なぜ朝食と夕食なのか。

これは「食べること」が関係しています。

食事を共にし、おいしい食事を楽しむと、気分が良くなります。

気分がいい状態で会話をすれば、話も弾みやすくなり、仲が深まりやすくなります。

夫も妻も、朝食くらいは一緒のテーブルで食事をしましょう。

忙しい朝は、十分な会話は難しいですが、顔を合わせるだけでも意味があります。

お互いの顔色をうかがったり、様子を見たりすることで、相手の状態を確認できます。

ささいな一言でもいい。

「今日も仕事頑張ってね」

「今日も家事をよろしくね」

お互いをねぎらう言葉を、一言添えるだけでも全然違います。

朝から嬉しい言葉を聞けることで、夫は仕事へ、妻は家事や育児にやる気を出すことでしょう。

朝が気持ちよければ、1日全体が気持ちよくなります。

次に夕食です。

夫の帰りが遅すぎる場合は難しいですが、少し遅れるくらいなら、妻も一緒に食事です。

夕食なら、リラックスしてゆっくり話ができる時間になるでしょう。

今日あったことや今後のことなど、たわいない会話を通してお互いを確認し合うことです。

朝食が無理なら、夕食だけでもかまいません。

夕食がダメなら、朝食だけでもいい。

大切なことは「平日に一緒に食事をする機会を増やすこと」です。

どんなに忙しくても、お互いが顔を見たり、会話をしたりする機会を生活の中に取り込めば、安定した夫婦関係が維持できるのです。

夫婦円満になる秘訣(8)
  • 1日1回は、一緒に食事をする。
9

夫婦間の感謝に、言いすぎるということはない。

夫婦間の感謝に、言いすぎるということはない。 | 夫婦円満になる30の秘訣

人間は慣れるのが得意です。

新婚生活を始めたばかりのころは、何でも感動します。

夫が仕事へ向かう姿に妻は感動し、夫は妻がつくってくれる食事に感謝します。

しかし、しばらく経てば慣れてしまい、当たり前と思ってしまうようになります。

慣れるというのは人間の素晴らしい一面ですが、一方で危ないことでもあります。

慣れて当たり前だと思い始めた結果、相手への感謝も忘れがちになってしまうことです。

「やって当たり前」「してくれて当然」と思ってしまい始めると、感動も薄れます。

最終的には、感謝をまったくしなくなってしまいます。

これはとても危険な状態です。

「夫婦の仲が悪くなるきっかけは、慣れから始まる」と言っても過言ではありません。

大切なことは、いかに当たり前の感謝を言い続けるかです。

夫婦間の感謝に、言いすぎることはありません。

夫が毎日仕事をして、生活費を稼いでくれることに「ありがとう」です。

妻が毎日つくってくれる食事にも「ありがとう」です。

感謝をされると「嬉しいな。また頑張ろう」と思います。

思っているだけではなく、きちんと言葉にして、感謝を伝えましょう。

言葉には、言霊ことだまといってパワーが宿っています。

言葉にすることで、感謝の気持ちが相手に届いて、やる気や元気へと変換されるのです。

夫婦円満になる秘訣(9)
  • ささいなことでも、感謝を伝える。
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感謝の言葉は「ありがとう」だけではない。

感謝の言葉は「ありがとう」だけではない。 | 夫婦円満になる30の秘訣

夫婦間の感謝に、言いすぎることはありません。

どんなにささいなことでも、きちんと感謝を伝えることが大切です。

さて、ここで、あなたに質問です。

感謝といえば、どんな言葉を思い浮かべますか。

やはりまずは「ありがとう」という言葉を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

感謝の代表的な言葉ですが、感謝と同じ意味を持つ言葉は、実は無限にあります。

たとえば、妻がつくってくれた料理があるとします。

そのとき、夫から「おいしいね」という一言だけでも、十分に妻の努力をねぎらう言葉になります。

また食事を食べる前の「いただきます」と、食事を終えた後の「ごちそうさま」も同じです。

一生懸命に料理をつくってくれた人にとって「いただきます」と「ごちそうさま」は嬉しいものです。

「一生懸命に作ったかいがあったな」と思います。

夫が家に帰ったとき、妻からの「おかえりなさい」の一言も、癒やされる言葉です。

言われる立場になればよくわかります。

一生懸命に仕事をして、へとへとに疲れて帰ります。

家のドアを開けたとき、妻から「おかえりなさい」と言われると、ほっとします。

それは最高のリラックス効果のある言葉です。

夫は妻が喜ぶような感謝の言葉を考え、妻は夫が喜ぶような感謝の言葉を考えてみましょう。

ありがとう以外の言葉で感謝の気持ちを伝えようとすると、いい頭の運動にもなりますよ。

夫婦円満になる秘訣(10)
  • 「ありがとう」以外で、感謝の気持ちを伝える。
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自分のセンスを、相手に押し付けない。

自分のセンスを、相手に押し付けない。 | 夫婦円満になる30の秘訣

仲を深めようと、自分のセンスを相手に押し付けたりしないようにしましょう。

自分が派手な服が好きだから、パートナーにも同じ服を着させようとします。

自分がクラシック好きだから、パートナーにも同じ曲を聴かせようとします。

「こんな服はどうだい?」「こんな曲はいかが?」と、相手の様子をうかがうくらいならいいでしょう。

しかし、相手の好みを無視して「この服を着ろ」と言って、自分のセンスを相手に強要させるのは良くありません。

自分のセンスを、無理やり相手に押し付けると、嫌悪感を抱いてしまいます。

悪気があって言っているのではなく、これから長い付き合いになるから、自分のこともわかってほしいと思い、勧めています。

センスを変えるのは、性格を変えるのと同じです。

すぐにはできません。

大変時間がかかります。

今すぐ、自分のセンスを押し付けたり、強要させたりしないことです。

では、どうすればいいのでしょうか。

実は自分のセンスを押し付けなくても、長年一緒に生きていくと、次第にお互いのセンスが変わってきます。

夫は妻に似るようになり、妻は夫に似るようになります。

2人のちょうど中間くらいのところで、センスが落ち着きます。

あなたの身近にいる老夫婦を思い出しましょう。

老夫婦そろって、同じような服だったり表情だったりしませんか。

長年連れ添っているからこそ、お互いのセンスが一致していった理想的な姿です。

お互いが近づき合って、次第に好みも考えも生き方も似てきたということです。

そういう老夫婦には、けんかはありません。

ゆっくりじっくり時間をかけることで、いつの間にか、夫も妻も、似たようなセンスへと変わっているのです。

夫婦円満になる秘訣(11)
  • 自分のセンスを、無理やり相手に押し付けないようにする。
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「干渉しない時間」をつくるほうが、夫婦の仲はよくなる。

「干渉しない時間」をつくるほうが、夫婦の仲はよくなる。 | 夫婦円満になる30の秘訣

夫は妻の行動が気になります。

「今どこで、何をしているのか」

「今日の料理は何か」

「今日は昼間、家で何をやっていたのか」

一方、妻は夫が気になります。

「今日は何時に帰ってくるのか」

「今、どこで誰といるのか」

「今日はメールの量が少ないのはなぜなのか」

夫は妻を案じたり、妻も夫を案じたりします。

仲を深めるためには、積極的に相手と連絡を取り合い、触れ合う時間をたっぷりつくりたいと思います。

パートナーを思ったり心配したりする気持ちがあるのはわかりますが、一線を越えています。

過干渉です。

誰でも、ある程度の自分のプライベートは持ちたいと思います。

たとえ、夫婦でも、24時間ずっと一緒にいるわけではありません。

時には、1人になってゆっくりしたい時間も欲しいです。

1人でぶらぶら散歩をする時間も欲しいところです。

夫婦円満のためには「干渉しない時間」を持ちます。

そっと相手を1人にしたり、プライベートの時間を尊重したりします。

そういう1人になって自由にできる時間が、心の余裕をつくります。

自分に余裕がなくて、どう相手のことを考える余裕ができるのでしょうか。

相手のことを思う気持ちは、まず自分に余裕をつくることから始めましょう。

そのために、あえて「干渉しない時間」を設けることが大切なのです。

夫婦円満になる秘訣(12)
  • 相手のことを思うからこそ「干渉しない時間」をつくる。
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夫婦とはいえ、最低限のプライベートは必要。

夫婦とはいえ、最低限のプライベートは必要。 | 夫婦円満になる30の秘訣

夫婦間では、基本的にオープンになって話をしましょう。

もちろん隠し事はないほうがいいですね。

これはもう基本中の基本です。

隠し事をしていると、お互いのことがわからないです。

信用できなくなります。

深い信頼関係を結ぶためにも、相手のことをできるだけ知っておく必要があります。

死ぬまで一生付き合い続ける関係です。

大げさなことではありません。

事実として、そうです。

隠し事はなくオープンになり、夫婦はお互いに深く理解し合っている関係が望ましい。

では、すべてをオープンにするべきかというと、そうではありません。

超えてはいけない一線もあります。

  • 夫宛てに送られてきた手紙を、無断で妻が開封する
  • 夫の銀行口座のパスワードを聞き出そうとする
  • 妻のメールを、夫がこっそり確かめる
  • 夫が、妻のすべての交友関係を把握しようとする

さすがにこれはやりすぎです。

オープンとはいえ、限度があります。

あらゆることをすべてオープンにさせたい意志があり、夫婦の同意のうえなら、そうすればいいでしょう。

しかし、やはり人間です。

夫婦とはいえ、最低限のプライベートは必要です。

誰でも、知られたくないことを1つや2つは持っています。

最低限、人として知られたくない秘密やプライベートもあります。

お互いを深く知り合いたい気持ちが強すぎて、すべてのプライベートを探ろうとするのは、夫婦間でも気が休まらなくなります。

相手を尊重するなら、逆に最低限のプライベートは詮索しない勇気を持つことです。

本当に尊重し合う夫婦なら、最低限のプライベートも残しておく必要があります。

相手が顔をしかめるようなことがあれば「知られたくないことなのだな」とわかることでしょう。

あえて触れない勇気も必要です。

未知なる部分は、信用で補ってください。

無理にすべてを聞き出そうとするのはやめましょう。

夫婦円満になる秘訣(13)
  • 相手のすべてを詮索しようとするのは、やめる。
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夫婦でも、言えない秘密はあっていい。

夫婦でも、言えない秘密はあっていい。 | 夫婦円満になる30の秘訣

夫婦になれば、隠し事があってはいけないのでしょうか。

何でも話さなければいけないのでしょうか。

もちろん隠し事はないほうがいいに決まっています。

たとえば、健康問題や金銭問題です。

夫婦に直結する重大な問題なら、きちんと伝えておくのがいいでしょう。

健康問題や金銭問題は、パートナーだけでなく、2人の未来にも影響する問題ですから、隠しておくのは良くありません。

一緒に生涯を歩む関係として、できるだけお互いをさらけ出しておくほうが、愛も理解も深まるでしょう。

では、隠し事が1つもあってはいけないかというと、そうではありません。

夫婦になれば、すべてを打ち明けなければいけない関係と思われがちですが、誤解です。

あくまで個人的なことなら、わざわざ打ち明ける必要はありません。

夫婦でも、言えない秘密はあっていい。

言いたくないことまでわざわざ言うのは、抵抗感があるでしょう。

ただでさえストレスのかかる秘密を、いっそう大きくさせてしまうこともあります。

せっかく忘れかけていた出来事を、再び表面化させ、ストレスが増大することもあります。

たとえば、過去のトラウマです。

トラウマを話すことは、過去のストレスを蒸し返すことになります。

残酷で不条理な出来事があって言いたくないなら、そのまま胸に秘めておくのもいいでしょう。

言いたければ言ってもいいですが、無理をしてまで言う必要はない。

言いたければ、秘密のままにもできます。

また、若いころの恥ずかしい失態も同じです。

過去に面目を失う出来事があって、パートナーに告白しにくければ、秘密のままにできます。

言いたくないことをわざわざ言う必要はありません。

あくまで個人的なことなら、秘密のままにできます。

夫婦でも、言えない秘密はあっていいのです。

夫婦円満になる秘訣(14)
  • どうしても言えない秘密があるなら、そのままにしておく。
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仲がいいから手をつなぐのではない。手をつなぐから仲が良くなる。

仲がいいから手をつなぐのではない。手をつなぐから仲が良くなる。 | 夫婦円満になる30の秘訣

夫婦の関係を保つうえで心がけたいのは「手をつなぐこと」です。

手をつなぐことは、代表的なスキンシップの一種です。

夫婦間の関係を保つために必要なことですね。

肌と肌とが触れ合えば、心の距離まで近づける効果があります。

「子どもでもあるまいし」

「今さら手をつなぐなんて恥ずかしい」

「大人同士が手なんてつなげない」

いえいえ、そう思っているほうが恥ずかしいことです。

相手のことを愛しているというのに、相手と手さえもつながないのはいかがなものでしょうか。

仮面夫婦のようで、悲しくなります。

さすがに大勢がいるところで抱き合ったりキスし合ったりするのは、人目もあって恥ずかしいというのは理解できます。

露骨にいちゃいちゃするのは、人によっては苦手と感じる人もいますし、人目が多いと目立ちますね。

しかし、手をつなぐくらいなら、どうでしょうか。

普通に手をつなぐくらいは、不思議なことでも目立つことでもありません。

「仲のいい夫婦だな」と思われるくらいです。

そんな心の距離が縮まるスキンシップを、今日からほんの少しでも増やすように心がけましょう。

たとえば、散歩のときです。

2人が別々に歩くのではなく、手をつなぎながら歩いてみましょう。

一緒にベッドで寝るときも、別々のベッドで寝るのではなく、一緒のベッドに寝て、手をつなぎながら寝てみます。

ペットの散歩をするときも、右手で鎖を持っていれば、左手でパートナーと手をつないでみましょう。

買い物で一緒にデパートを見て回るときも、一緒にいる間は、手をつなぎながら見て回ります。

手をつないでいる夫婦で、仲の悪い夫婦はいません。

いかに手をつないでいる時間を増やすかです。

仲がいいから手をつなぐのではありません。

手をつなぐから仲が良くなるのです。

夫婦円満になる秘訣(15)
  • 手をつなぐ時間を、少しでも増やす。
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手をつながなくなるから、手をつなぎにくくなる。

手をつながなくなるから、手をつなぎにくくなる。 | 夫婦円満になる30の秘訣

仲のいいカップルが歩いているときには、いくつかスキンシップに種類があります。

  • 肩に手を置く
  • 腰に手を回す
  • 手をつなぐ

「肩に手を置く場合」と「腰に手を回す場合」は、立場に上下差が生まれます。

肩を組んでいるほうが上になり、組まれる側が下になります。

腰に手を回す場合は、腰に手を回している側が偉そうな姿勢になります。

肩や腰に手を回していると、かなり密着するので、歩きにくくなりますね。

大切な恋人同士のスキンシップの1つですが、少し疲れやすくなるというのが欠点です。

しかし、手をつなぐ分にはそういうことはありません。

お互いが対等な関係であり、上下はありません。

手をつないでいるので歩きやすい。

恋愛結婚をした場合、新婚時代は付き合っているときの名残から、当たり前のように手をつないでいるカップルも多いことでしょう。

結婚をして、しばらく経つと、新鮮な刺激も慣れてきます。

次第に2人で生活することにも慣れて、手をつながなくなります。

問題なのは、慣れてきたころです。

一度手をつながなくなると、今度はつなぎにくくなります。

すると、急にそっけなくなり、他人行儀のようになります。

夫婦なのに、形式的に接しているようになります。

手をつながないから、次第に心の距離が離れていきます。

以前は別に何の抵抗もなく手をつないでいたのに、一度手をつながない習慣が出来上がると、今度は元に戻るのが大変です。

一度、手をつながないのが当たり前になると、今度は急に手をつなぎにくくなります。

「当たり前」とは怖いものです。

手をつなぐことで失われることは何もありません。

すでに手をつながなくなった夫婦でも、どちらかが勇気を持って、手に触れてみましょう。

手をつないでいる夫婦ほど、愛が育まれます。

「今さら手をつなぐなんて」と思っているのは、すでに手をつながないのが当たり前だと定着している証拠です。

「つながなくなるのが当たり前」が習慣になりやすいなら「手をつなぐのは当たり前」も習慣にできるはずです。

慣れず、飽きず、いつまでも手をつなぎ合いましょう。

夫婦円満になる秘訣(16)
  • 「今さら手をつなぐなんて恥ずかしい」と思わず、手をつなぐ。
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かどのない家具に囲まれると、かどのない柔らかい発言が多くなる。

かどのない家具に囲まれると、かどのない柔らかい発言が多くなる。 | 夫婦円満になる30の秘訣

中華料理店へ食べに行くと、必ず登場するものと言えば何でしょうか。

そうです、あの「丸いテーブル」ですね。

ひときわ大きな丸いテーブルが、印象的だと思いませんか。

本格的な中華料理店では、大きな丸テーブルを囲んで食事をする形式になっています。

テーブルをくるくる回しながら、食事を取り寄せたり取り分けたりします。

中国では、大家族が丸テーブルを囲んで、にぎやかに食事をするという光景は一般的です。

ビジネスでも、丸テーブル中心に、客をもてなしながら交渉する形式がよく取られています。

大きな丸いテーブルを回しながら、食事をしたことがある人ならわかると思いますが、妙に温かい雰囲気になりませんか。

大げさに言えば、ビジネスで交渉しているときでさえ、家族のような雰囲気になります。

初めての人と一緒に中華料理店で食事をしていても、なぜか初対面とは思えないような雰囲気になるから不思議ですね。

打ち解けた雰囲気になりやすく、柔らかい雰囲気に包まれます。

「円」というのは、言い換えれば「かどがない」ということです。

実は、かどがないものに見たり触れたりすると、心理状態にも影響を及ぼすことが認められています。

口にする言葉もかどのない柔らかい発言が多くなり、物腰の良い柔らかい態度にもなります。

その効果は、実に強大です。

ときどき国際連合で話し合われる場面がテレビで放送されますが、必ず丸い円形になっているはずです。

丸く囲むことで、丸い意見が言いやすく、意見も丸く収まりやすい。

まさに、世界的に認められた「円」の効果です。

もしかしたら中国人の家族愛の深さは、あの丸テーブルが一役買っているのかもしれません。

そんな丸いテーブルを、ぜひ家庭内にも取り入れてみましょう。

家具をそろえるなら、できるだけかどのない丸いものがキーワードです。

四角いテーブルから丸いテーブルに変えるだけでも、夫婦で食事をするときの雰囲気が大きく変わるはずです。

家具もできるだけかどのない家具がいいでしょう。

かどのない椅子。

かどのない勉強机。

丸い形の時計。

そもそもかどがなくなることで、ぶつけたときにけがをしにくくなるという安全面でも有効です。

幼い子どもや祖父や祖母などと一緒に暮らしている世帯なら、けがをしにくくなるでしょう。

安全面において効果があるばかりでなく、夫婦円満にも効果があるというダブル効果。

円は、円満のキーワードなのです。

夫婦円満になる秘訣(17)
  • かどのない家具を、そろえる。
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まったくけんかをしないより、たまには小さなけんかをするほうがいい。

まったくけんかをしないより、たまには小さなけんかをするほうがいい。 | 夫婦円満になる30の秘訣

仲のいい夫婦は、たまにけんかをします。

「え? けんかをするなら、仲が悪いのではないか」

もちろん毎日けんかばかりというのは良くありません。

では、まったくけんかをしないのが理想かというと、そうでもありません。

むしろ、まったくけんかをしないほうが怖い。

全然けんかがないのは、あまりに話がうますぎます。

もちろんお互いが仲良くしようと努力している結果ではあるのでしょうが、どこか無理が感じられます。

生まれ育った環境が違い、性別も違えば、考え方も違います。

どこか1つくらいの違いはあるはずなのに、対立がまったくないのは、何かを我慢しているからではありませんか。

熟年離婚で最も多いケースに見られるのは「けんかをしたことがない」というパターンです。

どちらか、あるいは両方が、言いたいことを我慢しています。

「仲良くしなければならない」

「絶対にけんかをしてはいけない」

「子どもたちのために離婚なんてできない」

強い義務や責任として考えている面があります。

言いたいことがあっても全部我慢するのは、夫婦円満とは言えません。

大切なことは、ときどき言いたいことを言って「小さなけんか」をすることです。

言いたいことを言って、相手の本音を知り合える場面です。

夫婦には、本音がないとうまくいきません。

死ぬまで一生付き合い続ける関係ですから、大きな嘘があるのは疲れますし、透明性が大事です。

そのためには、たまにけんかをしてすっきりさせます。

本当に仲のいい夫婦なら、ときどき小さなけんかをします。

それが普通です。

「ちょっとそれはおかしいんじゃないの」

「少し改善したいことがあるんだけど」

「お願いをしてもいいかな」

不平や不満も、時には良薬です。

お互いが納得できるように、我慢をせずに言い合って、うまく改善できるように話し合うのです。

夫婦円満になる秘訣(18)
  • たまに、小さなけんかをする。
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直接言えるところを、わざわざ間接的に言うから感動する。

直接言えるところを、わざわざ間接的に言うから感動する。 | 夫婦円満になる30の秘訣

ときどき変わった演出も、夫婦仲にはプラスに働きます。

普段の仲からさらにもう一歩深く踏み込んだ仲にするために、たまにはサプライズがいいでしょう。

ストレートもいいですが、カーブや変化球も味があります。

そこでおすすめするのが「置き手紙」です。

日頃の感謝を置き手紙にして、紙に書いて伝えましょう。

「身近にいるから直接言えばいいじゃないか」というのは反則です。

直接言えるところを、わざわざ間接的に言うからいい。

これがカーブであり、変化球です。

サプライズですから、そういう演出のほうがプラスです。

手紙は、短くてOKです。

長く書こうとすると面倒になり、しなくなります。

「いつもありがとう」と1文だけでも意味があります。

ただし、守ってほしいのは「手書き」であることです。

きれいな字で書く必要はまったくありません。

汚くても本人の手で書いた文章でなければ、きちんと気持ちを伝えることができないからです。

気持ちを伝えるために、手紙を送るのが目的ですから、手書きは必須です。

鉛筆でも筆でも、ボールペンでも何でもかまいません。

では、その手紙をどこに置くのかというと、おすすめは「枕元」です。

疲れて寝ようとしたタイミングがポイントです。

夫にせよ妻にせよ、1日の終わりは疲れもピークです。

「疲れたなあ。さあ寝よう」というときに、枕元に手紙が置いてあるのがいい。

ほっと癒やされます。

これからいい夢が見られるに違いありません。

今日はパートナーの枕元に、そっと簡単な手書きの置き手紙をしてみましょう。

1通の手紙でサプライズです。

夫婦円満になる秘訣(19)
  • 置き手紙で、サプライズを演出する。
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わかってもらうより、わかってあげる。

わかってもらうより、わかってあげる。 | 夫婦円満になる30の秘訣

夫婦円満のキーワードは「思い合うこと」です。

「夫は妻を思い、妻は夫を思う」という関係が理想です。

この関係が保たれている間は、夫婦関係が悪くなることはありません。

悪くなるのは「思い合うこと」のバランスが崩れ始めてからです。

わかってもらおうという気持ちが夫婦互いに強すぎると、自然と仲が悪くなります。

集中が、相手より、自分ばかりに向いているからです。

もちろん人間ですから「思ってもらいたい」という気持ちはあって当然です。

もっと自分のことを見てもらい「理解してもらいたい。考えてもらいたい」という気持ちがあることでしょう。

しかし、その気持ちがあまりに大きくなりすぎると、関係がおかしくなります。

自分の話ばかりをするようになったり、自分の都合で物事を考えるようになったり、自分の希望ばかりを口にするようになります。

それでは、パートナーが顔をしかめるのも当然です。

「相手を大切にしよう」という気持ちより「自分を大切にしてもらいたい」という気持ちのほうが大きいと、夫婦は破たんします。

それは相手の都合を忘れ、自分のことしか考えなくなっているからです。

仲のいい夫婦を実現するためには「わかってもらう」より「わかってあげること」が大切です。

思ってもらうのではありません。

まず相手のことを思ってあげようとすると、自然と思ってもらえるようになります。

あなたの場合はいかがですか。

いま一度、真剣にパートナーのことを思ってあげましょう。

その気持ちがきちんと相手に伝われば、相手もあなたのことをより思ってくれるようになります。

最初に必要なのは、理解をされるより、理解することです。

夫婦円満になる秘訣(20)
  • わかってもらうより、わかってあげる。
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ルールは秩序をつくり、夫婦間のトラブルを防ぐ効果がある。

ルールは秩序をつくり、夫婦間のトラブルを防ぐ効果がある。 | 夫婦円満になる30の秘訣

気持ちよく過ごすためには、ルールをつくることが大切です。

その場面ごとに決めるのもいいですが、一度決めたらルール化させることです。

ルールが不安定なら、夫も妻も不安定になります。

たとえば、洗剤です。

買い物をいくときに「洗剤を買ってきて」と頼むことがあります。

洗剤にもルールが必要です。

ここでめます。

洗剤とはいえ、実にさまざまです。

ブランドで決めるのか。

漂白効果で決めるのか。

価格で決めるのか。

「洗剤なんて何でもいいよ」というなら「洗剤は何でもいい」というのも、1つのルールです。

夫には夫が好む洗剤がありますし、妻には妻が好む洗剤があることでしょう。

そのとき、2人が納得する洗剤を選ぶことです。

歯ブラシも同じです。

歯ブラシにも、実にさまざまな種類があります。

ブランドで決めるのか。

どの毛の硬さの好みなのか。

色で決めるのか。

価格で決めるのか。

「歯ブラシくらいでけんかにはならないだろう」と思うかもしれませんが、油断はできません。

毎日口の中に入れるものです。

口当たりを気にする人も多いはずです。

夫には夫が気に入っている歯ブラシがあるでしょうし、妻には妻の気に入っている歯ブラシもあることでしょう。

「夫の歯ブラシはこれ。妻の歯ブラシはこれ」というルールを、あらかじめ話し合って意識合わせしておくことです。

買ってきて、口の中に入れてからでは返品もできません。

だからこそ、小さなことでも、夫婦間で「こういうときはこうしよう」というルールをつくっておくほうがいい。

今すぐ決めてもいいし、その場で決めてもいい。

大切なことは「お互いが納得するルールつくり」です。

ルールは秩序をつくり、夫婦間のトラブルを防ぐ効果があります。

夫婦円満になる秘訣(21)
  • ルールをつくる。
22

当番を決めるときの原則は「効率」より「公平さ」。

当番を決めるときの原則は「効率」より「公平さ」。 | 夫婦円満になる30の秘訣

当番をつくるときに大切なのは「公平さ」です。

ここで偏りがあると、夫婦間の亀裂が生まれることがあります。

あなたの家庭では、どう当番を決めていますか。

まず当番を決めるときには「効率」を優先的に考えます。

たとえば、ごみ出しです。

「ごみは、朝早くに出さなければいけない事情」が「夫は、朝早くに出社する」という事情とマッチします。

その効率のよさのため「ごみ出しは夫がするもの」という当番が、自然に出来上がってしまうことがあります。

たしかに効率面では合理的ですが、仕事をするのは人間です。

ごみを出す仕事が、いつも夫の仕事になると、だんだん不満を持ち始めます。

「いつも自分ばかりで嫌だ」

会社に行くついでという効率のよさはわかりますが、何か引っかかるものがあります。

大げさに言えば「死ぬまで一生ごみ出しは自分の当番なのか」とさえ、考えてしまいます。

人間ですから、不平不満を抱くものです。

そこで当番制を決める基準を変更してみましょう。

「効率面」を基準に決めるのではなく「公平さ」を基準に考えます。

夫婦間の仕事の負担がちょうど同じになることが大事です。

たとえば「今週は夫、来週は妻、再来週は夫」というふうに、ごみ出しを「交代制」にすれば偏りはありませんね。

効率は多少悪くなるかもしれませんが、夫婦間で偏りなく公平になっているので、心理面でしこりをつくることはありません。

また赤ちゃんがいる場合、週末は夫と妻のどちらが面倒を見るかで話し合いがあります。

夫は「休日くらいは休ませてくれ。赤ちゃんのお守りなら妻が得意だろう」と思い、赤ちゃんの面倒は妻に偏ることがあります。

たしかに夫が週末くらいは休みたい事情もあるでしょう。

しかし、妻も平日は子育てなので「週末くらいは休みたい」と思います。

妻もたまには美容院に行ったり、友人と食事に行ったりしたい時もあるでしょう。

夫も妻も同じことを考えていて、週末くらいは子どもから開放されて出かけたいと思います。

そういうときこそ「効率」で決めるのではなく「公平さ」で決めましょう。

週末は妻ばかりが面倒を見るのではなく「今週は夫、来週は妻、再来週は夫」というふうに交代制がいいでしょう。

こうすれば、夫も妻も偏りがなくなりますし、また週末の予定が立てやすくなります。

もちろん1つの考え方です。

家庭によって状況はさまざまです。

いつもごみ出しをしたいという夫もいれば、週末も子どもの面倒を見たがる妻もいるでしょう。

大切なことは、夫婦が納得のいく家庭を運営することです。

そのための当番ですから、状況に応じて「効率」と「公平さ」のバランスを考えてみましょう。

夫婦円満になる秘訣(22)
  • 当番は「効率」より「公平さ」に重点を置いて、決める。
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夫と妻とで意見がわかれたら、じゃんけんで決めるのも悪くない。

夫と妻とで意見がわかれたら、じゃんけんで決めるのも悪くない。 | 夫婦円満になる30の秘訣

どちらでもいいものに限って、なかなか決められないものです。

決めるときに、あまり深く考えるのも面倒だなと思うこともあるでしょう。

考えるほど、深入りして決断が鈍ります。

たとえば、旅行の行き先を決めるときです。

夫は週末夫婦で博物館に行きたいというが、妻はデパートや温泉に行きたいといいます。

意見がわかれるところではあります。

夫の意見を通すか、妻の意見を通すか。

話し合って、どちらかが妥協したりすればいいですが、なかなかお互い主張が強いこともあります。

費用や時間など、細かく考えていると、比べるのも疲れてきます。

何か決められる決定力が欲しいところです。

さて、こういうとき、シンプルに決める方法があります。

じゃんけんです。

子どもじみた方法と思わないでください。

これは使える方法です。

じゃんけんは、一瞬で決まります。

公平性があり、不自然な偏りもありません。

もちろん車や家のような高額を購入するときには、夫と妻とが家族会議を開いて話し合って決める必要があります。

軽微な決定事項なら、気軽にじゃんけんで決める方法も悪くはないはずです。

「こういうときはじゃんけんで決めよう」というルールを、あらかじめつくっておくこともお忘れなく。

夫婦円満になる秘訣(23)
  • 時には、じゃんけんで決めてしまう。
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相手を卑下した言葉は一切使わない。あらかじめ決めておけばいい。

相手を卑下した言葉は一切使わない。あらかじめ決めておけばいい。 | 夫婦円満になる30の秘訣

往々にして大きなけんかほど、小さなことから始まります。

特にけんかというのは、言葉遣いが原因で怒ることが多いです。

たった一言で、相手を怒らせてしまうこともあります。

「このくらいはできるだろう」

「別に誰でもできるだろう」

言葉遣いは大切です。

見下すような言葉遣いでは、腹が立つのも当然です。

ルールは、家庭内の決め事とは限りません。

夫婦間の言葉遣いのルールにも応用できます。

「どんなときにも卑下した言葉遣いを使うのはやめましょう」という言葉遣いのルールも決めておけばいい。

頭に来たときも、感情のまま思ったことを口にするのではなく、それを抑制するルールも決めておきます。

相手を言葉で怒らせることはなくなります。

もちろん完全に効果があるわけではありません。

腹が立ったときほど抑制の力が弱くなり、怒りの勢いで言ってしまうこともあることでしょう。

しかし、ルールとして決めておけば、多少抑制する効果はあるはずです。

ないよりは、あったほうがいい。

相手を卑下した言葉がでそうになったときには「そうだ。使わない約束だった」とルールを思い出し、別の表現をするでしょう。

卑下するような発言以外なら、比較的やんわりした言い方になるはずです。

「別の表現で伝えられないか」と考えます。

その結果、言葉遣いがきっかけでけんかをすることが少なくなります。

けんかの原因になるようなことや、原因をつくらないようなルールをつくっておきます。

夫婦円満になる秘訣(24)
  • 「卑下する言葉遣いはやめましょう」というルールを、夫婦間でつくっておく。
25

たまには夫婦2人で、特別な場所で食事をしに行く。

たまには夫婦2人で、特別な場所で食事をしに行く。 | 夫婦円満になる30の秘訣

おいしい食事を口にすると、ほっと緊張が緩みませんか。

緊張を和らげる効果があり、お互いがざっくばらんに話ができる場になるでしょう。

食事には不思議な力があります。

ビジネスの世界でも、食事を通して話し合いが進められることは頻繁にあります。

難しい契約の話でも、おいしい食事を前にするとリラックスの効果があり、話が前向きに進みやすくなります。

話が前向きに進みやすいという効果を、ビジネスの場だけではもったいない。

夫婦生活でも、ぜひおいしい食事の効果を取り入れてみましょう。

おいしい食事を食べに行くことは、夫婦円満のポイントです。

お金のことは気にしないでおいしい食事を一緒に食べることで、会話も弾みやすくなります。

少し言いにくい話や少し込み入った話も、おいしい食事の場なら、言いやすくなるでしょう。

さて、ここからがポイントです。

おいしい食事を食べに行くとはいえ、もう1つひねりを入れましょう。

外食は外食でも「特別な場所で食事をすること」です。

たとえば以下のような、特別な場所で外食はどうでしょうか。

  • 夜景が見えるところで食事をする
  • 高級レストランで食事をする
  • あえて夫婦だからこそ、一緒に飲みにいく

たとえば、夜景が見える場所での食事は、いい雰囲気があっていいでしょう。

マンネリになりがちな夫婦関係でも、落ち着いたところで食事をすれば、いつもとは違った雰囲気になるでしょう。

新婚のような夫婦らしい雰囲気が出て、初心を思い出します。

高級レストランもおすすめです。

夫婦は慣れてくれば、だらだらしてくるもの。

そんなとき、高級レストランで食事をすると、いつもとは違った緊張感が出て、夫婦関係をリフレッシュさせる効果が出てきます。

場合によっては、居酒屋もおすすめです。

「夫婦で居酒屋はおかしい」と思う人もいるでしょうが、そんなことはありません。

居酒屋といえば、友人たちと大勢で一緒に飲みに行くイメージがありますが、あえて夫婦2人きりでいきます。

居酒屋でお酒が入って、軽い食事をしながら話をすると、思いのほか、いい雰囲気になるに違いありません。

夫婦なのに、夫婦らしからぬ場所にいることで、お互いについて再認識させてくれる機会になるはずです。

夫婦円満になる秘訣(25)
  • たまには特別な場所で外食を楽しむ。
26

夫も妻も、お小遣いは多めのほうが、夫婦関係がうまくいく。

夫も妻も、お小遣いは多めのほうが、夫婦関係がうまくいく。 | 夫婦円満になる30の秘訣

家計のために、夫も妻も自由に使えるお小遣いを制限することがあります。

将来のことを考えると、今はできるだけ自由な出費は抑えたいと思うでしょう。

将来は何があるかわからないという不安。

子どもが生まれたら教育費もかかることでしょう。

子どもを養うための養育費。

将来の学校や塾に通わせるための教育費。

友人の冠婚葬祭で、突然の出費を余儀なくされることもあるはずです。

また夫婦の将来には老後も待っています。

貯蓄をしたり、保険料のことも考えたりすることでしょう。

将来の不安は考えれば切りがありません。

将来のことは、考えるほど、いくらお金があっても足らないような気がします。

その結果、どの家庭でも、夫婦のお小遣いはぎりぎりまで切り詰めているところがほとんどのはずです。

少し大げさに考えすぎてはいませんか。

夫婦のお小遣いが極端に少ないと、我慢をすることも多くなります。

やりたいことができなくなり、自由が制限されます。

ストレスはたまりやすく、解消しにくくなります。

たしかに将来のことを考えて、ある程度の貯金は必要です。

しかし、ただためてばかりでは、ストレスもたまるばかりです。

夫婦関係にひびを入れる機会をつくり出してしまうことがあります。

お小遣いに余裕がないと、夫も妻も充実した夫婦生活を送れなくなります。

夫は友人と飲みに行きたいし、ゴルフを楽しみたいと思うでしょう。

妻も、週末は美容院に行ったり、友人とお茶をしたり、化粧品を買いそろえたりなど、女性として最低限の楽しみがあります。

そうした「人としての最低限の楽しみ」までが制限されると、夫婦関係は急にぎくしゃくし始めます。

人間が人間らしい生活が送れなくなると、ストレスがたまります。

これから先の長い夫婦生活。

不安があるからお小遣いを減らすのではありません。

逆です。

不安があるから、お小遣いを上げていきます。

家庭の主体である夫と妻の2人が潤うことが第一です。

ある程度、お小遣いには余裕があったほうがいい。

夫婦仲が良くなるからこそ、仕事も子育てもうまくいきます。

すべてのパワーの根源です。

その結果、夫は仕事が円滑に進み、給料も上がりやすくなります。

妻はストレスを解消しやすくなり、苦労も減っていきます。

潤わなければ、家庭はうまく進められません。

お互いにストレスなく、円満に充実して過ごすためには、実はお小遣いを減らすのではなく、増やすのが突破口なのです。

夫婦円満になる秘訣(26)
  • 夫婦ともに、自由に使えるお小遣いを、アップさせる。
27

妥協というのは我慢ではない。パートナーを尊重している証拠である。

妥協というのは我慢ではない。パートナーを尊重している証拠である。 | 夫婦円満になる30の秘訣

自分の思いどおりに生活ができるのは、独身までです。

独身のころは、お金の使い方、食事の内容、起きる時間から寝る時間まで、何でも自分の思うようにして問題ありません。

自分のお金は自分のものですから、何にどのくらい使おうが、誰からもとがめられることはありませんでした。

休日の過ごし方も好きにすればいいし、一人暮らしなら好きに外泊をしてOKです。

一人暮らしの多少の失敗も、いい人生経験の1つです。

すべてが自由でした。

しかし、わがままが通用するのは、独身までです。

結婚してからとなると、そうはいきません。

まず、自分が自由に使えるお金は制限されます。

お小遣いの金額も、夫婦で相談して決めることになります。

金額が制限されることで、自由も制限されることでしょう。

夫と妻とでお金を1つにまとめ、家庭を運営させるために分担します。

もちろん無断外泊も許されません。

きちんとパートナーに知らせて許可をもらう必要が出てきます。

そんな独身時代とは大きなギャップがあるので、つい甘えた心が出て、自分勝手に行動したくなります。

誰でも自分の思うように話を進めたいと思いますし、好きなことを自分の判断で好きなようにしたいと思う。

どんな夫婦でも、必ず意見が対立することは、一度や二度はあるはずです。

すると、夫婦で関係が悪くなってしまいます。

夫婦ですからまず相談ですね。

相談をして大切なことは「妥協」です。

自分の意見を引っ込め、パートナーの意見を尊重させるということです。

これは「自分が我慢する」という意味ではありません。

自分のわがままより、パートナーを大切に思う気持ちを優先させるということです。

本当にパートナーのことを大切に思っているなら、自然と妥協ができるはずです。

尊重だからです。

妥協できない人は、どこかまだ結婚をして夫婦で協力し合って生きていくという意識に欠けている証拠です。

形式上は夫婦でも、どこかまだ独身気分が抜けていません。

妥協ができる人こそ、大人であり、本当の夫婦の形です。

パートナーの意見を尊重し合えているということです。

自分のわがままを抑制し、パートナーの意見を尊重できるようになったとき、本当の意味で大人であり、夫婦です。

パートナーに対して、包み込むような大きな愛があるといえるのです。

夫婦円満になる秘訣(27)
  • パートナーの意見を尊重して、自分から妥協する。
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夫婦円満に役立つ3つの無駄。「無駄骨」「無駄金」「無駄話」。

夫婦円満に役立つ3つの無駄。「無駄骨」「無駄金」「無駄話」。 | 夫婦円満になる30の秘訣

夫婦円満には、適度な無駄が必要です。

無駄のない夫婦ほど、つまらない関係はありません。

無駄は、遊びでもあります。

無駄をつくることで遊びの要素が加わり、夫婦の豊かさにつながります。

夫婦円満に役立つ無駄には、大きく分けて3つあります。

「無駄骨」「無駄金」「無駄話」です。

一見すると、それぞれは不要なことに思えますが、本質は無駄になっていません。

無駄どころか、夫婦仲を深めることに役立っています。

無駄骨

夫婦で何かに挑戦してみましょう。

無駄な結果になったとしても「夫婦で取り組んだ」という共通体験が得られます。

思い出には、不思議な性質があります。

成功した体験より失敗した体験のほうが印象に残りやすいため、思い出深くなる性質があります。

無駄骨の体験は、そのときは不毛に終わっても、しばらくすれば笑い話に変わるでしょう。

「あのときはさんざんだったね」という共通の思い出は、無駄骨を折らないとできません。

笑い話に変わるのですから、無駄骨は、本当に無駄とは言えないのです。

無駄金

たまには無駄金も必要です。

節約の大敵に思えますが、いつも節約ばかりでは窮屈でストレスも増えます。

たまには無駄金を使いましょう。

たとえば、外食です。

外食は、お金がかかって贅沢ぜいたくに思えますが、気分転換やストレス発散に役立てば、無駄にはなりません。

万一、予期しない無駄金が発生したときは「厄払いができたね」と笑い合えば、楽しい時間に変えることができます。

無駄な金を使ったことで、節約のコツをつかめることもあるでしょう。

一時的に損をしても、あとから得を取れば、無駄金を生かせます。

無駄話

無駄話もたくさんしましょう。

まったく役に立たない会話でいいのです。

たとえば「最近、暑くなったね」「そうだね。本当に暑くなったね」という会話だけでもいい。

役立たない話でも、夫婦のコミュニケーションを増やすことに貢献します。

無駄に思えても、実際はお互いの気持ちを共有することに役立っています。

お互いの状態を知ったり、意識合わせができたりします。

結果として、夫婦としての絆や愛情を深めていくことができるのです。

夫婦円満になる秘訣(28)
  • 夫婦で「無駄骨」「無駄金」「無駄話」の3つを楽しむ。
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セックスが多い夫婦ほど仲がいい。

セックスが多い夫婦ほど仲がいい。 | 夫婦円満になる30の秘訣

ある調査機関によると「セックスが多い夫婦ほど仲がいい」という調査結果があります。

この調査結果は、多くの人が納得することでしょう。

深い体の関係は、深い心の結びつきになります。

愛し合っているからセックスをする。

セックスをすることで、さらにお互いの愛を確認し合える機会になります。

触れ合う機会が多ければ多いほど、さらに仲が深まります。

夫婦なら、セックスはまったくみだらな話ではありません。

愛し合っているという形です。

体の触れ合いは、夫婦の基本をなしている部分です。

セックスが多い夫婦で、離婚をする話を聞いたことがありませんね。

夜の生活が頻繁なら、夫婦は安定です。

しかし、逆のパターンなら頻繁に耳にします。

夫は仕事で疲れていて、体力がない。

妻も育児で忙しくて余裕がない。

そういう多忙な事情から、だんだん体の触れ合いが少なくなりつつあります。

それが慢性化すると「セックスレス」という問題へと発展してしまいます。

体の触れ合いが減ることで、心の距離まで遠ざかっていくということです。

触れ合う回数が増えると、今度は触れにくくなる。

こういうことにならないためにも、意欲的にセックスをしたいところです。

夫婦円満になる秘訣(29)
  • 定期的に、セックスをする。
エピローグ
30

夫は妻の提案を100%受け入れ、妻も夫の提案を100%受け入れてみる。

夫は妻の提案を100%受け入れ、妻も夫の提案を100%受け入れてみる。 | 夫婦円満になる30の秘訣

夫婦そろって、デパートで洋服を見ているときのことです。

夫は好みの服を見つけました。

「おや、かっこいい服があるなあ」

自分の好む服を見つけご満悦ですが、そんなとき妻は言います。

「そうかしら。あなたの想像とは少し違う気がするけれど」

妻は、夫の好みが必ずしも理解できるとは限りません。

とはいえ、夫が着る服です。

夫は自分の好みに合わせて服を買うでしょう。

一方、妻も気に入った服を見つけます。

「あら、すてきな服!」

すると、夫は顔をしかめて言います。

「そうかな。少し地味すぎると思うぞ」

妻の好みも、必ずしも夫の理想と一致するとは限りません。

とはいえ、妻が着る服です。

妻が着る服ですから、妻の好みを第一に考え、購入します。

こうした風景は、どの夫婦でも見られる光景ですね。

もちろん問題はありません。

自分が着る服は、自分が見つけるのが自然ですね。

さて、ここがポイントです。

夫婦がさらに円満になるために、もうひとひねり工夫をしましょう。

服の提案を、あえてパートナーに任せてみます。

妻は夫に「こんな服を着てほしいな」と思っているかもしれません。

そこで妻に、夫のファッションを一から十まで完全に任せてみます。

色も柄も素材に至るまで、上下ともに全部任せてみます。

夫は、妻が夢想だにしないファッションを提案するかもしれません。

「こんな服は似合うはずがない!」

そう言わず、夫の提案に任せてみましょう。

夫なら、妻のリクエストを受け入れるくらいの度量はほしいところです。

これは、結構いい刺激になるはずです。

妻が提案する服ですから、妻の好みに合うでしょう。

理想の夫がさらに理想的になり、今まで以上に強い魅力を感じ始めるに違いありません。

夫にはベストのファッションでなくても、妻にはベストです。

もちろん夫ばかりではなく、妻も同じです。

一緒に洋服を見ているとき、夫のセンスに一から十まで任せてみましょう。

夫は、妻が思いもしない趣味を持っているかもしれませんが、恥ずかしい気持ちを抑えて受け入れてみます。

夫には、魅力的な妻がさらに魅力的に変身することでしょう。

妻への関心がより強くなり、強い魅力を感じ始めるに違いありません。

妻の指示に従うことで、より妻のタイプに沿った夫になるでしょう。

夫婦の散歩もいつもより明るく軽やかになるはずです。

こうしたイベントをつくれば、夫婦同士が刺激し合えます。

夫はより妻のタイプの男性になり、妻もより夫のタイプの女性になります。

お互いがお互いの理想に同時に近づけます。

さすがに「いつも」というのは苦しいですから「たまに」そういうイベントをつくってみてはいかがでしょうか。

夫は妻のリクエストに100%応える代わりに、妻も夫のリクエストに100%応えるというイベントです。

自分の好みに合わせて服を着てみるのもいいですが、たまにはパートナーの好みに任せて服を着てみましょう。

普段とは変わった刺激になると同時に、意外な夫婦円満の近道になるはずです。

夫婦円満になる秘訣(30)
  • パートナーの提案を100%受け入れる、というイベントをつくる。

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